げんちゃんの発達障害プロジェクト

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げんちゃんの授業見学。普通クラスでの授業風景 その1

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久しぶりに、学校の見学に行ってきました。休みができると、先生に、許可を得て普通クラスに混じってるげんちゃんを視察に行くのです。
 がっかりすることが多いですが、まあ、収穫は、いつもかなりあります。
今回は図工の時間でした。
 一番前の席で、隣は、おだやかな性格の、左脳の秀才がいつも陣取ってくれています。(ほんとすみませんね~。今回はS君)
 たった1時間程度ですが、毎回、げんママのプロジェクトに大きな修正を加えることになります。

 今回もしかり。一言で言うと、げんちゃんに対する私の評価は、それまでもっていたイメージとは、ちょっと違ってました。げんちゃんは、まだまだ普通というには、あまりに、変でした。家でのげんちゃんしか見ないげんママは、げんちゃんに対して、実際より、高い評価を下しがちなんだな、と思います。傾向として。
 
 図工の課題は、大好きな友達や家族、または、将来なりたい物 の絵を描くというものでした。
 先生は、前で説明します。加えて、
「みんな、妖怪ウオッチとか、キャラクターを描きたいだろうけど、今回のテーマは、・・・」

 と、キャラクターを描かないように念を入れてます。

 しかし、そうです。げんちゃんは、さっと鉛筆をもったかと思うと、今ほしがってる妖怪ウォッチのゲームの絵を描きました。(ゲームは買ってやらないので、最近あこがれが半端ない様子。)後ろから見てたら、先生が、話し終わる前に、もう描き始めています。

 遠目に見たら、特に違和感なくクラスにとけ込んでますが、案の定聞いてませんね・・・

「質問がある人?」
と先生が、質問すると、たくさんの手があがり、そんなこと聞かなくてもわかるんじゃない?というようなことを、子ども達は、次から次へ質問します。まだまだ3年生はかわいいです。
 しつこく、げんちゃんも手をあげるかと思ったけど、げんちゃんは、手をあげず、静かに描いてる模様。でも、時々、手をあげずに、
 いきなり、質問したりしてますよ。そういうときは、先生に対しても、すごくフランクな感じです。

 消しゴムがなくて、隣の子に借りようとしてます。いつも、そういうことが多いので、隣の子に断られたみたいです。げんちゃんは、
「いいじゃん。消しゴム貸してよ~。」
と横柄な感じで言ってます。

 担任のT先生は、げんちゃんに、にこにこ対応してくれてます。消しゴムも、先生に借りました。

 課題の時間、ちゃんと輪に入ってるのですが、描く物をはじめ、色んなところが、自分勝手、げんちゃんワールド・・・まあ、全体的にそんな感じです。

 チャイムが鳴って10分休憩には、友達が、何人も、げんちゃんのまわりを取り囲み、絵を見てるようでした。
「ちょっと、あっち行ってよ。じゃ~ま!」

まあ、どうでしょう!偉そうな態度。

 げんちゃんは、何というのか、やっぱり、どこか変ですね。自分じゃ、ちっともまともなことが出来ないくせに、態度でかい。他人に思いやりがない。そういう印象です。
 ふてぶてしく、自分の好きなように、クラスですごしている。そこまで言ったら言い過ぎかな~。

 隣の子の絵を見て、
「うまいね、天才だな~。」
なんてことを言ったりしてる場面もあったけど、総合すれば、やっぱり、ゲンちゃんワールド、をつっぱしっているような雰囲気でした。

 それから、休み時間に席を立ったかと思うと、ある女の子の後ろをついて行って
「あ~、いいにおい~。」
とか言ってました。先生が、解説したところによると、最近その子の洋服の柔軟剤の臭いが気に入ってるのだそうです。
 他の男子とちょっとたたき合ったりもしてました。あわてて止めに入ったら、二人とも、へらへら笑ってたので、じゃれあってただけなのか・・・それにしても、なんか、ソフトな印象からは、ほど遠いげんちゃんでした。

 隣に座っている、ソフトな秀才君とは、対局です。

 休み時間の教室の混沌は、とくに男の子の幼稚さが、女の子より、きわだっているようでしたが、げんちゃんは、その中にあっても、やっぱり、何か変だな~と感じてしまいました。

 なんとなく、げんママは、ウォールト・ディズニーの子どもの頃の記述を思い出しました。彼は、小学校時代、教室で、なんか、一人目立ったことをして、人をまきこんでいた。いたずら好きで、小さな悪魔みたいにやっかいだった。
 こういうことが書いてあったような気がします。ディズニーは発達障害だったと書いてありました。・・・
 
 げんちゃんも、たたずまいが、どこか、はじけていました。なんか、一人、ふてぶてしく自分の世界に居座り続け、まわりの空気からは、ちょっと浮いている。人の話を聞いているようで、どこか一方的なベクトルだけで過ごしている。

 げんちゃんは、1対1で友達と遊ぶ時、そこまでげんちゃんワールドを強く感じることは少ないですが、クラスという集団にまぎれると、彼の一方的なベクトルは、もしかしたら、自分のための防御なのかもしれない、と思いたくなるほど、徹底していました。

 担任の先生が素晴らしいので、げんちゃんは、善意の中で過ごし、自分のやりたいことを、けっこう主張しながら、まわりに気を遣うことなく、たんたんとげんちゃんワールドを押し通している、はじけたガキというのが、総合評価かな~。いや、気を使う方法論が違うだけで、彼は、すさまじく気を使っている結果が、こうなのかもしれませんが・・・

 やれやれ、これじゃ、ちょっと悪意の中に入れば、すぐに、嫌われて、いじめられるパターンかも。ママの下では、まだまだかわいげのある坊やなのに、集団に入れてみないと、見えないことがたくさんですね。

 帰りに、担任とお話したら、
「お母さん、そうですか~。げんちゃん春に比べたら、ぜんぜん良くなってますよ。~」

と言っておられました。春は、どんなんだったんだ~、とシャウトしたくなりました。

図工の時間、私が、人を描くんだよ、とやさしくテーマを横でうながしてやったら、
「あ、そう。」
と言って、今度は、いとこを楽しそうに描いている。
成長は、しているんでしょうね。そういうことにしておきます。


定期的に、学校でしっかり客観的にげんちゃんを観察するのは、げんママにとって、とっても大切な時間です。いつも、こっちの都合でおしかけさせていただいてるのに、いやな顔もせずに、子ども達に挨拶させてくださる担任に感謝です。

子ども達も、なついてくれてやりやすいです。たぶん、この学校は、良い学校なんだと思います。
 

by glow-gen | 2015-01-30 16:26 | 普通クラスでの様子 | Trackback | Comments(18)

お受験用問題集 小学校受験用問題集

   げんちゃんは、学年の実力試験みたいなのを受けました。支援クラスで、先生がサポートしながら、えっちらおっちら、3年の単元をやったのでしょうね。
まだ回答は帰ってきてませんが、そもそも、3年の単元は、げんちゃんには、まだ難しめだから、別に期待はしません。
 でも、先生のコメントがノートにあって、
「算数は、最後まで時間内で終わりませんでした。」とありました。(当然でしょう。げんママ)

 国語は、というと、ちょっと気になるコメントです
「聞くことが、まだ課題ですね。それから、作文もまだ難しいようです。」

う~ん。げんちゃんは、人の話を聞いて、日常生活は、けっこうましにこなしてきていると思っていたけど、聞く力はまだまだなんだね~。
確かに、げんちゃんを注意してる時とか、げんちゃんは、
「うん、わかった~。」
としおらしく言うものの、
「じゃあ、今お母さんが何て言った?」
と問い返すと、しどろもどろで、表現できないことが多いです。じゃあ、わかってないのか、と言うと、指示通りできたりすることもあります。
耳から入ってきた情報を、うまく、言葉に反復出来ないだけなのでしょうか。あるいは、言語で、まとめることができないのでしょうか。それとも、聞くことの処理そのもの、まったくだめなのかな~・・・

聞く、見る、情報を出力する。とにかく、不完全なことは確かです。


しかし、げんちゃんは、けっこう賢いじゃん、と思う瞬間もあります。
先日、車で出かけたおりに、車の中にあった、アルミのペットボトルが、室内が暖まったために、”パン”と音をたてました。
私は、
「これはね、空気が、暖まると、ふくらむので、アルミ缶がパンと音をたてたんだよ。」
と説明しました。げんちゃんは、顔色ひとつかえず、
「気圧でしょ!」
と言いました。
「!!!」

本が大好きで、パンフレットのたぐいも、じっと見たりするげんちゃん。どこかで、色いろ入ってるんでしょうね。漫画も好きだし・・・
先生も、
「げんちゃんは、良くものを知ってますね。」
などと、ヨイショしてくれたりするのに、学習をさせると、あまりにひどくて、こっちがパニックになりそうです。

360円を自販機に入れて、370円のチケットを買おうとして、
「あと、いくら入れればいいかな?」
と私が問うと、げんちゃんは、フリーズしてます。そんなの、誰でもわかるじゃん! とげんちゃんをにらみつけてしまいました。

 基礎的な問題にももどって、地道にやろうと思って、本屋をのぞいたら、良い問題集を見つけました。
小学校の入試問題集です。
 数を数えて、多い方を答えたりする、単純なものから、積み木の数とか、長さとか、割り算の基礎になる、分配の絵問題もあります。ピグマリオンや、こぐま社の、そういう基礎力をつける問題と同じような問題が、良い具合に配置されています。

 幼稚園時代は、まったく縁のなかった代物だけど、3年生の今なら、かなり活用できます。これは、良い発見をしたとちょっと、うれしかったですね。

 家に帰ってげんちゃんにやらせたら、うれしい気持ちもふっとんでしまいまいました。げんちゃんには、決して歯が立たない問題ではないはずなのに、正解率は高くありません。
一瞬、ショックで、げんママは、切れてしまいましたよ。やれやれ。ほんと馬鹿すぎる。
まあ、でも、ちょっと落ち着いて、考えたら、問題点がクリアになりました。


1,げんちゃんは、順列を推察するような、考える問題では、最初から、考えようとしません。難しい、と言って次の工夫をするのを、やめてしまいます。少し格闘してみれば、そこまで難しいとは思えません。しかし、彼の脳は、そういう思考回路に足を踏み入れるのを拒否してるようです。
 その姿は、まるで、支援クラスで、いつもサポートをしてもらいつけてる、甘えん坊に見えます。

 脳の回路は使って伸びていくのに、ほとんど使われてないかのようです。

2,物がいくつも書いてあるグループから、たとえば、
「多い物から順に、2番目に多い物に、○をつけましょう。」

というような問題は、躊躇せず、さっさと、一番多い物に○がついていたりします。注意欠陥・・・とはよく言った物です。げんちゃんは、問題の大事な要点を、平気でこぼしていきます。問題は簡単だけど、注意深くないと、あっさり間違う問題がたくさんありました。

 つまり、げんちゃんの大きな問題は、問題そのものができない時ばかりではなく、問題に細かい注意をはらうことができない場面も多いということです。また、自分で、今までつちかった駒を使って
、推理していくという、人間が人間たる知力を使うことが、できないということです。たぶん、こういうことは、難しい問題を解くときには、かえって、見えなくなることもあると思われました。
あえて、簡単な問題を使って、このことに特化して、特訓していくことが良いように思えました。

 このお受験用の問題集は、まさに、目的にぴったりです。

 簡単な問題に次々にひっかかるげんちゃんを見るのは、ちょっと精神衛生上悪いですが、幼稚園児対象の、お受験の問題集は、おすすめです。

by glow-gen | 2015-01-26 20:49 | プリント学習 | Trackback | Comments(6)

発達障害児、学習の理解の仕方アラカルト

3学期もどんどん過ぎていきます。
目の前にせまってくる、4年生の壁が、なんとなくげんママにプレッシャーをかけます。

 げんちゃんの学校生活は、よくよく考えれば、少し前まで、何かと連絡帳に心配の種が書かれてました。(誰かを押して転ばせただの、迷惑かけただの ため息)・・さらに、2年にさかのぼれば、毎日、勉強どころか、保健室に逃亡して、狂気の沙汰でもありました。
今は、ほんとに、そういうことはほとんどなくなっています。

 それを考えれば、やっぱりすごくないですか?げんちゃんの3年生・・・確かに、世の平均値と比べるような、絶対的比較より、こういう相対的な比較の方が良いですよね~。

  それで、昨日げんちゃんのイケてたとこをちょっと書いてみます。

 げんちゃんは、車の中で、反対言葉をやりました。
まず4文字
 「福岡の反対は?」
 「カオクフ・・・」
では5文字・・・
 「かたつむり」
 「りむつたか」・・・・うん、正解

 じゃあ・・・

 「山口県の花」
 「え~っと。  なは・・・の けんちくやま・・・」
 「違うでしょ!」
 「え~っと~。 なは・・・の・・・んけちぐまや・・」

 まあ、こんな感じで、そこそこ正解してきました。2文字がやっとの昔を思い出します。そもそも、こういうゲームが成立したっけ?

反対言葉や、数字の逆唱は、かなり、ワーキングメモリーを要すると思いますから、そこも進歩してますね。

 それから、夜、学校の用意をさせてみました。以前のような、大きなストレスを感じませんでした。スマートではないけどね。
 ふと見ると、先日買ってやった新しい鉛筆を発おろししてます。削ってケースに入れるかと思えば、その前に、マジックをとってきて、名前を書き入れています。ちょっとした驚きです。

 風呂も洗います。
今朝、学校に送り出す時に、
「学校に理科の本忘れてないか見てきて、今日は理科ないけど、明日はあるよ。家にはなかったよ!」

そう言い含めて、学校に行かせました。帰ってから、
「理科の本あったよ~。」
とげんちゃんは、普通に報告してきました。

どっちも、2年の頃は、できませんでした。

 でも、げんちゃんは、この生活レベルで、ちょいちょい見せてくれる、新しい進歩や良い手触りとはうらはらに、なぜか、学校のお勉強問題が思ったように解けません。
 彼の中ではましな国語さえです。
たとえば、
”次に、合う接続詞を選びなさい。”
”しかし、それで、それから、”
みたいな選択の問題は、けっこう成功します。でも、
”次の文を、二つに分けて、つなぎの言葉を入れましょう。”

”例題 私は高い山にのぼったので、足がつかれた。”

”私は高い山にのぼった。それで、足がつかれた。”

こういう感じの、自ら推理し、構築していく物は、補助がないとできません。 例題を何度も読ませても、ぴんとこないようです。

 そして、算数も、久々に、ピグマリオンの数と計算シリーズをやらせてみたら、基礎の基礎という、「感覚を作るための問題」が、思ったよりできません。

 ”○が、4つ書いてあって、トンネルを通ると、倍になります。その数の○を書きましょう。”
なんていう絵があると、・・・あれまあ。げんちゃんは、○を6個書きましたよ。おいおい・・倍という概念がぴんと来ないのか??

 バナナ8本と4人の子が書いてあって、それを見ながら、
 ”バナナを4人で分けましょう。一人何本すつ食べられるでしょう。” と問題を読み上げると、
なんと、げんちゃんは、バナナ4本をくるんと○で囲んでしまいました。

げんちゃんは、3年の割り算を、少しは回答します。かけ算とごっちゃになりながらも、16÷4はと言うと、4×4はと言って、答えを4とか書きます。

 でも、こういう基本の感覚問題の不正解を見ると、なんじゃ、こいつ、まったくわかっとらん!とくらくらしますね。


 さて、翌日、ピアノの先生にこの不出来を愚痴ってると、彼女がおもしろいことを言います。

 「ピアノレッスンで、8分音符は四分音符の半分とか言っても、けっこうわかってない子いますよ。3年くらいになっても。音符を教える時に、四苦八苦して、食パンとか持ってきて、きれいに半分にして、これが半分だよ。そしたら、こうやって、半分と半分あわせたら何枚?と言うと、
平気で、2枚、と答えちゃいますよ。げんちゃんの感覚的なギャップって、他の子にもありますよ。」

なんて、なぐさめてくださいました。

 さらに、算数にしても、他の勉強にしても、理解のしかたが、一つではないと言ってました。
 普通の子は、塗り絵をするみたいに、一つを塗って、また隣に移る・・・つまり、一つをしっかり理解して次の所に移るような、進み方だそうです。
 でも、げんちゃんたちのような子は、油絵の具で塗っていくようなもので、一つをうっすら塗って、隣をまたうっすら塗る、なんとなく、全体がうっすら塗れたら、また最初のところを重ね塗りする。そうやって、ぼんやりと、絵ができてくるけど、まだぜんぜん絵にならない。でも、何度も繰り返すうちに、全体の絵が際だってくる、そういう感じだそうです。

 なるほどな~と思いました。
3年生の単元も、少しはやって、全部できないものばかりでもない。でも、なんか、つかみどころなく、どうしたものか~というげんちゃん。それでも、うっすらやってはいます。現行では2年の算数をやってますが、できないかと言うと、そうでもない、でも、ぜんぜん不確実だし、できます、と言い切るのは、ちょっと図々しいようなレベルです。それでも、少しずつ進みはしてます。

 先日のように、待てよ・・とばかりに、思いっきりバックして、ピグマリオンの基礎の基礎みたいな問題をやらせてみたら、え~。これも、なんだか、不完全なの???とあぜんとします。

 まさに、これは、どのパーツもうっすらうっすら塗っていくという表現がぴったりです。もどったり、進んだり、先やったり、前やったり。どれもが、げんちゃんの理解を助けるために必要だというわけです。

 1年までの単元をきっちりわかってます。だから2年に進みます・・・というのではありません。わかったようだけど、しばらくして、またもどってみると?え?まだ不確実だったの?ってかんじです。

 他の子が、塗り絵だとすると、げんちゃんは油絵・・・

 ちょっとできないからと言って、いちいち先生役は、ショックを受けず、もどったり進んだりしながら、重ね塗りしていけばいいのかもしれないです。
 そのうち、ある時、素敵な絵柄が浮き上がる・・・

なるほどね~。そう考えると、みょうに、すとんと胸に落ちます。どのパーツも、うっすら重ね塗り段階ですから、まだ絵柄がぼんやりでもしかたない。
 またまた、ピアノの先生に教えられました。
 こうやって、色んな人の言葉に気づきを与えられ、発達障害 育児道は、進んでいくんだね~。新年早々、なかなか面白い、思索です。(笑)

 
 
by glow-gen | 2015-01-15 23:49 | 算数の学習障害 | Trackback | Comments(19)

勉強に集中できない

  ふえ~。ホームスクールの合間に書いてます。げんちゃんは、逃げるようにサッカーに行きました。(笑)

 う~~ん。げんちゃんに宿題をさせてて、ほんとに疲れました。休憩のけて、正味3時間強取り組んで、え?たったこれだけ?という量しかできませんでした。

 こういうときのショックといったらありません。最近毎回こんな感じかな~。期待感も、昔より高くなってるだけに、げんちゃんのできなさが、こっちにつきささってきます。

 げんちゃんができない、ということはもちろん、つらいとこですが、今日すごく感じたのは、げんちゃんの体が、まるで、ジギルとハイドみたいに、本人の手でコントロールできていないということです。

 たとえば、ある問題をやらせようとします。
普通の子なら、すっと、始めます。ところが、げんちゃんは、まず、消しゴムが気になります。そして、鉛筆を持ち替えたりします。
「ちょっと、お母さん、コップここおかないで!」
とか、まったく違うことを抗議してきたりすることもあります。
そういう、儀式がひととおり終わっても、まだ、空をしばらく見つめてたりします。

「はいはい、集中して。」
とか私が言うと、やっと始めたりします。

それが、今回のように、少しでも、難しい問題だったり(げんちゃんは、家では、順番に2年の問題をやってるとこなので、3年の宿題は、難しいです)すると、そのきょときょとぶりは、最高潮に達します。

 それから、おもしろいことに、ある問題をやっていて、わからなかったりすると、その問題をやってるのに、ちらっと、目に飛び込んできた、その下の問題をいきなり読み始めたりします。

 そうだな~。おつかいに行ってて、ふと、目に飛び込んできたポスターに目をやった瞬間、意識が、そっちに飛んで、すっかり、自分が何をしに来たか忘れてしまう。それだけならまだしも、ポスターに書いてある、イベント会場にさっさと入って、そこで、楽しんでいる。

なんか、そういう行動様式です。目がキャッチした、自分の興味あること、それが彼の最優先順位に、なっていきます。
たぶん、心のメモ帳に書いたものを忘れずにいて、次のものを見ても、ちゃんと、メモ帳の内容を覚えていて、操作できる。という能力がないのでしょうね。ワーキングメモリーの欠乏そのものかもです。

  そして、そこで、私が叱ってしまうと、脳は・・・問題を解く行為から、離れるだけ離れたところに、行ってしまいます。

「げんちゃん、ちょっと待って。目に飛び込んできたことだけしか注意が行ってないよ。それは、脳の悪い病気。気をつけて。今何しないといけないのかな?
そう、もどってちょうだい・・・あなたのやるべきことは、この問題だよ!」

私は、そんなことを云いながらたしなめますが、なんか、体がちぐはぐになってるようなげんちゃんです。・・・うまく、問題に体をあわせられないような感じですね。

何なんだろう。そうですね~。ここへ来て、まだまだ体なんですよね~。

普通の子は、今からこれをやるぞ、あるいは、集中して考えるよ。と意識が動くと、体も動いていくんだと思いますが、げんちゃんは、そこが違います・・・
げんママ少し冷静に、そのことに気づいて、途中、ブレインジムに取り組みました。いくつかのモーション。水の摂取・・・20分くらいとりくんでみたかな・・・やっぱり、もどると、結果は良かったです。

 ただ、ちょっとやっては、また体のリセット、とやっていては、ほんと、わずかの勉強しかこなせません。そうやっていくうちに、どんどん遅れていく・・・やれやれ。どうしたものか・・・

 
ということで、今日の反省

勉強は、短くタームをとって、ブレインジムなんかを入れながら、体をリセットさせながら勉強させていくほうが良いですね。3時間やっても、30分くらいの効果しかないのなら、細切れに、体のリセットを入れながらやっても、結局同じ時間しかできないわけだから・・・


ただ、その場合、かなり、カリキュラム内容を、短くて濃いものにするために、事前にプログラムする必要がありますね。やらせたいことの全体を網羅して、しかも、一つ一つに濃縮して、少ない量。どう抽出して組み立てるか・・・ここが、ママのわざになるのかな~


う~ん。現実には、なかなか難しいです。やらせたいことは大量にあるから・・・体のコントロールのリードと、取り組ませる内容の抽出。これこそが、グレーゾーン、もしくはそれに近づいてきた発達障害児の指導のミソなのかもな~。
と思いました。

by glow-gen | 2015-01-06 16:25 | ワーキングメモリー | Trackback | Comments(39)

工作を作る能力。企画して組み立てる力

   明けましておめでとうございます。
 また年が一つ先へ進んでしまいました。
げんちゃんプロジェクトをはじめて4年が終わり、5年目に突入です。やれやれ・・・
楽観主義のげんママは、プロジェクトを始めた頃、げんちゃんが、今頃には、しっかり普通のかしこい子になってると、信じていたな~。そう簡単ではないですよね~。ははは・・・(笑)
 
あの頃、漠然と、何の問題もなくなると頭では考えたりしたけど、実際、今のげんちゃんの様子は想像はできなかったですよね。自分で、身の回りのことを、ちゃんとできるようになるのだろうか。とか、絵が描けるようになるのだろうか・・・とか、くらくらする思いで日々取り組んでいました。それを考えれば、すご~く、げんちゃんは、進歩したとも言えますが。

 冬休みは、例によって、実家のげんちゃんと同級生のいとこと遊びました。彼女Kちゃんは、すごく頭の良い女の子です。お兄ちゃんの5年生のY君もいっしょです。
 3人のからみは、別段問題なし。遊んでいる風景は、ごく普通です。会話も、別段気になりません。

 でも、いざ、トランプしましょう、とか、お勉強しましょう・・・とかいうことになると、話は別です。すさまじい能力差があります。
げんちゃんは、100マスを持って行ってたら、Kちゃんが見てくれて、先生してました。20問くらいやるのに、だらだらと、50分くらいかかって、Kちゃんが○つけしてました。遊びモードでやってるからか、いつもはできるはずの問いが、13ー5=7 とか書いてました。どっと疲れた!

 でも、普段、お友達と遊ぶチャンスの少ないげんちゃんには、最高のお正月だったようです。

 そして、げんちゃんと過ごしてて、今年の課題が浮かび上がりました。

 げんちゃんには、しつこいくらい、伸びていかない学習というのがあります。(もちソーシャルの一部もありますが、ここではおいといて・・)
それは、計算・・・そして工作です。

 計算は、ひとけたの計算は、クリアしてますが、そこから先は、わかってるように見えても、まったく油断ができません。とくに、引き算、割り算、なんてものは、げんちゃんの、異常な脳を露呈するのに丁度良い、アイテムにさえ見えます。脳の回路がつながる時と、つながらない時のできも、すこぶる差があります。まあ、これが、学習障害というものでしょうね。でも、まったく伸びてないかというと、やっぱり伸びてるので、途方に暮れてはまたトライして・・というのを、ママは繰り返しているわけですが。

 そして、もう一つ、とても、気がかりなことがあって、それは、げんちゃんが、ほんとに工作ができないということです。
はさみで切る、セロテープで貼る、色を塗る、紙を折る、などの、一つ一つの技術は、かなりうまくなっているにもかかわらず、自分で、企画し、素材を加工して、何かを作り出す、ということになると、まったくできません。箱を、単純なパターンに切り出し、駐車場とトンネルを作る、ということのみやっていましたが、それに、私が教えて、牛乳パックで作る、単純な船が加わっただけです。

 それでも、先日は、平らな箱を見つけて、何か作りたい、と家に持ち帰ったのには、興奮しました。でも、それもつかの間。
駅を作ると言って、出来てきた物は、写真のような、お粗末なものでした。もちろん、これで、おしまい!です。
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 駅を作り、線路を造り、そこに、電車を作る・・・そういう展開に行くには、彼の頭は、まだまだ進化が足りないのでしょうね。

それでも、げんちゃんは、けっこう難しい点つなぎをすらすらこなし、楽しんで、15ページもやってみたりするようになってるのです。なんたって、三角も描けず、もちろん、絵はまったく描けず、2パーツのタングラムさえ、いえ、型はめのおもちゃさえ、まともにできなかった年長さん時代からすれば、別人です。絵もすらすら描いてしまいます。
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 ほんとに、何なんだ! とげんママは、困惑してしまいます。

 しかし、落ち着いて、考察してみたら、この工作ができないことは、問題集のちょっとした問題ができないことにもあい通じるような気がします。算数の文章題をはじめ、文章を読んで、求められる問題というのは、シンプルではありません。脳の、かなりの能力を要するのだと思います。

 注意を四方八方にはりめぐらして、色んな段取りを考え、何段にも、積み重なるパーツを、ひとつひとつひもといていくような作業なのです。自分で考える工作も、文章題も、単純に一つの能力だけを使えば良いということではないのです。

 げんちゃんが工作ができないのは、持てる自分の素材から、何を生み出すか、ということを導き出して、そこに、付加価値をつけていく作業が、まるでできないからだと思います。工作のプラレールを作るのなら、まず、駅を作り、電車を作り、線路を描き・・・ついでに、風景まで考える。そういう、立体的な思考が、まだまだできないのでしょう。
 文章題も同じように、いくつもの面で考え、それを組み合わせて、相手が求める形にしていけない。そういうことなのでしょうね。
 まさに、これが、頭が良いということなのでしょうけどね。
 
 げんちゃんの能力は、ぶつっと、ぶつ切りで、ただ切る、とか、ただ折るとか、そういう感じなのかもしれないですね。

 プリント1枚を、四苦八苦して解いていくことも、結局、そういう総合力をつけることに通じます。
 工作を手伝いながら、少しずつ考えて、作品を生み出すことも、げんちゃんの今から、もっとも必要な能力
を、育んでいくことになるのでしょうね。

地道に、あきらめず、やるっきゃないです。

 新年の決意。ただ、前に進みましょう!とにかく、やるしかない。
考察して、方向が決まれば、ただただひたすら、足を前に出す。とにかく、前へ前へと進みましょう!

by glow-gen | 2015-01-05 20:43 | Trackback | Comments(19)



小学校6年生の息子。5歳の時に、発達障害とわかり、ママの格闘の記録。
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小学校6年になる息子げんちゃん。5歳の秋に、発達障害が発覚。最初はショックだったけれど、脳はまだまだ未知数。ママがなんとか素敵な子供に育ててみせるぞ~。最初はIQ60、70・・コミュニケーションも微妙。身体もふらふら、はさみもにぎれず・・・もちろん絵もまったく描けず、5歳なのに、ほとんど2歳児みたいでした。いや、それ以下の機能もたくさんありました。
 「子供の脳に良いこと」を書かれた鈴木昭平先生が主催する、エジソンアインシュタインメソッドに出会って、ママが改善をさせることを学びました。そこを皮切りに、日々研究を積み重ね色々取り組み、相当改善してきました。、たまたま支援クラスができなくて、普通クラスの1年生に入学しました。2年の2学期から、支援クラスができて入ってます。算数の学習障害は、ひどく、相当苦労してますが、毎月毎月、必ず進化しています。日々はらはらどきどき。 天才ぼうやに育てるべく、奮闘中。パパと浪人生の娘と、医療関係に働くワーキングママ。
 近くに住む、お姑さんに手伝ってもらいつつ、がんばっています。
1年生の2学期から週に1.5日学校を休ませて、ママがおうちでホームスクールをやってます。4年からは週二日になりました。さらに、5年の9月からは、2.5日に増え、3学期からまた、週2日にもどし、今にいたってます。
近くに住む、主婦のK先生のおうちで、ママが仕事でできない日は、ホーム学習のお手伝いをしてもらっています。
 昨年5年生からは、算数以外、試験的に普通クラスにシフトという快挙です。発達の改善に取り組みはじめて6年の歳月は、子どもをどんどん改善していきました。
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ラフマ アルファーGPC
たいそう教室

1年生夏休み
登山
サッカー
算数の学習障害
このブログのサマリー
ホームスクール
算数の学習障害
モンテッソーリ
お漏らし尿漏れ
天候と発達障害児
2年の夏休み
知能検査
体幹を鍛える
頭蓋骨と筋肉 頭蓋仙骨療法
発達障害改善の段階
プリント学習
3年生1学期
ママ会
運動会
夏休み
まわりを読む
ワーキングメモリー
会話力
高圧酸素療法
普通クラスでの様子
教室見学
指示通りに動くことができない
安曇野方式算数
身体能力、原始反射
マッサージ
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