げんちゃんの発達障害プロジェクト

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敏感期 反復期 到来

    折り紙をやらせよう、と思って、風船を折らせ始めて、色々考えることがありました。
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 げんちゃんは、折り紙どころか、積み木もしないし、はさみもにぎれないし、鉛筆をもつこともできない・・・・そういう幼稚園時代をすごしました。もちろん、あのとき・・・(なんせプロジェクト開始は、年中さんの年末からです。)私は、手探り状態の中、指先なんて使うレベルにないげんちゃんに、ピアノを習わせてみたり、今考えると、とんちんかんなことをやってました。もちろん、折り紙をさせようと悪戦苦闘した時もあります。

 体ができてないげんちゃんは、指先の能力などなく、まずは、体。そして、上腕・・・・そういう順序でしか、人間の能力というのは、ついていかないのだ、とだんだん分かってきた頃は、私も、発達ママとして、かなり能力がついてきてました。

 年長さんの時にはさみをにぎらせても、げんちゃんの目は、そこになく、無理矢理切る練習をさせたら、新幹線のまっすぐの直線を切らずに、新幹線を真っ二つにしてしまいました。
 折り紙なんて、まったくすること自体無意味・・・そんな感じでした。
 だめだ~、と思い、またしばらく、他のことをやるのに、忙しく、時を過ごし、そういえば、折り紙やらなきゃ・・・とか言って、また取り出してやってみる。そういうことを繰り返してました。
 今回は、その何回目かの折り紙ブームとなったわけです。

 果たして、今回・・・げんちゃんは、1枚目、2枚目、と、手伝いながら悪戦苦闘してると、3枚目・・・4,5枚目・・・
と明らかに、うまくなっていくではありませんか。

 
そう、これぞ、反復期が到来です。

 勝手に私がそう呼んでいるのですが、繰り返し繰り返し、スキルを定着していく時期とでも言いましょうか、そのことを反復していっても、ロスがない時期がやってきたのです。
 2年生の夏も折らせました。
 でも、その時は、たった一枚にかなりの時間がかかって、たとえば、20分とか・・・本人も一枚折るだけでくたくたになるのです。
だから、毎日せいぜい1枚2枚・・・

 そのエネルギーを費やしての折り紙は、すごくロスが大きく、他のやりたいこともできなくなるし、本人も疲れてしまいます。

でも、今回は、風船を5枚折るのに、30分に収束しました。まだ15枚しか折ってないけど、折るごとに、手つきが良くなってきて、タイムも縮まります。

 時が到来したのです。 感動!

 ここに来れば、反復です。リズミカルに、どんどんやっていく。
 エジソンの鈴木先生流に言えば、三角が出てきたら○へ。バツはしない・・・・そういう感じです。

 でも、私の中では、それよりも、もっと詳細にステージが別れていて、書いてみると、かなりのステップがありました。

ステージ1,まったく箸にも棒にもかからない状態。トリプルバツ(××× 泣) この時は、本人、よりつきもしないし、そこへ視線すら落とさず、さわらず・・・(泣)

ステージ2,やりたがらないけど、無理矢理させる。ため息!やりきれんな~(こっちがほとんどかたがわりして誘導するような感じ)(ダブルバツ ×× 泣)
ステージ3,しない、興味ない、でも、無理にさせると、ちょっとはひっかかる?~(バツ ×)でも、こっちがストレス!

ステージ4,させると、いやそうだけど、少しはとり組もうとする。ほとんどこっちの独り相撲 トリプル三角 △△△
ステージ5,させると、いやそうだけどやる。へたくそ。 超時間がかかって、少しやるのがやっと △△
ステージ6,これぞ、今のステージ。あまりできないけど、取り組んでいける。手伝えば、まあまあの時間でできる。△

ステージ7,クリア~~。 とりあえず、自分一人でさっさとやれる。
ステージ8,お~、得意分野と言わずとも、自分から、楽しんでやりたがるようになったのね。
        そこにはまったりすると、ぬきんでたりもするのです。 ◎ 二重丸!


ステージ1,2,3、4あたりまでは、その項目はしなくていいんですよね。経験上。
そこに行く、もっと前をやらなきゃいけない。そういうことなんだと思います。折り紙なら、形態認識、視覚の改善、上腕部の鍛錬、指先のもっと大きな動き、そこさえまだなら、体の幹、あたりじゃないでしょうか。

2年の時がステージ5だったんでしょうね。この時は、軽くやる程度でいいかもです。

 そして、今、ステージ6!! △到来です。ここからは、いっきに行けます。この時をのがしてはいけない。がんがんやらねば。その時は、工夫する余地もあります。彼が楽しくやれるように、折り紙なら、飛行機もいいですね。げんちゃんの場合。

 ここからどれくらいでクリアになるのかな~。

 げんちゃんは、鉄棒の練習をしてました。上腕がかなり鍛えられたので、折り紙能力ももちあげてくれたんだろうな、と思います。そもそも、鉄棒だって、このステージをのぼってきて、始めて最近、反復ができるようになったのですが。

地道ですね。でも、やっぱり、このわくわくするステージが来るんだよね!

 本人も、すごく楽しみ出します。がんばって良かったね。

by glow-gen | 2014-06-28 17:47 | Trackback | Comments(55)

げんちゃんの劣等感・・・・折り紙を折る

   日曜日に、1年生の子と4年生の子どもさんを2時間ばかりあずかったので、げんちゃんといっしょに、色々させてみました。まず、げんちゃんの2年生用の、右脳の問題を3人にやらせてみました。
 間違いさがしのような、単純な問題です。年齢にみあって、それぞれがんばってやってました。
 しかし、げんちゃんには、明らかに問題がありました。日々のトレーニングが効を奏して、げんちゃん一人、まったく問題ができないとか、そういうことはなかったのですが、げんちゃんの落ち着きのなさといったらないのです。

 隣でやってる1年の子に、闘士むき出しにし、彼のやることが気になってしかたないようです。自分が問題をするのも、
「あ~これは、・・・こう書いてやれ~。」
とか、わめくような感じでやってます。
げんママは、は~とため息をもらします。げんちゃんの気持ちが手にとるようにわかるのです。

げんちゃんは、劣等感のかたまりになってます。自分が、間違いなく、この中で一番できないだろう・・・と脳の非常事態回路がうなっているようです。それはまずい、それはまずい・・・と、また彼の脳が叫んでいるようです。考えようによっては、解くことが楽しい問題です。他の子は、解くことを楽しんでいます。

 でも、げんちゃんは、ひたすら、この非常事態をどう乗り切るか・・・ということに、全エネルギーを費やしているようです。

 それを見ながら、げんちゃんの、普通クラスでの行動が読み解けるようでした。
彼は、常に、劣等感のかたまりで、まわりの子に対して、虚勢をはるか、逃げようとするか・・・このどちらかの対応で、クラスの授業をやりすごしているのです。

 多くは、虚勢が多いかもしれません。かなり横柄な態度になって、隣の子にちょっかいをかけたり、先生に反抗的になったり・・・・と落ち着きがありません。先日、学校に用で行ったときに、10分くらい、げんちゃんをのぞきました。
 その時の様子が、理解できます。

 今の彼の、ソーシャルのトラブルの根源にあるのは、劣等感だと見ました。

 その劣等感は、私が植え付けた部分もあるでしょう。でも、彼が、社会に出て同級生達と交わる上においては、いくら大人が、君は、ちっとも劣ってないんだよ、と言ったって、現実を見れば、本人が一番感じていくでしょう。

 隣で、友達が、何のひっかかりもなく、色んなことを対処するのを見て、常に自分はできない・・・・そんな日々を送っているわけですからね~。

 解決法は単純です。できるようになればいいんだよね。と、私は感じます。できれば、自分が納得がいくし、劣等感とおさらばできます。

 そういうことなんだろうな~・・・と感じながら、げんちゃんを見つめてしまいました。

 それから、3人はプリントはもうしたくない、と言ったので、好きにすごしてていいよ。と言いました。1年の子は、折り紙を出してきて、夢中で折り始めました。二つのパーツを作り、しゅりけんを作ってます。その指先の動きを見て、げんママは驚嘆します。ぐねぐね、すべての指をコントロールして、複雑な折り方を難なくやっていきます。
 その夜、げんちゃんに、久しぶりにやらせてみました。
ため息が出るほど、彼とは、違います。左手を使うのがうまくないし、折り紙をリズミカルに方向転換して折りやすくすればいいのに、不自然なポジションのまま、無理矢理、折り込もうとします。とにかく、1年のその子とは、別物です。さらに、何度やっても、折り方を覚えない。もう、2年の夏休み何度も折ったというのに・・・

 げんちゃんの指先能力は、年長さんの時、2歳児か、3歳なりたて程度だったと考えれば、今、やっと5歳児程度なのかもしれないです。考えようによれば、伸びしろは絶大なのかもしれません。

 が、しかし、ことの根本に、げんちゃんが、指先能力を高める遊びには、いっこうにくいつかない、という恐ろしい現実が、横たわっています。絵が描けないげんちゃんに、何百枚もの模写をさせたように、彼の指先もまた、ゼロから1を必要としているのかもしれません。

 まあ、すでに、ゼロではなく、1には来てる折り紙。つべこべ言う前に、とにかくやらせなきゃ・・・と思うげんままでした。
それにしても、やらせなきゃいけないことが多すぎて、くらくらしそうです。ほんと、立ち止まってる暇がない!

 指先能力は、計算能力にもリンクするとふんでるげんままです。さっそく、500枚の達成カードを作りましょう。とりあえず、500枚やってみます。500枚折り紙キッドなるものを作りましょうか・・・


by glow-gen | 2014-06-23 15:05 | ソーシャルスキル | Trackback | Comments(51)

げんちゃんの多忙な日々・・・算数はあいかわらずだ~・・

   げんちゃんの日々は、地道な努力の日々です。
先日、同級生の親切なママ友と子供の話をしてたら、なんか、こう、普通の子供たちの一日は、もっとのんびりしてるな~とびっくりしてしまった。
げんちゃんの日常を話すと、
「すご~い! がんばってるね~。」
と言われて、笑ってしまいました。私にとっても、げんちゃんにとっても、もうそれが普通になってます。

げんちゃんは、チャレンジャーです。チャレンジあたりまえでしょ。・・・そういうスタンスで、何でもすぐハードルを課してるママです。
「サッカー、雨? 少しぐらい、自分で歩いていきなさい。ママは送りませんよ。あんたがサッカーに行ってる時くらいしか、ママには休憩時間ないんだから。さーさ。さっさと行っといで・・」
 車で送り迎えしてる子の多い、田舎の町では、ちょとびっくりされてしまいます。

ホームスクールも、がっちりやって、そんなに自由に放逐する暇も無く・・・

サッカー、水泳(これは楽しみみたい、ママと泳ぎます)、ピアノ、英語、学研の先生の特別個人レッスン(学研離れて、家庭教師的にお願いしてます)・・・金曜日と日曜だけは、自由に放逐する日ですが、あとは、まあ、忙しそうなげんちゃんです。

これをかわいそうと言う向きもあるけど、親が犠牲をはらって、やらせてもらえるだけ恵まれてると思いなさい、と思う。
世界中見わたしたら、勉強したくてもできない子がたくさんいるんだよ。あんた、自分の恵まれた環境がどれほどか、感謝しなさい。と言ってはばからないげんママです。

まあ、でも、これも、からくりがあって、げんママは、仕事の帰りが普段は超遅いので、週3日は、まったくかかわれず、その日は、おけいこごとがあっても、帰れば、やさしいおばあちゃんの家で、わがまま放題、テレビ見放題・・・を満喫してます。

 私が、ムチで、おばあちゃんがアメ・・・まあ、おばあちゃんには申し訳ないけど、これがバランスというものなのかもしれません。もう少しがっちりかかわりたいと思う反面、もう一人のげんママが、これでちょうどいいんじゃない・・・と語りかけます。

 さて、げんちゃんの現状、やっぱり、算数は、あいかわらず、地獄です。(笑)
やっと、1年生のしちだプリントの17-4、とか、25-5 とか・・・すごく簡単な、二桁の数が答えになる計算に入ってきました。
 でも、25ひく5なんて、75とか言いだす始末・・・・おいおい・・・もういい加減にしてくれよ。という状況からのスタートになりました。

 20までの足し算(両方ひとけたをたす)のマス計算も、しちだは、復習的に、毎回プリントに出てきます。相当できるようになったものの、あいかわらず、指をそのつど、全部出して計算し、必ずミスが出ます。たす9も、すべて、一個一個指を出して行くから、カウントし間違うのでしょうね。

 それでも、げんちゃんに課してることは、今の能力のちょっと上、ちょっと上とやっていくやりかたです。決して、2段抜きの問題はめったにさせない。苦手なものは、ストレスなくやれるもので、能力アップを知らず知らずにはかります。しちだプリントは、実に、それがうまくできてます。学研の先生にしちだを持って行かせて、順番にやっています。それに、平行して、知能テストでやられるような、基礎能力アップのトレーニングもやります。

 成果はというと、かたつむりのあゆみのごとく、いや、時々あとずさりするかたつむりのごとく、相当積み重ねて、時間を経過して、「あ、そういえば、進歩してるかもしれないね。」という感じです。

 これは、げんママの忍耐の勝負だと思います。もう何度ぼろぼろになっては、立ち上がったことか。・・・げんちゃんも、つらいかもしれないけど、こっちも、サンドバックみたいな気持ちになります。先日などは、もしやと思って、100の逆唱を100の空欄に書き込ませたところ、思いっきり間違ってました。あ~~~。もう何てこったい!

 幸い、筆算にすると、かろうじて大きな計算も少しはできるので、1年の時とまったく進んでないとは言えないですが、彼の頭の中には、数表がイメージされないようで、数になると、目の前に暗黒が広がり、気のきいた、数的映像は出現してこないのでしょうね。

 まあ、それでも、少しずつ少しずつ反復するうちに、最近では15-5 が10と分かり始めてきました。(時々、考え込む 笑)今あんたは、3年なんだよ~、と叫ばないように、ぐっと抑えます。

 図形を、三角の構成要素に分けていく、という問題に取り組んで思ったことがあります。もともと、タングラムの2パーツすらできない、情けない空間認識のげんちゃんだったので、いくら、訓練の末、頭蓋仙骨療法も手伝って、かなりできるようになったとはいえ、難儀しました。

 ため息をこらえて、根気よく、同じ三角の問題を何度もやりかえしては、新しい問題を加え・・・としていっていたら、やっぱり、できるようになってる。(もち、定着までは、油断せず、反復を続ける必要があります。)
 そういうのを見ると、この子たちが、他の子と全く違うのは、ゼロから1の過程なんだな、と思います。
 
 普通の子は、ゼロから1は自然といきます。教えなくても、自分で獲得してる。でも、この子たちは、ゼロから1を、ものすごい努力で入力してやらなければなりません。
三角の問題は、パターンをとにかく入力してやったわけです。何度も何度も、そしたら、あるとき、ぱっと新しい問題ができるようになってる・・・

そういうことなんでしょうね。
 何でも、「何でできんの~? いいかげんにして~」と叫ぶだけではだめで、とにかく、必死で、ゼロから1をひたすら、入れてあげるのです。まるで、焼畑をして、農地を開墾するみたいに、地道に地道に・・・

 そうすれば、大丈夫じゃないかな・・・
 だから、算数も、やっぱり、あきらめないです。

by glow-gen | 2014-06-20 00:54 | 算数の学習障害 | Trackback | Comments(29)

げんちゃんのサッカースクール 

  久しぶりに、サッカーの見学に行きました。サッカーは、ホームスクールの日の夕方にあります。げんちゃんは、1年の夏、サッカースクールに入れたのですが、そのときは、げんちゃんの能力のほぼ3段超えでした。誰が考えても無理。
 私でさえやめさせるべきだな~と思いました。それでも、先生が、大丈夫だから続けさせてください、と言ってくださったおかげで、少しずつ少しずつできるようになりました。まあ、その間、サッカー以外にあらゆることをがんばってたので、3段超えが縮まったのでしょう。

 今では、とりあえず、やってます。今年から、クラスが分割され、げんちゃんは、1年と2年のクラスに配属されました。やっぱり、1年から6年までだと、げんちゃんみたいに、下手な子は、(下手と言えるレベルになったわけですよ。それまでは、参加してない感じだったからね。笑)ボールにさわるチャンスが少ないですからね。
 3年生ですが、まあ、低学年のクラスに入るのは、妥当な采配です。8名くらいになってるので、ボールもよくさわってます。

 さて、久しぶりに見るげんちゃんは、うまくなってました。低学年クラスでは、一番下手かもしれませんが、とりあえず、ちゃんとボールを追っかけて、足をからめていって、ボールをとろうとしたり、それなりの動きをしてます。常に走ってる。決して変ではありません。ボールをとられても、遠めにパニックをおこしてるようにも見えません。(おこして叫んでるかもしれないけど、遠めにはわからないです。)最初を考えれば、すごいことだよね。

 それに、不思議なことにげんちゃんは、サッカーが大好きなのです。リフティングもできないし、どこにパスしていいかわかってない、下手だけど、好きなんだそうです。・・・・

 ホームスクールの仕上がりが、まったくだめな時に、
「こんなんだったら、今日は、サッカーには行かず、勉強続けましょう。」
なんて言おうものなら、泣き叫んで抵抗します。

 2キロ弱の道のりを、半分おばあちゃんちまで歩かせて、そこから自転車に乗って行かせてますが、文句も言わずに出て行きます。

 こういうことが、子供の不思議なとこで、教育というものの計算ができないとこでもあるんでしょうね。

 まさに、これは、ひょうたんから駒です。体操教室をやめると言った時は、げんちゃんあっさり、むしろ喜んでいたようですが、(先生すみません)サッカーとなると、やめさせてほしくない!となるわけです。

  これだけは、私も計算外でした。

 すごいね~、と手放しでほめればいいのに、げんママは、やっぱり、他の子供さんの動きを見て、軽いショックを受けます。なんというか、動きが違います。2年生でも、1年生でも。理にかなった動きがシャープです。それに、げんちゃんが恐れるキーパーを、じゅん番でさっさとこなし、練習が終わっても、あの硬いサッカーボールで、近距離から、ドッチボールみたいなことをして、仲間とじゃれあってる。

 げんちゃんときたら、そういう仲間同士のからみには、ぜんぜん入らず、というか入れずかもしれませんが、一人、自分の世界で遊んでました。

 なんか、こう、彼らの世界をちら見しながら遊ぶんではなく、完全別世界というかんじ。

やれやれ、結局は、この子って、なんか変なんだよね~・・・と思ってしまうママ。もっと外の世界の情報を処理しながら、自分の世界も構築できないものかしら・・・

と思ってしまって、すっかりほめ言葉をひっこめてしまいます。こういうの良くないですね。帰ってからワンクッションおくと、しっかりほめるのですが、マイナスにぐぐぐぐ~と目がひきつけられてる、その瞬間は、つい冷ややかにげんちゃんを見てしまいます。

 げんちゃんにしたら、
「今日は、お母さん、見に来て~」
とわざわざ私に言って、出かけたので、自慢したかったのでしょう。すんませ~ん。ちょいちょい、ことあるごとに、またほめるので許してね。(笑)

 さて、げんちゃんが3年でかわったことは、ホームスクールがぐっとやりやすくなったことです。げんちゃんの中に、やらなきゃいけないことなんだ、という意識が芽生えてきたように思います。

 たとえば、ピアノの練習の時に、まじめにせずに、私も辟易してしてしまって、

「もう、先生が、いつもかつも横で教えてあげるなんて思ったら大間違いです。もう勝手にしなさい。やめるんならやめたらいいわよ。できるようにならないだけよ。それでいいならそうしなさい。甘えないの!」

と捨て台詞はいて、台所に退散したりしても、げんちゃんは、
「いい! 一人でする!」
といきまいて、できもしないのに、ひこうとしてみて、最後は、ぶすっとして、
「教えてください。」
と言ってくる。

 努力して、やっていかなきゃいけない。自分は、できるようになったほうがいいんだ。

なんか、そういう意識がめばえてきてるような気がします。少し、色んなことが理解できてきてから、

「あなたはね、幼稚園まで他の子よりずっと遅れてたよね。(まあ、今でもなんだけど)そういうハンディキャップを神様から与えられたの。でもね、これは、チャレンジするようにっていう神様からのメッセージです。かならず、一生懸命チャレンジしたら、神様のすごい計画が待ってます。あなたは私やパパや、まわりの人にもない、神様の特別な使命があります。神様の栄光を表す器です!
 人よりも努力することを惜しんだらだめよ。
神様があなたにだけ与えてる特別なスイッチ入らないからね。 あなたは、神様に、特別に愛されてるんです。」

 こういうこといい続けてたからかな~・・・少しは、意識がかわってきてるようです。

「ま、そんなことしてたら、普通の子にもっと遅れてしまってとんでもなくなるよ・・・」
なんてことは、言わない方がいいですよね。言ってしまうんだけどね。やれやれ。だけど、冷静になると、やっぱり、この子は、尊いんです。


 「私たちは、この宝を土の器の中に持っている。その測り知れない力は神のものであって、私たちから出たものではないことが現れるためである。」  聖書 コリント2 3-7

 この子たちには、測り知れない力が、神によって隠されてると、げんママは信じたいですね。

by glow-gen | 2014-06-13 05:28 | サッカー | Trackback | Comments(27)

体操教室のこと。げんちゃんの運動能力

 げんちゃんの発達障害がわかってからすぐに、同級生が一人しかいない保育園から幼稚園にかわりました。年中さんの1月 。パパは、もっと早く大きなとこに変わってれば、もっと多くの刺激を与えられてたかな~、と言ったのですが、そこだから、げんちゃんに合わせて対応していただけたとも言えます。

 異常を見つけて下さったのは、そこの先生なので、本当に感謝してます。良くげんちゃんをかわいがっていただきました。ただ、一般に、無認可園は、3~4歳くらいからは、園庭が限られたりして、運動量が少なくなることがある。そこだけは要チェックだと思います。

 げんちゃんの新しい幼稚園は、たくさんの遊具があり、げんちゃんは、よく運動をしました。
 そもそも、そこで、体操教室の先生に出会ったのが運動の次なるステップです。彼は、げんちゃんに対して、こうアドバイスしてくださいました。
「9時から始まる幼稚園に合わせてではなく、早くから来て、幼稚園が始まるまで、園庭で遊ばせて下さい。」
それで、仕事に行く前に、私は、7時半にげんちゃんを園に連れて行きました。げんちゃんは、園をかわってから、よく、クラスを飛び出して、外に出たがって、先生の手をやきました。特別に、少しだけ遊ばせてもらったりしてました。
 でも、その早朝登校がはじまってから、げんちゃんは、そういうことが少なくなりました。
 げんちゃんの体は、自分で、体を動かすことを必要として、それなりに、開発モードが働いていたのだと思います。

 そして、週一、放課後は、そこであってる体操教室に参加しました。先生は、発達障害をたくさん指導してきた年配の男の先生です。彼が、初期のげんちゃんに多くのことをしこんでくださいました。
 その中でも、私に、彼が言ったこと。
「自分で気づかせて下さい。教えたことは、しょせん教えたことです。」
そう言って、げんちゃんが、自分で出席カードを出すまで、一度も出しなさいと言わず待ちました。やがて、年長さんになって、げんちゃんは、時々、まわりがカードを出してるのを見て、はっとして、鞄に取りに行くようになり、1年の頃には、けっこう自分で出すようになってました。彼は、実に的確に、げんちゃんを見守り、時に指導しました。

 今、サッカーや体育の時間、げんちゃんが、わりに、秩序を守って動けるのも、もともとは、その先生が、手ほどきをしたおかげが多いのだと思います。2年の時も、
「なぜか、体育の時間だけは、ぴしゃっとできるんですよね。」
とクラス担任が言ってたのも、こういう流れなんだと思います。

 そして、幼稚園の担任のM先生。1年ちょっとでしたが、クラスをもちあがり、手間のかかるげんちゃんを、ほんとに根気よく指導して下さいました。校長先生も、
「げんちゃんは、変じゃありませんよ。」

なんて、思いっきり変な時代に、私をはげましてくださったり・・・・、多くの人のささえで、げんちゃんの今があるのだと思います。なんだか、今日は、振り返って、あらためて感謝したい気分です。

 それというのも、頭蓋仙骨療法を受けるために、去年の夏からこっち、体操教室を休んでいたのが、このたび、正式にやめることになったのです。
げんちゃんプロジェクトは、1日のホームスクールの他に、げんママが半日で帰れる日、つまり、体操教室の日しか、みっちりトレーニングにあてられる日がなくて、体操教室か、ホームプログラムか・・・という選択をせまられていました。 結局、少し後ろ髪ひかれる思いはしますが、やめることにしました。

 さて、げんちゃんは、ママの手当たり次第の特訓や、体操教室を手始めに、ほんとうに、体を作ってきました。ふらふら歩いて、長く走ることも、自転車に乗ることもできない子が、本当に進化してます。もちろん、まだアベレッジに到達してないと私は思ってるけれど、彼は、次から次に挑戦し、(いや、させて、と言うべきかな。笑)少しずつ少しずつ進化してるのです。

 先日、またひとつ達成です。クロールで25メートル泳ぎました。うんていの効果かわからないけど、ずっとママと二人で時々通ってて、たくさんの時間の積み重ねの上に、ぽんと、ある日、突然、息継ぎがスムーズにできるようになり、すいすい泳いで、プールを横切るようになりました。そして、逆上がりもほぼ達成です。まだあやういけど、とりあえずできるようになったのです。

  どれも、たんたんと時間をこなしていくという、地道な戦略です。最初は、すさまじく、絶望的な中、成功することはほとんどイメージできない中で、とにかく続ける・・・・それだけだったわけです。

 まだまだ、ぜんぜんかすりもしない項目もありますが、これからも、とにかく、目標をたて、そのための戦略をたて、あとは地道にたんたんと、時間を積み重ねる。その繰り返しを、やっていこうと思います。
継続は力・・・マイペースでも、絶対に止まらない。少しでも進めば進んでいく。人生はそうやって豊かになっていくものだと、げんちゃんは小さい頃から覚えていくのでしょうね。

by glow-gen | 2014-06-02 20:26 | げんちゃんの体の機能 | Trackback | Comments(67)



小学校5年生の息子。5歳の時に、発達障害とわかり、ママの格闘の記録。
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げんちゃんママの紹介 小学校5年になる息子げんちゃん。5歳の秋に、発達障害が発覚。最初はショックだったけれど、脳はまだまだ未知数。ママがなんとか素敵な子供に育ててみせるぞ~。最初はIQ60、70・・コミュニケーションも微妙。身体もふらふら、はさみもにぎれず・・・もちろん絵もまったく描けず、5歳なのに、ほとんど2歳児みたいでした。いや、それ以下の機能もたくさんありました。  「子供の脳に良いこと」を書かれた鈴木昭平先生が主催する、エジソンアインシュタインメソッドに出会って、ママが改善をさせることを学びました。そこを皮切りに、日々研究を積み重ね色々取り組み、相当改善してきました。、たまたま支援クラスができなくて、普通クラスの1年生に入学しました。2年の2学期から、支援クラスができて入ってます。算数の学習障害は、ひどく、相当苦労してますが、毎月毎月、必ず進化しています。。日々はらはらどきどき。 天才ぼうやに育てるべく、奮闘中。パパと髙3の娘と、医療関係に働くワーキングママ。 1年生の2学期から週に1.5日学校を休ませて、ママがおうちでホームスクールをやってます。4年からは週二日になりました。さらに、5年の9月からは、2.5日に増えました。  今年5年生は、算数以外、試験的に普通クラスにシフトという快挙です。発達の改善に取り組みはじめて6年の歳月は、子どもをどんどん改善していきました。
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