げんちゃんの発達障害プロジェクト

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自分の立ち位置を認識させる。 支援にいても内申はつくよ、と言われた

  げんちゃんのくそ生意気な言動に、日々行き場のない怒りが彷彿としていると、セラピストの先生にずばり言われました。

S「それはね。次のステージにいったってことだよ。昔は、何にも見えない、考えられない、というところから、少し自分や周囲が見えてきたんだろうね。
 自分は、できる、とか思い出した。だから、ちょっとほめてほしい、認めてほしい、が強くなってきてる。でも、実際には、とんちんかんで、まだまだ、出来ると言うところからはほど遠いわけで、こっちは、あれこれ言いたくなる。
 ま、そうすると、できると思ってきているげんちゃんは、反発する。まあ、そんな感じだよね。」

G「まったく、わかっちゃいないから、ついには、げんちゃんを侮辱するような言い方で追い込むしかないようになってしまうんです。
 だから、君は支援クラスで、支援してもらわなきゃだめなんでしょ。何が、普通クラスよ? みんなが支援の子だって、配慮してくれるだけじゃない・・・とか。
 こういう言い方って、コンプレックスを助長していって、良くないとは思うけど、自分の現実がまったく見えていないので、どうしても、そういう言い方をせざる得なくなるのよね。」

S「将来、君は、障害者枠で就職するつもりかい? とか、でしょ・・・」

G「そうそう、もっときつくせまってるかも。 コンプレックス相当植え付けてるよね。」

S「コンプレックスは、適度に必要だよ。それがないと、ここぞと言うときに歯止めにならないからね。自分の立ち位置が認識しにくい子たちだから、コンプレックスなく、自分を肯定しすぎたら、暴走してしまって、自分は悪くないと思う。
 シビアな現実は、しっかりつきつけてあげないといけないよね。

G「なるほど・・・私も、まずは、現実をありのままに認識させることは、大事だとは思っていたのだけど・・・」

S「ただね。言葉を補わなければいけないね。ママが、そんなことを言うのは、げんちゃんをバカにするためじゃないよ。ちゃんと、現実を認識して、がんばってほしいからなんだよ。がんばっていけば、普通の子だって超えていける可能性があるんだからね。・・・と。」

S「次の段階は、自分の立ち位置が把握できることと、どこへ向かっていけばいいのか、方向性をつかむっていうステージだね~。できるだけ、今のステージを短期間で駆け抜けていきたいね。

落ち着いて、方向性を示すように言葉をかけてあげるといい。」

なるほど、わかったようなわからないような・・・・でも、次のステップに入ったということは確かで、新たな、副産物が出てきたと言う訳なのでしょう。

 先日、中学校に電話しました。教頭先生に、かいつまんで、げんちゃんの今までの経緯をお話して、ホームスクールのこと、支援クラスに籍はおくけど、普通クラスで、普通にテストなども受けたいこと。でも、激しい意識障害があるので、担任の先生に、配慮してもらえるのかどうか・・など。内申がつくかどうか、高校は不利になってほしくないこと。など

 すると、教頭先生は、すこぶる感じよく、的確に答えて下さいました。私のホームスクールの話しを聞かれると、
「それはすごいですね。そんなことをする親御さんなんて、今まで見たこともありません。こちらが教えてほしいくらいです。」

とお世辞を言われました・・・そんなお世辞言えるなんて、頭が柔らかい方のようで、ホームスクールも否定はされませんでした。しかも、内申は、ちゃんとつきますよ、としっかり言われました。試験とか受けていけば、支援だろうが、ちゃんと内申点はつくのだそうです。

「ただね。ホームスクールだと、出席が少なくなるので、それが不利になるかもしれませんね。」
と言われたので、

「今時は、ネットなどで、出席扱いになるシステムなどもあるんですよ。」
と私が言うと、

「そういうの利用されたらいいんじゃないですか。」
とまでおっしゃいました。
 なんか、ちょっとびっくりでした。

とにかく、電話から受けた感触は、先生は、支援の必要な子どもたちのことを、ずいぶん考えておられるようで、どうにか、彼らが、うまく中学で生活できるように工夫したいとおもっていらっしゃるように感じました。

なんか、ちょっと拍子抜けした私です。
でも、電話でのやりとりで、ひとまず中学の心配もあまりなくなって、まあ、入学してみて考えよ・・・という感じになりました。

げんちゃんの次なるステージを、とにかくスピーディーに駆け抜けたい・・・・問題点は、すさまじく転がっていますが、やるっきゃない。
仕事で鋭気を養って、げんちゃんに体当たりして、ぼろぼろに敗北して、また立ち上がる・・・・なんか、哀愁の戦隊ヒーローみたい・・







 





by glow-gen | 2017-11-30 20:24 | Comments(24)

まるでパブロフの犬! がんばる、イコールくもんのプリント

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 教会学校の子ども達といっしょに、やる気なさそうにネイティビティーを飾ったげんちゃん。(ネイティビティーは、キリスト降誕の人形、最近は、クリスマスは、イエス様の誕生日というのを知らない子がいるんだよな~。)

 月曜は、たぶん、幼稚園時代から最悪です。理由は、日曜がいつも最悪なので、月曜の気分が最悪になるだけなのですが。

やれやれ、またげんちゃんは、日曜は、次の週のスケジュール感覚もなく、宿題も自分からはせず、声かけすると、
「はいはい、わかったわかった。」
とうざそうに返事しました。
私は、月曜に書いてる日課に、テストと、書いてある単元があるので、その教科の勉強をする、と気付いてほしかったし、宿題やってないことも意識に上ってほしかったのに、
「がんばればいいんでしょ。」
と捨て台詞を言って、くもんのプリントを出し始めました。くもんのプリントは、頭を使わずにできるような感じで、実力に合わせた簡単な反復練習ですから、げんちゃんにとっては、楽なのでしょう。
がんばる、ということが、くもんのプリントやること、・・・・そこから広がらないげんちゃんに、いらつきます。

本人なりに、がんばればいいんでしょ、と、私に反撃したいのでしょうが、とんちんかんなんだよ! と、大声で言いたい私です

がんばる・・ということが、パブロフの犬みたいに、”くもん”・・・それだけかい!
もう夜になっているっていうのに、スケジュールについて、思いをはせることが未だにできないげんちゃん。
日曜は、毎週何度同じバトルを繰り返しても、物事の優先順位がさっぱりなげんちゃんです。

声を荒げてしまいます。とことん追い詰めるのはよくないけれど、そこまで言わせるか、おまえは・・・みたいな態度と行動です。
冷ややかな気持ちになります。あほか・・・こういう智恵のない行動は、私はほんとに苦手です。

総論はわかっていても、私の日常は、ほんとに、こんなもんで、褒められた物ではありません・・・とほほ。


日曜は、教会で、クリスマスの飾り付けを皆でしたのですが、げんちゃんは、あいかわらず、
「僕興味ないからいい! 帰ってもいい?」

とか、不機嫌にぬかして、年下の日曜学校のお子さんにあきれられてました。みんなで、楽しく、わいわい年末の行事みたいなものなのですが、げんちゃんは、そういう空気はぜんぜん読みません。しかも、最高学年・・・ひたすら、自分本位・・・それにも、腹が立ちます。どれほど、日頃からお世話になっている、とか、そういうことも、彼の中には、まったくとどまらないのでしょうね・・・
 牧師先生は、いつものことなので、うまく言いくるめてくれるけど、だめ・・・ついに、私が、語気を荒げてとどめる始末。

学習を教え込むのもほんとに大変ですが、こういう、ソーシャルも、教え込むのはただごとではありません。ほんと、発達障害とは、難儀なもんですね。この子たちには、正直言って、どれほど、こっちの心をずたぼろにされるか、はかりしれませんね~。支援のお母さん方に、改善のためのノウハウがんばろう、と言っても、
「いやあ、そんなことしてたら、こっちがまいっちゃう。」
と言われることが多いのも、ほんとによくわかります。

とくに、げんちゃんは、反抗期も入ってきて、そのちぐはぐぶりは、目につきます。進化しているからこその破綻なのでしょうが、こういうステージを、ママ一人で乗り切るのは、ほんと至難のわざですよ!

ロボママさんが、優しくアドバイス下さいました。忍耐強く、気をとりなおして、また取り組むしかないのでしょうね~。やれやれだね。

ロボママさんの抜粋です。(ロボママさんありがとう)

>例えば、「今日クリスマスの飾りを教会でする時、げんちゃんは一人で帰ってしまうだろうな」と予測できる場合、あらかじめ、クリスマスツリーを飾る意味や仕事をする意味などを短く確認し、「自主的に最後までちゃんと参加するように。」と伝えておいて、仕事というものに、意識を向けさせる必要があると思います。

>そして、もし参加できたら、「よく頑張ったね。」などと労いの言葉を掛けます。当たり前のことだと思って何も言わないと、いつまで経ってもそれが大事な活動だということに気づけずに行ってしまいます。

>帰ろうとした時のげんちゃんは意識レベルがとても低かったのだと思います。しかし、今までは意識を入れられなかったことに、意識を入れるトレーニングを繰り返していくことは、とても大切なことだと思います。教会の活動には、げんちゃんの学びがたくさんあると思います。


>それから、いくら反抗期と言っても、子供の態度は親の態度の鏡でもありますから、普段からげんちゃんへの言動には一工夫必要ですよね。

>自分がある程度頑張っても認めてもらえないと思ったら、その認めてくれない相手のご機嫌を取ろうとは思いませんから、ぞんざいな態度を取るようになると思います。

>親から見たら全然頑張っていないように見えても、発達の子は、頑張れないこと自体が障害のうちです。だからこそ、小さいうちは、暇な時間を与えずに、ガンガン課題を与えた方がいいと言ったわけです。
>もちろん心では、げんちゃんの頑張りをたくさん認めてらっしゃると思いますが、この子達は人の心理を読むのが苦手な子達ですから、ママさんの口から出て来た言葉で、ほぼ全てを判断しています。本当に言葉掛けには注意が必要です。

終わり

う~ん、げんちゃんが、私を激怒させてくるので、なかなか難しいです。忍耐を学べ、と、神様に言われているのでしょうね~~。しんど


by glow-gen | 2017-11-27 20:25 | まわりを読む | Comments(20)

支援クラスの子には、学習は必要ない? 無理させてはいけない、という変な考え方

 げんちゃんの発達障害がわかったとき、私は、まったく、子どものトラブルに無知でした。
支援クラスに通うようなお子さんって、知的なものが低く、お勉強は教えてもできないから、勉強は、申し訳程度で、サポートし続けるんだろうな、くらいに、漠然と感じていました。というか、何も考えていなかった。

 それが、げんちゃん5才で、我が子に発達ショックが、訪れました。自分の意識改革が、その時に最も必要なことでした。まず、発達障害とはなんぞや・・・ということを、徹底的に研究しました。漠然と枝葉の部分から理解していきましたが、ただ1つ、私には、わからないことがありました。

それは、この知的障害を持つ我が息子に、学習をして意味があるのか・・・ということでした。確かに、過去に、支援クラスに行くようなお子さんを見て、学習が普通にできるようになった、なんて話しを聞いたこともなかったし、たとえ、すさまじい訓練をして、テストの結果だけうまくクリアできるようになっても、頭そのものが治っていなければ、結局、普通の社会人なんてなれるわけもないし、何も結果はかわらないんじゃないの? ということでした。

 そういう疑問が残る中、エジソンアインシュタイン協会に出会って、
「改善するのかも・・・根本的に」

という可能性を意識することができました。エジソンアインシュタインのメソッドは、基本的なことだけだったので、あとは、自分で研究してやる必要があったけれど、目標をもらいました。

そこから、今のげんママの実践的研究が始まったのですが、あの頃からすると、ずいぶん、私は色んなことがわかるようになったな、と思います。

 良く聞く、学校の支援クラスのありかたについて、これは、違うな、と思うことがあります。日本の場合の多くは、支援クラスが目標とするとこは何なのか・・・という点が、もっと明確でなくてはならないし、それに対してのノウハウも、国をあげて、しっかり検討される必要があるな、と思います。

 たとえば、よくある、

「 支援の子たちは、勉強はそこそこに、無理をさせない。とにかく、大人になって困らないように、ひたすら、生活におけるノウハウだけを訓練していく。」

こういう考え方はどうでしょう。

 昔の私なら、それでいいと答えたかもしれませんが、今ならはっきり言えます。間違っています。

 学校の勉強は、もっとも有効なリハビリです。この子達は、普通の子以上にやらなければならない、と思います。ごく普通に生まれた子と、何かしらハンデを持って生まれた子は、神様からのチャレンジにおいて、まったく別物です。ハンデキャップの子たちは、欧米では、チャレンジド、とか言うらしいです。人生は、皆チャレンジありきのものだと思っていますが、この子達は、最初から、それを明確に神様にもらった子ども達だと思っています。チャレンジありき。そのチャレンジとともに、普通の人にない、奇跡もちゃんと用意されていると感じています。
 
 だから、むしろ、普通の子の何倍も、学習の時間も取り組みも必要だと思います。
「無理させないで、」
 ということも、よく、現場では耳にします。

 でも、それも間違ってます。子どもはハンデの子だけでなく、限界へチャレンジしてこそ伸びますし、そんなやわなものではありません。だから、げんちゃんには、ずっと当たり前のように、たくさんの課題を与えて、常に取り組むことがあたりまえ、というスタンスできました。絶対に逃げることは許しませんでした。


 ただ、その課題、というものが大切で、今のその子にあったものでなくてはならないのだと思います。学習へ入る前のステージでできあがってない子たちなので、特殊な訓練もたくさんいります。そして、有効な取り組みを見極めたら、普通の子より、何倍もがんばらなければなりません。自分からやらなければ、時には、叱咤激励して、やることを強いなければなりません。誰でも、少し苦しいことはやりたくないからです。

 その点におていは、私は、手加減しなかったかもしれません。私の設計ミス、読み違いで、今はぜんぜん合わないトレーニングという物もありました。しかしそういうのは、やっていて、気づけます。こっちのやらせる手間や、ストレスの加減で、今は早いな、ということがわかってくるからです。

 げんちゃんは、はたから見たら、いつも、無理をさせてきた、ということなのかもしれません。オリンピックの優秀なコーチのような存在であることを、常に、自分も、目指さなければならないんだろうと思います。親も、いっしょに育っていかねばならないのでしょうね。(そこにおいては、まだまだほど遠い私ですが・・・)

 学校の勉強は、ほんとに、伸びました。何もしてなかったら、中学は、支援クラス、それがなければ、支援学校が相当・・・という子どもに育っていたことは間違いないです。彼は、支援クラスの中でも、できることがほんとに少ない子でした。


 「ぼくは、支援クラスはいやだ。」

と最近言います。げんちゃんは、中学は支援クラスに所属したくない、と言います。確かに、今では、全部普通クラスで過ごし、テストもまあまあの点をハンデなしに取ってくるようになってます。しかし、げんちゃんの集団での注意力や生活力は、まだまだ、普通とはほど遠く、

「いやいやいや。げんちゃん、確かにがんばってるけど、授業中ぼ~っとしていたり、連絡帳も書いてなかったり、先生が言ったことも覚えてなかったり、できないことだらけでしょ。今は、支援クラスのげんちゃんだから、みんなが、かばってくれて、うまくいってるだけだよ。

 中学になって、連絡帳ちゃんと書いてない、とか、宿題やってない、とか、普通クラスでは許されませんよ。支援クラスがいやなんだったら、もうちょっと、意識入れて、お友達がちゃんとやるところを、全部ちゃんとやりなさいよ。
 できないのに、見栄だけはってどうするの? ほんとにできるようになったら、いつでも、普通クラスだけにしましょ。」

と、げんちゃんに言いました。
たぶん、こんなことを言ってくるのも、自分がずっとチャレンジし続けた自信という物も手伝っているのだと思います。彼は、チャレンジすることを、もう習慣としています。げんちゃんは、しらずしらずに、ちゃんと自分への使命を受け取っているんだ、と感じてます。確かに、普通の子より、ずいぶんがんばらなければならないけれど、その報酬も、人生でたくさんもらうでしょう。ちっとも、可愛そうとか、無理させなくていい、とか思わないげんママです。
 
 だから、日本の支援クラスのカリキュラムも、普通クラスより、もっと専門的に、みっちり・・・に、なるといいのにな~と思います。伸び白は大の子ども達です。


大きなマイナスは、大きなプラスになると信じています。ママは、決して、立ち位置を変えてはいけないな、と感じてます。



by glow-gen | 2017-11-22 12:36 | 特別支援学級 | Comments(30)

くもん4ヶ月の効果。ママの知らないげんちゃん

先週は、修学旅行でホームスクールはなく、それに引き続き、K先生がレッスンできなくて、しかも、学校は早く終わる日があり・・・と、げんちゃんは、久々に、のんびりしてました。
そして、今週になって、一週間がたとうとしてます。
 げんちゃんは、どこか、ぽんと、上昇した感があります。
 こういう空白の時間は、けっこう大事だとは聞いていたけれど。・・・この間に、ぐちゃぐちゃになってた頭の中が整理された模様!

もっともあがったのは、学習に対する取り組み方でしょうか。
学校からたまに出る、応用問題の宿題をやらせました。昔ならこのシリーズは、タイムロスが大きく、取り組ませないようにしてました。でも、どうかな、と思って、国語のそれをやらせました。自分の言葉で書く記述が出てくるし、ちょっとややこしい。

おや、と思いました。もちろん、私が手伝わないと、仕上げられないけれど、げんちゃんの力になる感触があります。×が△にかわってます。

国語力上がってるかも、と思いました。
くもんでは、2年生の国語をやっていますが、ちょっと簡単過ぎるように感じていたけれど、やっぱり、これは、先生にレベルを上げてもらう方がいいな、と思いました。
さっそくくもんの先生にお願いしました。

先生は、国語の進級テストをされたようです。7月に入門するときにしたテストと同じものだそうです。あのときは、17分でやらなくちゃいけないテストを24分かかり、正答率も、70%くらいだったとか。今回は、14分で仕上げて、正答率も、80%以上だそうです。

おめでとう! 

「色々問題があるけれど、国語の学習姿勢が、しっかり定まってきた感がある。1教科でも、そうなると、また新たに良い兆しが現れる。」

先生がうれしそうにおっしゃいました。

やり直しの問題が、できない、と前ブログで書いたように、やり直し問題の抽出を目指して、今回、シールを持たせた私です。まずは、間違えた算数の問題だけに、シールを貼る、という課題を果たしてこなせるのか・・・

先生が電話を下さいました。
「実は、シールの絵柄にこだわって、ぱらぱら漫画みたいにする、と言って、そっちに意識がいっちゃいました。」

撃沈! 真っ赤な事務的なシールにすればよかった。・・・

 げんちゃんは、どうもくもんで、自分を表現することを楽しんでいる様子で、時々まわりを笑わせることに生き甲斐を見いだしている様子です。うっとおしがられてるんじゃ・・・と思ったけれど、先生いわく、そうでもないと言われました。いつもいっしょになる賢いお子さんは、げんちゃんのことを気に入ってるのだとか。(ほんとかいな・・・)げんちゃんがいると、ちょっとリラックスした雰囲気になるのでしょうか。とにかく、くもんで、自分の新しい立ち位置を見いだしているげんちゃんのようです。
「げんちゃん、笑わないよ!」・・・
と、よく、女の子にたしなめられてるらしいですが、数人のいつものメンバーの中では、和気あいあいとした雰囲気が流れているのだとか・・・(う~ん、ほんとかな~・・?)

 たぶん、学校のクラスでは、少し自分を卑下して、あまり自分を出してないのかもしれません。げんちゃんの集団の中での彼の立ち位置について、意外と親は、見えない物です。

 悪意の子の中では、そうはいかないだろうけど、まあ、そういう陽気で好かれる面もあるのかもしれません。ちょっとこの子は、普通じゃないかも・・・単にそう思われているのかもしれません。

 母親に見せる顔以外、私の知らないげんちゃんが、くもんで現れています。中学に向けて、彼のどんな顔が出てくるのだろう。ちょっとこわいような気持ちがします。


 私がげんちゃんに与えている0.9のシャーペンを見て、くもんの先生も、太いのを買ってみたそうです。1.5。

しかし、そこまで太くなると、鉛筆と同じで、ちょっと削る必要が出てくる。私がそう言うと、うなづいてました。

「あらゆるシャーペンを試してみて、0.9ミリのB、しかも、100円ちょっとのシンプルなやつ・・・これに行き着いたのです。」

と私がうんちくをたれたので、先生に感心されました。しかも、グリップのうんちくも、始めてしまって、さらに、先生にびっくりされました。
グリップといえば、これどうかな・・・注文中(親指が、腹を使ってしまいます)


上の写真の、右端のものが、ベスト、これに、注文中のグリップをつけられないだろうか・・・
まあ、塾の先生相手に、なんぼでもしゃべれまっせ~・・・くもん教室のプリントのすぐれたところも、つい、しゃべり続けてしまった私。


なんせ、くもんの積み木は3ケース、タングラム、パズル、分数キッド・・・プリント類・・・くもんのいっぱん教材のお得意さんでもあったわけで、(先生より、くもんのグッズ持っているらしいわたし・・笑・・・・塾の先生同士の会話みたいになって、とっても楽しかったです。

理科のテストを持ち帰ってきました。なんと95点、(自力です。)と先生が書いて下さっていました。簡単なテスト、とは言え、去年ならできてないわけで・・・やっぱり、ほめましょ。

意識はまだまだ、飛んで飛んで、どうしようもなくて。注意欠陥という、それに伴う症状は、なかなか改善しないけれど、彼の学習に関しては、明らかに、伸びてるようです。国語の牽引力に期待したいところです。



by glow-gen | 2017-11-18 01:47 | くもん(公文教室) | Comments(7)

見ていても見えない、聞いていても聞こえない。情報は抽出するもの

またセラピストの先生に、私のぎもんをぶつけてみて、また一つ私はげんちゃんのことを、少し理解することができました。

G 「げんちゃんって、認知症のお年寄りとある意味同じだと思います。」

S 「そうです。げんちゃんが、このまま行って、将来、ママが死んだりしたら、げんちゃんは、ぼ~っと、どこにも焦点をあわせず、くうを見て過ごすような感じになるよ。」
(実際、げんちゃんの幼少期は、ずっとそんな感じの子でした。)

G 「自閉症の僕が飛び跳ねる理由、をお書きになった東田直樹さんが、書いておられたのだけど、
 自分の部屋である人に会っても、他の場所でその人に会うと、もう認識できないそうです。
それって、自分の部屋で会っている状況のすべてが、一枚の写真におさまるようなもので、そこから、人物だけの情報を抽出できない、ということなんでしょうね。」

S 「その通り。見ても見えてない・・・という状況なんだよ。」

G 「だから、たとえば、一生懸命反比例の問題をいっしょにやっていたけれど、げんちゃんときたら、まったく考えない。それも同じことだよね。段階をおって、やっていって、さあ、問題をしてみて、って言うと、今までやったことはすべてかなぐり捨てて、いきなり、適当にやりました。悩むこともなく、いきなり、パッとフィーリングというかなんというか。でたらめ。」

S 「問題の意図や条件を抽出できないわけだよね。問題をさっと読んで、普通のお子さんに理解させるようなやりかたで、はい、やってみて、と言っても、個々のステップとか、段取りとかに意識がいかないから。」

G 「だから、また、もう一度もどって、さあ、ここは、何を勉強しようとするんだっけ・・・と問い、やっと、二つの物の関係を学ぶんだ、ということを導きださせたら、今度は、じゃあ、二つとは何?、と問い、それを考えることができたら、たどたどしくノートに箇条書きさせる。
問題は、1分間にそそぐ水の量と、タンクにたまる時間の関係だったから、今度は、コップと水までもってきて、体感させる。
そこまでして、彼は、問題の内容を、一つ一つ抽出して考えられるようになるんだよね。」

S 「そこまでやったの?」
G 「もちろん、机の上が濡れちゃった。」

S「あはははは・・・
  うん、それでいいよ。時間がかかるだろうけど。問題にしても、問題の隅々に意識がいきわたるように、分解して、抽出して、ある時は体験させることまでして、意識にのせていくんだよ。」

G 「本読みも同じだよね。この前、けっこうむつかしい文章題を75点もとってきたけれど(前ブログの写真)、わかっているか、というとぜんぜんわかってないことも多いからね。なんか、文の前後関係とかから、上手にひっぱってきているだけで、自分の言葉で回答させようとすると、まったくできないことがあります。」

S 「たとえば、映画を見てるだろ。そしたら、駒をとめ、一つ一つの駒において、質問するようなことをしていくんだよ。
 この人の顔はどんな顔? とか、今どんな風なこと考えてるかな、とか、この人は、どういうタイプ?とか、・・。映画が終われば、なんか、わかったような感触になっているかもしれないけれど、何もわかっていない・・・普通の人が当然取っている情報を、まったく取れてなかったりするんだよね。」

G 「 わかります。・・・後から唖然とすることがしょっちゅうだもんね。」

G 「ところで、げんちゃんは、くもんで、やりなおしができないようです。たとえば、10問間違ったとします。普通の子は、10問やり直して、持って行く。でも、げんちゃんは、なんとなく、目についた一問を、ぱっとやって、持って行く。何度言っても、全部やりなおせない。」

S 「それは、つまり、抽出できない・・・ということの典型例でもあるよね。白紙の問題をはじめからするのはできるけど、間違ったとこだけ抽出することはむつかしい。」

G 「なるほど。今は、げんちゃんは、とにかく、一枚の写真で、ぼんやり全体を見てるところから、そこから抽出する、というところが、主テーマなんだね。」

S 「そうです。まだ、やっと、抽出しようと意識が働き始めた初期の段階だね。空間にたとえたら、そこいらに散らばっている点を探してくる段階だよ。 まずは、抽出してしっかり認識する、という段階がクリアできれば、今は、十分ほめてやっていい。抽出するためには、広げてあげることも必要で、散らばっている範囲も、ある程度、広げてあげなければならない。」

G 「はははは・・・まさに、マインドマップなら、ひたすら見つけてくることでオーケーにするってことかも。
 つまり、それらの情報を、ほかのものとつなげて関連付けて考える、というステージはまだ先ってことね。」苦笑


 なんとなく、ぼーっと焦点を合わせて、見えても見えない、聞けても聞こえない、という状態のげんちゃん。そこから、意識を働かせて、抽出してくる、という段階をママは、ヘルプしてやることが、今大事なのだ、と思いました。


 たとえ、なんとなく、テストの点が良くなっていても、そこの意識の問題がクリアしなければ、げんちゃんの心と能力は乖離し、げんちゃんは、なかなかバランスがとれず、生きにくい、そう思うげんママです。発達障害そのものを治したい、と願うげんママです。壮大なテーマなのかもしれませんね~。


ayuminさんのこの記事へのコメントが、すごくはげましになるので、貼り付けさせていただきます。ayuminさんありがとうございます。

>>
げんママ様
またS先生との素敵なお話をありがとうございます。東田さんの「他の場所でその人に会うと、もう認識できない」というのは、私もそういうところがあります。仕事で、201号室に入院中のAさんと201号室でお話するのは問題ないのですが、Aさんに廊下で話しかけられると、「誰ですか?」となってしまいます。でも、仕事なのでそういうことが続くと、不信という形ではっきりと突きつけられ、対策を考えるしかなくなりました。頭の中で10カウントしている間、こっそり見つめて、顔だったり、体型だったり特徴を覚えるようにしています。これも、多分見つめられているのがバレているし、不審なのですが、その後の信頼関係が築けなかったり、医療ミスをするよりはいいはずと思っています。新人時代よりは、認識がかなりまともになっていると思います。
大人になってからでも、本当に必要に迫られると、目覚めてくる能力とか、自分のもともとの能力との付き合いがわかってくるようです。学生時代よりも、今のほうが生きやすいです。



by glow-gen | 2017-11-15 18:30 | 意識のこと | Comments(8)

発達障害ってなんてやっかいなのかしら!

 
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75点83点85点 確かに、進歩。歴史なんて、無理、と去年は戦々恐々としてました。

げんちゃんは、修学旅行に行きました。5000円お小遣いをもらって、置物やら、お菓子やら、合計5点を買ってきました。お買い物に目覚めたようです。
「楽しい~。お買い物~。」
計算障害なので、どうやって買い物したのかしらね?? ざっくり概算で、とまではいかなくても、とにかく、値札より大きなお金を出す、ということでクリアしたと思ったら、やっぱりサポートしてもらったみたいで、がっかり。
しかし、こういう経験がバネになり、色んな超苦手も、生活にいる部分だけなら、なんとなくできるようになる、というものなのでしょう。ちなみに、これはいくら? と聞いても、???まったく把握していないげんちゃんでしたけど・・・

 また、合宿を何度重ねても、前の日の下着や靴下で帰ってくるげんちゃんが、この度は、靴下も下着も着替えてきていました。進歩はあります。用意も、まあまあ自分でしています。
でも、私は、下着、上着、と、用意のしおりに書いてあったのを、げんちゃんは、下着はボトム、上着はトップスと思っていて、シャツパンツを用意することがなかったので、びっくりしました。”下着”の意味がわからなかったなんて驚きです。げんちゃんは、こういう風に、当然わかっているだろう、ということが抜け落ちていて、私は、いつもあぜんとします。

 でも、あまり心配することなく送り出せるのは、支援の先生が同行するのもあります。どういうサポートがいったのか、まだ報告は来てませんが、たぶん、去年の研修旅行からすれば、格段に進歩していることは間違いないです。

 進歩といえば、最近、テストで、80点前後取って帰ってくることがあります。(算数でさえ、83点もとったことが一度ありました。奇跡!)、もちろん、(50点以下の時も多々ありますが、)もちろん、テスト、とあったら、少しは準備してます。でも、5年の最初では、テストでは、持てる力を発揮してがんばる、なんてことさえ難しく、わからないとこがあったら、そこで終わるというような雰囲気でした。・・・やがて、5年の後半は、そこそこ全部、書けるようになったけれど、特別に時間をたくさんもらう必要がありました。

 ここへきて、やっと、簡単な定期テストは、他の子と同じ条件で受けて、時には、良い点をもらってくるようになったようです。とにかく、普通の子がそうするように、時間内になんとかでっちあげて、出す、という当たり前の行動ができるようになったわけです。進歩してます。

 でもな~・・・げんちゃんの意識障害は、やっぱり、はなはだひどいです。日曜日は、毎回バトルでへとへとです。彼は、宿題のことなんて、頭の隅にさえなく、気付かせてやり始める頃には、もう寝る時間が近づいていて、すぐに眠り出します。日曜日、毎週教会に礼拝に行きますが、その時間も、何年も行ってるのに、把握しません。

 すべては、母親に丸投げなのか、考えられないのか・・・そこに意識を向けません。一事が万事そんな感じなので、テストが少しよくなった、と、言っても、なんか手放しに喜べません。

くもんの先生に電話したら、こんな意味のことをおっしゃってました。

「私は、今までできなかったことができた時だけほめるんですよ。げんちゃんは、自分一人で、全教科をこなせないのです。1つ終わったら、お友達を笑わせに行ったり、次にうつれません。時々できたら、ほめるのですが、また次の時は、できたりできなかったり。つまり、普通の子は、褒めたりすることで、目標を気付かせ、良いサイクルに転がしていけるのですが、げんちゃんは、できたりできなかったり、同じ範囲を繰り返すだけで、いっこうに、良いサイクルに乗っからないのです。これは、私の課題ですが、難儀してます。」

まさに、私が、ほんとにいらいらするのも同じ点だと思います。彼が、達成するのは、各論のパーツパーツであって、いつも、目先のことだけで動く、刹那主義のげんちゃんであることはかわりません。

ダチョウは、今やってること、目先のことだけしか、意識がいかないそうです。卵を産むときは、そのことだけ、だから、あとから、自分が生んだ卵を踏みつけても、気にしない。げんちゃんは、ダチョウ的です。

ピアノの先生が、地道に何度も何度も取り組んで教えている、音符の長さについて、(四分音符は一拍とか・・・そんな勉強です)前よりは、多少はいるようになってきている、と言われますが、理解力は低く、常識を逸してます。
 ピアノの先生は、行ったり来たりを繰り返しながら、底があがっていくでしょ。と、言ってくれましたが、そうかな~・・・と懐疑的なげんままのメンタルです。

 先週は、修学旅行でホームスクールもなく、まったく時間の余裕もありませんでした。ただ怒濤のように時間が過ぎて、何もできないままに、げんちゃんが、好き勝手にどんどん思春期へ突入するような無力感を感じてます。

 ダチョウ的なげんちゃんが変わっていくのかな~・・・確かに、進歩してますが、私は、ぜんぜんそれを喜ぶ気になれなくて困ります。

最も、変わってほしいところは、なかなかかわりません。発達障害とはなんてやっかいなのかしら・・・

by glow-gen | 2017-11-13 20:04 | 意識のこと | Comments(9)

正しい価値認識を入れてあげること。指先は常に鍛えること・・・

  げんちゃんは、確かに伸びたと思うけど、あるところで、いったり来たりしている感があります。
良い峰が見えると、もう、そこに来て当然と思ってしまうのが親というものかもしれません。でも、底と峰の間あたりにいるのが、今のげんちゃんなのだと思います。

発達障害とは意識障害・・・そう思って見ていると、ほんとにわかりやすいです。学習するときも、結局意識が入らないので、わかっているようなことでも、あぜんとすることをしたりして、この子は、わかっているのか、わかっていないのか、さっぱり不明・・・みたいなことがおこります。

この時期を突き抜けるには、まだまだ、根性がいるようです。ここを突き抜ければ、ある程度、発達障害の本質にせまることができるわけで、そうたやすい道のりではないのだと思います。げんちゃんも、苦しい勝負になるので、逃げようとしているのが見え見え・・・完全に逃げ場をふさいで、自分と向き合わせることをしなくちゃいけないのかな、と思います。

 そういうことを、セラピストの彼、Sさんと話しました。

G「そろそろ次の段階に行かなきゃね~。」

S「追い込んでいくのではなく、ちゃんと向き合うための、腹をくくらせなきゃいけないよね。」

G「なんか、くもんの先生は、げんちゃんに自信をつけてほしい、っていうので、今は、あんまり矯正せず、問題もかなり落としてさせているので、くもんだけは、楽しい、と言って行くけれど。K先生のところは、重たい・・・とかぬかしてる。」

S「ははは・・・くもんは、単純にK先生のところでやった成果、実であって、それだけにすれば、またいきづまるのはみえてるんだよね。それに、自信ばかりつけても、だめで、何が正しくて、何が正しくないか、的確な価値認識をつけなくてはだめなんだよね。

発達障害の子は、ただほめるだけの教育は危ないよ。この子たちは、ほめられれば、自分の勝手な価値認識に歯止めがかからなくなるから。褒めるときは、しっかりほめるけど、持ち上げすぎないようにする。持ち上げて、すっと横に逃がす感じかな。
とにかく、正しい価値認識を植え付ける、ということを抜きに、ただ褒めるとか、肯定する、とかいうことはやめた方がいい。」

G「でも、げんちゃんが、たとえば、さっきにみたいに、自分が感じていることを、やっと言葉にできはじめたので、反抗的な行動も出てきたけれど、こっちも、手応えがあるし、やりやすくはなっていますよね。」

S「今は、わかっているけど、実行できない・・・先に行けない。そんな感じなんだよね。意識も入るときもあるけれど、どうしようもなく吹っ飛ぶ時も多い。」

G「ほえ~。しんど~い。ところで、クラフト類とか、絵は、まだまだやんなくちゃいけないんだけど、ぜんぜん食いつかないんですよ。くいつかないと、どうしようもないもん。」

S「確かに、げんちゃんの空間認識は、不完全でしょう。」

G「昔は、平面の模写をいっぱいして、なんとか絵を描けるようになったけど、今度は、立体の模写が必要な気がするんです。たとえば、タマネギとか、単純な形を少しずつ描かせた方がいい気がするんだよね。」

S「それは、すごくいいと思うよ。でも、直線のものにしてね。曲線は、彼らはとてもとらえにくいんだよ。だから、まず、コップとか、まっすぐな線で出来ている物からでいいと思う。
げんちゃんは、見え方が、たぶん、ぼんやりしてるんだと思うよ。見え方というのは目の問題ではなくて、脳の認識の問題だけど、輪郭とか、なんとなくぼんやりしてると思う。」

G「やれやれ。・・・まだそう言う段階・・・」

S「クラフトも、少しずつ根気よく取り組むのが必要だね。指先は、ほんとに大事で、たとえば、字でも、パソコンの時代だから、もういいんだ、なんていう考え方は危ない。指先能力は、油断せず、地道につけるようにしなくては、意識はなかなか上がっていかない。
 げんちゃんは、物の扱いが、まだまだアラっぽく、細かく注意がいかない、というのも、まだあるよね。物の扱い方、というのは、他人に対しての配慮や、対人関係にも反映するよ。げんちゃんが、もう少し、他人に対して興味がわいていくといいんだけど、まだまだそこがね~・・」

G「今は、支援クラスのげんちゃん、というので、下駄はかせてもらってるから、なんとかなっているけど、普通の中に入れれば、まだぜんぜんなんだよね。」

G「しかし、Sさんは、よくわかるわね~。発達の子の認知がよくわかってるけど、勉強されたんですか」

S「僕は、その子の前に立つと、なんとなく、その子がどんなことで困ってるか、どんな風に認知してるか、だいたいわかるんだよ。」

G「ひょえ~~。そうなのかな、とは思ってたけど。普通は、そこを理解するのに四苦八苦するのよ~。」

S「次のステップにそろそろ行くかな~。僕は、やりたくないな~。大変だぞ~・・・ママ自分でやって。」
G「そんな~。ここで見捨てないでよ。」

S「ははは・・・笑 また、いつかどっかで合宿行こうか・・・・ぼくきついな~・笑・・まあ、伸びればおもしろいし、やりがいもあるけど。」

G「げんちゃんは、私がいつも逃げ場をふさいじゃうから、打たれ強いでしょ。現実はちゃんと認識させようと、いつも思う。」

S「なかなか、そういう母親ばかりではないかもね。優しさと、厳しさがいるんだよ。ちょっと、厳しさが強い時もあるけど・・・笑。もう少し、長い目で見てやって・・・」

「へい・・・笑」

セラピストのSさんとの会話は、たくさんの学びがはいってます。私が、頭悪くて、なかなか把握できなくて、しかたないので、会話をメモって、直接アップしてみました。セラピストなんていうくくりではない気もするのですが・・・彼から学んで、出来る限りアップしてみたいと思います。



by glow-gen | 2017-11-04 17:39 | 意識のこと | Comments(19)

意識の広がりが生まれてきた。空間認知、入りすぎない集中

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  K先生の個人塾では、あいかわらず、ぼ~っとして集中できない日が多いです。くもんはくもんで、カリキュラムもやさしいのをしているし、縛りも少ないみたいで、楽しそうに行きます。どうも「毎回、げらげら意味もなく笑っている、」そうです。先生がおもしろいんだ、と言って、笑いのつぼにはまるらしいです。
  個性的ではあるけれど、周りを意識しながら、浮くのも個性の範囲にとどまっている、と、先生が言うのを信じましょう。

 そんな中にあって、ふと気付くと、げんちゃんの色んなことが、前より進歩しています。あ、そういえば・・・前は、こうじゃなかったよね・・・という感じです。


 一日のスケジュール管理が、前よりずっとできるようになって、丁寧に理解させ、シュミレーションすると、まあまあ、一人で準備してこなすようになりました。先日、珍しく、お友達のところに遊びに行きました。
行く前にげんちゃんに持たせるガラ携を与えて、
「Aちゃんのおばちゃんに、電話番号聞いていたら? マンションの番号忘れた時に、下から電話すればいいでしょ。わかった? おばちゃんに、電話番号を聞いて、携帯に登録する・・・もう一回言うよ・・・」
まあ、こんな感じで指示したのですが、果たして・・げんちゃんは、ちゃんとやってきました。 びっくり。

 二つくらいのことを指示しても、やってしまったりする。もちろん、できるんだ、と思って、安心してたら、あれって言うのもあるけれど、私の認識が、できる子なんだ、という認識にかわっている・・・

 考えてみれば、昔は、げんちゃんに指示したって、何一つできないので、常に、支援クラスの先生の連絡帳にしたためていました。もちろんそれでも、うまくまわらないことも多かったです。
とにかく、先生の連絡帳だのみ。それが、最近は、連絡帳でやりとりしなくても、あまり支障がなくなっています。私の連絡帳の記述も、さっぱりしたものに変わっていて、以前は、ついつい1ページぎっちり書いても言い足りない・・・的な感じでした。

最難関のように感じていた時間の感覚も、
「あと2時間あるんでしょ・・だから、少しは、これで遊んでもいいじゃん」

とか言ったりすることもあります。時計は、いまだに、5,10,15・・・・と分針を読むようなありさまだけど、それでもなんか違う。

第一、思うのだけど、マインドマップを作りながら、

「ねえ、これどう思う?」
なんて聞いても、
「・・・・・・」

感想なんてまるで出てこなかったことを思い出します。問い詰めれば、さらに、出てこなくなり、とんでもないことを言ったりして、私のストレスだけ上昇していってました。やっと、自分の思いや気分、そういうことを言葉にし始めたようです。以前は、自分の心の状態なんて、まったく把握できなかったんでしょうね。そこに焦点を当てたこともなかった。言おうにも、わからないから、言葉も出ない。 興味のあることだけ、たまに饒舌になる、普段はレスポンスの弱いげんちゃんに、いつもイライラしてた私です。

げんちゃん、やっぱり、変わったな、と思います。


 これは、意識の方向が少し広がってきたためだと思います。また、色んなことに言葉を貼り付けられるようになったこともあるのかもしれません。意識の広がりと言語は、多少かぶっているのかもしれません。

でも、意識の改善には段階があります。

 まずは、広がる。つまり、気付く、ということです。幼児の頃なら、広げるだけで精一杯、それができればおんの字というところかもしれません。

そして、次に、それと関連することを見つける、ということでしょう。

そのステージがしっかり成熟していくと、次は、判断する、というほぼ完璧なステージの入るのだと思います。

イメージで言うと、まわりに点が加えられる。次は、線で結べる。次にその線が入り組んで、やがて、立体になる。そんな感じだと思います。

やっと、少し広げられるようになった・・・今は、そんな感じなんだろうな、と思います。


 最終的に立体にできるためには、色んな能力が必要なんだと思います。空間認知も大切らしいです。

 セラピストの彼が、我が家に遊びに来て、ドローンをおいていきました。めちゃ難しい・・・汗
彼は、なかなか辣腕だな、と思います。ドローンに関してこんなことを言っておいていきました。、

「ドローンは、1時間充電して、10分しか飛べないんだよ。この子たちは、入り込んでしまうのをコントロールする必要がある。この10分しかできない、というのがとてもいいんだよ。
そして、空間を、体で感じるために、ドローンを指先で細やかに動かすのが効果的で、これをこなせるようになってきたら、げんちゃんも、次の段階に行くんじゃないかな・・・」


は~・・・彼は、どうして、この子たちのことをこれほどわかるのかしら???

そして、あれから、1ヶ月近くたって、そういえば、げんちゃんは10分みごとに、ドローンを操縦するようになりました。なるほど、彼の予言は的中なんだよね~。



by glow-gen | 2017-11-01 14:38 | 意識のこと | Comments(12)



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中学1年になる息子げんちゃん。5歳の秋に、発達障害が発覚。最初はショックだったけれど、脳はまだまだ未知数。ママがなんとか素敵な子供に育ててみせるぞ~。最初はIQ60、・・コミュニケーションも微妙。身体もふらふら、はさみもにぎれず・・・もちろん絵もまったく描けず、5歳なのに、ほとんど2歳児みたいでした。いや、それ以下の機能もたくさんありました。
 「子供の脳に良いこと」を書かれた鈴木昭平先生が主催する、エジソンアインシュタインメソッドに出会って、ママが改善をさせることを学びました。そこを皮切りに、日々研究を積み重ね色々取り組み、相当改善してきました。、たまたま支援クラスができなくて、普通クラスの1年生に入学しました。2年の2学期から、支援クラスができて入ってます。算数の学習障害は、ひどく、相当苦労してますが、毎月毎月、必ず進化しています。日々はらはらどきどき。 天才ぼうやに育てるべく、奮闘中。パパと一人暮らしをしている大学1年生の娘と、医療関係に働くワーキングママ。
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1年生の2学期から週に1.5日学校を休ませて、ママがおうちでホームスクールをやりました。4年からは週二日になりました。さらに、5年の9月からは、2.5日に増え、3学期からまた、週2日にもどし、6年の後半からは、週に1日に減らしました。
近くに住む、主婦のK先生のおうちで、ママが仕事でできない日は、ホーム学習のお手伝いをしてもらっています。
 5年生からは、算数以外、試験的に普通クラスにシフトという快挙です。6年生は、すべて、普通クラスですごすようになりました。発達の改善に取り組みはじめて7年の歳月は、子どもをどんどん改善していきました。
 6年になって、不思議なセラピストのS先生に出会い、発達障害は意識の障害だ、ということを認識しました。意識が抜けたような状態のげんちゃん。その部分が改善されれば、発達障害のコアな改善につながると、がんばっています。中学は、地元の公立中学へ入学。国語と算数だけ、支援クラスで、マンツー指導を受けています。ホームスクールは中学からは中止しています。
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