げんちゃんの発達障害プロジェクト

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算数に言語を

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げんちゃんと算数の問題をやっていて、げんちゃんの究極の問題点がわかってきました。

 何度も繰り返してできていた、台形の面積の問題になったとき、げんちゃんは、もうあぜんとするようなでたらめをやってのけました。
(上底 + 下底)× 高さ ÷ 2
という公式を覚えて、ただそこにあてはめて答えを出していただけのげんちゃんは、少しやらない間に、まったくできなくなっていたのです。もちろん、何度も、意味を教えています。。

 こういう日常的におこる、あぜんとするできごとは、げんちゃんが、一見算数ができるように見えても、まったく理解していないのだ、とわかります。

 底辺と高さが同じ四角形の面積は同じ・・・だから、この平行四辺形と長方形は、面積は同じ・・・なんてことを、一から絵を描いて説明します。

「あ~そうか~・・」

とほんとにわかったようなレスポンスをするげんちゃんですが、私は、何もわかっていないことを知っています。彼は嘘をついて、適当なことを言ってるのではなく、いつも、暗記で入れることを習慣化しているから、それがわかったということなのだ、と矛盾がないのだと思います。もちろん、その場しのぎの言葉のこともあるでしょうけど。

げんちゃんは、自分の言葉でその事象を説明できません。

「平行四辺形はね、この二組の辺が平行な四角形だよ。」

と図を指して説明して、それをヒントに、じゃあ、隣の台形はどんな形? と聞きますが、え~っと、え~っと・・・と何度も繰り返すだけです。

忍耐強く、ヒントを出して行って、無理やり口を開かせたら、

「・・・ひとつが~違う台形・・」

とか、意味不明なことを連発します。しかも、図を見ながら言うのではなく、視線を宙にうろうろさせながら、絞り出すように言います。
「台形は、一つが違う台形? どういう意味? 」

図を見て、台形の特徴はなんとなくわかっているのに、それを言葉に落とせません。悲壮なやり取りをしながら、何とか台形の特徴を言葉にさせたものの、台形の面積の出し方に入ると、この子は、言葉がここまでだめな子だったっけ・・・というありさまです。
それはもうすさまじかったです。

何度も考えながら言えるようになったかな、と思っても、数分後またまったく言えません。そして、
「ぼく、おぼえられないよ~。無理! まったくわからない!」
と泣き出しました。

そう、げんちゃんは、台形の面積の出し方を説明した図を見ながら、言葉を紡ぎだすのではなく、そのこととはまったく違う次元で、空に暗記をしたことを思い出そうとするのです。書いてやったヒントの図を見ずに。
たとえば、

「同じ形の台形を二つ用意して、その片方をひっくり返してもう一つの台形とくっつけて、平行四辺形を作る。その面積を計算して、二つに割って台形の面積を求める。」

こういう説明に使う
、「同じ形の二つ」 「その片方」 「もう一つの」 「その面積を計算して、」「二つに割って」

なんていう言語が、そう、算数を考える上では必要な言語が、まったく彼の中には取り出せる位置にないのです。

一見国語が算数よりは得意なげんちゃんだから、当然、そういう言葉も扱えると思っていたら、まったくだめで、彼の中にある言葉が、実際の算数の世界にまったくリンクされていないのです。

つまり、算数でやっている事象については、すべて、なんとなく覚えてやっているだけで、自らの言語でそれを切り取っていないというか、言葉の貼り付けが行われていないのです。

ちょっとうまく説明しにくいのだけど、”算数”になると、彼は言語を失うのです。
いつも、算数の時間は、ほかの科目にまして、質問もしないし、聞いても言葉で説明できない。それは感じていたのだけど、この場におよんでも、まったくそれができないげんちゃんにあぜんとします。


 少し、以前より賢くなっているげんちゃんだから、もう一度はじめから、算数に言葉を与える作業をする必要があるな、と感じました。自分の言葉で説明できるようになってはじめて理解できたということだと思います。ぼんやりした霧のかかったような、算数の世界に、言語を与えて、もう一度すっきりおさめる。これは、今なら、案外スムーズに進んでいくようにも思います。

 げんちゃんが言えないところを一つ一つ拾って、どこがわからないの? と問い詰めて、決してさらっと流すことをせず、台形の面積の出し方をたどっていきました。すると、
「え~、全部わからない!」
と癇癪おこしていたのが、
「どうして÷2、になるの? 」
という言葉が出てきました。たったこれだけのことでも、げんちゃんにとっては、すごいことです。

げんちゃんは、二つ合わせていたのだから、一つがなくなるのだから、引き算だと感じたようです。同じものだったら、一つをのけるではなく、半分に分ける・・・というニュアンスになる。そのこともわかっていないようでした。

でも、数時間かけて、そこを言語化して、たどっていったあとに、げんちゃんはすっきりした顔になって、

「なんか、わかった・・・」
と言いました。そして、夕食後また、説明させてみたら、稚拙な言い方だったけど、今度は、言葉だけ宙に出そうとするのではなく、考えながらそれから言葉をはりつけて出しているようなかんじがありました。

そう、今からやることはこれなんだ、と思いました。

そして、そのことすなわち、教室での先生の言った意味が、現実の行動と結びついて考えられる、ということにもつながります。

そう考えると、やはりすべては言語なのかもしれません。


こういうこと、学校では無理だよね~。やはり、個別に特別教育をする必要があるな~と、しみじみ思う今日でした。
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最後はこんな言葉のシャワーでしめくくり。もちろん文章はママが手をいれてます。「置き換える」なんて、言葉の使い方もこんな風に最後に教えました。この時のげんちゃんのすっきりした顔

言葉がはりついてない感情だけの世界って不安だらけなのかもしれないね。

by glow-gen | 2017-04-19 11:32 | 算数の学習障害 | Trackback | Comments(5)

学校の宿題がわからない


忍耐強く、毎日見ていますが、来る日も来る日も、宿題が何か、まったくメモして帰ってきません。
支援の先生にお願いしても、自分ができる範囲見ます、的な回答してくださいましたが、さっそく今日もまったくメモって帰らないげんちゃんです。。

先日、支援のママ友としゃべることがあって、愚痴ったら、
「うちも、今週は、日課表を持って帰ってなくて、翌日、全教科持たせました。ほんといやになるわ」
とため息ついていました。

もちろん、昨年学校で、もう一人のママからも、まったく同じ話が出ました。全教科持たせる・・・と。

たぶん、先生がたは、こういう母親のせつない気持ちに気づいてないのだと思います。学校の友達とできるだけ、いっしょにがんばらせたい、とか、学校のカリキュラムをスムーズにこなしてほしい、と、母は願っているのですが、学校の日課表も宿題もわからないのでは、まったくスタートラインに立つこともできません。

ほんのちょっと、システムを作ることで、こんな問題は解決するはずなのに、まったく毎年毎年、同じ問題で苦しむのはなんてばかげているのでしょう。

何らかのシステムを作れば済む話だと思います。

この件は、やはりきちんと伝えるべきですね。気づいておられないのでしょう。少なくとも、支援クラスもしくは、こういう注意欠陥の子供たちに対するサポートの第一として、日課、宿題を含め家庭への連絡事項の徹底と、やがて本人が、できることを目指して、習慣づけしていくこと。普通の人が考えている以上に大切なことなのです。

今日はさすがに業を煮やして、クラスのお友達に電話しました。

日課表は、昼休み食事がすんで書くのだそうです。そのあと、あるタイミングで、その板書は消されるのだそうです。

げんちゃんに聞くと、
「え~、そんなの知らないよ~。」
やれやれ、たぶん聞いても、体にのこっていないのでしょう。

でも、そういうシステムが決まっているのなら、ちょっと黒板消すときに、げんちゃんが書いたか、確認してほしいな~。

電話で、お友達は、けっこうな内容の宿題を教えてくれました。自主学習ノートに書く、というところも、そんなノートのノの字もげんちゃんは意識してませんでした。

げんちゃんが、どれだけ、聴覚処理が未熟なのかわかります。これじゃあ、普通クラスの指示、学習、到底ついていけるはずもありません。

色んな所が伸びていますが、この決定的な情報処理の稚拙さ。・・・致命的です。


それにくらべて、電話口で教えてくれた、Aちゃんは、なんて利口なのでしょう。げんちゃんにやさしく、電話口でわかりやすく説明していました。

「大丈夫?わからないとこない?」
「うん、大丈夫、ありがとう。」

電話応対はましになってますが、電話を切って、宿題を始めたら、すぐに眠たくなって寝てしまいました。しかも、電話で言われてメモしたにもかかわらず、一つ終わったところで、目の前にあった、たまたまおいてあるプリントにとびつきました。
いやいや、メモしたんでしょ。それじゃないよ! メモ見ろよ。

注意欠陥的行動が目につきます。目の前にあるものに、鯉が投げられた餌にぱくっとくいつくように、視界に飛び込んできたものに、ぱっと意識がすべて奪われます。

ずいぶん、いろんなことが改善し、こういうことさえも、たぶん、少しはましになっているんでしょうが、願っているレベルのははるか遠いです。

わが子ながら、なんとかならないものかな~。


こういう母親のつらさは、げんちゃんが連絡帳を書いてこないことで、ますます増幅します。最初から、そういうのをカバーするシステムがあれば、ずいぶん心が軽くなるのにね。
 やっぱり、例年のように、ストレスフルな4月になっちゃってるね。

 そして、げんちゃんは、自分から宿題をすることもなく、私が遅く帰宅してからさせてたら、すぐに眠たくなって・・・普通の子なら、私が帰る前に、とりかかるだろうに、(ま、書いて帰ってないから無理なんだけど。)何も考えてないんだろうな、と思います

「あんたさ~。それでいいの?どうせ支援の子だから、宿題なんてしなくても別に関係ない。って先生思ってるんでしょ。そういうの悔しくないの? やんなくても、別におこられないでしょ。ともだちは怒られるでしょ。あんたは、できなくて当たり前、って思われてんのよ。 あたしだったら、そいういうの悔しいけどね。絶対がんばってやる~って、思うけど。」

かなりいらっときて、ぶちまけました。そういうの悔しと思わないで、ずっと行くんだったら、げんちゃんってやっぱり、そこまでだな、と思います。

by glow-gen | 2017-04-18 00:20 | 聞く力 | Trackback | Comments(10)

発達障害児の4月は、ほんとに難儀です。~6年生新学期

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公園で出会った、野球部の中学生に、野球練習の相手をしてもらいました。手前、かまえてるのがげんちゃん。写真効果で、すごく遠い距離に見えますが、そんなに遠くありません。げんちゃん、しっかり、お礼も言って、お~、体育会系の乗りかも・・・「中学になったら、野球部に入ってね。初心者も大丈夫だよ。」やさしいお兄ちゃんでした。初心者・・・ははは・・・習っているのだけれど

 すっかり仕事が忙しく、更新できずにいましたが、げんちゃんの6年生生活も、無事漕ぎ出しています。
 結局、支援も普通クラスも、先生は変わってしまいましたが、どちらとも、良い先生みたいで。げんちゃんも、今まででは、一番ましなげんちゃんなので、小学校生活で、もっともストレスの小さい4月です。

 3月の直前顔合わせの時も、仕事で参加できず、いまだ先生方とも顔を合わせておりませんが、支援の先生も、連絡帳のコメントから、人柄がうかがい知れ、気持ちおだやかでいるげんママです。
 まあ、振り返れば、それぞれ先生方は個性が違って、時に、やきもきしたり、こっちのつぼとちがったりもありましたが、学年を終わってみたら、皆、それぞれに、子供思いの親切な先生方でした。
 
 激務の小学校教諭のお仕事は、今なり手がいないとこもあると聞きますが、やっぱり、先生って、聖職なんだな~と思います。できのいい子ばかりもった親には理解できない気づきですね。笑

 いつも、やっと先生方とうまく意思疎通できていく頃には、次の学年になるので、今後の支援クラスの人事は、いろいろ申し入れしたい部分がありますね。でもまあ、げんちゃんへの神様の特別な采配を信じ、ふたをあければ、すべてベストと信じましょう。

 昨年の普通クラスの先生は、とても素敵な先生だったので、先生は6年にもちあがってるのに、なんで、わざわざほかの先生なんだろう、と、最初はいやな気分でした。考えてみると、支援の子を預かると、仕事が増えるから、1年で勘弁してあげよう、という人事の配慮なのかもしれませんね。なんかな~と思ってると、「げんちゃんの先生は、とってもいい先生だよ、」と、ママ友がおしえてくれたので、ぱっと切り替わって、ちょっとわくわくしています。

 振り返って、4年の3月に、担任の先生が、
「友達へのちょっかいが減りましたね~。」
 とコメントしてくださって、翌5年の4月、新しい担任の先生が、
「友達へのちょっかい? そういうのはありませんけど・・・」
と言われたのを思い出します。今年もこういうミラクル4月になったらいいな、と願います。

 残念ながら、連絡帳に、”宿題は、プリント2枚” と書いておきながら、平気で、1枚しか持ち帰ってない、とか、提出する宿題をそのまま持ち帰るとか、ぜんぜん変わらんじゃん・・・というありさまです。それでも、いろんなところが伸びているげんちゃんのようです。

 日課表をそろえながら、”大きな本を後ろにそろえて入れて、前に小さなサイズのノートをスペースの無駄なく、きれいに入れる。”なんてことが、やっと、自然にできたりしてます。でも行くときだけ、帰りはでたらめ 泣・・

 そして、算数も、げんちゃんが希望したらしく、普通クラスで受けているようです。3月に、担任の先生が、
「算数は支援で受けなくては、げんちゃんのためにならない」
と、アドバイスしてくれましたが、多少はましになっているのでしょうか。たぶん、普通クラスの先生が、一生懸命横に来てくれたりしてるみたいです。4月今だけスケジュールになるんじゃないでしょうかね~。

 前回のブログで、げんちゃんの書いた文をアップしました。あれは、たまたま出た、ぴくっとした峰だと思いましたが、どうも、あれがごく普通になっています。げんちゃんは、野球教室のお友達のジャンバーを間違えて着て帰り、ずいぶんたってお返ししました。
「家に帰ったら、確認して、」とか友達に言われても、重要なことと思わないようです。でも、私に言われて、お菓子をそえて、お詫びの手紙を書きました。

○○君へ
 ジャンバーをまちがえてしまってごめんね。おわびに、おかしを入れておきます。食べてください。句読点もきちんと入れて、字もきれいでした。
「ぼく、きれいに書いたよ。これでいい?」
と言ってきました。きれいに書く、ということに、多少楽しみを見出したような感じでした。
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 たとえば、この自主学習。なんと同じ字をひたすら1ページ書き続けたげんちゃん。意味不明ですが、この持続力。やはりここへきてのものです。書字がやはりかわってきているのでしょう。
 自主性が出てきたら、しばらく、泳がせてみたいけれど、とんちんかんは続出必至です。がみがみ言うのを、ぐっとがまんしたら、すごいストレスになりそうですね。

 4月しょっぱなにはこんなエピソードもありました。お世話になった支援の先生お二人が転出されて、げんちゃんは、花束までわたしたそうでした。それなのに、帰ってきて、まったく何も言わないのです。あとから、先生に聞いてびっくり。普通なら、そんなこと言いますよね~。
「げんちゃんに、こういうことは大切なことだから、ママに話すべきだよ。」と言って聞かせると、「え~、そうなの?」
ときょとんとしています。なんかこいつ異常だな、と思って職場の男の子のお母さんに話すと、口々に、男の子ってそんなもんだよ、と言われました。 でもね、それじゃあだめでしょ。ねえ。
げんちゃんにはぜひ、女子力をつけたいものだ、と思った次第です.
毎年この時期、げんちゃんみたいな子の親になると、心おだやかにいられないですね~。

 そうそう、うちのお姉は、案の定、花の浪人生になりました。ヤツはヤツで心配です。のんびりしてますから、当然の結果でした。でも、まあ、げんちゃんのために家にいてくれてありがたいです。げんちゃんは、おねえに一目おいているらしく、彼女の言うことはよく聞きます

 おねえは、浪人生活をうまく生かして、1年分いっぱい友達作るといいなと思います。人生何から駒が出るかわかりません。しかし、げんちゃんとは違った意味で、超マイペースなやつです。 でもさすがに、2浪しないでくれよ~。泣

こんな感じで、今年の春は、良くも悪くも、ちょっと違った感じの春です。

by glow-gen | 2017-04-15 02:30 | Trackback | Comments(2)

春の合宿。段取りよく準備してね。

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一人で書いたという、5年最後の総括。日本史とか、どこで覚えたのでしょう。彼のおもしろい一面です。しかし、やればできるじゃん、的なげんちゃんの文でした。彼曰く、
「すごくがんばって書いてみた。」
たぶん、”今最高の峰がぴくっ”の部類です。

サッカーの合宿に行きました。今日は、パラダイス、と言いたいとこだけど、夕方帰宅です。笑


げんちゃんは、7月の校外研修の時、半日をかけて荷造りをさせてみたけれど、ほんとにだめで、ぐったり疲れたことを思い出します。研修のしおりを見ながら、頭の中でシュミレーションして何をどういう風に荷造りしたらいいか、を誘導して、準備させる。これがなかなか無理だったです。

 しかし、あれから、 8ヶ月たった一昨日、げんちゃんは、明らかに進歩してました。
「お風呂に行くときは、部屋着に着替えてから行くの?」
「うん、着替えてから行く。」
「じゃあ、お風呂セットの手提げ袋には、何を用意する?」
「え~っと、バスタオルと、着替え・・」

まあ、こんな感じです。一泊二日で、しかも、10回は行ったであろう合宿の準備です。出来て当たり前と言えばそうなのだけど、今回は、やはり、今までで一番ましだと思われます。
それでも、2時間はかかったような・・・・

水筒を持たせるときに、
「予備でペットボトルに2本お茶入れとくね。
さあ、水筒と、ペットボトルどっちを先に飲んだ方が、荷物が軽くなる?」

この質問は撃沈でした。平気で水筒、と言ってました。
「ペットボトルを先に飲むとどうなるの?」
「??」
「ペットボトルからになりました。どうする?」
「リサイクル?」
あほか! ずれとる!

 ペットボトルを捨てられるから荷物は少なくなる。

教えてやると、なるほど~と、目を輝かせていました。(しら~~汗!)でもね、前回までは、説明してやってもピントきてなかったから、やはり頭よくなってるんでしょう。そう思いましょう。

果たして、帰ってから、ペットボトルをどう処理してるやら。案外できてなかったりするんだろうな~。期待せずのぞみましょ。
でも、感触は、ぐっと前よりましになってます。

すべて、少しずつ少しずつ伸びています。袋の口を固結びするのも、もはや手際よくなってるし、他の子はもっと先に行ってるかもしれませんが、確実に、そのあとを追いかけていると思っていいでしょう。

 先日、6年に向けて、学校で写真のような文を書いてました。気合い入れて、彼の能力をフルに使って書いたようです。力がマックスに出力すれば、こういうことができるんだ・・・と思い、日々の能力の振幅を思った次第です。
出ないときは、全く出ませんからね~。

4月期待したいです。

by glow-gen | 2017-04-01 15:37 | Trackback | Comments(35)

抽象的なことを理解するための言葉

げんちゃんの不思議なところって、たくさんあります。

その一つに、普通の生活の時は、けっこう色々会話していて、かなり普通になってきたと感じる時があるのに、いざ、プリント類をやるときになると、なぜ、こんなことが理解できないの?ということが多いです。
特に、算数の問題をやるときは、自分一人で全部テストプリントを解けることは少なく、わからないと、じ~っとフリーズして、質問さえもできません。

わからないのはいいとしても、なぜ問題について、いまだに質問さえしてこないのか?
とても不思議です。彼の能力をわきまえて、充分適度な難易度の問題を与えているのに、なぜ質問さえできないのだろう???

普通の子なら、質問くらいはできると思います。
「これってどういうこと?」

なんて、文章題の一文をさして言ったりするんじゃないかと思います。

たまに、質問らしいつぶやきが出たら、お~・・・げんちゃんすごい。と思うほど、彼は、沈黙します。これは、彼が、いつも、受け身であるから、と言うわけでもなさそうです。

現実の生活に密着したことは、彼らの言語は、なめらかに出てくるけれど、プリントの上にある自分とは何の関係もない問題、つまり”抽象” に関しては言語を持っていないのではないか、というようなことをある人に言われて、なるほど~と感じているげんママです。

それと関係するかどうかわかりませんが、敬語、謙譲語、丁寧語・・これも、げんちゃんは、なかなか理解できずにいます。

彼は幼児のように、自分の生活に密着した言葉と、彼の好きな本の世界の話は言語を持つけれど、興味のない、”抽象”は、出力させる手だてがないのかもしれません。


そう考えると、結局、この子は、国語が算数よりできる、とか言っても、”言葉” がだめなんだ・・・と思わずにはいられなくなりました。

言葉で考えるための言葉・・・・げんちゃんには、やっぱり、言葉が必要なのかもしれない。

なんかこう、うまく言えないのだけど、ヘレンケラーが、始めて「ウオーター!」 と叫んだ時のように、目の前で繰り広げられている”抽象”に言葉を関連づけることがもっと必要なのかもしれない。単語を関連づけるだけではなく、その物事に、的確な文章を与えてあげることが必要なのかもしれない・・・


たとえば、げんちゃんは、ピアノを5年もやっているのに、楽譜のおたまじゃくしが上にあがるほど、鍵盤は右に行く、ということがわかっていませんでした。ピアノの先生と二人で絶句しました。

だから、もう一度、彼にそれを誇示して、言葉にさせながら理解させました。今までは、ほら、こうなるんだよ、とこっちが言葉を与えていましたが、はてしなく、誘導しながら、げんちゃんに言葉をつむがせていきます。

「楽譜がこうだったら~。ピアノは~、こっちで~。」

とか言ってるのを、
「楽譜の音符が高い方に書いてあるほど、ピアノの鍵盤は、右の方へ進んで行く。」

と、修正しながら、彼に、もう一度出力させるわけです。彼に出力させながら、修正するというのが正しいかもしれません。具体的な経験に、まずは的確な表現を与えてやり、それを体に落とし込む。
言葉、言葉、言葉・・・

特に、算数における言葉は、げんちゃんには乏しいようです。具体的な算数の事象にもっともっと言葉をつけてやる。

げんママ、まだうまく言えないけれど、最近手探りでやっていることの1つです。


 時々、げんちゃんに、しつこい! とか怒られたりするのだけど、まあ、嫌気がささない程度に・・

それから、げんちゃんに、トランプのスピードをさせてます。目の前の数字を見ながらカードを出すことと、カードを補充すること。げんちゃんは、必死です。パニックならず、一生懸命やっているので、ほんとに進化してるのです。
 
 家族で、トランプに取り組みながら、ふと、DSなどのゲームは、なんて、単調なのだろう、と感じます。相手からの声、手の動き、視線の奥行き、すべて、リアルゲームの方が、脳にがんがん刺激が来る感じがあります。

 情報の処理量は、こんな単純なトランプゲームでも、随分多いと感じます。げんちゃんには、できるだけ、ゲームを与えたくないな、と思います

by glow-gen | 2017-03-28 21:04 | Trackback | Comments(10)

げんちゃん5年を終えて 

げんちゃんは、とうとう5年生を終えました。
学年末の個人面談が、なかったので、しかたなく、支援と普通クラスの先生に面談をしていただくようにお願いしました。

(ついでに言うと、来年度からは、家庭訪問も希望者だけになるそうです。ちょっと面食らいました。)


 心配のある子や、支援クラスのお子さんを持つ母親は、こういう風に、先生との関係が希薄になると、さらに不安感がつのるだろうと思います。やれやれ。

こういう子の親って、祈るような気持ちで学校に送り出していることもしばしばで、学校の様子を折に触れ、先生に聞きたい気持ちがいっぱいです。なんせ、我が子は、うまくわかるように話したりすることができません。そのため、学校の様子が、ほんとにさっぱりわかりません。時々先生が、お手紙を書いてくれますが、やはり、生の声で、こちらの知りたいところを詳しく聞きたいと思います。
 
 残念ながら、お姉ちゃんの時にはなかった感覚です。こういう子を持ってはじめてわかる親心でしょうね~。

 とりあえず、げんちゃんの面談はかなってお話を聞きました。

 1年間ほんとによく伸びたげんちゃんも、普通クラスの先生に、端的に表現してもらうと、”まだまだ普通クラスに何のサポートなしに放り込むのは無理”ということでした。

なるほど、そうだろうな、と思います。
たとえば、私と電話でのやりとりで、先日こんなことがありました。

げんママ 「今日の野球の練習は、Aグランドであると思うんだけど、ちょっと自信ないから、電話切ったら、メールを確認してみるね。そして、もし、Bグランドであるんだったら、電話で教えてあげる。Aグランドだったら、電話しないから・・・」

私は、今日の野球の練習場について、さっと説明しました。

私は、最近、げんちゃんが、わかっているかどうか、すべてにおいて疑わしいので、復唱させる練習を始めました。自分の言葉で、一度出力する練習です。げんちゃんは、このやりとりを、復唱できません。私は、もう2度ほど説明を繰り返しました。すると、げんちゃんは、やっと自分の言葉で復唱します。

「お母さんが、電話を切ったら、野球がどこであるか調べて、え~っと、僕に電話する。」

は~、やれやれ。”Aだったらしない。Bだったらする。”という、付帯条件がつく、この内容は、彼の理解力をちょっと超えていたようです。

ならば、学校での先生の指示も、ストレートなもの以外は、落ちだらけなのがうかがい知れます。そして、彼の処理スピードは、まだまだ遅遅としてます。どう考えても、ハンデなしで、普通クラスでやっていけるわけはないのでしょう。

 でも、以前なら、1つの指示を出して、次の指示に移る時に、本人は、周りが見えず、終わるまで、ずっと最初の指示のことをしていたそうですが、今は、他の子が次の指示に移っていくのが気になり、あせってしまって少しパニクってしまうそうです。

 つまり、前より、次のステップに進んでくれたようではあります。

 友達との関係はどうですか。という私の質問に、先生は、友達が、げんちゃんの長所を書いてくれた寄せ書きプリントを見せてくれました。
なかなか、心温まることが書いてあります。中でも、

「げんちゃんは、勉強をいつもがんばっている。」

というのが多かったです。げんちゃんは、支援の子で、みんなちょっとした援助をしてくれるけれど、彼が、彼なりに、ほんとにがんばってることを、認めてくれているとわかりました。勉強に取り組んでいる時間は多くても、なかなか皆においつかないげんちゃんですが、がんばっている姿は、お友達にもけなげに写っているのだな、とわかりました。


他には、英語ができるとか、物知りだとか、おもしろい、だとか・・・”強いて言えば”、かもしれないけれど、うれしいことが書いてありました。

5年が終わって、総括すると、やはり、げんちゃんの進化は、まだまだ普通クラスレベルには、不十分だということでしょうが、まあ、やはり、彼だけを見たら、ほんとにすごい伸びです。

客観的にしっかり判断して、でも、親ばかにもなり、たんたんと次のステップに向かって、目標を立て、カリキュラムを組んでいこうと新たに決心しました。





 
by glow-gen | 2017-03-27 21:14 | Trackback | Comments(9)

発達障害はやっぱり改善していく

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みずから選んで模写した新撰組を描いた漫画。複雑な構図・・・以前は、こういうの模写するのは無理だった・・
今週のげんちゃんは、なんか、ちょっと違います。突然、そういう風になったわけではないけど、
「あ~・・発酵するのに時間かかったけど、ちょっと香ばしい香おりがしてきた・・」

そんな感じです。春の訪れとともに、目を出す植物みたいに、最近、げんちゃんが、少し芽吹いてきたような気がします。
(だって、今までが、すさまじく大変だったので、この変化は、とても大きく感じます。)


1月に、四則計算ができるようになった、と判断して、四則計算の混じった文章題プリントを作成しました。一枚に2問ずつ5問。基本的な問題だけど、その問題を読んで、かけ算を使うのか、はたして引き算、あるいは足し算、割り算を使うのか、自分で判断して式を書くことを、練習させようと思いました。もう、そういう時期だ、と思ったのです。

がしかし、げんちゃんは、さっぱりです。やれやれ。まだそういうげんちゃんなんだ~・・・ため息

また気をとりなおして、ひたすら、割り算、かけ算の具体物トレーニング、(安曇野的消しゴム玩具でデモ。)足し算、引き算の基礎問題、固め打ち・・・てな風に、いきつもどりつ、5年の単元の合間にぼちぼちやっておりました。


 そして、このホームスクールの日に、そろそろ、1月に撃沈した文章題をさせてみよう。なんか、いけるかも・・・とやってみました。
すると、なんと、1月の手応えと全く違います。少しサポートしたとこもあったけど、えっちらなんとか食いつくことができました。やった~^^・・・

「あ、これは、足し算だね・・・」
「あ、これは、え~っとかけ算、いや、違う違う、割り算だ~・・・!」

なんか、げんちゃん、ちょっと、できの悪い普通の子みたい。笑

どうも、げんちゃんの頭は、確実に良くなっていますよ・・・。

私は、なんかうれしくなって、次の日、絵を描かせてみました。げんちゃんは、お気に入りの歴史漫画から、挿絵を選び、意欲的に描いてくれます。
よく見ると、その選んだ絵は、人が何人も重なって描いてあるめんどくさそうな絵柄です。おや、これを、面倒くさい絵、と感じてないのか。

ならば、こればどうよ~。とばかりに、お姉ちゃんと3人で、トランプを出してきて七並べをしてみました。
ちょっとどきどきです。だって、随分前にトランプをした時、彼は、札さばきができず、手元から、札をばらばら落としまくってました。ルールもあまりよくわからなかったし・・

 でも、げんちゃん、ほんとに普通に札を持って、扇型にきれいに広げ、ごく普通にゲームをしました。さらに加えて言えば、過去彼は、カルタさえ、少し取れないと、すぐパニックをおこして、泣き叫び、ゲームなんぞ成立しない状態の時代もあったよね。

 う~ん、嘘のようだ。げんちゃんは、成長したようです。

課題はたくさんあります。普通クラスで、テストを受け始めたけど、まだスピードがついていかず、いつも、時間を多めにもらっていたり、忘れ物が多かったり、先が読めてなかったり・・・あげればきりがない。

 でも、なんか頭自体が変わっています。”つなぐ” という、1つ1つがんばってあげてきた、それぞれの能力を関係づけて、脳が次なるものを生み出す操作。のどから手が出るほど、ほしかった力が、ぐっとついてきてるような感触です。

頭の中の化学変化が連鎖的におこっているような感じがする、と言ったら、それは、親ばかだ、と言われるでしょうか。でも、今までが、ほんとに、ぶつっ、ぶつっ、と一連の能力がぶつ切りのげんちゃんだったから、平均レベルにとどいてなくても、その手触りの変化がわかります。

今週まさに、感じ始めた変化・・・先週の延長上にあるのだけど、より、クリアーになったのです。

絵がまったく描けなかった子。数がまったくわからなかった子、やってもやっても、算数がわからない子。字が書けない子。すぐパニックになる子。話がかまない子、普通クラスで勉強するなんて、何の意味もないほど、ついていけなかった子。支援クラスの多くの子は、げんちゃんより、よっぽどまし・・・そういう低い能力の子。かつては、そんなげんちゃんでしたが、なんかかわってきているようです。

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やっぱり、脳は可能性に富んでいる臓器なんですね。

働きかければ働きかけるほど、伸びていきます。発達障害と診断をうけてしまうと、かなり、落ち込みますが、とにかく、研究して観察して、とにかく継続すれば、やはり、かわっていくようです。


どこまで行っても、根本はかわらない、と嘆いていたけど、脳がかわってくれば、根本的な変化だって無理なことではない、と思ってます。

6年生は、考えると冷や冷やしますが、期待も大きく持ちましょう。



by glow-gen | 2017-03-17 20:30 | 発達障害改善の段階 | Trackback | Comments(18)

発達障害、関連付けて考えることが苦手

3月になりました。月末スランプ、そして、月初めの峰。長くやってると、こういうパターンを飲み込んできたげんママです。
さて、3月も1週間たって、やはり、微妙に峰が出てきたようです。ここんとこ、K先生によると、、過去一番の、集中した濃厚なホームスクールの瞬間が出てきたようです。(アウトソーシングが最近増えています。)

9時から12時まで学習、昼から、ボルダリング、それから、また3時から6時まで学習、こういうみっちりのホームスクールでは、うまくいくと、けっこうな内容がこなせてきたようです。
夜になると、ピアノを一人で少しひいています。(一人でやれるように、レベルを相当落としてあります。)

合間に、ゲームをしたり、漫画読んだり・・・

もう幾度となく繰り返してきたホームスクールの内容は、3月になって、また少し緻密になってきています。

もちろん、だめなときもありますが、良かった時の峰は、ぴくっと上がっていると感じます。


さて、最近の気づきとしては、げんちゃんは、次なるステージに入ってきて、それゆえの、ジレンマが出てきています。

いろんなことの理解力が上がり、比較的安心感を持って彼に指示したりしている自分を感じます。どこからをグレーゾーンと言うのかはわかりませんが、つい、自分が、げんちゃんを普通だと勘違いして対応して、失敗することも多くなりました。
もしかしたら、そういう勘違い、イコール、グレーゾーンに近くなったのかもしれません。

社会人の発達障害の大人のお困りごとに通じる、最近のげんちゃんの違和感を考えると、これでは、一見まぎれて、社会に出たとしても、ずいぶん、まわりとずれてしまうなと感じます。


たとえば、げんちゃんに、合宿の申し込みを出してね、とサッカーの前日に言った日がありました。

さらっと、普通にお願いしました。もうこういう単純な指示ならけっこうできるようになっています。(と、私は思い込んでいます。)
「ハイ。」
例によって、良い返事をしたげんちゃんでした。私は、もしげんちゃんが出し忘れても、先生が、毎回しつこいくらいに催促するので、そこで、思い出すだろうと、高をくくっていました。
しばらくして、合宿の申し込締め切りが近づいて、私は、はたと思い出し、
「あ、げんちゃん、合宿の申し込み出したよね・・・」

と聞くと、
げんちゃんは、しどろもどろ・・・出しなさいと言われたことさえぬけているようでした。
「げんちゃん、自分が合宿に参加することは、わかっていたよね。」
「うん」
「じゃあ、先生が、出しなさい、と言った時、合宿の紙のこととか、自分は、どうするべきか、とか、少し考えなかった?。なぜ、何もそのことについて感じなかったの?」
「あ^^~・・ちょっと忘れてた。」
紙を出し忘れたことよりも、合宿の紙を出していない自分について、何かしらの、モーションをおこさないことに、私はいらだっていました。紙のことがすべてすっとんでいたとしても、家に帰ってきて、
「お母さん、合宿申し込み出すように言われたけど?」
みたいなレスポンスになっていいものではありませんか。

私は、げんちゃんに、紙を出し忘れたことがだめなのではなくて、(そういう単純なミスは誰でもあります) 先生が、何度も催促しているのに、そこから、自分が何をすべきか、関連付けて考えてないことが問題だ、とかみくだいて教えました。しかし、何度説明しても、彼は、ただ、自分が、紙を出し忘れたことが悪い、としか、わからないようでした。


もう一つ書くと、げんちゃんは、宿題の内容をちゃんと書き写して帰っくるようになりました。ところが、宿題でやるはずのドリルを平気で学校においてきたり、省略して書いてある内容が、何なのかわからないことがよくあるのです。
つまり、書いているときに、その内容のことを頭で展開してるわけではなく、ただ、ひたすら写しているだけなのです。
”あれ、この”計算ス10”ってなんのことをさしているのだろう。・わからなくては、家ではできないな。隣の子に聞こう”
とか、漢字プリと書いてあるけど、そんなのもらってないけどな・・・どれのこと?”

そういう関連付けがされてないのです。だから、家で、宿題となったとき、本人もまったくわかってなくてできない、とか、持ち帰ってないとか、そういうことがしょっちゅうです。

一見、素直に返事をするし、板書も写してくる。まわりは、わかったものと思って対応する。でも、あけてみると、まったく期待外れ・・・


これが、社会人であれば、職場から相当バッシングをくらうでしょうね。

当然考えるでしょ。ということが、考えられてない・・・リンク付けされてない・・・そういう感じです。

以前なら、まず、指示じたいを出すのがかなり不安だったし、学校で指定されたところを写してくることさえできなかったので、まずはそこからでした。

でも、今は、当然行動にともなう、推察されるべきことがまったくされてない。そういう課題になっています。

そして、この部分は、なんというか、手ごわいです。この当然できるべきことが、つながるためには、まだまだ相当な進化が必要です。

一つ一つをつなげてやる作業・・・そういう感じでしょうか。

そう、ばらばらとした能力を、つなげてやる作業・・・これは、相当な気力と根気がいるような気がしてます。



by glow-gen | 2017-03-09 02:12 | Trackback | Comments(24)

算数の学習障害 ああ割り算!

 算数の学習障害は、げんちゃんの最も押し上げられないトラブルです。もちろん注意欠陥だって、なかなか手強いですが、算数の障害は、未だにやっていて心が折れます。

 なぜって、もっとも時間の多くをさいてやっているにもかかわらず、ほんとに、遅遅としてるので、エネルギーが吸い込まれるブラックホールのようです。

たぶん、発達ママたちそれぞれ、我が子のそういうジャンルをかかえていらっしゃることと思いますが、ジャンルはみな異なれど、この心が折れる感触は、誰しも同じなんじゃないかな。

 おかげで、小学校の算数なら、どんなお子さんにだって、私は教えて理解させる自信がありますよ~。
普通の子の、苦手なんて、そんなの、なんてことないですよね~。私の中では苦手のうちに入りませんもの。(笑)

 げんちゃんは、それでも、5年の通分も、そう大きくない数だったら、そこそこやったりするし、四則計算を人並みに、遅くて、よく間違えるけど、えっちらやったりもする。まあ、去年までを考えたら、相当な進歩なんですよ。10までの数さえわからない、闇の時代からすると、彼の算数は霧の中くらいにはなっている・・・・

 でも、逆に、そこまで持っていった、というのは、私やK先生のストレスが、すさまじく壮絶なものだったと、裏を返せば言えるわけであります。(げんちゃんだって、しかりだと思います。)
もし、やってなければ、間違いなく、彼は、20までの数くらいしか、未だにわかってないと断言できます・・・

 今、苦しんでいることにスポットを当ててみたいと思います。

ずばり、彼は、割り算がわかりません。11月にクラスでいただいたプリントを今なら、理解させられるかな、と思い、昨日取り組んでいました。

 ガソリン30リッターで186キロ走る車があります。ガソリン1リッターだと何キロ走る?

こういう問題をやってました。
彼は、残念ながら、割り算特訓のかいもなく、どうしてもわからないようです。

そもそも、割り算は、ほんとに手こずっているのです、4年の時から、消しゴムやトレーを使って、何十回もデモしました。・・・そのかいあって、単純な文章題が正解するようにもなってました。
 でも、やっぱり、だめなんでしょうね。

30リッターのガソリンと距離の関係は、
 30÷186
となってたり、30÷30とやってみたり、果ては、30×186・・・・彼の思考が理解できないよ~~

私も、半ばパニックで、必死であれこれ教え続けました。格闘すること、気付くと3時間! やれやれ。

何て、空しい半日・・・・

何で、こんなことわからないんだろう・・・って、思います。ちょっと前であれば、そもそも、何にもわかっちゃいね~。今こんなのやるのは、時期尚早と思うのですが、もうそのステージはなんとか、抜けて、説明したら入るような気分になっているのに、ぜ~んぜん理解できない。


格闘の末、二人とも、くたくたになって、お開きになりました。

夜眠りにつきながら、もしかしたら、彼はこういう風に考えたのかな~・・・と、しつこく、思考します。(我ながらしつこい)

ちょっとしたためてみます。

1,30リットルが1リットルになってる、
  つまり、30を30で割るんだ~・・・・リットルが、ばらばらになって1になってるんだから、リットルを小さく分けるんだ・・・ でも、30を30で割るのは、なんか変だな。じゃあ、30リットルを距離で割ろう・・・・
 なるほど、感覚的な物としては、そうなのかもしれません。


2,割り算の問題なのに、時にかけ算をします。

  どうしてか・・・イコールの向こうに来るのが、ごっちゃになっている。もしくは、彼の頭の中では、かけ算も一あたり量、と何個分、を使うわけで、割り算も、そのアイテムの上で、本人的には、イメージしやすいかけ算にしてしまう。確かに、一あたりりょうをエックスみたいなもににすれば、かけ算になるよね。

文章の書き順を、どんどん並べて、なんとなく、÷、×、をフィーリングで入れている。

 

 総数を出すのがかけ算、総数をばらばらにしていくのが割り算・・・まだ、入らないのでしょうかね。
(確か、前のブログで、具体物をやった記事を載せました。そう、たくさんやってるんですよ~)

 =の向こうに答えが来る。そこが感覚として入ってないんだ、という説明は、安曇野の矢ヶ崎先生に教えていただきました。
答えというのは、イコールの向こうに書くもんだ。そういうところが感覚として定着してなかったりする、と教えていただいたときは、妙に納得しましたっけ。

だから、たくさんやったじゃない!

しょうがないから、1リットルでエックスキロ走るとして、と、図説してやると、

 エックス×30リットルは、186キロ、とわかったようです。
よくわかんないけど、かけ算の反対は割り算だから、
 186÷30=エックス・・・答え

 こうやって、感覚的にはわからないけど、かけ算に持ち込んで、逆だから、割り算、と、最後には答えていました。・・・
こういう入れ方って、どうよ~、と思いつつ、本日終了です。

 
 どうやって、割り算の感覚を入れましょうか。
 消しゴムとお皿で、基本を何度もやりましたが、ちょっとパターンが変わると、ぜんぜんわかってないようでがっかりします。

 ここまでわかるようになった、と言うべきかもしれませんが、こっちの、かけたエネルギー量を考えたら、私は、いい加減にしてよ! という気持ちしかおこりません。

 それほど、私もげんちゃんも、ぞっとするような算数地獄をあがいてきています。


 時々、私はほんとに、あきらめないな~と、自分でも感心してしまいます。

そして、算数パニックから回復すると、しみじみ、げんちゃんの打たれ強さとタフさに、相当助けられてる面もあるんかな~と、思います。

友人に、算数はやめて、他の峰を伸ばすこと考えたら、と言われるときがあります。
たぶん、そういう選択肢もありでしょう。

でも、やっぱり無理!
これだけ、研究して、エネルギーをかけて、二人とも登りかけた山。絶対、得意にしたいです。ほんと!
じゃなきゃ、げんちゃんも私も可愛そうじゃん!

ガルル~・・・遠吠、
リセットしてトライします。



by glow-gen | 2017-02-27 21:00 | 算数の学習障害 | Trackback | Comments(19)

最近のピアノレッスン。マイナススタート

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ボルダリングも、ホームスクールの体育としてやってます。週一ですが、げんちゃんはどんくさいです。どんくさい私と良い勝負・・・継続は力、
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スケートボードをやりたいと、おばあちゃんに買ってもらいました。夢中で2時間くらいやってましたが、いつのまにか乗ってました。

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日曜学校の紙芝居の絵は、げんちゃんに一部描かせることにしました。ほんと、うまくなってると思います。.マイナススタートが、すごい努力を重ねて、ゼロになったとたん、すごく、プラスに振りはじめたのかもしれません。ただ、塗るのは、まだ手首の動かし方や指先が、うまく動いていないようです。

げんちゃんのピアノのことを書いてみます。げんちゃんは、学級崩壊みたいで、習っている意味がなかったような1年間を経て、10分間くらいレッスンができるようになった年長さんのおわりから、カウントすると、5年くらいやっています。

半年で一曲というペースです。夏の発表会では初歩より中級に近い曲をひきました。
げんちゃんがそんな曲弾けるなんて、昔から考えればすごいことでした。

でも、げんちゃんのピアノは、まるでイルカに芸をしこむようなありさまで、相当なママの忍耐の上に成り立ってました。5年もやっているのに、楽譜を読んで弾くのではなく、ママが、とにかく、横で口伝えや細かいリードで一発主義的に教え込んでいるようなもので、間違えると、譜を読んでやりかえるのではなく、なんとなく、覚えてしまったのを、最初からまたひかないと出てこないようなありさまです。

 もちろん楽譜が全く読めないとかではないけれど、あれだけしたのに、なんで? 楽譜と手がリンクしません。うまく言えないけど、右脳的な覚え方でひいているのがわかります。

 譜面を読むのも大事だけど、まずは、指が動くこと、と先生が言われて、なるほど、と思い、今までは、譜面にこだわらずやってきたのです。

 でも、最近あまりに、楽譜を読まずに、フィーリングだけで弾くので、さすがに、先がないな~と思い、先生に譜面主義を取り入れてもらいました。そろそろ、そういう左脳的なアプローチができる頃じゃないか、と思いました。

 今までよりぐっとレベルを落として、黄色バイエルくらいから、自分で譜面を読んで練習します。
それと同時に、私のサポートがなくても、一人で練習できるように、というので、そういう簡単な曲と、すでにマスターした4曲の曲をひたすら、忘れないように、と指の練習のために弾きます。

そのため、げんちゃんのピアノレッスンは、レベルが、一見すごく後退したように見えます。
でも、昔と違って、私がいなくても、一人で練習してくれるようになりました。つまり、げんちゃんのピアノは、習い始めて1年くらいのレベルから、新たにスタートしなおすような状態になってます。

ピアノを例にとって言うと、マイナススタートだったところを、やっとゼロにもってきて、また今からプラスに向かってスタートを切ったような感じです。

宿題、遅れている所の強化勉強など、ほんとに、時間がいくらあっても足りないようなげんちゃんのスケジュールに、なんとかピアノをもぐりこませて、やめずに続けてきました。ほかの子が5年ピアノを習えば、もっと行くよね、と思いますが、やはり、この子達は、すべてが、マイナススタート。プラマイゼロに持って行くまでのエネルギーがいるので、仕方のないことなのかもしれませんね。

 ゼロ点まで行ったら、もう一度、一から入れなおす・・・発達障害トレーニングの極意かもしれません。そんな気がします。


 いつか、げんちゃんが、教会の伴奏者になるのを目標にしてます。壮大な計画です。ついでに、弾き語りとかできるようになってくれたら、私の苦労は報われますね~。音楽は人生を豊かにします。こつこつピアノ頑張ってほしいと思っているママです。

オンチも、とにかく歌って少しずつ改善しているような気がします。

最近ぐんと背がのびて、男っぽくなっていってるげんちゃんです。ほかの子のように、全体を俯瞰して見て、そこからの考えや意見を述べることが、まだできません。いつになったら、そういう、大人っぽいげんちゃんになるのかまだまだ遠いゴールを見つめてるげんママです。


 

by glow-gen | 2017-02-23 01:58 | Trackback | Comments(2)



小学校6年生の息子。5歳の時に、発達障害とわかり、ママの格闘の記録。
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小学校6年になる息子げんちゃん。5歳の秋に、発達障害が発覚。最初はショックだったけれど、脳はまだまだ未知数。ママがなんとか素敵な子供に育ててみせるぞ~。最初はIQ60、70・・コミュニケーションも微妙。身体もふらふら、はさみもにぎれず・・・もちろん絵もまったく描けず、5歳なのに、ほとんど2歳児みたいでした。いや、それ以下の機能もたくさんありました。
 「子供の脳に良いこと」を書かれた鈴木昭平先生が主催する、エジソンアインシュタインメソッドに出会って、ママが改善をさせることを学びました。そこを皮切りに、日々研究を積み重ね色々取り組み、相当改善してきました。、たまたま支援クラスができなくて、普通クラスの1年生に入学しました。2年の2学期から、支援クラスができて入ってます。算数の学習障害は、ひどく、相当苦労してますが、毎月毎月、必ず進化しています。日々はらはらどきどき。 天才ぼうやに育てるべく、奮闘中。パパと浪人生の娘と、医療関係に働くワーキングママ。
 近くに住む、お姑さんに手伝ってもらいつつ、がんばっています。
1年生の2学期から週に1.5日学校を休ませて、ママがおうちでホームスクールをやってます。4年からは週二日になりました。さらに、5年の9月からは、2.5日に増え、3学期からまた、週2日にもどし、今にいたってます。
近くに住む、主婦のK先生のおうちで、ママが仕事でできない日は、ホーム学習のお手伝いをしてもらっています。
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