げんちゃんの発達障害プロジェクト

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安曇野方式げんママスタイル、その3

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安曇野レポートを書いて、矢ヶ崎先生にアドバイスいただきました。
子供にしょっぱなのレッスンをするときは、絶対に失敗しない、正解できるシチュエーションを作るそうです。なんたって、失敗を恐れる子供たちです。しかも、失敗体験ばかり、げんちゃんみたいな子は持ってるのです。やれやれ、また、同じような目にあうのかー・・・と最初に思わせたら、うまくいきにくいのだそうですよ。

 ははは・・・げんママは、その点で、いっきなり失敗してますねー。
「えー、こんなのもできないのー・・」

とか、いきなりやってますから・・・みなさんは、ぜひそういうことがないようにがんばってくださいませ。(笑)


前回レポートしてから、ずいぶん、いろんなことをためして、いろんなことに気づきました。10進法キャラメルのことも、今では、かわりのものをずいぶん考え出して、なかなか気に入ってます。

 まず、やり方の前に、イワコー消しゴムについて、どれを選べばよいか、私なりに、あれこれたくさん注文してみて気づいたことがありました。

 イワコー消しゴムは、カタログで見るより、実際は、大き目だということがわかりました。マカロン、ドーナツ、3センチほどはあります。

実際机の上で並べてみると、30くらいまでは現実的に動かしやすいですが、それ以上になると、でっかいので、かさばってきます。それに、たとえばリンゴや、イチゴなど、ころころしたものを選ぶと、これまた机の上から転がり落ちたりして、けっこう中断してしまったりもします。

 私のおすすめは、フレンチクルーラー。ドーナツ、マカロン、ハンバーガーあたりでしょうか。上に積み重ねられるところもいいですね。
でも、10までの数、せいぜい20までの数を教えるくらいの段階だったら、いっぺんに何十個も使わないので、そこまで、使いにくいものはないです。丸いケーキ、タルト、クレープ、けっこうかわいいので、それはそれで良いです。

個人的には、シェークもストロがかわいいし、このシェークにハンバーガーを3つをセットにして、とか、このマカロンは何個ずつつけられますか、なんて、いう掛け算割り算も面白いです。シェークをつけると、なんか、絵柄が引き立ちます。げんママのお好みです・・・笑


 10進法キャラメルをイワコーさんに作ってほしいな、と思っていたのですが、なんと、そんなものなくても、すぐれものが、イワコーさんにありました。

 ヘキサゴンブロックというものです。実は、レゴブロックみたいなパーツがあるので、その一部取り出して、それだけたくさん売ってくれない?と交渉していたら、組になって作っているので、それはできないらしく、かわりにヘキサゴンブロックを送ってくださいました。

 使ってみると、これが、大きさも、キャラメルくらい。縦にも横にもつながることができて、5の塊を作って、2段に組み立てると10が1本になるのでビジュアルに数が入りそうです。なんせ、不器用なわが子達、組み立てるのに、指も使えます。一押しです。



 今、キャラメルの箱に、10個整列できるか、それも、ためしてみるつもりでもあります。


 つなげてもよし、小さいので、箱に入れてもよし、これはいいものに出会った! 10進法を考えるのにもいいです。今から購入される方だったら、ヘキサゴンブロックも、少し注文するといいと思います。

 これは、アイデア次第で、どのようにも使えると踏みました。ヘキサゴンを使っていろいろ遊ぶ方法を考えました。イケテます。


 それから、かわいいドーナツを10進法にするのもいいです。アーモンドチョコレートのケースが良かったです。チョコなら、すぐ食べてしまいますから、箱はすぐに手に入ります。

 キャラメルの箱に入るかわいいアイテムは、・・・まだためしてないのですが、歯ブラシコップセットのコップが、小さくていけるかも、なんて思ってます。これは、セットで、歯ブラシの方は、10個たまれば、わゴムで10に束ねて昇格させる。なかなかよさそうです。

 それと、今日、注文したのが、先っぽシリーズ。鉛筆の先にくっつけて使うものですが、小さいので、イチゴあたりは、キャラメルのかわりに箱に入らないかな・・・と思います。すみません、まだ到着してません・・・



  どちらにしても、注文を選ぶのも楽しいですね。これは・・・げんちゃんより、私が喜んでいるかも・・・笑 算数地獄のほんのコーヒーブレークといったとこです。


さて、数の勉強に使うその前に、げんちゃんが、異常にくいついた遊びをご紹介しましょう!


 その名も 「私は誰でしょう!」
ハンカチの下で、さわって、消しゴムがなんであるかをあてます。簡単すぎたら、消しゴムのパーツにばらして、何の一部か当てる、アドバンスクイズもいいです。
げんちゃんにやってみたら、もうはしゃいで、ずっとこれをやりたい、と言って、なかなか本題に入れませんでした。


 この遊び、実はなかなか立派なトレーニングになります。というのも、発達障害児は、もともと、固有覚の弱い子が多く、自分の体がどうなってるか、認知する力が弱いのです。ピアノの鍵盤をたたいている手ごと、ハンカチで覆ったりすると、自分の指がどの鍵盤をひくべきか、けっこう鈍感なげんちゃんも、残念ながら、例外ではないと思います。

 目隠しじゃんけんをしても、自分がパーを出している、というのは、固有覚によって認知します。それが弱いと、自分のセルフイメージも弱くなるし、自分と他人の境界もあいまいになり、他人との距離感もつかめないのです。


 わざわざ、三角とか丸とかの積み木みたいなもので、どの形をさわっているか、をあてさせて、トレーニングすることもあるようです。
消しゴムをさわって、「これはペンギンだー」と嬉々としているのも、ただ遊んでいるだけではなく、固有覚トレーニングに効果があると思います。


そして、さらに そこから発展させたのが、私は何個です?・・という遊び

そうです、ハンカチの下のマカロンとドーナツやらをさわって、全部で、何個、どっちが何個と言わせるのです。

 たぶん、このようにして、イワコー消しゴムの魔法で、どんどんいろんなアイデアがわいてきますよ。積み木だけでやってた時の味気無さといったら・・・・もうもどれないなー。消しゴムなしじゃ算数は教えきれない。


 なんか、現金なようですが、げんママはすっかりはまってます。


まあ、しかし、冷静に考えれば、この安曇野式げんママスタイルも、げんちゃんの地頭自体をよくするものではないですよ。えー、あんた、こんなんもわかってなかったのー、とショックを受けながら、時々、消しゴムが、むなしく鎮座してる時もあります。でも、こんなとこでつまづいてたの?っていうことが明確にわかるということでもあるのです。
 

まあ、でもね。もしかしたら、今まで親子互いにトラウマかかえながら、算数をやってきた発達育児の歴史に、ある時、ふっと、いっきにすべての理解がつながる瞬間を、飽きもせず夢見ているのです。
 まあ、よくも投げ出さずやってるげんママであります。なんて、根気があるんでしょうねー・・・笑

追記するとしたら、もし、この方法を、3ー4年前にげんちゃんにためしたとしたら、どうかな、と思います。たぶん、素晴らしいやりかただけど、やっぱり、この子ぜんぜんわからない・・・だったと思ってます。今、げんちゃんが、ある程度、数の闇の中で、少しは、薄明かりがともっている状態になっているので、このやり方が、とりわけヒットする手ごたえがあるのではないかな・・・なんて思います。
その証拠に、やはり、多くの知的障害の子供を教えておられる矢ヶ崎先生の進捗状態をお聞きすれば、ほかの体の成長とリンクして、きわめて、根気のいる作業のようです。
そして、遅々として先に行かない時、ある時、すっと何段階か進むとき、決して時と正比例ではないようです。

こういうやり方を学んでもなお、こういっちゃなんだけど、算数だけやって算数はできるようにならない。この確信はやはり、今もかわりません。

by glow-gen | 2015-05-27 11:29 | 安曇野方式算数 | Trackback | Comments(11)

安曇野方式げんママスタイル、ぼちぼちやってます その2

  
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安曇野方式アイテム。イワコーさんの消しゴム玩具。かわゆい!ハンカチとメモは必需品です。

 算数のセミナーのレポートを書かねばー、と思いつつ、日々、ばたばたと過ぎていきます。なんか、人生ってすごいスピードで駆け抜けていく・・・

 ここ2週間、教わったことを基礎に、自分なりにどんどんげんちゃんの算数教育をやってみてるうちに、矢ヶ崎先生のやり方かどうかわかりませんが、すっかり、自分なりにだいぶん消化できてきました。 
 何しろ、たった一日のセミナーです。(どうも、何十回もの講義で細かく教えて下さるそうですよ。普通は。)

先日のセミナーは、
概論が半分、実際の細かいやり方は、いくつかの基礎をせいぜい2時間ほどやっただけなので、ほとんど、我流です。でも、矢ヶ崎先生にお電話で進捗状況をお話したら、そんな感じでいいです。と言われたので、まあ、ここで、私なりに解釈した”安曇野方式を一日聞いただけの、げんママスタイル”を披露してもいいかな・・・と思い書いてます。

 げんちゃんをやりながらの、アイデア勝負。安曇野から、少しはみ出ていたとしても、お許しくださいね。

 なんせ、安曇野オリジナルであろうが、げんママアレンジだろうが、ほんとにこのやり方は良いと思うので、ここで紹介するグッズをそろえて、自分の子供さんに良い方法を考えてやってほしいです。

 と、長ったらしい前置きですみません。
 
 さて、本題です。

 安曇野式・・・とは、一言。 算数という抽象的な世界を、いや、数という、概念的世界を、あくまでも、現実におきかえて、ロールプレーしながら、数の世界の感覚をつかんでいくやりかたのようです。
 
  実際にどうするか、ってことから入りましょうか。講義であった実際例の、数の概念に入る初歩を、私なりのアレンジで書いてみます。

 ここで大事なのは、消しゴム玩具を使う。あくまでも、積み木とか、そういうものではなく、具体物です。


その1.数とはなんじゃ~

 飴が3個ありました。 という現実があります。ふつうは、そのまま理解できます。でも、飴というのと、3個というのが、ぜんぜん結びつかない世界があります。”3個”なんてものが、何を表しているのか。わからない子にはわからない。

 「いいですかー。こうやって数えま~す。いーち、にー、さーん。」
と数えてあげても、あー、いー、うー、えー・・・と言ってるのと同じように聞こえている子がいる。


 その子を花子ちゃんとしましょう。花子ちゃんのレッスンをやってみます。

 アイテムは、小さなお人形たちと、とりあえずマカロンの消しゴムでやってみましょう。
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 「花子ちゃん、この子たちが遊びに来ましたよ~。この子たちに、マカロンを食べさせてあげましょう。花ちゃん、お店に行って、お出しするハンバーガーを買ってきてー・・・」

 私は、花子ちゃんに話しかけます。小さなもう一つのトレーに、サンプルのお人形と、マカロン1つ。このように、持ってきてね、という意味合いをこめてます。

「 はーい!」
 と言って、花子ちゃんは、たくさん積んであるマカロンのトレーから、ばさっと適当につかんで持ってきました。そしてお友達人形の下に適当に起きました。

「ん?」
 5個ぐらいつかんできましたよ。しかも、お人形の下にどかっと置きました。

「ふんふん・・・じゃあ、お友達に食べさせましょう!」

 私は、実際に花子ちゃんに体験させます。

マカロンをつかんだ花子ちゃんは、次に、お人形の口に、ひとつずつくっつけていきます。
あれ?・・・・

きょとんとする花ちゃん。

「あれれ、ぴったりじゃないね~! じゃあ、もう一度買ってきてー・・・」
とにこやかに、言う私。そして、持ってきたマカロンをすべて撤収~。

またお買い物にトライする花子ちゃん。


 まあ、こんな感じですかね~。


 さて、たったこれだけのことですが、この、お友達に食べ物を用意するという、ほとんど遊びの中に、奥の深いことがちりばめられています。

 まず、花子ちゃんは、数の概念がありませんから、どどっとお友達の下に、かたまりでマカロンをおきました。一人に1つという概念がわかりません。ぴったり、あまる。足りない。・・・そういう言葉さえピンきてないのかもしれませんね。

 花子ちゃんは、何度もやります。ママは、はいこうしますよ~とは言いません。花子ちゃんが、気付くように、どかっとおいたのを、並べるように誘導したりはします。
 
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 ママは、気長に、花子ちゃんが気付くのを、何度も、角度を変えてサポートして、待つのです。
ある時、彼女は気付きます。おや、この友達の絵柄と同じばらつきになるマカロンを持っていこう・・・・お友達の下に置いて、ぴったりになるように持っていこう・・・・。

 そう、第一段階がクリアです。

 その2、持っていた小さなきれで、お友達を隠します。

「お布団の中で待ってるから、またお買い物に行ってね。」

 友達の映像がなくなったら、花子ちゃんはまたわからなくなります。物体を離れて、数という概念がなければ、なかなか、マカロンは持って来れないのです。

 やがて、この段階もクリアしました。

その3

 そしたら、お布団でかくしたお友達の所に友達の数の積み木を置きます。これは、表札と称しましょう。

 この積み木を見て、お友達の数がわかるようになれば、花子ちゃんは、数の世界を少し踏み出したことになります。

 まあ、実際は、たったこれだけでも、相当気長にやる必要がありそうです。数の世界が五里霧中の子ども達は、自分の体験から、数を気付いていくまでに、随分のステップを踏む必要があるのです。


 でも、普通の教え方と違うのは、花子ちゃんは、自分でトライし、自分で判定が見れる。ということです。私たちは、とかく教える、と思っていますが、どうも、安曇野の原点は、気付かせていく。獲得させていくということのようです。
(ここで、矢ヶ崎先生からのアドバイス。始めて取り組むときは、絶対成功するようにしむけるようにするそうです。そのとっかかりのモチベーションは大切だそうです。)

 さて、これは、ほんとに、数の事始めの例ですが、このやりかたのすぐれている点のもう一つは、積み木とかではなく、消しゴムの玩具を使うことです。ドーナツだったり、ハンバーガーだったり、おにぎりだったりすれば、子どものくいつきは良いし、生活で実践する感覚にとても近いというものです。
大人は、ブロックだろうが、竹ひごだろうが、数を何にでも置き換えられますが、数の闇にいる子ども達は、具体的な身近なそのものが、どれだけわかりやすいことか、というものです。
それに、これは、手触りも抜群だし、色もカラフル、気持ちもわくわく。5感をフルに刺激します。


 今まで、私の算数の教え方研究は、いつも、どう教えるか、ということでした。しかし、そもそも、子ども達は、教えてもらったって、感覚がつくというものではないのです。
子どもが気付いていけるように、色んな手助けをしますが、あくまでも、自分で獲得していく算数の勉強法なのです。

 そして、子どもは、先生から答えを教えられるのではなく、自分がやった数合わせが、ぴったりか、そうでないか、で正解、不正解を理解します。だれにも、だめだめ~、などとは言われないのです。

 ちゃんと離陸できるまで、何か月もかかっちゃう子もいるようですが、地道に経験を積み重ね、感覚として数をものにしていく。とてもハッピーなやりかただと思います。
実際、げんちゃんで、様々に用いてみました。

プリント学習の横で、問題を、実際に消しゴム玩具に置き換えて、やったりしました。このアイテムを使ってやっていくと、教える側のストレスはとても小さいです。紙と鉛筆だけで、わかりきったことを教えるつらさから解放されます。

また、げんちゃんが、こんな初歩的なことにつまづいているのか、ということも、目の前で、はっきりしていきます。


 さて、この消しゴム玩具は、イワコーさんと言う消しゴム玩具メーカーで、すべてが国産。口に入れても大丈夫な素材で作られています。


 次からは、実際にげんちゃんに使ってやってみた、げんママスタイルを少し紹介してみます。
イワコーさんの消しゴムを、数十個そろえたら、何らかの世界が始まるような気がします。

追伸

イワコーさんに、もし、注文される方がいらしたら、算数のお勉強に使ってる、とコメントしてください。先日、社長さんに、10個入りのキャラメル作ってほしいとお願いしたのですが、あまり良い返事をもらえなかったです。もし、ここの消しゴムを、算数教材にしてる人が多いとわかったら、もしかしたら、10で箱に入れる10進法キャラメル作って下さるかもしれないです・・・今とても、作ってほしいと思ってるげんママです・・・


 
by glow-gen | 2015-05-22 20:45 | 安曇野方式算数 | Trackback | Comments(21)

安曇野方式算数のセミナー開催しました その1

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先日日曜日に、京都在住の矢ケ崎響先生による、安曇野方式という、算数の教え方教室を、福岡で開催させていただきました。
 素晴らしい講演でした。10名を超える参加があり、皆さん九州各県から集まっていただいたお母さん方とパパ一人、それから指導者の方が3名でした。(そのうち一人は、、げんちゃんの支援の先生です。ご招待させていただいたら、午前中だけ顔を出してくださいました。)

 会場に限りがあるので、出席が出来なかった方もいて、大変申し訳ありませんでした。

 実は、このセミナーを企画しておきながら言うのもなんだけど、ちっとも私は期待してませんでした。(響先生ごめんなさ~いね)
なぜって、もう、げんママは、算数の教え方うんぬんには、かなり食傷ぎみだったのね。私が、げんちゃんが算数がだめだ、計算がだめだ、って言うと、まわりの人は、あれこれ、教えてくださいました。
「そろばんがいいよ~。」
とか、お金で教えなさい・・・とか、どこどこの問題集が良い、とか、・・・・
私は、そのたびに、ありがとうございます。と、言うんだけど、心の中では、
そういうもので、できるようになるんだったら、別に悩まないよね。と思っていました。げんちゃんの数に関する学習障害は、まるで、ブラックホールのように、すべての光をすいこんでしまってなお、闇のようなものだったからです。

 たぶん、げんママは、普通の人がおもいつく方法はすべてやってみた、と言ってもいいほど、やりました。
 本も読みました。
「算数が好きになる本」
「算数が得意な子にするために」
 こういうかんじのタイトルは、拾い読みも含めて、何冊もあさったし、公文の積み木50個セットを3セット買って、10個ずつセロテープではりつけて棒にしてみたり、100玉を買ったり、10玉そろばんも、そのたぐいの、おもちゃも買いました。お風呂で、ゴムボール浮かべて数えさせたり、さいころ、すごろく、おはじき。水道方式が良いと言えば、5のかたまりと、1をわけた丸を、厚紙で切り出して作ったりもしました。もちろんドッツもやったし、暗記ででも入んないかな~と思って、足し算九九のCDをお風呂で何度も流したりもしました。ある時は、ぱっと見て、数えずに、9までの数が形で認識できるように、数あてカードを繰りかえし当てさせたこともあります。

 まわりは、無責任に、
「あたしだって、計算苦手だけど、なんとかなってるから、大丈夫よ~。」
とノー天気に、さも、私が、気にしすぎだよ、と言わんばかりにおっしゃる人もいました。そもそも、年長さんの療育の先生さえ、

「数は、1年生で習いますから、今から心配しなくても~。」
とにこにこおっしゃいましたっけ。
 でも、げんママは、げんちゃんの、光を吸い込むような、闇の算数地獄を知っていました。どんなやり方も通用しない、背筋が凍りそうになるほどの異常さです。
 たぶん、わが子の溝になっている部分は、ジャンルこそ違っても、同じ感覚が共有できるのではないでしょうか。それはそれは、おそろしい世界です。

結局、げんちゃんは、遅遅としてますが、多少でも、進んできてるのは、算数をやったからというより、運動能力や、国語能力、言語能力、リズム感、聞く力、指先能力などなどなど・・・そういう、周辺能力がアップしてきて、溝が押し上げられた、そういう感触でしかありません。それでも、彼の峰の能力と、差が同じで、あとを追っていたら、私も、ヒステリックにならないのですが、時に、まったく、上がっていかない、と感じることも多く、そういうときは、私も落ち込みます。

 げんちゃんプロジェクトのストレスはたくさんありますが、彼の算数の能力の低さを考えると、さすがの私も、どんよりとなります。


 まあ、これくらいの前置きにして、セミナーはどうだったでしょうか。

 一言、ブラボーでした。たぶん、私が、今まで、教えていただいた算数指南の中で、最も、望み多き方法ではなかったでしょうか。ほんとに素晴らしかったです。紹介してくださったココアさんありがとうございます。こういう出会いは、インターネットがこしらえてくれたものですね。ブログあってよかったと、今回も感謝したしだいです。

 できるだけ、お伝えできると良いです。まずはイントロということで・・・
ちなみに、安曇野方式というのは、安曇野というところで、算数の教え方をどうしたらよいか、研究会があっていて、そこで開発されたやりかただそうですよ~。

by glow-gen | 2015-05-15 02:06 | 安曇野方式算数 | Trackback | Comments(6)

GW たまには右脳に振ってやるのがいいですね

    楽しいゴールデンウィークもあっという間に終わってしまいました。

 私も実家でゆっくりさせていただきました。
 仕事でばたばたしながらの、発達育児は、こうして見ると、自分に余裕がない・・・そういうことにも気づけました。4日間休みが続くと、日頃の緊張が、日に日に弛緩していくのがわかります。

 げんちゃんは、4月の前半から、GWを心待ちにしてました。実家に帰って、いとこ達と遊ぶのを楽しみにしていたのです。実家のすぐ近くには、妹の子である、同級生のKちゃん(女の子)と、6年生のY君がいます。

 二泊三日でしたが、げんちゃんは、ほんとに楽しそうに過ごしました。

 Kちゃんは、たぶん、同級生の中でも、めちゃくちゃ能力の高い子です。学業もすごければ、運動能力も抜群。しかも、姉御肌で気が強い。
 お姉ちゃんのいるげんちゃんは、たよれる女の子にしきられて遊ぶのは、もっとも居心地が良いのか、はたと見ると、いつのまに、二人でお風呂に入っていたり、いっしょに公園に遊びに行ってたり、仲良さそうに遊んでました。

 賢いKちゃんのこと、げんちゃんは、年齢とともに、どんどん差が開いて、相手にされなくなるのかな、なんて思っていました。今回は、果たして遊んでもらえるかしら、なんてことも、考えていました。が、この度、観察してみれば、以前より、違和感なく普通に会話し、遊んでいる。

 へ~、げんちゃん、成長してる。と実感した瞬間でした。

 げんちゃんは、バトミントンに引き続き、100均の柔らかいボール投げを経て、GWはドッジボールを買いました。それで、いとこたちと私4人で、ボール投げをやってみました。

 げんちゃんのボールデビューは、他の子より遅く、1年の時に、ボール投げが砲丸投げポーズになり、目の前に、どてっと、ボールが落下したいやな思いでがあります。

 果たして、げんちゃんは、このたびは、ややへたくそな気になるフォームではあったけど、ちゃんとキャッチし、ちゃんと投げる事ができてます。
 この子たちは、遠近が判断しにくい視覚認知の子も多く、ボール遊びは苦手な子が多いです。げんちゃんも、それを疑う事もありましたが、このたびけっこう早い玉もとろうと構えます。たぶん、視覚認知が改善してるのだと思います。視覚と体の協調運動も良くなっている。ボール投げは、この頃取り組み始めたばかりだけど、いつのまにか、ゼロから1に来ていて、やるほどにうまくなっていくようです。
 色んな能力が進化すると、今まで、できなかったことも押し上げられます。まさに、△が○になれば、×が△になる・・・・この黄金の法則通りだと思います。

 だから、×はやらない、△をのばしていく。エジソンの鈴木先生に教えていただいたことですが、ほんとに、大原則なんだと思います。


 さて、しばらくすると、げんちゃんは、ボール投げに飽きたのか、すっと、他の遊具の方へ行こうとしました。私が、

「勝手にやめるのは良くないよ。みんなでやってるんだから、自分がやめたくなっても、ちゃんとみんなに合わせなければ、遊べないよ。」
と言って、ひきもどしたら、げんちゃんは、また輪に入ってやってました。

 以前のげんちゃんは、みんなでしようとすることに、つきあう気も少なかったし、やりたくなくなったら、もとの輪にもどすのは難しかったです。

 なんだか、相当進歩したように感じました。

会話も、しっかり双方向で、子どもらしいコミュニケーションが飛び交います。

 最後の日は、他の親戚もいっしょに潮干狩りに行きましたが、最後まで、がんばって参加してました。

「あ~、楽しかった~」
と、帰りの車で、言った顔を見たら、満面の笑顔。げんちゃんって、こんなに、よい子だったかしら~、と私さえ、普段のげんちゃんを忘れるほど、なんか、良いげんちゃんでした。

 家に帰って、心なしか、なんだか、げんちゃんが、またステップアップしたように感じます。
 算数の宿題をさせてたら、計算も、あれ、前より、できるようになってる。ってうれしくなりました。たぶん、しばらく、プリント学習から、ママは離れていたのですが、学研の先生が地道にやって下さっていたのでしょう。前できなかったことができてる。(もち、前よりということだけど)
 こういうの「良いサイクル」・・・って言うんだろうな・・・と思います。

  そのうち、もっと良いげんちゃんが、普通クラスできっと見られるはずだ。やがて、そんな気になるげんママです。

そして、それと同時に、普通クラスにこだわることなく、もっと、この子の能力をのばし、この子の良いところを引き出せるはずだ、という確信がわいてきます。
 
 学校の教育とは別に、マイナスを改善する教育ではなく、この子のプラスをさらに磨くような、そんな発想でげんちゃんを教育してみたいな~、という意欲がわいてきました。

 子どもも大人もお互い、余裕・・・というのは、大事ですね~。学校のスケジュールに合わせて、色々スケジュール調整しているこの頃でしたが、もっとオリジナルにげんちゃんにかかわってもいいよな~、と思います。
私も、もう少し時間を捻出しよう・・・と、心を新たにするのでした。

 なんだか、思いっきり左脳づけにしたら、右脳に遊ばせる・・・以前教えていただいたことですが、今回はまさにそれでした。良い時が過ごせました。






 
by glow-gen | 2015-05-07 19:08 | トレーニングの効果 | Trackback | Comments(13)



小学校6年生の息子。5歳の時に、発達障害とわかり、ママの格闘の記録。
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小学校6年になる息子げんちゃん。5歳の秋に、発達障害が発覚。最初はショックだったけれど、脳はまだまだ未知数。ママがなんとか素敵な子供に育ててみせるぞ~。最初はIQ60、・・コミュニケーションも微妙。身体もふらふら、はさみもにぎれず・・・もちろん絵もまったく描けず、5歳なのに、ほとんど2歳児みたいでした。いや、それ以下の機能もたくさんありました。
 「子供の脳に良いこと」を書かれた鈴木昭平先生が主催する、エジソンアインシュタインメソッドに出会って、ママが改善をさせることを学びました。そこを皮切りに、日々研究を積み重ね色々取り組み、相当改善してきました。、たまたま支援クラスができなくて、普通クラスの1年生に入学しました。2年の2学期から、支援クラスができて入ってます。算数の学習障害は、ひどく、相当苦労してますが、毎月毎月、必ず進化しています。日々はらはらどきどき。 天才ぼうやに育てるべく、奮闘中。パパと浪人生の娘と、医療関係に働くワーキングママ。
 近くに住む、お姑さんに手伝ってもらいつつ、がんばっています。
1年生の2学期から週に1.5日学校を休ませて、ママがおうちでホームスクールをやってます。4年からは週二日になりました。さらに、5年の9月からは、2.5日に増え、3学期からまた、週2日にもどし、今にいたってます。
近くに住む、主婦のK先生のおうちで、ママが仕事でできない日は、ホーム学習のお手伝いをしてもらっています。
 昨年5年生からは、算数以外、試験的に普通クラスにシフトという快挙です。発達の改善に取り組みはじめて6年の歳月は、子どもをどんどん改善していきました。
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