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げんちゃんの発達障害プロジェクト

カテゴリ:支援学校のひさしくん( 2 )

支援学校高等部ひさし君のこと その2

ひさし君は、最近支援学校の高等部をやめることになりました。なぜか、という理由を聞くと、ほんとに唖然としてしまいました。

理由はその質の低さです。エピソードをママがいくつか教えてくれました。
 ある社会の時間に、先生がただひたすら、グーグルマップでみんなの家を見せていた。とか、ある先生がマンツーで数学を教えていた時に、ひさしくんが問題を解けないでいると、
「できないだろう! ざまーみろ!」
と言った。
 ひさしくんは、がんばって英検の何級かに合格したのですが、先生が、あからさまに、障害児のくせに、そんなの取って何の意味があるの? みたいな感じの態度に出られた。

まあ、あげればきりのない、質の低さにあきれました。ひさしくんは、そういう屈辱を敏感に感じてしまうので、心が苦しくなってしまって、とうとうママが、やめさせる決心をしたようです。
私はよくわからないけれど、なんとなく想像できます。この子たちの可能性をまったく信じることができず、社会のお荷物程度に捉えている先生方がけっこういるようです。そういう人が集まっているところが支援学校だ、なんて考えたくないけれど、支援クラスにも、この類の先生の話を聞いたことがあるので、現実にはこういうことはあふれているのかもしれません。
もちろん、すぐれた指導者もいるところにはいると思うけれど。

今日、げんちゃんを迎えに行って、お宅に少しおじゃましたので、いろいろ話しました。
ひさしくんのママが訴える、支援学校の悲惨には、ほんとにあきれましたが、よくよく聞くと、ひさしくんは、その精神性の高さとはうらはらに、うちでは、ほんとに何にもしないようで、家事どころか、身の回りの自立すらおぼつかなく、ママにいろいろ言われると、我が家と同様、けっこう反発したりしている様子です。

「ひさしくん。いくら、ひさし君の魂が素晴らしく、心の成長が、普通の人より優れていたとしても、普通の人間たちは、外側を見るのよ。ひさしくんが、ママがいないとお留守番もできないとか、おかたづけすらまったくできないとか、一人でどっこも出かけられないとかだったら、バカにされてもしかたないわよ。
 そういうことに腹が立つんだったら、外側の部分も、ちゃんと普通にできるように努力しないとだめだよ。」

私が、ひさしくんにそういうと、ひさしくんは何も言わないけれど、ちゃんと聞いています。こんな辛口の言葉も、ひさしくんなら消化するだろうな、と思うゆえのことです。

「ひさしくんもげんちゃんも、神様から特別な宝の箱をもらってきているのよ。その箱をあけたら、普通の人どころじゃない宝物が入っているのよ。それを開けたい? だったら、人より10倍努力しないとね。それができる力もちゃんともらってきてるからね。甘えちゃだめよ。ママに。いつも、ママにやってもらってばかりなんだから、ママのお手伝いもちゃんとしないとね。お皿を洗ったり、掃除したり、家事もできるようにならないといけないよ。」

ひさし君のママは、あまりそんなことを言って聞かせないのかな?

「普通の人はね、障害児っていうと、バカだって思っているのよ。何にもできない子たちだって。でも、それは違うでしょ。ひさしくんは、すごい高い魂をもらってきてるでしょ。げんちゃんだってそうだよ。でも、トイレのしまつさえ、自分でしようとしないんだったら、その子に何かができるなんて思うかしら? 先生のことをだめだって思う前に、もっとできることをふやしていくといいと思うよ。世の中って、そういうものだから。」

ひさしくんは、なんかきらきらした目でちらっと私を見ます。

「この子ね~。なんか聞いてないようにしているけれど、たぶん、寝る前に、反復して私に話してくるよ。心にしっかりとどめてるんだよね。」

とママ。

ひさしくんも、自分の好きなことには、真剣に意識を入れるけれど、そうではないところはけっこうママに甘えているようでした。初めて、こういう辛口のことを私に言われて、ひさしくんの心が動いているのを感じます。

確かに、げんちゃんより、改善させやすい、と感じました。
改善していかせるためには、まず、自分の立ち位置をしっかり教えることだな、と思います。ひさしくんのママは、ひさしくんの訴えてくる違和感をどう説明しているのかわかりませんが、周りがどうか、ということよりも、変えられない周り、なら、自分がどこを変えていくべきか、そこに対する努力を、最大限することができるか、ということを突き付ける必要があるのかもしれません。

げんちゃんも、その立ち位置を教えるのに苦労します。自分からの視点しかないし、それがとてもずれているげんちゃんは、自分の姿を客観的に見ることが難しいので、ある時は、ことごとくこき下ろさねばならないし、いろんなところからの視点も言い聞かさねばなりません。

ひさしくんも同じようなところがあるとは思うけれど、げんちゃんより、ほんとになんでも、心が捉えてくれるので、今日一日の私の叱咤激励も、あっというまに血肉にしちゃうんだろうな~。今度、訪ねるときがなんだか楽しみになってくるようです。l

げんちゃんは、ひさしくんのプラスエネルギーのおかげで、彼と会ったあとは、なんとなく良い感じでもあります。人の価値って、障害のあるなしは関係ないな~、とひさしくんを見ると思います。ひさしくんが、新しくどこで学ぶのか、ママは今探していますが、この子なら、良い環境を引き寄せてくるんじゃなないかな、と思います。

by glow-gen | 2019-07-21 00:35 | 支援学校のひさしくん | Comments(20)

支援学校高等部のひさし君のこと その1

  最近、げんちゃんは、支援学校の高等部に行っている ひさし君とたまに遊びます。彼は、高校2年生で、小学校の支援クラスの先輩です。
もともとひさし君は、発達障害ではなく、幼少期の脳性マヒにより、軽い肢体不自由と、脳の一部に損傷を受けたせいで、知的障害と判定されるようになった子です。支援クラスも、肢体不自由のクラスですごしました。

 小学校の支援クラスのママ友の中でいまだにお付き合いがある数少ないママのお子さんです。私がげんちゃんの改善に情熱をかけていた小学校時代、私の考えに最も賛同してくれたママでした。げんちゃんより、IQも低く、手足にわずかなマヒもあるために、一見げんちゃんより、障害がひどいように、はた目には感じるひさし君ですが、彼と付き合ってみると、彼の精神性の高さにはいつも驚きます。

「ぼくは、正しく生きる大人になりたいんだよ。」
こんなことを、だれに教えられたわけでもないのに考えることができます。彼は、手品が好きで、手品に関しては、少し不自由な指が滑らかに動きます。ある時、皆の前で手品のショーをしてくれました。ショーの始まるまでは、見ている人たちの多くは、障害を持つひさしくんの手品は、こっちが乗せてあげて、つきあってあげなくてはならないものだろう・・・と思っていました。

ところが、彼のショーは、なかなか見ごたえがあり、しかも、彼のトークは、会場の人たちの雰囲気をつかんだもので、こちらの心をしっかり読んでくるものでした。ちょっとした驚きが会場を包みました。
その後彼は、母親に、
「僕の今日のマジックは、僕の独りよがりじゃなかった?」

と聞きました。私はそれを見て、ほんとに驚きました。不随意運動のようにして、つい笑いが常時出てしまったり、つい口元からよだれが出てしまったりするひさし君と、彼のその精神性の高さは、一見結びつかないものだったのです。

そういえば、Sさんも、ある時、はじめてひさし君を見かけたた時に、こう言ったのを覚えています。
「あ~、あの子は、げんちゃんより、上だよ。彼は、人生に対して、いつも向上することを当たり前と思っているからね。げんちゃんは、あの子を見下しているようだけど、大間違い。げんちゃんより、はるかに改善させやすいし、ほっといても上を見る子だよ。訓練しないのはもったいないことだね。」

私は、あとから、ほんとになるほど~と思いました。

今日は、ひさしくんのママに博物館で開催している「なが靴下のピッピの世界展」に連れて行ってもらいました。迎えに行った時に、ママが言いました。

「げんちゃんは、ひさしより、ずっと普通だな~って思っていたけれど、いっしょにいたら、げんママが言ってる彼のトラブルがなんとなくわかった。こういうところを言うのかな?って思ったよ。」

たぶん、今言ったことがぜんぜん入ってないとか、整合性のないことを平気でする、とか、まあちょっと彼といっしょにいたら、だれもが違和感を感じる行動がちらほら出てきたのでしょう。ひさしくんは、そもそも、一人で家にほっておけない、とか、一人で出かけられない、とか、そういうことから困っているので、ひさしくんママにしたら、げんちゃんは、ずっとひさしくんより上だなんて思うのかもしれませんが、普通に安心して見てられる、というわけにはいかないことが飲み込めたみたいでした。

ひさしくんとげんちゃん、どちらも、周りの状況からの違和感は拾ってくるけれど、(げんちゃんだって多少は拾ってくる。)ひさしくんは、それを捉えすぎて消化しきれないくなるし、げんちゃんは、違和感と思ったら、すっと捨てちゃう。まったく真逆な反応を示すようです。どちらにしても、それらを正しく消化させるためには、細かく説明してやらないといけない、という点では似たようなものなのかもしれませんね。

げんちゃんは、それをしなければ、スルーだし、ひさし君は、一人影響を受けまくって、自滅する・・・・

そんな二人なので、二人遊ばせると、互いにとてもいい影響を与え合っているのかもしれません。

 

by glow-gen | 2019-07-20 23:55 | 支援学校のひさしくん | Comments(0)



中学2年の息子。5歳で、発達障害発覚、改善に取り組むママの格闘と改善ノウハウの記録。
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げんちゃんママの紹介
中学2年になる息子げんちゃん。5歳の秋に、発達障害が発覚。最初はショックだったけれど、脳はまだまだ未知数。ママがなんとか素敵な子供に育ててみせるぞ~。最初はIQ60、・・コミュニケーションも微妙。身体もふらふら、はさみもにぎれず・・・もちろん絵もまったく描けず、5歳なのに、ほとんど2歳児みたいでした。いや、それ以下の機能もたくさんありました。
 「子供の脳に良いこと」を書かれた鈴木昭平先生が主催する、エジソンアインシュタインメソッドに出会って、ママが改善をさせることを学びました。そこを皮切りに、日々研究を積み重ね色々取り組み、相当改善してきました。、たまたま支援クラスができなくて、普通クラスの1年生に入学しました。2年の2学期から、支援クラスができて入ってます。算数の学習障害は、ひどく、相当苦労してますが、毎月毎月、必ず進化しています。日々はらはらどきどき。 天才ぼうやに育てるべく、奮闘中。パパと一人暮らしをしている大学2年生の娘と、医療関係に働くワーキングママ。
 近くに住む、お姑さんに手伝ってもらいつつ、がんばっています。
1年生の2学期から週に1.5日学校を休ませて、ママがおうちでホームスクールをやりました。4年からは週二日になりました。さらに、5年の9月からは、2.5日に増え、3学期からまた、週2日にもどし、6年の後半からは、週に1日に減らしました。
近くに住む、主婦のK先生のおうちで、ママが仕事でできない日は、ホーム学習のお手伝いをしてもらっています。
 5年生からは、算数以外、試験的に普通クラスにシフトという快挙です。6年生は、すべて、普通クラスですごすようになりました。発達の改善に取り組みはじめて8年の歳月は、子どもをどんどん改善していきました。
 6年になって、不思議なセラピストのS先生に出会い、発達障害は意識の障害だ、ということを認識しました。意識が抜けたような状態のげんちゃん。その部分が改善されれば、発達障害のコアな改善につながると、がんばっています。中学は、地元の公立中学へ入学。国語と算数だけ、支援クラスで、マンツー指導を受けています。ホームスクールは中学からは中止しています。
IQは80台に改善<

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