げんちゃんの発達障害プロジェクト

春の合宿。段取りよく準備してね。

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一人で書いたという、5年最後の総括。日本史とか、どこで覚えたのでしょう。彼のおもしろい一面です。しかし、やればできるじゃん、的なげんちゃんの文でした。彼曰く、
「すごくがんばって書いてみた。」
たぶん、”今最高の峰がぴくっ”の部類です。

サッカーの合宿に行きました。今日は、パラダイス、と言いたいとこだけど、夕方帰宅です。笑


げんちゃんは、7月の校外研修の時、半日をかけて荷造りをさせてみたけれど、ほんとにだめで、ぐったり疲れたことを思い出します。研修のしおりを見ながら、頭の中でシュミレーションして何をどういう風に荷造りしたらいいか、を誘導して、準備させる。これがなかなか無理だったです。

 しかし、あれから、 8ヶ月たった一昨日、げんちゃんは、明らかに進歩してました。
「お風呂に行くときは、部屋着に着替えてから行くの?」
「うん、着替えてから行く。」
「じゃあ、お風呂セットの手提げ袋には、何を用意する?」
「え~っと、バスタオルと、着替え・・」

まあ、こんな感じです。一泊二日で、しかも、10回は行ったであろう合宿の準備です。出来て当たり前と言えばそうなのだけど、今回は、やはり、今までで一番ましだと思われます。
それでも、2時間はかかったような・・・・

水筒を持たせるときに、
「予備でペットボトルに2本お茶入れとくね。
さあ、水筒と、ペットボトルどっちを先に飲んだ方が、荷物が軽くなる?」

この質問は撃沈でした。平気で水筒、と言ってました。
「ペットボトルを先に飲むとどうなるの?」
「??」
「ペットボトルからになりました。どうする?」
「リサイクル?」
あほか! ずれとる!

 ペットボトルを捨てられるから荷物は少なくなる。

教えてやると、なるほど~と、目を輝かせていました。(しら~~汗!)でもね、前回までは、説明してやってもピントきてなかったから、やはり頭よくなってるんでしょう。そう思いましょう。

果たして、帰ってから、ペットボトルをどう処理してるやら。案外できてなかったりするんだろうな~。期待せずのぞみましょ。
でも、感触は、ぐっと前よりましになってます。

すべて、少しずつ少しずつ伸びています。袋の口を固結びするのも、もはや手際よくなってるし、他の子はもっと先に行ってるかもしれませんが、確実に、そのあとを追いかけていると思っていいでしょう。

 先日、6年に向けて、学校で写真のような文を書いてました。気合い入れて、彼の能力をフルに使って書いたようです。力がマックスに出力すれば、こういうことができるんだ・・・と思い、日々の能力の振幅を思った次第です。
出ないときは、全く出ませんからね~。

4月期待したいです。

# by glow-gen | 2017-04-01 15:37 | Trackback | Comments(35)

抽象的なことを理解するための言葉

げんちゃんの不思議なところって、たくさんあります。

その一つに、普通の生活の時は、けっこう色々会話していて、かなり普通になってきたと感じる時があるのに、いざ、プリント類をやるときになると、なぜ、こんなことが理解できないの?ということが多いです。
特に、算数の問題をやるときは、自分一人で全部テストプリントを解けることは少なく、わからないと、じ~っとフリーズして、質問さえもできません。

わからないのはいいとしても、なぜ問題について、いまだに質問さえしてこないのか?
とても不思議です。彼の能力をわきまえて、充分適度な難易度の問題を与えているのに、なぜ質問さえできないのだろう???

普通の子なら、質問くらいはできると思います。
「これってどういうこと?」

なんて、文章題の一文をさして言ったりするんじゃないかと思います。

たまに、質問らしいつぶやきが出たら、お~・・・げんちゃんすごい。と思うほど、彼は、沈黙します。これは、彼が、いつも、受け身であるから、と言うわけでもなさそうです。

現実の生活に密着したことは、彼らの言語は、なめらかに出てくるけれど、プリントの上にある自分とは何の関係もない問題、つまり”抽象” に関しては言語を持っていないのではないか、というようなことをある人に言われて、なるほど~と感じているげんママです。

それと関係するかどうかわかりませんが、敬語、謙譲語、丁寧語・・これも、げんちゃんは、なかなか理解できずにいます。

彼は幼児のように、自分の生活に密着した言葉と、彼の好きな本の世界の話は言語を持つけれど、興味のない、”抽象”は、出力させる手だてがないのかもしれません。


そう考えると、結局、この子は、国語が算数よりできる、とか言っても、”言葉” がだめなんだ・・・と思わずにはいられなくなりました。

言葉で考えるための言葉・・・・げんちゃんには、やっぱり、言葉が必要なのかもしれない。

なんかこう、うまく言えないのだけど、ヘレンケラーが、始めて「ウオーター!」 と叫んだ時のように、目の前で繰り広げられている”抽象”に言葉を関連づけることがもっと必要なのかもしれない。単語を関連づけるだけではなく、その物事に、的確な文章を与えてあげることが必要なのかもしれない・・・


たとえば、げんちゃんは、ピアノを5年もやっているのに、楽譜のおたまじゃくしが上にあがるほど、鍵盤は右に行く、ということがわかっていませんでした。ピアノの先生と二人で絶句しました。

だから、もう一度、彼にそれを誇示して、言葉にさせながら理解させました。今までは、ほら、こうなるんだよ、とこっちが言葉を与えていましたが、はてしなく、誘導しながら、げんちゃんに言葉をつむがせていきます。

「楽譜がこうだったら~。ピアノは~、こっちで~。」

とか言ってるのを、
「楽譜の音符が高い方に書いてあるほど、ピアノの鍵盤は、右の方へ進んで行く。」

と、修正しながら、彼に、もう一度出力させるわけです。彼に出力させながら、修正するというのが正しいかもしれません。具体的な経験に、まずは的確な表現を与えてやり、それを体に落とし込む。
言葉、言葉、言葉・・・

特に、算数における言葉は、げんちゃんには乏しいようです。具体的な算数の事象にもっともっと言葉をつけてやる。

げんママ、まだうまく言えないけれど、最近手探りでやっていることの1つです。


 時々、げんちゃんに、しつこい! とか怒られたりするのだけど、まあ、嫌気がささない程度に・・

それから、げんちゃんに、トランプのスピードをさせてます。目の前の数字を見ながらカードを出すことと、カードを補充すること。げんちゃんは、必死です。パニックならず、一生懸命やっているので、ほんとに進化してるのです。
 
 家族で、トランプに取り組みながら、ふと、DSなどのゲームは、なんて、単調なのだろう、と感じます。相手からの声、手の動き、視線の奥行き、すべて、リアルゲームの方が、脳にがんがん刺激が来る感じがあります。

 情報の処理量は、こんな単純なトランプゲームでも、随分多いと感じます。げんちゃんには、できるだけ、ゲームを与えたくないな、と思います

# by glow-gen | 2017-03-28 21:04 | Trackback | Comments(10)

げんちゃん5年を終えて 

げんちゃんは、とうとう5年生を終えました。
学年末の個人面談が、なかったので、しかたなく、支援と普通クラスの先生に面談をしていただくようにお願いしました。

(ついでに言うと、来年度からは、家庭訪問も希望者だけになるそうです。ちょっと面食らいました。)


 心配のある子や、支援クラスのお子さんを持つ母親は、こういう風に、先生との関係が希薄になると、さらに不安感がつのるだろうと思います。やれやれ。

こういう子の親って、祈るような気持ちで学校に送り出していることもしばしばで、学校の様子を折に触れ、先生に聞きたい気持ちがいっぱいです。なんせ、我が子は、うまくわかるように話したりすることができません。そのため、学校の様子が、ほんとにさっぱりわかりません。時々先生が、お手紙を書いてくれますが、やはり、生の声で、こちらの知りたいところを詳しく聞きたいと思います。
 
 残念ながら、お姉ちゃんの時にはなかった感覚です。こういう子を持ってはじめてわかる親心でしょうね~。

 とりあえず、げんちゃんの面談はかなってお話を聞きました。

 1年間ほんとによく伸びたげんちゃんも、普通クラスの先生に、端的に表現してもらうと、”まだまだ普通クラスに何のサポートなしに放り込むのは無理”ということでした。

なるほど、そうだろうな、と思います。
たとえば、私と電話でのやりとりで、先日こんなことがありました。

げんママ 「今日の野球の練習は、Aグランドであると思うんだけど、ちょっと自信ないから、電話切ったら、メールを確認してみるね。そして、もし、Bグランドであるんだったら、電話で教えてあげる。Aグランドだったら、電話しないから・・・」

私は、今日の野球の練習場について、さっと説明しました。

私は、最近、げんちゃんが、わかっているかどうか、すべてにおいて疑わしいので、復唱させる練習を始めました。自分の言葉で、一度出力する練習です。げんちゃんは、このやりとりを、復唱できません。私は、もう2度ほど説明を繰り返しました。すると、げんちゃんは、やっと自分の言葉で復唱します。

「お母さんが、電話を切ったら、野球がどこであるか調べて、え~っと、僕に電話する。」

は~、やれやれ。”Aだったらしない。Bだったらする。”という、付帯条件がつく、この内容は、彼の理解力をちょっと超えていたようです。

ならば、学校での先生の指示も、ストレートなもの以外は、落ちだらけなのがうかがい知れます。そして、彼の処理スピードは、まだまだ遅遅としてます。どう考えても、ハンデなしで、普通クラスでやっていけるわけはないのでしょう。

 でも、以前なら、1つの指示を出して、次の指示に移る時に、本人は、周りが見えず、終わるまで、ずっと最初の指示のことをしていたそうですが、今は、他の子が次の指示に移っていくのが気になり、あせってしまって少しパニクってしまうそうです。

 つまり、前より、次のステップに進んでくれたようではあります。

 友達との関係はどうですか。という私の質問に、先生は、友達が、げんちゃんの長所を書いてくれた寄せ書きプリントを見せてくれました。
なかなか、心温まることが書いてあります。中でも、

「げんちゃんは、勉強をいつもがんばっている。」

というのが多かったです。げんちゃんは、支援の子で、みんなちょっとした援助をしてくれるけれど、彼が、彼なりに、ほんとにがんばってることを、認めてくれているとわかりました。勉強に取り組んでいる時間は多くても、なかなか皆においつかないげんちゃんですが、がんばっている姿は、お友達にもけなげに写っているのだな、とわかりました。


他には、英語ができるとか、物知りだとか、おもしろい、だとか・・・”強いて言えば”、かもしれないけれど、うれしいことが書いてありました。

5年が終わって、総括すると、やはり、げんちゃんの進化は、まだまだ普通クラスレベルには、不十分だということでしょうが、まあ、やはり、彼だけを見たら、ほんとにすごい伸びです。

客観的にしっかり判断して、でも、親ばかにもなり、たんたんと次のステップに向かって、目標を立て、カリキュラムを組んでいこうと新たに決心しました。





 
# by glow-gen | 2017-03-27 21:14 | Trackback | Comments(9)



小学校6年生の息子。5歳の時に、発達障害とわかり、ママの格闘の記録。
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げんちゃんママの紹介 小学校5年になる息子げんちゃん。5歳の秋に、発達障害が発覚。最初はショックだったけれど、脳はまだまだ未知数。ママがなんとか素敵な子供に育ててみせるぞ~。最初はIQ60、70・・コミュニケーションも微妙。身体もふらふら、はさみもにぎれず・・・もちろん絵もまったく描けず、5歳なのに、ほとんど2歳児みたいでした。いや、それ以下の機能もたくさんありました。  「子供の脳に良いこと」を書かれた鈴木昭平先生が主催する、エジソンアインシュタインメソッドに出会って、ママが改善をさせることを学びました。そこを皮切りに、日々研究を積み重ね色々取り組み、相当改善してきました。、たまたま支援クラスができなくて、普通クラスの1年生に入学しました。2年の2学期から、支援クラスができて入ってます。算数の学習障害は、ひどく、相当苦労してますが、毎月毎月、必ず進化しています。。日々はらはらどきどき。 天才ぼうやに育てるべく、奮闘中。パパと髙3の娘と、医療関係に働くワーキングママ。 1年生の2学期から週に1.5日学校を休ませて、ママがおうちでホームスクールをやってます。4年からは週二日になりました。さらに、5年の9月からは、2.5日に増えました。  今年5年生は、算数以外、試験的に普通クラスにシフトという快挙です。発達の改善に取り組みはじめて6年の歳月は、子どもをどんどん改善していきました。
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