げんちゃんの発達障害プロジェクト

自分の立ち位置を認識させる。 支援にいても内申はつくよ、と言われた

  げんちゃんのくそ生意気な言動に、日々行き場のない怒りが彷彿としていると、セラピストの先生にずばり言われました。

S「それはね。次のステージにいったってことだよ。昔は、何にも見えない、考えられない、というところから、少し自分や周囲が見えてきたんだろうね。
 自分は、できる、とか思い出した。だから、ちょっとほめてほしい、認めてほしい、が強くなってきてる。でも、実際には、とんちんかんで、まだまだ、出来ると言うところからはほど遠いわけで、こっちは、あれこれ言いたくなる。
 ま、そうすると、できると思ってきているげんちゃんは、反発する。まあ、そんな感じだよね。」

G「まったく、わかっちゃいないから、ついには、げんちゃんを侮辱するような言い方で追い込むしかないようになってしまうんです。
 だから、君は支援クラスで、支援してもらわなきゃだめなんでしょ。何が、普通クラスよ? みんなが支援の子だって、配慮してくれるだけじゃない・・・とか。
 こういう言い方って、コンプレックスを助長していって、良くないとは思うけど、自分の現実がまったく見えていないので、どうしても、そういう言い方をせざる得なくなるのよね。」

S「将来、君は、障害者枠で就職するつもりかい? とか、でしょ・・・」

G「そうそう、もっときつくせまってるかも。 コンプレックス相当植え付けてるよね。」

S「コンプレックスは、適度に必要だよ。それがないと、ここぞと言うときに歯止めにならないからね。自分の立ち位置が認識しにくい子たちだから、コンプレックスなく、自分を肯定しすぎたら、暴走してしまって、自分は悪くないと思う。
 シビアな現実は、しっかりつきつけてあげないといけないよね。

G「なるほど・・・私も、まずは、現実をありのままに認識させることは、大事だとは思っていたのだけど・・・」

S「ただね。言葉を補わなければいけないね。ママが、そんなことを言うのは、げんちゃんをバカにするためじゃないよ。ちゃんと、現実を認識して、がんばってほしいからなんだよ。がんばっていけば、普通の子だって超えていける可能性があるんだからね。・・・と。」

S「次の段階は、自分の立ち位置が把握できることと、どこへ向かっていけばいいのか、方向性をつかむっていうステージだね~。できるだけ、今のステージを短期間で駆け抜けていきたいね。

落ち着いて、方向性を示すように言葉をかけてあげるといい。」

なるほど、わかったようなわからないような・・・・でも、次のステップに入ったということは確かで、新たな、副産物が出てきたと言う訳なのでしょう。

 先日、中学校に電話しました。教頭先生に、かいつまんで、げんちゃんの今までの経緯をお話して、ホームスクールのこと、支援クラスに籍はおくけど、普通クラスで、普通にテストなども受けたいこと。でも、激しい意識障害があるので、担任の先生に、配慮してもらえるのかどうか・・など。内申がつくかどうか、高校は不利になってほしくないこと。など

 すると、教頭先生は、すこぶる感じよく、的確に答えて下さいました。私のホームスクールの話しを聞かれると、
「それはすごいですね。そんなことをする親御さんなんて、今まで見たこともありません。こちらが教えてほしいくらいです。」

とお世辞を言われました・・・そんなお世辞言えるなんて、頭が柔らかい方のようで、ホームスクールも否定はされませんでした。しかも、内申は、ちゃんとつきますよ、としっかり言われました。試験とか受けていけば、支援だろうが、ちゃんと内申点はつくのだそうです。

「ただね。ホームスクールだと、出席が少なくなるので、それが不利になるかもしれませんね。」
と言われたので、

「今時は、ネットなどで、出席扱いになるシステムなどもあるんですよ。」
と私が言うと、

「そういうの利用されたらいいんじゃないですか。」
とまでおっしゃいました。
 なんか、ちょっとびっくりでした。

とにかく、電話から受けた感触は、先生は、支援の必要な子どもたちのことを、ずいぶん考えておられるようで、どうにか、彼らが、うまく中学で生活できるように工夫したいとおもっていらっしゃるように感じました。

なんか、ちょっと拍子抜けした私です。
でも、電話でのやりとりで、ひとまず中学の心配もあまりなくなって、まあ、入学してみて考えよ・・・という感じになりました。

げんちゃんの次なるステージを、とにかくスピーディーに駆け抜けたい・・・・問題点は、すさまじく転がっていますが、やるっきゃない。
仕事で鋭気を養って、げんちゃんに体当たりして、ぼろぼろに敗北して、また立ち上がる・・・・なんか、哀愁の戦隊ヒーローみたい・・







 





# by glow-gen | 2017-11-30 20:24 | Trackback | Comments(24)

まるでパブロフの犬! がんばる、イコールくもんのプリント

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 教会学校の子ども達といっしょに、やる気なさそうにネイティビティーを飾ったげんちゃん。(ネイティビティーは、キリスト降誕の人形、最近は、クリスマスは、イエス様の誕生日というのを知らない子がいるんだよな~。)

 月曜は、たぶん、幼稚園時代から最悪です。理由は、日曜がいつも最悪なので、月曜の気分が最悪になるだけなのですが。

やれやれ、またげんちゃんは、日曜は、次の週のスケジュール感覚もなく、宿題も自分からはせず、声かけすると、
「はいはい、わかったわかった。」
とうざそうに返事しました。
私は、月曜に書いてる日課に、テストと、書いてある単元があるので、その教科の勉強をする、と気付いてほしかったし、宿題やってないことも意識に上ってほしかったのに、
「がんばればいいんでしょ。」
と捨て台詞を言って、くもんのプリントを出し始めました。くもんのプリントは、頭を使わずにできるような感じで、実力に合わせた簡単な反復練習ですから、げんちゃんにとっては、楽なのでしょう。
がんばる、ということが、くもんのプリントやること、・・・・そこから広がらないげんちゃんに、いらつきます。

本人なりに、がんばればいいんでしょ、と、私に反撃したいのでしょうが、とんちんかんなんだよ! と、大声で言いたい私です

がんばる・・ということが、パブロフの犬みたいに、”くもん”・・・それだけかい!
もう夜になっているっていうのに、スケジュールについて、思いをはせることが未だにできないげんちゃん。
日曜は、毎週何度同じバトルを繰り返しても、物事の優先順位がさっぱりなげんちゃんです。

声を荒げてしまいます。とことん追い詰めるのはよくないけれど、そこまで言わせるか、おまえは・・・みたいな態度と行動です。
冷ややかな気持ちになります。あほか・・・こういう智恵のない行動は、私はほんとに苦手です。

総論はわかっていても、私の日常は、ほんとに、こんなもんで、褒められた物ではありません・・・とほほ。


日曜は、教会で、クリスマスの飾り付けを皆でしたのですが、げんちゃんは、あいかわらず、
「僕興味ないからいい! 帰ってもいい?」

とか、不機嫌にぬかして、年下の日曜学校のお子さんにあきれられてました。みんなで、楽しく、わいわい年末の行事みたいなものなのですが、げんちゃんは、そういう空気はぜんぜん読みません。しかも、最高学年・・・ひたすら、自分本位・・・それにも、腹が立ちます。どれほど、日頃からお世話になっている、とか、そういうことも、彼の中には、まったくとどまらないのでしょうね・・・
 牧師先生は、いつものことなので、うまく言いくるめてくれるけど、だめ・・・ついに、私が、語気を荒げてとどめる始末。

学習を教え込むのもほんとに大変ですが、こういう、ソーシャルも、教え込むのはただごとではありません。ほんと、発達障害とは、難儀なもんですね。この子たちには、正直言って、どれほど、こっちの心をずたぼろにされるか、はかりしれませんね~。支援のお母さん方に、改善のためのノウハウがんばろう、と言っても、
「いやあ、そんなことしてたら、こっちがまいっちゃう。」
と言われることが多いのも、ほんとによくわかります。

とくに、げんちゃんは、反抗期も入ってきて、そのちぐはぐぶりは、目につきます。進化しているからこその破綻なのでしょうが、こういうステージを、ママ一人で乗り切るのは、ほんと至難のわざですよ!

ロボママさんが、優しくアドバイス下さいました。忍耐強く、気をとりなおして、また取り組むしかないのでしょうね~。やれやれだね。

ロボママさんの抜粋です。(ロボママさんありがとう)

>例えば、「今日クリスマスの飾りを教会でする時、げんちゃんは一人で帰ってしまうだろうな」と予測できる場合、あらかじめ、クリスマスツリーを飾る意味や仕事をする意味などを短く確認し、「自主的に最後までちゃんと参加するように。」と伝えておいて、仕事というものに、意識を向けさせる必要があると思います。

>そして、もし参加できたら、「よく頑張ったね。」などと労いの言葉を掛けます。当たり前のことだと思って何も言わないと、いつまで経ってもそれが大事な活動だということに気づけずに行ってしまいます。

>帰ろうとした時のげんちゃんは意識レベルがとても低かったのだと思います。しかし、今までは意識を入れられなかったことに、意識を入れるトレーニングを繰り返していくことは、とても大切なことだと思います。教会の活動には、げんちゃんの学びがたくさんあると思います。


>それから、いくら反抗期と言っても、子供の態度は親の態度の鏡でもありますから、普段からげんちゃんへの言動には一工夫必要ですよね。

>自分がある程度頑張っても認めてもらえないと思ったら、その認めてくれない相手のご機嫌を取ろうとは思いませんから、ぞんざいな態度を取るようになると思います。

>親から見たら全然頑張っていないように見えても、発達の子は、頑張れないこと自体が障害のうちです。だからこそ、小さいうちは、暇な時間を与えずに、ガンガン課題を与えた方がいいと言ったわけです。
>もちろん心では、げんちゃんの頑張りをたくさん認めてらっしゃると思いますが、この子達は人の心理を読むのが苦手な子達ですから、ママさんの口から出て来た言葉で、ほぼ全てを判断しています。本当に言葉掛けには注意が必要です。

終わり

う~ん、げんちゃんが、私を激怒させてくるので、なかなか難しいです。忍耐を学べ、と、神様に言われているのでしょうね~~。しんど


# by glow-gen | 2017-11-27 20:25 | まわりを読む | Trackback | Comments(20)

支援クラスの子には、学習は必要ない? 無理させてはいけない、という変な考え方

 げんちゃんの発達障害がわかったとき、私は、まったく、子どものトラブルに無知でした。
支援クラスに通うようなお子さんって、知的なものが低く、お勉強は教えてもできないから、勉強は、申し訳程度で、サポートし続けるんだろうな、くらいに、漠然と感じていました。というか、何も考えていなかった。

 それが、げんちゃん5才で、我が子に発達ショックが、訪れました。自分の意識改革が、その時に最も必要なことでした。まず、発達障害とはなんぞや・・・ということを、徹底的に研究しました。漠然と枝葉の部分から理解していきましたが、ただ1つ、私には、わからないことがありました。

それは、この知的障害を持つ我が息子に、学習をして意味があるのか・・・ということでした。確かに、過去に、支援クラスに行くようなお子さんを見て、学習が普通にできるようになった、なんて話しを聞いたこともなかったし、たとえ、すさまじい訓練をして、テストの結果だけうまくクリアできるようになっても、頭そのものが治っていなければ、結局、普通の社会人なんてなれるわけもないし、何も結果はかわらないんじゃないの? ということでした。

 そういう疑問が残る中、エジソンアインシュタイン協会に出会って、
「改善するのかも・・・根本的に」

という可能性を意識することができました。エジソンアインシュタインのメソッドは、基本的なことだけだったので、あとは、自分で研究してやる必要があったけれど、目標をもらいました。

そこから、今のげんママの実践的研究が始まったのですが、あの頃からすると、ずいぶん、私は色んなことがわかるようになったな、と思います。

 良く聞く、学校の支援クラスのありかたについて、これは、違うな、と思うことがあります。日本の場合の多くは、支援クラスが目標とするとこは何なのか・・・という点が、もっと明確でなくてはならないし、それに対してのノウハウも、国をあげて、しっかり検討される必要があるな、と思います。

 たとえば、よくある、

「 支援の子たちは、勉強はそこそこに、無理をさせない。とにかく、大人になって困らないように、ひたすら、生活におけるノウハウだけを訓練していく。」

こういう考え方はどうでしょう。

 昔の私なら、それでいいと答えたかもしれませんが、今ならはっきり言えます。間違っています。

 学校の勉強は、もっとも有効なリハビリです。この子達は、普通の子以上にやらなければならない、と思います。ごく普通に生まれた子と、何かしらハンデを持って生まれた子は、神様からのチャレンジにおいて、まったく別物です。ハンデキャップの子たちは、欧米では、チャレンジド、とか言うらしいです。人生は、皆チャレンジありきのものだと思っていますが、この子達は、最初から、それを明確に神様にもらった子ども達だと思っています。チャレンジありき。そのチャレンジとともに、普通の人にない、奇跡もちゃんと用意されていると感じています。
 
 だから、むしろ、普通の子の何倍も、学習の時間も取り組みも必要だと思います。
「無理させないで、」
 ということも、よく、現場では耳にします。

 でも、それも間違ってます。子どもはハンデの子だけでなく、限界へチャレンジしてこそ伸びますし、そんなやわなものではありません。だから、げんちゃんには、ずっと当たり前のように、たくさんの課題を与えて、常に取り組むことがあたりまえ、というスタンスできました。絶対に逃げることは許しませんでした。


 ただ、その課題、というものが大切で、今のその子にあったものでなくてはならないのだと思います。学習へ入る前のステージでできあがってない子たちなので、特殊な訓練もたくさんいります。そして、有効な取り組みを見極めたら、普通の子より、何倍もがんばらなければなりません。自分からやらなければ、時には、叱咤激励して、やることを強いなければなりません。誰でも、少し苦しいことはやりたくないからです。

 その点におていは、私は、手加減しなかったかもしれません。私の設計ミス、読み違いで、今はぜんぜん合わないトレーニングという物もありました。しかしそういうのは、やっていて、気づけます。こっちのやらせる手間や、ストレスの加減で、今は早いな、ということがわかってくるからです。

 げんちゃんは、はたから見たら、いつも、無理をさせてきた、ということなのかもしれません。オリンピックの優秀なコーチのような存在であることを、常に、自分も、目指さなければならないんだろうと思います。親も、いっしょに育っていかねばならないのでしょうね。(そこにおいては、まだまだほど遠い私ですが・・・)

 学校の勉強は、ほんとに、伸びました。何もしてなかったら、中学は、支援クラス、それがなければ、支援学校が相当・・・という子どもに育っていたことは間違いないです。彼は、支援クラスの中でも、できることがほんとに少ない子でした。


 「ぼくは、支援クラスはいやだ。」

と最近言います。げんちゃんは、中学は支援クラスに所属したくない、と言います。確かに、今では、全部普通クラスで過ごし、テストもまあまあの点をハンデなしに取ってくるようになってます。しかし、げんちゃんの集団での注意力や生活力は、まだまだ、普通とはほど遠く、

「いやいやいや。げんちゃん、確かにがんばってるけど、授業中ぼ~っとしていたり、連絡帳も書いてなかったり、先生が言ったことも覚えてなかったり、できないことだらけでしょ。今は、支援クラスのげんちゃんだから、みんなが、かばってくれて、うまくいってるだけだよ。

 中学になって、連絡帳ちゃんと書いてない、とか、宿題やってない、とか、普通クラスでは許されませんよ。支援クラスがいやなんだったら、もうちょっと、意識入れて、お友達がちゃんとやるところを、全部ちゃんとやりなさいよ。
 できないのに、見栄だけはってどうするの? ほんとにできるようになったら、いつでも、普通クラスだけにしましょ。」

と、げんちゃんに言いました。
たぶん、こんなことを言ってくるのも、自分がずっとチャレンジし続けた自信という物も手伝っているのだと思います。彼は、チャレンジすることを、もう習慣としています。げんちゃんは、しらずしらずに、ちゃんと自分への使命を受け取っているんだ、と感じてます。確かに、普通の子より、ずいぶんがんばらなければならないけれど、その報酬も、人生でたくさんもらうでしょう。ちっとも、可愛そうとか、無理させなくていい、とか思わないげんママです。
 
 だから、日本の支援クラスのカリキュラムも、普通クラスより、もっと専門的に、みっちり・・・に、なるといいのにな~と思います。伸び白は大の子ども達です。


大きなマイナスは、大きなプラスになると信じています。ママは、決して、立ち位置を変えてはいけないな、と感じてます。



# by glow-gen | 2017-11-22 12:36 | 特別支援学級 | Trackback | Comments(30)



小学校6年生の息子。5歳の時に、発達障害とわかり、ママの格闘と改善の記録。
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小学校6年になる息子げんちゃん。5歳の秋に、発達障害が発覚。最初はショックだったけれど、脳はまだまだ未知数。ママがなんとか素敵な子供に育ててみせるぞ~。最初はIQ60、・・コミュニケーションも微妙。身体もふらふら、はさみもにぎれず・・・もちろん絵もまったく描けず、5歳なのに、ほとんど2歳児みたいでした。いや、それ以下の機能もたくさんありました。
 「子供の脳に良いこと」を書かれた鈴木昭平先生が主催する、エジソンアインシュタインメソッドに出会って、ママが改善をさせることを学びました。そこを皮切りに、日々研究を積み重ね色々取り組み、相当改善してきました。、たまたま支援クラスができなくて、普通クラスの1年生に入学しました。2年の2学期から、支援クラスができて入ってます。算数の学習障害は、ひどく、相当苦労してますが、毎月毎月、必ず進化しています。日々はらはらどきどき。 天才ぼうやに育てるべく、奮闘中。パパと浪人生の娘と、医療関係に働くワーキングママ。
 近くに住む、お姑さんに手伝ってもらいつつ、がんばっています。
1年生の2学期から週に1.5日学校を休ませて、ママがおうちでホームスクールをやってます。4年からは週二日になりました。さらに、5年の9月からは、2.5日に増え、3学期からまた、週2日にもどし、今にいたってます。
近くに住む、主婦のK先生のおうちで、ママが仕事でできない日は、ホーム学習のお手伝いをしてもらっています。
 昨年5年生からは、算数以外、試験的に普通クラスにシフトという快挙です。発達の改善に取り組みはじめて6年の歳月は、子どもをどんどん改善していきました。
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