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げんちゃんの発達障害プロジェクト

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発達障害の思春期の悩みは尽きぬ! 次なるステージ

 げんちゃんと言う子は、ほんとに厄介。そもそも魂が抜けたような状態でこの世に生を受けているようで、普通の人が自然と持つ感情や、情感というのが、ほとんどゼロに近い。実の母親さえ、慕わしい、とか、いなくなったら寂しいとか、そういうしごく当たり前の感覚さえ乏しく、いつも、
「私が死んでも、この子は泣かないだろう。」
と私に思わせる状態でした。

 本来、そういうものがまったくないのではなく、Sさんによると、どうも、それが深い洞穴の中にでも入れられて、重たい鉄の板でもはめられたような状態だったそうです。

 Sさんがかかわりだして、少しずつ鉄の板はのけられてきたものの、自分が穴から出ようとしないという問題が、立ちはだかるようになって、最近にいたってました。

捉えようとすれば、そこそこ捉えられる、でも、やらない。
 げんちゃんに言わせれば、捉えようと意識を働かせることは、エネルギーのいることで、めんどくさい。今までのように、鉄板の下にいたほうが楽。
そんな感じらしいです。

 でも、やっと、湿った日のかたつむりのように、時々つのを出しては引っ込める・・・その程度のステージに来ました。

たまには、げんちゃんの”つの”(意識)は、出しっぱなしの時もあって、そういう時は、とても人間的でかわいいです。

 がしかし、それが出続けるときは、あまりにもまだらで、とん挫することがほとんど! あらたなステージの幕開けです。


 意識が出てきたら、周りへの広がりが出て、先日のように、お友達とちょっとしたトラブルを起こしたりもしました。そしてさらに昨日は、こういうこともありました。

 ノート勝手に書く事件

 げんちゃんの社会のノートを見たら、げんちゃんは黒板を写していないことがわかりました。なんと、げんちゃんは、ここんとこ、自分が書きたいようにノートを書いていたようです。

「ぼくは、自分で書くんだ!」

と自信をもって言い張ります。聞いてみると、先日学習した際に、げんちゃんは、
「普通クラスの勉強法は、自分が理解したようにノートにまとめることなんだ。」、
という気づきを手に入れた。それで、社会もそうするんだ、とマイルール炸裂で決めてしまったようです。

もちろん、普通の子なら、板書も見つつ、自分なりの理解を入れながら、見事なノートを作り上げたかもしれませんが、そういうことではありません。
「普通クラスの勉強法イコール、自分で勝手にノートを書く。」

げんちゃんが作った決まりは、なんか、変です。
そういうきわめてずれた等式ができあがってしまうげんちゃんのノートは、板書は無視。

 K先生があきれて指摘すると、げんちゃんはふてぶてしく、自分の意味不明な理論を展開します。(まあ、理論ともいえないレベルですが。)

 さらに、その事件があった日は、ほんとに意識が抜けていて、すべてにおいて、マイルールのオンパレード。K先生は頭痛がしたほど、辟易したようです。

げんちゃんは”守破離”(しゅはり)の”守”(正しいことを、教えられたとおりにやること)の段階をすっ飛ばして、いきなり、めちゃくちゃな”離”(自らの独自ラインを確立するステージ)に飛んでしまって、おおごとこいてしまう、という感じです。

 K先生の一生懸命な説教も、「ふん!」とばかりに蹴散らします。まあ、このモードが出てきたら、お化けでもとりついているかのごとく、扱いにくい!

S先生が、先日私に行った言葉がよみがえります。

「意識に広がりが出てきたのはいいけれど、広がりだけが暴走してきた場合、物事を傲慢にやろうとしたりするよ。なんせ、ちゃんと捉えられていないわけだからね。」

私はその時、何気に聞いていたのですが、なるほど~、と納得しました。げんちゃんの認知は、100パーセントずれている、そう考えたほうが危なくない。そういう彼が、捉えようとして広げているわけで、そこから生まれてくるのは、かなりやばいものになる、ってことなんだね、と思い知ります。

 頭、心、常識、その位置がどれもいい感じで、全部均等に働く・・・・まあ、むつかしい。わかったようなわからないような・・・・Sさんんが言うことは、むつかしいけれど、なんとなくわかる気もします。発達障害とは、つまり、頭、心、常識、のバラバラ感なのかもしれません。

そして、生きる上での基準というものがまったくない、とも言えるでしょう。まだまだ、社会のノートの話で、ちっちゃなことかもしれないけれど、成人して社会とかかわるようになっていけば、ことは大きくなる。

ほんと、今は、彼から目が離せない。(まあ、目を離してよかった時期なんて、もちろん、なかったんだけどね!)


さてさて、次なるやばさが始まってますよ~~。笑


by glow-gen | 2019-10-08 15:48 | 思春期 | Comments(7)

一見大変そうでも、改善させやすい発達障害もある。

 秋ですね~。日曜日、今日は、ついつい朝寝坊してしまいました。毎日夜遅く帰って、それからいろいろやってると、ついつい寝るのが夜中になってしまって、疲れがたまっていたのかな~、と思います。
 げんちゃんはやっと次のステージに行ったな、と思います。ピノキオがすこ~し人間になったような感じです。はじめ、木のひごをつなぎ合わせてできていたげんちゃんが、木に人間らしい丸みやへこみができてきて、次には、表面がやや柔らかさを帯びてきた。そんなことをず~っと繰り返していたようなげんちゃんです。進化はしているけど、まだまだ人形であることはかわりない。

ところが、やっと、一見、人形に見えるのだけど、げんちゃんはとりあえず人間の仲間に入った。ある境界線を越えてきた。そんな感じです。

 今まで多くの発達障害のお子さんに出会ってきました。ものすごく表面的には大変だけど、げんちゃんよりずっと意識が出ているな、というお子さんは多かったです。逆に、げんちゃんより、意識が外に出てない、と思うお子さんはほとんどいなかったです。50歩100歩というレベルの子でも、げんちゃんより出てない、という子はいなかった。

 人は、”思う”という行為を置き忘れてしまったら、人間とは言えない。まるでロボットか人形です。そこまで言うのが厳しかったら、重症の精神疾患だと言ってもいい。

げんちゃんもそうでした。一見素直でおりこうさん、と見えるときもあるけれど、深く彼を見て行けば、だれもがあぜんとするでしょう。

でも、最近やっと、げんちゃんは、まだらにでも、”思う”ということを握りはじめています。

発達育児を始めたころは、げんちゃんのできないことが多すぎて、発達障害とは、能力が低い、ということなのか、と勘違いしていました。もしかしたら、げんちゃんが、もともとできることが多い子供であれば、ある時期からのこの気づきは、もっと早いうちに手に入れていたかもしれません。
 あらゆることを努力して、基礎的な能力を伸ばしてきたのに、げんちゃんの発達障害の本質が何もかわらないので、ほんとに当惑してしまいました。
 それで、Sさんの登場となるわけですが・・・。

 ですから、逆に考えると、いろいろできないことに頭を悩ませる発達ママも、お子さんの意識が表れているレベルが、けっこう高いのなら、年齢とともに、環境や指導をうまくしてあげれば、問題がクリアされやすい、ということもできると思います。

 うちの職場に、小学校の時から、時々来ていた発達障害のぼうやがいました。
久しぶりに、先日やってきました。彼は18歳になっていて、今年大学生になるのをきっかけに留学を決めたそうでした。
彼は、小学校のころ多動で、いろんなことがありました。ママもしっかりした人で、子供さんを上手に導いていましたが、注意欠陥、多動、苦手な学習、といろいろ悩ましいことが多かったようです。そのころ、彼と話すと、
「え?それは何? 見せて? なぜ?・・・・・僕はいやだ・・・。え?ちゃんとやってくれるんですか?」

きぜわしいくらい、こっちのすることに反応して、しゃべります。そして、ある時は、大人がむっとするような、失礼な物言いをしたりする。これじゃ学校じゃ嫌われて、トラブルになるよな~、と私はお母さんに同情していました。

 そのころげんちゃんは、まだ幼児で、私は、このお子さんより、げんちゃんの方がおとなしく、聞き分けもあって、軽症なんじゃないかって、思いさえしていました。

今考えれば、自分の不理解を思い知ります。
その子は、多動でせわしなげで、つきあっていてほとほと疲れましたが、彼は、外に思いがたくさん出ていたのです。自分が納得できる納得できない、というような感覚で、外に働きかけていたのだと理解できます。

 その認知や、ベクトルの出し方が、とても常識外れだったりして、彼はいろんなところでぶつかって、家族ともども苦しい思いもしたのでしょうけど、ベクトルを出しながら、ぶつかっては修正を加えるということを続けて、人格のある程度確立する18歳になれば、それなりに矯められ、一人海外留学できるまでになったということができると思います。

 久しぶりに来た彼のお母さんにインタビューしたら、

「私は、あまり特別なことはしなかったのよ~。」

と言いますから、彼自身の学習能力の高さが、げんちゃんなんかより、はるかに高かったということがわかります。
お母さんは、中学を転校させて、彼にあった環境を整えてあげたり、彼から目を離すことなくサポートをしてきました。自分にできることをいつも模索していました。

でも、私がげんちゃんにやってきたような具体的な学習指導やサポートは、そこまでやってないようでした。でも、彼の成長を見ると、意識のベクトルが外に出ていれば、今状況は、悪いように見えても、先につながるものがしっかりあるということの証明だと思いました。

 ほんとに、げんちゃんの重症度は、ベクトルのかけらも心から出ていないとこでした。何か、感じられるようになっても、感じたものが何かを探ろうともせず、すっと捨て去るものだから、友達とのトラブルもある時期からまったくおこさないかわりに、成長の度合いがほんとに遅い。こっちの働きかけに対するパフォーマンスは恐ろしいほど低い。

私たちが何をやっても、心のコアなところには届かず、外側を必死でいじくることしかできないからそうなるわけで、私たちのストレスといったらない。おそろしい無駄の連続です。

 でも、ほんとに少し、げんちゃんから、ベクトルが出てきたようです。まだ産毛のような状態ですが、ゼロとプラスでは、絶対値が非常に小さくても、まるで別世界です。何もない、というのは恐ろしいことですから。

 久しぶりに朝寝してしまった私の中に、どこかに、わずかな安ど感があるのかもしれないな~と思う秋の日曜日です。
まあ、次なるショックの序章ともいえなくはないけれど・・・・笑



 

by glow-gen | 2019-10-06 14:18 | 意識のこと | Comments(12)

げんちゃんの心が少し外に向かっている。

げんちゃんのテストが帰ってきました。
数学11点、国語25点 社会38点、理科38点、
英語48点

 一般的には、まあ、ひどい点数なんでしょうね~。でも、私的には、下げ止まってる感があります。前日などは、説教とメンタル指導で終わって、まったく勉強してなかったり、表面だけ勉強するけど、まったく、気持ちがないげんちゃんだったり、私は後半もう投げてました。

 試験は、社会も理科も大問2~3問はやり残しています。でも、やったところは、けっこうきれいな字で、その正答率も、彼にしては高い。英語だって、30点くらいだろう、と思っていた割には取れてる。数学も今度こそは、0点だろうね、と思っていたら、まさかの二けた・・・・

 まあ、期待度が低いだけかもですが、思ったより悪くなかったです。
「ぼく、気持ち入れて、ちゃんとやったよ。最後まではできなかったけど・・・」
げんちゃんは、試験のあと帰ってきて、最初に言ってました。自分からそんなこと言ってくるんだ~と思いました。

 げんちゃんは、中間を境にして、少し気持ちが入るようになってきているようです。
「このテストの点数どう思うの?」
とげんちゃんに聞けば、
「え?べつに~。」
と言うかと思えば、
「悪いよね。」
そう言って、隠そうとしたりしました。でも、普通の子ほどしっかり気持ちに届いているかというと、それはまだまだで、あとで、何点だった?と聞けば、???となったりしてます。


 さて、先日支援の先生から、電話がかかってきました。聞くと、げんちゃんは、学校で今までと少し違った変化をしているようです。
支援クラスの隣のクラスでは、昼休みに卓球をやっているらしく、前からげんちゃんは行って遊ぶようになってました。そこで、げんちゃんは、ゆうすけ君にじゃれて、ゴムをとばして痛い思いをさせてしまったようです。そのゴムだって、無断で教室から持ち出したもの。
 それ以外にも、支援のほかの友達に、ちょっとしたいたずらをするようになったようです。そのため、先生に厳しく指導されました。

そうか~。指導されるようなことはいけないけれど、げんちゃんは、確かに意識の広がりが出てきているようです。

その昔、げんちゃんは、しょっちゅう周りにちょっかいをかけて、うっとおしかったことがありました。4年生くらいだったかな~。それが、だんだんまったくなくなって、そのうち、周りに何もベクトルを出さなくなって、たんたんと自分のテリトリーの中だけにいるようになってました。委縮するわけでもなく、周りの雰囲気を適当に読んで、なんとなく静かにそこにいる。そんなげんちゃんでした。最近自分を周りに表現しているのでしょうかね~。昔をちょっと思い出すけれど、指導をちゃんとすると、前より学習効果は早く、入りやすい。

 
気持ちが外にやっと向かいだしたのか・・・向かいだしたけど、そのやりかたは、稚拙で、まだまだ今生まれたばっかりって感じに見受けられますね。

その日、帰りが遅い私に、夜遅くげんちゃんから電話がかかってきました。
「あの・・・お、お、お母さん。(げんちゃんは、今もどもります。)今日学校でね、ぼくやってしまったんだ。」
「え?何を?」(まあ、ちょっとすっとぼけます。)
「え~・・・あの、隣のクラスで、ゆうすけ君にん、ゴム銃してしまったんだよ~。驚かそうと思って、つい・・・・。そして、ゆうすけ君に迷惑をかけてしまったんだよ~。  
 あの、ぼく、反省しているよ。・・・・」


どうしたんでしょうね~。こんなに素直に、私に報告してくるなんて。とってもかわいい! 初めてでしょう。先生にお母さんに言いなさい、と言われたようですが、わざわざ電話してくるとは・・・


Sさんに言わせると、ちょっと前からすると、自分の気持ちを100分の1くらいしか言えなかったのが、最近10分の1になったという感じだそうです。


あまりにも、スタートが低すぎて、普通の人は変化があまり見えないけれど、それがほんとなら、10倍なんて、これはすごいよ。



by glow-gen | 2019-10-05 01:48 | 意識のこと | Comments(6)

げんちゃんは、逃げてる、って感覚をつかんだ?

   げんちゃんのテストが終わりました。最終日の前日はほんとにひどかった~!

 さて、げんちゃんが逃げている・・・・よく私が言っているこのことについて、ちょっと書いてみたいと思います。

げんちゃんがずるする、逃げてる・・・こんなことを書くと、普通の感覚では、確信犯でそうやっているようなイメージがありますよね。でも、げんちゃんはそうではないのです。逃げてる! と私が指導しても、自分では、その”逃げてる”っていう認識がないと思います。もちろん自分がやってることが”ずる”だ、ということもよくわかっていません。

 週末に、英語の試験勉強をさせてみて、今まで出た助動詞やhave to~ をしっかりまとめて、意味や使い方の違いを勉強させました。 これは、過去も何度もやっています。さらに復習を重ねたので、げんちゃんもけっこうわかってきたんだな~という手ごたえがあります。
 ところが、試験前日にまったく同じパターンの問題をしたら、げんちゃんは、まったく習ったこともない、と言うレスポンスをしました。

ありえない!

 もう、今までも何度も何度もこのパターンに辟易です!私の時間を返せ!と言いたい。

げんちゃんの逃げとずる! げんちゃんは、意識をオンにせず、ただシャッターをおろして、表面だけ勉強するのです。彼のことをよく知らない人なら、

「あら、わからないのね。じゃあ、もう一遍おしえるわよ。」
となります。しかし、何度教えても、同じことです。げんちゃんのパフォーマンスは、本人が意識をオンするか、オフにしてしまうか、この二つにかかっていて、どう教えるかとか、そういうことではなくなっているのです。まだまだ能力がすべてにおいて低かった昔なら、それでも、根気よく、あらゆる方向から入力する必要があったかもしれません。意識を入れるということが、ほとんど奇跡的にしかできなかった時代なら。(Sさんによれば、そのころだって、逃げていた事に変わりがないようですが。)

 今は、シンプルに、がんばろう、わかろう、わかりたい! と本人が思えば意識が入ります。それが本人にとって、けっこうエネルギーのいることだから、やろうとしないだけなのです。とらえようとしないシャッターを下ろせば、本人的には楽な気がするのかもしれません。

「いいかげんにして! 月曜日にさんざんやって、げんちゃんわかっていたよね。」

「え~・・・」

するといつもの逃げパターンのすべてが出てきます。
1、適当なことをでっちあげて、その場をつくろう。回答はどんどんそれていく。
2、それも、私に見抜かれて手厳しくやられると、「わからんもん!」 と開き直る。
3、そんなことはありません。気持ち入れてやりなさい。と言えば、最後は「無理だから、僕には。」

となる。私は、げんちゃんの逃げは絶対許さない。すべて退路を断つ覚悟ですが、考えつくすべての逃げ通路に入り込むげんちゃん。ある意味、紙の真ん中に正解の丸があるとすると、その丸以外はすべてぬりつぶすくせに、小さな丸の中には絶対入ろうとしない、そういう行動パターンであきれます。

その日は、どうやっても、逃げまくる。しかたないので、一計を講じて、

「げんちゃん、そうやって、逃げてばかりいるんなら、・・・すっかりわかったことさえ思い出そうとしないのなら、それは精神病だから、精神病院に行きましょう。今は夜だから、○○病院の急患窓口しかないね。さあ、行こう!」

げんちゃんは、すっかり自分の世界観の中に逃げ込んでいたのが、びくんとしたのがわかりました。

「いやだ!」
げんちゃんの手を引きずります。もちろん、動かないので、私は車で外に出ていきました。
「お母さんは、とりあえず、受付してくるから。あとから、救急車が連れに来るようにしましょう!」

さて、しばらくしたら、げんちゃんから、おどおどと電話がかかってきました。
「ぼくは、精神病院はいやだから。」

心が動いている声です。

第一、そこで電話がかかってくることも、今までのげんちゃんだったらなかったでしょう。家に帰ってみたら、ぼ~っとして、好きなことをしていた、とか・・
私は、げんちゃんの電話を適当にあしらって切ると、またしばらくして電話。私は言います。

「げんちゃん、あなたがちゃんとまともなら、しっかり考えられるはずでしょう。さっきの問題だって。」

それからは、何度もげんちゃんから電話がかかり、彼は、一生懸命問題を考えている様子です。それでも、なかなからちがあかなくて、とうとう後の電話で、

「ぼくは、混乱するんだよ。つまりその~・・・お母さんが言おうとした意味ってどういうことなの?」

どもりどもり一生懸命です。こういう質問が出ることもすごいことです・・
「あのね、誰だって、そのあたりのことは難しいのよ。普通クラスの子だって。でもね、普通クラスの子は、自分ができるように、ノートに分類して書いたり、まとめたりするの。自分の頭でとらえやすいようにまとめていってるの。あなたは、そんなことしないでしょう!」」

するとげんちゃんは、電話の向こうで、あ~!と納得した声を出しました。(ほんとに心に入った時のげんちゃんの声。めったにないけど・・・)

「あ、普通クラスの勉強法はそうなんだ~。なるほど~!!」
電話の向こうで、必死で頭を駆使して、自分なりにノートにまとめようとしているようでした。


しばらくして家にもどってみると、稚拙ですが、私の教えたことが、自分なりにまとめてありました。(まあ、それらしく、くらいですが。)

それから、また、先ほどのことをしっかり指導していくと、ふと、

「あ~~!そうか~。ぼく、みんなが逃げてるって言う意味がわかった~! そういうことか~。」

と、言い出すではありませんか。顔はすっきりしています。
どうも、げんちゃんは、逃げてる意識状態と、逃げずにオンしている意識状態の違いを初めて感覚でとらえたようでした。結局、試験勉強はまったくできませんでしたが、オーバーな演出がたまたまはまってくれて、小さな穴から、初めてわずかな日か光がさしたかのようでした。鉄壁の扉に、わずかな亀裂が入ったとでもいうか・・・

そして、昨日今日、げんちゃんは、とても素直で前向きです。やっとやっと、次の新しい峰が出たようです。


ps
Sさんは、この日のことを話すと、ママが、追い込んで追い込んでがんばったから、やっとちょっと光がさしてきた。と言いました。

ところが、げんちゃんのお友達の中3の子が、やはり、とてつもなく逃げて、ママがSさんに相談したところ、
「彼は、トラウマとつながっているから、励まして、自信を持たせて、って言われたそうです。」

げんちゃんとは、真逆です・・逃げの根本はそれぞれ、子供さんによって微妙な場合があるんですね~。まあ、げんちゃんは、とにかく、追い込んで追い込んで、行き場をなくして、下からぼか~んと押し上げる、感じなのだそうです。私が、昔からげんちゃんにとってきた態度は、それなりに正解だったんだよ、なんて言われました。まあ、それならよかった。笑

しかし、げんちゃんには、トラウマ、ってもんがないのかな~・・・バランスボールみたいな子のようです。すぐにはねのけちゃいますよね・・・
姉は、げんちゃんのそういうとこ、とってもうらやましい、と言います。すさまじい鈍感力。これも、意識が外に出てきたら、繊細になるのでしょうか・・・・




by glow-gen | 2019-09-30 00:44 | Comments(6)

げんちゃんの心は、少しずつ、動いているのかもしれない。

  
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ひたすら、問題を写して答えを書く・・・これも、成長の現れなのか?

 中間テストです。5教科で、数学と国語は特に何もしない、と開き直れば、3教科だけなので、もっとやれたんじゃないかな~と思ったけれど、ほとんど準備不足で突入です。

 昨日は、家族3人で、意識を抜きまくったげんちゃんに圧をかけたら、けっこう復活したので、私は少し気分がいいです。昔なら、絶対に復活しなかったですからね~・・・
私への表立った反抗も、少しずつ収束してきていて、それなりにげんちゃんも、向上したいという思いが多少は形になっているように思います。
しかし、勉強が難しくなっているのと、意識を入れることが、彼にとってめちゃくちゃ疲れるらしく、なかなかすぐには、上に上がれないでいるげんちゃんのようです。

 単語を覚えさせていて気づくのですが、日本語の単語を言って、英単語を書かせるトレーニングをしていても、反対をやる、つまり、英語を言って、日本語の意味を言わせる、と、からっきしだめだったりするのであきれます。

 つまり、つながりをつけないげんちゃんは、思いを入れてやってないから、一方通行のそのままのことしか入っていないことがわかります。

日本語を言いながらそのまま日本語を書く、つづりを一つずつ口で唱えて英単語を書く、それを発音する。最後に、また日本語を言う。

 手間のかかることですが、書くこと、言うこと、それを自分が聞くこと・・・3つの動作をすることによって、なんとか気持ちが動いていくきっかけになる。げんちゃんにやらせることの多くは、普通の子にとって、膨大な無駄となることばかりです。それでも、それをやらせないと、気持ちの一片すら動かないのがげんちゃんです。

 今回の社会は日本の地理です。九州、中国、近畿。プリント何枚かにしぼって覚えさせるということをやりました。もともと社会は好きな方で、気持ちが入りやすいので、英語や数学よりやりやすい。
 それでも、意識が、がちっと入るときは少ないので、英語方式で、問題も写したうえで、答える、ということをさせてみました。ただつらつらと読んだだけでは、げんちゃんの心にひっかかりにくいのです。

 すると、げんちゃんは、それにはまりました。休憩もとらずに、社会の問題を写し答えを書く。それを1時間以上延々とやっています。(写真)

あまり、意識を使ってる感がないわりには、けっこう意識に残る・・・そんな感じなのでしょうね。普通考えたら、書き取りのれんしゅうじゃあるまいし、何の意味があるの? って思われるでしょうが、今のげんちゃんは、とても気に入ったみたいでした。

 昔は、板書だってすこぶる遅く、(いや、ちょっと写すことさえ、四苦八苦だった。)少しすれば疲れてしまっていたのに、5~6ページ一気にやってしまいました。まあ、そこについては激伸びでしょう。でも逆に、まだまだそういうレベルなんだろうな~と、ふと思いました。

 夕食の時間になったので、久しぶりにお好み焼き屋さんに行きました。げんちゃんはいつものやつを頼むのか、と思いきや、

「○○もんじゃ焼き」
と言います。福岡の我が家では、もんじゃ焼きは、ぜんぜん視界の外で、話題にしたことも、たのんだこともありません。それなのにげんちゃんは頼んで、焼き方に慣れず、四苦八苦して食べました。
(まあ、すごい不器用ぶり。)

帰ってきて、げんちゃんになぜ、もんじゃ焼きをたのんだの?って聞くと、
「なんか、食べてみようかな、って思った。」

と言いました。すぐにSさんに報告すると、Sさんは明るい声でこう言いました。

「いいですね~。げんちゃん、気持ちが動いてますね。昨日泣いたこともだし、新しく違うものにチャレンジしてみようという思いが出てきたこともだし・・・心に広がりが出てきた証拠です。」

もんじゃ焼きをたのむことが、そんな意味があったなんて、Sさんの解説を聞かないと、私も気づけません。あれ?なんで。げんちゃんらしくないな~とは思いましたが、そんな意味があったなんて・・・確かに、今までのげんちゃんより、少し心の言葉を感じます。

 げんちゃんなりに、一つずつ階段をあがっているのは確かなんだな、と感じます。地面を指先でたどって四つん這いで少しずつ進むように、ちょっとずつちょっとずつ、進んでいるような感じなのかな~・・・

 今日の試験は、まあ、無理だよね~。しかたないか、って気持ちになってます。げんちゃんにとってはオーバースペックなんだし・・・
 今、げんちゃんに必要な滋養を与える方が先だよね。中間試験が終わったら、新しい処方箋を書こう。そんな気持ちになっています。

by glow-gen | 2019-09-26 20:54 | 定期試験 | Comments(6)

げんちゃんの底にある”逃げ”と”ずる”  ばかじゃなくて、考えようとしない

 発達障害のお子さんがすべてそうなのか、よくわからないけれど、げんちゃんは、出力と言うものがとても少ない子です。激しく自分を主張することで、大変になっている子もいるけれど、外に自分を出してくれれば、その出方を矯めることができる。げんちゃんより一歩前にいます。
 でもげんちゃんは、ぜんまいじかけのロボットのように、こっちがねじをまけば、そのぶんだけは動くけれど、しばらくすると止まってしまうような子だと、Sさんは表現しました。
ほっておけば何も出てこないし、何も入っていかない。ただ、時の流れに身を任せて、漂うように生きて、時々、ぱっと衝動的に何かをやらかす。

 最近では、多少ましなICチップが埋め込まれて、ちょっと人間風なロボットになったような感じだとも言ってました。げんちゃんの恐ろしく重症なところは、こういうところなのだと感じます。  
 多少ましなICチップができてきたから、外側だけは、とてもやっているようにも見える。

 しかし、げんちゃんの根本の、本来ある彼の人間性というところから、もっとあふれてきてもいい思いや感受性や、がんばりたいという、きらきらした思いは、ほとんど出てくることはなく、頑丈な金庫の中に眠っているようだと感じます。

 今日は、私が久しぶりに英語を教えていました。外向きにはけっこうがんばっているものだから、少しはできてきているかも、と思い、英訳の問題をいくつか出して、一人でやらせていました。できた~と言うので、見てみてあぜん。主語動詞目的語・・・そういう何度も何度も繰り返し練習してきた構文すらも無視して、書きたいように書いている。
 6~7問出していたのだから、最初の2~3問で、わからない、と思えば、そのあたりで聞いてくれば、時間ロスくらいはなかったものの、でたらめを描き続けて時間が経ちまくったあとに、持ってきたので、またまた無意味な人生の時が切り取られ奪われてしまったようです。

できるときはできるのに、またこいつ捨てたな! ほんとに疲弊します。心の底に”逃げとずる”が居座り続け、そこの城はくずさないまま、あさ~いところでやる学習だけどんどん進めていくげんちゃんです。たった今説明したことさえ、まったく把握しようとせず、耳があるのかお前! と言いたくなるようなずれぶり。普通なら、この子は、バカだからもうしかたないね、とあきらめる教師や親の方があたりまえかもです。

 しかし、げんちゃんの問題点は、心をうごかさず、決して捉えようとしないことです。捉えようとすればでき始めるのです。
私は、紙を持ち出し、げんちゃんの逃げとずるをまたあぶりだします。

「わからない。もう一度教えて。」
といつものように言い出します。私は、紙に、
わからない、と言うのは、しっかり考えた人が言う言葉で、人の教えたことをしっかり聞こうとした人にだけ許される言葉だと説明します。
「あんたは、”逃げる””ずるする” これだよ。あなたにはわからないなんて言う資格はありませんよ。逃げてわかろうとしてないだけ。だから、これからはこう言いなさい。自分はずるくて逃げるので、お母さんの説明も無視しました。そう言いなさい。それが正しいことでしょ!」

「わかろうとしないだけ。考えようとしなだけよ。逃げとずるをやめてちょうだい!」

げんちゃんをとことん追い詰めます。
「普通はね、前にやったところと関係づけて考えるけど。」
げんちゃんは、前のページを開きます。

以前ならここから、さらにでたらめに走り、どんどん正解から遠ざかっていくという逃げの局地が始まるのですが、げんちゃんは、少し気持ちを入れたようです。

入れればやっぱりできる。ほかの子のようにはいかないけれど少なくとも、少しは意味のある時間が流れます。少しでも逃げやずるを感じれば、手厳しくあたります。

最近、げんちゃんを教えてくれるようになったパパ(またこれも相当格闘があって、育児参加となりましたけど・・・)や、前から時々担当してくれていたお姉ちゃんがやってきて、

「抜くなよ! できるだろ。ちゃんと考えれば。いいかげんにしろよ。」

あきれ果てて、疲れ果ててげんちゃんに言い放ちます。家族はげんちゃんのずるさや逃げが、ほんとによくわかっています。

とことん逃げ場をたって追い込んだら、げんちゃんじわっと涙が出てきます。

やれやれ、ピノキオが人間になったのか・・・・泣けてよかったね! なんせ、涙なんてあるの?というようなげんちゃんでしたから。小さいころから感情動かされて、泣いたのなんて見たことない。まあ、できれば、もっとおいおい泣けてくれば、成長できるのかもしれませんね。やっと涙がじわっと湿るくらいはでるようになったげんちゃんは、心もとりあえずは進化しているのでしょう。

 それほど、げんちゃんは、何もとらえず、感じず、つなげず、ただ存在しているだけのロボット。
げんちゃんが少しウルっとなったのを見て、

「涙出るんだ。よかったよかった。」

パパもお姉も同じ反応。同情などするはずもない。家族は、げんちゃんを教えることで受ける、すさまじいマイナスをよく知っています。なんせ、それほど、私たち家族はげんちゃんのてこでも動かないふてぶてしい心に疲弊しています。何度もやられている万引き犯が、少しくらいしおらしくしても、まったく心が動かないと同じ。それほど、げんちゃんという人間はすさまじいです。

まあ、でも、お仕事体験でもどこでも、げんちゃんはそうは見られません。前向きでがんばりやさん、と見られてしまう。それで、肯定されて、「自分は、今のままでもなんとかやっていける。自分の感覚や常識は、別段問題ない。」そう思い込む。きついことはやりたくない。心を動かしてやるのはきつい。浅いところで言われたようにやって、それでいいのだ。 げんちゃんの常識感が恐ろしい方向に固まりだしてきているので、それを突き崩すのに、ほんどにどれだけエネルギーがいることか・・・・

by glow-gen | 2019-09-23 17:10 | Comments(10)

中二のお仕事体験。職場のマッチングは、真剣にした方がいいかも

 
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私は仕事が忙しく、怒涛のようなこの1~2週間でした。

先週は、げんちゃんはお仕事体験でした。中学2年生になると、1週間ほど、地元の企業などに出向いて、社会人のまねごとをします。

 私は、けっこう楽しみにしていたのですよ~。厳しい社会の一端でも垣間見たら、げんちゃん少しは自分の甘さに気づいてくれるかな~と。

 しかし、先生方が彼に選定した先は、母校の小学校でした。それを聞いたときは、えっ!と動揺してしまいました。なれた場所。甘い場所。そんなとこで、中途半端に社会人体験したら、ますます勘違いするんじゃないの?げんちゃんの性質を熟知しているメンバー、私とK先生、S先生、みんなに危機感が走ります。ほんとにいや~な予感しかしません。

先生方にしてみれば、こういう子が、事業所に迷惑をかけたら申し訳ないってことかもしれませんが、ほんとやられた~って感じです。

障害児だからこそ、社会での自分の立ち位置を知る必要があるし、なかなか心が動きにくいげんちゃんにとって、慣れた小学校で、どうやって心を動かすというのか!


一つの救いは、小学校には、私の友人の先生が在留しているということでした。げんちゃんの担任だった先生は、2人しかおらず、友人の彼女も、げんちゃんのことはよく知っています。

 彼女に、すぐに電話をかけました。(ほんとこういうところが、げんちゃんのラッキーなところ!)

彼女は、しっかりした先生で、私の考えをしっかり受け止めてくださる。しかも、現在支援クラスや、ちょっと問題のあるお子さんのサポートの責任者になっていました。


「とにかく、障害児だからって、甘くしないでほしいの。担当の先生にくれぐれも、普通の基準で厳しく指導してもらうようにお願いしてもらえない? この子は、周りが、障害児だからというフィルターで接すれば、それを普通の基準と思ってしまうの。発達障害とは、心の障害だから、普通の感覚でものをとらえられないの。くれぐれも、社会の普通の基準でジャッジしてください。・・・云々・・・」

私があまりに心配して電話したものだから、とうとう、毎日ラインに写真付きで報告まで送ってくださいました。

幸い、学校の方針も、中学生は仕事体験に来たのだから、絶対にお客さんあつかいせず、厳しく導きましょう。ということで、少しは期待できるかな、と思って毎日見ていました。
げんちゃんは、日々、帰るとぐったり。勉強にはまったく身が入らないようでした。

それなりに、自分の動きをつかまないといけないので、けっこう精神をすり減らしていた模様です。  でも、帰ってくると、なんか横柄です。・・・

私はげんちゃんのメンタルがまったく読めません。これだけ疲れてきてるんだから、よくわかんないけど、収穫も大きいんじゃないかな~と期待したくなります。

お仕事体験とともに、中学は試験習慣に突入しています。せっかく、授業がなくて、試験範囲も早めに発表されているのに、ぜんぜんげんちゃんはやる気が出ないようです。

毎日、友人の先生からは、とても丁寧なレポートが送られてきました。友人だからというより、教師としての思いでやってくれたようです。

ほんとに助かりました。私の心配をよそに、それだけを見れば、げんちゃんはずいぶんがんばったように思いました。げんちゃんは、別段普通の子と比べて見劣りすることもなく、まあまあまぎれてやれていたようでした。

驚くことに、げんちゃんは小学校二年生に算数を教えていたらしいです。(ただチェックしただけと思います。)写真の顔もきりっとしています。初めは、小学生相手に、ただたじろぐばかりだったのが、後半になると、自分から声をかけたり、小学生の要望に応えてあげたり、けっこうよくやっていたようです。

算数の筆算のチェックをしていたげんちゃんの写真は、あっぱれとも思うものでした。(上の写真)


これは、もしかしたら吉と出るかも・・・私の取り越し苦労だったのかも・・・・だんだんそう感じてくるようになりました。

「げんちゃん、算数教えたらしいね。げんちゃんは、もう数学だってできるようになってるよ。あとは、気持ちだけだよ。がんばりなよ。」

そう言いながら、K先生も方程式をやらせてみたりしてみました。

でもなんか、疲れているのかぱっとしません。それどころか、な~んか横柄です。

Sさんが、学校に見に行ってくださいました。そして、帰ってくるなり、

「やれやれ、やはり、小学校は選択ミスだね。」

と言いました。Sさんが行くと、げんちゃんは、何しにきたの?という顔をしたようです。どうも、げんちゃんは、小学生に、げん先生と言われ持ち上げられて、すっかりいい気になってしまったようです。Sさんに言わせると、”自分に酔ってる”
げんちゃんは、すこぶるがんばっていましたが、それは、見栄を張るために最大限がんばっていたのだそうで、心から真摯な気持ちで取り組んだわけでもなんでもなかったのだそうです。

そういうがんばりは、いやな疲れをもたらすようで、家でやけに横柄だったのも、ただ外で見栄を張っていたので、そのリバウンドが出たもののようです。真摯にがんばっていれば、家では、「今日は大変だった。僕はもっと頑張らねば。自分はこうすればよかった。」的な、建設的な会話や反応が、疲れが落ち着けば出てくるはずだそうです。

ひたすら横柄、というのは、俺はやれる、という傲慢そのもの。ただ外側をつくろっただけのようです。最近では、ほ~んとに、外を繕うのがうまくなりました。これは成長とも言えますが、なぜに、能力を、マイナス方向へもっていくのか・・・・

友人の先生も私もK先生さえも、そんなことは読めません。しっかりした目つきで、小学生に向き合っていたげんちゃんは、よくがんばったな~、と誰もが思うでしょう。

でも、Sさんだけはだませない。

「せっかく上がってきたのに、また、ここから巻き直すのにしばらくかかるな!」
とぽそっと言いました。

私も半信半疑・・・でも、その後、ほんといいとこなしのげんちゃんでしたから、やっぱり、彼の言うことは正しいのだと思います。しかも、学校であったことなど、まったく言いません。ただ、つかれた~、を連発するだけ。確かに、表面だけつくろうことに全身全霊で取り組んだら、誰でもそういう反応になるのではないか、と思います。もっと、心の底からがんばってみたのなら、何かしら、すがすがしい、副産物が出てもいいはずです。

Sさんが解説しなければ、今回の記事は、がんばりました~となってるかもです。私さえ、げんちゃんの表面的なごまかしを見抜きにくくなってるのだから。
げんちゃんは、ずいぶん成長したのかもしれません。巧妙に表面だけ完成させていく。ほんとにこれはまずいことです。

発達障害は、心の底から、真摯な思いをもたなければ、絶対に突き抜けることはありません。謙虚さ、真摯に取り組む思い、向上しようとする態度。そこを手にするまでは、高みにのぼるスタート台には行けないのです。

本人意識はしていないにしても、ずるい自己を確立していこうとしているげんちゃん。何がなんでも阻止しないといけません。
 

by glow-gen | 2019-09-19 19:13 | 思春期 | Comments(17)

げんちゃんの本質は、自分の好き勝手したい・・・逃げの本性

げんちゃんの横柄さが炸裂していた今週でした。
少し成長したので、心に自分へのちょっとした万能感が出てる、とSさんは言いました。

成長する、万能感が出る、私たちの指導がなかなか通らない。それから、がつ~んとすることがおこり、収束する。そうすると、一つ上がったな、と確実に思える状態になる。(もともとが、ほんとにレベルが低いので、上がったといっても~って感じではありますが・・・・)

振り返ってみると、確かにこのサイクルのように思います。前と同じ場所のように感じますが、らせん階段の一つ上なのかもです。

 「お母さんに指導されなくても、ほかに先生たちがやってくれるからいい。」
理論的にしゃべれるわけではないげんちゃんが、どうもこういう風にとれることを言ったので、土曜日、体操もピアノも休ませました。今回の逃げ場は、体操、ピアノ、おばあちゃん、になっているようです。(実は、たまたま二つがお休みだったので、うまいことそれを利用しただけなんですが。 ほんとに演出はとても大事!)

「げんちゃん、ピアノも体操も、K先生も、お母さんが働いてお金を出しているから行けているの。私への態度が悪いから、今日は先生方に、行かせませんと言ってます。」
げんちゃんは、ちょっとびっくりしたみたいでした。私のがんとした態度に少しひるんだのがわかりました。それでも、まだなんとなく強い態度です。

なんか、ここんとこ、この子って、勉強どころじゃないな~という気持ちが強く、根本的なげんちゃんの問題の方がやばい・・・・と感じます。

昼から、洗濯物を干させ、取り入れた洗濯物を全部たたませてみました。私は、その行為で、げんちゃんの逃げの問題点が、あぶりだされたのがわかりました。

げんちゃんは、最初いやいや取り組みます。それでも、逃げられない気迫を感じたのか、しぶしぶたたみます。そのうち、ちょっと気持ちが入ってきました。しかし、その手つきと言うと、ありえない不器用さです。ちゃんと考えりゃわかるだろう! って感じ。遠目に見ながら、言葉で指示し続けます。普通なら、”そうなれば、こう考えてこうするよね。”ということがことごとくできない・・・・そのうち、げんちゃんは、
「あ、自転車入れてくる。」
と言って、外に飛び出そうとしました。

これぞ、第一段階の「逃げ」
何か、一見必要なことのように見えることに、矛先をかえて逃げます。

私は、ひっつかまえて、こっぴどく叱ります。

それからまた、しばらく取り組んでいます。いやいややっているのが伝わります。やがて、今度は、洗濯物の中に、濡れている靴下が紛れ込んでいたので、そそくさと二階に干しに行きました。すると、何分経っても降りてきません。

次なる逃げは、これか~。また、私はこっぴどく叱り、戻ってくるように言いました。
「あなた、逃げる気? いつもの逃げはこれだよ。今日は、絶対逃げさせないからね。ちゃんと最後までやりなさい!」

さて、こうなると、次は、私の指示に対して、
「そーねー、そーねー」と、無意味な言葉を連発して、聞いているふりを続けました。

第三の逃げでしょう。

私は、その行為を、ことごとくつぶします。まさに、さしでやつに勝負するようなかんじです。まあ、この時の私のすごみ方はちょっとしたものがあったかも。

さて、ここからげんちゃんは、どうしたかと言うと、何度も教えたシャツのたたみ方を、完全に無視し、我流で適当にやりはじめました。それも、”できないからしかたない”、と言うふてぶてしさのスパイスをきかせて。さっきまでそこそこできていたのに・・・。
まあ、往生際が悪く、すっとぼける・・・そういう言う感じですね。

「あんた、逃げようったって、絶対そうはさせないからね!」
ちゃちゃちゃっとやったら、30分程度でやれてしまうことを、ついに1時間もねばったげんちゃん。

次はどうきたか、というと、テーブルにつっぷしました。
「ふ~・・。疲れた~・・・」

逃げはクライマックスです。これもいつものパターン。自分の好きなようにやる、というのも通り越し、完全に抜いた! もう支離滅裂にやりだして、その場をしのぎます。
意識飛ばしてすっとぼけて、てんででたらめ。

学習と違うのは、作業であり、簡単なこと。それ自体には、学習ほどストレスはありません。

とことん逃げる気のようです。さまざまな逃げ道を探し、あらゆる方向に流れます。逃げのパターンがなんて把握しやすい!

やっているという枠には存在していますが、枠があるだけで、中身は好き勝手し放題。と言えます。
私は、絶対に譲らず、げんちゃんに最後まで、洗濯物をたたませました。

逃げるげんちゃんに、私は、声をかけます。
「はい、いつものあなたの逃げのパターンよ! 最初は、違うことに逃げる。自転車、それから・・・・・うんぬんかんぬん・・」
そして最後に、その逃げパターンを、具体的に図説してやって、つきつけてやりました。すると、げんちゃんは、少し心を動かしたようです。しかし、今度は、

「つかれた~、つかれた~、」を連発して、机に突っ伏しました。

そう、私に言わせれば、げんちゃん。あなたが逃げるから、つかれた~になるだけで、最初から、こっちに気持ちを向けてがんばれば、もっと短時間で終わるし、内容も濃く有意義なことになる。
「げんちゃんが、逃げるから、疲れるんでしょ。逃げずに最初からがんばって取り組んでいたら、ちゃっちゃと終わっていたでしょ。疲れませんよ。自分が逃げてるからそうなるだけでしょ。」

私は冷たくく言い放ちました。

ほんと、洗濯物をたたむという行為は、あぶりだしに最高でした。

しかし、面白いように学習から逃げるパターンと同じで、ちょっとびっくりしました。
そして、すべてが終わった後、私は、今日の”逃げ”をしつこいくらい、紙に図説しながら説明してやりました。テーマが洗濯物なんだから、最後まで、絶対逃げることを許しませんでした。
げんちゃんは、もう、逃げることから卒業できるステージに入っています。周りのこともやっと捉えることができ始めている。それでも、まったく心にまで入れようとせず捨てる。外面は受け入れているように装って、コアな部分では逃げる。徹底的に指導しました。

この格闘の末、げんちゃんは、やっとあきらめたのか、ここんとこの横柄ぶりをやっと収束させました。

私は、げんちゃんがすでに克服できるステージであるにもかかわらず、ずるく逃げていることがほんとに口惜しいです。まだまだこことはすぐには決別できないでしょうが、絶対に負けるわけにはいきません。しかし、とっても疲れてしまいました。


by glow-gen | 2019-09-02 02:04 | 自己中心 | Comments(12)

平気で悪あがきする、夏休みあけのげんちゃん

  なんか、最近仕事がほんとに忙しく、雑用に追われています。仕事、発達、雑用、PTA・・・家事(食事は姑にお願いしてはいるものの・・・)
毎日帰りが、10時過ぎなので、げんちゃんの起きてるところは、朝ちょっとだけしか接してない。そんな日も多いです。

 夏休み、けっこう好調の日もありましたが、またここんとこ停滞・・もちろん、いい日だって、突き抜けた~なんて感じる良い日は、せいぜい2~3パーセントで、あとは、まあ、60パーセントくらいのパフォーマンスなんですが。
 そこへきて、先週末からこっち、ひどいものです。連立方程式はまるではじめて、何十回もやった、wasの原形、be動詞なんて言葉も出てこない。表面上は、まじめに取り組んでいるけど、心は逃げ逃げ逃げ・・・・

 そうだね~。バンジージャンプにそなえ、多くのトレーナーが、筋力アップをはかったり、メンタルトレーニングしたり、ありとあらゆる手間をかけて選手を育て、よしいくぞ、とばかりに、ジャンプ台に向かわせたら、途中まで行って、
「あ、どうやってバンジーするんだったっけ?」
「どうやって、この階段上るのかな?」
「あ~、一生懸命やらなくちゃ。でも、その一生懸命っていうことが、僕はわからないんだ~!やろうとしてるんだけど~。」

「ぼくは、もともと向いていないんだよ。」

とか、、表面だけは一生懸命を装って、もう考えられる限りを尽くし、逃げる。そんなげんちゃんです。

ただ、俺はやる! がんばる。ただ、それだけのシンプルなことを、上手にうわべをつくろって、すり抜けていく。もう、ずっとそれが続いているのだけれど、ここへきて、そのやり方が、とても利口で手が込んできたような感じです。

バンジージャンプなら、そりゃ怖いでしょうけど、ただ、目の前にある課題に取り組むだけのげんちゃん。逃げる方が、エネルギーがいるというものです。

ある意味、げんちゃんは賢い・・・ここまで逃げの手口が使えるわけですもの!
コアな意識の中で、「勉強したくない。めんどくさいことはやらなくていい。学習とは、意識を抜いて、まわりに引っ張ってもらうもの。」
切り株のしつこい根のように、げんちゃんの”逃げ”は、げんちゃんの意識奥深くに埋め込まれているようです。

めんどくさいことから逃げても、なんとかなる。Sさんは、それを、げんちゃんの”悪あがき”と表現します。

「げんちゃんじゃない子なら、もっととっくに改善してるよ。ここまでやれば。」

Sさんが、いつもげんちゃんにあきれるのは、このすさまじい鈍感力と、めんどくさいことは、惜しげもなく切り捨てて平然としている断捨離感覚。そりゃあもうすごい。

言い換えると、しょうしょうのことでは心が動かない子。それがげんちゃんですから、ほんとにこっちは疲弊します。


ただシンプルに「がんばるぞ~」それだけでいいのに、

なんでかなー どうしてかな、とか、じやまな思いがあるので、すべてうまくいかないんだとか。
げんちゃんは、いつも、核心になるところをストレートにとらえず、どうたらこうたら、といったことに走る。

それで、自分で空回りして、外側だけうろうろ回って終わりになるのです。

数学だって、自分なりにあーだこーだ、と理屈をつける。人に教えられたら、素直に、その通り考えればいいのに、自分勝手なぱっと見感覚に固執したりする。


悪あがきする必要のないところで、あがいて、つながりを見いだせないくせに、あーでもない、こーでもないとやる。そして、その先はフリーズする。


Sさんが表現するげんちゃんは、おばかさんそのものです・・

こういう毎日が続きだすと、私もだんだんばかばかしくなって、どれだけ教えたって、本人がそれじゃあだめだ。とやる気を失います。

こういう日が巡ってくると、私への態度も、偉そうになります。


今日も忘れ物。もう知らん! と教えてやりませんでした。あまりに横柄なので、ばかばかしくなってしまいました。だけど、学校では、忘れても、そんなに恥をかかなかったようす。そしたら、それもすっかり流している。

ここんとこの気圧のせいはあるというのですが、それにしてもひどい。

不毛な1週間が流れています。自分で、やる気を出さなければ、一歩も先へは進めません。あきれ果てて、遠くから最小限の声掛けだけして、しれ~っと見ている私です。もう、救いようがない!

人は自らトライしようとしない人まで、救うことはできないよ。


by glow-gen | 2019-08-30 01:07 | 意識のこと | Comments(12)

夏休みの終わり症候群

   夏休みが終わります。結局、35ページにわたる、計算ばかりぎっちりの数学の夏休み帳は、あと5ページ残っています。それと、家庭科と技術のレポート ・・・異常だね。この多さ!

 連立方程式は、学校で教えてもらっただけで、家でやる暇なんてぜんぜんなかった1学期を思えば、ここまでやり終えることができれたのは上出来なのかもしれませんが、後半数学に時間をさいたので、英語をもっと理解させて反復させたいとか、いろいろあったけど、できませんでした。
 毎年ですが、宿題をやるのが精いっぱいで、やりたいことのほとんどができていない夏休みでした。

 でも、たぶん、げんちゃんは、1学期より一つ上のステージに登っているのだと思います。分配法則 -2(3a+3)+7みたいな式でも、かっこの後ろは、そもそも、かけ忘れて、そのまま3としてしまったり、1年生の後半でさえ、しょっちゅうマイナス忘れたりしてたげんちゃんが、ヘルプされながらでも連立方程式を解いて、残すとこ5ページまで来たことは、成長なんだろうね~。
 まあ、教える方は、ストレスの何物でもない・・・

「あああ~、もう・・・さっき、やったでしょう。ちっ! ほら、線をひかないとだめって言ったでしょ・・・また! ほら、消しゴムきちんと消しなさい・・・さっき言ったでしょ・・・ふえ~・・・」

一生懸命教えてる親なら、これわかるよね~・・・

 それにしても、げんちゃんの最もだめなところ、処理スピード・・・わからなければ、止まり、ほっといたら、そこで、何十分ロスすしているのを見ると、やっぱり、こいつは、あほやな~と、どっと疲れます。普通の子は、クラブも行って、遊んで、しかも、宿題の追い込みをかけて、適当に答え写したりしたとしても、目的をクリアする。

こういう芸当が、いつになったらできるんだろう。ぜんぜんできるイメージさえわきません。げんちゃんの処理スピードがあまりにも遅いので、先生からの暑中見舞いにお返事を書かせるだけでも、宿題と同じようなエネルギーがいります。

 夏休みは、午前中K先生のところで学習し、家に帰ったら、メモを見ながら、何日に一度はお買い物の勉強を兼ねて、お弁当を買いに行き、一人で帰って、亀を洗い、食器を洗い、スイミングで体を動かす。また昼から先生のところに行って、帰ったら、おばあちゃんのところで食事をする。その後一人で帰り、ピアノをちょこっとひいて、風呂を洗って、夜になる。合間の自由時間は、そう多くないけれど、一人けっこう自由にしているような気がします。

 一人でいても、そこまで大崩れしないようになったのは、夏休みの後半になってからでしょうかね~。

 私の方は、仕事が押してきて、毎日10時まわって家に帰ることも多く、そこにもってきてPTAなんかもあって、げんちゃんのできなさに切れないようにしないと、身が持たない・・・
ま~。こんなもんかな、と、とりあえずよしとする。見ないことにする。そんな夏休みの総括です・・・笑

 とにかく、一気にかわっていかないわけだから、あせってもしかたない! やれやれ

 2学期はどうなるんでしょう・・・しばらくぶりに会う、学校の担任の先生方が、伸びた~って感じてくれるんなら、そうなんだろうし、たいして伸びていないと言われたらそうなんだろうね・・いっしょにいると、だめなとこしか目につかないので、ため息しか出ないというのが正直なところです。

 でも、げんちゃんの夏休みの後半は、私にあまり叱られなくなってます。10叱られてたのが、6くらいになったかな~。静かに、考えさせる、という声掛けで、前より自分で修正しています。
メモ帳に、なんでも書かせることで、意識に少しは落ちるようになったので、失敗すれば、自分で考えて修正する、ということを少しずつさせることができています。

 あ~、それにしても、この毎年の夏休みが終わるときの無力感はいやですね~。

PS 中学の夏休みの宿題は多すぎますね~。げんちゃんの学校は、美術以外、9教科すべてありました。異常だな・・・と思います。
 ・5教科夏休み帳
 ・学校の英語と数学のドリル、指定ページまで(げんちゃんは、数学はスルーしました。)
 ・社会 地域のこと自由研究 地図帳
 ・理科 自由研究 
 ・技術、家庭科、音楽  レポート提出
 ・国語、作文3枚 短歌 3首以上
 ・一日日記 予定表記入

ほんと、日本の中学生って、枠の中に入れられて、その中で、忠実に仕事をこなすことを学んでいくのでしょうかね~。枠は大事だけど、必ずしもそれだけがすべてではないので、親は、ちょっと離れたところから見て、アレンジしてあげないと、こっちまでナーバスになっちゃいますよね。
 何を捨てて、何を拾うか。これって、人生の舵取りにも言えることだよね。


by glow-gen | 2019-08-25 12:39 | 2年の夏休み | Comments(9)



中学2年生の息子。5歳の時に、発達障害とわかり、ママの格闘と改善の記録。
ピックアップ 


げんちゃんママの紹介
中学2年になる息子げんちゃん。5歳の秋に、発達障害が発覚。最初はショックだったけれど、脳はまだまだ未知数。ママがなんとか素敵な子供に育ててみせるぞ~。最初はIQ60、・・コミュニケーションも微妙。身体もふらふら、はさみもにぎれず・・・もちろん絵もまったく描けず、5歳なのに、ほとんど2歳児みたいでした。いや、それ以下の機能もたくさんありました。
 「子供の脳に良いこと」を書かれた鈴木昭平先生が主催する、エジソンアインシュタインメソッドに出会って、ママが改善をさせることを学びました。そこを皮切りに、日々研究を積み重ね色々取り組み、相当改善してきました。、たまたま支援クラスができなくて、普通クラスの1年生に入学しました。2年の2学期から、支援クラスができて入ってます。算数の学習障害は、ひどく、相当苦労してますが、毎月毎月、必ず進化しています。日々はらはらどきどき。 天才ぼうやに育てるべく、奮闘中。パパと一人暮らしをしている大学2年生の娘と、医療関係に働くワーキングママ。
 近くに住む、お姑さんに手伝ってもらいつつ、がんばっています。
1年生の2学期から週に1.5日学校を休ませて、ママがおうちでホームスクールをやりました。4年からは週二日になりました。さらに、5年の9月からは、2.5日に増え、3学期からまた、週2日にもどし、6年の後半からは、週に1日に減らしました。
近くに住む、主婦のK先生のおうちで、ママが仕事でできない日は、ホーム学習のお手伝いをしてもらっています。
 5年生からは、算数以外、試験的に普通クラスにシフトという快挙です。6年生は、すべて、普通クラスですごすようになりました。発達の改善に取り組みはじめて8年の歳月は、子どもをどんどん改善していきました。
 6年になって、不思議なセラピストのS先生に出会い、発達障害は意識の障害だ、ということを認識しました。意識が抜けたような状態のげんちゃん。その部分が改善されれば、発達障害のコアな改善につながると、がんばっています。中学は、地元の公立中学へ入学。国語と算数だけ、支援クラスで、マンツー指導を受けています。ホームスクールは中学からは中止しています。
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