げんちゃんの発達障害プロジェクト

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能力を発揮させる「心」

新学期も始まり、やっと・・・何で私は、げんちゃんに、こんなにうんざりしていたのか。よ~くわかりました。

私は、げんちゃんにとても良い兆しを感じていました。・・・、けっこうグレーゾーンから、普通に見える領域に入ってきた、と、思っていたのです。

 でも、それは、やっぱり認識違いでした。簡単なテストが解けた、とか、スケボーを乗りこなすとか、上手に折り紙を折るようになった・・・とか、数限りない、1つ1つのパーツはできてきましたが、発達障害の発達障害たるゆえんである、私がもっとも改善したい部分、それが、まったく手つかずでかわらないのです。

 絵も描けず、ぼんやりくねくねしていたげんちゃんから、今や、まあまあの平均点を満たす項目がたくさん出てきているかもしれないけれど、その一つ一つの能力は、いわば、単独でばらばらのパーツにすぎません。

 私が求めているのは、そのモチーフが、美しくハーモニーをなして、つながっていることでした。モチーフのすべては、関連性に乏しく、小さな子でも、集めたモチーフを、もう少し上手につなげていくことができるんじゃないかとさえ思います。

 くもんに入って1ヶ月以上経ちました。げんちゃんをおもしろいと言ってくれる、素敵な先生のおかげもあって、楽しみに通ってます。でも、し~んとした教室で、
「おれって、て~んさい!」
とか、時々ぶつぶつ言いながら問題を解いたりするげんちゃんは、すっかり、みんなから変な目で見られているようです。それは、浮いているのか、おもしろがられているのか、教室の雰囲気を引っ張っているのか・・・ニュアンスはよくわかりません。(周りのリアクションをちゃんと把握したりはしている。と言ってましたが、どうなのでしょう。)さらに、くもんには、解く順番とか、先生に出すタイミングとか、宿題を用意するノウハウ、とか、段取りが決まっているようです。でも、げんちゃんは、いまだに、うまくいかないようです。
 簡単に言うと、げんちゃんだけ、ちょっとサポートがいる、ってことでしょうね。一人で問題のやり直しも難しいようです。

 とりあえず、普通の塾にデビューしたものの、やっぱりね、という感じのようです。

 また、新学期が始まって、あいかわらず、1学期同様、宿題の内容を写して帰ってない、とか、帰りに寄るはずの、支援クラスに寄らずに帰ってくる、とか、まったく進歩が見られないような抜けがたくさんあります。

先日、くもんの先生と楽しそうに話をしているげんちゃんを目撃して、ため息が出ました。 
 普通に会話ができる、と思っていたけれど、彼は、自分が話したいことを饒舌に話すときは、完全に自分の世界に入ってしまってます。先生がただ、相づちを打ってるだけ。そして、たまに、こっちの世界に降りてきて、はっとしてます。
 対等な会話とはいいがたい・・・

 そして、しっかりこっちの世界にいる時は、だいたい
「はい、」「あ、そうなの?」「わかった」
そういうレスポンスしかできないような気がします。なんか、うまく表現できませんが、なんか、違うんだよね~。
普通のようで、なんか違う・・・こっちの世界にいて、話を広げることは、できてないんじゃないかな~。

 うまく言えないけれど、すべてにおいて、何かができたとしても、そこから広がりがないのです。

これって、どう説明したらいいのでしょう。

つまり、一つ一つのことを関連づけて考えることができない、ということだと思います。ぶつぶつっと、ばらばら・・・

そして、この関連づけができなければ、彼には、常に周りとは違う違和感がつきまといます。
 最近私は、これを改善したいと思い、少し改善できてきた、と感じていた。

でも、そうではない現実がつきつけられて、私はここんとこ、すごくうんざりしていたのだということがよくわかりました。

 それとともに、では今から何をしたらいいのか・・・ということも、だんだんわかってきました。

 ヒントは、セラピストの先生の言葉です。こんなことをげんちゃんに言ってました。

 
 げんちゃんは、よく、あせって、フリーズしてたり、考えのない行動をしてたり、ということが多々あります。

セラピストの先生が、そんなげんちゃんを見て、

「げんちゃん、頭で取り出そうとしてはいけないよ。心で取り出すんだよ。落ち着いてね。
今、きみが見ているその引き出しには何もないよ。大丈夫。たくさんいいものが入っている引き出しがあるから、心で選ぶんだよ。」


と声かけしてました。なるほどな~と思いました。
頭ではない、心・・・(なんか、わかったようなわからないような・・・でもすごい!)


彼の心を動かして、今まで苦しい思いをしていっぱいにした、1つ1つの引き出しの中身を、タイミング良くつなぎ合わせて取り出すことができるようにしていくような訓練とは何か。
セラピストの彼は、「心」、と、強調します。彼は、けっこうすご助言者のようです。(彼からの助言をしっかり消化できたら、書いていきたいです。)

さて、今日は、久しぶりに、体操の先生が見てくれました。夏休みをはさんでのげんちゃんに向かってみて、彼女の言葉は、好意的でした。
 
「げんちゃん、すごい! 意識がかわってる!」

そうかな~~・・・あまりそうは思えないのですが、私のねらった方に行っているのなら、いいな~・・
 

by glow-gen | 2017-09-02 17:40 | イルカによる介在療法 | Trackback | Comments(26)

注意欠陥、忘れ物って、改善してくる気がする・・・

 最近NHKでも、発達障害の特集はよくやっています。21日も、9時からあるみたいなので、私はスケジュール表に書き入れました。

きっと、発達障害って、昔からあったと思われるけど、ぜんぜん認知もされず、サポートの対象でもなかった時代もあるので、げんちゃんは、恵まれているんだろうな~・・・と思います。

 げんちゃんが、一見して、異常がすぐにはわからなくなってから、取り組んでいく内容も少しずつかわってきています。最近のげんちゃんを見ていると、
過去のことで、あれって、そういうことだったんだ、と納得することがよくあります。

昔接触のあった大人の方の幾人か、今考えると、その人はグレーゾーンだったんだろうな、と、今頃みょうに腑に落ちたりします。

たとえば、何度教えても、どうしても仕事が飲み込めない人、というのも思い出されます。初めの頃は、普通通り、まわりはさささっと、仕事の段取りを教えていました。納得したようなリアクションだったから、わかったのかな、と思っていると、失敗を繰り返します。何度も何度も・・・。色んな人が、そのたびに指導するのですが、ぜんぜんできるようになりません。

とうとう、周りは腹を立てて、声を荒げてしまいます。そうすると、ほんとに、平謝りしてくれるけれど、やっぱり同じ。叱ってみても、結果が同じなので、優しい子が、1つ1つ、段階ごとに、わかっていることを確認しながら、ゆっくり教えてみたら、その人は、なんか、根本的にまったくわかってないどころか、あぜんとするような方向性で理解していていました。

その他にも、パターン通りのことはなんとかできるけど少しも応用していけない。とか・・・・わからないのに、神妙な返事をしてしまう。わからないのなら、質問をしたり、メモをとったりしたらいいのでは、と思うけど、どうも、そのあたりもうまくできない。メモした紙をなくしてしまう・・・だとか。周りは、少しずつ、なんか、普通ではないんじゃないか・・・と、だんだん疑いはじめる。

性格が悪いわけでもなく、むしろピュアで、離れたところで見てると、すごく素直でやさしい人だったりします。だから、少し離れた部署の人からは、印象は悪くなく、まるで同じ部署の人がいじめているようにさえ見えたりすることさえあります。けれど、教育係に当たった人は、砂を咬むようなむなしさといらいらの連続です。

 なるほどな~と思います。

げんちゃんも、また、そういう状態にあります。一見わかったように見えて、まったく把握できていない、ということがよくあります。離れた他人は、素直でいい子、なんて言ってくれることもある。確かにまだ幼ないし。

学校から帰ると、K先生の所に、5つの物をそろえて持って行かなくてはなりません。連絡帳、宿題、一日日記、漢字帳、自主学習ノート。連絡帳と宿題はワンセットです。プリントだったり、ドリルだったりしますが、連絡帳を見て判断します。それ以外に漢字、日記、自主学習帳、の3つです。

毎回、何らかの物が抜けます。ある時は、宿題、ある時は、連絡帳・・・


大きな付箋に書かせて、行きがけに、おばあちゃんが付箋を見るように注意喚起した日もありましたが、やはりその日も何か忘れました。その日は、忘れたというより、意味不明の解釈をして、漢字帳をおいていきました。

え?なんで、そんな判断をするわけ? って唖然とする時もあります。

「ねえ、げんちゃん、K先生のとこに何持っていくの?」

と、昨日復習してやりましたが、たったこの5つをすらすらと言えません。何度も言わせる練習をして、やっと言えたかと思うと、
「全部で何個あるんだっけ~?」

の問いかけに、
「7つ」・・・
何も考えずに言ったりします。(ちょっと数えれば、5つとすぐわかるだろうに・・)わかってない・・・というより、何にも考えずに、ぱっと瞬間の印象で言ってるのでは、と私は思います。あるときは、突然 ”水筒!”とか、今までの内容に一度も入ってこなかった物を突然入れたりします。

普通の人が失敗するそれとは、なんとなく質が違うような失敗を繰り返しています。

わかったと返事をしても、あやしいな、と、私はわかっているけれど、知らない人が聞いたら、
「把握できたんだな。ちゃんとできるんだな。」

と思うでしょう。なのに、結果はまったくできない。

それでも、毎日毎日失敗を重ねながら、少しずつ、それらをそろえていくんだ、という意識ができていっている。そういう進歩はあるのです。以前なら、意識そのものがないからね~。

まあ、もう少ししたら、すべてそろえて持っていく日が来る感触はある。なんせ、日々変化する宿題を含めた5つだからね・・・、2年前なら、そういう課題自体、取り組むのはあほらしかったよね。

さらに、2階にピアノの練習にのぼっていって、帰りは、毎回、電気をすべてつけっぱなしで降りてくる。というのも、注意欠陥ゆえのものでしょう。

こういう特性が、治せずにずっといってしまうと、やっぱり、本人、周囲から誤解されたり、つらい目に合うと思います。

 耳で聴いたことを的確に処理して、行動決定するのがうまくいかない。目の前にあることだけにしか意識がいかない・・・・こういったことは、なかなか治りにくいと言われるところだと思うし、前述の方にしても、同様の特性があったわけですが、げんちゃんを見ている限りにおいては、失敗の内容も少しずつ変質していっているし、やっぱり、少しずつ良い徴候も出てきています。

一足飛びにいかないけれど、同じところで足ふみをしているというわけでもなさそうです。

最後まで残ると思われている、こういうトラブルも、げんちゃんに対峙しながら思うのは、やはり、治していけるんじゃないか、ということです。

げんちゃんの中に可能性を感じている最近の私です。
げんちゃんの脳は、過去一度も止まったままということはありませんでした。
楽観主義なのかもしれません・・・



by glow-gen | 2017-05-18 19:39 | Trackback | Comments(2)

実家での観察。注意欠陥はあるけれど・・・

 2泊3日の実家帰りは、げんちゃんにとっても、良い息抜きになりました。
6年生の男の子と4年の同級生の女の子のいとこがいる実家は、げんちゃんには、ほんとに楽しみに満ちているようです・・・

同級生の、超賢くて、大人びてるKちゃんは、あいかわらず、とっても気が利いていて、何をやっても、すぐれているので、なんだかくらくらしました。とりわけ、身体能力は兄より高く、高い鉄棒で難なく逆上がりをしたり、逆立ちをしたり、もうため息ものです。

 おっとりしている兄とは、対照的に、すばしっこく、気も強い。げんちゃんは、Kちゃんといると、少しうっとおしいけど、頼れると思っているようです。

 さて、今日の帰り、近くの大型商業施設で食事をして、少し買い物をした際のこと。
げんちゃんは、いとこといっしょにいると思っていたら、はぐれていました。探せど探せどいなくて、1時間以上離れ離れ。アナウンスをかけたり、みんなで各階を探索したり、もう大変でした。

結局、おもちゃ屋さんの、ちょうど死角になる段ボールの向こうの隅で、一人、好きなおもちゃに熱中していたようで、Kちゃんが探し出してくれました。何度も、おもちゃ屋さんは探したのですが、死角になっていたところに入っていたようで、最後まで大人たちは見つけることができなかったのです。そこは、アナウンスも、聞こえなかったのでしょうか。

げんちゃんは、見つけ出されてやっと、みんなに心配かけたこに気づき、自分をせめていました。
「あーもう!僕は絶対おもちゃ屋さんなんか行かない!この耳が悪いんだ。もっと聞こえるように、こうしてやる~。」
と、耳をほじくって、極端なところに、考えを振ってしまいました。

いやいや、そうじゃなくて、おもちゃ屋さんで、長い時間が過ぎたら、みんなが探しているかも、と、私たちの立場になって考える必要があるんだ、と何度も皆に諭されました。
でも、
「あー、僕は、だめだー。」
と今度は、パニックぎみになってました。

なんせ、1時間もの間、たった一人で、おもちゃ屋さんで、ただひたすらおもちゃのことだけに集中していたようで、私たちがいないことも、まったく気にもならなかったようです。

 よく考えてみたら、過去、こういう場面は1度や2度ではない気がします。

 この子たちは、シングルフォーカス。ひたすら、自分の興味のことだけに、意識がひらいているので、ママが探すことはあっても、向こうが探すことは少ないのでしょうね。しかも、自分の好きなおもちゃ屋さんにいるんですものね~・・・


 おばあちゃんも、私の妹も、まさかとは思うけど、悪い事態を想像して、ほんとに心配しました。
そして二人とも、げんちゃんは、やっぱり、かなり、サポートがいる子だと思ったと思います。

げんちゃんはげんちゃんで かなり落ち込んでいる様子です。
「僕はだめだ~」を連発してます。

「あのね、僕は、だめだ~とか、そんなことを考えるのではなく、どうしたら、良かったか、って考えて、次からなおせばいいのよ。」

と私もたんたんとフォローしんました。こっちの言うことを”はい、はい”、と聞くものの、視線は、私の目から、2~3割は、す~と離れていきます。

なるほどね~、と思います。
「ねえ、ママの目を見て、お話聞いてくれる?」

そういうと、必死で、ママの目を見ているのだけど、なんか、よくある賢いお子さんの、りんとした、射抜くような視線ではなく、なんとなく焦点があってないような、力のない、視線です。しかも、気を抜くと、すーっと、それも泳いでいく。

彼は、ことの重大さを感じて、動揺しているのが明らか。こんな時は、普段にもまして、私の言ってることや、私の目にフォーカスが合わせられないんでしょうね。

私は、なるほどな~と思います。げんちゃんの体って、やっぱり、脳の的確な支配を受けてないんだ、と思います。けっこう、会話もかんできてるし、各論ではいろんなことができてるけど、脳そのものの働きは、まだまだ未熟なんだと感じます。


 今続けているマッサージも、まだまだ、もっと長期間継続して、脳自体を変えなきゃな、と思います。

 夏休みの課題をして、とにかく、時間がかかってかかってしょうがないのも、こういうとこを見ると、当たり前だよね、と思いもします。

でもうまくは言えないけど、みんなが心配してたことを、ちゃんと受け止めていることや、私が言ってることを、100パーセントではないにしても、昔より、ずっと、受け止めている手ごたえはあります。確実に進化はしていますよ。

 そういえば、いとこたちと釣りに連れて行ってもらった時も、似たようなことがありました。途中カバンを紛失してしまったのです。結局、途中立ち寄った、親戚の家においてきてしまったようで、見つかったのですが、やれやれでした。でも、

「ママは、あのかばん、ずっと使っていて、お気に入りだったのよ。なくしてしまって悲しい。」
と、私が言ったら、また、少し、興奮して、悔やみながら即座に

「あ~、ママの好きなカバンを、ぼくがなくしてしまった~。」

と嘆きました。これも、ちょっとしたことだけど、共感という行動がきちんとできたと思いました。

昔は出なかったと思います。僕はだめだ~、とか、ただパニックになるだけ、とか、はあ??また買えばいいやん。とか、がっくりするような、リアクションも多かったように思います。


げんちゃんは、少しずつだけど、人並みのリアクションができる脳の大切な機能を、伸ばしていっているんだなと思いました。


ほんとに、少しずつ少しずつだけど、7月とは、違うげんちゃんを感じます。

どかっと、短期間に伸びていく手ごたえがほしいと思いますが、とりあえず、地道に上昇してることは認めます。

今、マッサージのほかに、あることを思いつき、明日からやってみようと考えています。これも、すぐに成果が出るとは思わないけど、継続したら、絶対にいける気がします。

明日からまたがんばりま~す。


さて、帰りに、げんちゃんのことをあまり知らない親戚に会いました。げんちゃんを見るなり

「わ~。がっちりしてるね。何のスポーツをやってる?・・・へ~、野球とサッカー。なるほど、将来楽しみだね。」
と声をかけられました。

確かに、げんちゃんは、姿勢も悪くない、体格も良い。何の遜色もないたたずまいになってます。あらためて確認しました。

 あせらず、地道にやっていこう、と、再決心しました。


by glow-gen | 2015-08-15 01:29 | まわりを読む | Trackback | Comments(12)

注意欠陥、手強いワーキングメモリー不足。

  げんちゃんは、春休みにサッカーの合宿に行きました。サッカーなんか絶対無理、という段階で、サッカークラブに入門させたのが、1年の夏だから、もう7回目の合宿です。
 もう、そんなに心配することもなくなって送り出せるようになったげんちゃんですが、やっぱり、普通の子というわけにはいかないようです。

 彼は、合宿前、あれほどシュミレーションしたにもかかわらず、お風呂上がり、前と同じ下着を着ていました。お風呂セットの袋に入れた下着はいつもそのままです。今度こそは、と思ったけど、今回もだめでした。
 下着だけでなく、練習着も、翌日、同じものを着ているようで、いつも、たくさん持っていた荷物はそのまま持って帰ってくるような有様です。

 先生に合宿の様子をお聞きしても、まだ、チームと足並みをそろえた行動はできないようで、一人ふらふらっと、よそのチームに間違って行ってしまったりするようです。まだまだ、上学年の子にサポートされてるみたいです。会社組織で経営してるサッカー教室なので、福岡中から生徒が集まる合宿です。別に、団体行動できないというわけではないのですが、周囲を見渡して行動を修正するということは、当然ながら不完全のようです。
やれやれ・・・

 情けなくて、げんちゃんが帰ってきて荷物整理してて、ちょっと怒ってしまいました。

 でも、今回の進化もあります。
 前日に自分である程度、合宿の準備をした点です。やはり、少しずつは改善点が見られます。合宿中の練習も、先生によると、がんばっていたそうでした。昇級テストみたいなのがあるのですが、それも、忘れた頃に、ぽつん、と昇格してきたりしてます。
 サッカーは、指導者がよいので、げんちゃんは、そこでたくさん伸ばしていただいたと思います。

 翌日はホームスクールでした。ホームスクールでは、最近、小学校お受験の問題集を初めにやります。数のジャンルが、今まさに、げんちゃんにあった問題だと思いやってます。幼稚園児が取り組む問題としては、ハイレベルなものも多いですが、やってると、げんちゃんの根本的問題点があぶりだされてくるようです。

 こういう問題がありました。

 「男の子と女の子が、階段でじゃんけんをしてます。勝ったら2つ階段を上り、負けたら一つ降りる。じゃんけんの結果が3つ書いてあります。最後に、男の子のいる場所に丸を書き、女の子のいる場所には三角を書きましょう。」
a0184225_15503915.jpg


 まあ、こんな感じです。
げんちゃんは、さっと読んで、さっと回答しました。いやな予感・・・彼が、書いたのは、丸だけです。しかも、勝ったら2つ登りと書いてあるにもかかわらず、1つ登った計算で答えを出してしまいました。

 やれやれ・・・・まあ、期待はしてませんが、親としては、切ないものがありますね~。

 この問題には、4つの要素があります。
1 勝ったら2つ上がる
2 負けたら1つ下がる
3 男の子に丸
4 女の子に三角

げんちゃんは、このうちの2つのところだけ抽出して答えてました。

もちろん、何度言っても、問題に線をひいたり、メモを書き出したりすることはしません。ただ一人で、もくもくとやりはしますよ。

げんちゃんのサポートに入って、問題を読み直してもらい、メモをしていくと、
「あ~・・・」
と叫んで、ばたばたやりかえています。


別にわからないわけではないのです。以前なら、自分で修正はできなかったかも・・
でも、また同じよう条件の多いものが出てくると、ハムスターみたいに、右往左往するのです。

サッカーのお着替えができないのも、このお受験の問題も、つまるところ、ワーキングメモリーが不足しているのだと、げんママはふんでいます。これをワーキングメモリーと呼ぶかどうかの真偽はおいとくとして、お受験の問題で言うと、げんちゃんは、出題された4つのメモリーに注意をはらい、うまく、コントロールして問題解決していく能力がいちじるしく劣っているのです。

 私たちが仕事をする上でも、たくさんのこなしていく課題が多ければ多いほど、失敗やミスが多くなります。このワーキングメモリーを(ここでは便宜上そう呼びます)駆使しないと、複雑な仕事の段取りなどできないわけです。

 それができない人は、どこから手をつけて良いのかわからなくなり、パニックになったりするだろうし、そこからチョイスして、やりたいとこだけやって、あとはわからな~い!となるかもしれません。
 
 それがまさにげんちゃんでしょう。

それは、文章を読むときでも同じです。文章の前半に書いてある内容を、後半にきたら忘れている。文章の概要ではなく、ローカルな単語だけが、そこから抽出されて一人歩きすることもあります。

 げんママが、げんちゃんにお説教してるときでも、それが露呈します。何かにたとえて、教訓をたれたりしたら、なんと、たとえた何かの名前だけが一人歩きしたりします。なんで、そっちの方向に話が持って行かれるの?・・・
てね。

  たとえるなら、劇場で、私たちは、薄明かりをつけて、演劇を見てるとします。客席もまあまあ見えるし、主人公も見える。主人公にスポットがあたってるので、そこを重視する見方もできる。だけど、げんちゃんの劇場は、真っ暗な中で、スポットひとつ、気まぐれに、主人公でもないとこにあたります。客席のある人物にスポットがあたったり、たまには、脇役にもあたる。

 そういう有様です。そして、そのことは、症状としては、注意欠陥ということにつながっていくのでしょう。


 なんか、やれどもやれども、効率が悪く、げんちゃんの能力の根本がまったくかわらないような気になる、諸悪の根源のような気がします。



う~ん。何をやったらいいのだろう・・・・げんママ、またため息とともに、ない頭で絞り出してる日々です。

 敵はげんちゃんの人格ではなくて、彼の、ワーキングメモリー・・・ちょっと、彼に対して、嫌気がさしてたここ数日間。敵の正体をつきとめ、頭をまとめる必要を感じます。

 今は、正念場なのかもね~。
a0184225_15503929.jpg
げんちゃんの工作は、あいかわらず、駐車場のみです。てほどきすれば、色々作れるようになってきたけど、一人でアイテムを与えると、このパターンの駐車場しか作りません。このあたりも、段取りができないげんちゃんの能力を表してるのかな、と思います。ほんと、伸びていかないところです。




















 

by glow-gen | 2015-04-04 15:56 | ワーキングメモリー | Trackback | Comments(6)



小学校6年生の息子。5歳の時に、発達障害とわかり、ママの格闘の記録。
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小学校6年になる息子げんちゃん。5歳の秋に、発達障害が発覚。最初はショックだったけれど、脳はまだまだ未知数。ママがなんとか素敵な子供に育ててみせるぞ~。最初はIQ60、・・コミュニケーションも微妙。身体もふらふら、はさみもにぎれず・・・もちろん絵もまったく描けず、5歳なのに、ほとんど2歳児みたいでした。いや、それ以下の機能もたくさんありました。
 「子供の脳に良いこと」を書かれた鈴木昭平先生が主催する、エジソンアインシュタインメソッドに出会って、ママが改善をさせることを学びました。そこを皮切りに、日々研究を積み重ね色々取り組み、相当改善してきました。、たまたま支援クラスができなくて、普通クラスの1年生に入学しました。2年の2学期から、支援クラスができて入ってます。算数の学習障害は、ひどく、相当苦労してますが、毎月毎月、必ず進化しています。日々はらはらどきどき。 天才ぼうやに育てるべく、奮闘中。パパと浪人生の娘と、医療関係に働くワーキングママ。
 近くに住む、お姑さんに手伝ってもらいつつ、がんばっています。
1年生の2学期から週に1.5日学校を休ませて、ママがおうちでホームスクールをやってます。4年からは週二日になりました。さらに、5年の9月からは、2.5日に増え、3学期からまた、週2日にもどし、今にいたってます。
近くに住む、主婦のK先生のおうちで、ママが仕事でできない日は、ホーム学習のお手伝いをしてもらっています。
 昨年5年生からは、算数以外、試験的に普通クラスにシフトという快挙です。発達の改善に取り組みはじめて6年の歳月は、子どもをどんどん改善していきました。
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