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げんちゃんの発達障害プロジェクト

中二のお仕事体験。職場のマッチングは、真剣にした方がいいかも

 
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私は仕事が忙しく、怒涛のようなこの1~2週間でした。

先週は、げんちゃんはお仕事体験でした。中学2年生になると、1週間ほど、地元の企業などに出向いて、社会人のまねごとをします。

 私は、けっこう楽しみにしていたのですよ~。厳しい社会の一端でも垣間見たら、げんちゃん少しは自分の甘さに気づいてくれるかな~と。

 しかし、先生方が彼に選定した先は、母校の小学校でした。それを聞いたときは、えっ!と動揺してしまいました。なれた場所。甘い場所。そんなとこで、中途半端に社会人体験したら、ますます勘違いするんじゃないの?げんちゃんの性質を熟知しているメンバー、私とK先生、S先生、みんなに危機感が走ります。ほんとにいや~な予感しかしません。

先生方にしてみれば、こういう子が、事業所に迷惑をかけたら申し訳ないってことかもしれませんが、ほんとやられた~って感じです。

障害児だからこそ、社会での自分の立ち位置を知る必要があるし、なかなか心が動きにくいげんちゃんにとって、慣れた小学校で、どうやって心を動かすというのか!


一つの救いは、小学校には、私の友人の先生が在留しているということでした。げんちゃんの担任だった先生は、2人しかおらず、友人の彼女も、げんちゃんのことはよく知っています。

 彼女に、すぐに電話をかけました。(ほんとこういうところが、げんちゃんのラッキーなところ!)

彼女は、しっかりした先生で、私の考えをしっかり受け止めてくださる。しかも、現在支援クラスや、ちょっと問題のあるお子さんのサポートの責任者になっていました。


「とにかく、障害児だからって、甘くしないでほしいの。担当の先生にくれぐれも、普通の基準で厳しく指導してもらうようにお願いしてもらえない? この子は、周りが、障害児だからというフィルターで接すれば、それを普通の基準と思ってしまうの。発達障害とは、心の障害だから、普通の感覚でものをとらえられないの。くれぐれも、社会の普通の基準でジャッジしてください。・・・云々・・・」

私があまりに心配して電話したものだから、とうとう、毎日ラインに写真付きで報告まで送ってくださいました。

幸い、学校の方針も、中学生は仕事体験に来たのだから、絶対にお客さんあつかいせず、厳しく導きましょう。ということで、少しは期待できるかな、と思って毎日見ていました。
げんちゃんは、日々、帰るとぐったり。勉強にはまったく身が入らないようでした。

それなりに、自分の動きをつかまないといけないので、けっこう精神をすり減らしていた模様です。  でも、帰ってくると、なんか横柄です。・・・

私はげんちゃんのメンタルがまったく読めません。これだけ疲れてきてるんだから、よくわかんないけど、収穫も大きいんじゃないかな~と期待したくなります。

お仕事体験とともに、中学は試験習慣に突入しています。せっかく、授業がなくて、試験範囲も早めに発表されているのに、ぜんぜんげんちゃんはやる気が出ないようです。

毎日、友人の先生からは、とても丁寧なレポートが送られてきました。友人だからというより、教師としての思いでやってくれたようです。

ほんとに助かりました。私の心配をよそに、それだけを見れば、げんちゃんはずいぶんがんばったように思いました。げんちゃんは、別段普通の子と比べて見劣りすることもなく、まあまあまぎれてやれていたようでした。

驚くことに、げんちゃんは小学校二年生に算数を教えていたらしいです。(ただチェックしただけと思います。)写真の顔もきりっとしています。初めは、小学生相手に、ただたじろぐばかりだったのが、後半になると、自分から声をかけたり、小学生の要望に応えてあげたり、けっこうよくやっていたようです。

算数の筆算のチェックをしていたげんちゃんの写真は、あっぱれとも思うものでした。(上の写真)


これは、もしかしたら吉と出るかも・・・私の取り越し苦労だったのかも・・・・だんだんそう感じてくるようになりました。

「げんちゃん、算数教えたらしいね。げんちゃんは、もう数学だってできるようになってるよ。あとは、気持ちだけだよ。がんばりなよ。」

そう言いながら、K先生も方程式をやらせてみたりしてみました。

でもなんか、疲れているのかぱっとしません。それどころか、な~んか横柄です。

Sさんが、学校に見に行ってくださいました。そして、帰ってくるなり、

「やれやれ、やはり、小学校は選択ミスだね。」

と言いました。Sさんが行くと、げんちゃんは、何しにきたの?という顔をしたようです。どうも、げんちゃんは、小学生に、げん先生と言われ持ち上げられて、すっかりいい気になってしまったようです。Sさんに言わせると、”自分に酔ってる”
げんちゃんは、すこぶるがんばっていましたが、それは、見栄を張るために最大限がんばっていたのだそうで、心から真摯な気持ちで取り組んだわけでもなんでもなかったのだそうです。

そういうがんばりは、いやな疲れをもたらすようで、家でやけに横柄だったのも、ただ外で見栄を張っていたので、そのリバウンドが出たもののようです。真摯にがんばっていれば、家では、「今日は大変だった。僕はもっと頑張らねば。自分はこうすればよかった。」的な、建設的な会話や反応が、疲れが落ち着けば出てくるはずだそうです。

ひたすら横柄、というのは、俺はやれる、という傲慢そのもの。ただ外側をつくろっただけのようです。最近では、ほ~んとに、外を繕うのがうまくなりました。これは成長とも言えますが、なぜに、能力を、マイナス方向へもっていくのか・・・・

友人の先生も私もK先生さえも、そんなことは読めません。しっかりした目つきで、小学生に向き合っていたげんちゃんは、よくがんばったな~、と誰もが思うでしょう。

でも、Sさんだけはだませない。

「せっかく上がってきたのに、また、ここから巻き直すのにしばらくかかるな!」
とぽそっと言いました。

私も半信半疑・・・でも、その後、ほんといいとこなしのげんちゃんでしたから、やっぱり、彼の言うことは正しいのだと思います。しかも、学校であったことなど、まったく言いません。ただ、つかれた~、を連発するだけ。確かに、表面だけつくろうことに全身全霊で取り組んだら、誰でもそういう反応になるのではないか、と思います。もっと、心の底からがんばってみたのなら、何かしら、すがすがしい、副産物が出てもいいはずです。

Sさんが解説しなければ、今回の記事は、がんばりました~となってるかもです。私さえ、げんちゃんの表面的なごまかしを見抜きにくくなってるのだから。
げんちゃんは、ずいぶん成長したのかもしれません。巧妙に表面だけ完成させていく。ほんとにこれはまずいことです。

発達障害は、心の底から、真摯な思いをもたなければ、絶対に突き抜けることはありません。謙虚さ、真摯に取り組む思い、向上しようとする態度。そこを手にするまでは、高みにのぼるスタート台には行けないのです。

本人意識はしていないにしても、ずるい自己を確立していこうとしているげんちゃん。何がなんでも阻止しないといけません。
 

# by glow-gen | 2019-09-19 19:13 | 思春期 | Comments(2)

母親を無視して、改善なんてない! 偽性反抗期

 

 げんちゃんの悪あがきは、あいかわらず続いています。でも、徹底して逃げ場をふさぎ、私に絶対に服従させる、ということを強いているので、追い詰められたねずみが、部屋のすみで、あっちに逃げこっちに逃げ、ばたばたしているようなありさまのげんちゃんです。


 精神面では幼児(3歳児くらいの感覚さえあるんじゃないかと思います。)と何らかわらないげんちゃんがいます。常識感もモラルも、すべてにおいて破綻があるのに、一見そうは見えないものだから、ちょっとだけ彼に接する人は、意思を尊重したり、意見を聞いたりしてやりたくなるようです。


 この時期、普通のお子さんは、色々できてくるゆえに、反抗期が来るけど、げんちゃんたちのそれは、そもそもが違います。 

それを、普通の反抗期と同じような扱いで、自主性を重んじたり、好きに泳がせたりして失敗することが多いのではないか、と発達育児の思春期に入って、思うようになりました。


普通の子の反抗期と同じ大人扱いは、幼児に大金を持たせて買い物に行かせるようなもので、げんちゃんの暴走のスイッチを押してしまうだけになるのではないか。

 とにかく、3才児に、好き勝手させない、ということと同様、今のげんちゃんにとっては、自分がずれているということを自覚し、まわりの、特に私の指示をちゃんと聞いて行動することが、改善への近道だと感じます。

 

考えてみると、当の私自身がわかっていたつもりでいて、げんちゃんの感覚が、少しずれているだけ、と勘違いしているようなところがあったのかもしれません。つまり、これくらい感じるだろう。わかるだろう、と実際より、過信していた部分があったのかも、と思います。

 しかし、げんちゃんのいろんなことが、多少は改善してきた今、よく見れば、げんちゃんの常識感や感覚のずれ、というものは、少しなんてものではなく、100パーセント、まともなところがない、と言っても過言ではない、と思います。少なくとも、それくらいの、気持ちでとらえたほうが、真実に近い、ということでしょう。


 今更ながら、3歳児にもう一度、一から入れるように、げんちゃんにも、入れなおす必要がある。だから、すべて、細かいことにいたるまで、まずは、私に従う。確認をもらう。道をつけてもらう・・・・そういう覚悟をもってもらわないと、絶対に、それまくって突き進みつつある、人生の道が修正できない、ということなのです。


 今は、とても大切な時期だと思います。岐路に立っている、そんな気がする。ここで、間違った方向性に行かせてしまえば、げんちゃんは、社会に出すのは、とても危ない発達障害の大人になりかねません。


 私が、少し前から、臨戦態勢、と自分で感じていたのも、そういうことだったんだ、と、言葉にできるようになりました。 さて、前回のブログの直後、また私への横柄な態度が出たので、またがつんと圧をかけました。


朝起きて、やるべきこともぼ~っとやらずに、私が少しきつく言うと、あからさまにうざいような態度をとります。私はすかさず、げんちゃんに指導します。
「今の言い方は何? ちょっとここに座りなさい。・・・」
 言い方は悪いけど、まあ調教師と動物のような感じかも・・・・
調教師と動物の力関係が正しくつかなければ、絶対に動物の調教はできません。


子供と親、子供と先生・・・ある意味すべてそうではないかな~と思います。この大切な時に、げんちゃんが指導権を握るなら、絶対に成功はない。横柄な態度は、ことごとくつぶす必要がある。


「何してるの、さっさとここに座りなさい!」


最初は、ぐずぐずしていたけれど、私が絶対に許さないので、げんちゃんは、ふてぶてしく私の前に座ります。
私への態度、そして朝起きないこと、起きても、何をすべきかまったく考えようとしないこと、・・・etc(朝から、ほんと疲れる!)

たんたんと指導します。
時間が押してきて、学校に出かける時間になりました。
げんちゃんは、日ごろは、時間など、あってないようなものなのに、ぱっと時計を見ます。(ほらやっぱり、こういう場面では見れるんじゃん!)

「お母さん、学校遅れるから!」
げんちゃんは、立ち上がり、私を振り切ります。
「いつ、立ち上がっていいって言った? 座りなさい。」
「え~。遅刻する。」(いつもより、とっても時間に忠実、普段からやれよ!)
「あ、そう。じゃあ、遅刻しなさい。げんちゃんが、しっかり私の言うことを聞かないんだったら、学校なんて行っても仕方ないから。あなたが、でたらめの人間になって、学校だけ行ったって、なんの役にもたたないでしょう。座りなさい。」
「え~?・・・・・」
「あなたが、一番しないといけないのは、私の言うことをしっかり聞いて、ちゃんと実行することよ。それができないんだったら、学校へは行かなくていいから。」


こういうときは根気比べみたいな感じなのかもです。とにかく、私としては、学校遅刻しようが休もうがそんなことどうでもいい。げんちゃんが、服従しない限り、てこでも動かない覚悟です。


 そういう押し問答をしばらく続けた後、やがて、げんちゃんは、少ししゅんとなって、私との力関係は、私に軍配があがり、げんちゃんが素直になっていきました。


「え?学校行きたいの?」
「うん。」
「あ、そう。あのね。いつも言ってるでしょ。自分はできていないし、できもしないくせに、いつも、自分勝手な方法で勝手なことをする。そのあとに待ってるのは、大失敗。 ちゃんと自分がずれてるって思って、指導してもらわないととんでもないことになるでしょ。私に横着な態度なんてとってる暇ないわけよ!あなたは。」
「あ・・うん、わかった。」
「先生には、自分がお母さんに横柄な態度とったから、指導されて、遅刻したって言いなさいね。」


 まあ、こういうことがあって、学校に出したあとは、先生に電話かけて、手短に、厳しく叱ってもらうようにお願いしました。遅刻は、身から出たさび。
「お母さんの指導をちゃんと聞かないから、そういうことになるでしょ。」
先生にはそう言ってもらったら、仕上がり・・・・。

まあ、たぶん、そこまで、ぴた~っとくる指導はしてもらってないと思うけど、とりあえず、軽くスルーしてもらっては台無しになる。どういう指導を先生がしたのかわかりませんが、その日帰ってきたら、かなり、やりやすくなっていました。

 悪あがきもずいぶん、収束しているようには感じました。このできごとのあと、波はあれど、げんちゃんは、私への横柄な態度を収束させてきてます。まあ、しかし、鉄壁のげんちゃん。油断は禁物です。このままするっとはいかないよな~・・・


# by glow-gen | 2019-09-13 00:49 | 思春期 | Comments(10)

発達障害のげんちゃんの逃げ方・・・時間軸編

  げんちゃんは、まだまだ低レベルといっても、進化しているのも確かです。しかし、その進化を最も感じられるのが、逃げ方だったりするので、苦笑してしまいます。
前回のブログの翌日は、私の徹底抗戦が効いたようで、げんちゃん、けっこうばりっと、Tシャツをたたみましたから、やっぱり、どんだけ逃げてんだよ~って感じです。
まあ、これが、完了形に、なんないとこが、悲しいけど。また、抜くからねー。

 前回分析してみた逃げ方の他にも、いろんな手口があるのですが、”時間軸での逃げ”、というのを書きたいと思います。

たとえば、私がげんちゃんを教えている時に、電話があり、げんちゃんに
「この問題をしておいてね。」

と言いつけて、離席したとします。つい長話をしてもどってきたら、なんとげんちゃんは、数学の方程式をな~んにもやっていません。
「え~、わからなかったから~。」
と言ってのける。え~! あれだけやったじゃない。正解できなくても何かできるでしょう! いつもの無駄な空白が生まれます。私は、激怒して、マインドマップでお説教です。

 げんちゃんにできたこと。

 わからないのなら、
前のページを見て同じような問題を見てみる。
教科書を見る。
解答集を見て考える。
自分ができる他の教科でもいいから、取り組む
それでも、何やっていいか途方に暮れるんだったら、せめて、計算をするための線でも引けよ~~!

君の人生は、空白であふれているぞ!
私は、できるだけ、げんちゃんが理解できるように書いて、さらに話します。

しかし、当のげんちゃんときたら、最初ちょっとの間、私の指導を聴いているふりをしたけれど、次の瞬間、

「あ、線をひくよ! ほら!」

と言って、そそくさと、数学の回答のための線をひき始めました。そうです。このやりくちこそ、必殺時間軸逃げ!

 この前の時点なら、彼の行為は正解でした。(とはいえ、線をひくなんて、選択肢の中でも最低だけど!)しかし、今となっては、正解は変遷しているのです。私の話をしっかり聞くことこそ、今すべきことです。でもげんちゃんは、時間軸をもどして”今”から逃げる。

それで私もまた、今度は、細長い時間軸の棒線を描いて、げんちゃんに指導しました。
「いーい! お母さんが電話しているこの時間帯にすることは、さっき書いたことでしょ。数学を解くためのことをやるわけ! でも、今は、時は過ぎ、何をするのが一番正しいの? 」
棒線をしきります。
「お母さんの言うことを聞くことでしょ。それなのにあなたは、話を聞くことから逃げて、今度は、前の時間ですべきことを始めた! それはね。今から逃げることになるのよ。ずるくて、なんておバカさん。!」

とにかく、書いて書いて書きまくる・・・・ビジュアル化しなければ、せっかくの説教さえ、げんちゃんには、素通りです。
さらに、げんちゃんのした、線をひく行為というのも、ビジュアル化が必要です。

私は、紙の真ん中に線を引き、上はプラス、下はマイナスに分けました。
私が電話中にすべきだったことを、レベルわけします。

紙の一番下に書き入れた丸は、何にもしていないげんちゃんです。
そして、その上にくっついている程度の高さの丸は、答案に線をひくという行為。

そして、プラスマイナスゼロ地点の丸は、とりあえず、問題をちゃんとするという行動です。

げんちゃんは、そういう風にビジュアルに比較すると、自分の行為が、少しは捉えられるようです。

「ではね。このプラスの領域に入るのは何?」

げんちゃんはだんまりを決め込んでいます。まだまだそういうことは出てこないのでしょう。

「あのね、プラスなのは、ちゃんと問題をやっていて、それが正しく正解なこと。そかも、さらにたくさんやれていれば、もっと高いところの丸だよ。」

「あなたが、話を聞くということから逃げてやった”線を引く”っていう行動は、どれくらいレベルが低いかってこともよくわかるでしょ。」


疲れます。(Sさんに言わせると、時間場の捉え方が、まだまだできていない、と言う表現になるようです。)

この”時間軸での逃げ”も今考えると、よく使うげんちゃんです。

げんちゃんといると、疲れる。という原因も、このあたりの巧妙な逃げ方に起因しているように思えてしかたありません。



# by glow-gen | 2019-09-06 23:51 | 思春期 | Comments(12)

げんちゃんの本質は、自分の好き勝手したい・・・逃げの本性

げんちゃんの横柄さが炸裂していた今週でした。
少し成長したので、心に自分へのちょっとした万能感が出てる、とSさんは言いました。

成長する、万能感が出る、私たちの指導がなかなか通らない。それから、がつ~んとすることがおこり、収束する。そうすると、一つ上がったな、と確実に思える状態になる。(もともとが、ほんとにレベルが低いので、上がったといっても~って感じではありますが・・・・)

振り返ってみると、確かにこのサイクルのように思います。前と同じ場所のように感じますが、らせん階段の一つ上なのかもです。

 「お母さんに指導されなくても、ほかに先生たちがやってくれるからいい。」
理論的にしゃべれるわけではないげんちゃんが、どうもこういう風にとれることを言ったので、土曜日、体操もピアノも休ませました。今回の逃げ場は、体操、ピアノ、おばあちゃん、になっているようです。(実は、たまたま二つがお休みだったので、うまいことそれを利用しただけなんですが。 ほんとに演出はとても大事!)

「げんちゃん、ピアノも体操も、K先生も、お母さんが働いてお金を出しているから行けているの。私への態度が悪いから、今日は先生方に、行かせませんと言ってます。」
げんちゃんは、ちょっとびっくりしたみたいでした。私のがんとした態度に少しひるんだのがわかりました。それでも、まだなんとなく強い態度です。

なんか、ここんとこ、この子って、勉強どころじゃないな~という気持ちが強く、根本的なげんちゃんの問題の方がやばい・・・・と感じます。

昼から、洗濯物を干させ、取り入れた洗濯物を全部たたませてみました。私は、その行為で、げんちゃんの逃げの問題点が、あぶりだされたのがわかりました。

げんちゃんは、最初いやいや取り組みます。それでも、逃げられない気迫を感じたのか、しぶしぶたたみます。そのうち、ちょっと気持ちが入ってきました。しかし、その手つきと言うと、ありえない不器用さです。ちゃんと考えりゃわかるだろう! って感じ。遠目に見ながら、言葉で指示し続けます。普通なら、”そうなれば、こう考えてこうするよね。”ということがことごとくできない・・・・そのうち、げんちゃんは、
「あ、自転車入れてくる。」
と言って、外に飛び出そうとしました。

これぞ、第一段階の「逃げ」
何か、一見必要なことのように見えることに、矛先をかえて逃げます。

私は、ひっつかまえて、こっぴどく叱ります。

それからまた、しばらく取り組んでいます。いやいややっているのが伝わります。やがて、今度は、洗濯物の中に、濡れている靴下が紛れ込んでいたので、そそくさと二階に干しに行きました。すると、何分経っても降りてきません。

次なる逃げは、これか~。また、私はこっぴどく叱り、戻ってくるように言いました。
「あなた、逃げる気? いつもの逃げはこれだよ。今日は、絶対逃げさせないからね。ちゃんと最後までやりなさい!」

さて、こうなると、次は、私の指示に対して、
「そーねー、そーねー」と、無意味な言葉を連発して、聞いているふりを続けました。

第三の逃げでしょう。

私は、その行為を、ことごとくつぶします。まさに、さしでやつに勝負するようなかんじです。まあ、この時の私のすごみ方はちょっとしたものがあったかも。

さて、ここからげんちゃんは、どうしたかと言うと、何度も教えたシャツのたたみ方を、完全に無視し、我流で適当にやりはじめました。それも、”できないからしかたない”、と言うふてぶてしさのスパイスをきかせて。さっきまでそこそこできていたのに・・・。
まあ、往生際が悪く、すっとぼける・・・そういう言う感じですね。

「あんた、逃げようったって、絶対そうはさせないからね!」
ちゃちゃちゃっとやったら、30分程度でやれてしまうことを、ついに1時間もねばったげんちゃん。

次はどうきたか、というと、テーブルにつっぷしました。
「ふ~・・。疲れた~・・・」

逃げはクライマックスです。これもいつものパターン。自分の好きなようにやる、というのも通り越し、完全に抜いた! もう支離滅裂にやりだして、その場をしのぎます。
意識飛ばしてすっとぼけて、てんででたらめ。

学習と違うのは、作業であり、簡単なこと。それ自体には、学習ほどストレスはありません。

とことん逃げる気のようです。さまざまな逃げ道を探し、あらゆる方向に流れます。逃げのパターンがなんて把握しやすい!

やっているという枠には存在していますが、枠があるだけで、中身は好き勝手し放題。と言えます。
私は、絶対に譲らず、げんちゃんに最後まで、洗濯物をたたませました。

逃げるげんちゃんに、私は、声をかけます。
「はい、いつものあなたの逃げのパターンよ! 最初は、違うことに逃げる。自転車、それから・・・・・うんぬんかんぬん・・」
そして最後に、その逃げパターンを、具体的に図説してやって、つきつけてやりました。すると、げんちゃんは、少し心を動かしたようです。しかし、今度は、

「つかれた~、つかれた~、」を連発して、机に突っ伏しました。

そう、私に言わせれば、げんちゃん。あなたが逃げるから、つかれた~になるだけで、最初から、こっちに気持ちを向けてがんばれば、もっと短時間で終わるし、内容も濃く有意義なことになる。
「げんちゃんが、逃げるから、疲れるんでしょ。逃げずに最初からがんばって取り組んでいたら、ちゃっちゃと終わっていたでしょ。疲れませんよ。自分が逃げてるからそうなるだけでしょ。」

私は冷たくく言い放ちました。

ほんと、洗濯物をたたむという行為は、あぶりだしに最高でした。

しかし、面白いように学習から逃げるパターンと同じで、ちょっとびっくりしました。
そして、すべてが終わった後、私は、今日の”逃げ”をしつこいくらい、紙に図説しながら説明してやりました。テーマが洗濯物なんだから、最後まで、絶対逃げることを許しませんでした。
げんちゃんは、もう、逃げることから卒業できるステージに入っています。周りのこともやっと捉えることができ始めている。それでも、まったく心にまで入れようとせず捨てる。外面は受け入れているように装って、コアな部分では逃げる。徹底的に指導しました。

この格闘の末、げんちゃんは、やっとあきらめたのか、ここんとこの横柄ぶりをやっと収束させました。

私は、げんちゃんがすでに克服できるステージであるにもかかわらず、ずるく逃げていることがほんとに口惜しいです。まだまだこことはすぐには決別できないでしょうが、絶対に負けるわけにはいきません。しかし、とっても疲れてしまいました。


# by glow-gen | 2019-09-02 02:04 | 自己中心 | Comments(12)

平気で悪あがきする、夏休みあけのげんちゃん

  なんか、最近仕事がほんとに忙しく、雑用に追われています。仕事、発達、雑用、PTA・・・家事(食事は姑にお願いしてはいるものの・・・)
毎日帰りが、10時過ぎなので、げんちゃんの起きてるところは、朝ちょっとだけしか接してない。そんな日も多いです。

 夏休み、けっこう好調の日もありましたが、またここんとこ停滞・・もちろん、いい日だって、突き抜けた~なんて感じる良い日は、せいぜい2~3パーセントで、あとは、まあ、60パーセントくらいのパフォーマンスなんですが。
 そこへきて、先週末からこっち、ひどいものです。連立方程式はまるではじめて、何十回もやった、wasの原形、be動詞なんて言葉も出てこない。表面上は、まじめに取り組んでいるけど、心は逃げ逃げ逃げ・・・・

 そうだね~。バンジージャンプにそなえ、多くのトレーナーが、筋力アップをはかったり、メンタルトレーニングしたり、ありとあらゆる手間をかけて選手を育て、よしいくぞ、とばかりに、ジャンプ台に向かわせたら、途中まで行って、
「あ、どうやってバンジーするんだったっけ?」
「どうやって、この階段上るのかな?」
「あ~、一生懸命やらなくちゃ。でも、その一生懸命っていうことが、僕はわからないんだ~!やろうとしてるんだけど~。」

「ぼくは、もともと向いていないんだよ。」

とか、、表面だけは一生懸命を装って、もう考えられる限りを尽くし、逃げる。そんなげんちゃんです。

ただ、俺はやる! がんばる。ただ、それだけのシンプルなことを、上手にうわべをつくろって、すり抜けていく。もう、ずっとそれが続いているのだけれど、ここへきて、そのやり方が、とても利口で手が込んできたような感じです。

バンジージャンプなら、そりゃ怖いでしょうけど、ただ、目の前にある課題に取り組むだけのげんちゃん。逃げる方が、エネルギーがいるというものです。

ある意味、げんちゃんは賢い・・・ここまで逃げの手口が使えるわけですもの!
コアな意識の中で、「勉強したくない。めんどくさいことはやらなくていい。学習とは、意識を抜いて、まわりに引っ張ってもらうもの。」
切り株のしつこい根のように、げんちゃんの”逃げ”は、げんちゃんの意識奥深くに埋め込まれているようです。

めんどくさいことから逃げても、なんとかなる。Sさんは、それを、げんちゃんの”悪あがき”と表現します。

「げんちゃんじゃない子なら、もっととっくに改善してるよ。ここまでやれば。」

Sさんが、いつもげんちゃんにあきれるのは、このすさまじい鈍感力と、めんどくさいことは、惜しげもなく切り捨てて平然としている断捨離感覚。そりゃあもうすごい。

言い換えると、しょうしょうのことでは心が動かない子。それがげんちゃんですから、ほんとにこっちは疲弊します。


ただシンプルに「がんばるぞ~」それだけでいいのに、

なんでかなー どうしてかな、とか、じやまな思いがあるので、すべてうまくいかないんだとか。
げんちゃんは、いつも、核心になるところをストレートにとらえず、どうたらこうたら、といったことに走る。

それで、自分で空回りして、外側だけうろうろ回って終わりになるのです。

数学だって、自分なりにあーだこーだ、と理屈をつける。人に教えられたら、素直に、その通り考えればいいのに、自分勝手なぱっと見感覚に固執したりする。


悪あがきする必要のないところで、あがいて、つながりを見いだせないくせに、あーでもない、こーでもないとやる。そして、その先はフリーズする。


Sさんが表現するげんちゃんは、おばかさんそのものです・・

こういう毎日が続きだすと、私もだんだんばかばかしくなって、どれだけ教えたって、本人がそれじゃあだめだ。とやる気を失います。

こういう日が巡ってくると、私への態度も、偉そうになります。


今日も忘れ物。もう知らん! と教えてやりませんでした。あまりに横柄なので、ばかばかしくなってしまいました。だけど、学校では、忘れても、そんなに恥をかかなかったようす。そしたら、それもすっかり流している。

ここんとこの気圧のせいはあるというのですが、それにしてもひどい。

不毛な1週間が流れています。自分で、やる気を出さなければ、一歩も先へは進めません。あきれ果てて、遠くから最小限の声掛けだけして、しれ~っと見ている私です。もう、救いようがない!

人は自らトライしようとしない人まで、救うことはできないよ。


# by glow-gen | 2019-08-30 01:07 | 意識のこと | Comments(12)



中学2年生の息子。5歳の時に、発達障害とわかり、ママの格闘と改善の記録。
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げんちゃんママの紹介
中学2年になる息子げんちゃん。5歳の秋に、発達障害が発覚。最初はショックだったけれど、脳はまだまだ未知数。ママがなんとか素敵な子供に育ててみせるぞ~。最初はIQ60、・・コミュニケーションも微妙。身体もふらふら、はさみもにぎれず・・・もちろん絵もまったく描けず、5歳なのに、ほとんど2歳児みたいでした。いや、それ以下の機能もたくさんありました。
 「子供の脳に良いこと」を書かれた鈴木昭平先生が主催する、エジソンアインシュタインメソッドに出会って、ママが改善をさせることを学びました。そこを皮切りに、日々研究を積み重ね色々取り組み、相当改善してきました。、たまたま支援クラスができなくて、普通クラスの1年生に入学しました。2年の2学期から、支援クラスができて入ってます。算数の学習障害は、ひどく、相当苦労してますが、毎月毎月、必ず進化しています。日々はらはらどきどき。 天才ぼうやに育てるべく、奮闘中。パパと一人暮らしをしている大学2年生の娘と、医療関係に働くワーキングママ。
 近くに住む、お姑さんに手伝ってもらいつつ、がんばっています。
1年生の2学期から週に1.5日学校を休ませて、ママがおうちでホームスクールをやりました。4年からは週二日になりました。さらに、5年の9月からは、2.5日に増え、3学期からまた、週2日にもどし、6年の後半からは、週に1日に減らしました。
近くに住む、主婦のK先生のおうちで、ママが仕事でできない日は、ホーム学習のお手伝いをしてもらっています。
 5年生からは、算数以外、試験的に普通クラスにシフトという快挙です。6年生は、すべて、普通クラスですごすようになりました。発達の改善に取り組みはじめて8年の歳月は、子どもをどんどん改善していきました。
 6年になって、不思議なセラピストのS先生に出会い、発達障害は意識の障害だ、ということを認識しました。意識が抜けたような状態のげんちゃん。その部分が改善されれば、発達障害のコアな改善につながると、がんばっています。中学は、地元の公立中学へ入学。国語と算数だけ、支援クラスで、マンツー指導を受けています。ホームスクールは中学からは中止しています。
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