げんちゃんの発達障害プロジェクト

カテゴリ:ビジョントレーニング( 7 )

発達障害見え方の異常。視覚の感覚過敏。

夏休みも、終わりです。
げんちゃん、前半からすると、すごく伸びてますが、まあ、なんというか、私の期待するところとはほど遠いです。日々、気づきや、発見が山ほどあって、ブログに書けずにいます。
 IQ検査の(ウィスクⅢ)の結果報告も終わり、それも、一つの記事にまとめたいと思って、日々あっというまに過ぎています。

 とりあえず、IQは85という数字になってました。過去、5歳と6歳で受けたのは、70,60(あとに受けた方が低い数字になってましたけど。)だったので、上がっているようです。とはいうものの、普通と呼ばれる標準偏差の下方にも、まだ入ってないようですけどね。・・・

 今日は、ユニークなことをしたためておかねば・・・

 前々回のブログで、うちの病院に来院した、頭痛に悩む小学生の女の子がまたやってきました。
なんと、私が教えたように毎日やったら、(前々回ブログ参照にしてください。)すっかり長年の頭痛が消えたそうです。彼女はうれしそうに、にこにこしていました。つぼを押して、目を動かす練習、マッサージ、頸椎の調整、など日々やってくれたようです。

「頭痛の原因が、目だったなんて~。もうびっくりです。」
とお母さん。とても感謝されて私もるんるん。

 そこで、私は、最近の気づきをまた彼女にぶつけてみました。

「ねえ、あなた、絵が上手でしょう。?」
お母さんがびっくりしたように、横から答えます。

「そうです。この子絵がとても得意です。」

さらに私が質問します。
「一度見た図形なんか、けっこう残像として残って、書き出せたりしちゃうんでしょ?図形の問題も好きなんじゃない?」

女の子は、うれしそうにこっくりうなづきます。
 やっぱり・・・・

げんママは、ちょっとママに説明します。
「つまりお嬢さんは、目の感覚過敏なんです。言い換えれば、性能が良すぎるの。耳が感覚過敏だったら、騒音が苦手だけど、絶対音感があったりするのと同じよ。光をとらえすぎるんじゃないのかな~?」

 お母さんは、答えます。
「え~。でも、なるほどです。この子、人の表情をまわりより詳しく読み取ったり、こっちが見えなかった瞬時のできごとを見て取ったりすることが多いんです。」


は~。げんママため息。白に黒のくっきりがつらい・・・・右脳は、光の世界にいる・・・・このあたり、なんか、よくわからないけど、どこかかぶりませんか。このお嬢さんの一件ですごく私は気づかされました。これは、感覚過敏とも言える症状なんだと・・・

 それでは、なぜ、効き目だけ使ってしまうの?・・・・感覚過敏イコール、すぐれてる、ということもできるけど、裏をかえせば機能不全とも言えるわけ。両目使えない。入れちゃいけない情報までよみとってしまう。

 物事の裏と表のように、マイナスであり、プラスなのかも・・・・



 でもね・・・とげんママは思うのでした。げんちゃんは、確かに、この子と同じ視覚の感覚過敏がある・・・と仮定すると・・・なぜ、彼が、模写する絵は、大きさがちぐはぐで、おかしいのだろう?彼女は、絵が得意で、視覚能力に優れた側面をかいまみせるというのに・・・

 彼には、女の子に見られた天才性、というか、機能的優位なところはないじゃない。

わからない!

 げんママ、ゆうゆうさんに聞いてみました。げんママの最近の研究成果(笑)と気づきをぶつけてみました。
ゆうゆうさんと二人で、あれこれあれこれ討論してみました。

 「げんちゃん、本読めるから、丸がつぶれたり、線がだぶったりはしてないよね・・」とゆうゆうさん。
「うん、だけどね。お絵かきドリル、2クール目なのに、上の絵を模写するとき、たとえば、10の大きさだとすると、ある時は8,ある時は、14ってな感じなのよ。なんで、こうもバランスとれないんだろう。何でかな~。」

 ゆうゆうさんしばらく考えて、

「色んなタイプいるからね。もしかしたら、げんちゃん、まわりがゆがんだりするタイプなのかもしれない。」
ほう!

 げんママは、はっとしました。漢字のきたなさ、ドットでたどる漢字練習は、いまだにドットから落ちる・・・・あ~、きっとそれだ!

こういうタイプは、ゆがみを補正するために、ゆがまないところに、焦点をあて見てるらしいので、ちょっと見にわからないこともあるようです。だから、本を見せて、どこの行が読みやすい?なんて質問しても、答えないこともある。

 でも、彼らの中には、いちまつ模様が気持ち悪いと感じる子もいる。
一つの確認の手段として、ゆうゆうさんが考えたのは、ケーキの上に、8個イチゴがのってる絵を模写させること。イチゴの大きさのちぐはぐによって、もしかしたら、どこがゆがむのかわかるかもしれないんだそうです。

 なるほど~。これは、きっとびんごな気がする。明日試してみよう!

 まだまだ視覚をターゲットからはずせずにいるげんママ。しばらくこのネタおつきあいくださいませ。(笑)

追伸
 感覚過敏・・・つまり、光を過剰にとらえることと、その入ってきた情報を脳で判断するところは、ひとつひとつ別の機能なんだと思います。ブログ書いたあとで、気づかされました。つまり、この女の子のように、そのあと、分析する能力に異常がなければ、すぐれた視機能を後押しするわけです。
 げんちゃんは、分析能力に異常があるから色んな情報をとってこれても、的確に判断できないし、うまく出力できないというわけなんじゃないだろうか。
 考えてみれば、時々、え、そんなこと見て覚えてたの?ということだって、あるわけだから。

 わ~、なんか、確信にせまってきた気分だ~。

by glow-gen | 2013-08-26 19:58 | ビジョントレーニング | Trackback | Comments(14)

視覚異常、発達障害の見え方、眼科検診ではひっかからない理由

   前回のブログ・・・眼科検診になぜ、発達障害の子供たちのトラブルが反映しないか、ということに対して、ゆうゆうさんのコメントを、まず載せておきます。

以下

 眼科の視力検査は見やすいので、けっこう下まで見えていましたね。隣の行との間も上下の間も下にいくほど空いているから重ならないし、明かりがついた所だけ答えるから集中しやすいシステムだし、明かりがついた所はうっすらオレンジ色になるから際もにじみにくいし。
自分では視覚はそんなに酷くないつもりで、小さい頃は誰もがみんなこういう見え方なのかなぁと思っていたのですが…違うのですね。こういうものだよね~と思ってなんとか対応してきた他のことも、かなり違っているのかもしれませんね。関係ないかもしれませんが、ケンコウ骨を動かすと痛いです。なので、ボールを投げようとしても腕を上から振れません。砲丸投げみたいに鎖骨の辺りに手の甲を乗せて前に突きだす感じです。
 以上
 
 なぜ、肩甲骨か、というと、目ときわめて密接に関係するらしいです。(ある整体の先生によると)肩甲骨が良く動いてなければ、肩をまわすとか、肩をあげてストンとおろす、とかの運動を加えると、いいかもですね。

 それから、眼科の視機能検査士さんがやってくれる、大掛かりな検査と、北出勝也先生が代表して発信しておられる、米国オプトメトリストによるビジョントレーニングの視機能検査は、同じものではないようですね。
 プチトマトさんに教えていただいたところ、ビジョントレーニングの方の検査は、プリントをやっていったりする検査も入るそうですから・・・げんちゃん眼科で3時間くらいかけて色々やったけど、プリント類はなかったです。
 それに、けっこう何ヶ月まちみたいな込み具合なんだとか・・・

 げんママは、近くにご縁がないので、げんちゃんにやらせてないです。でも、疑わしいことを、アイデアと手作りで、少しは検査できそうな気はします。
 SUNSUNがコメントされてたみたいに、赤いフィルムとミドリのフィルムを本にかけて、どっちが読みやすい?とか・・・色々・・・。

 目のこと、というと、げんちゃんが、本を読むのはそう下手ではないけど、とにかく字を書くのがおそまつで、遅い。図形の模写をさせると、いまだに、大きさのバランスが崩壊してたりするのが、とても不思議です。

 字がにじむ・・・とかいうことはそれには該当しないような気するし・・・。大きさの把握と出力、なんていうのは、遠近なのかな~・・・・何が原因なんだろう・・・・

 ほんとげんちゃんに、なりかわってみて、見え方を調べたいものですね。

by glow-gen | 2013-08-26 01:45 | ビジョントレーニング | Trackback | Comments(4)

発達障害児の視覚処理能力、見え方。漢字フラッシュ

WISKⅢも、遠い昔のことのように、日々どんどん過ぎてます。夏休みも前半が終わって、気分も新たに、戦略をたてなおし、前進、という気分です。
 それも、ここ二日、げんちゃんの調子がすこぶる良かったので、ママの方もあっさりけろっと持ち直してるわけ。
 発達育児を楽しむコツは、1にも2にも結果を出す・・・・もうこれしかないと、思ってます。どんなに、大変でも、苦しくても、結果が出れば、それは、楽しみでしかありませんから。結果が出ないと感じるとき・・・これはつらい、苦しい・・・修行です。
 
 研究して、方向性を定めて、地道にやって、スランプが来て、それを抜けたら、上っていって、またその繰り返し・・・スランプが大きく、長過ぎたりしたら、やっぱり、方向性というか、戦略を見直して、一気に、せめかたを変えるのも大事なんだよね。

 げんちゃんは、とにかく、やっぱり、進歩してます。ウィスクがどうだろうと、進むとこは進んでるのだ。

 夏休みの初めの、げんちゃんは、漢字の壁にぶつかりました。地道に書き取らせる手作りプリントをさせようとして、うまくいかず、真っ青になってました。

 でも、コメントにヒントをいただいて、フラッシュカードを作りました。それから、時間がある時には、漢字ドリルの読みのページを、ざっと流して読ませる。書き取りプリントをさせる。という3つの柱に切り替えました。明らかに、フラッシュを入れてしばらくして、彼の漢字アレルギーのようなものが、だんだん薄れていくようでした。
 昨日今日なんて、お手本見ながら、見よう見まねで、学研の先生が横につかず、漢字を書き込んでいたようです。 2年生の漢字は、1年生に較べて、かなり、ランクアップしてますが、その難易度になれてしまったようにさえ見えます。
 字もきれいになってる・・・・

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文字の色は茶です。サイズは、A4に四つパワーポイントで書いて、印刷して切り離してます。私は、手書きより、パソコンで作った方が、ずっと早いです。字もきれいだしね・・・エクセルだと、フォントサイズが小さすぎでした。紙は”、コクヨ カラーレーザー& カラーコピー用紙 厚紙用紙 A4 白100枚”です。 画用紙より、しっかりしてます。

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まあ、この漢字、上二つは、たどってます。去年漢字がはじまった頃、四角のマスに、どうやっておさめたらいいかかいもくわからなかったげんちゃん。すごい進歩です。とにかく形を認識する力も、指先能力もあがってるよ。げんちゃんは、ほんと底から浮上してきたので、どんな子も可能性あるってことだよね。
 

 夏休みになって、色んな気づきがありました。
げんちゃんの視覚処理のことについて、私は、理解しているようであまり理解できてなかったな~・・・と思います。げんちゃんは、本が読める。それに、絵も昔よりずっと描けるようになってる。
 だから、げんちゃんの、脳における見え方の処理というのは、まあ普通になってきてるんだ・・・ただ形態認識の出力がイマイチなんだな、・・・・げんママ、そういう感じで大雑把に把握してました。

 でも、げんちゃんは、なぜか、黒白のくっきりとしたピグマリオンのカモシカパズルは、何度やっても、白黒が反対になったり、斜めの線がイマイチ再現できなかったりと、回数を重ねても、思うようにすっといきません。
 点つなぎも、立体の形をとった複雑なものに今入りはじめましたが、なんだか、まだまだあやしげです。

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 このパズル、ほんとすばらしいですけどね。

 ちょうど、ゆうゆうさんにアドバイスをいただくチャンスがありました。その時、ゆうゆうさんが、びっくりするようなことを云うではありませんか

「あ~・・・このパズルだめだ。・・・光沢のある黒白がきついコントラストは、黒と白が、くるくる回るんだよね。あ~だめだ・・グレーに見えたり・・・」

ゆうゆうさんは、カモシカパズルから、ついに視線をそらしてしまいました。
(かもしかパズルは、お手本をパステルカラーの紙にコピーてください。だそうです。)

 さらに、げんママが作った漢字フラッシュを見ながら。

「なんか、これとっても見えやすい・・・」
とポツリ・・・
「だって、これ、茶色で書いてるもん。」
とげんママ
「あ~それでね~。何で、見えやすいんだろう・・・と思って見てた・・。」

 そして、げんちゃんが、ビーチボールで壁バスケットごっこを始めると、ゆうゆうさんは、すっと逃げる・・・
「あたし、ボールが飛んでくるのだめなの。」

「え?話には聞いてたけど、ビーチボールくらいでもだめなの?」

げんママは不思議になります。ちなみに、ゆうゆうさんは、すこぶる絵がお上手ですから、今では、視覚処理能力の問題は、あまりないくらいに、認識してました。

 このことがあって、げんちゃんをあらためて観察すると、複雑な点つなぎも、黒点に、色鉛筆の赤でお手本を書いてあげるほうが、正解率が高いこともわかりました。さらに、公文の図形モザイクパズルも、今でも、色がシャッフルすることもあります。それに、まだまだ、模写させた図形の、大きさバランスがでたらめです。

 つまり、彼は、「形が認識できない」と、げんママはひとくくりにしてたけど、そういうくくりじゃ、網の目が大きすぎるのではないか。と感じました
 エッジ(物の区切り)が認識できないでいるのか、色が判別できてないのか、大きさが違って見えるのか、遠近が狂うのか・・・子供によって、様々な見え方に苦しんでいるんじゃないかな~って、思ったのです。
 
 彼の場合、目の機能検査を網羅したけど、大きな異常はないと言われました。
 でも、脳の処理能力は、色々不具合をきたしているのは間違いないです。

 つまり、、視覚処理のための脳の機能は、スーパーコンピューター以上に複雑で、細かく、色んな能力が細分化されているのだろうと考えられます。
 たとえば、一度、振り返って何かを見たときに、活性化された脳の細胞と、2回目に見た時に活性化された細胞は、別の所だった・・・という話も聞いたことがあります。同じように、動いて、こっちに近づいてくる物に反応する回路と、静止しているものを見てるところの回路も別系統だったりもする・・・まあ、そんな感じです。

だから、絵が上手なゆうゆうさんが、せまってくるボールが怖い・・となるのも、別段不思議ではないのです。
もう少し言えば、読字障害と十把ひとからげに言っても、ある子においては、読んでるそばから、字が消える子もいるし、ゆがむ子もいる・・・といった具合なんだと思う。
 なんだか、そういうとてつもなく複雑な脳に対して、すこぶる単純な考察だけ加えていたような気がしてきました。

 じゃあ、そうだったら、どういうアプローチをするわけ?・・・というと、げんママまだまだ考察中なんだけど、
 とにかく、頭わる~い、とか怒りまくってたら、本人単に、まともに見えてないだけ、なんて可能性も、かなり高いというわけです。
 そして、そこを治すためには、何をしたらいいか・・・げんママは、今プロジェクトを進めましょう。

 そして、次なるステップに駒を進めなければ・・・
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やりはじめると、いつもパニックをおこす、同じ物探し、これより10組少ないもには、あまりパニックをおこさないげんちゃん。これも、見え方じゃないかな~。最初ママが作った漢字ドリルだめだったのも、字の配分とかの問題があったと、今思えばわかる。
 プリントは、とにかく、ぎっちり、見えにくいのはだめですね。

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塗り絵をつめるには、指先能力の他に、根気と情熱がいるらしい。げんちゃん、うながすと、それらが、出てくるようになってます。これも、すごい進歩だよ。みなさん安心して~、って言いたいです。げんちゃんは、1年生の頃、まともに塗り絵できませんでしたからね~。なんせ、お習字持ち鉛筆で、ぐちゃぐちゃっと、同色で絵の上に線を描きなぐってました。色分けるとか、まっさか~、できませんよ、という感じ。

 
by glow-gen | 2013-08-10 14:41 | ビジョントレーニング | Trackback | Comments(17)

前庭覚を刺激。ぐるぐる運動。集中力アップ

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40分くらいかけて私に指導されながら書いた、能力マックスの字 。訂正もたくさんされ書き直してます。もっともきれいな行はお手本です。ちょっと見えにくいけど。
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先週学校で書いた連絡帳。すごい落差です。

1週間ごとのホームスクールでは、毎回あらたな進歩があるげんちゃん。

 昨日のホームスクールもしかり、先週先生の都合でお休みだった、朝の個人レッスンをお願いしている学研の先生いわく。
「1週あくと、すごく変化してますね。教えるのがとても楽になりました。集中力も続いてるし、算数もずいぶんできるようになってるでしょう。びっくりしました。」
 
 さらに、サッカーも、また雨の中、一人2キロの道を歩き、練習に行きました。迎えに行ったときは、すごいハイテンションで、
「僕は、サッカーやめない。合宿に行きたいから。春の・・・」
と言ったので、ちょっとびっくり。冬の合宿のあと、しばらくサッカーをいやがっていたのに。

 わー、げんちゃんって、ほとんど普通に近いぞ・・・なんて、まいあがって、翌日学校見学に行くと、幻想は打ち砕かれました。

 子供たちの提出のノートが前につんであったので、見せていただいたら、まあ、げんちゃんの字とはくらべものにならない美しさです。汚い子でもげんちゃんほどの子はいません。げんちゃんが、最近うまくなった峰のところの字でさえ、平均値に到底およびません。
 子供たちとからむ様も、突然自分勝手な話題をもちだし、意味不明な場面も多々です。
 ま、そりゃそうだわな。
 そう簡単に、問題なし~、みたいにはならんわな。と冷静になり、家に帰ってまたレッスンをしました。
 
 昨日ほど、能率があがりません。計算も、あれー、やっぱりできないの?という風です。字が、昨日は、けっこういけたのに、今日はぜんぜんです。

 確かに、いつも思うことですが、げんちゃんは、あまりに能力を発揮する振幅がはげしすぎます。疲れていたら、どの子でも、集中は落ちるのはしかたがないかもしれません。がしかし、げんちゃんは、その落差が大きすぎます。

 字を書かせながら、げんママは、ぼんやりしてくる、げんちゃんの視線を見て、棒につけたシールの先を動かして、目の追視をさせませます。う~ん。あんまり効果ないなー。げんちゃんは、いつもそうですが、首が左に傾いていきます。

 これは、左目が効き目で、効き目じゃない右目は、疲れると働かなくなってくるのではないか、とふんでいます。効き目の左目をプリントに近づけるようにすることによって、姿勢はいつも、左に傾くのです。


 この落差って、やはり、まだ目の機能が大きいんじゃないかな、と直感でそう思いました。点つなぎやお絵かきも、0点スタートみたいなもんです。それからすれば、かなり進歩してますが、まだ目の機能で、やり残してることがあるんじゃないか、と。

 げんママは、ブレインジムの灰谷先生に指導されたことを思い出して、横向きボール投げをしました。げんちゃんの右にならんで、横向きにボール投げをするのです。ボールを捕らえるのは、弱ってくる右目に偏りますから、右目への刺激になります。そのあと、やはり、書き取りのかんじがややアップしました。

 それからふとひらめいて、げんちゃんを椅子からおろし、げんちゃんに、その場でぐるぐる回るように指示しました。げんちゃんは大喜び。何回も周り、はしゃぎます。そのあと、目を見ると、眼振(黒目が左右にふれること)が見られます。これは、別に異常ではありません。固定して動きにくくなた眼をゆらしているのは、きっといいことに違いない。そう思って、また机に座らせると、さっきと違って、またリセットされたかのような、字になりました。

 げんママは、げんちゃんが寝静まって、おもむろに、本棚に走ります。確か、感覚統合の本に、何か書いてあったよな。
だいぶ前に、感覚統合の身体遊びの本を買いました。ぱらぱらめくっていくと、ありました。ありました。

~グルグル遊び~  回転で前庭覚を使う。姿勢不安が減る。身体の中心軸がととのうことが効果の中心です。それにともなって、目の動かし方もよくなる。ボールを目で追うことや、板書をノートにうつすことなど、目の動きにかかわることが上手になっていく。
 う~ん。これだ。げんちゃんは、ぐるぐる回ったあと、眼振が起こります。前庭覚の弱い子は、動かない子もいるらしいです。げんちゃんは、眼を動かして、的確にものをキャッチするのがまだまだなのかもしれません。

 ひたすら、見る書く、などのトレーニングだけでなく、このぐるぐる運動と、横向きボール投げ、は、必ず、学習の途中に入れていこうと思いました。

 この感覚統合の本を買ったとき、確かにいいことが書いてあるけど、身体の芯がふらふらして、筋力も何もない状態のげんちゃんに、こういうことをやっても、劇的な効果は期待できないんじゃないかと思いました。直感で優先順位の最優先からはずしたのです。まずは、体感、筋力。そう思って、ジョギングを中心に、とにかく身体をつくることをやってきました。だから、この本は、本棚の隅においやっていました。

 最近のげんちゃんは、走るのも歩くのも、いわゆる小学生がもつ安定感を備えてきました。とにかく、運動、とやってきたことがそこそこ成果をあげてきています。

 次は、今げんちゃんは、細かく、こういうことを丁寧にやっていく時期にきてるのかも、と思われます。

 感覚統合も、ブレインジムもそうですが、脳の中の感覚の流れを整理するのに役立ちます。げんちゃんは、今こそ、繊細な感覚をより精巧に整理するトレーニングをやって、さらに学習の精度をあげていくべきじゃないか。そうすれば、彼の、能力の高い峰の方が平均的に出てくるのでは?
 久々の、気づきでした。(大げさか?)
 げんちゃんのために、まずは今までやらなかった方向から、眼に対するアプローチを研究してみよう、という思いが芽生えました。ビジョントレーニングをもっと多方面に伸ばしたほうがいい・・・眼だけではなく、もっと体もまきこんで。そんな感じのきづきでした。

 

 
 

 

 
by glow-gen | 2013-02-07 00:47 | ビジョントレーニング | Trackback | Comments(15)

見落としやすい視機能、検査を受けました

 げんちゃんが、そもそも発達障害だって疑いを持ったのは、げんちゃんが、人の目を見つめて話ができない、ということからでした。
 結局市の発達を見てくれる部署で、検査を受けて、アベレッジ以下の能力だとわかって、おおあわてしたママでした。
 それからあせって、買いまくった本に、北勝先生が書いた「ビジョントレーニング」という本がありました。読み書きが苦手なのには理由があった、ということで、視機能に異常がある子供たちは、原因がそれだけなのに、知的障害のレッテルをはられていたりする。ということを知ったママでした。

 絵がまともに描けない。三角が書けない・・・・という症状もかぶるところがあって、目の前に、指標をもってきて追視させるトレーニングを数週間やって、そこそこ人の顔を見て話すようになったげんちゃんでした。

 でも、やっぱり、他の5歳児の物を注視する力は半端ではありません。きびきび~って感じに対して、げんちゃんは、どこかどろーん、とした感じ。

 今日は、久々に休みをとって、思い切って視機能検査をうけさせることにしました。
 かねがね、目の検査専門技能オプトメトリストさんの話を聞いていたので、看護婦さんが視力検査をするだけのところではなく、検査師の方がそろっている、と教えられた福岡市の「大島眼科」を受診。
 こちらの希望や調べてほしい訳を、詳しく話すと、年配の検査師さんが、あらゆる検査をしてくれました。へ~、視力の他に色んな検査があるんだな・・・と感心しました。

 その検査師Yさんは、発達障害の子の目のことも詳しかったので、頼もしかったです。

結果、げんちゃんは、いわゆる斜視。真ん中を見ようとしても、時々視線が外にはずれてしまうたちなのだ、ということがわかりました。
 なんだか、一歩前へ進めた気がします。
 そうか~。げんちゃん、時々ものがだぶって見えたりしてしまうのね。人の顔が注視できないのも、頭が悪いという理由だけではないみたいで、目の機能自体に異常があったのです。

 子供の場合、一度の検査で決定するのではなく、日をあらためて、もう一度検査して、必要ならめがねを作ってあげるといいです。ということでした。

 げんちゃん、来て良かったね。

 日本では、学校の視力検査などに、視機能検査のようなくわしい検査は入っていないので、げんちゃんのような、比較的軽い斜視など見落とされていることも多いようです。

 学習障害、発達障害、様々な障害の子に、目の異常は高頻度であるみたいです。少しでも疑われたら、きちんとした検査師さんのいるところで、検査を受けた方がいいみたいですね。

 これも、ママの勉強の成果でした。来月また行きます。トレーニングで治る物なのか、視機能訓練師なる資格もあるそうです。今度言ったときに、そのあたりも聞いてみようと思います。

げんちゃんは、トータル4時間にも及ぶ、眼科ですごした時間、おりこうさんにしててくれたのは、偉かったよ。死ぬほどほめてあげました。

 


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by glow-gen | 2011-04-01 22:28 | ビジョントレーニング | Trackback | Comments(1)

教師の友人

 げんちゃんのおかげで、すっかり発達障害や、いわゆる普通と違う子供たちの教育について、とても興味がわいているママです。たとえば、今まで、障害者教育的なものの中にある宝を、まったく偏見と不理解ゆえに、みすみす、見逃していた、というような表現があてはまると思います。

 この世界のことを深く知っていくと、たぶん、”いわゆる”普通の人々の日常の観察や、考え方に、ものすごい変革がおこるような、隠された宝が潜んでいるのではないか、ということに気づきはじめました。一回のブログ記事では書ききれないので、少しずつ書いていこうと思います。

 もしかしたら、アスペルガーの子供や、その他のいわゆる普通でない子供たちを持つ親や、真剣に発達や障害について取り組んでいる一部の人々には、同じような気づきがあるのではないかと思います。ま、何しろ、発達初心者ママですから、偉そうなことは言えませんけど。

 さて、今日は、高校教師の友人に会いました。数週間前に知った、ビジョントレーニングのことを、私は重大な発見として、興奮気味に彼女に話しました。

 「高校生の中にも、どうしても、図形が理解できない、一生懸命漢字を学べども、どうしてもわからない、という子供がいるそうだよ。それは、その子の目の機能に問題があることがあるらしいよ。

 目で物を把握する機能が単に悪かったり、脳で認識する経路がショートしてるっているか、うまくいっていない、そういう問題で、そこをトレーニングすると飛躍的に、学習がしやすくなることがあるんだって・・
 それはビジョントレーニングというやり方なんだけど、Hさんの学校にそういう子いたりしない?」

 私が言い終わらないうちに、Hさんの顔がみるみる変わっていきました。

 「あ、いるよ、そういえば。どうしても、黒板の板書がうまくできないみたいだし、漢字がどうしても苦手、でもその子はほかのことは、そんなに問題ないのよ・・
 私たち教師の間でもとても問題になっていて、私もどうやって教えていったら良いか、今いきづまっているんだよね。
 そういうことがあるんだ!」

 Hさんは、長い教師経験を持っていますが、目の機能に特化した話を聞いたことはないようです。
今度、北勝先生のビジョントレーニングの本を貸してあげることにしました。

 本当に、知っているか知らないか、教師や親のそれが、子供を救うか救えないかに大きくかかわっているということを痛感します。

 一般の先生方は、こういう発達障害や、子供のハンディキャップについて、あまり知識がありません。でも、子供には死活問題。H先生が、私を通して、そのちょっとのことでも知ることができれば、それによってハッピーになる子供がいるはずです。

 もっと勉強してみよう、と思う今日でした。


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by glow-gen | 2011-01-09 22:07 | ビジョントレーニング | Trackback | Comments(4)

読み書き、運動が苦手なのには理由があった

 ”読み書き。運動が苦手なのには理由があった。”

私がげんちゃんプロジェクトでまずやったのは、本を取り寄せること。このキャッチコピーは、北出勝也さんという方が書いた”ビジョントレーニング”という本のものです。

 視覚と運動能力を発達させることで、脳の前頭野が発達していく、という理論に基づくトレーニングのようです。自分から目で情報を取りにいく、ということができてない子がいるという説明は納得がいきます。

 なんせ、げんちゃんは、人と話すときも視線がうろうろ。運動能力がきわめて低く、発達の早い3歳児のできることでも、いまいち、ということも多いのです。
 それに、とても不思議だったのが、絵が描けないのです。2歳児が書くようなママの顔しか書けないし、それでも、あんまり書きたがらない。知能検査でも、図形におけるパートがかなり平均以下と出ました。

 ほう! この本のスクリーニング(ふるいわけ)チェックにかなりあてはまります。

 見たものから形の情報がとれないのも、ぴったんこです。だから絵が描けないみたい。ま、知能に問題がないのに、本が読めない、図形がわからない、そういう子は実は、目の機能に問題があった、ということが紹介されてます。
 げんちゃんは、知能検査ボーダーなのだけど、図形の部門がこれでアップするかも・・・という大いなる期待をこめて・・・

 まず、簡単なトレーニングとして紹介してあるのは、目でマークを追わせるトレーニング。たとえば、えんぴつの先につけた小さなアンパンマンのシールを、げんちゃんの目の前を右に行ったり、左に行ったり。
 簡単なことじゃん、と思うんだけど、けっこうげんちゃんはシック八苦。こらこら、追ってないぞ~~。はいもう一回!
 てな感じ。顔の真ん中において、顔に近づけて行くと、目がよっていかなきゃいけないけれど、げんちゃんはなかなかできません。

 げんちゃんの特徴として、できないことをやりたがらない、ということがあります。すぐに、拒否しだしましたが、なだめすかし、または、ママがしびれをきらし、ちょいと体育会系の指導もあったけど。ははは・・・ママも人間です。そうそう忍耐は続かないのだ。すんませ~ん。

 ま、とりあえず、毎日やりましょう。できたら、べたぼめ。
「うわー、げんちゃん、天才ジャン! ママあいしてるわ~ん!」

「おい、もう寝かしたれよ!」

と夫の声。あらら、こんな時間になってたわ。ま、今日は終わり・・

でも、脳科学の方は相当進んでます。この本は2009年初版。まだ日本ではまだまだ今からみたいなことがかいてありました。

 手当たりしだいの本選びだったけど、いける。げんちゃんの症状にもずいぶんあてはまるし、いろいろ応用してげんちゃんにやっていきたいと思ってます。

 ついでに、こういう世界があったなんて、まったく知らなかったです。プロフェッショナルになって、わが職場で出会う、同じような子供たちに役立つといいな、と思います。
 脳はまだまだ未知です。もしたとえ、医者がなおらん、と言っても、医者がすべて人体の秘密を神様のように知っているわけじゃありません。未知なる可能性にトライしましょう!

 少なくとも、30年前は、まったくこういう治療法や研究は皆無だったんですから、げんちゃんもあたしも幸せですよね。
 げんちゃん、イグノーベル賞を目指してがんばるどーーー!

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by glow-gen | 2010-12-31 02:51 | ビジョントレーニング | Trackback | Comments(0)



小学校5年生の息子。5歳の時に、発達障害とわかり、ママの格闘の記録。
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げんちゃんママの紹介 小学校5年になる息子げんちゃん。5歳の秋に、発達障害が発覚。最初はショックだったけれど、脳はまだまだ未知数。ママがなんとか素敵な子供に育ててみせるぞ~。最初はIQ60、70・・コミュニケーションも微妙。身体もふらふら、はさみもにぎれず・・・もちろん絵もまったく描けず、5歳なのに、ほとんど2歳児みたいでした。いや、それ以下の機能もたくさんありました。  「子供の脳に良いこと」を書かれた鈴木昭平先生が主催する、エジソンアインシュタインメソッドに出会って、ママが改善をさせることを学びました。そこを皮切りに、日々研究を積み重ね色々取り組み、相当改善してきました。、たまたま支援クラスができなくて、普通クラスの1年生に入学しました。2年の2学期から、支援クラスができて入ってます。算数の学習障害は、ひどく、相当苦労してますが、毎月毎月、必ず進化しています。。日々はらはらどきどき。 天才ぼうやに育てるべく、奮闘中。パパと髙3の娘と、医療関係に働くワーキングママ。 1年生の2学期から週に1.5日学校を休ませて、ママがおうちでホームスクールをやってます。4年からは週二日になりました。さらに、5年の9月からは、2.5日に増えました。  今年5年生は、算数以外、試験的に普通クラスにシフトという快挙です。発達の改善に取り組みはじめて6年の歳月は、子どもをどんどん改善していきました。
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登山
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算数の学習障害
このブログのサマリー
ホームスクール
算数の学習障害
モンテッソーリ
お漏らし尿漏れ
天候と発達障害児
2年の夏休み
知能検査
体幹を鍛える
頭蓋骨と筋肉 頭蓋仙骨療法
発達障害改善の段階
プリント学習
3年生1学期
ママ会
運動会
夏休み
まわりを読む
ワーキングメモリー
会話力
高圧酸素療法
普通クラスでの様子
教室見学
指示通りに動くことができない
安曇野方式算数
身体能力、原始反射
マッサージ
連絡帳
学習用ソフトを使って
発音障害、言葉が出ない
思秋期自主性
聞く力
お絵描き工作
指先能力
段取り力
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