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げんちゃんの発達障害プロジェクト

カテゴリ:認知のゆがみに対して( 2 )

発達障害の意識障害の重症度・・・げんちゃんは重症だ~!

  げんちゃんの気持ちは、前向きになってきている、と感じるけれど、じゃあ、前向きなことがすぐさまたくさんできるか、というと、そこはほんとにこれからスタート時点に立ったばかり、という感じです。

表現は、変だけど、わけわからず暴走していたピノキオを、とりあえずおじいさんのところに持ってきた・・・なんか、そういう感じです。
まだまだ、勉強なんかに鋭く気持ちが向かうなんてことも無理だし、当たり前の常識感さえ、ほんとにやっとスタート時点みたいです。

私のピノキオ君は、とりあえず、悪い商人からやっとこっちに戻ってきたけれど、まだまだ人間にはなっていません。そんなピノキオ君が、前向きに、学習にバリバリ取り組むなんて無理なのはしょうがない。まずは最低限人間になんなきゃね。

先日、学校からもらった学習プリントが宿題なのかどうか、げんちゃんは、初めておそるおそる友達に聞いたようです。
「これは、宿題なの?」
友達が 「そうだよ、」と答えたそうです。どきどきした、と言っていました。

じゃあ、宿題なんだったら、それを優先してする、というところ欠落していました。げんちゃんは、帰ってきて、好きなチャレンジタッチの英語だけ熱心にやっていました。

夜になって、私が宿題に気づいて、あわててさせるはめになりました。時間が押していてあせる私と、途中から、完全意識ぬいてくるげんちゃんと、かみあわない気持ち。

それでも、無理にやらせたら、最後は、主客転倒の横柄ぶり。あいかわらず疲れ果てました。げんちゃんの目標は、とりあえず上にあるものの、げんちゃんの各論は、悲惨! 目的意識はでたらめ。 どういう目的で、今何をやるの?? ここは、ほんとに0出発といったところです。

 そして、げんちゃんの感覚のずれは、ほんとに私たちが考える以上で、今日もK先生のマインドマップによると、げんちゃんが、人間ではなく、ほんとに心がずれたピノキオ君だとわかります。

K先生によると、

普通クラスのお子さんに、今回、思いきって話しかけただけで、もう、自分は、友達と話している、という認識になっているようです。
あきれたことに、なぜ、普通クラスの子は、げんちゃんに話しかけてこないのか、という問いも、
「自分がちゃんとできているから。言わなくてもいい、とみんなが思っている。」

こんな珍回答さえ出てきたようです。コンプレックスもあるようですが、それと共存して、自分はえらい、という、信じられないような自己肯定感も共存しているようです。

「少し肯定されたり、ほめられたりするだけで、げんちゃんは、それ以外のところが消えてしまう。すべてができていると勘違いしてしまう。だから、今は、絵画は休ませたほうがいい。」

とS先生に言われて、半信半疑ながら、今だけ絵画を休んでいるげんちゃんですが、K先生のマインドマップから、なるほど、まんざら、うそでもないんだ、と納得がいく次第です。
げんちゃんの認知のずれは、私たちが考えている以上で、毎日、日々起こることを、細かく細かく検証して、説明を加えてやらないと、げんちゃんは、人間になれないピノキオ君のままなんだ、とびっくりします。

 あげればきりがありません。

 いろんなことがあります。たとえば、プリントが散乱していて、げんちゃんに、トレーを渡して、まとめて入れるようにと指示した時も、げんちゃんは、私の指示でとんとんと、テーブルで端をそろえる動作をしたものの、ふとトレーに入れた状態を見たら、なんと、紙が四方八方に飛び出したまんま・・・ということもありました。

トレーにきれいに入るようにまとめる、という目的意識が働かないのでしょう。私にやるように指示されて、そろえる動作だけ、素直にやったのでしょうが、何が目的かつなげていない。きれいに入れるためにやってる行為だととらえれば、はみ出て入れば、ちょっと気持ち悪くなるんじゃないかと思いますが、彼は、そんなことはどうでもいいのでしょう。
彼がやったことは、目的のない無駄な行為でした。

 日常生活には、そういうことがちりばめられていて、ささいなことで、あぜんとさせられる日々なのです。どこまで、一から十まで教えてやらないといけないのでしょうか。あれだけ、いろいろやってきたけれど、この子は、ほんとにまだ人間とはいえないな~・・と感じます。木のピノキオ・・・つくづくそう思います。

こんなこともありました。5歳の女の子が我が家に来た時、げんちゃんは、まったくその子を無視していました。あれこれお兄ちゃんらしいことをさせるのに、いちいちすべて指示してやるしかない。その子に心をぜんぜんかけない。もちろん意地悪もしない。とにかく、どうでもいい・・・そんな感じです。

K先生はそのことを、また検証します。

「え~・・・別に~、小さい子なんて興味ないし。どうでもいい。」

げんちゃんは、めんどくさそうに言います。

あきれたK先生は、
「じゃあ、あなたに対しても、私やまわりの大人たちが同じことをしましょうか! それってどう思うの?」

なんてことを、一つ一つ教えていく・・・なんとまあ、げんちゃんの重症ぶりはどれほどのものなのでしょう! 心のないピノキオ君。いや、Sさんいわく、心がないのではなく、殻の中に入っているような感じなのだとか・・・・確かに、意識ががんと入った時は、多少は、人らしくなりますよね~。でも、なんか、いまいち入っていない時は特に、マインドマップをすればするほど、げんちゃんの不感症は、ここまでひどいのか、と、私もK先生も、あぜんとするばかりです。

S先生が、
「勉強どころじゃないよ。まずは、心を成長させないと・・・まだまだ、勉強まではいきつかないね。」
なんて、おっしゃいますが、ほんとだな~と納得します。かといって、勉強も、すべてほっとくわけにもいかず、少しずつ少しずつ、様子を見ながら進めるという感じです。
中学あと2年間で、どこまで伸びるか、私たちの挑戦は、ほんと、エベレスト登頂みたいな気がします~・・・

ほんと、最近つくづく思います。

 げんちゃんほど意識障害のひどい子は(気持ちを働かせることができにくい。どうしたいという思いさえ持ちにくい。)、そうそういないんじゃないかな~。きっとげんちゃんが改善するんだったら、多くの発達障害のお子さんは、ほとんどの子が、もっともっとスピーディーに伸ばせるんじゃないか、って、感じてしまいます。
 すべての起動力である”思い”がそもそもないのですから、笛吹けど踊らず・・・なのです。

 発達障害を意識障害のレベルで見ると、幼児期多動であばれている子の方が、あの頃、蝋人形のように、ただぼ~っとして何も思いのないげんちゃんより、ずいぶん軽い、ということもありうる、と気づくようになりました。
 僕はこうしたい。たったそれだけのことも、言えなかったげんちゃん。

 だから、お子さんが暴れて困っているようなママも、決してあきらめないでほしいな、と思います。案外、げんちゃんなんかより、ずっと早く改善できることもあると感じます。
 
 最近どの発達の子を見ても、うん、げんちゃんより、意識(気持ち、意志)が外に出てる。すごいな~、なんて思うことばかりです。

by glow-gen | 2019-03-22 20:19 | 認知のゆがみに対して | Comments(4)

空間における自分の立ち位置、基準点を感じられてない。図形問題がわからない。

 
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自転車には、ぜひバックミラーをつけるといいですよ~。空間認知しっかりしてきます。
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図形、中学は、なかなか手ごわそうです。教えながら、えっちら作図させます。


げんちゃんが少し変わってきたので、少し私との関係もかわってきました。そんな中で、昨日は、教会の子どもクリスマスでした。幼児から中1のげんちゃんまで、10名ちょっとで、賛美歌を歌ったり、ゲームをしたり、楽しいひとときでした。

 いつもこういう場面では、特別悪いということもないけれど、どこか、自分のことだけ、という雰囲気をただよわせていました。小さい子に心をかけるわけでもなく、ある時などは、終わり頃
「ぼく、帰っていい?」
なんて言い出したりしたこともありました。遠い昔にさかのぼれば、うっとおしく、俺が俺がの時代もあったけど。

 でも、昨日は、成長してました。ひっそりとしていても、なんとなく、集団に加わり、時々はまわりを意識しています。誰と話す、誰と遊ぶ、という感じではないけれど、しっかり連帯感があります。
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教会での子供クリスマス。キリスト生誕のお話を聞いてます。

 帰りには、子ども達を送って自分から玄関に来ています。小さな子に手を振ると、玄関のくもりガラスの霜に、帰るお友達が見えるように、指で字を書きました。
「がんばったね!」

 小さい子が、ゲームをがんばった、というので、先生方が褒めたのに呼応して書いたようですが、なんか、小粋です。
まあ、それなりにまわりを読んでるのかな~? 
帰ってS先生に報告すると、彼はこう解説してくれました。

 自分のことが把握できてくると、周りが見えてくるんだよ。つまり、今までは、自分のことさえ見えていないのに、まわりが見えるはずもない、ということだったのでしょうね。
自分をまわりに映し出して見る。まずはここから。それから、その反対、自分に映し出して周りを見る?

順番は、まず自分がわかる、ということらしいです。つまり、げんちゃんは、ずいぶん自分を感じることができ、理解できるようになっている、ということのようです。

 ところで、昔から、げんちゃんは自転車が大好きですが、運転は、危なっかしいです。周りを見てません。それで私は、ハンドルにバックミラーをつけてやりました。車を運転する立場からすると、自転車にバックミラーがないことの方が不思議だと常々思っている私です。
さっそく、バックミラー付き自転車に乗って家に帰ってきたげんちゃんは、開口一番
「さいっこう!」
すかっとしたような口調です。ちょっとびっくりです。きっと、かっこ悪いだの、文句言うにきまってる、と思っていました。
Sさんは、
「初めて、違う方向から見て、視野が広がったんだね。そういう見方ができたら、すとんと納得してつながる部分ができたんだよ。」
と言います。
げんちゃんは、ステレオタイプなくらい、一方項からしか、物事が見えない子なのです。バックミラーは、そんなげんちゃんに、新たな広がりを作ったようです。
Sさんのアドバイスや解説は、いつも的を得ていて驚嘆するばかり。

 ちょうど、げんちゃんは、数学で図形をやり始めました。回転移動だとか、点対称だとか、作図も学びます。ある日、私は三角形の回転移動についての問題をやらせていてびっくりしました。
簡単にわかるようなところで四苦八苦しています。


Sさんは、またこう言いました。
「自分の立ち位置がわかってないんだ。そりゃ、図形はわからないのもしかたのないことだよ。」
と言います。つまり、位置を把握するときって、自分という存在が真ん中にあることを感じています。その感覚を支点に空間を感じます。ところが、げんちゃんは、その自分のいるとこの感覚が弱いのだそうです。

さっきの自転車のミラーは、その弱い部分を、すっと感じることができたのではないか、と思います。

ちなみに、毎朝出がけに、合わせ鏡をして、自分をあらゆる角度から見せることがおすすめだそうです。なるほどな~と思います。紙の上で、図形を移動させる練習をしても、自分の立ち位置を感じていいないのなら、かなりそれは漠然としたものになるのだろうな、と想像がつきます。

自転車のミラーは、ちょうどナイスな選択だったようです。
自転車ミラー、手鏡、思いかけず、げんちゃんを成長させるアイテムとなりました。

by glow-gen | 2018-12-11 00:43 | 認知のゆがみに対して | Comments(6)



中学2年生の息子。5歳の時に、発達障害とわかり、ママの格闘と改善の記録。
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げんちゃんママの紹介
中学2年になる息子げんちゃん。5歳の秋に、発達障害が発覚。最初はショックだったけれど、脳はまだまだ未知数。ママがなんとか素敵な子供に育ててみせるぞ~。最初はIQ60、・・コミュニケーションも微妙。身体もふらふら、はさみもにぎれず・・・もちろん絵もまったく描けず、5歳なのに、ほとんど2歳児みたいでした。いや、それ以下の機能もたくさんありました。
 「子供の脳に良いこと」を書かれた鈴木昭平先生が主催する、エジソンアインシュタインメソッドに出会って、ママが改善をさせることを学びました。そこを皮切りに、日々研究を積み重ね色々取り組み、相当改善してきました。、たまたま支援クラスができなくて、普通クラスの1年生に入学しました。2年の2学期から、支援クラスができて入ってます。算数の学習障害は、ひどく、相当苦労してますが、毎月毎月、必ず進化しています。日々はらはらどきどき。 天才ぼうやに育てるべく、奮闘中。パパと一人暮らしをしている大学2年生の娘と、医療関係に働くワーキングママ。
 近くに住む、お姑さんに手伝ってもらいつつ、がんばっています。
1年生の2学期から週に1.5日学校を休ませて、ママがおうちでホームスクールをやりました。4年からは週二日になりました。さらに、5年の9月からは、2.5日に増え、3学期からまた、週2日にもどし、6年の後半からは、週に1日に減らしました。
近くに住む、主婦のK先生のおうちで、ママが仕事でできない日は、ホーム学習のお手伝いをしてもらっています。
 5年生からは、算数以外、試験的に普通クラスにシフトという快挙です。6年生は、すべて、普通クラスですごすようになりました。発達の改善に取り組みはじめて8年の歳月は、子どもをどんどん改善していきました。
 6年になって、不思議なセラピストのS先生に出会い、発達障害は意識の障害だ、ということを認識しました。意識が抜けたような状態のげんちゃん。その部分が改善されれば、発達障害のコアな改善につながると、がんばっています。中学は、地元の公立中学へ入学。国語と算数だけ、支援クラスで、マンツー指導を受けています。ホームスクールは中学からは中止しています。
IQは80台に改善

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