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げんちゃんの発達障害プロジェクト

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中学1年のお正月。今年もお世話になりました。

  とうとう2018年も終わりました。
発達育児を初めて、ずいぶん遠くへ来たものです。げんちゃんは、はらはらしながら中学に進学しました。まだまだ心配のないところまでまったく来てませんが、小学校と決別して、しっかり前に進んでいるげんちゃんです。

紅白見ながら書いてます~。笑

実は、げんちゃん、前回のブログから引き続き、まだまだ幽体離脱にすぐに入ってしまうモードの中にいます。少しでも、無理させて勉強させたら、おそろしく空っぽになります。
空っぽになっては、Sさんになんとかぎりぎりのところにもどしてもらって、またちょっと負荷をかけてしまってはどかんと落ちる。この繰り返しです。

自分というものがぜんぜんなかったげんちゃんが、めちゃくちゃ自分というものを意識しはじめていて、彼の最も乗らないものが学習になってしまったようです。相当心の指導をされているので、ちゃんと、上に向かって進まないといけない、ということは、自覚できているようですが、とにかく、勉強はしたくない・・・・そういうメンタルになってるようです。とにかく、自我が出てきたら、げんちゃんは、困難からは、すぐに逃げ出す!

せっかく、色んなことが伸びているので、このままいっきに学習も上げちゃえばいいじゃん! とまわりは思うけれど、げんちゃんにしてみれば、色々自分の中でめんどくさい化学変化でもおこしているんでしょうね~。

ほ~んと、ここはひたすらヘビー級の踊り場です。
なんか、いい感じに上がってきた~。さあ、一気に学習へ突入しようか~と思った瞬間、シャボン玉がはじけるように、学習から
”撤収~”
そんな感じになってしまいました。

私からの口うるさい指示は聞きたくないようだし、自分の意思に反することはいまいち乗らない・・・そんな感じ。

あれこれ、ずっとみんなでやってみたけれど、今は、ぐつぐつと発酵するのを待つしかないんかな~と、諦めムードの大晦日です。
昨年まで、大晦日に、ぼ~んやり好きにさせたことなんて、今までなかったですが、ことしは、万事休すです。・・・

学習は辟易しているくせに、自分の好きなことは、幽体離脱していても、意識をすっと入れてきます。職場のクリスマス会とか、楽しいこといろいろ、年末のそうじや、お料理も、・・

しかたないので、夕べは、家族4人で外食して、
「こんな夜更けにバナナかよ。」
という映画を見てきました。なかなかよかったです。筋ジストロフィーの大泉洋さん演じる男性と、ボランティアの人間ドラマを書いた心温まる物語でした。
筋ジスでも前向きに生きる主人公に、だんだん周りの人が変えられていく、さわやかな後味の残るストーリー。げんちゃんが、前向きにがんばって生きていくことをつかんでくれたらいいよな~・・と思いました。

今日は、午前中だけ、かろうじてK先生が見て下さいましたが、
「う~ん。学習はむりさせない方がいいですね・・・あとからリバウンドがきますよ。げんちゃんは、がががっと、時々意識をめいっぱい入れることもできるようになっていますが、たまに、それが出現したあとは、その後、ほんとにひどいことになるようです。まだまだ自分でコントロールもできないし、向上したいと思っても、自我が邪魔してどうしようもないんでしょうね。」

ふえ~・・・この冬休みは、宿題さえも、たぶん無理だろうな~・・・と思います。

でも、ピアノの練習は好きみたいで、よくやってます。ただし、弾けるようになったとこばかり何度も弾くだけで、新しいところをどんどん進めて、完成しようという熱心さはありません。うすっぺらいです。そのくせ、
「お母さん、こないで!」
とえらそう。
へいへい・・・・いかね~よ!

私も、年末は「イサン」の主題歌をピアノで練習しています。ドラマより曲にはまってしまった。
「あ、練習終わったの? ちょっと私に弾かせてちょうだい!」 あんたを見に来たんじゃないよ!・・・ふん 笑

というわけで、破れかぶれの大晦日です。

「今は、劇的に内部が変化しているんだよ。勉強はあとからでも追いつける! 今は、勉強はあきらめて!今は、やっと、自我がものすごく出てきているから、無理にさせると、メンタルやられてしまう危険性がある。そうなると、ずっと遠回りになるからね! 」
Sさんのアドバイスは、たぶん、的確なんでしょう。めずらしく、禁止令が出てます。・・・・

なんか、少しずつそういうモードに入ってきていたのですが、ここへ来て、一気にそうなってしまいました。

3学期は、学習はもう捨てましょう。未練たらたらありますが・・・

こっちもそれなりのスタンスでいこうと思っています。今は、勉強は深追いせずに、伸びてきている生活面を伸ばせるだけ伸ばしていくことにします。


みなさん一年間お世話になりました。こんな年末になるとは思わなかったけれど、まあ、しかたない。そういう時もあります。来年もまたがんばりましょう! 


by glow-gen | 2018-12-31 21:33 | 思春期 | Comments(7)

げんちゃんの峰はソーシャル? なぜに学習はここまでできないのかな~。

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メリークリスマス。クリスマスは、神の分身でもあるイエスキリストが、この地球上に生まれた日をお祝いする日です。

”いと高き所には栄光、神にあれ、地には平和、御心にかなう人にあれ”(聖書)

最近では、
「おや、キリスト教会も、クリスマスをお祝いするのですか?」
なんてことを若い方に聞かれる時代になっているようで、寂しいかぎり・・・

皆様に、神様の平安と守りがありますように。

 さて、げんちゃんといえば、上がったり下がったりしながらも、右肩上がり、と言いたいところですが、冬休みになって気を抜いているのか、あきれるような幽体離脱の日が出現しています。
職場や、絵画教室、教会の子どもクリスマス・・・とイベント続きだったので、気持ちが、完全遊びモードになったのかもしれませんが、げんちゃんを人間の範疇に入れるのがいやになるくらい、亡霊のようなありさまです。

昨日も、何回も書いたたった30個の英単語を書かせるのに、1時間近くかかりました。あまりにひどいので、
「ねえ、私は、って英語では何て言うの?」
そこまで落として聞いてみましたが、”I ”すら出てきません。意識をノートの上に合わせて来れない、そんな感じです。しばらく格闘しましたが、とうとう断念して、早々に寝させました。

翌日、8時になっても起きてこないので、私は、用意をして職場にでかけました。

K先生のうちで9時からはじまる学習だったのですが、9時30分に先生のところに電話をすると、まだ到着していません。
今日は、昼から、お友達がやってきます。それで、
「お布団をたたんで、ちゃんと部屋をかたづけて出てきなさいよ~。」

と、9時前に職場へ向かう車から、私は電話で言いました。なんかいやな予感がします。

あまり、げんちゃんが来ないので、K先生は、うちに行ってくれました。(歩いて4~5分のところに住んでいます。)
なんと、げんちゃんは、もうろうとしたうつろな表情で、いきなり掃除機をかけはじめていたようです。K先生が到着すると、げんちゃんは、何をしていいのかまとまらないようで、、掃除機をかけたり、たちつくして、「鍵がない・・・」とあわててみたり、きょときょとしていたようです。

は~(ため息)

完全意識がふっとんでいたようです。先生は、少しずつ指示して、ふとんを上げさせたり、行動修正をしてくださったようですが、その時のげんちゃんの異様さは、ここんとこ一番だったようです。

9時から始まるのに、何をどうやって用意していったらいいか、さっぱり優先順位がつきません。すでに、時間が遅れているのに、部屋をかたづけなくては・・・というリフレインだけが、げんちゃんの頭の中でめぐっていたのでしょうか。かたづけることも、上手にできないわけですから、ただ自分がやってみたい掃除機かけだけ、ぽっと頭に上ったのでしょう。

あ~、ほんとになんて根深いトラブル! 

でも、げんちゃんは、職場のクリスマスに参加して、とても自然に感じよく過ごしました。スタッフみんな、
「発達障害とかわからないですよ~・・」
なんて言ってくれます。確かに、でしゃばりもせず、でも、ビンゴのお手伝いも、自然にできました。こうやってみると、げんちゃんの峰って、ソーシャルなのかしらね~・・・

普通クラスの子だって、少しきっかけがあれば、けっこう好かれるのかもしれないな~・・・
癒し系で、相手の会話に、的確に合いの手をいれます。
「え?そうなの。それは○○だね~・・・」
その○○が、けっこう気が利いている。雰囲気がいきなりなごみます。饒舌に話すことができないので、合いの手から、自分に話をとるわけではなく、感じは悪くない・・
浅くげんちゃんとかかわるだけなら、ほんと、成長したよな~・・・って感じることができます。。

しかし、こと勉強、スケジュール管理、個別に自分の責任でこなさなければならないことは、激しく欠落しています。
また、やりたくない、とか、少しの困難がある、とかいう状況になると、すぐに、意識をとばし、逃げます。逃げると、自分を幽体離脱させ、生きる屍(しかばね)のようになるげんちゃん。

夏休みも、同様で、学習は悲惨でした。また、この冬休みも同じような状況になるのかな~・・
まだまだ、学習は意識を入れるのに安定性はありません。いろいろのびてきているので、ほんとにもったいない。学習も、”はまら”なければ、普通にキャッチアップはできないげんちゃんです。
どうやったら、クラッシックにはまったように、はまれるんでしょうね~・・・






 

by glow-gen | 2018-12-27 01:13 | ソーシャルスキル | Comments(6)

支援をベースに、しっかり普通クラス。評価も、全部、普通クラス基準。

   2学期もとうとう終わります。
げんちゃんは、なんとも言えないステージを通っています。
進化した部分もあって、一見、誰が見ても普通の子に見えますし、ちょっと話したくらいでは、げんちゃんが支援クラスに所属しているなんて、誰も思わないようです。

が、しかし、ちょっとした生活の当たり前のことさえ、時に、とんでもないことになるげんちゃんは、少しつきあえば、その異常さが、逆に際だつように感じるでしょう。

私も、平穏に、げんちゃんが普通っぽく暮らしていると思われる風景と、次にやってくる、”こんなことさえ”落としてくるげんちゃんに、疲れまくる日々です。

昨日はこんなことがありました。
野球から帰ったげんちゃんに、洋服を着替えさせて、少し指導して片付けさせた時のことです。終わってふと見ると、野球の帽子が居間に放り出しているのに気付きました。

玄関で、先に出かけようとしていたげんちゃんに、
「げんちゃん、ちゃんとかたづけないと、無くしてしまいますよ。」

と声をかけました。げんちゃんは、もどって取りに来ました。私は、当然玄関のいつもの場所に帽子をかけたのだろうと思いました。
そのすぐあと、私も外に出て、車でおばあちゃんのとこに向かいました。ふと見ると、助手席のげんちゃんは、夜というのに、さっきの帽子をかぶっているではありませんか。

「げんちゃん、何で帽子をかぶっているの?」
げんちゃんは、鬼の首をとったみたいに、答えました。
「お母さん。覚えていないの? お母さんが、帽子を無くしてはいけない、と言ったでしょ。」

私はビックリしてしまいました。

「無くしてはいけないから、かぶっているの? もう夜で日は出てないし、しかも、あなたは、なくさないために、今日からずっと帽子をかぶり続けるってわけ?」

「え?」
「あなたは、さっきどこにいたの?」
「玄関のとこ。」
「帽子はいつも、どこにおいているの?」
「・・・玄関。・・・・ああ、そういうこと? 玄関においておくってことだったの?」
「・・・・(たら~・・・汗)」
「あ~、ぼく、気付かなかった。」


こんな、当たり前すぎてマークさえしないようなことで、こっちの意図することが伝わらないことがおこります。それがずっと続くというわけではないのですが、そこそこできていることもあるかと思うと、油断すると、こういう出来事が勃発します。



 なまじ、げんちゃんが、一見普通っぽくなっているだけに、その違和感はすごくて、落胆します。

また、学習も、まあまあ意識入れてるな、って感じる日があると思えば、時々意識レベルが、がくんと落ちて、幽体離脱(0%)はしてないけれど、20%くらいしか、意識が入ってない状態も出現します。

その時は、まるで、何かに憑依(ひょうい)されているかのごとく、ふてぶてしく、マイナス思考で、口から出任せのような解答を羅列するひどいげんちゃんになります。

発達障害とは、ほんとに意識障害なんだな~・・・と思います。重症のげんちゃんは、もともと、100%に近い状態で意識が抜けていて、今は40~50%くらいが平均といったところなのかな、と感じます。

時々、パフォーマンスがぐっと上がって、やる気むんむんで絵を描いたりしている時は、70%くらい意識をしっかり肉体とフィッティングさせているのかもしれません。

ひどいときは、今でも、20%まで落ちたりするげんちゃんです。だから、改善してる、って、現在完了形でなかなか感じることができません。

学校から電話がありました。支援の先生は、
「げんちゃんは、がんばっていますよね~。1学期とは全然違います。学習のパフォーマンスもとてもよくなっています。」
そううれしそうに伝えて下さいました。そういうはげましは、せめてもの救いです。

「ところで、1学期までは、国語と数学は、支援の評価でつけていましたが、げんちゃんが、がんばっているので、2学期は、すべて、普通クラスの評価で付けています。それで、数学と国語は、点数が下がりますので、すみませんが覚悟していてくださいね。」

すまなさそうに先生が付け加えます。
なるほど、国語数学が1学期2がついていたのは、下駄を履かせてくれていた、ってことなんですね。つまり、2学期は、1になるということなんでしょうね~。まあ、当然ですね。

げんちゃんは、勉強に関しては、ほとほと改善しません。(いや、改善しているのかもしれませんが、相変わらず、覚えない、わかっていない、きれいに書けない・・・三重苦はかわりません。)これも、意識レベルを考えれば、しかたのないことかもしれませんよね。
それに、小学校低学年レベルの人格形成がやっとこさなされたげんちゃんが、一生懸命がんばっても、中学のカリキュラムは、そもそもオーバースペックなのかもしれませんね~。

なんか、まだまだ突き抜けることができないげんちゃんに、ため息混じりのママです。


by glow-gen | 2018-12-20 15:51 | 中学校のカリキュラム | Comments(8)

空間における自分の立ち位置、基準点を感じられてない。図形問題がわからない。

 
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自転車には、ぜひバックミラーをつけるといいですよ~。空間認知しっかりしてきます。
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図形、中学は、なかなか手ごわそうです。教えながら、えっちら作図させます。


げんちゃんが少し変わってきたので、少し私との関係もかわってきました。そんな中で、昨日は、教会の子どもクリスマスでした。幼児から中1のげんちゃんまで、10名ちょっとで、賛美歌を歌ったり、ゲームをしたり、楽しいひとときでした。

 いつもこういう場面では、特別悪いということもないけれど、どこか、自分のことだけ、という雰囲気をただよわせていました。小さい子に心をかけるわけでもなく、ある時などは、終わり頃
「ぼく、帰っていい?」
なんて言い出したりしたこともありました。遠い昔にさかのぼれば、うっとおしく、俺が俺がの時代もあったけど。

 でも、昨日は、成長してました。ひっそりとしていても、なんとなく、集団に加わり、時々はまわりを意識しています。誰と話す、誰と遊ぶ、という感じではないけれど、しっかり連帯感があります。
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教会での子供クリスマス。キリスト生誕のお話を聞いてます。

 帰りには、子ども達を送って自分から玄関に来ています。小さな子に手を振ると、玄関のくもりガラスの霜に、帰るお友達が見えるように、指で字を書きました。
「がんばったね!」

 小さい子が、ゲームをがんばった、というので、先生方が褒めたのに呼応して書いたようですが、なんか、小粋です。
まあ、それなりにまわりを読んでるのかな~? 
帰ってS先生に報告すると、彼はこう解説してくれました。

 自分のことが把握できてくると、周りが見えてくるんだよ。つまり、今までは、自分のことさえ見えていないのに、まわりが見えるはずもない、ということだったのでしょうね。
自分をまわりに映し出して見る。まずはここから。それから、その反対、自分に映し出して周りを見る?

順番は、まず自分がわかる、ということらしいです。つまり、げんちゃんは、ずいぶん自分を感じることができ、理解できるようになっている、ということのようです。

 ところで、昔から、げんちゃんは自転車が大好きですが、運転は、危なっかしいです。周りを見てません。それで私は、ハンドルにバックミラーをつけてやりました。車を運転する立場からすると、自転車にバックミラーがないことの方が不思議だと常々思っている私です。
さっそく、バックミラー付き自転車に乗って家に帰ってきたげんちゃんは、開口一番
「さいっこう!」
すかっとしたような口調です。ちょっとびっくりです。きっと、かっこ悪いだの、文句言うにきまってる、と思っていました。
Sさんは、
「初めて、違う方向から見て、視野が広がったんだね。そういう見方ができたら、すとんと納得してつながる部分ができたんだよ。」
と言います。
げんちゃんは、ステレオタイプなくらい、一方項からしか、物事が見えない子なのです。バックミラーは、そんなげんちゃんに、新たな広がりを作ったようです。
Sさんのアドバイスや解説は、いつも的を得ていて驚嘆するばかり。

 ちょうど、げんちゃんは、数学で図形をやり始めました。回転移動だとか、点対称だとか、作図も学びます。ある日、私は三角形の回転移動についての問題をやらせていてびっくりしました。
簡単にわかるようなところで四苦八苦しています。


Sさんは、またこう言いました。
「自分の立ち位置がわかってないんだ。そりゃ、図形はわからないのもしかたのないことだよ。」
と言います。つまり、位置を把握するときって、自分という存在が真ん中にあることを感じています。その感覚を支点に空間を感じます。ところが、げんちゃんは、その自分のいるとこの感覚が弱いのだそうです。

さっきの自転車のミラーは、その弱い部分を、すっと感じることができたのではないか、と思います。

ちなみに、毎朝出がけに、合わせ鏡をして、自分をあらゆる角度から見せることがおすすめだそうです。なるほどな~と思います。紙の上で、図形を移動させる練習をしても、自分の立ち位置を感じていいないのなら、かなりそれは漠然としたものになるのだろうな、と想像がつきます。

自転車のミラーは、ちょうどナイスな選択だったようです。
自転車ミラー、手鏡、思いかけず、げんちゃんを成長させるアイテムとなりました。

by glow-gen | 2018-12-11 00:43 | 認知のゆがみに対して | Comments(6)

げんちゃんの、真の反抗期が始まったようです。

 
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あれほど、なかなか、しっくり切れなかったパンも、今日は楽々、短時間で人並に切りました。こういうのも、いろんなところの進歩の下支えしているのでしょうか。


ほんとにやきもきしながら、精神的にげんちゃんに振り回されてきたこのごろです。
私の言うことは聞きたくない、うざい・・・そういう態度が出てきて、なかなか思うようにならない。それでいて、本人にまかせていたらできるか、と言うと、とんでもない。私は、彼を見守ることもできず、かといって、指導しようとしても、つっぱねる。
 母親への多大な甘えをばねに、自分の心の迷い、もやもやと戦っているようなげんちゃんがいました。

 ”柔道の帯が結べない”、事件は、結局体育の先生が2回くらい教えたそうです。でもとどめは、体育のあとにあった支援クラスの授業で、支援の先生がまた教えて下さって、げんちゃんはすとんと納得できたようです。

「○○先生(支援の先生)は、ナイスだったよ~。いい仕事してくれた~。」
と、K先生に言ったそうです。なんじゃ、その上からの言い方・・・と、K先生は笑っていましたが、学校であったことを的確に伝え、自分の思いも伝えたことで、成長を感じたそうです。

 今週になって、げんちゃんは、家に帰るなり、チャレンジタッチをひらいて、自分の好きな所を好きなようにやり始めました。この日は、野球に行くので、野球に行く前に、宿題の自学ノートをやっていた方が、あとが楽です。
でも、私は、何も言わず見てました。今までなら、好きな漫画だったり、録画した好きな番組だったり、もっと自分の世界観にとじこもるようなことに走っていくのに、なんか、そこそこ建設的なことをしています。

 少し、行動が変わっていることに気付き、好きなようにさせて見てるだけ~に徹した私でした。
結局、自学ノートは、なかなか取り組もうとせず、夜になって、何度か声をかけた次第です。なかなかしません。でも、やろうという気もちは伝わってきます。数十分後なんとか取り組み始めました。さすがに、数学をやらせたので手伝いました。でも、案の定すぐに眠たくなって寝てしまいました。

 は~・・・・。
でも、なんか、今までと違います。今までは、ほったらかせば、マイナスの方向にも平気で行こうとするようなところがあったのに、ほったらかしても、とりあえず、プラスの選択をする。なんかそんな感じです。

あ~。げんちゃんは、やっとスタート時点に立てたんだな。そんな思いがよぎります。やっと、本当の反抗期なんだな。・・・・
私は、ふっと力が抜けました。
そう、私も子離れをしていこう! そんな気持ちが入ってきました。まだまだサポートはいりますが、やっとこさ、見守っておこう・・・という気持ちが無理せずにあふれてきます。
今までは、そうは言いながら、どこか、でもね、そうすると、ちょっとやばいんだよな~・・・という後ろ髪引かれるような危なっかしさがありました。
しかし、やっと、時が到来した。そんな感じです。

昨日は、K先生と、家に帰ったら、どういう過ごし方をするのか、そういうことをメモして話し合ったそうです。お風呂はいる、日課そろえる、寝る用意する。昔なら、シュミレーションしても、帰るなり、自分のやりたいことが優先されて、何一つできてない、そんなことばかりでした。でも、昨日は、ばりっとできたわけではないけれど、自分のやりたいことだけに気持ちを持って行かれずに、なんとか、一人でこなしたようです。おばあちゃんとこから、食事後一人で家に帰って、明日の用意をしたり、風呂に入ったり・・・・
もちろん、自分の好きなこともしはするけれど、それだけにはならなかったようです。

残念ながら、私が帰ってきた気配を感じると、無視するように、ふとんにもぐってしまったげんちゃん。ふ~ん、かわいくないな~・・・。私は、やさしく言葉をかけたけれど、すげなくあつかわれてしまいました。

ま、でも、普通の男の子の反抗期と思えば、やはり成長なんでしょう。

不思議なもので、私の気持ちがどっか吹っ切れると、げんちゃんの横柄さもあまり気になりません。ま、外で失敗して、矯められるしかないか。幸い、K先生やS先生がいてくれるし、学校の先生にも、ちょっと演出してもらうようにお願いにいきましょ。

私は今まで、げんちゃんが自分の行くべき方向、やるべきこと、もつべき思い・・・そういうものがふらふらして、定まりきらないでいるのを感じていたのでしょう。それで、手放したくてもなかなか手放せなかった。そういうことだったのでしょう。

やっと、よたよたとした足取りであっても、自分の行くべき方向性に舵切りができる、スタートに立ったげんちゃんのようです。

真の反抗期の幕開けでございま~す。
私は心の中で、緞帳(どんちょう)を上げるような気持ちになりました。

PS
と言っても、これは、しっかり叱らなくちゃ、というとこは、やっぱり、叱っておりますけどね。
普通は、泳がせているだけに、ここぞというときの、私の雷の一撃はすごいかもです~。汗


by glow-gen | 2018-12-07 19:52 | 思春期 | Comments(5)

心の中でもやもやしている思春期。反抗期の乗り越え方・・・?

 
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ショパンの革命を聴いてのインスピレーションらしい。
ショパンが祖国の一大事に、怒って、帰っているところ、らしい。
まるで抽象画。げんちゃんは、何でも抽象画になってしまうところがユニーク。暗い画面から、まだまだげんちゃんの心がもんもんとしているのがわかるようです。これは、絵画教室での絵。先生に、色遣いをほめられた。
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a0184225_17154000.jpg肖像画は、テレビの画面をとめて描いたらしい。大きい物を小さく写せたので、進化を感じます。昔にくらべて、破綻が少なくなってるよな~・・大好きなバッハ
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絵を描くことで、心が落ち着くならいいな、と思います。
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Sさんは、ユニークなことを言われます。「ベートーベンは、曲に、ぎらぎらした自我が感じられる・・・ 」確かに、彼は、出世欲が強かったみたいです。そう言うことも感じちゃうらしい。不思議。げんちゃんは、Sさんがおすすめするモーッツアルトとバッハが好きで、(すすめられたからではないですが)今は、バッハです。絵とバッハで、この時期を乗り切るのかも知れない。
昔は、スマホをわたすと、すぐにヒカキンを見ようとしたけれど、今は、すぐにバッハにいってくれるので、スマホを渡しやすくなりました。結局、ゲームはスルーしました。ありがとうバッハ様~・・笑

 げんちゃんは、表向き、良かったり悪かったりを繰り返しながら変態を遂げようとしているのでしょうか。げんちゃん自身は、心がもやもやもやもや、ほんとに苦しんでいるようです。

 げんちゃんは、もともと、自分がどう思うのか、どう考えるのか、というのを捉えることが難しかった子です。Sさんのおかげもあって、自分の意識というものがやっと外に出てきて、自分自身の人格の輪郭が、おぼろげながらでも、多少は浮き出てきたんだと思います。
 しかし、自分の人格とおつきあいするのは、まだまだ初心者。うまく言えないけれど、植物状態に近かった人が、めざめてきた当初みたいな感覚なのかな、と思います。

 感情、意識、思い、・・・・私もうまくつかめませんが、内面的に生まれたばかりの自己をもてあましているのでしょうか。
最初から、自分はこうだからこうしたい・・・。言葉にして上手に表現している発達障害の子も見かけます。

小学校の支援クラスでは、げんちゃんよりずっとクリアな感情表現を持っている子がたくさんいました。長いこと、私がげんちゃんに感じていた違和感のもとは、げんちゃん自身の自己が感じられないこと。今なら言葉にできる。

 げんちゃんは苦しんでいる。と言っても、外側だけを見てもよくわかりません。Sさんが、そう解説してくれるので、そんなもんかな、と思う私です。

 今体育で、柔道をやっています。げんちゃんは、
「柔道の帯の結び方がわからない。」
と言って、めずらしく、家で、保健体育の本を出しました。ちょうど、宿題をさせるのをばたばた、間に合うか間に合わないかの瀬戸際のときに、意識がとんで、急に保健体育の本をつかんだのです。(宿題は、とうぶんやめたほうがいいのかな~・・・、まだまだ、宿題をしなければ、なんていう気持ちが、希薄です。)

いつも、こういう感じで、何をやっても、こっちとタイミングがずれますよ。でも、あきらめて宿題をおいて話を聞いてみると、げんちゃんは、帯の結び方がわからないけれど、友達にも聞くことができないようです。

「友達に聞けばいいじゃない。悪いけど、どうするの?教えて、って言えばいいんだよ。」
私は言いました。
げんちゃんは、ある程度うっとおしさがなくなってからは、自分から普通クラスの子に働きかけることはなく、周りが、察してやってくれる、ということを繰り返していたのだと思います。だから、中学になって、そうそう親切な子も周りにいなくなると、どうしていいのかわからないんでしょうね。

ただの勉強なら、自分だけのことで、やれてなくても、おおっぴらに恥もかかないけれど、体育は、そうもいかない。
それを聞いた私ですが、あえてこっちから、どんどんお膳立てすることなく、アドバイスするにとどめています。人に聞けず、毎日本を見てるのもよし。私に教えてと頼むのも良し。どうするのでしょう。今日帰ったら、体育のことを振ってみましょう。

中学は、先生が寄ってきて、すべてやってくれる、なんてことがないのがいいです。他の教科でも、そういうちょっとした恥をかいてくれるのがいいな、と思っています。

そう思っていると、げんちゃんが言いたくなさそうにある日言いました。

「○○君は感じ悪い。僕に右と左わかる? と聞いてきたんだよ~。」
なるほど、げんちゃんをおおいにばかにしている発言のようです。
「そうなの?。で、げんちゃんはどうしたの?」
「もう!知らん顔した。・・・・先生に言いつけるといいんだよ。」
言ってるげんちゃんは興奮してます。どんな顔して、無視したのでしょうね。

「そういうときは、わかるよ。一応ね。と、明るく言っておけばいいのよ。」
あまり深入りせずに、聞き流しておいた方がいいと、私も軽く受け流してます。自分でせっかく考えているんだからね。(つい、色々言いたくなるんですけどね。)
体育にしても、ちょっと意地悪なお友達にしても、今は、とても刺激になってグッドだと思っています。げんちゃんの心が動くようです。私の力ではもう持って行けない部分。げんちゃんが感じ取って、変わっていかないと行けないんだと思います。

 いじめはいけないけれど、常にお膳立てした善意の中にだけいると、げんちゃんと言う子は、平然と、当たり前となり、心が動きません。少し意地悪言われるくらいが、今の彼にはあってる。ちょうどいいな、と思います。

少しずつ、私も、介入せずに見守る要領がつかめてくるといいな~と思います。まだまだ試行錯誤。私にしては、めずらしく確信がない・・

げんちゃんの好きなことだけをさせていると、親子関係はいいです。でも、学生として基本的なところをやらせようと思うと、摩擦がおこります。
私は、人間ができていないので、時々Sさんに、ヘルプミーしながらやっています。笑


しかし、げんちゃんの心は水面下で少しずつ変態しているのかもです。最近、げんちゃんは、自分で絵を描くことがあります。絵画教室で自信をつけたのもあるし、S先生によると、むかしより、自分の気持ちをはき出すことができはじめたので、絵がうまくなった、そうです。

あれだけ絵が描けないげんちゃんが、ほんとに、素敵な絵を描くので、私は、密かに、彼の絵のファンになっています。

by glow-gen | 2018-12-03 17:19 | 思春期 | Comments(14)



中学2年生の息子。5歳の時に、発達障害とわかり、ママの格闘と改善の記録。
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げんちゃんママの紹介
中学2年になる息子げんちゃん。5歳の秋に、発達障害が発覚。最初はショックだったけれど、脳はまだまだ未知数。ママがなんとか素敵な子供に育ててみせるぞ~。最初はIQ60、・・コミュニケーションも微妙。身体もふらふら、はさみもにぎれず・・・もちろん絵もまったく描けず、5歳なのに、ほとんど2歳児みたいでした。いや、それ以下の機能もたくさんありました。
 「子供の脳に良いこと」を書かれた鈴木昭平先生が主催する、エジソンアインシュタインメソッドに出会って、ママが改善をさせることを学びました。そこを皮切りに、日々研究を積み重ね色々取り組み、相当改善してきました。、たまたま支援クラスができなくて、普通クラスの1年生に入学しました。2年の2学期から、支援クラスができて入ってます。算数の学習障害は、ひどく、相当苦労してますが、毎月毎月、必ず進化しています。日々はらはらどきどき。 天才ぼうやに育てるべく、奮闘中。パパと一人暮らしをしている大学2年生の娘と、医療関係に働くワーキングママ。
 近くに住む、お姑さんに手伝ってもらいつつ、がんばっています。
1年生の2学期から週に1.5日学校を休ませて、ママがおうちでホームスクールをやりました。4年からは週二日になりました。さらに、5年の9月からは、2.5日に増え、3学期からまた、週2日にもどし、6年の後半からは、週に1日に減らしました。
近くに住む、主婦のK先生のおうちで、ママが仕事でできない日は、ホーム学習のお手伝いをしてもらっています。
 5年生からは、算数以外、試験的に普通クラスにシフトという快挙です。6年生は、すべて、普通クラスですごすようになりました。発達の改善に取り組みはじめて8年の歳月は、子どもをどんどん改善していきました。
 6年になって、不思議なセラピストのS先生に出会い、発達障害は意識の障害だ、ということを認識しました。意識が抜けたような状態のげんちゃん。その部分が改善されれば、発達障害のコアな改善につながると、がんばっています。中学は、地元の公立中学へ入学。国語と算数だけ、支援クラスで、マンツー指導を受けています。ホームスクールは中学からは中止しています。
IQは80台に改善

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1年生夏休み
登山
サッカー
算数の学習障害
このブログのサマリー
ホームスクール
算数の学習障害
モンテッソーリ
お漏らし尿漏れ
天候と発達障害児
2年の夏休み
知能検査
体幹を鍛える
頭蓋骨と筋肉 頭蓋仙骨療法
発達障害改善の段階
プリント学習
3年生1学期
ママ会
運動会
夏休み
まわりを読む
ワーキングメモリー
会話力
高圧酸素療法
普通クラスでの様子
教室見学
指示通りに動くことができない
安曇野方式算数
身体能力、原始反射
マッサージ
連絡帳
学習用ソフトを使って
発音障害、言葉が出ない
思春期自主性
聞く力
お絵描き工作
指先能力
段取り力
ゲームとの付き合い方
国語の授業
イルカによる介在療法
知能検査
意識のこと
時間
抽象的な思考を作る
英語
未分類
チャレンジタッチ
できたことができなくなる
認知のゆがみに対して
定期試験
絵画教室
野球教室
中学の成績
父親の発達育児参加
中学校のカリキュラム
自己中心
ほめるということ
中学1年の家庭学習
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