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げんちゃんの発達障害プロジェクト

カテゴリ:モンテッソーリ( 2 )

算数地獄の中身 説明を切り取って勝手に解釈

  げんちゃんが、間違って支援クラスのお友達の、国語のドリルを持って帰ってしまいました。まっさらだったので、もしかしたら、その子は普通クラスの宿題や課題は、スルーしているのでしょうか。

 げんちゃんは、テストといっしょに出されるドリルの課題なども、数学以外は、ほぼ、普通クラスと同じことをして提出しました。スルーしようとしたものもあるのですが、なんか、行きがかり上やってしまった、というのが、正直なところでしたが・・・
でも、数学は、やはり、まったく同じメニューはできませんでした。

 数学をやっていると、最近では、ただぼ~っとしているだけではなく、たまには、こっちに反論してきたり、自分の感覚的なものを訴えたりしてくるので、やはり、げんちゃんは、昔とは違います。たまに、そういうリアクションにより、げんちゃんの考えていることがわかることがあります。

 そして、だいたいにおいて、げんちゃんのリアクションに、あぜんとさせられます。

最近は、文字の式を学んでいます。

2x+5-3x=-x+5

× かける、という記号は、省略できますし、割り算は、分数にしていきます。

「文字と数字は、数字が前に来るからね。」・・・・と、何度も問題のかけ算のところで声をかけてきました。もちろん、私だけではなく、学校でもK先生のところでも同じです。
さて、

x-(2×y+8)+y÷6

こういうたぐいの問題になったとき、げんちゃんがしたことは・・・・答え

2y+8+6/y-x  でした。

はあ? なんで、頭にある x を、最後に持ってきて引いちゃうの!! 何で、yで割るの??

もう、今まであなたに教えた時間を返して!   もう体がぐらぐらと揺れました~・・・げんちゃんは、平然と答えます。


「え~なんで?「だって、数字が前に来るって言ったじゃない。」

げんちゃんの言い分によると、xは、文字だから最後にもってきたのだそうです。6で割らずに、yで割ったのも、数字が先! を実行して、分数の線の上の優先席に持ってきたまでのこと、だと言うのです。

小学校でやってきた四則計算も、何もかも、すべてかなぐり捨てて、ただ、「数字が先だから」という、パッチワークの、ささやかなピースだけ取り出して、何の疑問も感じない・・・
木を見て森を見ず。何の疑問もなく、意味も、もちろん考えることもない・・・

あ~、君とはどこまで平行線なのだろう・・・

数学にかぎらず、目の前のことの、小さなパーツだけを握って、その場その場を生きているんだな、この子は。私は、げんちゃんの障害の本質を見たような気になりました。

 私は、くらくらする気持ちをぐっとこらえて、
「じゃあ、10-6というのと、6-10,というのでは、答えが同じなの?」

「いや、違うけど・・・」
まだまだ、げんちゃんは、無表情です。
「数字が前、というのは、かけ算だけなの・・・どっちを先に書いても、答えは同じだから、数字が前、という法則ができるのよ。・・・何度も説明してきたじゃない!」

「あ、そうなの。じゃあ、早く言ってよ。」

まるで、私の説明不足のようなことを平気で言うげんちゃん・・・・

あ~、これがこの子と私の氷の壁!

数学に限らず、共感、前提、言わなくてもわかるでしょ・・・・こういう言葉は、彼との生活では存在していないのですね。
数学は、彼は、鉄面皮。数学はふてぶてしさをまといながら、しかたなくやっているのでしょうか。意識を入れているような態度ですが、やはり、エネルギーを極力省エネモードに切り替えているようです。
 楽しく学べるように、手を加えてあげればあげるほど、どんどん省エネモードは加速していくような気もします。

 彼の、認識のあやまりをただし、最後に、自分で何問かさせました。いくつか、間違いました。なぜ間違ったのか、検証させました。自分ですることから絶対にげられないように外堀を埋めて、待つこと10分・・・・げんちゃんは、しぶしぶ、省エネモードから、ちょっとだけエネルギーモードに変えてきて、すご~く時間かかったけれど、やっぱりできたんですよね~。

 数学は、できないんじゃないくて、彼の意識の問題なんだな~、と、最近では思っています・・・

 良くなったと言っても、こんな風なげんちゃんの数学・・・(いや、数学だけじゃないのですけど~)それでもね、自分がどう考えている、ということが、時々言えるようになっていることは、ほんとにすごいのです。

げんちゃんの昔は、のれんに腕押し、何を考えているのかもわからず、何のレスポンスもない。ただただひたすら、口にえさを運んでやるだけの数学でした。私は、よくやっていたよな~・・・寝たきり老人のお世話を、心をこめてやっている・・・今思えば、そんな感じではなかったか・・・

あの頃のげんちゃん、考えるだにおそろしいような気がします。


by glow-gen | 2018-07-09 17:12 | モンテッソーリ | Comments(6)

モンテッソーリの「敏感期」?げんちゃんの知育遊び

  
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土日の連休は、げんちゃんにしっかりかかわりました。色んな分野において、私がイメージしている普通の能力を、げんちゃんがきちんと獲得してるか、と言うと、ノーなのですが、進歩するところは、確実に進歩を進めていってます。
 ホームスクールも5回以上回を進めていくと、げんちゃんの手触りの変化を感じてます。ただ、それは、一連の続いたカーブなので、現在地点においてはいつも、げんちゃんがまだまだだ、ってことだけ感じてるような有様ですけど・・。

 学校のお勉強プリントにおいては、げんちゃんは、同級生が20分でやってしまうようなことを、休憩を入れて、1時間でやってるような時が多いです。だから、あんまり進行がないように見えます。
 しかし、今週、ちょっとした変化はありました。
げんちゃんが、知的な遊びに対して、「楽しい、まだやりたい!」
とくいついたのです。すべてのものではありませんが、いくつか用意したアイテムに、過去なかった楽しみを感じた様子でした。

 一つは、ビジョントレーニングのアイテムで、写真のようなパズルです。げんちゃんは、もともとまったく絵が描けず、物の形をとらえて再現するのが難しかったので、そこに関するトレーニンググッズは色々取りそろえています。ここ2ヶ月くらい、以前よりパズルがやりたい、なんて言うことが増えてきたので、ビジョントレーニングの著者、北出勝也先生のところから、このジオボードを取り寄せました。(ビジョントレーニングリンク)2学期から始まった「漢字」学習は、線で構成されるから、このパズルで、線取りを学ばせるつもりでした。

意外にも、げんちゃんは、嬉々として、いくつもやりました。4月の始め、点つなぎ図形模写がまったくお手上げだったことを考えれば、すごい進歩です。
 
 

 そして、まるで、ブラックホールと言いたくなるような暗算地獄に、相変わらず手をやいているげんママですが、思い出して、トモエそろばんで買った、3けただけの大きなそろばんも出してきて、1から20くらいまで、数えながら入力してみました。
 以前なら、まったくくいつかなかったのですが、
「ここまで行くとこまでやりたい!」
と100の位の桁をさしました。 遊び感覚で、とにかくいっしょにそろばんの目を数えながら入れていきます。

そして、風船遊び。風船を小さめにふくらまして、手で打ち合いました。げんちゃん、以前から、こういう遊びをしてやれば、いやがることはないけど、そんなに、感じよく進行しなかったし、すぐに飽きてました。

 げんちゃんは、普通の子がそうするように、ママを負かそうと一生懸命です。ここで、まったく今までと違うのは、げんちゃんは、自分が負けてもツボに入って、ゲームを中断することがなかったことです。
それどころか、どういう試合展開になっても、
「た~のしい~。」
と笑顔満面なのです。もちろん、もっとやりたい。
「今日、夜までずっとやりたいよ~」
とさえ叫んでました。

 100均で買った、”だるま落とし”で勝ち負けを争いました。げんちゃん、やっぱりここでも、負けてもそんなにパニックになりません。おまけに、手先をコントロールして、だるま落としを成功させます。これも、10回先に成功したら優勝と決めたルールにのっとって、げんちゃんは、優勝をさらっていきました。
「楽しい!」と顔に書いてあります。

 マリア・モンティッソーリの著書を、ブログの書き込みで紹介していただいて、図書館で関係書籍を読みました。モンテッソーリは、幼児教育の基礎を作った偉大な教育家です。まあ、幼児教育をやる人でこの人の名を知らない人はいない、というほど、すごい人です。
 20世紀初頭に活躍した人ですが、本を読んでいて、子どもの成長の原則は、その時から、かわっていないと感じました。

彼女が提唱する子どもの特徴。

子どもは、自分で自分の能力を伸ばしていく。ある一定期間、ある遊びに執着しているような時は、その遊びでのばしていける能力が、発達している時期なのだ、ということです。それを「敏感期」とモンテッソーリは呼んでいるようです。その敏感期にターゲットにした能力をしっかり伸ばしていかなければ、後になって、そこを伸ばそうとしても、かなりのエネルギーがいる。と説明してます。

 このモンテッソーリの提案は、本当にそうだと思います。

 このモンテッソーリの原則的な理論を借りて言えば、げんちゃんには、今まで、他の子にあった、「知的な遊びが面白い」・・・という敏感期がどうも希薄でした。もちろん、絵本を読んだり、はまってきた部分がゼロとは言いませんが、あるジャンルにいたっては、ほとんどなかったのです。
 あるジャンルとは、絵を描いたり、積み木をしたり、普通の子なら、解くのに熱中するような、ゲーム、手を動かす工作的な遊び。
これらは、敏感期が薄かったのです。

 今、知的能力を伸ばしていく敏感期に来たのではないか。とげんママは感じました。

 もし、それならば、何よりも優先して、そこをやらねばならないのです。暗算だって、そういうことからじわじわせめていくべきなのでしょう。

 これが、敏感期であるといいなー・・、げんママ大きな期待をしています。しばらくは、ドリルに限らず、げんちゃんがくいついた知的遊びを、いやになるまでできたらいいと思います。

 
 モンテッソーリの教えをふまえれば、やりたがらないアイテムでも、いつ、食いつき出すかわからないから、常に、出してきては、やらせてみること。これも大事だと思いました。
 エジソンアインシュタイン協会の鈴木昭平先生の提唱する、「△の項目を○に、×は、ほっといて、・・・△が○にかわるうちに、×も△になっていく。」という基本的な教えも、こういうことに通づるのでしょう。
 あまり、深くモンテッソーリを読んだわけでもありませんが、色んな理解がすっきり言葉におさまります。げんちゃんの行動を、こうして言葉におきかえてみて、見える形にするのは、いつも思うけど、大切です。
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by glow-gen | 2012-11-05 15:27 | モンテッソーリ | Comments(8)



中学2年生の息子。5歳の時に、発達障害とわかり、ママの格闘と改善の記録。
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げんちゃんママの紹介
中学2年になる息子げんちゃん。5歳の秋に、発達障害が発覚。最初はショックだったけれど、脳はまだまだ未知数。ママがなんとか素敵な子供に育ててみせるぞ~。最初はIQ60、・・コミュニケーションも微妙。身体もふらふら、はさみもにぎれず・・・もちろん絵もまったく描けず、5歳なのに、ほとんど2歳児みたいでした。いや、それ以下の機能もたくさんありました。
 「子供の脳に良いこと」を書かれた鈴木昭平先生が主催する、エジソンアインシュタインメソッドに出会って、ママが改善をさせることを学びました。そこを皮切りに、日々研究を積み重ね色々取り組み、相当改善してきました。、たまたま支援クラスができなくて、普通クラスの1年生に入学しました。2年の2学期から、支援クラスができて入ってます。算数の学習障害は、ひどく、相当苦労してますが、毎月毎月、必ず進化しています。日々はらはらどきどき。 天才ぼうやに育てるべく、奮闘中。パパと一人暮らしをしている大学2年生の娘と、医療関係に働くワーキングママ。
 近くに住む、お姑さんに手伝ってもらいつつ、がんばっています。
1年生の2学期から週に1.5日学校を休ませて、ママがおうちでホームスクールをやりました。4年からは週二日になりました。さらに、5年の9月からは、2.5日に増え、3学期からまた、週2日にもどし、6年の後半からは、週に1日に減らしました。
近くに住む、主婦のK先生のおうちで、ママが仕事でできない日は、ホーム学習のお手伝いをしてもらっています。
 5年生からは、算数以外、試験的に普通クラスにシフトという快挙です。6年生は、すべて、普通クラスですごすようになりました。発達の改善に取り組みはじめて8年の歳月は、子どもをどんどん改善していきました。
 6年になって、不思議なセラピストのS先生に出会い、発達障害は意識の障害だ、ということを認識しました。意識が抜けたような状態のげんちゃん。その部分が改善されれば、発達障害のコアな改善につながると、がんばっています。中学は、地元の公立中学へ入学。国語と算数だけ、支援クラスで、マンツー指導を受けています。ホームスクールは中学からは中止しています。
IQは80台に改善

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