げんちゃんの発達障害プロジェクト

カテゴリ:中学入学( 8 )

2学期の中間テストの結果。クラッシックにはまった。

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1学期の期末は、半分やるのがやっとだった。 社会23点

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今回のテストは、58点、なんとか、埋めた。やり直しの時間、マーカーで線をひいている・・・社会は大きく躍進。 

 げんちゃんのテストが全部帰ってきました。二日目は、幽体離脱したようだったし、色々こっちに反抗してきてたし、まったく期待していませんでした。

でも、英語58点、社会58点、理科47点、国語27点、数学5点・・・・・ と3教科は、人並みの点を取って帰ってきたので、ちょっとびっくりしました。英語は、最終日の最後で、できるはずのところをたくさん落としていましたが、最後まで、ざっくり仕上げていたのにはびっくり。どの教科も、最後まで仕上げる、ということに意識をおいていたようで、そこそこ終わっていました。8月最初の夏休み明けテストと、今回では、ステージが一つかわっているようです。

 今回、こっちの勉強のさせ方は、そうかわっていないので、げんちゃんの意識レベルが上がったのだと思います。数学の5点にはびっくりですが、英作文に、自分紹介で
I like math.
なんて、ちゃんちゃらおかしくなることを、真顔で書いているので、今後に期待しましょう。

日々取り組まれている支援の先生も、テスト用紙に、けっこうびっちり最後まで書いている様子を見て、感激していたようです。まさに、これが、意識障害と言えるゆえんなのでしょうね。意識さえ入ってくれば、ドミノたおしみたいに、すべて好転することも夢じゃないのでしょうか・・・・・・・・

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 さて、なかなか書く暇がなかったのですが、げんちゃんは、ここんとこずっと、クラッシック音楽にはまっています。クラシカロイド、という音楽アニメをきっかけにして、少し興味がわいたところに、電子ピアノにしこんである、60曲の自動演奏を聴きまくって、次に、その楽譜に譜読みを延々と書き入れるという行為が始まりました。(6年の終わりかな?)

 しばらく、彼の余暇は、ひたすら、楽譜に譜読みの書き込みでした。

 そのうち、その中の曲を弾きたいと思ったようです。さすがにげんちゃんの一番弾きたいという曲は無理で、モーッツアルトの「トルコ行進曲」で妥協しました。それでも、ソナタの曲ですから、能力の3段上くらいです。4ヶ月かかって、まだまだ1ページ目がやっと・・・・それでも、さすが発達君、好きなことは、投げ出さずやっています。(練習のクオリティーは、低いです。)
 それから、最近は、楽譜をやたらコピーして、スケッチブックに貼りまくっていました。(電子ピアノのおまけの、60曲の楽譜集)やがて、それに絵を描くようになり、ベートーベンの「月光」の楽譜に月の夜空を描きました。
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 絵画の先生に見せると、
「うん。月光は、このイメージだね。次からは、楽曲のイメージを、絵画で描いてみようか。」

なんて言われていました。なんでも、先生は、音大に行こうか、とさえ思ったほど、ピアノも上手らしく、げんちゃんのクラシック熱を、おもしろがっている様子です。

 さて、先日、げんちゃんは、あいかわらず、楽譜をコピーしていました。スケッチブックが足りなくなって、家にあったサイズの小さなスケッチブックに、楽譜を貼っています。そして、あろうことか、適当に貼って、はみ出したところをじゃきじゃきと切っています。目を覆う汚さ・・・

「げんちゃん、2冊目コピーしたって意味ないでしょ。あなたは何をやりたいの? 音楽? 工作?・・・工作なら、もっときれいに作るべきじゃない。」

なんか、焦点がぶれている。だって、最終的に弾きたいんだったら、2冊目なんてやる前に、練習の方にエネルギーがいくはずだし、素敵な楽曲集を編集したいんだったら、もっと、クオリティーの高い作業をするはずでしょ。コピーも端が切れていたり、とにかく、ぐちゃぐちゃです。練習は、いまいち身が入らず・・・・・・・

何がやりたいのか、さっぱり見えない・・

でも、1冊目の表紙を見たら、目次、と称して、中の楽曲のタイトルが書いてありました。そこだけは、進化ですね。弾きたい曲の楽曲集を作ろう・・・という目的が見える。


「げんちゃん、何のために、楽曲集を作ったの? 目的は何? ・・・自分の好きな楽曲集を作って、一つ一つ弾いていきたいんじゃないの?」
「あ・・・うん・・・」

「じゃあ、何冊も作るよりも、まずは、トルコ行進曲を必死で弾いて、しあげないとね。」

やれやれ、S先生流に言うと、げんちゃんは、目標はなんとなくつかめるようになったけど、やっていることの目的を定められない、とのこと。

確かに、音楽が好き、となった時、たとえば、さかな君が、一つ一つさかなのことを深めていったようには、焦点が定まっていません。
スケッチブックに貼っていった時も、練習するときも、自分が、何を目的にやるのか、ということが、どうもぼけていて、こっちの方で、少し、目的という点を、言い添えてあげる必要があるようです。

やれやれ・・・と思いつつ、アドバイスしていると、遅まきながら、コピー熱は終わったようで、帰ってくるなり、まず、ピアノ練習をするようになりました。

まだまだ、間違ったところはそのままスルーして、やみくもにやるので、そこも、修正です。

ほんと、発達障害ならではの、すぐれた集中力が出て、形になっていくには、まだまだ焦点はぼけぼけで、クオリティーもぜんぜん低い。でも、ほんの出力の兆しは出てきています。

この話をすると、まるで、さかな君がさかなに熱中しているようなありさまを思い描いて、ピアノの先生さえ、どんどんやらせてください! と言われますが、彼の中で、目的がぼやけて、堂々巡りしていることも多く、ほったらかさず、しっかり、方向修正してあげなくてはなりません。


まあ、でも、とてもおもしろいと思います。

こういうことが、ほんとに普通以上の突き抜けたクオリティーになっていけば、ここからは、発達育児の真骨頂でしょう。内申書も学歴も、どうでもいいんですよ~・・・とわくわくしてくる世界があるに違いない。

そこへ行くには、並大抵じゃない淵がありますが、うまく導いてやれたらな、と思います。


「作曲をしたいんだ!」

私の発達君、やっとユニークな形がほんの少し出てきた、そんな感じです。それもこれも、日々、低い項目すべて、一生懸命取り組んできたからなんでしょうね~。



  

by glow-gen | 2018-10-04 20:40 | 中学入学 | Comments(6)

親への甘えと反抗、周りの人の助け

少し上がったな~という感触があったあとは、お決まりのどかんと落ちるパターンがやってきます。そういうものだ、と認識していないと、ほんとに感情を振り回されます。当然今回もその通りです。

 日曜日の9時半から、所属しているプロテスタント教会で、月に一度の子供の礼拝があり、げんちゃんは、教会に私より先に出かけなければなりません。教会は自転車で5分くらいのところにあるので、9時15分くらいに出れば余裕です。が、しかし、9時から仮面ライダーがあります。
 上学年になってから、仮面ライダーにはまって今にいたります。予定がかぶるので、録画をしています。
げんちゃんは、テレビを消して出かけなければならないのですが、げんちゃんはできません。礼拝には喜んで行くので、決していやがっているわけではないのですが、9時から30分を、どう配分するか、ということに、意識を使おうとしません。必要性さえ感じてないようなそぶりです。やれやれ・・・ちょっとは意識をむけられそうだ、と思ったばかりなのに・・・

 例によって、バトルになりました。げんちゃんは、
「あ~、わかった~。ちゃんとやるから!」(まあ、訳せばうるさい、ということですね。いつものことながら。)と言いながら、結局、何もできず、テレビの前に座って、25分になって、私にせかされて、わけわからず飛び出していきました。テレビが見たくて、行きたくない・・・という、一見普通の子のパターンのようですが、そうではないので、がっかりします。


 どうも、9時30分から、というと、9時30分に用意する・・・つもりだったのでしょうか。いや、つもり、というのも、不正確かもしれません。何分前に何を始める、などということは、彼の意識の中に、少しも存在していないようでした。

ためしに、
「学校に何時についた?」「何分かかった?」
と聞いても、まだまだしどろもどろのことが多いです。・・・・やれやれ、まだまだ時間のない空間に住んでいるのでしょうかね~・・・

怒っても、行動と怒られた事象とが、ぜんぜん結び付けられないのかもしれません。以前は、とにかく、目的の時間より、異常に早く行くか、遅れるか、のどちらかが多かったです。時計も、読めますが、あと何分とか、何分後は、いつだ、とか、そういうのは、まだまだ苦手です。

 牧師先生に相談したら、
「来月からは、30分前にげんちゃんに、電話してあげる。」
と言われました。げんちゃんに、一つのサインを与えようということでしょう。電話がかかれば、意識を入れて、準備の気持ちにオン。案外、1か月後には、ずいぶん改善しているかもしれないけれど・・・・
 
 私は、教会でげんちゃんをつかまえて、今日の検証をしようと思いました。図を書いて、なぜ、今日トラブったかを教えようとしたのです。すると
「あ~あ~・・!わかってるって。」

とうるさそうに叫びました。すると、すかさず、先生が

「げんちゃん、お母さんにそういう態度をするのは、よくないよ!
ちゃんと、おかあさんに教えてもらわなきゃ、わからないんでしょ!」
と、げんちゃんにぴしゃっと言いました。

げんちゃんは、他人の前なら、私は、あまり叱れない、と踏んでいたのが、きつめに他人に言われて、ちょっとびっくりしたようでした、。
彼の勢いは、がくんと弱って、そのあと、私のアドバイスをおとなしく聞きました。

 げんちゃんは、中学生ショックから、ずいぶん、私へのなめた態度は良くなりました。自分の立ち位置も少しはわかってきて、反抗している場合じゃない、と感じ始めたのでしょうね。

 でも、時々、こうやって、甘えが爆発します。母親への甘えの裏返しの反抗は、多少はしかたのないことだとしても、ほんとに、そういうことにエネルギーを使っていては、先へは進めないことを、彼自身も、しっかりつかんでほしいです。

 そういう時は、他人から、しっかり矯めてもらうことも大事だな、と、改めて思う事件でした。

 でも、ここにいたるまで、教会のスタッフでさえ、最初のころは、げんちゃんに対して、私プロジェクトは、そこまでやらなくても・・・という雰囲気がありました。一般の人は、障害は、治せる可能性もある、高血圧だとか、糖尿病などと同じ感覚ではなく、人格である、的なとらえ方をしているのだと思います。

 私の格闘のすべてをわかってもらったわけではないけれど、障害のあるなし関係なく、ちゃんと矯めるべきところは矯める、という点はしっかり協力してもらえるようになりました。毎日会っているわけではないので、その都度、今のステージがどういうところで、周りの人には、どういう態度をとってほしいか、というのは、簡単にでも、説明するようにしています。
 たとえ、牧師先生でも、私自身が神様にもらった、げんちゃんのミッションを、すべては理解できるものではありませんから、必要があれば、根気よく場合場合において、説明する必要があるな、と感じます。

 ”あなたは、ちゃんとできる子なんだよ。”
という、普通の基準をくずさない、立ち位置で、周りの方に協力してもらっています。育児とは、やはり、多くの人たちのおかげで成り立っているのです。
感謝することも多くなります。

どかんと落ちる日がやってきて、また、少し立て直して、・・・
げんちゃんは、日々、こうして、まわりの人の力を借りながら、少しずつ、振幅を繰り返し、それでも、右肩あがりになっていっていくんだ、と期待したいです。

by glow-gen | 2018-05-16 16:47 | 中学入学 | Comments(17)

中学1年生のお習い事

  げんちゃんは、中学校に行き初めて、毎週毎週どんどん変化しています。どんどん良くなっている、というわけではありません。赤になったり、青になったり、緑になったりしていくような感じです。弱い角度でゆっくり上にいくらせん階段みたいに、やはり、ちょっとは上に上がってるんだね・・・・という感触はありますが、らせん階段のように、規則的に、上がるわけでもなく、ひたすら
停滞しているように感じるときもあります。

 中学校では、クラブには入らず、すぐに帰ってくるのですが、それでも、5時をまわって帰ります。
ホームスクールもなくなっている今では、ほんとに毎日があわただしく、やりたいカリキュラムのほんの少ししかできない毎日です。なぜ、クラブに入らないか、というのは、明確です。まず、時間がなくなる。クラブより、今は優先しないといけない課題がある。そして、周りの友達に対して興味もないげんちゃんは、クラブで吸収できることは少なく、それより、時間のロスの方が大きい。そういう理由です。

 あと3年くらいしたら、たぶん、クラブというシステムも、彼の肥やしになるかもしれません。でも、今は優先順位の下位の方なのです。周りへの興味の薄いげんちゃんは、毎日まったく学友としゃべりもせずに暮らしていても、たいして苦にもせず、友達がほしくないわけではないけど、めんどくさい、という方が先立つようです。その証拠に、友達の印象もうすく、どんな子?なんていう質問に対しても、「さあ?どうだっけ」というレスポンスでがっくりします。

 中学になって、月曜に行っていたサッカーをやめました。というより、げんちゃんの行っていたサッカークラブも野球も、小学生で卒業するシステムです。サッカーは、1年生の時に入りました。

 入った時は、時期尚早で、能力の3段階上くらいだと感じたのに、先生の好意で入ることができました。それから、今では、普通にクラブをこなすようになったげんちゃん。やめるときは、私の方がセンチメンタルになるくらい、しんみりしました。それほどお世話になりました。ここで、伸ばしていただいたことはたくさんあります。

 野球の方は、中学でも、もう少し続けることにしました。チームで、中学1年生はげんちゃん一人になりました。特別許可です。中学になれば、皆、クラブに入るので、誰も続けません。げんちゃんは、6年の終わりから、バッティング練習をたまに部屋でしていました。エアーバッティング(ただ、ポーズを勝手にするだけ)で、何度か振る程度で、練習とも言えないものですが、うまくなりたい、と意識を働かせているのがわかりました。上のクラスにシフトしましたが、皆年下です。自分より小さな子の中の方が、げんちゃんは、生き生きしているし、もう少しここで、泳がせてみたい、という感触もありました。チームメートの雰囲気が、サッカーよりげんちゃんに合っているようでした。
 
 そんな中、新しくなった野球教室を見に行きました。しばらくぶりに見てびっくりしました。自分の打順もわからず、小さな子に命令されていたげんちゃんは、いつの間にか、きびきびと、教室のルールに従って動いていました。教室で友達に対して心を動かさないげんちゃんではなく、クラブメートと多少は交流しているし、ほかの子は、げんちゃんに対して、普通にフレンドシップを持っている様子です。
 自然な笑顔も見えます。

 なかなか、突き抜けないげんちゃんに、取り上げたほうがいい古巣もありますが、野球は、直感的に、しばらく続けるのがいい、なぜかそう思いました。

 そして、日曜日は、3回目のピアノの発表会でした。初めてソナチネの曲と、それよりは、少しやさしい曲、2曲を弾きました。今回は、私は、ノータッチでした。練習も見てません。彼は、初めて、自分で言われた部分練習をこなし、私が帰ってない時間に、自らピアノの前に座り、自分だけで練習しました。半年はかけて準備したので、上手に弾けるようになりました。

 中学の生活をこなしながら、ピアノの練習をするのはやはり大変でした。でも、数日前は、1時間半も一人で練習していたみたいです。ピアノは、ある意味突き抜けた、と言ってもいいかもしれません。なんせ、途中から曲を弾くなんてことも昔は無理だし、部分練習なんてのも、絶対一人ではこなせないし、いやがりました。ただ、なんとなく、楽譜も見ずに適当に練習した、というクオリティーの低いものでした。

 発表会の前日
「明日は、間違えずに弾けるかな。ミスしなければいいけどな~。」
と不安げに言いました。これも、彼にとっては成長で、2年前は、そういうことを言葉に乗せることは無理でした。
先生が言うには、舞台のそでで、
「あの~・・・先生。最後に確認なんだけど、ペタルには、最初から足を置いておくの?」
と質問したそうです。意識がしっかり入った発表会だったと言えるでしょう。ピアノは、意識のオンとオフが、わかりやすいし、自分でもそれを認識できやすい。

 これが、学習に投影されることを期待したいところです。


また、発表会が終わったと同時に
「次は何を弾こうかな。」
とも言いました。きっと、すべてに先駆けて、げんちゃんの行く方向性を見せてくれたようなピアノです。


 


by glow-gen | 2018-05-03 00:06 | 中学入学 | Comments(4)

中1の先生方の家庭訪問。げんママの望むところ

げんちゃんの先生方が、家庭訪問に来てくださいました。普通クラスの先生も、紳士的でおだやかな、素敵な中年の男性教諭で、英語を教えています。支援の女性教諭は、1時間以上も滞在くださり、いろいろお話することができました。たくさんお話したあとで、私の今までの努力をとてもほめてくださり、
「これから、一年間、げんちゃんを改善させることに全力を尽くします。」
と言って下さったので、とてもうれしくなりました。

支援で授業を受けている国語と算数は、普通クラスのテストは受けられなくて、国語と算数は、支援のテストを受けるらしいこと、点数ではなく、文章で評価をもらうこと・・・
そして、普通クラスで授業を受けているものは、普通クラスで、みなと同じテストを受けて、普通の評価をつけられる、とのことでした。

先生は、普通クラスでテストを受けると、ジャッジが厳しくなるから、げんちゃんには不利になるのでは? というようなことをおっしゃいました。

私は、先生の言う不利とか、有利とかいう意味はよく呑み込めなかったのですが、

「とにかく、私は、内申なんかどうでもいいんです! 私が望んでいるのは、げんちゃんを人間として、ちゃんと自立した人にすることです。素晴らしい実を結ぶ人生を送ってほしいし、人も生かすような人生をあゆんでほしいです。そのためには、学習も絶対に必要ですし、自分に甘えていてはいけません。先生、どうぞ、びしばし教育してください。決して甘やかさないでください。

 必死でやって、高校に行けなければ、それはこの子の実力です。そんなことはどうでもいい。高校なんて行っても行かなくてもどうでもいいんです。それより、ほんとに、この子が実力をつけることが大事なんです。そのためには、普通クラスでのハンデなしの評価が必要です。私が、戦略を立てていく上にも必要ですし、げんちゃんが、自分の立ち位置を把握するためにも必要です。

 ですから、国語も算数も、公式な記録でなくてもぜんぜんいいので、普通クラスのテストも受けさせてください。そうして、どのくらいのところにいるのかも教えてください。」

私の迫力にびっくりされたようです。でも、内申なんてどうでもいい!と、私が言い切ったので、先生も、目標設定はシンプルになったようです。とにかく、げんちゃんが最大限伸びるようにがんばればいい、そう思われたようです。
 
 その結果、先生と私は、すぐに同志になれたような感覚を持ちました。

 家庭訪問以来、げんちゃんを伸ばす、ということに焦点を絞って、先生の個人指導も、うまくまわっているようです。意識を飛ばさないように、授業のあとに、数問の簡単なテストをする、というちょっと緊迫感をそえる儀式もかなっています。げんちゃんは、「支援クラスはいやだ、ださいから。」と言いました。こういう感想を述べるようになったのも、中学になってからです。理由なんてものを言うのは、とても高いレベルで、今までのげんちゃんなら、ただ、いやだ、で終わりだったのではないか、と思います。そのこともモチベーションになって、支援脱出のために、支援でやる学習は、少しは意識を入れているように見えます。

 中学での学習環境は、私の心配をよそに、うまく整えられたように感じます。ありがたいです。

また、先生方の報告によると、げんちゃんのできることと、できないことが明確にわかりました。

できること・・・皆が一斉にやるようなことは、なんとか、周りを見て、そこそこ浮かないくらいになっているようです。多少できなくても、まぎれるようなレベルなんでしょう。ノートもけっこうがんばってとっています。

できないこと・・・これは、やっかいです。げんちゃんだけがやらないといけないこと、というのがだめだそうです。げんちゃんは美術委員になっているのですが、明日が美術とあっても、すぐに、動けないようです。責任のある仕事なんかは、任せっきりにするのはぜんぜんだめ、ということでしょう。

 聞いていても、何も残っていない・・・というのは、しょっちゅう出てくるトラブルです。また、先のこと先のこと・・・とシュミレーションして、今の行動を決定する、というもだめです。シュミレーション自体することに意識が行かないのでしょう。目の前のことだけ、いきあたりばったりに考える、ということで精一杯です。

 安定性があって、何かができる、ということは極めて少なく、できた、と思えば、また次の時は、ぜんぜんできない・・・ということの繰り返しです。
伸びてるとはいえ、中学生というには、あまりにお粗末なげんちゃんです。

 先日オセロをしました。また進歩したように思いました。一つ先の手は、まあまあ読めるようになってます。二つ先の手は、すぐには読めませんが、私が説明すると理解します。つまり、シュミレーションして、先を読んで行動決定することも、きっとできるようになるのではないか、と思います。すべては、何事も、一気にはいきません。もうできてもいいでしょ! と、思いますが、育児によって、私が成長するように、神様がしかけたルールなのでしょうね~。

by glow-gen | 2018-05-02 00:03 | 中学入学 | Comments(14)

げんちゃんの中学生ショック

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つい先日のくもんのプリント、抜きまくってる様子が下と比べれば一目瞭然
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意識レベルが、よりクリアにならなければ、小さい字をしっかり書くことはできないという(S先生)中学の支援クラスは、のっけから、ばりばり意識レベルが高かったようです。


 中学に入ってからのげんちゃんは、毎日変わっています。私は、少しくらいげんちゃんがかわってきても、あ、そうなの? 程度にしか思わず、はい、次に行きましょうか~、となってますが、そういう私でも、中学になってからのげんちゃんの変化が伝わってきます。
げんちゃんの変化は、今までで最も激しい物だと感じています。なぜなら、彼自身が、少しずつ動き始めたように感じるからです。もちろん、兆し程度ではあるのだけど・・

 げんちゃんは、入学式から二日目に中学の洗礼ともいえる「国算社理」、のテストを受けました。午前中みっちり使って、4教科のテストは、普通の子達でも結構大変です。

 このテストの様子を見て、支援クラスのカリキュラムを決めましょう、と言われて、春休みをかけてがんばってきた私たちですが、げんちゃんの様子は、最初の国語でことつきたようです。本人も、おぼろげながらではあるけれど、それが、自分の運命を少しは左右するのかな?と感じたのか、がんばったようではありました。しかし、難しいのと、長時間なのとで、国語をやって意識レベルはとんでしまったようでした。

 先生は、それを受けて、全部支援クラスで、とおっしゃったのですが、私の提案を聞き、国算だけ、支援クラス、ということになりました。さらに、私は、普通クラスでやっている進み方で、算国をお願いします、と支援の先生に頼んで、それもオーケーされました。前回のプレゼン他、その根拠になるげんちゃんの状況をつぶさに説明しました。

 初めての支援の算数の時間、げんちゃんは、先生に、小学校の計算をチェックされました。計算プリントを自力でやったのです。
そのプリントを見てびっくりしました。
げんちゃんの、字は、かつて見たことのないような美しい字でした。くもんで、あれほど注意しても、かきなぐった汚い字しか書かないのに、うそのように整った字。しかも、げんちゃんにしては高い正答率・・・(もちろん難しい問題ではないけれど。)

 げんちゃんは、私が考えているほどではないけれど、自分の今おかれている状況をある程度把握して、その状況に、必死で自分を合わせようとしていることが受け取れました。
 あいかわらず、私には反抗的ではあるのですが、その態度も、少しずつ変化してきました。

 私は、ふと、げんちゃんのかばんの中から、書きかけの作文をみつけてびっくりしました。


”中学になって、こんなルームがあったのかと思いました。(移動教室のことを言ってるのでしょうか。)中学校は、とても広いグランドと頭をつかう毎日です。小学校の時とルールは変わりました。制服は、気温によっては暑苦しい時もあり、すずしい時などさまざまです。黒一色の学校服を6日間毎日着るのは、ちょっと大変ですが・・・”

 げんちゃんは、こんなこと思っていたんだ、と、みんなでびっくりしました。何を考えているのやら・・・・いまいちつかめないげんちゃんですが、自分の気持ちを自分でしっかり把握出来るようになり始めたのかな、と思いました。しかも、正しい状況判断です。


 そして、毎日、日課表は、自分で後ろにある黒板の日課の書き込みをうつして帰らねばならないルールです。支援の先生のノートに書いてくださっていますが、げんちゃんには、基本教えないようにして、忘れたときは、かなり手厳しい演出をしたうえでそれを明かしています。しっかり書いて帰る確率は、8割というところでしょうか。だんだんできるようになった、というより、しっかりできた日があるかと思うと、すべて抜けてしまう日が突然現れたりします。げんちゃんの意識レベルが安定しないのがよくわかります。

 意識のオンとオフで、その日のスケジュール管理は、天と地ほどの差があり、できるようになった・・・なんて、表現は、的確かどうかわからなくなります。

 しかし、少なくとも、げんちゃんが、何事も、「しっかり気合入れないとやばい!」 と、自分に圧力をかけているときは、6年生では見られなかった山が出てくるのは確かです。

 給食当番になり、小学校の白い帽子から、中学は三角巾にかわったようです。げんちゃんは、自分から聞いてきました。

「これって、どうやってはめるの?」

たぶん、へんてこりんにやって、友達に指摘されたのでしょう。自分で、そんなこと聞いてくることもなかったげんちゃんが、自分でできるようになりたい、と感じたのでしょう。結び方を教えました。この調子なら、いっきに蝶結びまでいけるかもしれません。

 普通の子ならば、気にもとめないような進歩です。そういうだれでもできるようなことが、彼はできなかったし、そこへ焦点を合わせることもなかったわけです。

 今まで決して変わらなかった部分、自ら、脳を起動させる、と言う、意識の部分が動き始めた。それがはっきりわかるようになりました。

 中学生ショックという言葉があるそうです。小学校といろんなことが変わりすぎて、ついていけない子供さんが出てくることを、先生方がそう言ったりするそうですが、げんちゃんは、いい意味で、それなんですね、と支援の先生が言われました。
 彼は、中学になり、幸いなことに、ベストなカリキュラムを用意されたようです。彼は、ある程度、普通クラスでがんがん刺激を受ける必要があります。しかし、算数と国語を普通クラスで受けるには、タイムパフォーマンスが悪すぎます。ですから、そこだけ、マンツーの指導をしていだだくのは、もっとも良い考えだと思います。

 入学式前とあと、げんちゃんの中で大きな変革がおこっています。

 日々の生活は、意識の状態いかんで、上がったりどんと下がったり、こちらも振り回される毎日ですが、まあ、振幅を繰り返しながら、右肩あがりになっていくんではないかと期待しています。あいかわらず、めんどくさいことはさける、逃げる、でも、自分は認められたい・・・そういうずるい心が、突き抜けるのをよしとしないげんちゃんですが、そこも、日々、いろんな状況が彼をからめとっていくのではないか、と期待するしかありません。ずるい気持ちが逃げ込める場所をすべてつぶして、自分に向き合って、自分を追い込んでいくところまで、(まだ、そこは遠い先のようですが)しっかり駒を進めていかねばなりません。ステージは、ほぼ整いつつある。あとは、げんちゃんが突き進むだけ・・・でも、そこが、なかなかいかない・・・そういう状況だといえるでしょう。

by glow-gen | 2018-04-25 00:25 | 中学入学 | Comments(18)

中学入学 その4 先生へお願いする指導のポイント

まずは、前回の記事の続きで、先生にしたためてお願いした、具体的な指導のしかたについて、書いてみたいと思います。

1,まずは、指示を出すとき

 以前一度指示した内容であれば、すぐに、回答を与えずに、できるだけ思い出させる。

先生「○○○は、どうだったっけ?」
げん「・・・・・?」
先生「×××の時間に言ったよね。」
(その時に先生に時間の余裕があれば、いくつかのヒントを与えて、必死で思い出させる。)
先生「△△について、どうすればいいか、君に言っておいたはずだよね・・・」
etc

それでも、指示した内容が分からない場合の声かけ。

先生「しっかり意識を入れて、聞いておかなきゃだめだよね。」
げん「うん・・・」
先生「じゃあ、もう一度だけしか、絶対に教えないからね。注意して聞かなければもう知らないからね」
先生「・・・・・・・・(回答を言う)」
そして、その後は、必ず自分の言葉で理解したことを言わせる。ただ、わかった、はい、でわかったと思ってしまうと、あとで、失敗がおこります。

発達障害のコアな障害の部分は、意識の障害で、普通の人は、意識をオートマティック車のように、自然と入れられるけれど、この子たちは、マニュアル車みたいなもので、自分で気をつけていなければできません。でも、自分でコントロールして、普通の子のように意識を入れることができていけば、意識の高い子になっていくと思いますので、上記のような、意識を喚起するような、声かけをお願いします。

2,自分を良く見せよう、自分がわからないこと、失敗したことを、誤魔化そうとしているとき、

 「大丈夫だよ、落ち着いて、できないことは、はずかしくないよ。しっかり考えて、できるようになればいいんだよ。」

 「時間がかかっても、しっかり考えて。できるようになるからね。」

 とにかく落ち着かせて、軌道修正させるのが良い。


 今は、げんちゃんの場合、意識を入れる時間が短く、コントロールもうまくないので、いきなり、回答を言われると、意識を駆使して考えるチャンスがなく、そのまま意識に残らず、何度聞いても、失敗する、ということがおこりやすい。そしてまた、あせった時も、正しい意識の方向性が失われやすい。

 「落ち着かせる」、「少しヒントを与える」、「ちょっとしたしかけで、危機感を与える、」という行為が、心を動かすのに役立ち、意識を入れて考えるきっかけを作る。
学習に関しては、授業全般は、”メリハリ” を作ることで、意識を動かし易くなる。
たとえば、よくある知的障害児教育のように、ひたすらゆっくりする、とか、だらだら同じパターンをやらせる、というのは、意識が抜けた状態を作りやすく、タイムパフォーマンスが悪い。

 たとえば教えたあと、小テストをすることを告げて、学習させたりするのも、パフォーマンスがよくなりやすい。違う内容を、短いタームでローテーションするのも、変化があり、意識が落ちにくい。

以上


やれやれ、意識の障害が発達障害、ということをSさんに聞いてから、ほんとに、私はいろんなことが見えるようになりました。意識を抜いたときは、課題を多少下げようが、うまくいかず、そのため、周りからは、ひたすらわかってない、と理解されてしまい、どんどん課題を落とされていく、という間違った判断をされやすい、ということもわかりました。
 今のげんちゃんは、昔より、ずいぶん進化しているのに、なんだか、ちっとも進化していないようなげんちゃんが現れるのは、意識レベルゆえのことなのです。

くもんで、ひたすら新しいプリントをやることはできても、つまらない、”やり直し” になると、とたん、出来なくなってしまうのも、同じようなことで、できないのではなく、意識が落ちた結果だな、と思います。混乱した先生は、例によって、げんちゃんに対してのレベルを、いっそ1年生まで落としてみようか、とうなってしまうわけです。

そして、さらには、私のアドバイスや指示も、「つまらないこと」の一つと考えているげんちゃんは、何度繰り返しても、こっちのアドバイスがすり抜けるのも、よくわかります。


 中学に入った緊張感は、多少げんちゃんに圧をかけて、意識が入るタイミングを増やしたけれど、まだまだ、自分の立ち位置を、正確には把握してないと見えて、上手に意識を抜いてくるさまが、私やまわりのK先生、S先生は口惜しくてしかたありません。突き抜けないげんちゃんを前に、ひどいいらだちを感じながら、それでも、あきらめず、戦っている日々です。

by glow-gen | 2018-04-20 23:52 | 中学入学 | Comments(10)

中学の入学式その3 先生へのレポート (支援のいる子の希望調査)

 卒業式の翌日、クラス担任の先生と支援の先生と3人で面談がありました。事前に書込む、支援クラスの調査票を詳細に書き込み、それだけでは指導の仕方の、具体的なやりかたが、ちょっとわかりにくいな~、と思ったので、ポイントをさらに、レポート用紙に簡単に書き込んでいきました。は~、なんか、春は事務仕事にも追われますよね・・・

 私は、ざっと今までの経緯と、今の課題、当面の目標と、将来的な目標をお話ししました。

 さらには、今、学校でしかできないこと、つまり、学校でやっていただきたいポイントもお願いしました。終わってみれば、1時間以上たっていました。ほんと、パワーポイントでプレゼンするくらいの内容だよな~・・・と思いつつ、おつきあいくださった先生方にも感謝です。

 先生に提出した書類の書式は、ほんとにすぐれていて、支援クラスの子でなくても、子育ては、時々、立ち止まって、こんな風にフィードバックするといいのかもな、と思います。普通クラスに所属する発達ママの友達に、写メとって送ってあげてしまうほど、まとまっています。
 
 私なりの書き方ですが、今どきは、こういうのも、お金出して書いてあげるバイトもあると聞いたので、参考になるかもです。

生活面 (衣服の脱着、排せつ、食事、お手伝い、買い物)

 日常生活全般は一人でこなせる。電車バスなども、指導すれば一人で利用できる。買い物はできるが、計算が苦手なので、その場で概算に手間取る。言いつけや、お手伝いは、できるが、意識とんでしまうことが多く(いわゆる注意欠陥)複雑なことだと、忠実にこなせない時も多い。指示したあとに、内容の確認作業をおこなうと、スムーズにいきやすい。

学習面(コミュニケーション、運動、読み、書き、計算、態度など)

 6年では、簡単な単元テストなら、普通にこなせるようになった。点数も、平均点数から、そこそこの点をとってきていた。
 算数の学習障害は苦労していて、なんとか、小学校6年間の内容を履修させているが、まだ反復の必要がある。

意識がしっかり入った時は、ある程度、いろんなことが理解できるが、ぼ~っとなりやすく、そういうときは、関連性の理解がなかなかむつかしくなる。学習のできふできが、意識レベル(気合が入っているときと、ぬけているとき)によって、上下するので、習熟程度を判断するのが難しい時がある。

行動面 (集団参加、気になる行動)
 集団行動を乱すことはほとんどない。ただ、わかっているようで、普通の子と、理解がずれていることがある。
そのため、整合性のない行動をとることがある。その時は、理屈がわかるように、細かくだんどりや、理由を説明してやる。そうすると納得できる。でも、現状は、経験とフィードバックを積むことで、ステップアップしている。

余暇活動 (楽しく活動、自由な時間の過ごし方、興味、関心の広がり)

 興味の極端なかたよりは、比較的少ない。でも、初めてのこと、面倒くさいように感じることはスルーしやすい。
とはいえ、背中をおしてやると、あまりこだわりなく取り組める。
科学漫画、歴史漫画などおいておくと、よく見ている。
ゲームはほとんど与えていない。
スケートボード、自転車で移動するのが好き。
最近は、有名なピアノ曲に、譜読みを書くのにはまっている。ピアノの自動演奏を聴くのが好き。
ピアノ、野球、サッカー、体操、英語を小学校まで習っていた。(英語と、サッカーは卒業と同時にやめた)
陶芸を体験させたら、もっとやりたいと言っている。

3年後をイメージして、

 5歳で障害が発覚して、たくさんの努力と、研究をして、発達障害の改善に取り組んできた。今は、グレーゾーンの領域に入ってきたのかな、という感触がある。
中学3年で、自分で自分の生活全般を、営めるようになる。テスト勉強などは、自分で計画して、取り組めるようになる。目標をたてて、それを達成するための手段を自分で考えられるようになる。自立できるようになって、キリスト教主義の○○高校に行かせることを、一つの目標にすえている。

その他 (担任や学校に希望すること)
 今の課題は、まず、しっかり自分の立ち位置をつかむということ。そのため、”できる”というところから、自分が、どれだけ離れているのか、把握させてほしい。その上で、キャッチアップするためには、自分が何をすべきなのか、しっかり認識させてほしい。それを明確にさせた上で、具体的な課題を取り組ませてほしい。何のために、課題をやるのか、しっかりわからせるのは、意識が入り学習効率をあげやすい。

 少しついてきた能力ゆえに、人と同じに見せかける、とか、できないことを上手にごまかす、という態度が出てきている。そうではなく、自分ができるようになることに、全エネルギーを使うように指導してほしい。

 そのために、あなたをまるごと受け入れますよ~、というような、よくある支援の子への指導者の態度ではなく、りんとした態度で、普通の基準を意識させる指導のしかたをしてほしい。
ぼ~っとして失敗することが多いので、失敗しないように、ただやってあげる、というのではなく、失敗の原因、理由を考えさせるようなやりとりをしてほしい。(詳細別紙)最終的には、失敗を自分でバックアップできるのを目標としてほしい。

この書式には、この欄の他に、一週間の家庭でのスケジュールを書き込むようになっていま。

先生方にお願いする、指導のポイントは、抽象的に書いてもぴんとこないだろうと思ったので、簡単に別紙に書いてお渡ししました。

やはり、具体性を持たせた指導をお願いするのは大事だと思われます。その部分だけ、次の記事に書きたいと思います。

げんちゃんは、支援クラスには所属してますが、能力の目標は、普通クラスに照準を合わせています。普通クラスの先生は、英語の年配の男性教諭でしたが、熱心に聞いて下さり、ほんと頭が下がりました。支援の先生も初めての支援クラスらしく、それはほんとにありがたいかもしれません。

 ベテランでわかっている、ということで、疑問の残る従来の支援教育を、激しくちらつかせる方もおられます。
文中に書いたように、はじめから、人格もトラブルも、いっしょくたんにしてしまっている、幼稚園の先生的な雰囲気の方だと、今のげんちゃんは、ステージを下げてしまうと思われます。
でも、さすが中学、そういった雰囲気ではなさそうです。

続く


書いていて、思ったのですが、簡潔に今の状況を言葉にできること、今後の当面目標をどこにさだめるのかわかっていること、それが、戦略を的確に立てられるための第一歩なのかもしれませんね。
 この学年初めのレポート、みんな書くといいかもですね。

追伸 レポートの中で、意識が飛びやすい、と書いたら、先生から、病的に意識不明になるのか、と質問があったので、そこについては、意識が飛ぶ(注意欠陥)としっかり入れたほうがいいかもですね。



by glow-gen | 2018-04-18 12:38 | 中学入学 | Comments(24)

中学の入学式 その2

げんちゃんは、いつも、私に口答え・・・いえ、口答えできればいいですが、「はい」、「わかった」、「わかったわかった」、せいぜいこういう単純な言葉の抑揚を変えて、「うるさい」という感情を私にぶつけてきてましたが、私に言ってもらわなければ、何事もさっぱりまともにできないわけで・・・
 でも、入学式の緊張した雰囲気は少しは、やばい! と彼に思わせたようです。

 普通クラスのすべての日程が終わると、少し離れた教室まで、下校する他のお子さんを尻目に、げんちゃんだけ行きます。支援クラスです。先日から電話でコンタクトしていたベテランの女性のN先生が来られました。そして、もう一つの小学校から、身長が同じくらいのひょろっとしたおとなしそうな男の子が入ってきました。B君です。げんちゃんは、きりっと上手に挨拶して、全員の顔合わせの儀式をこなしました。そのあとに、家族も全部含めて写真をとってもらいました。親まで入れてもらえるのは、支援クラスの特権です。笑

 「こんにちは、Bさんは、クラブに入るの?」

 私が初対面の彼にたずねると、彼は、目をあわせないまま、美術部に入りたいと答えました。理由は、絵を描くのが好きというわけでもないけれど、運動が苦手だから、だそうです。
たぶん、高学年になって、ちょっとついていけなくなって、支援クラスに移籍したグレーゾーンの子なのかな~、と思って彼を見ました。視線は、少しよわよわしく、座る姿勢も、前かがみで、あきらかに、げんちゃんの方が、体幹はしっかりしてそうでした。でも、入部の動機までしっかり話せるんだから、げんちゃんより、スタートはずっと上のお子さんなんだろうな~・・・・と感じました。

 でも、今までは、支援クラスの同級生はいなかったし、やたら小さな子といっしょで、げんちゃんにとっては、もう物足りなくなっていたので、良い友達になってくれたらな~、と思いました。

 家に帰って、げんちゃんは、前日までとはうってかわって、ほんとによく話を聞きました。(後日を知ってる今となったら、微妙にこの日だけだったけど・・・)

「ねえ、しっかり先生の話を聞かないとやばいよ~。明日は何の用意するんだっけ?」

 私は、全部質問形式にして、オチがあれば、その外堀からせめるような声かけをします。彼に対して、少し距離をおきたいし、ストレートに、これしなさい、あれしなさい、という声かけは、今のげんちゃんにはタブーです。意識を入れたら、彼の水面下に沈んでいる物が浮かび上がるのに、最初から答えを教えると、あいかわらず、ぽかんと口をあけて、上から落ちてくるのを待っている意識レベルに入って出てこないからです。

げんちゃんは、明日の用意を、たくさんもらったプリントの中から探し出し、80%くらいの成功率でそろえました。う~ん、意識はいると違うんだよね。
クラブ紹介とか、オリエンテーションとかで、さして用意するものはありませんが、それでも、何かと色々提出物など指示があります。

さて、この日は、入学式が終わって、小学校に向かいました。事務的な用があったのと、小学校でお世話になった先生にご挨拶をしようと思ったからです。
小学校は、明日の入学式の準備でばたばたしていました。でも、げんちゃんと私を見つけた過去の担任の先生方が、駆け寄ってこられて、ほんとに喜んで下さいました。なんか、心が熱くなりました。6年生の担任の先生も、げんちゃんの昔を知っている低学年の頃の先生も、もう、今年は、転任されてしまったと聞いて、寂寞の思いです。
 
 小学校の風景は、ことさらなつかしく、胸にせまってきました。今までは、何気に見ていたその建物も、もはや、よそよそしく距離を感じます。 人生の駒が、一つ進んだ瞬間は、なんて、心にささるものなのでしょうね~・・・そして、随分遅れてしまって、教会に行き、待っていてくださった牧師先生夫妻や教会員の方にも祝っていただきました。

 げんちゃんに対し、やさしく、いつもおだやか、・・・とはかけ離れたママのために、げんちゃんと私のことをよく祈ってくださるみなさんのおかげで、なんとか、持ちこたえているような私たちです。げんちゃんの育児は、決して一人では無理だな、とあらためて思う入学式でした。薫風の中、まるで嵐の前の静けさ・・・・これから、何が待ち受けているのでしょうね。

 次の日は、担任の先生方とミーティングが待っています。それにしても、事前に何度も電話がかかり、授業に入る前に、ミーティングのアポが入り、皮肉なことに、中学の4月のスタートは、過去一番不安のないスタートです。なんせ、小学校では、4月の終わりの家庭訪問までは、新学期のほんのちょっとの顔あわせしかなく、連絡帳も持って帰らなかったりと、不安な毎日が恒例になっていましたものね~・・・

そして、次の日は、中学の担任お二人とミーティング・・・また、次に書きますね~。

by glow-gen | 2018-04-16 20:00 | 中学入学 | Comments(7)



中学1年生の息子。5歳の時に、発達障害とわかり、ママの格闘と改善の記録。
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中学1年になる息子げんちゃん。5歳の秋に、発達障害が発覚。最初はショックだったけれど、脳はまだまだ未知数。ママがなんとか素敵な子供に育ててみせるぞ~。最初はIQ60、・・コミュニケーションも微妙。身体もふらふら、はさみもにぎれず・・・もちろん絵もまったく描けず、5歳なのに、ほとんど2歳児みたいでした。いや、それ以下の機能もたくさんありました。
 「子供の脳に良いこと」を書かれた鈴木昭平先生が主催する、エジソンアインシュタインメソッドに出会って、ママが改善をさせることを学びました。そこを皮切りに、日々研究を積み重ね色々取り組み、相当改善してきました。、たまたま支援クラスができなくて、普通クラスの1年生に入学しました。2年の2学期から、支援クラスができて入ってます。算数の学習障害は、ひどく、相当苦労してますが、毎月毎月、必ず進化しています。日々はらはらどきどき。 天才ぼうやに育てるべく、奮闘中。パパと一人暮らしをしている大学1年生の娘と、医療関係に働くワーキングママ。
 近くに住む、お姑さんに手伝ってもらいつつ、がんばっています。
1年生の2学期から週に1.5日学校を休ませて、ママがおうちでホームスクールをやりました。4年からは週二日になりました。さらに、5年の9月からは、2.5日に増え、3学期からまた、週2日にもどし、6年の後半からは、週に1日に減らしました。
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 5年生からは、算数以外、試験的に普通クラスにシフトという快挙です。6年生は、すべて、普通クラスですごすようになりました。発達の改善に取り組みはじめて7年の歳月は、子どもをどんどん改善していきました。
 6年になって、不思議なセラピストのS先生に出会い、発達障害は意識の障害だ、ということを認識しました。意識が抜けたような状態のげんちゃん。その部分が改善されれば、発達障害のコアな改善につながると、がんばっています。中学は、地元の公立中学へ入学。国語と算数だけ、支援クラスで、マンツー指導を受けています。ホームスクールは中学からは中止しています。
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