げんちゃんの発達障害プロジェクト

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少しのんびり行きましょうか~。5年生

   発達育児をやってると、よくいきづまります。まあ、姑に言わせると、子育てとは、最もむつかしい母の仕事らしいですから、発達育児に限ったことではないのかもしれません。

 何がいきづまってるか、というと、げんちゃんのモチベーションがけっこうあるにもかかわらず、げんちゃんの能力がまだ低いままで、まったく行動がともなわないところかな~・・・
 それから、普通クラスで過ごさせているので、なんか、こっちもすごくプレッシャーかかって、しっかり早く追いつかせなきゃ・・みたいな意識が知らず知らず働くようです。また、中学校シンドロームというか、中学までにもうちょっと伸ばさなければ、中学どうするの~?
という、底知れないプレッシャーも追い打ちをかけるようです。

 よく考えれば、もっとのんびりやってもいいのかもしれないな~・・・今までは、がむしゃらにやってきたけど、このすさまじくプレッシャーのかかる時期だからこそ、あえて、ま逆の戦略を打つ・・・

 たぶん、人生は、やばくなった時ほど、あえて、柳のようにふにゃふにゃ、やりすごすのがいいときがある・・

たぶん、今は、ふにゃふにゃ結論を急がずにげんちゃんを泳がせたほうがいいんだろうね~と思います。が、しかし、算数のわからなさを見てしまうと、げげげ~~(汗)っとなってしまいます。学習にかかわらずいれば、げんちゃんとの生活は、別段やり過ごせるのに、算数を見てしまうとだめ。やれやれ・・・(もちろんほかの教科も程度の差はあれど、あやういし。)
もし、どこかの国のように、算数の学習障害と診断されると、そこだけすっぱりとサポートが入り、テストもなんでも、いろんな意味でげたはかせてくださって、ほかの子と同じステージに行けるシステムだと、親の心配感は少なくなるのでしょうが、残念ながらとっても日本は遅れてます。

 要は、げんちゃんにあったシステムで、彼の能力を伸ばせる環境が、中学になって与えられることが保証されてるといいですよね~。よくあるフリースクールとかそういうのもいいけれど、もっと、普通の学校っぽいとこがいいな~。まあ、実際はなかなかないから、みんな困っちゃうんですよね。以前、ここ入れようかなと思っていたミッションのフリースクールは、障害児は人手不足でだめらしいので除外・・まあ、確かに、手を取りますよね~。

 中学の普通クラスに入れるんだったら、もう少しすべての能力をのばす必要がある・・・

日本の発達障害児の5年生6年生の母親は、けっこう追い詰められているんでしょうね。そういえば、わが地域の支援クラスのママたちで作る団体は、活動内容が、作業所の見学とか、そういうのが結構目玉だとか聞いたことがあるので、ちょっと夢がないよな~・・

 げんちゃんが、モチベーション低いとつい
「あんた、このままだと、中学行くとこないけど、どないするの~?」
とか、つい言ってしまいます。中学の環境がそろってないので、支援学校を選んだ先輩も過去いました。小学校は何やかんや言いながらも、まだまだ恵まれているのでしょうね。

 中学は荒れてない私立がいいです。が、そういうとこは学力ないと入れません。やれやれ・・このまま校区の中学に普通に行って、だめなら、またホームスクールかな~・・しかし、その頃は、げんちゃんも、今より大人になって、恥ずかしいとか、つべこべめんどうくさいことが入ってくるだろうし。

 うちの患者さんで、小学校の上学年で発達障害と診断され、それまでのたくさんのトラブルに納得がいった少年がいました。彼は、中学の普通クラスに進みましたが(私は、支援じゃなくて大丈夫なんかな~と思ったけれど)、けっこう先生方のサポートを得られて、思ったほどトラブルなく、小学校よりむしろストレスなく学校に通っているのだそうです。さんざんだった成績も、なんか、伸びたそうです。お母さん曰く、なんどやっても覚えられない学習の記憶力がよくなったらしいです。中学は、発達障害児の伸び時みたいですね・・・
そういうの聞くと、なるようになったとこで、対応すりゃいいか・・・

 小学校に上がるときもほんとに心配したけど、何とかなったから、たぶん中学もなんとかなるでしょう。
ちょっと柳のようにふらふらやりすごすメンタルで、ここんとこ乗り越えていきたいと思います。

算数は、げんちゃんの好きなチャレンジタッチと、あとは具体物とか、ステージダウンしたトレーニングをたんたんとやる・・・
宿題こなそうとか、学校のいただくプリント仕上げようとか、柄にもなく、まじめにやろうとするのはやめよう。
(お姉ちゃんには、受験に成功するには、学校の宿題とか、全部こなそうとするんじゃないよ~なんて、かっこいいこと言ったのにね~。)
そして、彼の理解が悪いことにヒステリーをおこさず、たんたんとやる。くいつきが悪けりゃ減らして、彼の敏感期到来の作文とか読書とかそういうのをやっていこうかな・・・

柳になりましょ~。5年生。

by glow-gen | 2016-06-16 19:22 | 障害児の親 | Trackback | Comments(28)

「見る力」「聞く力」~聞く力について その4 

   げんちゃんの聞く力について考えていたら、なんだかちょっとため息が出てきます。聞く力ってのは、前出の上嶋恵さんの本で紹介されるようなトレーニングで、多少は訓練できるかもしれないけれど、私が、げんちゃんに求めているような、たくさんのことの同時処理的な聞く力、そして、的確な出力をともなう聞く力を、すぐに養えるとは到底思えないからです。実際の現場は、トレーニングで抽出した内容に比べれば、はるかに情報量が多くて複雑です。パイロットが飛行機のフライトをするのに例えれば、パソコンシュミレーションと、実際の飛行ほどの隔たりがあると思います。現状の情報処理能力というのは、すべての能力の上に君臨する、最高峰の力です。

 一つ一つの処理ができたからといって、それを、なめらかに組み合わせ、すばらしい出力を生む、という結果は、今のげんちゃんからは、まだまだ出てきそうにありません。

 とはいえ、何かしらのことをやらねば、ますます到達点がはるかかなたのままでしょうから、とりあえず、トレーニング内容を決めました。

1、算数のドリルは、部分的に、問題を読んでやって、聞いて書かせる。
2、国語の問題集も、読んで答えさせるものを作る。
3、理科社会は、参考書を読んだり見せたりしながら、聞いて、ノートをとらせて予習させる。(今までは見ながら説明してばかりでした。)
4、買ってから、あんまり取り組んでいないTLP(音楽療法のヘッドホン  詳細は、チンジンさんブログで見てください。)に取り組む。
5、前庭覚の問題に取り組む。(これは、また書きますね。げんちゃん、くるくる回しても目が回らなくなってます。昔はまわっていたのに・・・)

6、単純に聞くトレーニングだけでなく、地道に、すべての知的能力を上げる。(ここは、今さら言うまでもなく、これまでと同じです。)

まあ、漠然としてますね。でも、とりあえず、目で見て解く・・・ということに加えて、聞いて解く、という時間を設けるくらいのことをしようと思います。

とにかく、げんちゃんは、算数の勉強にすべてのエネルギーがそがれます。ブラックホール算数! こいつが吸い込む吸い込む・・・

 げんちゃんは、知的能力の高いアスペルガーのようなお子さんとは対照的に、本当に学習能力が低いです。そして、学習能力のわりに、逆にコミュニケーション力や、生活力は、もしかしたらあるのかもしれません・・・(知的能力が低いわりにということで、特別高くはありませんよ~。もちろん。)その証拠に、オセロゲームをすれば、支援クラスの2年生にさえ負けてるし、情報の連携、理論的に推察する能力なんてのは、唖然とするばかりです・・・

 そして、昨日の日曜。ほんと毎回うんざりです。宿題があるというのに、まったく意に関せず、夜になるまでとりかからず、夜になってとりかかるとすぐに眠くなります。一日の時間配分とか、自分のやるべき段取りなどを考えず、まず、目の前の、やりたいことありきです。

 夜になって、私のテンションがあがってひどく注意すると、
「あ~、もっと早くすればよかった~。」
だの、僕はばかだ~など、後悔します。宿題はやらなくてもよいとは思っていないようで、時間がぎりぎりになると、焦ったりしてますよ。しかし、最後の最後になるまで、目の前の興味をひきつけるのもに、意識のすべてを奪われてしまい、刹那刹那の暮らし方になるようです。

 同じ注意を毎週うけて、反省し、また次の日曜は同じ事を繰り返す。まさに、これぞ発達障害そのもの、と私は思います。

 だから、月曜の私の気分は最悪です。職場でいつも愚痴ってます。
「あ~、私は、今日は病んでます~。ああいうのにかかわっていると、ほんと精神病む病む・・・。」
と笑い飛ばしておりますが、まじ病みそう・・・笑

 で、夕方、あ~~~!叫んでしまいました。
そうです。娘の受験の三者面談をすっぽかしてしまった! わお~~げんちゃんのことばかり考えて、完全スルーしてしまってます。

 やれやれ、よくある、障害児をかかえると、ほかの兄弟にしわ寄せがくるっていうあれだな・・・

 ほんと、病んで当然だね~・・・ 病みの月曜日、とホームスクールあけの木曜日でした。

by glow-gen | 2016-06-13 20:09 | 聞く力 | Trackback | Comments(8)

「見る力」「聞く力」~聞く力について その3 

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ほんとに、この先生方の報告で、
前ブログから引き続き、
「あ!、そういうことか~。」と、いろんなことが府に落ちました。

実は、見る力も、聞く力も、以前から、何度か気づかされていたげんママです。支援クラスのもと教師だった上嶋恵さんの著書、「3ステップ、聞くトレーニング」 「1分間集中トレーニング」も、何年も前に取り寄せて、なるほど~と、思った記憶があります。

いつの時も、もれなく、げんちゃんの会話や生活に、普通とは違うストレスがつきまとっていて、それは、聞く見るという能力の乏しさだと、おりにつけて気づかされてはいました。

3年生になると、少し教室でおとなしく、勉強に取り組めるようにもなったので、「きくきくドリル」、というCDつきの聞く力をアップする問題集を買ってきて、時々ですが、やらせてもいました。
 最初は、簡単なレベルでも四苦八苦してました。聞きながら、右、左、右、と左右を聞き分け、進んでいくような問題も、左右が必ずシャッフルしたりして、苦戦しました。3年の時点で、なんか、こう、うまく進まず、今これをするのが、時期ではないな、と感じたものです。
 それから、思い出したように、その後も、時々取り出してはやり、訓練するというより、げんちゃんの能力の確認作業のようにしてぽつりぽつりとやりました。

 最近はちょっと、ほかの勉強が忙しくて、あまり聞くことに集中した能力について考えることが少なかったようです。

 いつも、算数に追われ、漢字に追われ、していたので、こういうトレーニングは、どうしても、すぐに忘れ去ってしまいます。しかし、ほかの能力を上げれば、ここも、ちゃんと進化するようで、ぼちぼちですが、その時よりはましになってます。

 聞く力には、単に耳の問題だけではなく、脳で処理する高度な能力が付随しなければなりません。聞いたことを、ためておく、という重要な次の処理が必要です。たぶん、これが、ワーキングメモリーとか言われる部分なんだと思います。あとに入ってくることが優先され、最初のことは、すっかりぬけてしまうんでは、話の内容はつかめないのです。普通のお子さんなら、情報が、心のメモにすべて刻まれる頃には、最初のほうの情報は、すでに、加工にまわされているでしょう。

 これらの作業が、なめらかに脳の中で行われるから、普通のお子さんは、とぎれることなく、いろんな会話や、指示のあとの作業がスムーズにいきますが、げんちゃんのような子は、残念ながら、どれもこれも、ぶつ切りで、断片的だと思います。

 以前に、上嶋恵さんの 上にアップした著書を手にとって、少しトレーニングに取り入れたりしたものの、また本棚のすみっこにおいやってしまっていたのは、結局、この聞く力というのが、いろんな下支えする能力が相当アップしてからじゃないと、上がってこないことを、感じてのことだったんだと思います。この本に紹介されていることだけ、取り出してやったとしても、教室でちゃんと聞ける子にはなりません。
 やはり、総合的にすべての脳の機能を上げていく必要があります。
 
こういう取り出してきなとレーニングは、それを理解したうえで、総合的な能力アップの一つのアイテムと位置付けて、やるのが良いと思います。また、難易度が高いと感じるときは、総合的にアップできる能力をあげて、時々、確認作業的にやってみる。そういう使い方も有効です。

 ワーキングメモリーを鍛えるというトレーニングもよく目にしてきました。そういうことを有料でやる団体もあります。

そういうところに、わざわざオファーしなかったのも、私はその時は直感で取捨選択してたのですが、今なら言葉にできます。そういうトレーニングが、ほとんど視覚によるトレーニングに限られていたこと、単純化されたゲームのような感じのことを少しやるくらいでは、げんちゃんに求めている、この聞くという一連の複雑で高度なスキルが、そう簡単につくものではない、と私は感じたのだと思います。まあ、そういうこと抜きに、そもそもそれにかける時間がなかったことが一番かもしれないけど・・・

 勝手な想像ですが、ワーキングメモリーのトレーニングと称する一般的によくある、認知症予防的なトレーニングが、すぐに、生活に反映されていくとは限らないのは、それだけ、聞く力というのが、複雑な能力の集合体だからではないでしょうか。

 もちろん、トレーニング自体は、やれば、絶対に何らかの効果を生むものと思います。時間とお金がたくさんあれば、どんどんやるといいと思いますが、発達育児は、遅れている時刻表を、普通列車でとにかくとばして、急行列車においつくような側面があります。できるだけ有効な戦略をたて、時間対効果、費用対効果の高いものを探していきたい。

 どんなトレーニングも、”これさえやれば”、的な効果はありません。脳とは、相当複雑な働きをする臓器で、ありとあらゆるところからせめなければ成長していかないのだと思います。聞く力と、私が考えている、教室でちゃんとみなについていける能力というのは、そうそう単純ではないのです。
 ですから、そういう意味では、逆に有名な先生のところに、タイマイはたいて、交通費使っていかなくても、十分、ママの愛情とあれこれやる働きかけで、いろんなことができるとも言えるのでしょう。

 やってると、目の前のチョイスから母親の第六感で瞬間的に選別して、あとから、その根拠を言葉にできることがあります。あとからそういうことだったのか~と、腑に落ちるわけです。
 今回、先生方の報告で、ヒントをいただき、上嶋恵さんの本を再読したことで、聞くということ、わかるということ、作業記憶ということ・・・・単純なトレーニングだけでは、そういう一連の聞く力は、すぐにはついていかないということを感じました。また、ある程度能力がついてこなければ、上嶋さんの本のようなトレーニングも、空回りするだけで、時期が早すぎることもあるでしょう。
 しかし、単純なトレーニングも、時にはその子の能力の確認作業として役立ち、そこそこ能力がついてきた頃なら、能力の強化と整理、という意味で、ちゃんと役立つだろうということ。そういうことが、頭で整理できました。つまり、学校で能力のある普通の子にこういうトレーニングをするなら、即効性もあるということです。

 そういうことを考えると、今、とりあえず、ついていけてもいけなくても、普通クラスに楽しそうに通うようになったげんちゃんに、一連の聞く力をつけるために、どういうプログラムが良いのでしょう。
 前より、ずいぶん、総合力も上がっているげんちゃん。聞くことに特化したトレーニングは、前よりも効果をあげるかもしれないですね。

  げんママ流に、日ごろの学習の中に取り入れやすくするトレーニング法を、考えてみることにしました。
 より実践的で、日ごろの学習とは切り離さずにできること・・・







by glow-gen | 2016-06-10 19:39 | 聞く力 | Trackback | Comments(20)

”見る力”と”聞く力”~聞く力  その2

げんちゃんの教室での様子はなかなか興味深かったです。
一番前に座らされて、先生が、なにくれとなく、目をかけていただいているようです。担任の先生は、スポーティーな若い先生で、なかなか気の回る賢そうな明るい先生です。げんちゃんが大好きになるのもわかります。

 休み時間に、隣のかわいい女の子と、ハイタッチみたいなことや、グーで互いにリズムを取り合って手をぶつけあったりする不思議な手遊びをしてます。げんちゃんなんか、誰にも相手にされないのかしら、と思っていたけれど、けっこうかわいがってくれる女子や男子がいる模様です。4年の初めのころまでは、教室に入るといきなり、げんちゃんのうっとうしさが鼻につくようなありさまだったけど、けっこう平和な感じになってるので、成長したな~と感じました。席を合わせて給食をとっている様子も、にこにこと周りに溶け込んでいます。
やわら、 前でお当番がクイズを始めました。
 ほかの子は、顔がそっちをむいていなくても、クイズの声に集中している様子がわかります。でも、げんちゃんは、なんか、表情が違います。目が違うのです。うまく言えないけれど話を聞いてない目。ほかのこと考えている目です。

 当番さんが、
「答えが1番と思う人手を挙げてください。・・・・2番と思う人・・・」
と挙手を求めても、げんちゃんは、さっぱり手を挙げません。

やれやれ、聞いてねえじゃん!
「げんちゃん、ほら、何番と思うの?」
と私がうながすと、
「う~ん、ぼく、よくわからないから手を挙げなかった。」
と言いました。
ふん、聞いてたんかい。ほんとかよ・・・って感です。なんか、目が違う。でもまあ、まったく耳に入ってないわけじゃないのかもしれません。少なくとも、手悪さもせず、じっとしていたからね。

 次に、友達とのからみ。友達がしている会話に、うまく相槌を打つより、自分の話を始めるげんちゃんです。ただ、そのタイミングが、前よりうっとおしくなくはなっている。そうだね~。もちつきで言うと、杵でついている相手から、無理やり杵を奪い取るかわりに、優しくとってる感じくらいになってる。うまく言えないけれど・・・

 ごくたまに、合いの手を入れることもある。
「え~、そうなん・・・」
とか・・・。穏やかで好ましい、というまでにはいかないけれど、クラスでの浮き具合は、かなりマイルドになっていて、落ち着いてるな、という感じは受けました。成長!。

 そして、理科社会より授業についていくのがむつかしいと言われる国語は、ノートをとれていないことが多いです。
なんで?
と聞いたら、
「今日は、先生の話がおもしろかったから、ノート取るの忘れてた・・・」
と言いました。
 ほう!もしかして、ノートとる理科社会は、逆に先生の話聞かず、ノートに没頭している可能性もある・・・いやきっとそうに違いないと思いました。

私との会話も、餅つきの”きね”と”合いの手”で言えば、すぐに、杵をとられる。まったく違う話にもっていって、話をとってしまうこともあるけれど、関連の話の時もあるので、少しは進歩しているといえるのでしょうけど。。

 げんちゃんが話しているときに、
「あ、げんちゃん水筒を袋から出しといて。」
みたいな声掛けをするとき、げんちゃんは、ぜんぜん聞いてないようなありさまで、話をやめないときがまだまだ多いです。
でも、
「げんちゃん、聞いてよ、今なんて言ったの?」

っていうと、
「水筒でしょ。わかった。」
と答えます。こういうシチュエーションでも、一つの単純な内容なら、聞いて覚えていることが多くなりました。
でも、
「げんちゃん、K先生のところに行ったら、今日は、5時までに返してください、って言って、お月謝の袋をもらってきてね。」
なんてことだと、
「あ、K先生に・・・・」
と口ごもってしまう。


なるほどね~・・・こういうところを総合すると、げんちゃんには聞く力がはなはだしく欠けているわけです。


じゃあ聞く力とは何なのか、と言うと、

まずは、相手がしゃべり始めたら、注意がそちらに喚起されます。そして、その内容を聞いて、頭のメモ帳に書き記すことをします。たとえ、少し複雑な内容を言われても、抽出してまとめて、何が表現されたかということを把握します。

その入力が頭の中にできあがると、それから、自分の行動が決定されるまで、また回路が働き、会話と行動のスムーズな出力が行われるんじゃないかな、と思います。


げんちゃんを見てると、まず、注意喚起ができない。自分が話していたりすると、そのまま切り替えずどんどんしゃべっていたりする。
そしてさらに、相手の会話に注意が向けられても、いくつかの内容が話されると、自分の中で集約できにくいようです。多くのポイントがあったりする話になると、聞いているようでも、一つも聞けてない、もしくは、理解してない、ことさえあります。

 その原因の一つに、話が長くなると、最初の方はわすれちゃうのかもしれませんね。

一連の、この注意喚起、話を最初から、ざっと覚えている、内容をまとめたり、加工していくことができる。自分が話したりしているときでも、話すことと、聞くことが、同時処理できる。


まあ、聞く力とは、こんな感じかなと思います。げんちゃんには残念ながら欠落しているようですね。

いつも、なんで、げんちゃんとしゃべると、こうまで疲れるんかな・・と、もやもやしてましたが、結局一言で言うと、彼に聞く力が欠落しているからだ、と、先生方のレポートでやっと言葉にできました。

先生あありがと。




 

by glow-gen | 2016-06-10 02:18 | 聞く力 | Trackback | Comments(8)

”見る力”と”聞く力”~聞く力  その1

 
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?本文とは関係ないけど、最近マイんクラフトにはまっているげんちゃん。スマホで、ほんのちょっとしかやらせないかわりに、リアルマイクラやったら~と言って、建物作る工作を促したら、初めて自分から工作出力しました。発砲スチロールくっつけて、色ぬって、いくつかの箱くっつけて・・・そんなんでも、工作みずからやらないげんちゃんがくいついたのはマイクラのおかげでしょうね~。ゲームやる、と言い出したら、工作に促す・・・
 ゲームは、何かでおきかえる、という方法が、戦略なのかもしれないですね~。
 (さかさま画像、反転しても、アップするとこうなります。なんでかな?知っておられる方、教えてくださいませんか~)


先日、運動会がありました。走りは、障害物レースだけ、というマンモス校ならではのメニューでした。

障害物レース。袋はいて両足飛びする、あの定番のメニューができず、どんじりでした。まあ、でも、けっこう高いハードル飛びは、ちゃんとクリアしました。相当遅れたどんじり坊やが、最後のかなりむつかしめのハードルを、2個ともクリアしたので、近くで見ていた父兄が、「え? できたよ・・・」と意外な声をもらしたのが印象的でした。

でも、やっぱり、体の使い方は、まだまだ不器用なんでしょうね。
 
 集団の組体操もありました。その時、途中音楽がとぎれてしまって、競技が5分くらい中断したハプニングがありました。げんちゃんどうするかな~と、見ていたら、ほかの同級生同様、並んだまま微動だにせずじっと待っていました。なんでもないことだけど、そういうとこに進歩を感じました。

 ただね~・・・集団棒取りゲームの時に、大好きな同級生に後ろからまとわりついていたのを目撃しました。その子を見ると、大好きすぎて理性を失うようです。やれやれ・・・
 まあ、しかし、無事終わってよかった、よかった。

 なんせ、げんちゃんの原点は、トラックをショートカットして走ってしまったとこにあります。あの頃に比べれば、ほんとに、どきどきしながら見なくてもよくなっています。

 運動会なんて、げんちゃんに限らず、運動がぱっとしない子にとっては、どこか苦痛ですよね~。当然、げんちゃんも嫌いみたいですね。

 しかし、げんママたんたんと見ながら、まだまだ体の使い方まずいんだな・・・と、伸びしろ確認。やっぱり、学校ってところは、ほんとにげんちゃんのステージを見極めるのに大切な所だな、と思います。

 その後、支援の先生と電話でお話しすることがあったり、普通クラスの先生から、げんちゃんレポートをしたためていただいたりして、またまた、げんちゃんの根源的なことを知る機会に恵まれました。

 長くなるので、箇条書きにしてみると、

1、運動会では、げんちゃんはよくがんばっていたけど、とにかく、何がだめかというと、組体操の時のフォーメーション(位置)を把握できず、全部、同級生のサポートでこなしていた、ということでした。5年生ともなると、演技をしては、位置をかえ、体制をかえ、バリエーションが多彩になっています。げんちゃんは、一つ一つの演技はとりあえず、先生に特訓をうけてやれても、自分がどこへ行ったらいいか、ということは、からっきしだったそうです。

2、学級でも、集団指導がさっぱりわからない様子で、隣の女の子が、けっこう教えてくれているそうです。

3、理科と社会は、得意なようで、発表したり、つぶやく言葉を聞くと、理解できているみたいだけど、国語の授業には、ついていけてないそうです。

4、算数は、とりあえず、学習障害がひどいので、おいとくとしても、得意な理科社会でも、普通クラスでテストを受けると、処理スピードが遅く、全部できないし、どうかすると、ぼ~っと進まないので、最近はまた、支援クラスでテストを受けている、ということもわかりました。

毎日、理科社会は、けっこう見事なノートをとってくることが多いですが、国語のノートは、とってないこともよくあるので、先生の言うのが納得できますね。

 やはり、母親が考えるより、まだまだげんちゃんの能力は低く、課題も明確になってきました。

 げんちゃんは、一言で言うと、まず、聞く力がぜんぜん足りない。そして、聞いたことはもとより、入ってくる情報が少しでも多いと、全部把握できてない、ということも明確になってきました。

 子供の情報処理能力は、簡単に大きく分けると、
聞く力と、見る力に分けられます。学校での学習は、ほとんどこの二つを駆使して、子供たちは授業についていっているのだと思います。

げんちゃんは、ここ半年、福嶋隆史先生の「書く力」問題集に取り組めるようになって、一冊をクリアして、昔より見る力がついたように思います。でも、聞く力に関してはまだまだ相当低いところにいると思われます。(ま、見る力も、かなり不完全ではあるのだけれど。)

 な~るほど~・・・そういうことか~・・・げんママは、先生方の報告がめちゃくちゃありがたかったです。
すぐさま、げんちゃんの目標と戦略を立て直すことにしました。私自身、わかっているようで、その報告を聞くまで、意外とわかっていない問題があぶりだされたようで、すっきりしました。
他人様の目を通して、もやもやしてるけど、言葉にできなかったことが、すっと言葉にできたようなすっきり感です。

 続く

by glow-gen | 2016-06-09 23:39 | 聞く力 | Trackback | Comments(2)



小学校6年生の息子。5歳の時に、発達障害とわかり、ママの格闘の記録。
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げんちゃんママの紹介
小学校6年になる息子げんちゃん。5歳の秋に、発達障害が発覚。最初はショックだったけれど、脳はまだまだ未知数。ママがなんとか素敵な子供に育ててみせるぞ~。最初はIQ60、70・・コミュニケーションも微妙。身体もふらふら、はさみもにぎれず・・・もちろん絵もまったく描けず、5歳なのに、ほとんど2歳児みたいでした。いや、それ以下の機能もたくさんありました。
 「子供の脳に良いこと」を書かれた鈴木昭平先生が主催する、エジソンアインシュタインメソッドに出会って、ママが改善をさせることを学びました。そこを皮切りに、日々研究を積み重ね色々取り組み、相当改善してきました。、たまたま支援クラスができなくて、普通クラスの1年生に入学しました。2年の2学期から、支援クラスができて入ってます。算数の学習障害は、ひどく、相当苦労してますが、毎月毎月、必ず進化しています。日々はらはらどきどき。 天才ぼうやに育てるべく、奮闘中。パパと浪人生の娘と、医療関係に働くワーキングママ。
 近くに住む、お姑さんに手伝ってもらいつつ、がんばっています。
1年生の2学期から週に1.5日学校を休ませて、ママがおうちでホームスクールをやってます。4年からは週二日になりました。さらに、5年の9月からは、2.5日に増え、3学期からまた、週2日にもどし、今にいたってます。
近くに住む、主婦のK先生のおうちで、ママが仕事でできない日は、ホーム学習のお手伝いをしてもらっています。
 昨年5年生からは、算数以外、試験的に普通クラスにシフトという快挙です。発達の改善に取り組みはじめて6年の歳月は、子どもをどんどん改善していきました。
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