げんちゃんの発達障害プロジェクト

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発達障害児の運動プログラムの考え方。ストレッチの重要性

  とにかく、発達育児はまず体から、体,体、・・・と言ってるげんママですが、BBA(ブレインジムのもっと広範囲に使える考え方で、ビルディングブロックアクティビティーが正式名だったかな)の講義を、福岡の益永先生に受けたことや、若い体操の先生に出会ったことで、さらに私の運動に対する理解が、相当深まりました。今日は、そこを書いてみます。


 げんちゃんの体で、どのステージにおいても、その都度気になっていたことは、色々あります。

でも、ここへ来て、げんちゃんのスタミナ、大きな筋肉の筋力、そういうところはけっこうできてきていることを感じるようになりました。が、しかし、なんかおかしい。気になるところは、おりにつけて出現します。

それは、体の使い方が不器用なことです。
5月の運動会のダンスが、上手に踊れてない。明らかに、平均値からほど遠い。彼は、おまけに、まわりを見て自分の踊りがおかしいことも気付かず、気持ちよさそうに踊っています

 
 げんママは不思議に思います。体は、けっこうできてきてるのになぜ? これは何だろう・・・
 げんちゃんには、今何が必要なのか・・・

 まるで工作と同じだな、と思いました。切る、折る、貼る・・・一つ一つはできてきてるのに、まったく作れない・・・持てる能力を組み合わせてうまく使えない。そういうことなのか・・・
 
 少なくとも、けっこう仕上げの段階に来ていると思うのだけどね。

 そう、仕上げの段階にきて、つまづくようなら、ひとつ前にもどる。というのが私の中の基本になっています。まだ、仕上げじゃない、ということでもあるのだけど・・

 考えたあげくに、私が取り組んでみようと考えたのは、”もう一度体の筋肉一つ一つにもどって、チェックしていこうということです。気付いていない、インナーマッスルもあるでしょう。できていると思っているところが、まだまだだったりするかもしれません。一つ一つをばらばらにして、それぞれ筋力をつけて、使い方も、細かく学ばせる。漠然としてますが、すべての場所で、質にこだわってあげていく、とでも言いましょうか、そういうイメージでした。

 もちろん、自分の体の感覚の精度を上げること。それも、もう一度取り組むべきだと思いました。

 なんたって、げんちゃんは、右足と言って、左足を上げたりします。自分の体の認識がにぶいに違いないので、きれいに踊れといっても、今自分がどんな風に踊ってるのか、わかってないのだと思います。言い換えると、自分の体が今どういう風に動いているか、認識しにくいのだと思います。


 そう考えると、彼に必要なことが見えてきます。

 1、マッサージを中心にしたボディー地図を作ることと、
 2,大きな筋肉だけではなく、インナーマッスルなどの小さな筋肉をしっかり鍛えること。
 3,なんとなく、スポーツに取り組むのではなく、どこをどうしたいから、今このモーションを練習する。明確な方法で、落としているところを仕上げる。

 野球やサッカーの練習を見ていても、なんとなく、蹴って走っています。変な言い方だけど、げんちゃんの今の能力でも、なんとなく楽しめる。フォームがでたらめでも、なんとなく、ボールは飛ぶし、練習は進む。

それゆえに、身体能力の高い子はずっと高く、げんちゃんのような子は、いつもそれなり。その差は、多くの基礎的能力の差であることは間違いありません。

 じゃあ、どうすればいいのか・・・と考えていくと、体の使い手であるプロの指導者を捜して、それらを診断し指導してもらうことができないか・・・そう思ったのです。
 そして、友達にあたってもらって、体操選手だった先生を見つけました。オリンピックをめざしてがんばっていた、という若いスポーツ教室の先生です。
  
 体操のすごいところは、でんぐりがえり1つでも、きれいに回るためには、体の使い方の細かいところを要求されます。これは渡りに船と思いました。

 果たして、思った通り、彼は、ほんとに細かく見てくれました。たとえば、げんちゃんが内股で歩くのも、お尻の筋肉が弱いからだ、と診断して、お尻のストレッチを念入りにするようになりました。(なんと、今では、内股は相当治りました。)
 
 彼の指導は、でんぐり返り1つにしても、事前に、かなりストレッチをします。普通の競技より、体操は、体の可動域をぐっと広げておかないと、危ないのだと思います。
 
 始める前の相当念入りなストレッチ。げんちゃん自身でできるものから、彼がマッサージのように手を貸す物まで、30分は軽くやります。

そして、逆上がりをしようと考えている時は、そこに行くまでに、かなり、腕の力をつけたり、体感を養う、基礎練習をつませます。おかげで、なんと、とうとうげんちゃんは、逆上がりができました。でも、はじめてできた翌日、私が逆上がりをさせても、いっこうにできません。先生の事前準備があった時だけできるのです。

 つまり、ストレッチや前段階の準備運動が、いかに、身体能力をアップするか、ということをかいまみました。

 そして、そのことをきっかけに、ブレインジムでやる、いくつかのエクスサイズについても理解しました。あれは、ストレッチそのものだ、ということです。発達障害の子ども達は、体が固いです。ストレッチをやると、可動域が、ぐんと大きくなります。また、無駄な緊張や力みに、つねにしばられていますから、それらがとれて、力を発揮しやすくなり、自分の思い描いたことが体に再現しやすくなります。

 そういうことだったのか・・・と思いました。ブレインジムのエクスサイズは、実は、あまりぴんとこなかったげんママですが、いくつかはストレッチと考えると、腑に落ちました。ストレッチなら、ブレインジムのエクスサイズにこだわらず、自分で応用ができます。

 
 ストレッチとは、いわゆる自分でやるような、よく知られてるストレッチだけではなく、ママが手を貸してするマッサージ的な物も含めています。幼児であれば、そっちへのシフトが多いでしょう。そしてそれは、すべてにおいて優先されるべきだったのかもしれません。運動に取り組むのに、がちがちの体では、普通の人の何倍も努力がいるでしょうからね。
 力を抜く技術。色んなところが自由に動くための準備。それも、与えてあげるべきだったんだな、と学びました。


 結局、最近の気づきを書いてみると、取り組むべき運動についての優先順位が見えてきます。 

まずは、マッサージ、ストレッチと量的運動、そこが充実してきたら、今度は、マッサージ、ストレッチと質的運動・・・・

そうか~・・・げんママは、なんかすごく頷けました。どのステージでもやるべきストレッチがあり、マッサージがある。そう思いました。また、量的充実ができてきたからこそ、質的な充実に向けて舵を切れる。そこも大事なことなのではないか、と思っています。


 

by glow-gen | 2015-09-07 20:41 | 身体能力、原始反射 | Trackback | Comments(14)



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小学校6年になる息子げんちゃん。5歳の秋に、発達障害が発覚。最初はショックだったけれど、脳はまだまだ未知数。ママがなんとか素敵な子供に育ててみせるぞ~。最初はIQ60、・・コミュニケーションも微妙。身体もふらふら、はさみもにぎれず・・・もちろん絵もまったく描けず、5歳なのに、ほとんど2歳児みたいでした。いや、それ以下の機能もたくさんありました。
 「子供の脳に良いこと」を書かれた鈴木昭平先生が主催する、エジソンアインシュタインメソッドに出会って、ママが改善をさせることを学びました。そこを皮切りに、日々研究を積み重ね色々取り組み、相当改善してきました。、たまたま支援クラスができなくて、普通クラスの1年生に入学しました。2年の2学期から、支援クラスができて入ってます。算数の学習障害は、ひどく、相当苦労してますが、毎月毎月、必ず進化しています。日々はらはらどきどき。 天才ぼうやに育てるべく、奮闘中。パパと浪人生の娘と、医療関係に働くワーキングママ。
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