げんちゃんの発達障害プロジェクト

支援クラスに所属して、普通クラスの定期試験を受ける。学校の対応

  期末試験の準備をする毎日です。あと数日になってしまいました。
前回で、要領はつかんだと思ったのは甘かったようです。自分側の問題、げんちゃんの問題、それに加えて、学校の問題、というのが立ちはだかっていたのを思い知りました。

げんちゃんは、頭は鈍重だし、処理スピードも遅いので、日々、こつこつやれるだけのことをやっています。

げんちゃんは、上がったり下がったり、その日のパフォーマンスもばらつきがあるので、時間をかけたからといって、良い成果があがるわけでもないですが、とにかくコツコツ続けるしかありません。

それに、今回は、私が遠出したりして、私の方の条件は、いつになく厳しかったです。

しかしそれにもまして、今回学校の試験のやりかたは、あれ? と思うことが続出しました。

1,理科のドリルが、提出後、3週間以上返却されませんでした。学校で習ったところをドリルで復習、というスタイルをとっていたげんちゃんは、そのスタイルが完全に狂ってしまい、テスト前に膨大な量のドリルが残ってしまいました。

 何度か、支援の先生を通して働きかけたのですが、なかなかもどってきません。あきれ果てました。

2,ホームスクールをした時の学校の内容が、ぜんぜん伝達されず、プリント類ももらえず、試験期間になって、はじめて、ないプリントに気付きました。ばたばたする羽目になりました。

3,国語は、課題が、なぜか本の順番通りに進みません。色んな単元に毎回飛んで、おくれていても、予習のしようがありませんでした。
ホームスクールを数日したせいもあって、試験範囲が発表されたとき、なんと、げんちゃんは4つの単元のうち、1つしか習っていませんでした。ほんとにあぜんとしました。漢字などは、コツコツやらないと絶対無理です。そこまで試験範囲と進ちょくにずれがあるのなら、事前に言ってほしかったです。

4,きわめつけ、試験発表がされたのが、12日前という不手際。9科目があるのに、中間より発表が遅れています。

5,そして、もうひとつきわめつけがあって、試験期間になって、”お弁当の日”というのが入りました。これは、食育のために、前日の買い物からお弁当作りまで、生徒でやってみましょうという日で、コンセプトは悪くないのでしょうが、試験期間中に開催するなんて、もってのほかです。



まったくもって、整合性のない学校のスタイルに驚くばかりです。


おかげで、私は、事前にしっかり準備することもできず、ただただ、ばたばたと、吸収の悪い息子を前に、うろたえるばかりです。

これは、こっちの問題じゃない部分で、せっかくのテストを台無しにしていしまってる、としか言いようがありません。

せめてもということで、ちょうど東京に行ってる日にあたったので、弁当の日は、学校を休ませ、K先生にお願いした次第です。

数人いるママ友に言うと、彼らは、弁当の日の矛盾くらいしか把握してなかったです。中には、え?今テスト期間なんだ・・・・みたいなママとももいました。普通のお子さんは、その程度でも、けっこうなんとか、学校に合わせてうまくやっているのでしょうね。

げんちゃんをはじめ、自分で要領よくやれないお子さんは、学校の対応で、さらに、低きに落とされる・・・そんな感じがします。子どもにまかせて・・・は、ちょっと怖いな、と思いました。

「○○中学(げんちゃんの学校)は、偏差値低いよね~。先生の意識が低いんじゃないの?」

なんてことも、ママ友から聞きました。そうか~・・・・まあ、偏差値の低い学校にいるのは、賢くないげんちゃんにはありがたいのですが、先生方もなかなか、うまく学校運営できてないのかもしれませんね~。

なんたって、激務の先生方。先生方自身が、個々に、これはどうかなと矛盾をかかえつつ学校生活をこなしていらっしゃるのかもしれません。、他の先生に思うことあっても、面と向かって、非難もできないでしょうから、こういう体質は、きっとすぐには変わらないのでしょうね。ママ友のように、普通のお母さん達は、私のように、がっつり、学校のカリキュラムを把握していないので、親からの非難をまぬかれている。中学って、そういうとこなのかもしれませんね。

今後は、試験発表があるより前に、だいたいどのあたりまで行くのか、教えてもらうようにお願いしました。今回私が困ってしまったことは、全部お話して、3学期のテストでは、同じテツをふまないようにしたいと思います。


支援の先生にも、げんちゃんと私が、どういう価値観で、定期試験に向かっているのか、もっとわかってもらう必要がありますよね。
どうも、支援クラスは、普通の基準というのを、ないがしろにされがちだと思います。普通クラスのテストを受ける、ということが、げんちゃんにとって、普通の基準を分からせる上で、どれだけ大事か、ほんとの意味でよく分かってもらっていないのかな、と感じました。

今後は、ホームスクールをした時は、学校でその日にもらったプリント類は、夕方学校に取りに行くくらいの気迫で、やりたいと思います。
理科の先生にも、早急にドリルを返してもらうように、学校でお見かけすることがあったら、言いたいと思います。

悪気はなくても、先生方とこっちの温度差というものは、どうしても出てきてしまう物だから、ちょくちょく学校に思いを伝える必要があるな~と思いました。お忙しい先生方なので、恐縮することも多いのですが、あまり、先生の負担にならない範囲で、上手にすりあわせできればいいと思います。

なんというか、発達ママって、ネゴシエーション力もいるんだね~・・・やれやれ。

そういうわけで、期末は、気持ち的にはあきらめています。でも、できるかぎり、コツコツ、時間の限り取り組んでいます。


# by glow-gen | 2018-11-10 13:05 | 定期試験 | Comments(10)

発達障害の育児、思春期パパの力がいるけれど・・・

  前回のブログで、少し進化したところを見せたと思ったら、げんちゃんは、またひどい状況になっています。
 感情をコントロールできる理性的な自己とも言うべき”意識”が出てきたものの、感情も、同じように、ある程度つかめるようになっているので、自分のしたいこと、感じた気持ち、そういうものも全面に押し出してくるようになったのです。
 
 前回のバスケットの例であれば、
友達が親切じゃなかった。先生が教えてくれなかった。困った。いやだった。
 そういうことは感情がつかみました。そこで、たまたま今回は、それをコントロールできる意識が発動して、教科書を調べる、先生に相談する、という快挙に出ました。

 しかし、家庭になると、どうしても感情で止まってしまうのでしょう。しかも、感情が受けとってくる情報は、かなりねじ曲がっていたりもします。
私は、また家で、満身創痍になりながら格闘している次第です。

 さて、この1週間は、私は、ほんとに過密なスケジュールに見舞われていました。げんちゃんの期末試験の発表、その翌日は宿泊して同窓会に参加する。その最中に、身内の訃報があり、帰るとまたすぐ仕事を休んで東京に1泊二日の旅をしなければならなくなったのです。前々から期末試験のため、かなり夜なべしてげんちゃんの学習スケジュールを立てたりしてました。K先生やユリ先生の都合をつけてもらって、なんとか、私がいない日の学習をになってもらうようにしたり、孤軍奮闘してました。

 連休前にすべてを整えて同窓会に出かけようとしたら、なんとげんちゃんは、K先生の所は行かず、休みにしている絵画教室に行ってしまったり、二日連続、社会の教材一式を持ち帰らなかったりと、あきれ果てるフェイントがおこりました。
「なかった~。」
と一言言うだけで終わるげんちゃん。
私が立てたその日のスケジュールもパー。K先生のところでの学習時間もほとんどなくなってしまってました。

私は、その立て直しのために、K先生のとこを訪ね、K先生と私でげんちゃんを指導したり、予定外のスケジュールになってしまいました。

 そうこうするうちに私の母から、身内の訃報の連絡が入りました。同窓会のあとは、すぐさま東京に行きます。

 なかばパニック状態です。その状態で、出る前に、ちょっとした家の用事を思い出した私は、パパにお願いしました。

すると、まったく育児は丸投げで、自分の趣味に生きているパパが、
「え?そういうの自分でできるでしょ。」
いうではありませんか。私は、久々に切れまくりました。

いつもワンオペ育児(片親の育児)の我が家。こういう時くらい快く協力するならわかるけど、ほんとになんて自己中夫!
しかも、姑が、
「え~、げんちゃんが、そういう状態なんだから、泊まらずに明日の朝行けば?」
と言ってきました。目の前に自分の息子がいるのにブチ切れです、息子には、たしなめる様子もなく、育児に参加しないのは、男だからしあたりまえ・・・そんなスタンスが、いつも、おかしい姑です。
本来こういう状況なら、
「あなた、いつも何もしてないんだから、今日くらいは、ちゃんと協力しないとね。」

そういうのが道ではありませんか。
あきれ果てます。しかも、図に乗って、私が、自分の服を出してない、などと言ってはばからない。

「お義母さんもあなたも、げんちゃんに殺されたくなかったら、そういう我関せずやめないと知らないよ!この子は普通の子じゃないんだよ!私にまかせていたら大丈夫なんて思っていたら、そのうち、犯罪者の家族になるか、殺されるかしますよ!」

これは、おどしではありません。
げんちゃんの今を放置すれば、こういう方向性だって充分あり得ます。

さて、私の夫も同じ同窓なので、翌日夫がやってきました。夫は用があって、翌日にやってきました。
私はほんとに頭にきてたので、同窓会の近況報告で、壇上にあがると、今回の夫婦げんかいきさつをぶちまけました。なじみの友達がいるところでは、夫もたじたじです。
 夫は、わたしへの甘えから、こういう態度をとっているのでしょうが、今はこういう夫のずれた行動は、げんちゃん育児の命取りになります。

げんちゃんは、それほど、シビアなステージにいるのです。

私がマジ切れして言ったので、同級生みんな大うけです。かなりすっとしました。
私の切れ方が半端じゃないのを見て、夫はあとから壇上に上がってきて、みんなの前で”すみませんでした~”、と私に謝りました。

まあ、同窓会のちょっとしたお笑いになってしまいましたけど、こっちは捨て身です。恥をさらそうがそんなことより、夫にはかわってもらわないと、このステージは乗り切れない!

今回ばかりは、夫も少しはこたえたようです。夫の良いところは、私がそこまでつきつけていけばちゃんと向き合おうとするところではあります。これが、逃げるだけの人間もいます。しかし、だからといって、すぐに、変わるわけではないことも否めません。

今まで夫は、自分が協力しなければならなくなると、すぐに姑に丸投げし、姑は、げんちゃんにひたすら甘い。この負の連鎖をとめないと、げんちゃんは、自分がやってもらっているということさえ捉えられず、そのくせ、横柄に自分の感情がとらえたことはすべて正しいと思いこみます。

 葬式で東京に出かけるまえに、私は姑にも、パパに対しての態度を変えてもらうように言いました。普通の子ならワンオペ育児でもなんとかなるけれど、こんなことをやっていたら、じじばば殺し、親殺しのニュースになる!
 少しおどしました。心がほんとにうごきにくく、人の感情が、すこぶる捉えられないげんちゃんにとって、家族の整合性のない対応は命取りになりかねない。

 げんちゃんは、意識の扉をあけてしまったけれど、それゆえに、ほんとに中途半端な状態です。
 この危機感はS先生も同じです。私のいない間に、電話で姑にげんちゃんの現状を話してくれたようです。姑から、パパに働きかけないと、今までのようなことでは、ほんとに、恐ろしい事態になりかねません。と言ってくださったそうです。

げんちゃんはやっかいです。思春期の方向性を間違えると、テレビで報道されるようなトラブルを、我が家から出してしまうこ可能性だってゼロじゃない。

 家族一丸となって、他人のちからも借りつつ、がんばって向き合わないといけないと思っています。

げんちゃんの教育と、家族の意識変換と、発達ママのやることは恐ろしく膨大です。
やれやれ、です。


# by glow-gen | 2018-11-07 13:38 | 思春期 | Comments(8)

メタ認知に通じる一歩かな? 普通クラスでのバスケット

  げんちゃんは、1学期でも、自分の考えていることを、きちんと言えない。ちょっとしたことを報告するのでさえ、なかなか難しい。そんな子でした。
もちろん普通にしゃべっているようですが、どこかふわふわしていてとらえどころがありません。

ところが、昨日、変化していると感じるできごとがありました。

 げんちゃんの学校で、体育の時間に、バスケットボールをしたようです。げんちゃんは、その時、どうも、ルールもわからない、自分がどう動けばいいかもわからない状態だったようです。小学校時代はサッカーをさせていたけれど、ルールのことなんて、たいして意識にひっかけたこともないような子だし、つながりを見いだすことはまだまだ苦手ですから、バスケに応用することもできません。
事前に、教科書で、ルールを学んでいたようですが、もちろん、理論的なことを把握することは無理だったようです。

そんな状態で参加していると、ついには、周りの子からバッシングを受ける状況になったようです。

どの程度のバッシングなのかはわかりませんが、げんちゃんの心に圧力をかけるに十分だったようです。

 げんちゃんは、困ってしまって、次の行動に移りました。合間の時間に、先生にルールを聞く。(明確にルールを意識して聞いたのかは不明ですが、先生に対して、何らかのアクションをおこしたのでしょう。)それでも、彼に言わせると、あまりよく教えてくれなかった。
 とにかく、少々のことがおこっても、ただ、ぼ~っとして、聞かれても、ただ「はい」かたどたどしく、ぽつりぽつりと、単語を発するにすぎないげんちゃん。そういう姿しかイメージできない私。先生に、聞いた場面なんて、言われても、想像すらできません。

 さらに驚くのは、げんちゃんが体育のあと、そのことを捨て去ってしまわずに、なんとかルールがわからないかと、教室で体育の教科書を開いたということです。結果はわからなかったにしても、私はイメージできません。

 おまけに、げんちゃんは、このあと、支援クラスの先生に、ことの顛末を自分の言葉で、長々と説明したらしいです。


 支援の先生は、げんちゃんの訴えを聞き、ちゃんと状況が把握できたようです。先生は、げんちゃんが、自分の困ったことを、伝わる言い方で、先生に伝えてくれたことを、連絡帳で感動をこめて報告してくださいました。体育の先生に伝えておきます、とも。

そして、その日の放課後、K先生のところで、また、そのことを長い時間をかけて聞いてもらったようです。

「勉強より、今日は、こっちが大事と思って、1時間くらい話していました。」

げんちゃんの伝えたことの中には、以下のようなことが盛り込まれていたそうです。

「ボールをどの方向に投げたらいいのかわからなかった。」
「周りの子に怒られた。」
「僕は、どうやったらいいか、わかろうとして、体育の教科書を一生懸命見たんだけど、わからなかった。」
「みんなは、親切じゃない! 先生も、教えてくれなかった。」(状況はわかりませんが、げんちゃんが納得するほどはつきあってくれなかったのでしょう。)
K先生は、これは、色んなことを教えるチャンス、と思ったようで、その話を広げていったようです。

今まで、野球も、サッカーも、ルールのことをまったく考えず、ぼ~っと取り組んでいたこと。ルールを読み取る意識の働かせ方をしていたら、きっと、今回は、ある程度読み取れたんじゃないかな。ということ。

また、もし、げんちゃんが、普通クラスの子の立場なら、クラスにいる支援クラスの子に、自分から親切に教えてあげるだろうか。
すると、げんちゃんは、いや、そうはしてないだろう。と答えたようです。

ならば、周りの子が、小学校の時みたいに、いつも親切に教えてくれるなんて、、決して当たり前のことではなくて、特別にしてくれていたんだ。ということも気付かせたみたいです。普通の世界というのは、そうそういつも、皆が親切に自分のためにやってくれるものではない。

わからないことをそのままにしないで、教科書を見たこと、先生に聞いたこと、それは、げんちゃんにとってはすごい進歩で、良いことだと励ましたようです。

そして、最終的に、普通の世界とは、自分で何でもやっていかないといけない世界であり、そこで生きていきたいのなら、ちゃんと、自分のことは自分でちゃんとできなくてはならない。

そうなると、げんちゃんは、今から何をすべきなのか。げんちゃんの、未来のイメージまでつながっていったようです。

 時間はかかったけれど、今、やっている学習、指導されるちゃんとした日常生活、そういうめんどくさいことすべて、すなわち、自分が目指そうとする自分につながっている、そういう風に漠然とでも、とらえられたんじゃないでしょうか。と先生はおっしゃっていました。

そのあとの学習は、来たときは、だらけていたげんちゃんが、一瞬だけV字回復したのだとか・・・

 確かにげんちゃんの意識は今までより外のことをとらえようとしています。また、自分がどう感じている、というのを、以前より、つかめてきているようです。
バスケットボールはこれからもあるので、どう自分で開拓していくのか、見守りたいと思います。

 しかし、げんちゃんに冷たかった(と本人は思った)学友も、支援の先生ほど関わって下さらない(当たり前だけど)先生も、良いきっかけになっています。そろそろ、少しはクラスで、痛い目にあって、本人が自分をフィードバックするチャンスがあればいいのにな~、と思っていたところだったので、よかったです。

私がかけようとしてもかけられなかった、成長のための圧が、これから、いい感じで、普通クラスでかかっていくといいです。やはり、家庭学習も、学校生活も、何もかも、げんちゃんには、はずすことができないものばかりなんだな、と思います。

少し、はらはらするかもしれませんが、ここで、ぐっと成長してほしいです。

# by glow-gen | 2018-11-01 19:33 | Comments(10)

発達障害の中学生生活、どうすればいいか悩みます

 
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方眼紙を使って、形を作るなんてことも、もっともっとやってあげたいカリキュラム・・・でも、時間は有限・・

 先日、S先生が一日研修をしてくださいました。彼の研修は、父と子が、普通に連れ立っているように見えますが、すべて計算し尽くして色々やられるようです。普通の人には、真似できないような理論とパワーで、げんちゃんの心を変えていくようです。不思議な方です。
まだ詳細を聞いていませんが、げんちゃんは、
「いっぱいいっぱい、パンク寸前だった。」そうです。
げんちゃんは、一つ階段を上って、大きな踊り場に出た、と感じたけれど、今度は、その踊り場で、いきなり、布団をひいて寝てしまったような感触があったのは、そういうことだったのか、と思いました。

いつものことながら、Sさんの言葉を聞くと、自分のつかみきれない思いが、どこからくるのか、言葉にできるようになります。

余談ですが、こういうことは、げんちゃんがかかえている、”自分の思いを捉えられない、”という課題に通じると思います。
自分の思いに違和感があるけれど、それがどこからくるのか、言葉にできない。そういうときは、もやもやしていて、行動に整合性がなくなってしまいます。
そうか~・・げんちゃんは、そういう世界にいるのね。

Sさんは、いつも、そこを整理してあげて、次のステージに押し上げているんでしょうね。

私自身も、よく、違和感の正体をこうして、白昼にさらしていただくことが多いです。


 これだけ色々伸びているのだから、他のことももっと上がっていいはずだ、とか、一気に駆け上がってもいいんじゃない、とかいう気持ちがわいてきますが、げんちゃんにとっては、消耗しつくした後、という感じだったのでしょう。

 目の前にいるげんちゃんは、すこしぐらい何かが伸びても、すこぶる頭が悪く、処理スピードが遅い現実はなかなかかわらず、私はいつも、危機感の中です。


 さて、普通の学習以外に、一つ気がかりなことをかかえています。それは、技術の授業です。今、彼は、木工を習っています。夏休みに、作りたい棚を、書いて持っていったのですが、(もちろん、サポートしてます。)今、それを、見取り図におこしたり、展開図にして、板に実際に書き込んでいく準備をしています。授業は、毎回立体的に進んでいます。しかし、げんちゃんは、毎回、もらったプリントは白紙、聞いても、
「ぜんぜんわからない!」
と言うばかり。どう考えても、げんちゃんが、サポートなしに、木工の授業についていけているとは思えません。それどころか、2時間とか続く技術の時間をただぼ~っとして過ごしているにちがいありません。

 小学校の時は、こういうときは、いつも、支援員さんがついて下さったり、支援クラスで、抜き出して個別にやっていたりしたようですが、中学になると単独になってしまっています。
さっそく、お友達になった支援クラスのママにお聞きしたら、彼女のお子さんは、支援クラスで個別に受けているとか・・・早速、げんちゃんも、個別にできないか、頼んでみなくてはなりません。
 ほんと、学校のカリキュラムが、時間ロスになると、それでなくても、時間が足りないげんちゃんにとって他にしわ寄せがきます。

とりあえず、日曜日、図をおこさせて、それを、まず、方眼紙で切って、セロテープを使って縮小した模型を作らせてみたのですが、図を書くところから、切るところから、話にならない不器用さであきれました。しかも、10センチを2センチとする・・・なんていう縮小モデルの簡単な計算さえ、体にはいっていないのがわかります。は~・・・空間認知、算数の機能障害・・・どこまでも、げんちゃんについてまわります。しかも、図おこしから、紙でモデルを作るまで、なんと、3時間強!

普通なら、1時間もかからない課題です。

実際木で作るときは、それに、さらに、木の厚みが加わり、のこぎりの切りしろまで考慮しないといけないのです。
やれやれ・・・・げんちゃんが、もっとも苦手とする、空間認知、数の感覚、大きさの感覚、・・・個別にトライさせたい課題ではあります。
サポートがないために、時間が無駄になってしまう。ほんとに惜しいことです。

本当に、げんちゃんは、押し上げないといけない能力だらけ、やることだらけ!私は、、雨漏りだらけの家の中で、お皿を数枚持って、うろたえているような気持ちになります。


このまま、中学のスケジュールの中で、なんとか、必死についていく、そんなことだけしていていいのだろうか・・・・、またまた答えのない、疑問が私の中にうずまきます。

だからといって、中学のスケジュールがげんちゃんの糧になっていないわけでもなく、悩みつつ、時間だけが、どんどん過ぎ去っていっています。

# by glow-gen | 2018-10-29 14:29 | 中学校のカリキュラム | Comments(6)

中学1年生の発達障害児の育児・・・中学の定期試験に振り回されない

  期末試験が近づいてきました。今度は、実技科目も入るので、やれやれ、またしんどいな~と、私の方が憂鬱になってきます。
中間テストを境に、なんだか、少し突き抜けたと思ったげんちゃんですが、やはり、げんちゃんのおかしなところが目立ちます。
げんちゃんは、また日課表を書いてこない日が出てきました。それに、4月からずっと言い続けているのに、普通なら書き込む日にちを、日課表をうつしてくるノートをはじめ、学科のノートすべてに書いてきません。毎日毎日言い続けているのに、げんちゃんにとって、時間や日にちは、いまだに何の価値もないもののようです。その日暮らしのげんちゃん、いえ、その時間暮らしのげんちゃんなのでしょう。

 中間テストで、時間を意識した、と思ったのは何だったのでしょう。・・・朝遅れそうになりながら、ばたばたと出ていくげんちゃんをしり目に、帰ってきてから
「今日は、間に合ったの?学校に何時についたの?」

と質問しても、間に合った、と言うだけで、具体的な時刻は、把握されていないようです。徒歩で何分かかるから、何時には家を出なければ、なんていうしごく当たり前のことが、げんちゃんの体の中にはないようでがっくりします。

 あいかわらず、台所に、お箸をとりに行って、テーブルにもどって、次に、しょうゆを取りに行く。一ぺんに合理的に動くことはない。・・・・こんなバカげた行動を、何とも思わないのでしょうか。
今日は、K先生のところで、4年生のお友達とはちあって、彼も、K先生の小2の娘さんも、今日の日にちを即答できたのに、げんちゃんだけできなかったそうです。しかも、その後も、何度も聞かれるたびに、カレンダーを見ていたというので驚きです。彼は、その日、日時について意識したのは、放課後K先生のところで、聞かれた時が初めて・・・・なんでしょう。

「普通の人は、日にちや時間を意識して生活しているんだよ。ほら、2年生の子だってわかっているでしょ。げんちゃんは、ずれているよ。」
K先生が言うと、
「え? そうなの? 」
と、いつもの調子できょとんとしていたようです。
報告を聞くと、その有様が、手に取るようにわかります。ほんとに、きょとんとして、彼の並外れた”ずれ”が、開き直ってこっちにせまってきます。ほんとに崩れ落ちそうになります。

発達の子の育児をしていると、こういう”ずれ”に、こちらの心身を脅かされる感触があります。

でも、今日は、先生の演出もあって、低学年の子の前で、おもいっきり恥ずかしい目にあわされたげんちゃん。時間を意識することの大切さを、図説やたくさんのたとえを使って、こんこんと言われ、やっと少し、そこに価値を見出したような感じだった。とK先生は言いました。

「そういえば、6年生の時も、同じような指導をしたけれど、まったく意識にひっかからなかったですが、今回は、少しひっかかったようです。」

中学にもなって、時間のない世界に生きているげんちゃん、同じ空間に存在していても、彼が感じている空間と、こちらのそれとは、まったく異次元なんでしょう。

なんかな~・・・定期試験がどうのこの、そういうことにこだわるのも大事だけど、げんちゃんは、もっともっとやらなければならない訓練があり、体験があり、指導があるよね~・・・そう思われてしかたありません。

あげればきりがない、”ずれ”
学習への取り組み方や集中・・・確かに昔より良いけれど、彼の意識の照準合わせは、いい時でも3割くらいは、まだまだぶれています。そう3割は、向こうの世界に行ってしまっている。完全に幽体離脱はしていないけれど、意識はまだまだばらけています。つまり、目的意識をしっかり持てない。たとえ、多少目的意識を持ったとしても、そこに向かって直線で行くことができません。
あっちに行ったり、こっちに行ったりしながら、なんとか、ふらふらそこに合わせる感覚です。

そこを、こっちが、膨大なエネルギーを使って、げんちゃんの照準合わせを、あの手この手で補い、全力でげんちゃんに入力していく。そうやって、なんとか中間では、50点越えを2教科果たした。でも、それって、ママのエネルギーを吸い尽くした結果でしょ・・・こっちは、憔悴しきっています!

なんだかね。違うんじゃないかな~・・

私は、明日は学校を休ませることにしました。たまたまS先生も時間が取れるというので、明日は1日、S先生に連れまわしてもらって、心の勉強をさせることにしました。

あくまでも、試験も勉強も、げんちゃんをちゃんとした大人に成長させるための糧。それが目的にすりかわってしまって、本質が治らないまま中学を卒業すれば、さらに、やっかいなことになってしまいます。卒業までに、なんとか、もう一歩二歩・・・精神的に成長して、目的意識を自分で握って行動できなければ、やばい。

自分の心と感情。感情と意識。自分でも、まったくどれがどれで、どっちの声を聴くのか・・・まだまだ混乱の中にいるげんちゃんのようです。基準が自分の中にない。プラスマイナスの計算式も、まだまだ、不正確なことしかできないのは、自分自身の立ち位置、つまりゼロ点が、まったく存在しないからだ・・・と、S先生が哲学的なことを言います。自分がどう感じる、自分がどうしたい。感情に引っ張られて、本当の自分のすべきこと、したいこと、が見えなくなってしまう。目的のない自分の世界観に、まだまだ半分は落ち込んだまま。

点数を取るノウハウに、汲々としていると、大事なことを忘れてしまう。げんちゃんの心を成長させることができなければ、ほんとに大変なことになる。危機感を感じる私です。

ときに、中学校のカリキュラムが邪魔して、発達育児の本質がぶれてしまいそうになります。あくまでも、中学に合わせるのが、発達育児の目的ではありません。げんちゃんが、正しい生き方ができる大人になるために、今最も必要なことは何なのか・・・見極めないといけない。そう思う私です。

# by glow-gen | 2018-10-26 01:01 | 定期試験 | Comments(16)



中学1年生の息子。5歳の時に、発達障害とわかり、ママの格闘と改善の記録。
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安曇野式算数 矢ヶ崎先生詳細リンク
こども整体 頭蓋仙骨療法
げんちゃんママの紹介
中学1年になる息子げんちゃん。5歳の秋に、発達障害が発覚。最初はショックだったけれど、脳はまだまだ未知数。ママがなんとか素敵な子供に育ててみせるぞ~。最初はIQ60、・・コミュニケーションも微妙。身体もふらふら、はさみもにぎれず・・・もちろん絵もまったく描けず、5歳なのに、ほとんど2歳児みたいでした。いや、それ以下の機能もたくさんありました。
 「子供の脳に良いこと」を書かれた鈴木昭平先生が主催する、エジソンアインシュタインメソッドに出会って、ママが改善をさせることを学びました。そこを皮切りに、日々研究を積み重ね色々取り組み、相当改善してきました。、たまたま支援クラスができなくて、普通クラスの1年生に入学しました。2年の2学期から、支援クラスができて入ってます。算数の学習障害は、ひどく、相当苦労してますが、毎月毎月、必ず進化しています。日々はらはらどきどき。 天才ぼうやに育てるべく、奮闘中。パパと一人暮らしをしている大学1年生の娘と、医療関係に働くワーキングママ。
 近くに住む、お姑さんに手伝ってもらいつつ、がんばっています。
1年生の2学期から週に1.5日学校を休ませて、ママがおうちでホームスクールをやりました。4年からは週二日になりました。さらに、5年の9月からは、2.5日に増え、3学期からまた、週2日にもどし、6年の後半からは、週に1日に減らしました。
近くに住む、主婦のK先生のおうちで、ママが仕事でできない日は、ホーム学習のお手伝いをしてもらっています。
 5年生からは、算数以外、試験的に普通クラスにシフトという快挙です。6年生は、すべて、普通クラスですごすようになりました。発達の改善に取り組みはじめて8年の歳月は、子どもをどんどん改善していきました。
 6年になって、不思議なセラピストのS先生に出会い、発達障害は意識の障害だ、ということを認識しました。意識が抜けたような状態のげんちゃん。その部分が改善されれば、発達障害のコアな改善につながると、がんばっています。中学は、地元の公立中学へ入学。国語と算数だけ、支援クラスで、マンツー指導を受けています。ホームスクールは中学からは中止しています。
IQは80台に改善

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1年生夏休み
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このブログのサマリー
ホームスクール
算数の学習障害
モンテッソーリ
お漏らし尿漏れ
天候と発達障害児
2年の夏休み
知能検査
体幹を鍛える
頭蓋骨と筋肉 頭蓋仙骨療法
発達障害改善の段階
プリント学習
3年生1学期
ママ会
運動会
夏休み
まわりを読む
ワーキングメモリー
会話力
高圧酸素療法
普通クラスでの様子
教室見学
指示通りに動くことができない
安曇野方式算数
身体能力、原始反射
マッサージ
連絡帳
学習用ソフトを使って
発音障害、言葉が出ない
思春期自主性
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指先能力
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