げんちゃんの発達障害プロジェクト

<   2017年 05月 ( 8 )   > この月の画像一覧

運動会。ゲームよりリアルな遊び

運動会が終わりました。
自分が出る種目で、どのあたりにいるか、というのを知らせてくれるプリントを、持って帰らず、わたしは朝から切れてました。6年になっても、段取り力のないげんちゃん。

なんせ、学校のできごとなんてほとんど話さないげんちゃんです。どういう出し物をするのか、日ごろからもさっぱりわかってないうえに、そういうお知らせ一切持って帰ってこなかったら、運動会を見に行っても、げんちゃんの居場所なんて探せません。

考えてみれば、運動会なんて、今まで苦痛を伴うものばかりでした。先生は、がんばっていますよ。成長を見てやってくださいね、とおっしゃいますが、トラックをショートカットして走り、会場を一瞬しら~っとさせた年長さんの運動会以来、運動会はがっくりすることばかり、ほんと、行きたくないわ! というのが本音です。
できのいいよそのお子さんと、いやおうなしに比較させられるこの日は、ろくな思い出がありません。

まあでも、騎馬戦も組体操も、フォーメーションが理解しにくいげんちゃんではあるけれど、とくに周りと違う様子もなく、こなしていたので、成長ではありました。なんせ。けっこう難易度の高い6年の課題。しかも、彼は、ホームスクールで休みまくってます。それ考えれば、すごいのかもしれないね。

騎馬戦は、下のかつぎ役。競技ができたことよりも、私がチェックしたのは、他の騎馬がやってるのを応援するときです。ほかの子は、わ~っと、チームの勝利に万歳してる。いいタイミングでげんちゃんも万歳。参加してる。でも、私にだけは背中でわかる。彼は、ワンテンポわずかに遅れる。たぶん、周りがわ~っというのに呼応してるんじゃないかな。
見て瞬時に判断してないと思われました。
でも、参加してる、ぜんぜんよそ見はしてない。視線は、微妙にずれてるけれど・・・


が、しかし、全員でリレーする競技がありました。そこで、げんちゃんの走りといったら、そりゃもうひどかったです。6年生ともなれば、足の回転数も素早く、とにかく、短距離の走り方と言いうのは精悍です。でも、げんちゃんときたら、マラソン走りです。げ~・・・なんじゃありゃ。当然のごとく、後ろから抜かれました。

げんちゃんから、下手なバトンわたしで、つないだ次の子は、1年からずっと同じクラスのイケメン君です。遅れをとりもどすために、そりゃーかっこいいほれぼれする走りでした。
ほんと、げんちゃんとこの子かえっこしたいわ! 笑
こういうご子息がいると、運動会も見に来るの楽しいわな~・・・

持ち帰らないプリントと、ひどいかけっこ。こなした騎馬戦と組体操。プラマイ0、の運動会かな。

「あんたさ~。なんなの、あの走り方。あれ、まじめに走ったの? ところで、抜かされたの知ってた?」
「え~、そんなの知らないよ~。まえ向いて走ってたんだから。」

え~、 抜かされたのも気づかなかったんかい。意味わかりません。一応運動会に参加しているけれど、ほかのクラスメートほど、意味は理解できていないげんちゃんのようです。

さて、今日になって、ゲームのことを言い出したので、あわてて、
「今からどこ行く? 遊びにいこ。」
というと、登山に行きたいと言ったので、隣町にある山に連れていきました。400メートル弱の山ですが、げんちゃんは、走るようにしてつったか上っていきました。私は、足ががくがく・・彼に遅れること10分。頂上で
「おっそいな~。もっと早く登れないの?」
と言われました。この健脚を見たら、なんで、あのかけっこなんだろう、と不思議でなりません。まだまだ、体の”詰め”が足りないのかな~・・・・

パパに言うと、
「イメージじゃない? 短距離の走り方のイメージがないんじゃない?」

なるほど・・・イメージ力・・・ボディーイメージの問題なのかもしれません。そこそこ運動能力がついているげんちゃんは、自分の能力を出力するためのイメージを持つ必要があるのかもしれない。これは、意識してみるに値すると思いました。


家に帰ると、テレビで、芸人が、ハリセンで相手を叩いていました。ふとげんちゃんは、
「ハリセン作ってみたい。あれでたたくとどれだけ痛いのかな~・・・」

と言い出して、自分で紙を出してきて作っていました。
そして、作ったものを見てあぜん。はあ??? 適当に2か所くらい折って、セロテープでとめていた、でたらめハリセン。年中さんくらいの作品でした。

「お母さん、これでいいの?」
いいわけないじゃん。あのね~。こうやって折るの、と手取り足取り教えました。なんか、すみずみ唖然とすることがおこるげんちゃんです。でも、少しずつ、こうやって、我が家の宇宙人は、地球に慣れていってる、そんな感じ。

でもね、こういうハリセン事件を見たら、
「やっぱ、あんたゲームなんか、やってる場合じゃないよ。もっと折り紙で遊んだり、リアルな遊びいっぱいしなきゃ、やばいよ。」
と、思います。ほんと、スマホゲームなんか、やってる場合じゃない。


でも、昔はゲームなんてできなかったな、と、ふと思い出します。ゲームにはまってる幼稚園児を横目に、すごいなあ~、と思っていた私でした。それなりに進化はしてるんです。



by glow-gen | 2017-05-29 01:58 | ゲームとの付き合い方 | Trackback | Comments(11)

ゲームをやめさせる。

  先日の日曜日のNHKスペシャル、「発達障害、知られざる未知の世界」を見ましたか?
発達障害の方の見え方や聞こえ方、すなわち認知のしかたが普通とは違う、ということを、しっかり伝えてくれた番組でした。
このことは、ごくごくイロハのイだと思いますが、かつての私も知らなかったように、一般にはぜんぜん知られていないようで、翌日職場で、びっくりしている人が多かったです。

 私にとっては、特別、目新し情報はなかったのですが、モデルで発達障害という栗原類君のコメントをはじめ、当事者の大人が自分の状態を客観的に話してくれたのは参考になりました。

 なんせ、げんちゃんは、まだまだ、そういう風に客観的に語ってはくれませんからね~。

「ねえ、見え方、違う? 感覚過敏あるとこ、まだ残ってる?」

とか、げんちゃんに聞いても、
「ない!」
と、怒ったように言うだけです。たぶん、げんちゃんにとって、それは、コンプレックスを刺激する発言になるようで、おだやかな返事は帰ってきません。
「げんちゃん、いっしょにテレビ見ようよ・・・げんちゃんにも参考になるよ~。」

とか言っても、
「もう、こういう番組は見たくない。」
とか言ってました。栗原類君が、最近まで靴紐結べなかったと、言ってたので、
「類君より、げんちゃん指先器用かもよ・・・」

なんて、ちょっときげんとって言ったら、

「うん、類君には失礼だけど、僕の方が、器用かな・・・」

なんて言いました。(そんなことはないと思うけど)でも、”類君には失礼だけど”・・・なんていうのを枕につけるあたりが、げんちゃんの峰なのかもしれませんね~。最近では、時々、他人に対して、すこぶる紳士的かつ、好感度の高い振る舞いをしたりするげんちゃんです。いつもではありません。ぜんぜん。
a0184225_20231315.jpg

 さて、最近、私は、げんちゃんにゲームをやめさせることにしました。
今までも、さして、どっぷりさせてはなかったけれど、私のスマホを取り上げて、マインクラフトというゲームにはまるようになってました。隙あらば、私からスマホを取り上げて、とにかくやりたがる。どんどんはまりこむような感じで、何かと、マインクラフトのことばかり考えるようになってました。

 初めは、お習いごとから帰る車の中、とか、ママが仕事から帰って、ご飯を食べてる間、とか・・・限定的でしたが、だんだん、なし崩しになってきてました。

考えてみれば、大人でも時間を決めて、なんていうのは難しいものです。ましてや、子どもができるはずもない。本も(学習漫画がおもですが)読まなくなってきたし、スマホを私からとりあげることに血道をあげてくるし、いったん与えると返してくれないし・・・と、まるで、依存症へまっしぐら・・・ってかんじです。

発達障害の子どもって、思考が広がりにくいのに、さらに、ゲーム漬けなんて、げんちゃんの、きっともらっているに違いない(ということにしておきましょう)、せっかっくの能力や才能をぶちこわしてしまう!


決心して、与えないことにしました。かわりに、彼がほしくなるタイミングには、読み聞かせをしたり、みんなでトランプをしたり、おやつ作りをしたり・・・あの手この手でげんちゃんにかかわりました。こんな大仏の絵の点つなぎも、必死で与えたりして・・・(指先確かにしっかりしてきてるかも)

初めの1週間は、マインクラフトのことをよく言ってました。
「ねえ。やらせてよ~。」

2週目は、時々思い出したように言いました。
3週目、私が関わってやって無くても、げんちゃんは、あまり思い出さなくなってました。自分で、本を読んだり、好きな水鉄砲で遊んだり、スケボーしたり・・・

今は4週目。ずいぶん、意識が他へ向かってるような気がします。

周りを見渡したら、やはり、信念をもって、子どもからゲームをとりあげる、というママもけっこういました。必ずしも、ゲームを与えない家庭が、すこぶる少数派でもなかったです。

ゲームのかわりに、本や、深く考える時間や、体を使って遊ぶ時間、さまざまな、大切な時間ををひきかえにしている様な気がします。げんちゃんには、もっと豊かな感性を育んでほしいです。

 ゲーム漬けになる年頃が早ければ早いほど、依存症になるリスクがあがると聞きました。
友人の20代の男の子が、
「俺って、なんであんなつまらない物に、今まで夢中になっていたのか・・・ゲームはやめた。」

と言ってた子がいました。なんか、考えさせれたし、背中をおされましたよ~。一度ははまる時があるのかもしれないけれど、今じゃなくていいよね、と思います。
 

by glow-gen | 2017-05-25 20:24 | ゲームとの付き合い方 | Trackback | Comments(12)

さかのぼって、脳のつながっていない穴を埋めてあげる作業

 げんちゃんが、今取り組んでいることは、すべて、基本にもどして、1つ1つあらためて入力していくということです。

たとえば、ピアノを例にとるとわかりやすいのですが、今こんなことをしています。

とりあえず、ブルクミュラー(中級の入門くらいかな~)のアラベスクをひきこなした時点で、そのレベルの曲を新しく追加するのはお休みしてます。そのレベルの曲は、げんちゃんにとっては、譜読みをして自分でひきこなしたというより、ママが、横で、譜を読んでやって教えてやって、なんとか弾けるようになりました。

結局、そのレベルの曲は、4曲マスターしましたが、現在、その4曲を、指がなまったりしないように、何ヶ月も継続して弾くだけで、新しいのはストップです。

でも、その4曲については、けっこうすらすら弾けるのですが、毎回、お題が出されます。間違った部分に気付いて、あとからそこを、自分でもう一度練習する・・・とか、スラーや、アクセントを注意してひく、とか・・・

げんちゃんは、過去、自分が間違ったところとか、ぜんぜん意識することができなかったので、曲が終わった時に、自分が間違ったところを覚えている、ということは、新しい段階なのです。


そして、もう一つ、さらに、初心者の初心者がするような楽譜を加えています。これは、げんちゃんがすべて自力で練習します。譜読みをして、次のレッスンまでできるように練習して、練習した回数をノートに丸つけします。

先生曰く、「毎週次に進めますよ。」

それから、譜読みに関するドリルが少し宿題に出されます。これも、とても簡単です。(が、あぜんとするつまづきがあぶりだされます。)


母親にしてみれば、どんどん新しい曲を練習して、これだけひけるんだよ~と、なってほしいとろこですが、今は、そのステップバックが本当に大事だとわかっています。

たとえば、おたまじゃくしが5線譜の上の方に書いてあれば、鍵盤は右に進む、とか、あたりまえのことが理解できていないげんちゃんですから、唖然とするような穴が、出てきます。2オクターブの譜が自分で書けない・・・線の間と、線の上、ただ連続して書いていくだけなのに、・・。ため息

あれだけドリルで書いていたト音記号も、久々に書かせたらでたらめ、”ド”を表す、5線譜の下にある横棒を、好きな位置に書いています。つまり、ド、ドと続けて書いたときに、二つのドは、同じ高さにないわけです。まあ、これも、音符が上にあると、鍵盤は右に行く、というあたりまえのことを、意識できてないことの現れじゃないか、と思われます。書けばきりなく・・

とにかく、めいっぱい始めっから(汗)です。

しかし、やはり、そこを通過するスピードは速いです。埋めにくい穴もあって、手をかえ品をかえやるときもありますが、何度やってもだめ、という時期とは違って、やはり、わかっていくことができるようです。

穴をうめてやっていく作業ができていくと、色んなことがぽんと上がるような気がします。(だといいな~)

ピアノの先生も、前とは全然違う、ずいぶん、こっちも楽ですよ。と言われます。私も、ピアノに関してはもうノータッチ。宿題をしていかなければ叱られて、自分で気付いていくのを期待します。

最近、英語も、同じ作業をしようとしています。英語は、土曜の朝、預けるところがなくて、とりあえず、保育園代わりにいかせていたので、ただ、続けてると言う状態です。少しは聞き取れているか、と思いきや、"I"って何?、とか言っても、?だったりします。え~。な~んもわかってないやん! とパニックになりそうです。チャレンジタッチの英語は、けっこう正解を選べたりするのにね。ピアノと同じなのでしょう。

算数も同じです。2年3年の問題を平行してえっちら取り組む。国語は、ひとつひとつ、文におこさせて、え?と、唖然とする理解の仕方などを見つけては、修正する。

前回書いたところも、結局、こういう地道な作業で、少しはましになっていくといいな、と思います。

でも、げんちゃんって、一見何一つ、峰がないよな~と思います。・・・どの項目も、すべて、一つ一つ上げてきたんだよね~・・お子さんによっては、こういう作業がいらない子もいるのかもしれませんね。





by glow-gen | 2017-05-20 14:09 | Trackback | Comments(11)

注意欠陥、忘れ物って、改善してくる気がする・・・

 最近NHKでも、発達障害の特集はよくやっています。21日も、9時からあるみたいなので、私はスケジュール表に書き入れました。

きっと、発達障害って、昔からあったと思われるけど、ぜんぜん認知もされず、サポートの対象でもなかった時代もあるので、げんちゃんは、恵まれているんだろうな~・・・と思います。

 げんちゃんが、一見して、異常がすぐにはわからなくなってから、取り組んでいく内容も少しずつかわってきています。最近のげんちゃんを見ていると、
過去のことで、あれって、そういうことだったんだ、と納得することがよくあります。

昔接触のあった大人の方の幾人か、今考えると、その人はグレーゾーンだったんだろうな、と、今頃みょうに腑に落ちたりします。

たとえば、何度教えても、どうしても仕事が飲み込めない人、というのも思い出されます。初めの頃は、普通通り、まわりはさささっと、仕事の段取りを教えていました。納得したようなリアクションだったから、わかったのかな、と思っていると、失敗を繰り返します。何度も何度も・・・。色んな人が、そのたびに指導するのですが、ぜんぜんできるようになりません。

とうとう、周りは腹を立てて、声を荒げてしまいます。そうすると、ほんとに、平謝りしてくれるけれど、やっぱり同じ。叱ってみても、結果が同じなので、優しい子が、1つ1つ、段階ごとに、わかっていることを確認しながら、ゆっくり教えてみたら、その人は、なんか、根本的にまったくわかってないどころか、あぜんとするような方向性で理解していていました。

その他にも、パターン通りのことはなんとかできるけど少しも応用していけない。とか・・・・わからないのに、神妙な返事をしてしまう。わからないのなら、質問をしたり、メモをとったりしたらいいのでは、と思うけど、どうも、そのあたりもうまくできない。メモした紙をなくしてしまう・・・だとか。周りは、少しずつ、なんか、普通ではないんじゃないか・・・と、だんだん疑いはじめる。

性格が悪いわけでもなく、むしろピュアで、離れたところで見てると、すごく素直でやさしい人だったりします。だから、少し離れた部署の人からは、印象は悪くなく、まるで同じ部署の人がいじめているようにさえ見えたりすることさえあります。けれど、教育係に当たった人は、砂を咬むようなむなしさといらいらの連続です。

 なるほどな~と思います。

げんちゃんも、また、そういう状態にあります。一見わかったように見えて、まったく把握できていない、ということがよくあります。離れた他人は、素直でいい子、なんて言ってくれることもある。確かにまだ幼ないし。

学校から帰ると、K先生の所に、5つの物をそろえて持って行かなくてはなりません。連絡帳、宿題、一日日記、漢字帳、自主学習ノート。連絡帳と宿題はワンセットです。プリントだったり、ドリルだったりしますが、連絡帳を見て判断します。それ以外に漢字、日記、自主学習帳、の3つです。

毎回、何らかの物が抜けます。ある時は、宿題、ある時は、連絡帳・・・


大きな付箋に書かせて、行きがけに、おばあちゃんが付箋を見るように注意喚起した日もありましたが、やはりその日も何か忘れました。その日は、忘れたというより、意味不明の解釈をして、漢字帳をおいていきました。

え?なんで、そんな判断をするわけ? って唖然とする時もあります。

「ねえ、げんちゃん、K先生のとこに何持っていくの?」

と、昨日復習してやりましたが、たったこの5つをすらすらと言えません。何度も言わせる練習をして、やっと言えたかと思うと、
「全部で何個あるんだっけ~?」

の問いかけに、
「7つ」・・・
何も考えずに言ったりします。(ちょっと数えれば、5つとすぐわかるだろうに・・)わかってない・・・というより、何にも考えずに、ぱっと瞬間の印象で言ってるのでは、と私は思います。あるときは、突然 ”水筒!”とか、今までの内容に一度も入ってこなかった物を突然入れたりします。

普通の人が失敗するそれとは、なんとなく質が違うような失敗を繰り返しています。

わかったと返事をしても、あやしいな、と、私はわかっているけれど、知らない人が聞いたら、
「把握できたんだな。ちゃんとできるんだな。」

と思うでしょう。なのに、結果はまったくできない。

それでも、毎日毎日失敗を重ねながら、少しずつ、それらをそろえていくんだ、という意識ができていっている。そういう進歩はあるのです。以前なら、意識そのものがないからね~。

まあ、もう少ししたら、すべてそろえて持っていく日が来る感触はある。なんせ、日々変化する宿題を含めた5つだからね・・・、2年前なら、そういう課題自体、取り組むのはあほらしかったよね。

さらに、2階にピアノの練習にのぼっていって、帰りは、毎回、電気をすべてつけっぱなしで降りてくる。というのも、注意欠陥ゆえのものでしょう。

こういう特性が、治せずにずっといってしまうと、やっぱり、本人、周囲から誤解されたり、つらい目に合うと思います。

 耳で聴いたことを的確に処理して、行動決定するのがうまくいかない。目の前にあることだけにしか意識がいかない・・・・こういったことは、なかなか治りにくいと言われるところだと思うし、前述の方にしても、同様の特性があったわけですが、げんちゃんを見ている限りにおいては、失敗の内容も少しずつ変質していっているし、やっぱり、少しずつ良い徴候も出てきています。

一足飛びにいかないけれど、同じところで足ふみをしているというわけでもなさそうです。

最後まで残ると思われている、こういうトラブルも、げんちゃんに対峙しながら思うのは、やはり、治していけるんじゃないか、ということです。

げんちゃんの中に可能性を感じている最近の私です。
げんちゃんの脳は、過去一度も止まったままということはありませんでした。
楽観主義なのかもしれません・・・



by glow-gen | 2017-05-18 19:39 | Trackback | Comments(2)

算数の文章題

a0184225_15284697.jpg
普通にプリントを、普通に教えられる・・・・汗 そういうことだけでもすごいことかもしれない・・・一人でさせたら、2問くらいしかまともにできなかったけれど、ヒントを出しながらサポートしたら、それなりにやっていけた。これは、初めての峰。ぴくっと出ましたね。最後の問題づくりはおしえまくったけれど、今、こういう問題づくりは、言語と数をリンクさせるためにもよいです。
なんせ、教える以前の問題だったから・・・字も、いつのまにか、普通に書けるようになってる。
a0184225_15292192.jpg
久々に、お菓子知育玩具をちらつかせてみたら、やる~と食いついてきたげんちゃん。粘土は、いっさいできないげんちゃんだったから、お団子を同じ大きさに丸める、ということはこだわれなかった様子。でも、取説だけで一人で作ってしまった。これも進歩なんだね。

連休をはさんで、かなり私の意識が変化しました。げんちゃんは、私が考えている以上に、この子あほやん・・・とさめた目でげんちゃんを見てしまうほど、すかすかの土台が露呈しました。

 3日がっつり算数をやらせてみて、まったく、理解できてないげんちゃんを見てショックも受けました。それで、どうしたものか、とどん底の中からはい上がってきて、なんとか、次の戦略を構築した私です。

 でも、そんな私をよそ目に、げんちゃんは、ここ3日間、新しい側面を見せています。

 前より、算数ができている。・・・XとYを使った式を作る、という内容を習っているところです。

X円のお菓子3個と、250円のピザを1個買ったらY円になりました。

という問題を式にしましょう。

こんな感じの問題が、たくさん書いてあるプリントが宿題で出ました。は~・・10問中2問くらいしかできてません。
できているものは、ぱっと文章題を読んで、そのまま式にできるような単純なものだけ。上記のような、かけ算と足し算が1つの式に入るようなものは、ぜんぜんです。よく見ると、
文章題には、線も丸も何も書き込まず、読んだ直後のフィーリングで、適当に式を書いていることがわかります。

問題は何でも、ぱっと見て、何も考えずぱっと書くか、わからずフリーズするか・・・どっちかのげんちゃんです。

もう何度も、文章題に線を入れたり、絵を描いたりする練習をつんできたのにね。

考えてみると、文章題を読んで、自分で処理できはじめたのって、実質いつの頃からだろう・・・・ぱっと読んで、適当にそこから数字を抜き出して、自分のイメージの記号を入れて・・・ということさえも、できてなかったし、それができてきたのは、少なくとも、上学年。
しかも、文章題を、私がヘルプしながらなら、線を引き、絵を描き、というトレーニングを始められるようになったのも、5年生後半がいいとこなんじゃないかな。

文章を読んで、絵を起こす、なんて、・・・げんちゃんはどれだけマスターしているのかしら?

×だらけのプリントをもう一度やらせました。

「あのね、ずっと言ってるよね。線をひきましょう。図におこしましょう・・・」

「うるさいな~、もう・・・」

GW以降、私は、彼に出力をうながすために、やりかたを変えて、極力、叱ったり怒鳴ったりしないように心がけてるのですが、ヤツは、ほんとに、人をいらっとさせます。

「だからさ~・・・言われたことにトライしないと、いつまで経っても、普通クラスで算数なんて、無理だよ。」(ほんと疲れる・・・)

げんちゃんも私もかろうじてのところで踏みとどまって、文章題を線と丸で分解して、絵におこしていきます。

X×3+250=Y

げんちゃんは、ゆっくりとだけど、式にできました。絵も少しアドバイスが必要だったけど、できました。

へ~・・・かけ算と足し算のイメージにもっていけるんだ・・・・その後も、ちょっとしたアドバイスを与えながら、一人で解いていきました。私のヘルプがまったくなかったら、またへんなことを始めて、似たような点数に持ち込んでいたかもしれないけれど、明らかに、寝たきりの病人が、杖をつきながら歩き出した、くらいの変化を遂げています。

どんなに入れても、かけ算も割り算も、ぴんとくることができず、ただ計算をトレーニングするしかできないような子(せめて計算だけで、もなんとかやるしかない、って感じでした。)だったけど、げんちゃんの頭は、算数の考え方を編み出すことができる脳に少しは進化をとげてました。

消しゴム具体物とか、確かに、死ぬほどやったしね~・・・

イルカにとりあえず、芸をしこんで、できるとこだけでも、なんとかできるようにでっちあげる・・・そんな感じの日々だったけど、やっと、理論的なことをお互いに共有して、少しはすすめるようになってきてるようです。

今は、文章題が旬です。算数の言葉を式におこしていく、言葉や数字を与えて、基本的な問題を作らせる・・・そういうことが、げんちゃんの算数脳を整理していくようです。


七田の2年生プリントは、当時、難しすぎて、やらずにおいといたのですが、今、そのプリントがはまります。七田の算数プリントは、文章力とか、図とか、1つの問題に、ちょっとした広がりがあります。ほんとに理解してないと、難しい。げんちゃんのわかってないとこをあぶり出すのに有効です。しかも2年ならちょうどいい。

色々ショックなことも日々多いけれど、やっぱり、少しずつげんちゃんは、進んでいっているようです。

大きなショックがやってきた時のあとは、そういえば、いつも、ぽんと上がっているところを発見するのが、発達育児だった、と、また改めて思い出すのでした。








by glow-gen | 2017-05-13 15:37 | Trackback | Comments(10)

グレーゾーンからの出発

 GW終わってしまいましたね。すご~く濃い休みでした。温泉に行った以外は、なんか、げんちゃんのことで振り回されていたような連休でした。

でも、実家で、久しぶりに小学校時代の仲良しに会いました。そんなときでも、私の興味は、発達障害児の改善・・(笑)。友達相手にその話題です。すると、友達がこんな興味深いことを言いました。

「私は、小学校時代、自分は、そういうグレーゾーンにいたんじゃないか、って思うよ。」

え、まさか~。
長くなるので、彼女の話をかいつまんで書いてみると、彼女は、

”小学校時代、ほんとに暗算ができなくて、算数は単元の確認テストでさえまともな点をとったことがなかったよ。” だそうです。しかも、友達の名前も覚えられなくて、トラブルをさけるためにおとなしくしていた。”らしい・・・

え、まさか・・・
Nちゃんは、今、保険会社で少し上の方の仕事してます。数字を扱うのが仕事。大きな会場で、職員にプレゼンテーションしたりするようなこともやってのけてるみたいです。

さらに彼女は言います。とにかく、暗算だめだし、勉強できなくて、高校卒業するまで、頭いいとか言う世界とは、ほど遠い世界にいたと言います。。確かに彼女の高校は、とりあえず公立だけど、進学校とはほど遠い高校でした。さらに、彼女は続けます。

「でもね、高校出て、今の会社に入って、ばりばり計算とかいる部署に行って、毎日、保険商品の資料を見ながら、電卓を片手に、勉強していったんだよね。
 幸い、私の仕事は、私一人しかいなくて、私が計算ができないこととか、私ができないことを、攻める人がいなかったのが良かったんだよね。
 とにかく、わからないから、毎日毎日、一生懸命会社の資料で勉強して、努力して、計算は、わかったふりして、すばやく、電卓をたたいて、(今ではすごい電卓さばき)ある程度暗算でもできるような顔してやっていたら、なんか、いつのまにか色んなことができるようになってたんだよね。

でも、最近、計算ゲームやってみたら、20までの加減10問が、25秒はかかるのよ。変でしょ。

25秒・・・うん、確かに遅いかも。

それが、何度やってもスピードがあがらないの。それに、6たす7を、どうしても15、と言っちゃう。

げんちゃんが、”わかったふりをする”、っていうのもよくわかる気がする。仕事のやりとりで、相手の方が暗算で ○○でしょ、なんて、数字を言ったりするんだけど、私は、そうですね。としれっと言って、さっと電卓をたたく。そういうの多いかも。電卓で答え出すから、別に、何も問題はおこらないんだよね。だから、私が、計算できないなんて、誰も知らないと思う。今、私は、仕事ができる、って思われているみたいだし。


人の名前もなかなか覚えられないよ。だから、その人の会社とか、色んなことを覚えていて、カバーしてる気がする。とにかく、メモも必死でとるかな・・昔は、おとなしくしてたから、けっこう好かれたよ。

だからね、私が言いたいのはね、げんちゃんも、時間はかかるかもしれないけれど、自分が、できるようになりたい、って思って、毎日毎日積み重ねれば、それなりにできてくるんじゃないか、ってことね。

うちの親は、自分も無学だったし、私にも勉強しろって、ぜんぜん言わなかったのよね。
 だから、自分ができないこともなんとなくスルーしてきたんだけど、会社に入って、あ、これはいけない、がんばらなきゃ、って思って、バカみたいに毎日毎日やってたら、こうなっちゃったわけよね。
まあ、あれだな、げんちゃんのハッピーなとこは、げんママが、色々研究して、やってあげてること。そして、不幸なのは、できて当たり前、って自分基準に考えられちゃってる点・・・ははは(笑)

でも、あれだな。昔からあんたは、研究熱心というか、はまるというか、そこはかわらんね~・・・まあ、げんちゃん大丈夫だよ。 他の子のスピードで行こうとせずにやってみたら。


なんかね。私は、この休みに、がっつりホームスクールをやってみて、げんちゃんの認知が、想像を超えて、普通とは違うということに気づき、衝撃を覚えていたのです。言葉を自由にあやつっていると思っていた子が、実は、言語障害のように、限りなく言語を理解していなかった、というか、・・・奈落に突き落とされた気持ちだったのです。(自閉症スペクトラムとはそういうことだったのか~、と妙に納得してしまいました。げんちゃんは、言語は、低いなりにいけるとずっと勘違いしていたわけですよね~。)
 このまま、今のやりかたで突っ走ったら、一見普通に見えるけど、中身はぜんぜん違うげんちゃんができあがる、そういう衝撃を感じました。

これから書いてみようと思うけれど、げんちゃんに対する認識の大変革を感じ始めたのです。その時にタイムリーに、Nちゃんの話を聞けて、さらに、考えさせられました。
 たとえ、げんちゃんが、テストで良い点をとれるようになったとしても、中身はまったくの別物なんだ、っていうことです。うまく言えないけれど、・・普通クラスについていける、とか、テストとか、そういうものを基準にしても、見えてこない、すさまじい奥深いトラブルをかかえているってことです。 これからは、げんちゃんの育児にまったく違った視点をいれなければならない、そのことははっきりわかりました。

たぶん、この衝撃も、げんちゃんが、チャンスを根気よく作ってやれば、自分の状態や、わからないところを、かろうじて、なんとか、言葉にできはじめた、ことで、少しずつ明らかになってきたのでしょう。だから、決して悲嘆することではないと思いましょう。

次のステップ。ここもまた、ほんとに根気と忍耐を要しますよね。



 

by glow-gen | 2017-05-08 20:57 | Trackback | Comments(10)

わかったふりをする

連休というのに、2日間ホームスクールをやってました。昨日はブログに書いたようにぱっとせず、今朝は、担当してくれたK先生のところから、こんな電話がかかってきました。


「げんちゃん、今日は、まったく入らないのですが・・・どうしましょう。」

こっちの一生懸命さだけ空回りして、へとへとになって、やり場がなくなった様子でした。

「え~、そんなこともできなくなってるのですか?」
と私。あれだけバトルして、げんちゃんのモチベーションを上げた、と思っていたのに・・・


昼過ぎ、私が担当しました。
げんちゃんの好きな歴史を、チャレンジタッチでやりました。チャレンジは、音声や絵で、解かせる前に、簡単な講義をしてくれます。

平安時代をやってました。その中で、

「藤原道長は、娘を天皇の后ににすることで権力を伸ばした。」

というような話が出てきました。何度も、同じことを説明してました。
ところが、げんちゃんは、問題を答えられません。

「藤原の道長は”天皇”で、・・・」

という文を迷うことなく選択してました。あほじゃないの?娘を天皇に嫁にやった、と、あるでしょう!
しかたなく、げんちゃんにもう一度最初から説明を聞かせました。  でも、彼はしどろもどろです。私は、いやな予感がして、

「げんちゃん、藤原道長は、なぜ権力をもっていったの?」

と改めて聞きました。しかし、げんちゃんは、やはりまったくわかっていません。それで、私が、丁寧にまた何度も説明しました。すると、

「あ~、そうか~・・」
と言うので、もう一度言わせてみました。やっぱりだめです。何度も繰り返した後、

「え~っと、え~っと・・・藤原道長のお姉さんが.-・・・結婚してー・・・天皇が強くなってー・・・??」
「はあ? お姉さん??」

ここにいたるまでたぶん30分くらいはやりとりしてました。今までの私なら、げんちゃんの、あ、そうか~にだまされ、じゃあ次に行こう、となってましたが、先月から、復唱させることをはじめてました。30分をかけて、説明したり言わせたりしてもこれですよ。もう、私の疲労感はピークになってました。

何がわからないというの? 私がさんざんあれこれ聞くと、

信じられないことに、げんちゃんは、”娘”の意味がわからなかったとぼそっと言いました。え~~!汗 です。

じゃあ、なぜ、それを聞かないの? わかったふりをするの?   と思いません?

頭にきて、さらに問い詰めると、

「わからなくても、あとでまた勉強すればいいかなーと思った、」
とか、

「早く終わるかな、と思った」
とか、ほんと意味不明なことを言いました。復唱させる、ということに気をつけだして、げんちゃんがいかに、わからなくても、わかったふりをするのか、いやというほど思い知ったので、しつこいくらい.、どこがわからないか、なぜ、わかったふりをするのか、聞きました。

なんだか吐き気がしました。私が説明した時間は何だったの?

「あ~、そうか~。」とか、「わかった~」

とか、まるで、しっかりわかったかのように、言うのです。

あきれました。
あんたの、わかったーなんて、絶対信じないからね。なんで、そんなこと言うの?結局、また一からやるから、時間が全部無駄なんだよ。そういうことは、一生懸命やってる私への裏切り行為だよ。と、さんざん彼につめより、やっと、げんちゃんは、反省しました。(いや、たぶん、わかったつもりになってるだけだな・・・)そのあとも、わかった~とか、言ってましたが、もう、それは、反射のようになってるようでした。
いらっとしながらも、私は、ぜんぜん無視して、わかったんだったら、説明して・・と、、たどたどしくても、説明できたり、言いかえられたりした時だけ、わかった、と判定するようになってました。


その日のそのあと、げんちゃんの取り組み方は、少しかわりました。私も、認識を少しかえました。

げんちゃんは、次のステージに来たんだな、と感じました。

パニックになる、とか、どうしても集中できない、とか、きょときょとするとか、どうしようもない時期をクリアして、そこそこ進化しました。

ソーシャルもけっこう伸びて、相手に、「そうだね。」なんて、いい感じの相槌をうちます。

しかし、抽象的な説明などを理解する力や、言語能力はまだまだ低い。もちろん算数能力も。そういう能力のちぐはぐが、悪く言えば、わかったふりをして、その場をやりすごす、というはなれわざとなって出てきているのかもしれません。(本人は、そう悪気はないようなのですが・・・)


夜、しきりなおしたときに、げんちゃんに、自分の言葉をつむがせて、問題を説明させるようにうながして学習させましたが、やるほど、ちょっとずつ伸びていくような感じが持てました。ここを伸ばせば、能力のちぐはぐはなくなるんでは?

昨日のバトルに引き続き、
「決してわかったふりをせず、一生懸命質問する!」

というテーマをげんちゃんに与えました。

今日のことのあとに、私は、アダルトの発達障害グレーの方のブログで読んだ記事を思い出しました。それは、

「とんでもない習慣を改善するように、旦那さんに言われ、わかった、と神妙に答えるけれど、まったく改善しないで、パートナーを困らせる」、という内容でした。本人は、ほんとに、その時、改善しようと思っているけど、結局できずに、また話し合いとなり、また、その時、「わかった、と答えている。」

私たちのわかった、は、改善します。とか、理解しました、ということだけど、げんちゃんのわかったは、とりあえず聞いた・・・ということなのかもしれませんね。悪気はなくても、認識の違いは大きいのかもしれません。

どちらにしても、周りにいる人たちは、ほんとに振り回されるわけです。ほんとに理解できるようになることを目指して、げんちゃんの能力をアップするようにトライしようと思いました。

by glow-gen | 2017-05-05 01:04 | 発達障害改善の段階 | Trackback | Comments(19)

チャレンジ

一泊二日で、温泉に行ってきました。プールやゲームセンターや、おいしいバイキングありで、げんちゃん、とっても楽しみました。こうやって、げんちゃんに負荷をかけずに、家族生活しているぶんにおいては、げんちゃんは、ほんとになんてこともなく、普通の子に見えます。

 男湯から出て来たら、ここで待ち合わせるよ、とか、その程度の言いつけなら、特にトラブルもありません。バイキングも、自分でとって、周りに迷惑をかけることもありません。

 難しいことをさせず、こういう感じだと、親子関係も良好なんでしょうね~・・・

しかし、こと、げんちゃんに、算数をさせたとたん、私とげんちゃんの関係は最悪になります。彼に、もう一度、算数の初歩の初歩を洗いなおして教えていってみて、すかすかのところを、もう一度整理して入力してやる、と、やるべきことをわかっている私です。しかし、実際に取り組むと、

「こんなところさえ、お前はわかってないんか~い! 」
と目の前で、うちのめされます。母親の心臓は、ずたぼろになってしまいます。

今日も、修羅場です。たぶん、このあたりは苦手だろうな、と思ってことにあたったけれど、結果は、私の想像をこえていました。
10進法の手作り問題をさせてみて、まさか、ここまでできないとは・・・

10×10=100
これはかろうじてできましたが、
5÷10=2
と書かれた時には、なぐりたくなりました。好き勝手に割りたい方から割っている・・・10を5で割ってどうするつもり。あほか
50÷10=

ずっと考えている(ふりをして)、フリーズしているげんちゃん。少数のひっ算もするし、割り算なら、0を最初に消して、なんてことも、そこそこするげんちゃんなのに、何をいまさら、・・って感じです。

おまえは、何もわかってなかったんかい!結局、位取り、というか、桁の意味がまだ、超不完全なのでしょう。

今日また、仮分数と帯分数に置き換えるところを、復習しましたが、似たようなものでした。

でも、彼の視線の動きを見てみると、彼は、本当に理解できないのではなく、脳をフリーズさせて、考えることを放棄しているのです。上手に、カモフラージュしてますが、算数に関しては、理解しようとする意識を放棄してます。

それは、分数の問題を、図におこさせて理解をさせるべく作業させていって、理解したと判断したのに、問題を出したとたん、でたらめを書くげんちゃんを見てはっきりわかりました。

今までの作業はまったく無意味といった感じで、まったく別の意識レベルで、適当に答えました。

もう、頭にきて、怒鳴ったら、

「え~、だって、ぼく算数苦手だから・・・無理だもん。」

と、たんたんと言うではありませんか、分数が苦手だから、なら、まだしも、算数が苦手だから、なんて、ここまで、何時間もかけて、一生懸命、やりかたを工夫して教えてきた私に失礼でしょ!わからないところを質問するエネルギーさえ出し惜しみします。

色んなことがアップしている今、げんちゃんは、まったく理解できないステージは終わってると感じてます。それでも、彼の意識は、まったくできないときと同じ。常に、ぽかんと口をあけて、食べさせてもらうのを待つ感じです。算数の回路を決して自ら動かそうとしない感じです。

げんママの目が座ります。いろいろげんちゃんに言った後、

「あんたねえ。自分をかえないと、発達障害だから、と言って、いつも支援してもらってすごしてたら、そういう世界から出れないからね。算数は苦手、と言ってれば、だれかがなんとかしてくれるわけ?買い物さえ四苦八苦して、わからないことをひたすら隠すことに必死な暮らし。そういう未来でいいの?(最近は隠すことにエネルギーを使いだしてるげんちゃんです。)
自分の手で、自分の人生つくっていくんだよ。あんたのまわりの人たちは、全力であんたを応援してるの。最高のチャンスを与えられて、自分がやる気をおこさないんだったら、あたしは手をひくよ。チャレンジしなくても、それなりに、サポートしてもらって生きていく道はあるからね。自分で選択しなさい。
もう、やめよ!」 

ほんと、最後通牒のような気持ちです。すると、私の迫力にびびったのか、

「いやだ!」
と叫びます。

「あのね。きびしいようだけど、あんたが挑戦してるのは、ほんとに大変な道なんだよ。一人の障害児が、それを克服して、自分の人生を、自分で作っていこう、ってことでしょ。甘ったれて、やれることじゃないわけ。あたしもK先生もみんな本気なの。
さしでやってんだよ。あんたも、本気にならなきゃ、絶対到達できない道なんだよ!
わかる!!  もう、あんたは、昔のがっつりのげんちゃんじゃないの。ちゃんと考えることができるようになってるんだよ!」

子供とはいえ、必死で臨むことを、私は彼に要求します。

でも、げんちゃんは、なんか、その瞬間、目がぱっとかわりました。そして、分数の問題にもう一度トライ。
やっぱり思った通り、前とはぜんぜん違いました。すらすらとかじゃないけど、意味を一生懸命考えて答えを出しました。そして、なんか、ちょっと満足した顔になって終わりました。

「あ、なんか、ちょっとわかってきたような~・・・」
とか言って。
やっぱり、そうです。げんちゃんは、算数さえも、かわってきてるのです。げんちゃんプロジェクトチームの本人そのものの意識が、これからの道を左右する、そういうステージにきています。

メンタルをささえる体もできてきたし、色んな基礎能力もできてきた。学校の先生方を含めて、プロジェクトチームメンバーもこれ以上ないほどそろっています。
あんたがやる気出さないのは、甘えというものでしょ。

勇気を出して、チャレンジしてほしいです。

by glow-gen | 2017-05-04 01:42 | Trackback | Comments(6)



小学校6年生の息子。5歳の時に、発達障害とわかり、ママの格闘の記録。
ピックアップ 
 エジソンアインシュタイン協会詳細HP
ブレインジム 
灰谷先生リンク
安曇野式算数 矢ヶ崎先生詳細リンク
こども整体 頭蓋仙骨療法
げんちゃんママの紹介
小学校6年になる息子げんちゃん。5歳の秋に、発達障害が発覚。最初はショックだったけれど、脳はまだまだ未知数。ママがなんとか素敵な子供に育ててみせるぞ~。最初はIQ60、・・コミュニケーションも微妙。身体もふらふら、はさみもにぎれず・・・もちろん絵もまったく描けず、5歳なのに、ほとんど2歳児みたいでした。いや、それ以下の機能もたくさんありました。
 「子供の脳に良いこと」を書かれた鈴木昭平先生が主催する、エジソンアインシュタインメソッドに出会って、ママが改善をさせることを学びました。そこを皮切りに、日々研究を積み重ね色々取り組み、相当改善してきました。、たまたま支援クラスができなくて、普通クラスの1年生に入学しました。2年の2学期から、支援クラスができて入ってます。算数の学習障害は、ひどく、相当苦労してますが、毎月毎月、必ず進化しています。日々はらはらどきどき。 天才ぼうやに育てるべく、奮闘中。パパと浪人生の娘と、医療関係に働くワーキングママ。
 近くに住む、お姑さんに手伝ってもらいつつ、がんばっています。
1年生の2学期から週に1.5日学校を休ませて、ママがおうちでホームスクールをやってます。4年からは週二日になりました。さらに、5年の9月からは、2.5日に増え、3学期からまた、週2日にもどし、今にいたってます。
近くに住む、主婦のK先生のおうちで、ママが仕事でできない日は、ホーム学習のお手伝いをしてもらっています。
 昨年5年生からは、算数以外、試験的に普通クラスにシフトという快挙です。発達の改善に取り組みはじめて6年の歳月は、子どもをどんどん改善していきました。
  リンク
聖書と福音
エジソンアインシュタイン協会
MANAの成長記録
御陽女様のいえ
飯田医院
道草日記2
チンジンさんjinjinのブログ
無くて七癖のブログ
LD?ディスクレシア?
かいすみママのブログ
プチトマトの発達障害克服するためのブログ
鹿児島のまゆたんのブログ
こども整体
ぷりんときっず
ぼくの感覚過敏について

人気ブログランキングへ
にほんブログ村 メンタルヘルスブログへ
にほんブログ村
フォロー中のブログ
カテゴリ
全体
ライター紹介
ゆうゆうさんの手記
ゆうゆうさんyou tube
発達障害治療プログラム
お手玉トレーニング
視覚機能障害
無認可保育園、幼稚園
ビジョントレーニング
ギフテッド天才の育て方
障害児の親
おもちゃ
くもん(公文教室)
自治体の発達支援部署
体遊び
ワーキングママ
トレーニングの効果
本の紹介
鈴木昭平先生
ママ考案トレーニング
ピアノレッスン
ハンディキャップの子供たち
トレーニング法
ママのホームスクール
コウ君とカナちゃん
エジソンアインシュタイン
コーヒーブレーク
気功
特別支援学級
脳への考察
幼稚園でのできごと
教材
合気道
ブレインジム
ソーシャルスキル
発達障害改善プログラム
抑肝散
げんちゃんの体の機能
小学校生活
発達障害をとりまく社会
遅発性アレルギー
ラフマ アルファーGPC
たいそう教室

1年生夏休み
登山
サッカー
算数の学習障害
このブログのサマリー
ホームスクール
算数の学習障害
モンテッソーリ
お漏らし尿漏れ
天候と発達障害児
2年の夏休み
知能検査
体幹を鍛える
頭蓋骨と筋肉 頭蓋仙骨療法
発達障害改善の段階
プリント学習
3年生1学期
ママ会
運動会
夏休み
まわりを読む
ワーキングメモリー
会話力
高圧酸素療法
普通クラスでの様子
教室見学
指示通りに動くことができない
安曇野方式算数
身体能力、原始反射
マッサージ
連絡帳
学習用ソフトを使って
発音障害、言葉が出ない
思秋期自主性
聞く力
お絵描き工作
指先能力
段取り力
ゲームとの付き合い方
国語の授業
イルカによる介在療法
知能検査
意識のこと
時間
抽象的な思考を作る
英語
未分類
以前の記事
最新のコメント
最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
最新の記事
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧