げんちゃんの発達障害プロジェクト

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ランドセルをそろえて入れる 意識の力か・・・?

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イルカから帰ってきてもうすぐ2週間が経とうとしています。
セラピストの彼は、
「ちょっとリバウンドみたいなのあるから、ま、2週間くらいしたら、じんわり、成果が現れてくるよ。」
と言いました。
 確かに、帰ってしばらくは、なんか、こっちの期待感と、げんちゃんの行動がちぐはぐで、どうもしっくりこなかったのですが、なんとなく、いい具合に、私の方は舵取りしてきた感じです。
げんちゃんの方は、というと、一気に改善したというわけではないけれど、意識という観点で言えば、意識しているときの仕上がりと、そうでない時の仕上がりに、明確な差が出てきたような感じです。

ランドセル中身事件

 ほんとにちょっとしたことなのですが、(いや、発達の子にとって、これはすごく大事件!)
げんちゃんは、ランドセルの中身を、ごく自然に整頓して入れるようになったのです。最初は、ちゃんとこうしなさい、と私が明日の用意をする時に注意してさせました。その時の手つきはぎこちなく、やる気もない、といった感じ。

でも、驚くことに、翌日の夜、彼は、手早く、ランドセルの中身を整えました。そして、ここがポイント! その次の日、学校から帰るとき、きちんと整えて入れて帰ってきたのです。

驚き! これは、もう3日も続いてます。ずっと言い続けてきたのですが、なかなかできず、私が指示してやらせても、すごく時間がかかって雑だったのに、無造作に手早くできるようになっています。

と、この話をママ友にしたら、どこが言いたいポイントなの? という顔をされました。
確かに、普通の子だけ持つと、こんなのは当たり前なのかもしれません。お姉ちゃんがいつから、ちゃんとランドセルの中身をそろえたか、なんて覚えてもないですね。私たちの観察眼のなんと細かいこと! 

しかし、私にとっては大事件です。意識がなければできないことですから。

来年は支援クラスはやめる 、という宣言をしてみました。

数日前、げんちゃんは、学校でウィスク4の知能検査を受けました。まだ結果は知らされてませんが、げんちゃんに聞くと、わからない問題もあったらしいので、あんまり期待はしないでおきましょう。それをふまえて、月末は就学相談です。どうなることでしょう。支援クラスを勧められるのでしょうかね・・・・

でも、セラピストの彼の意見を聞いてみたら、
「中学は、ちょっと大変でも普通クラスがいいと思うよ。もちろん、ばりばりついていけるようになるとは思えないけれど、彼の意識が目覚めてきてるから、自分で周りを見て、ギャップを埋めていく作業が生まれるよ。ただし、サポート体制は作ってもらうようにお願いした方がいいし、あと6か月でもっと上がる予定も含まれている。」
ということでした。それで、げんちゃんに、そのことを宣言してみました。

「やったー!」
げんちゃんのうれしそうな顔・・・へ~、そうなんだ。普通クラスの自分でありたいんだね。しかし、そのいびつな影さえあるその感情は、意識のスイッチを押すように感じます。

ここ数日
「それだったら、普通クラスは無理なんじゃない」
うっかり、目の前のことだけに執着した行動が目だったり、明らかに知恵のない行動に走ったりすると、つい、言ってしまいます。わずかですが、げんちゃんに、緊張感がただよいます。なんかおどしてるみたいでどうなのよ、とは思うのだけど・・・効果はありますね。

 でも、げんちゃんの実力は、というと、例えばこんなところに現れます。
自転車がパンクして、しかもチューブがタイヤにからまり、げんちゃんは、自転車屋さんに40分もかけて、半分かかえるようにして自転車を運びました。(ここは偉かった)汗だくです。お店につくと、店員さんが、一まわり大きな自転車を買った方がいいよ、と言いました。たしかに、私もそうなることを予定してました。
それで、私は、げんちゃんに向かって、
「店員さんに商品説明を聞いて、どれにするか決めてごらん。」
と言いました。なんかきょときょとしているげんちゃんに、さらに

 「注意深く聞こうね。」

と言う私。じっと見守っていましたが、やはり、店員さんの説明をよくわかっていませんでした。やれやれです。

なるほど、これでは、普通クラスの先生の言うことは、せいぜい半分か、良く見積もっても3分の2くらいしかわからないだろうな~。と思います。でも、以前と違うのは、要点を整理してやると、わかります。そして、理解したあとは、自分で言葉にして説明できる。この説明能力は、ほんとに上がっているな、と思います。

「チェーンが、カバーがあって、中に入っているから、こわれにくい・・・」(てにをは、は、完ぺきではないけど、ちゃんと意味がわかります。)

そして、よく見ると、彼は、まわりの自転車のデザインに目がいっているようで、自分の世界に半分入ったまんまで聞いているような気がしました。聴きたい!と、いう意識をぐっと入れれば、たぶん、もっと把握できていたと思いました。

 この意識のスイッチは、興味があること、とか、失敗して、ヤバイ、と思って、自分で修正しようとする場合、とか、いくつかのパターンで入るように思います。・・・でも、オンとオフは、ききわめて気まぐれで、本人もまだコントロールがむつかしいようです・・・今後、そのあたりが改善してくると、もう少し伸びるような気がします。

 セラピストの彼は、
「考えなさい、という言葉は言わないで。頭でやろうとすると混乱するから、なるべく、心で感じさせるようにして。」
なんて、言います。今は、意識を入れるときなんだ、と、自然に感じて、行動にうつせるように、ということなのでしょうか。わかっているようでよくわからない私です。
でも、彼への指導やトレーニングの方向性は、なんとなくわかってきたような気になっているげんママです。

by glow-gen | 2017-09-08 02:15 | 聞く力 | Trackback | Comments(43)

能力を発揮させる「心」

新学期も始まり、やっと・・・何で私は、げんちゃんに、こんなにうんざりしていたのか。よ~くわかりました。

私は、げんちゃんにとても良い兆しを感じていました。・・・、けっこうグレーゾーンから、普通に見える領域に入ってきた、と、思っていたのです。

 でも、それは、やっぱり認識違いでした。簡単なテストが解けた、とか、スケボーを乗りこなすとか、上手に折り紙を折るようになった・・・とか、数限りない、1つ1つのパーツはできてきましたが、発達障害の発達障害たるゆえんである、私がもっとも改善したい部分、それが、まったく手つかずでかわらないのです。

 絵も描けず、ぼんやりくねくねしていたげんちゃんから、今や、まあまあの平均点を満たす項目がたくさん出てきているかもしれないけれど、その一つ一つの能力は、いわば、単独でばらばらのパーツにすぎません。

 私が求めているのは、そのモチーフが、美しくハーモニーをなして、つながっていることでした。モチーフのすべては、関連性に乏しく、小さな子でも、集めたモチーフを、もう少し上手につなげていくことができるんじゃないかとさえ思います。

 くもんに入って1ヶ月以上経ちました。げんちゃんをおもしろいと言ってくれる、素敵な先生のおかげもあって、楽しみに通ってます。でも、し~んとした教室で、
「おれって、て~んさい!」
とか、時々ぶつぶつ言いながら問題を解いたりするげんちゃんは、すっかり、みんなから変な目で見られているようです。それは、浮いているのか、おもしろがられているのか、教室の雰囲気を引っ張っているのか・・・ニュアンスはよくわかりません。(周りのリアクションをちゃんと把握したりはしている。と言ってましたが、どうなのでしょう。)さらに、くもんには、解く順番とか、先生に出すタイミングとか、宿題を用意するノウハウ、とか、段取りが決まっているようです。でも、げんちゃんは、いまだに、うまくいかないようです。
 簡単に言うと、げんちゃんだけ、ちょっとサポートがいる、ってことでしょうね。一人で問題のやり直しも難しいようです。

 とりあえず、普通の塾にデビューしたものの、やっぱりね、という感じのようです。

 また、新学期が始まって、あいかわらず、1学期同様、宿題の内容を写して帰ってない、とか、帰りに寄るはずの、支援クラスに寄らずに帰ってくる、とか、まったく進歩が見られないような抜けがたくさんあります。

先日、くもんの先生と楽しそうに話をしているげんちゃんを目撃して、ため息が出ました。 
 普通に会話ができる、と思っていたけれど、彼は、自分が話したいことを饒舌に話すときは、完全に自分の世界に入ってしまってます。先生がただ、相づちを打ってるだけ。そして、たまに、こっちの世界に降りてきて、はっとしてます。
 対等な会話とはいいがたい・・・

 そして、しっかりこっちの世界にいる時は、だいたい
「はい、」「あ、そうなの?」「わかった」
そういうレスポンスしかできないような気がします。なんか、うまく表現できませんが、なんか、違うんだよね~。
普通のようで、なんか違う・・・こっちの世界にいて、話を広げることは、できてないんじゃないかな~。

 うまく言えないけれど、すべてにおいて、何かができたとしても、そこから広がりがないのです。

これって、どう説明したらいいのでしょう。

つまり、一つ一つのことを関連づけて考えることができない、ということだと思います。ぶつぶつっと、ばらばら・・・

そして、この関連づけができなければ、彼には、常に周りとは違う違和感がつきまといます。
 最近私は、これを改善したいと思い、少し改善できてきた、と感じていた。

でも、そうではない現実がつきつけられて、私はここんとこ、すごくうんざりしていたのだということがよくわかりました。

 それとともに、では今から何をしたらいいのか・・・ということも、だんだんわかってきました。

 ヒントは、セラピストの先生の言葉です。こんなことをげんちゃんに言ってました。

 
 げんちゃんは、よく、あせって、フリーズしてたり、考えのない行動をしてたり、ということが多々あります。

セラピストの先生が、そんなげんちゃんを見て、

「げんちゃん、頭で取り出そうとしてはいけないよ。心で取り出すんだよ。落ち着いてね。
今、きみが見ているその引き出しには何もないよ。大丈夫。たくさんいいものが入っている引き出しがあるから、心で選ぶんだよ。」


と声かけしてました。なるほどな~と思いました。
頭ではない、心・・・(なんか、わかったようなわからないような・・・でもすごい!)


彼の心を動かして、今まで苦しい思いをしていっぱいにした、1つ1つの引き出しの中身を、タイミング良くつなぎ合わせて取り出すことができるようにしていくような訓練とは何か。
セラピストの彼は、「心」、と、強調します。彼は、けっこうすご助言者のようです。(彼からの助言をしっかり消化できたら、書いていきたいです。)

さて、今日は、久しぶりに、体操の先生が見てくれました。夏休みをはさんでのげんちゃんに向かってみて、彼女の言葉は、好意的でした。
 
「げんちゃん、すごい! 意識がかわってる!」

そうかな~~・・・あまりそうは思えないのですが、私のねらった方に行っているのなら、いいな~・・
 

by glow-gen | 2017-09-02 17:40 | イルカによる介在療法 | Trackback | Comments(26)

イルカと旅と夏のげんちゃん

げんちゃんは、土曜日元気に帰ってきました。3日間で、私の期待度マックスになっていて、げんちゃんが、別人で帰ってくるような錯覚をおぼえていたのがいけませんでした。
帰ってきたげんちゃんを見てがっかり。荷物はやりっぱなし、帰ってきて出したものは、すべてやりっぱなし。テレビにかじりついて、あとから帰った私に、ただいまも言わないようなありさまです。

「なんじゃ、こりゃ・・・靴はそろえなさい!」
「ねえ、イルカどうだったの?」
「うん、楽しかったよ。背びれにつかまって泳いだ。速かったよ~。」

その日は、ずいぶん遅くに帰ってきたので、ろくに話もせずに眠ってしまったげんちゃんでした。翌日、荷物を片付けようともしないので、なんとか、片付けさせようとして、たくさんの唖然が勃発します。

 げんちゃんは、旅先で新しい靴下を買ってはいていました。バックの中の小袋に靴下とパンツをまとめていれていたのに、たいして探しもせず、ないない、と先生に言ったのでしょうね。忘れたのなら、買おう、なんてことになったに違いありません。パンツも、初日はお風呂バックに入っていたので着替えたのでしょうが、二日目は、その小袋を見ることもなく、平気で同じものをはいたようです。
 毎回の合宿と同じような、生活管理にちょっとがっかり。

カリキュラムは、初日はつりぼりで釣りをしたり、イルカを見たり、片道4時間の道中、いろんなお話を先生としたり、・・・いわば、威厳のあるお父さんと、あらゆるフィールド体験をした、なんか、そんな感じです。3枚書いたという作文も読みました。たしかにげんちゃんにしては、まあまあきれいな字で、一生懸命書いていました。3年生くらいの子が、その日にあったことを時系列でひたすら書くような感じで、句読点も、まさに、低学年のような感じ、段落もない、作文書き始めたばかりの文章でした。
 少しは、げんちゃんらしい光った表現とか、あるかな~と期待してましたが、それも、ちょっと期待しすぎだったようです。彼のマックスの能力が、もっと高いものだと買かぶっていたのは、親ばかというものですね。なんせ、3枚一気に書いた、という点において、今回は、喜ぶポイントがあります。

 そして、とにかく、家では、なんでもやりっぱなし。荷物のかたづけも、やる気なく、適当に片付けるし、・・・なんなんだ!
ぜんぜんかわってる風は見えませんでした。やれやれ。


 たぶん、今回の旅は、彼の肥やしになってると思いますが、すぐさま、劇的な化学変化をおこすことを期待しても、そうやすやすとうまくいかないのが教育ってもんなんだろうね~。ママの期待感だけがふくらんでいる分、かえって、トーンダウンが激しい週末です。

 けっこう、一生懸命がんばってきてたげんちゃんなのだろうけど、何も変化のないように見える今日一日に、どっと疲れます。

一日ごろごろする暇もなく、たまたまずっと前に申し込んでいた、ホームセンターの夏休み工作教室に行きました。疲れてるから、行かない、とも言わず、すすすっと、行っちゃうとこがげんちゃんのいいとこなんでしょう。

 またまた、ここでは、何か変化がみられるかしら? なんて、思っちゃう私。

すでに切ってある木を椅子に組み立てて、くぎを打っていく作業です。子供用の椅子を作ります。

去年も同じ工作教室に参加して、粘土で花瓶をを作りました、あの時は、ほとんど私がやったようなものだったなー、と思い出します。今回は、まあ、けっこう自分でできたので、成長してるんかな~と思います。でも、なんか、べた褒めする気もおきません。


 さらに、散髪に行きました。2000円持って行って、帰ってきたら、財布も鍵も、床にやりっぱなしです。しかも、おつりが500円だから、散髪はいくら?と聞いても、ぜんぜん答えられません。300円とか、意味不明のことを言い出したり・・・もう、うんざりしてしまいました。


 結局、今日一日見ていて、やっぱり、私は、げんちゃんから離れた方がいいんだろうな、と、いうことだけわかりました。二泊三日がんばってきたのに、あらばかり見えます。疲れたね、どうだった、とにっこり聞く気もおきない。
(なんで、靴一つ揃える気にならないのかな? なんで、靴下持って行ってるのに、ない、とか言ってるんだろう・・・なぜ2000円引く500円さえ計算できないの?)


作文も、やれやれ、3年生くらいだな~・・・とか。


そうそう、一つだけ感心したことがありました。

娘が、サウンドオブミュージックのDVDの、マリアが、草原の上で手を広げているあの有名な表題の写真をもってきて、ここにコメントを入れるんだったら?とお題を出しました。平凡なことしか言えない家族の中で、げんちゃんは、

「このままくるくる回って、温泉を掘ろう!」
マリアの今にも回りそうな様子が、おかしくて、みんな爆笑 げんちゃんイケてるわ~・・
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 ほんと、私は、げんちゃんから、ちょっと距離おいた方がいい。どうしても辛口でしか評価できないし、もう、できないの見るのもうんざり。げんちゃんは、一生懸命やってるし、それなりに伸びてる。
 時々、げんちゃんを無条件で肯定してくれる人さまにどんどん預けよう・・・そう思いました。だって、彼から離れているときの私のブログは、とっても前向きです・・・笑  とにかく、できないとこなんて、見ない方がいい。親ばかで、勘違いおこしているくらいがちょうどいい。

 先生との旅も、イルカセラピーも、とってもいいと思います。でも、私の対応で、台無しにしてしまいそうだな~・・・私は、できるだけ見守る、というスタンスに幕引きしなければ・・・と感じた一日でした。



by glow-gen | 2017-08-27 23:55 | イルカによる介在療法 | Trackback | Comments(21)

発達障害とイルカ 不思議なメンタルセラピー

 そろそろ、夏休みの終わりが迫ってきました。私も、少し夏ばてぎみか、体がなんとなくだるい。夏は、すごいエネルギーを持って日本列島を駆け抜けていきます。
 げんちゃんの、今年の夏は、ほんとに、今までの夏とは違ってました。

 算数ができない、とか、字が汚いとか、細部にわたれば、問題だらけなのですが、ざっくり見れば、彼は、子どもから少年になり、私の囲いの中から、少しずつ飛びだそうとしているようです。5年のある時あたりから感じ続けていた、ある停滞感・・・・げんちゃんの意識レベルがどうしても上がらない・・・そういう問題に、少しずつ新しい局面が出てきたように感じています。

 知り合いのご主人で、セラピストをされている方がいます。げんちゃんのことにずっと関心をもってくださって、時々、友人として、げんちゃんをみて下さったり、アドバイスしてくださったりしていました。
 
 でも、とっても個性的な方で、ちょっと、上から指導する、という感じなので、お話を伺うには、けっこう覚悟がいります。でも、たまに、的確なことを言われたりして、参考にすることもよくありました。
 彼は、独自の方法で、ひきこもりの方や、精神疾患の方などを改善させている、という話だけは聞いていました。長年家族ぐるみでおつきあいしていると、とても良い方ということもわかりました。ま、個性的なことにはかわりないけど・・・・・・

 たぶん、彼はげんちゃんたち側にいる、というか、右脳タイプの天才肌なのでしょう。凡人の肌合いとは違うだけなのね、と、最近は理解するようになりました。、

 私が、げんちゃんの、突き抜けない意識について、悩んでいると話すと、自分がやってみましょうか、ということになりました。
まあ、素性はわかっているし、断る理由もないし、今は、彼のようなプロにまかせてみるのもいいかも、と思い始めていたので、思い切って、お願いすることになりました。

 彼の計画書が来ました。
「二泊三日、イルカによるアクティビティーと、メンタル指導」

ということのようです。ほう! それはおもしろい。オフィスでセラピーするのではなく、その人の状態に会わせ、日にちをきめて、合宿のようなことをして、その間、ずっとマンツーでクライアントにかかわるのが、彼のやり方みたいです。旅費、およびセラピー料・・・イルカ施設費、なかなかの金額です。ちょっと悩みますが、そこまで、がっつりかかわってくれる他人というのも、そうそういないよな~・・・と思います。この夏の、メインイベントです。

 ということで、今朝、二人は出発しました。げんちゃんは、彼になついているし、イルカと聞いて、うきうきとでかけていきました。

 イルカ・・日南・・・ええな~・・・あたしも行きたいよ! 前日は、意識が飛びながらも、げんちゃんは、自分でなんとか用意しました。もちろん、私が横からアドバイスしました。ぐちゃぐちゃに入れてたり、時間がかかりまくったり、完璧とは言い難いけど、秋の修学旅行は、大丈夫だよね、と思わせるものがあります。


 イルカイルカ・・・「広汎性発達障害とイルカ介在療法」論文や、イルカセラピーのホームページの写しなどを置きみやげに、彼はげんちゃんを連れて行ってしまいました。


 私は、今日から、普段出来ない仕事の段取りをこなしながら、げんちゃんのいない開放感を味わってます。


そして、夜、電話がかかり、彼は、今日の道中でのげんちゃんの様子などを報告してくれて、最後に、すごくおもしろいことを言ってました。

「ママ、げんちゃんすごいよ。僕が彼を解放してあげてるので、すごいことがおこっているよ。8時半から1時間半、彼は、作文に没頭して、原稿用紙3枚いっきに仕上げてしまったんだよ。ぼくも、そこまですごいことがおこるとはおもわなかったね。日頃の抑圧が一切無いから、今日はチックもほとんどおこってないですよ。」

なんか、私が、よっぽどげんちゃんを抑圧してるみたいじゃない。もう!

 ま、それはおいといて、確かに、彼の手法は的確みたいで、げんちゃんは、のびのびと、旅行中色んな輝きを見せているようでした。

 なるほど、セラピストと言っても、精神科の先生みたいに、オフィスでカウンセリングするだけじゃそうそう、こういうことはおこらないのでしょうね。彼が、いっしょにげんちゃんと旅をして、その中で、げんちゃんの内面をどんどん出していく、なんて、確かに、あまり、普通のセラピストのやり方にはないようです。

 明日は、いよいよイルカといっしょに泳ぐみたいです。どんなげんちゃんに仕上がって帰ってくるのでしょう。私は、母親としてというより、なんか、発達育児の観点で、すごく興味深いです。帰ってきたら、しっかりレポしますね。~
 

by glow-gen | 2017-08-25 02:31 | イルカによる介在療法 | Trackback | Comments(19)

失敗から学ぶこと。  意識改革のきざし

  げんちゃんは、毎日、やりっぱなしの生活習慣を、日々指摘され、矯められています。家に帰れば、鍵は、どこかへ。鞄の中に水筒は入れたまんま。ほうったまんまのカバン、etc ・・・・
とにかく、何もかも、やりっぱなしのことを、しつこくしつこく指摘され続けています。

 怒鳴らないけど、とにかく、指摘して、やらせる・・・つい、やつが素直じゃないと、ちょっと怒鳴ってしまいますが・・・

 そのうちに、昼、チンして食べた食後の食器が、洗ってあったり、靴がそろえてあったりすることが、ごくまれに出現します。もう根気勝負と言う感じです。

でも、まだまだ勝率は、低く、まれに、ほんとにまれにできていた、というのが正確なところです。

 日曜は、げんちゃんと日帰り旅行をしました。新幹線と急行を乗りついで、山に行って温泉に入って帰ってくる。まあ、これが、私とげんちゃんの、唯一の夏休みの遠出になりました。
 帰りに、急行から新幹線に連絡する時間で、とんでもないことがおきてしまいました。新幹線の時間まで、あと5分というので、急いでいた時のこと、(もちろん、げんちゃん、時間があまりないのを知ってます。)げんちゃんは、突然
「トイレに行きたい!」
と言い出して、
「もう時間がないから、新幹線の中でやって!電車はすぐ来るんだよ。」
と叫ぶ私を振り切って、トイレにこもってしまったのです。
「出てきなさい!、あと3分・・・あと2分・・・」
もう、トイレの入り口で、わなわなと叫ぶ私・・・

やっと出てきて、ホームに駆け上がったときは、時すでにおそし、出発してしまってました。


私は、ほんとに頭にきて、周りのお客さんがいるのに、おかまいなしに、怒鳴りあげてしまいました。

「あんたね~。新幹線行っちゃったじゃないの! ホームに上がれば、すぐに新幹線来るんだよ! どうして、新幹線でしなきゃ、間に合わない、って考えが出てこないの!

ウンチしたい! あ、トイレある、・・・そういう行き当たりばったりのことしか、なんでできないの? 駅のトイレ入ったら、そのあとどうなるか、イメージできないの?判断力が、ぜんぜん育ってないじゃないの!
なんで、いつもそうなのよ!」

ほんと情けないやら、頭来るやら・・・

最初は、わかってる、だの、うるさい!だの、偉そうにしていたけれど、・・・指定のチケットがパアになって、次の新幹線まで30分待たなければいけなくなって、げんちゃんは、失敗の意味がやっとわかってきたようです。

次の新幹線の自由席に座ることができたとは言え、気分は最悪です。
私はぶすっとして沈黙。すると、横で、げんちゃんは、
「あー・・僕はなんてバカなんだ。なんで見込みができないんだよー。あー・・・」
と、けっこう長時間、落ち込んでました。よく見ると、目がうるっとなってます。

「じゃあ、あなたはどうすればよかったん?」
と聞いたら、昔なら、
「新幹線でトイレすればよかった。」
たぶんそこどまりでしょうが、彼は、私に言われて、自分が失敗する行動の傾向について、反省しているようでした。

さて、次の日、K先生にもそのエピソードを話して、もう一度、先生と検証してみたそうです。K先生は、ちょっとびっくりしてました。なぜなら、その出来事が、どうも、彼の中で、ものすごく何かのスイッチを押したみたいで、もう二度と、あのような失敗はごめんだ。もっと意識をして行動したい! という強い思いになっているというのです。

そのあとに、今日のスケジュールについて、先生と表を作ったときに、何かが変わった、と先生は感じたそうです。

ほんと、今のげんちゃんは、失敗して、自分が困ること、それがすごく必要なんだな、と思いました。

日帰り旅行の道中、あらゆることを自分でさせてみました。買い物する、新幹線のチケットを管理させる、何番ホームに行くのか自分で探させる、とか・・・私が横にいれば、考えることをやめる、そんな癖をそろそろ卒業してもらわねばなりません。

 さて、げんちゃんがK先生の所に行ってる間、私は、公文の先生に呼ばれて、最初の面談とやらをしていただきました。げんちゃんの様子は、いろんなできないことで一杯でした。でも、彼のやる気は十分見られるようでした。

たぶん、何か月も、もんもんとしていた、彼の意識の目覚めは、もしかしたら、もう少しで、いいとこに突き抜けてくれるかも~・・・・そんな予感がするげんママでした。
それにしても、今日も朝から晩まで、よく取り組みました。
「ぼーっとして困る、とか、集中できない」とかいう、K先生のボヤキは、ここんとこ減っています。・・・9月にまた、ブレークしてくれないかな~・・・・




by glow-gen | 2017-08-23 00:18 | 段取り力 | Trackback | Comments(6)

生活全般できるように・・・汚部屋住まいはやめてほしい

 
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見えにくいのですが、各塁に説明が入っていて、ホームベースに4塁、ピッチャーマウントに2塁、となってます。やれやれ・・・文といい、3~4年生の感じだな~。




なんでも体験させよう・・・というのが今年の夏休みの目標です。
今日は、げんちゃんは大分にキャンプに行きました。知り合いのおじさんが、げんちゃんを連れて行ってくれました。娘もたまたま出払っていて、夫婦二人のオフです。なんかね~。子供が巣立ったら、
こういう暮らしになるのかしら。午前中かたずけをめぐって、ちょっともめたけど、夕食頃は、夫婦二人、私を怒らせるのはやばいと思ったのか、夫は、比較的おだやかにしていて、平和にご飯食べました。食後は二人勝手にしていて、私は、ツタヤで借りて「最強の二人」というフランス映画を見ました。感動でした。

「げんちゃんってさあ、やっぱ頭悪いんだよね~。絵日記書いてて、彼にしてはけっこう上手に書けたんだけど、1塁、2塁、3塁、4塁、と説明入れてたもんね~。しかも、2塁って書いてるのは、ピッチャーマウントだよ~。もう2年も習ってるのに、推察しないんかね~。」
「は~~~(ため息)」とパパ
パパは、育児はまったく外野、まるで下宿人みたいですから、大した会話にはなりませんが・・・まあ、ちゃんと働いてくれるだけ、ほんとにありがたいと思っています。

げんちゃんの絵は、稚拙で、6年生とはいいがたいですが、塁の関係をちゃんと書き出せていて、(4塁なんてのは、論外だけど。)配置もましになってるので、成長したな~と思います。彼の絵は、ヘタウマ的な魅力があったとしても、破たんしてました。なぜ顔書いてないのかしら・・・と思いますが、少しずつの成長が見られるので良しとしましょう。1~2年前だったら、この四角のスペースにどう配置するか、考えあぐねて、書くだけで2時間くらいかかったかもです。字は、彼のマックスの字だと思います。K先生にきれいに書くように言われたのかな?普通は、悲惨な字です。

 先日夕食の手伝いをさせてて、がっかりしました。ささみ肉を平らに開いて、チーズや梅しそを巻いてフライにする、というメニューの、ささみ肉をキッチンばさみで開くところを担当させました。一番太いところを横にはさみを入れて、開いていき、まだ分厚いところはさらに切って開く・・・
本人やりたくないのも手伝って、もうでたらめでした。

もっとも驚いたのは、左手をぜんぜん使わないところです。左手で、肉の厚みを感じて、ささえていくことで、次の所作に手早くうつります。が、彼は、左手を出してはいるものの、まったく肉に添えないのです。おまけに、何度いっしょにやっても、どこにはさみをいれるか、推察してこないので、真上から、やみくもにはさみを入れて、がたがたの肉塊にしてしまいます。

おまけに、すぐに、
「ちょっと疲れた。」
とか言ってさぼる。ぶち切れます。

不器用にもほどがある! おまけに彼ときたら、ドア電気 脱いだ衣類 持ち帰ったカバン・・・もう何もかも、何度言ってもやりっぱなし。将来汚部屋に住むのが見えるようです。勉強はかかわらないようにしてるので、なんとかスルーしてる部分が多いですが、このあたりは、もうええかげんにせ~よ! といらいらします。

キャンプで、ちゃんとしこんでもらってるかな~・・・なんでも、自分でさせてくださいね、とお願いしたら、
「大丈夫。させる!」
とおじさんは言いましたが、こういうのも、外に出して、大いにアウトソーシングの方がいいんだろうね。

こういうとこは、お姉も似たようなもので、買い込んだ漫画と、教材がごちゃまぜになった、入ると気分悪くなる部屋にため息が出ます。

今日は、昼過ぎまで、パパを借り出して、お姉の部屋の片づけしてました。もう言ってもぜんぜんだめで、日ごろ手伝ってさせるタイミングもなく、しかたなしに、ママが介入しました。明日はゴミ出しです。ため込んだ紙類を回収して、やっとすっきりなりました。

私も、片づけが上手な方ではないけれど、さすがに汚部屋になると、もうだめです。思考が停止してしまいます。よく、あれだけ、整理されていない空間で平気で過ごせるな、と、びっくりしてしまいます。学習どころではないと思います。

げんちゃんも、お姉ちゃんも、かたづけに関しては、ちょっときちんと教え込む必要があるな~と、ため息が出ました。子供の頃から、お姉ちゃんは、お姑さんに丸投げだったので、あまり、片づけは、しつけられてないようです。

お姉ちゃんはともかくも、げんちゃんは、家事全般できる子に育てなければと思います。頭悪くても、家事全般こなして、小回りがきけば、なんとか、生きていけると思います。食べたら、食器を洗う、とか、洗濯をして干す、とか、風呂洗う、とか、するのが当たり前、そういう風にしなければね、と思います。

明日は、アウトドア体験をして、どんな顔でかえってくることでしょう。


by glow-gen | 2017-08-13 00:53 | 夏休み | Trackback | Comments(15)

自立の時・・・あいかわらずの注意欠陥、計算障害

 
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彼女の書いてくれたお手本を下においてなぞってます。習字なんて、教えられません。知り合いに書道ができるおばあちゃんがいてよかった~。上手に書いてるのは、手を添えてもらっただけです。


 夏休みは、今までとまったく違った様相です。まず、私が、細切れに休みをとって、がんばっていた去年までとはうってかわり、私はできるだけ仕事に行ってます。
つくづく、もう、げんちゃんは、私が教えない方がよさそうです。

 げんちゃんは、大量に出ていた宿題の計算だけのプリントを全部やって、
「だいぶん、通分も約分も、商を立てるのも、できてきました~。」
と報告を受けた翌日に、
「通分ができませんでした。(電話口であせるK先生)」
てな具合で、計算障害に関しては、あいかわらず難儀してます。160円のポカリスエットを二つ買ったらいくら?

こういう暗算も、2分くらいかかったりして驚きます。お買い物をさせる、という行為も、彼にとっては、あいかわらず、すごくハードルが高いようです。とにかく、夏休みは、買い物をはじめ、何でも体験させるように、心がけています。

 朝、K先生のところに、私が仕事に出るよりあとに出ることが多く、自分で用意して行かなければなりませんが、あいかわらず、水筒だけ持って、あとのすべてを忘れて行ったりすることは茶飯事で、しょっちゅう取りに帰らせられているみたいです。時には、私より先に出て、鍵も持たず出かけてしまって、取りに帰ってきても、入れず・・・そこまでよ。ということもあります。私は、失敗したつけを自分が払えばいいや、と思って、冷たく外野に徹してます。時々、つい、口をはさんで、あれこれ叱ったり、説教したりしてしまうときもあります。そう言うときは、決まって
「うるさい。」
などと、言われたり、生返事して、やっぱり失敗したりしてます。
「あ、そう、じゃあ勝手にしなよ。知るもんか。」
とほったらかします。言わんこっちゃない、ということが続発してます。

だいたい、夏休みの宿題にしても、私が把握して、手順を決めて、本人は、ただ上から言われるものをこなす・・・もうこういうのは、そろそろおしまいにしたいです。

あいかわらず、注意欠陥もあるので、全部突き放すこともできないのですが、今のげんちゃんは、極力、彼に失敗させた方がいいんじゃないか、と思います。

まあ、そういうことって、意外と難しいことも多く、目の前に、大きな失敗がわかっているのに、しれ~っと見守るだけ、というのは、忍耐がいります。そう言うときは、少しアドバイスして、彼の気づきを誘います。

先日鹿児島のまゆたん先生にも、もう、そろそろ、そういう時期じゃないか、と言われました。

いつも周りがサポートしていると、困ることがないので、出来る能力がついてきても、自分から一歩踏み出して段取りすることがない、
「だって、困らなかったから。」
そう言っていた発達障害の大人の話をしてくれました。

 夏休みの課題に習字を選んだので、知り合いのおばあちゃんに習いながら書いてます。家から、2キロほど離れた彼女の家まで、舗道づたいなので、スケートボードで、時々一人で行くようになりました。ひたすら鍛えた成果か、下半身は、ほんとに強いなと思います。スケボーは体の一部のように乗りこなしてます。(曲芸乗りはぜんぜんできませんが)
彼女いわく、
「ママがいなくてもいいみたいね。なんか、すごくちゃんとしてたよ。それに、1時間書いても、へばらない。」
だそうです。私がいると甘えているんでしょうね。いない方がいい時期になってるのでしょう。

ま、少し寂しいけれど、私も、そろそろ、発達育児以外の生活も復活しようかな、と思います。

 ちょっと距離をおいた方が、彼のできないところも遠目にしか見えないのでいいかもです。公文の宿題も、幼稚園児のような字で書いていたり、英語の発音もせずに、適当に書き殴っているのを見ると、むかっとしますが、公文の先生が、そこからでいいです、とおっしゃるので、おまかせです。自分でやっていくように、ちゃんと気づけるようにしていきます。
、と言われたので、(そう簡単にいくものか、なんてちょっと思ってますが、・・・)丸投げでいいかな、と思います。
先日は、今日は、最後一人だったので、教えました。と言われてました。プリントのレベルが上がってきたら、もう自力でできなくなってるのでしょうかね~

また、あいかわらず、すさまじく汚い字なので、げんちゃんに、
「公文の先生が、げんちゃんのプリントの字を見て、幼稚園の子が、こういう感じです、って言ってたよ。」
としれ~っと言うと、げんちゃんは、怒ってました。奮起するのかね~。

字に関して、計算に関して、・・・etc、学習面で、やってるわりに、ぱっとしないことはてんこもりです。過去を考えれば、すごい伸びなのかもしれませんが、げんちゃんはまだまだ知的なものは低いようです。

 中学に入るまで、なんとか、支援なしに、学校生活全般、そこそここなせるようになってほしいな、と思います。ま、でも、昔に比べて、私は楽になっていることは確かです。




 

by glow-gen | 2017-08-10 21:11 | 段取り力 | Trackback | Comments(7)

6年生夏休み。支援のママ友に会いました。

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合宿出発朝。6年生なのに、一人小さい子のチームに入ってるげんちゃん。頭1つでかいのが彼。合宿中室長は4年の子だったそうです。まだ周りに配慮して、リーダーを務められるほどにはなってない。なんせ、「お母さん満塁って何?」とか言ってるので。笑い

支援クラスの3つ上のお子さんのママと、2つ下の子のママに久しぶりに会いました。先輩の方は、今は支援学校に行ってがんばっています。
「中学どうするの~?」
と聞かれました。彼女は、もっぱら、高校進学について悩んでいるところでした。
「けっこう伸びて、今はほとんど、支援クラスには行ってないのよ。中学は○○中学(みんなが行く公立中学)に行かせるつもりだよ。支援クラスもできるそうだし。」
と私が言うと、ママはびっくりされてました。

「げんちゃんすごいね~。」
と言われました。年下の子のママからは、
「げんちゃんが、目標だよね~。」
とも・・・

二人のお子さんといっしょだった時も、私はがつがつホームスクールだ何だと、がんばっていたので、最近のげんちゃんの様子を話すと、素直にびっくりされました。
中三の子の方も、聞くと、英検3級受かったと言ってました。彼は英語大好きで、ママも応援したのでしょう。支援学校では、生徒会長もやったそうです。なんか、とってもうれしく思いました。支援クラスで親しくなったママは、この二人くらいなのですが、たまに会うとうれしいです。げんちゃんの現実を聞くと、やれば、伸びる、という確信を持ったみたいです。

しかし、高校、就業・・・とせっぱ詰まっている中三のママは、やっぱり、たくさんの不安に悩んでいるのがわかります。障害枠の就職が有利な高校へ・・・そういう目線も持って高校のことを考えているようでもありました。

まだげんちゃんには、先の話なので、ひたすらそうなのか~・・思って聞いてました。
発達障害の子が入るのに良い学校は市内にもいくつかあるそうで、その枠は争奪戦らしいです。げんちゃんは、中学で伸びて、ミッションの私立・・・というのが私の筋書きなのだけど、だめなら、英語圏へ語学研修とかもいいな~・・・とか夢みたいなことを考えたりします。たぶん、3年先なので、好き勝手思い描けるんでしょうね。日本の枠の中で考えなくてもいいや、というのが結論にあって、だめなら、できるだけユニークな進路・・・と思います。まあ、これも、げんちゃんの能力がついた想定であって、ぜんぜんだめだと、やはり、どうサポートするか、という発想になるのかな、と思います。

でも、どっちにしても、みなと同じでなくてもいい。 と思います。

私が、小学校1年から週何日かホームスクールをやって、今のようなスタイルでげんちゃんを育てていることを友達の教師に話すと、ほんとにレアなケースだと笑われます。
「なかなかないんじゃない。」

と言われました。まず、学校がなかなか認めないかもしれないし、認めても、まず子どもがいやがるそうです。

なるほどな~と思います。学校の先生方は、すこぶる協力的だし、げんちゃんも別に平気そう。実際はなかなかそうはいかないのだそうです。そういえば、面談の時に、
「友達も作ってほしいし、そろそろホームスクールはやめて、学校に行かせた方がいいのでしょうかね~。」
と私が言うと、先生が、
「確かに、毎日学校に来れば、友達との距離ももっと縮まるでしょうが、今までげんちゃんが伸びてきたのは、ホームスクールのおかげ、というのは明らかなので、それも、考えものでしょう。」

と言われて、なんかうけてしまいました。なるほど、げんママとげんちゃんのスタイルは、なかなかないのかもしれませんね~。先生方にひたすら感謝。げんちゃんの鈍感力にも・・・

げんちゃんは、野球の合宿から帰ってきました。今回の合宿の用意は、まあ普通にできました。

「あ~、お母さんお風呂セットだけど、これでいい?」

「あ、それよりも、こっちの袋に入れといたら・・・」

私は、他のことをしながら、時々アドバイスする~。あ~・・・こういう日が来るのね。
げんちゃんが、1つに飛び抜けた才能は何もない、と言うけれど、タフで、どこでも、行かない、とは言わず、言われたら何でもチャレンジしてみるところは、最大の素晴らしいとこなんだろうな、と思います。合宿も、苦にすることもなく、さっさと行ってしまいました。

この夏のちょっとした変化。空いた時間に、自分で、近くの同級生の家に遊びに行って、K先生の時間までにさっさと帰ってくる。遅れる時は、K先生にキッズガラ携から電話を入れる。
皆、6年にもなると、けっこう塾だお習いごとで、なかなか遊べないのですが、1~2度遊んでいたようです。2学期は、クラスの仲間とももっとうち解けられるかもな~、と期待します。
そうこうするうちに、半分が終わりそうです。









by glow-gen | 2017-08-07 19:33 | Trackback | Comments(4)

こどもの”できない”に親がパニック

夏休み、もう8月です。毎年だけど、なんて早く終わっちゃうのかしら。これまでがんばって学習させてますが、なんせ量の多い6年生の夏休み帳とドリル。ほかのことはほとんどやらずがんばってますが、まだ終わりません。近くに住む同級生のママと立ち話してましたが、その子もまだ終わってないそうです。ふつうの子も、けっこうまじめに取り組まないと、前半で終えられないかもしれません。

 くもんショックなのかわかりませんが、ぼ~っと、心ここにあらず、という日がしょっちゅうだった1学期にくらべ、そこそこ集中できる時間が多くなって、最悪の報告はあまり聞かない良い出足ではあります。膨大な計算プリントもなんとかこなし(もちろん、サポートしまくり)、
「計算できるようになりましたね~。」
とK先生は電話で報告してくださいました。しかし、二人とも、
「でも、とにかく、夏休み帳終わったら、具体物しないと、暗記でやってる可能性ありますからね~。怖い怖い。」

などと言い合ってます。30歳そこそこの若いママ先生ですが、ほんとこの方がいてくれるから、私のストレスはずいぶん少ないな~と思います。彼女は、教員免許を持ってるけど、ほとんど、教師経験のない方でしたが、それゆえに、いつも謙虚に、私から色々、やりかたや、愚痴に近いげんちゃんの状況も含めて、聞いてきださる、ということからスタートして下さいました。

発達障害の専門家は、時に、上から、教える、というのを使命にしているようなタイプもあります。医者と同じです。まず患者さんから聞く、そこからです。
また、遠くに通うのもタイムロスが大きいです。


だから、もし、専門家という人が見当たらなくても、近くの、こういう素人の熱心な方に、定期的にかかわってもらうのでも十分良い効果を上げると思います。
ま、注釈はおいといて、彼女と愚痴を言い合って、(先生も、やつに懸命に向かってると、愚痴りたくなってる。笑)

K先生に愚痴りながら、自分の考えが整理されるってことも多く、最近こんな自分の傾向に気づきました。

たとえば、先日、K先生が今日は何月何日?と、げんちゃんに質問しました。すると、
「え~っと、7月32日」
と答えたそうです。先生の1年生のお嬢さんも同じこと言ってた~、と笑って報告してくれました。

その話を聞いたとたん、私の体が反応します。どう反応するか、というと、”何もできないげんちゃん” に、今のげんちゃんが重なり、フラッシュバックがおこるのです。笑

げげげ~。げんちゃん、まったく数字わかってない、時間わかってない!、日にちわかってない~。あ~~、やつは、結局何にもわかっとら~んやんか!!!
もうだめだ~・・・ぞわぞわぞわ・・・

昔もぜんぜん日にちわかってなかったので、その頃のげんちゃんがかぶってくるのです。

だめだだめだだめだ・・・・・・ダダダダダ・・・・////

もう恐怖です。でも、ちょっとして、おそるおそる同じ質問をすると、げんちゃんは、すまして、7月は31日まで、とか言うのです。
つまり、同じ質問に失敗しても、やっぱり、昔のその時とはまったく違って、進歩しています。すぐに修正がきくことも多くなってます。

またこんなことも、
げんちゃんときたら、K先生のところに、水筒と鍵しか持って行かなかったときがありました。カバン一式忘れてます。たまに、カバンを先生のところに預けて帰ることがあるので、つい忘れたのかもしれません。取りにもどったら家は鍵がかかっていて、今度は鍵を忘れてもどりました。
また、それを聞いて、背筋がぞ~~っとします。

まだ、こういうところをうろうろしてるのかな、この子は・・・・かつてのげんちゃんと重なって、進化してないげんちゃんがフラッシュバックしてきます。

でも、落ち着いたときに、そのことを振ってみると、
「あ~、ぼくは、もっと落ち着いて考えればよかった~。忘れてしまった。」
とか、かつては、絶対発せないような言葉を言ったりしてます。

そうです、一見失敗の内容は同じでも、やっぱり、昔とは全然違う。それでも、その瞬間、私にフラッシュバックがおこります。

まあ、げんちゃんも、「自分は絶対できない、できないことを隠さなきゃ~・・・」
みたいな、瞬間的なパニック行動が出るのですが、(たとえば、かるた取りで、札を見ずに、やみくもに取って、とにかくその場をしのごう、負ける自分をごまかそう、とか)それと同じように、ママも、ある意味、過去のげんちゃんへの信頼のなさから、ちょっとしたパニックをおこすわけです。

そして、たとえば、算数の何か、こむつかしい内容を見ただけで、げんちゃんが理解できるはずない、と、教える前から、想定だけで、もう、いら~っとくる。


お互い重症だな~、と思います。子供を信じてないわけではないし、伸びてる、と思うのですが、体にしみ込んだもの、なかなかやっかいです。お互いに・・・


それが証拠に、お姉ちゃんには、彼女が少し失敗しても、何にも反応しません。大学受験に失敗しようが、時々あほな失敗しようが、
「あら、何それ?」
くらいのことです。子供の時、親ってえこひいきする、みたいなこと妹が言ってましたが、あれはえこひいきではないかもです。信頼感のあるなし・・だったかもな、と思います。げんちゃんの目には、えこひいき、と.映るかもしれませんね。まあ、えこひいき、で言うと、むしろひいきされ、手をかけてもらってるのは、げんちゃんなんだけど。

信頼感という切り口だったのかも、親のえこひいき。げんちゃんの親になって、初めて悟ること多し、です。


by glow-gen | 2017-08-04 01:43 | 障害児の親 | Trackback | Comments(13)

くもんデビュー

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夏休みは、毎年、とくに何も予定がない日は、朝、3時間、昼からまた3時間、学習に取り組んでいます。

今年は、極力、私がげんちゃんを教えない方がいい、と思い、経済的にはかなり大変ですが、K先生にお願いするようにしています。でも、私がしないといけない時は、できるだけ、工作したり、本の音読させたり、学校の学習的メニューをさけています。

けっこう、伸びてきた、と思っているのに、学習させると、は~? まだ君は、そんなレベルなの? となって、私のメンタルにも悪いし、つい罵倒してしまったりして、今最も大切な、彼のメンタルの成長にマイナスになるな、と思われるからです。

K先生の報告にしても、たまにやる私のレッスンにしても、過去一番、時間内の効率は良くなっていますが、まあ、普通のお子さんに比べれば、まだまだ低いレベルです。

さて、夏休みから、また新しい試みが加わりました。くもんデビューをしました。
実は、K先生が予定が入って、一日何もできない日がけっこうあるので、どなたか、穴を埋めてくださる方はないか、家庭教師の業界とか、知り合いとか探してみたのですが、やたらに高かったり、ワンポイントリリーフではだめだったり、素人の学生アルバイトだったりして、どうもしっくりこないので、家から200メートルほどのところにあるくもん教室に電話してみました。

公文は、週に二日しかやってないので、あいた時間にアルバイトしてくれればいいや、と思って交渉してみました。昔より、少しは普通に学習に取り組めるステージになったので、普通に教えられるスキルと熱心さがあったら、誰でも問題ないかな、と思いました。

さて、アポをとってお話に行きました。中年のベテランの先生でした。ちょうど夏季の子供集めにビラとか配っておられたらしく、あいた時間のアルバイトは願ったりだったようです。
今までのげんちゃんの経緯をお話すると、
「こんなお母さん初めてお会いしました。私も、今まで、発達障害のお子さんは何人も教えています。座っておれなくて、時々、教室中ぐるぐる回りながらやるようなお子さんもいました。でも、お母さんが、ほんとによくやっておられるので、この私で満足がいくかどうか?」

謙遜されてました。でも、最終的に、やる気まんまんで引き受けてくださいました。

ついでに、公文の学習内容などもレクチャーされました。公文など考えてみたこともなかったのですが、自立学習システム、ってかんじで、その子にあったレベルの小さなプリントをどんどんやって行くそうです。おためしにやってみたら、げんちゃんのレベルいっぱいに落としたところから始めるので、げんちゃんは、ちょっとはまっていました。
なんたって、いつも、四苦八苦して学年のとこなどをやるので、できる喜びを味わっていたのでしょう。

げんちゃんには、今、自立、ということを最大のテーマに試行錯誤してます。あら、いいかも!

時間をどうするか・・・という問題も、公文は、3次から9時まであいていて、どの時間に行ってもいいらしく、K先生が終わってから、直行することになりました。夏休みは、昼からの部を公文教室ですりかえたり・・・なんせ、6年のことを教えたり、てんこもりやることがあるので、ひたすら、簡単な計算をたくさんやる、とか、簡単な文章題を、反復して解く、とか、普段は時間が取れないのが現実です。ちょうどいいかもしれません。

げんちゃんも、何かがびびっときたらしく、やりたい、と言いました。先生も、ベテランのくもん教師。げんちゃんという素材の扱いをけっこう心得ているようです。また、今までにはなかったアプローチでもあります。とにかく、自分でやる。K先生が休みの時、2度ほど、そのT先生にお願いしました。T先生は、普通に、自分で取り組むことを、げんちゃんに課したらしく、ほとんど夏休み帳がすすんでいなかったりしました。でも、新たなエッセンスになっていることは確かで、げんちゃんは、くもんをきっかけに、手ごたえがちょっとかわりました。

くもんの宿題も、簡単な問題の反復練習のような感じなので、もう私はノータッチで自分で時間を決めてやらせるようにしました。まあ、この時間を使ってやれば、とその時その時、声掛けはしないとだめですが。まるで、ピアノレッスンと同じように、レベルを落として、すべて自分でやる。ということにトライすることになったのです。期せずしてた。

少し進化したと言っても、まわりが下駄をはかせて持ち上げているだけで、彼一人で、生活全般段取りして、先を読んで、行動決定しているわけではないので、くもんに入れただけでも、進化と考えるべきなのでしょう。
自立のきっかけになってほしいです。

ここから先は、私はやれることをすべてやりつくし、なにもできない無力感で一杯です。何かがきっかけで、時限装置に火がつくのを、ただ祈るばかり。

化学変化をおこしてほしいです。



by glow-gen | 2017-08-02 02:21 | Trackback | Comments(5)



小学校6年生の息子。5歳の時に、発達障害とわかり、ママの格闘の記録。
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小学校6年になる息子げんちゃん。5歳の秋に、発達障害が発覚。最初はショックだったけれど、脳はまだまだ未知数。ママがなんとか素敵な子供に育ててみせるぞ~。最初はIQ60、・・コミュニケーションも微妙。身体もふらふら、はさみもにぎれず・・・もちろん絵もまったく描けず、5歳なのに、ほとんど2歳児みたいでした。いや、それ以下の機能もたくさんありました。
 「子供の脳に良いこと」を書かれた鈴木昭平先生が主催する、エジソンアインシュタインメソッドに出会って、ママが改善をさせることを学びました。そこを皮切りに、日々研究を積み重ね色々取り組み、相当改善してきました。、たまたま支援クラスができなくて、普通クラスの1年生に入学しました。2年の2学期から、支援クラスができて入ってます。算数の学習障害は、ひどく、相当苦労してますが、毎月毎月、必ず進化しています。日々はらはらどきどき。 天才ぼうやに育てるべく、奮闘中。パパと浪人生の娘と、医療関係に働くワーキングママ。
 近くに住む、お姑さんに手伝ってもらいつつ、がんばっています。
1年生の2学期から週に1.5日学校を休ませて、ママがおうちでホームスクールをやってます。4年からは週二日になりました。さらに、5年の9月からは、2.5日に増え、3学期からまた、週2日にもどし、今にいたってます。
近くに住む、主婦のK先生のおうちで、ママが仕事でできない日は、ホーム学習のお手伝いをしてもらっています。
 昨年5年生からは、算数以外、試験的に普通クラスにシフトという快挙です。発達の改善に取り組みはじめて6年の歳月は、子どもをどんどん改善していきました。
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