げんちゃんの発達障害プロジェクト

中学1年生のお習い事

  げんちゃんは、中学校に行き初めて、毎週毎週どんどん変化しています。どんどん良くなっている、というわけではありません。赤になったり、青になったり、緑になったりしていくような感じです。弱い角度でゆっくり上にいくらせん階段みたいに、やはり、ちょっとは上に上がってるんだね・・・・という感触はありますが、らせん階段のように、規則的に、上がるわけでもなく、ひたすら
停滞しているように感じるときもあります。

 中学校では、クラブには入らず、すぐに帰ってくるのですが、それでも、5時をまわって帰ります。
ホームスクールもなくなっている今では、ほんとに毎日があわただしく、やりたいカリキュラムのほんの少ししかできない毎日です。なぜ、クラブに入らないか、というのは、明確です。まず、時間がなくなる。クラブより、今は優先しないといけない課題がある。そして、周りの友達に対して興味もないげんちゃんは、クラブで吸収できることは少なく、それより、時間のロスの方が大きい。そういう理由です。

 あと3年くらいしたら、たぶん、クラブというシステムも、彼の肥やしになるかもしれません。でも、今は優先順位の下位の方なのです。周りへの興味の薄いげんちゃんは、毎日まったく学友としゃべりもせずに暮らしていても、たいして苦にもせず、友達がほしくないわけではないけど、めんどくさい、という方が先立つようです。その証拠に、友達の印象もうすく、どんな子?なんていう質問に対しても、「さあ?どうだっけ」というレスポンスでがっくりします。

 中学になって、月曜に行っていたサッカーをやめました。というより、げんちゃんの行っていたサッカークラブも野球も、小学生で卒業するシステムです。サッカーは、1年生の時に入りました。

 入った時は、時期尚早で、能力の3段階上くらいだと感じたのに、先生の好意で入ることができました。それから、今では、普通にクラブをこなすようになったげんちゃん。やめるときは、私の方がセンチメンタルになるくらい、しんみりしました。それほどお世話になりました。ここで、伸ばしていただいたことはたくさんあります。

 野球の方は、中学でも、もう少し続けることにしました。チームで、中学1年生はげんちゃん一人になりました。特別許可です。中学になれば、皆、クラブに入るので、誰も続けません。げんちゃんは、6年の終わりから、バッティング練習をたまに部屋でしていました。エアーバッティング(ただ、ポーズを勝手にするだけ)で、何度か振る程度で、練習とも言えないものですが、うまくなりたい、と意識を働かせているのがわかりました。上のクラスにシフトしましたが、皆年下です。自分より小さな子の中の方が、げんちゃんは、生き生きしているし、もう少しここで、泳がせてみたい、という感触もありました。チームメートの雰囲気が、サッカーよりげんちゃんに合っているようでした。
 
 そんな中、新しくなった野球教室を見に行きました。しばらくぶりに見てびっくりしました。自分の打順もわからず、小さな子に命令されていたげんちゃんは、いつの間にか、きびきびと、教室のルールに従って動いていました。教室で友達に対して心を動かさないげんちゃんではなく、クラブメートと多少は交流しているし、ほかの子は、げんちゃんに対して、普通にフレンドシップを持っている様子です。
 自然な笑顔も見えます。

 なかなか、突き抜けないげんちゃんに、取り上げたほうがいい古巣もありますが、野球は、直感的に、しばらく続けるのがいい、なぜかそう思いました。

 そして、日曜日は、3回目のピアノの発表会でした。初めてソナチネの曲と、それよりは、少しやさしい曲、2曲を弾きました。今回は、私は、ノータッチでした。練習も見てません。彼は、初めて、自分で言われた部分練習をこなし、私が帰ってない時間に、自らピアノの前に座り、自分だけで練習しました。半年はかけて準備したので、上手に弾けるようになりました。

 中学の生活をこなしながら、ピアノの練習をするのはやはり大変でした。でも、数日前は、1時間半も一人で練習していたみたいです。ピアノは、ある意味突き抜けた、と言ってもいいかもしれません。なんせ、途中から曲を弾くなんてことも昔は無理だし、部分練習なんてのも、絶対一人ではこなせないし、いやがりました。ただ、なんとなく、楽譜も見ずに適当に練習した、というクオリティーの低いものでした。

 発表会の前日
「明日は、間違えずに弾けるかな。ミスしなければいいけどな~。」
と不安げに言いました。これも、彼にとっては成長で、2年前は、そういうことを言葉に乗せることは無理でした。
先生が言うには、舞台のそでで、
「あの~・・・先生。最後に確認なんだけど、ペタルには、最初から足を置いておくの?」
と質問したそうです。意識がしっかり入った発表会だったと言えるでしょう。ピアノは、意識のオンとオフが、わかりやすいし、自分でもそれを認識できやすい。

 これが、学習に投影されることを期待したいところです。


また、発表会が終わったと同時に
「次は何を弾こうかな。」
とも言いました。きっと、すべてに先駆けて、げんちゃんの行く方向性を見せてくれたようなピアノです。


 


by glow-gen | 2018-05-03 00:06 | 中学入学 | Comments(4)
Commented by robo_223 at 2018-05-03 02:59
げんちゃん、ピアノで突き抜けたのですね。きっと気付かないところで、いつの間にか色々突き抜けているのでしょうね。

ピアノのように、自分のペースで進めることなら、げんちゃんは申し分ない取り組みを見せられるのだと思います。でも、学校の課題は、ものすごいペースで進んで行くので、今以上のパワーがないと全ては難しいのでしょうね。

そうは言っても、理科や社会は出来ていますし、他の活動も3年後には慣れてペースに乗って行けるものが多くなっていると思います。

roboもたった1年で、ずいぶん流れに乗れるようになって来ました。慣れて来たのだと思います。

私も突き抜けた、と思ったことは、まだ1度もありませんが、客観的に見たら、どこかしら突き抜けていたのかもしれませんね。

部活に関する考え方は私もげんちゃんママさんと同じです。週に数回あるパソコン部や美術部のようなものならいいのですが、特に週末や朝練まで活動する部活は、roboにとっては、そこから得るものよりも失うものの方が大きいと考えました。

部活は、そもそも中学生に時間や体力を余らせておくと、ロクなことがないため、時間を何かしらの活動で埋めるためにあるという側面があります。

ですから、家庭で時間や体力を有効利用できる場合は、わざわざ部活に入らなくても大丈夫なのです。部活の活動記録も今は大会で活躍していない限り、内申のポイントにならない地域もあります。

また、部活の人間関係が濃くて難しいため、いじめの発生源になる場合も多いのです。ドクターなどは、学校という場所がどのような場所か本当の意味ではご存知ないので、ソーシャルスキルを上げるために部活をすすめたりしますが、私はあまりお勧めしていません。無駄に苦しむことも多々あるので。(roboも勧められましたよ。)

roboは当初、パソコン部がなくて、部活は何も入っていませんでしたが、英語研究部に入り、週に1回短時間で活動しているだけです。

あとは、げんちゃんと同じで、ピアノとスイミングをやり、長期休暇ごとに「ITもの作り教室」に通っています。roboは趣味でやりたいこともたくさんありますので、時間や体力を持てあましてもいませんから、部活は必要ない状況です。

しかし、中学は忙しいですよね。部活も勉強もそつなくこなす子達には感心するばかりです。もう、中学生はしっかりしていますよね。
Commented by みかんママ at 2018-05-03 06:54 x
部活、入らないんですね〜
入らない子、少ないですが、部活って、辞めるのも難しいし、転部も難しいから、あいそうな部活がないようだったら、入らない選択もありですよね。

そうそう、内申の加点の件ですが、娘は吹奏楽部で、コンクールに参加し、全ての学校に、金か、銀か、銅をもらえるのですが、先輩が推薦に1足りず、銅だったけど、1追加してもらえ、無事推薦で入れたって言われました。
それまでは、金か銀しか加点ないよって噂があったのですがね。
高校、個別相談会をしてくれるところが多くて、そこで、何かしらあれば加点をもらえる可能性もありますね。

うちの息子の進路ですが、以下のように今は考えてます。

【高校】
サッカー推薦で地元の高校
サッカー推薦で地方の高校(全寮制で息子が希望)

〜懸念事項〜
※サッカーで推薦がもらえない可能性あり
※推薦もらえても、学力があまりに低すぎたら入れない可能性あり

上記がダメそうなら、
高校サッカーはあきらめ、クラブチーム(ユース)に入り、学校は、地元の不登校の子が行くような学校(自分で週何日通うか決められ、あとは自宅学習?)に入れようかなとも思ってます。

高校卒業後は、サッカー推薦で、大学行ければ最高ですが、ダメそうなら、息子の夢は、サッカーのコーチらしいので、スペインで、コーチの資格取得の留学に行かせようかなとも思ってます。

今のところこんな感じで考えてます。
Commented by glow-gen at 2018-05-03 22:49
ロボママさん
クラブ活動は、普通の子でもけっこう大変ですよね~。私も、かつて入っていましたが、そのころ、塾も行っていて、どんな風なタイムスケジュールで暮らしていたのか、今となっては、我ながら、すごいな~と思ってしまいます。たぶん、12時とかに寝ていたんじゃないかと思います。げんちゃんは、睡眠は、極力とらせたいけど、9時間きっちり寝せることはむつかしく、8時間くらいになっています。普通の子ならそれでも足りるかもですが、げんちゃんは、睡眠は、9時間はほしいところです。なんせ、どうも浅い睡眠のようです。
 そうすると、げんちゃんの起きている時間、自由時間は、ほとんどなく、1時間とかになりそうです。お風呂さえ入れないときもあります。
 私が、仕事で遅いので、ほとんどかかわれない日も多いですし。
突き抜けた感は、ぜんぜんない・・・私もそうです。でも、考えてみれば、ホームスクーがないのに、なんとかなっているのはすごいことですよね~。時間のロスはあると思いますが、普通の子からどんどんおいていかれてる、という感触は、あまりないです。もちろん、ついていってる、と断言はできないのですが、学校で進んでいるところをなんとか、やらせられているので、やはり、中学になって、どかんと伸びているのだと思います。

 S先生は、外の部分だけでアプローチするのではなく、意識の本質、中からかえていく方が、ストレスもないし、早いよ。と言い、そういう声掛けをしてくれたり、アドバイスしてくださるのですが、私は、表面に現れるところだけしか、判断できません。今、げんちゃんの内面が、意識が、どうなっているか、と時々解説してくださると、なるほどな~と思います。
意識のところから治す、というのは、病気でいえば、原因をわかって、原因を治していくようなものらしいです。私たちが普通にやっていることは、どうしても、症状を見て、その症状に対処療法しているようなものなのだそうです。

 げんちゃんの内面は、今大きく変革しているのだろうな~という感じはしているのですが、まだまだ水面下であがいているようなステージのような気がしてます。
Commented by glow-gen at 2018-05-03 23:01
みかんママさん
 お子さんは、ロボママさんもおっしゃっていたように、ギフティッド的な、すごい峰がありますよね。
その場合は、げんちゃんと、またアプローチも違うところがあると思います。必要性を感じると、そこのところを、どかんと自分で伸ばせるところがあって、一つのサッカーと言う峰を使って、ほかのものものばしていくやりかたがいいんでしょうね。
 サッカーのためなら、語学もやっちゃうだろうし、きらいと思っていたことも取り組むでしょうね。彼は、工作とか絵とかはどうですか?
工作は、段取り、達成感、立体認識、どれも養います。

がんばっている子を見たら、どんな大人でも応援したくなりますよね~。少し成績が足りないところがあっても、けなげにがんばっていれば、やはり、内申の加点なんて、先生もやりたくなっちゃうんじゃないかな・・・・やはり、人間のすることだから。でも、彼にあった高校の環境を整えてあげたいですね。進学校とか、県内でネームバリューがある学校とか、肩書はあっても、わが子が、伸びていくために必ずしもふさわしいとは限りません。
とにかく、ユニークな宝を隠した子供たちですから、ベストな学校選び、進路選びはとても大切ですよね。今できることを精いっぱい頑張って、進路は天にまかせる・・・というのが私の考えなんですが、不思議にいつも、ちゃんと道が供えられます。お子さんも、サッカーの素敵な道が整えられていると感じます。
 でも、できるだけ、そのためにも、視野を広げてあげなくてはなりませんね。溝になっているところに、本人のスポットがあたるように、上手な言葉かけができるといいですね~・・・将来、サッカーの世界で、大活躍するといいな~。
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中学1年になる息子げんちゃん。5歳の秋に、発達障害が発覚。最初はショックだったけれど、脳はまだまだ未知数。ママがなんとか素敵な子供に育ててみせるぞ~。最初はIQ60、・・コミュニケーションも微妙。身体もふらふら、はさみもにぎれず・・・もちろん絵もまったく描けず、5歳なのに、ほとんど2歳児みたいでした。いや、それ以下の機能もたくさんありました。
 「子供の脳に良いこと」を書かれた鈴木昭平先生が主催する、エジソンアインシュタインメソッドに出会って、ママが改善をさせることを学びました。そこを皮切りに、日々研究を積み重ね色々取り組み、相当改善してきました。、たまたま支援クラスができなくて、普通クラスの1年生に入学しました。2年の2学期から、支援クラスができて入ってます。算数の学習障害は、ひどく、相当苦労してますが、毎月毎月、必ず進化しています。日々はらはらどきどき。 天才ぼうやに育てるべく、奮闘中。パパと一人暮らしをしている大学1年生の娘と、医療関係に働くワーキングママ。
 近くに住む、お姑さんに手伝ってもらいつつ、がんばっています。
1年生の2学期から週に1.5日学校を休ませて、ママがおうちでホームスクールをやりました。4年からは週二日になりました。さらに、5年の9月からは、2.5日に増え、3学期からまた、週2日にもどし、6年の後半からは、週に1日に減らしました。
近くに住む、主婦のK先生のおうちで、ママが仕事でできない日は、ホーム学習のお手伝いをしてもらっています。
 5年生からは、算数以外、試験的に普通クラスにシフトという快挙です。6年生は、すべて、普通クラスですごすようになりました。発達の改善に取り組みはじめて7年の歳月は、子どもをどんどん改善していきました。
 6年になって、不思議なセラピストのS先生に出会い、発達障害は意識の障害だ、ということを認識しました。意識が抜けたような状態のげんちゃん。その部分が改善されれば、発達障害のコアな改善につながると、がんばっています。中学は、地元の公立中学へ入学。国語と算数だけ、支援クラスで、マンツー指導を受けています。ホームスクールは中学からは中止しています。
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