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げんちゃんの発達障害プロジェクト

カテゴリ:運動会( 2 )

冷静な自己意識ではなく、感情を動かす。違いは見えにくい・・

 げんちゃんが、学習に対しても、少しずつ気持ちを入れようと頑張り始め、私にもあまり反抗的じゃなくなってきたのに、いきなり先週は、逃げと反抗の1週間でした。

もうわけわからん! 

しかし、げんちゃんの心の状態をSさんがしっかり説明してくれたので、なるほどと思いました。

 げんちゃんは、がんばろう、という気持ちがしっかり出てきたにもかかわらず、高まったモチベーションで安定した自己意識を働かせるのではなく、ただ感情を高揚させて空回りしていたのだそうです。

そういえば、学習中も、なんかがむしゃらにやるだけで、ちっとも吸収できない。目的からは離れてしまって、最後には、過呼吸みたいなおおげさな息をしたりしていました。まるで、自転車のマシーンをがんがん家の中でこぐようなもので、おそろしいくらい軸は回るけれど、一向に目的地にはつかないのといっしょです。

 また、スウェーデンリレーも、選ばれたということで、どこか天狗になってしまって、”ただ、かっこよく速く走らなければならない”、ということだけを握って、感情を高揚させていたようです。

 その証拠に、スウェーデンリレーの前の人たちが、どこからスタートしてどこでバトンを渡すか、そんなことはあきれるほどちんぷんかんぷんです。リレーの最中、まったく周囲の情報は自分の中に入れていないことがわかります。当然、自分が、何番でバトンを渡されたか、自分が抜かれたのか、抜かれなかったのか、把握するなんてできるはずもない。

 自分の状況把握はまったく広がりがないのに、実際走れば、バトンをもらうタイミングだとか、所定の場所にスタンバイすることだとか、入場門から出て行って、戻ってくるまで、いくつかのやらねばならないことがあるわけです。げんちゃんは、すっかりパニックになってしまったというわけです。

 リハーサルの日、げんちゃんは、家に帰ると極度の疲労と興奮状態。もちろん勉強なんてできるはずもなく、げんちゃんは、ふてぶてしく以前のように適当な言い逃れをして逃げる・・・・
ほんと、運動会が近づくにつれ、げんちゃんの態度の悪化は激しくなりました。

 Sさんは、げんちゃんの心を読んで、運動会の前々日の夜から翌日の朝まで、とにかく休ませてよく寝かせることを私に指示しました。私には、ただふてぶてしいだけに見えたのですが、心の奥底には、げんちゃんの空回りとパニックが横たわっていたようです。

 前日は、2時間ほど朝寝させて遅刻させて学校に行かせました。こうでもしないと、運動会までもたず、その後、何週間もマイナスに振って浮上できないかもしれない。げんちゃんの表面だけ見ても、よくわからないげんちゃんの心の中です。

 さて、なんとか調整して運動会に臨みました。雨で一日伸びたのもよかった。げんちゃんは、ひと呼吸おくことができました。

 当日、げんちゃんは、見事にリレーを走りました。よくよく見ると、バトンをもらう手の方向がおかしかったり、いろいろけちはつけられますが、普通クラスの子にぜんぜんひけをとるところはありません。幸い、前の人からバトンを渡され、なんとか、抜かされることもなく次につなぎました。動画にとってまわりに見せたら、だれもがちょっとした感動を口にしてくれるほど、普通の走りをしていたし、そこそこ速かった。

Sさんは、リレーの動画を見て、
「普通の人は、がんばったね~って、ほめそやすかもしれないね。でも、ほら、首がぜんぜん動いてないでしょ。まったく周りを見ていない。エネルギーの空ぶかしだね。」
と言いました。
 なるほど~。確かに、一心不乱。馬ににんじんぶら下げて走らせるような感じなんでしょう。にんじんだけ見つめているから、より、集中して全力疾走に見えるけど・・・・(笑)

 ちなみに、支援の唯一の友だちのゆうすけ君も、スウェーデンリレーのスターターを務めました。普通に走っていましたが、スピードがまったく足りず、すさまじく距離をおいてどんじりでバトンを渡しました。そのせいで、チームは最下位。ゆうすけ君は、その状況が見えたかどうかわかりませんが、繊細な彼は、運動会の間、しょっちゅうお母さんのところに行って愚痴をこぼしていたそうなので、げんちゃんより、周りを見ていたことは確かな気がします。

 もし、げんちゃんがゆうすけ君だったら、たぶん、自分がチームを最下位に導いてしまったこともあまり把握しなかったんじゃないか、と思われます。たとえ誰かが把握させたとしても、するっと通り抜けたんじゃないか、って想像します。

 もし、ゆうすけ君が、そういうことを気に病んだとしたら、ゆうすけ君の方が意識障害の程度はずっと軽いということができると思われます。外に見える状況だけで判断すれば、げんちゃんの方が、まるで普通の子のように見えるリレーでも、あとから彼らにインタビューしたら、たぶん、状況はまったく違ってくると思われます。

 そして驚くことに、げんちゃんは、あとで、リレーのことを聞いても、恐ろしいほど覚えていない。感情だけ爆発させてふっとんでしまったのでしょう。まるで、清塚さんのピアノコンサートでサイン会に出してしまった状況をほうふつとさせます。

ちょっと落ち着いてから、Sさんに
「君はむだな気持ちの動かしかたをしたね。周りにたいする気遣いが足りないよね。」
と言われていました。まさに、家の中で自転車を漕ぐような無駄な気持ちの使い方だというのでしょう。

一段階上がったとはいえ、次なるは、モチベーションを、どう正しく冷静にとらえて行動に移していくか、というのが、げんちゃんの課題なんでしょう。それが、よくわかった運動会でした。

そして、運動会後、むやみに、リレーをがんばったね、なんて、ほめられると、またふわふわ飛んでいっちゃうげんちゃん。それは気を付けるようにしなければならないげんちゃんでもあります。

 まあ、これは、げんちゃんの特殊事情かもしれません。ちなみにゆうすけ君には、ほめて励ます運動会後、になるのかもしれません。なんたって、ゆうすけ君は、周りに対してとても繊細に反応する対局のタイプなのです。

 ほんと、げんちゃんの心の様子は、細かく、ほんとに細かく、ちょっとずつ階段を上ります。決してどか~んと上にいってくれないのは、神様の意志なのかもしれませんね。こつこつ努力、人の歩みは、それが一番、ってことなのかもしれません。


by glow-gen | 2019-05-22 10:13 | 運動会 | Comments(14)

運動会。毎年進化するげんちゃん

 運動会が終わりました。運動会は、毎年変化があり、げんちゃんの成長を見ます。

  げんちゃんの昔、5歳の時。運動会は、横になって寝っころがってました。自分の出番の時は、無理やり先生に連れて行かれ促され、なんとなく集団に混じる。それだけです。いやはや、よ~く考えてみれば、げんちゃんの最初は、ほんとに、障害そのものでしたね。

 年長さんの運動会。これは悪夢でした。プロジェクトを始めていたので、少しは期待したのに、げんちゃんは、トラック半周を、なんとショートカットして走りました。つまり、直線で、ゴールまで突っ切ったのです。空気が凍りました。本人は、一番になりたい、という確信犯で、ご満足でした。私のショックははかりがたかった。

 1年の運動会。直線のセパレートコースでしたが、3回フライングして、とうとうフライングのまんま、いんちき4番くらいだったと思います。これも、やれやれ、やっぱり、まともじゃないよ、と暗い気分でした。

 2年生。
 ここへ来て、はじめてまともに走りました。ビリでしたが、集団に入って普通にゴールしました。

 さて、3年生今年、
 げんちゃんは、ビリから2番目でした。ごく普通です。先生によると、リハーサルは、2番だったそうです。スタートが出遅れて惜しかったね、と言われました。

 家にかえって、スタートを練習させて見たら、なんと、手と足が、同じ側が出ていてぶざまなかまえ。しかも、それが原因なのか、スタートから、ワンテンポ遅れて走りだします。

 まだ、左右の統合できてないのでは、と思われました。ざっと運動能力が上がった、と認識してたけど、こうやって詳細をチェックすると、まだまだやることはたくさんあるな~と思いました。

 さて、ダンスです。リズミカルに、よく踊ってました。まあ、しかし、ほかの子供さんに較べれば、まだまだリズムに乗れてないです。少しはずれたりします。裏のリズムは、とるのがちょっと難しく、間違って目立つ場面がありました。それでも、1年生の時は、とりあえず、踊るそぶりをしてましたが、踊りの最中、ずっと隣の子にちょっかいかけてたので、良く進化したと言ってもいいのだと思います。

 、幼稚園の最初は、まったく踊れずぼ~っとしてたしね。
でも、リズムを聞いてそれを、うまく体で再現するのは、まだ伸び白があります。

 全体的に、げんちゃんは、特別目立つこともなく、普通のクラスのお友達と、応援席で、普通に交流して、普通にこなしてる。まあ、そういう評価になりますね。

 でも、運動能力は、全体としてぐんと上がったものの、まだまだ、多くの伸び白を見つけました。げんちゃんは、妖怪ウォッチの曲が流れると、器用にダンスしてくれるので、うまい、なんて思ってたけど、同級生はそんなもんじゃなかった。表現はうまくないけど、げんちゃんが、盆踊りリズムなら、同級生は、ジャズ・・・・みたいな感じです。

 今日、ピアノの宿題のリズム取りをやってみると、やっぱり、その根拠みたいなのを感じました。彼は、音符のリズムをすらすらきざめません。何度も何度も練習させてやっと、四分音符やら、八分音符やらをとりまぜたリズムをくちずさみ始めます。

 こういう能力も、色んなベースになっているのではないかと思います。

 支援クラスの肢体のトラブルのある二人が、普通クラスの子に混じって走りました。集団が走り終わったあとも、遅れて一生懸命完走する姿を見て、げんママうるっとしてしまいました。彼らにとって、走ることがどんなに大変なことであるか、わかっているので、どんな子より応援してあげたくなります。それは、見に来てくれたおばあちゃんとて同じだったようです。げんちゃんもそうですが、普通に走ってる、そのことのベースに、すさまじい努力と取り組みがあるのですよ~。普通の子だけしか持たなかったら、そういうこと考えもしなかったと思います。

 まあ、何はともあれ、げんちゃんよくがんばりました。


 そして、まだまだ、と言いつつも、げんちゃんプロジェクトがなかったら、たぶん、まだ、げんちゃんは、完全に回りとは浮いた存在であったと確信します。悪夢の運動会だったに違いありません。取り組めば改善する。これは、絶対です。

 

 

by glow-gen | 2014-05-28 00:27 | 運動会 | Comments(20)



中学2年の息子。5歳で、発達障害発覚、改善に取り組むママの格闘と改善ノウハウの記録。
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げんちゃんママの紹介
中学2年になる息子げんちゃん。5歳の秋に、発達障害が発覚。最初はショックだったけれど、脳はまだまだ未知数。ママがなんとか素敵な子供に育ててみせるぞ~。最初はIQ60、・・コミュニケーションも微妙。身体もふらふら、はさみもにぎれず・・・もちろん絵もまったく描けず、5歳なのに、ほとんど2歳児みたいでした。いや、それ以下の機能もたくさんありました。
 「子供の脳に良いこと」を書かれた鈴木昭平先生が主催する、エジソンアインシュタインメソッドに出会って、ママが改善をさせることを学びました。そこを皮切りに、日々研究を積み重ね色々取り組み、相当改善してきました。、たまたま支援クラスができなくて、普通クラスの1年生に入学しました。2年の2学期から、支援クラスができて入ってます。算数の学習障害は、ひどく、相当苦労してますが、毎月毎月、必ず進化しています。日々はらはらどきどき。 天才ぼうやに育てるべく、奮闘中。パパと一人暮らしをしている大学2年生の娘と、医療関係に働くワーキングママ。
 近くに住む、お姑さんに手伝ってもらいつつ、がんばっています。
1年生の2学期から週に1.5日学校を休ませて、ママがおうちでホームスクールをやりました。4年からは週二日になりました。さらに、5年の9月からは、2.5日に増え、3学期からまた、週2日にもどし、6年の後半からは、週に1日に減らしました。
近くに住む、主婦のK先生のおうちで、ママが仕事でできない日は、ホーム学習のお手伝いをしてもらっています。
 5年生からは、算数以外、試験的に普通クラスにシフトという快挙です。6年生は、すべて、普通クラスですごすようになりました。発達の改善に取り組みはじめて8年の歳月は、子どもをどんどん改善していきました。
 6年になって、不思議なセラピストのS先生に出会い、発達障害は意識の障害だ、ということを認識しました。意識が抜けたような状態のげんちゃん。その部分が改善されれば、発達障害のコアな改善につながると、がんばっています。中学は、地元の公立中学へ入学。国語と算数だけ、支援クラスで、マンツー指導を受けています。ホームスクールは中学からは中止しています。
IQは80台に改善<

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