げんちゃんの発達障害プロジェクト

帰りの教室に行きました。「来ないでいいよ。」

昨日は、学校が終わるくらいの時間に、迎えもかねて、教室を見に行きました。

 帰りの会が始まる前のざわざわした時間、今では、二人担任制になったげんちゃんの教室で、新たに加わったちょっと体育会系の男の先生もいました。

げんちゃんは、教室からすっと出て行って、隣の教室に行って、先生に話しかけました。
「あのう、明日の4組の理科は何を用意したらいいですか~。」

 廊下から中の先生に向かって声をかけます。迷いのない、的確な質問。でも、ざわざわしていて、中の先生にはなかなか聞こえません。何度か、声を出して、やっと先生が答えました。内容は聞き取れなかったけれど、げんちゃんは、一礼して、教室に戻りました。すると、一人の男の子が来て、げんちゃんとなにやら話しています。おもむろに、その子は、後ろの黒板に向かって歩き出し、明日の日課のところに理科の内容を書き始めました。

 げんちゃんは、2学期からは、理科担当になったようですが、どうも、まともに、その仕事をこなしているようです。さっきはなしていたのは、他の理科係だったようです。やりとりも無難にこなしたようです。

ふ~ん、成長してるじゃん・・・だって、1学期は、美術委員で、みんなに声かけられながら、あわてて、聞きに行くと聞いていました。

まあ、隣のクラス担任が理科、という好条件も手伝ってうまくできているのかもしれないけれど。

「あれ、お母さん、なんで来てるの?」
げんちゃんは、私の顔を見るなり顔をしかめます。
「雨ふってきそうだったし、迎えに来たのよ。」
「え?降らないよ。来なくていいから!」

 初めて、いっちょまえの中学生のように、うざそうな顔をされました。これも成長なんでしょ。どうも、最近、できることも増えているかわりに、自分はできる。あるいは、まわりからできていると認められたい、というような意識も強くなっているようです。それとともに、以前のステージからあった生意気さも、やや形をかえて進化形になっているようです。
あいかわらず、私にとってはいらつく・・・

手伝ってもらわないと、人並みにできないくせに、自分でできているような気になるげんちゃん。


 もっと色んなことが自分でこなせるならば、私もほっときたい、と思うけれどそうもいかないので困ります。ある程度自分でやらせて、失敗から学び、これではいけない、とか、考えなくちゃ、とかいうきっかけを作りたい私です。次のステージに乗せたい!

私は担任の先生に言いました。

「最近、けっこう伸びていて、色々自分でやらせたいと思ってるんですよ。宿題だって、今までは、ぜんぶこっちがお膳立てしてましたからね。少し、自主性を重んじて、ほったらかす部分を作っていこうと思うんです。
それで、宿題をはじめ、やってないという事態が出てくると思います。でも、そういう時は、今までのように目こぼししないで、ペナルティーを与えて下さい。他のお子さんと差をつけず、指導してもらうと助かります。」

先生は、了解です、と言って下さいました。げんちゃんの普通クラスでの感触も、それなりに進化しているようで、先生も、そろそろそういう対応でいいんじゃないか、と思われているのかもしれません。

教室崩壊クラスも、体育会系の副担任がいっしょに入ったおかげで、そこそこ普通になってきたようです。

 帰りの会は、前に出ている係の言うことをしっかり聞いていないと、忘れ物につながります。そのあたりは、いまひとつ。
でも、日課表を意識的に書いてくるようになっているような気はします。しかも、今までは、日課の単元だけだったのが、その下の大事な詳細も、たまに書いて写してくる。なんか、微妙だけど、ちょっと前に訪問した時とは何かがかわっているようです。

 終わると、いっせいに文化祭のコーラス練習が始まりました。
げんちゃんも、しっかり仲間にはいってがんばっていました。げんちゃんは、普通クラスで気を抜いている、と感じていたけれど、なんか、そうでもないのかしら? と思えるクラス見学でした。

 さらに、その日は野球教室。少し見に行きました。先週とは違って、けっこう気合い入っています。おまけに、出塁して、盗塁をねらってます。当然まわりを見ている感じ。盗塁は成功です。
お~~。
終わって、
「げんちゃん、盗塁すごいじゃん!」
と私が言うと?
「え?とうるいって何?」
「え~。知らんのかい!」

私は、期待したり、落とされたりの日々です。でも、なんか先週と違うげんちゃんに感じました。進化してるのかしら・・・・
 

by glow-gen | 2018-10-11 18:39 | 思春期 | Comments(4)
Commented by robo_223 at 2018-10-12 14:23
げんちゃん、少しずつかもしれませんが、成長していますね。この少しずつの成長が積み重なると、大きな成長になっているのですよね。

新しい環境で新しい課題が与えられた時、一般の子は、いきなりほぼ全てが出来る場合が多いのですか、発達の子は時間を掛けてだんだん出来るようになって行きますよね。

そして、次にまた、新しい環境や新しい課題に直面した時は、前回よりはほんの少し、習得が早くなっている、という感じで、成長して行っている気がします。げんちゃんもそのような感じですよね。

つまり、色々なことを経験すれば、少しずつ成長したり習得したりして行ける、ということだと思います。

しかし、スキル面の成長がマイペースなのに比べて、自立心やプライドなどの成長だけは、一般の子と変わらなかったりするので、親御さんとしては、そのギャップに戸惑いますよね。

まだまだ、手伝いが必要なくせに、態度と言葉だけはイッパシなわけですから。

ですから、それを逆手に取って、こういったプライドをくすぐるような感じで、関わるとスムーズに行くこともあるかな、と思っています。

げんちゃんママさんも今は、げんちゃんを少し引いた立場でご覧になって、付かず離れずのいい距離を保って、うまく関わるという方向に変換されて行っているのかな、と思いました。

先生方も宿題のペナルティなどの件で協力して下さるようなので、助かりますね。しかも、学級も体育会系の先生が登場したことで、落ち着いて来ているようですから、いよいよ1年後半戦に向けて、舞台は整った、というところですね。
Commented by ゆうママ at 2018-10-12 14:52 x
中間テストの結果が返ってきて、全ての科目が下がっていました。どの科目も内容がぐっと難しくなって、平均点も下がっているので、仕方ないのかなぁと思っています。
そんな中、げんちゃんは上がっていっているのですごいです。生活面でも落ち着いている様子で、着実に伸びていってますね。

こちらは、中間テストか終わったと思ったら、来週は市が開催する実力テストみたいなものがあります。夏休み明けテスト→中間テスト→実力テスト。一月半のでこれだけあるんですね〜。その間に学習発表会、合唱コンクール。出来はどうであれ、全てこなしているのは頑張ってるのだなぁと思います。私の方が息切れしてます(涙)

このスピード、あっという間に1年生が終わりそうです。

息子はできないのに自立心だけ芽生えて、「いちいち来ないで!勉強のじゃまです」と書いた付箋を部屋に貼ったりするんです。

信用できなくて…仮に勉強らしいことをやったとしてもきわめて効率の悪いことしてるし。

同じく放っておきたいけど、そうしたら糸の切れた凧になってしまうんですよね。

中学のカリキュラム、本当に大変です。発達の子に限らず、どうやっても一定割合の子はついていけないと思います。

この中から進学校に行って、東大や京大に行く子もいるわけで、その子たちと同じ教室で同じ授業を受け、同じ課題を出される。。やっぱりきついですよね。普通クラスと支援クラスの二択ではなく、習熟度別にしたらいいのに…。

Commented by glow-gen at 2018-10-12 15:03
ロボママさん
そうですね~。少しずつ少しずつ進化しています。いつもいつも、少しずつ少しずつ進化・・・ですね~。笑
でも、気づけば遠くに来ている、確かにそうです。もし、何もしてなかったら、たぶん、字も書けない、普通クラスにも移行できない・・・たぶん別人がいるでしょうね。

げんちゃんは、確かに夏休み前とは違います。6年生の時と、夏休み前それも違いました。
こっちも、対応を変える必要を感じています。でも、ずれの多い子だから、普通の子と同じ、というわけにもいきません。試行錯誤中なのかな、と思っています。私自身の心も、なんとなく、定まっていないような感じだし。

げんちゃんの中のずれを、しっかり治していく時期になってきてるようにも思います。
「あなたはずれている。」
そこのところを、まわりの大人が全部で教えているような感じでしょうかね。

今は、勉強より精神的な成長をメインに置いた方がいいようにも思います。
新しいげんちゃんが出てきたので、少し引いてみているところです。
アドバイス確かに、と思います。ありがとうございます。
Commented by glow-gen at 2018-10-12 17:24
ゆうママさん
中間テスト落ちていたんですか~。なんかちょっときますね。
確かに、1か月半の中で3回テストなんて、ちょっとどうかしてますよね~・・・私も、11月の期末テストの日程をチェックして、色々組み立てている自分がいて、なんだかな~と思います。
げんちゃんの夏休みは、勉強は今までになく捨てました。(とは言ってもやってますが・・・・気持ちの上で。)
S先生との合宿があり、大変な時期を先生が伴走してくれて、げんちゃんの意識を出してくれたような。その成果が少しずつ表れているんじゃないか、と思います。
ほんとにずれているし、ママのことを、ほんとにないがしろにしているし、感謝なんんてわかってないし・・・・それを、私が指導するのは、やはり限界で・・・・
 「君は、普通より、ずっと下なんだよ! どうするのかい。このままいけば、・・・・ちゃんとつかんで、向上していこうね・・・」
ここがどれだけ、自分の中でつかめるか、それがカギなんかな~、と思います。
なんせ、自分は、やっていける、と勘違いしやすいですからね。
お母さん入るな、なんて、成長といえばすごい成長なんですよね。でも、どこかずれている・・・自分の立ち位置がいまいちはっきり理解できていない。ということなんでしょうね。げんちゃんも似たような感じです。
普通のお子さんでも、ちぐはぐな成長ぶりですから、しかたのないことなのかもしれないけど、もどかしいですよね。

心を成長させる、って、なかなかむつかしいですね。情緒のクラスにいる、ってことになっているけれど、そのあたりのプロはいませんからね~。場合場合において、友達が引き金をひいてくれたり、先生がきっかけになったり、色んな働きかけがいります。確かに、支援クラスだけではなく、色んなステージわけのクラスがあってもいいかもしれませんよね。
 なんとか、このステージ乗り越えて、上にいきたいものですね。


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げんちゃんママの紹介
中学1年になる息子げんちゃん。5歳の秋に、発達障害が発覚。最初はショックだったけれど、脳はまだまだ未知数。ママがなんとか素敵な子供に育ててみせるぞ~。最初はIQ60、・・コミュニケーションも微妙。身体もふらふら、はさみもにぎれず・・・もちろん絵もまったく描けず、5歳なのに、ほとんど2歳児みたいでした。いや、それ以下の機能もたくさんありました。
 「子供の脳に良いこと」を書かれた鈴木昭平先生が主催する、エジソンアインシュタインメソッドに出会って、ママが改善をさせることを学びました。そこを皮切りに、日々研究を積み重ね色々取り組み、相当改善してきました。、たまたま支援クラスができなくて、普通クラスの1年生に入学しました。2年の2学期から、支援クラスができて入ってます。算数の学習障害は、ひどく、相当苦労してますが、毎月毎月、必ず進化しています。日々はらはらどきどき。 天才ぼうやに育てるべく、奮闘中。パパと一人暮らしをしている大学1年生の娘と、医療関係に働くワーキングママ。
 近くに住む、お姑さんに手伝ってもらいつつ、がんばっています。
1年生の2学期から週に1.5日学校を休ませて、ママがおうちでホームスクールをやりました。4年からは週二日になりました。さらに、5年の9月からは、2.5日に増え、3学期からまた、週2日にもどし、6年の後半からは、週に1日に減らしました。
近くに住む、主婦のK先生のおうちで、ママが仕事でできない日は、ホーム学習のお手伝いをしてもらっています。
 5年生からは、算数以外、試験的に普通クラスにシフトという快挙です。6年生は、すべて、普通クラスですごすようになりました。発達の改善に取り組みはじめて7年の歳月は、子どもをどんどん改善していきました。
 6年になって、不思議なセラピストのS先生に出会い、発達障害は意識の障害だ、ということを認識しました。意識が抜けたような状態のげんちゃん。その部分が改善されれば、発達障害のコアな改善につながると、がんばっています。中学は、地元の公立中学へ入学。国語と算数だけ、支援クラスで、マンツー指導を受けています。ホームスクールは中学からは中止しています。
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