げんちゃんの発達障害プロジェクト

カテゴリ:まわりを読む( 7 )

考えて行動するきざし 発達障害上学年

 
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NHKアニメ クラシカロイドにはまっている。絵をダウンロードしてやったら、一人で仕上げたげんちゃん。
なんか、脳がつながりだしたのかな~。あ、この子は、もとは、絵が、まったく描けなかった子です。念のため。
ゼロから有が生まれる。知的障碍の子の脳の原則だと思います。


年が明けて、げんちゃんが、完全に次のステップに行ったな、と感じてます。

 振り返ってみると、ちょうど一年前、4年の一月。普通クラスですごさせた方がいい、と私は感じて、支援の先生にお願いに行きました。げんちゃんの中に、前頭葉が動き始めたような変化を感じたのでした。やっと次のステージに来た、と思って、私は期待しました。

 しかし、それからのげんちゃんは、どうしても、私の思ったところに行かなかったのです。一つ一つの能力をのばした次に来るステージ。自ら考え、判断して動く。少し自分を俯瞰して、周囲との関係性の中で行動する。学習にしても、1つの条件から、次の段階を判断する。そういう、いわば、人間が動物とは決定的に違っている高い能力を発揮し始めることを、私はげんちゃんに期待しました。
 きざしを感じたから、それからは、私はげんちゃんに、日々刻々とそっちへ舵を切り変態していくようなイメージを持ちました。

 色にたとえるなら、黄色だった色が、少しずつ黄緑を帯び、最初は、それでも黄色のイメージが強いけれど、やがて緑が強くなり、最終的には、はっきりとした緑そのものになるような変化です。げんちゃんは、去年の今頃、今からは順調にその変化を遂げると感じていました。

 が、しかし、そこから先の変化は、ほんとになかなかでした。私にとっては、すごいスランプ。なんで、なんで、なんで・・・
毎月良い変化はあっていたけれど、何か質の違う変化がもっとおこっていいはずだ、と私はもがいていました。自分ではどうしようもなくて、鹿児島のまゆたん先生をたずねたのも、その頃でした。伸びていないわけではないけれど、大きな化学変化がおきてくるべきなのに、ちっとも起きない、そんなもんもんとした状態だったのです。

 今年になって、げんママ、げんちゃんに、やっとその手応えを感じます。

結局、1年しっかりかかった、ということです。黄色から、緑に変態するのに、1年の熟成期間を費やしたのです。
いつも、彼は、伸びていましたが、やっと、彼の前頭葉は働き出したような気がしてます。具体的に言うと、私が期待した変化は、こういうとこに現れました。

自分の気持ちを相手に伝え始めた。
 
 学習中にぼ~っとすることがあっても、それを言い訳とは違う、理由を説明するようになりました。
「どうしても、体が動かない。考えるのがきつい。」

ただフリーズするだけのげんちゃんだったのが、自分の状態を言葉にすることを覚え始めました。

絵の比率がぐんとよくなり、絵を描くことを自分から欲して、けっこう複雑な作品をしあげるようになりました。以前より、ぐっと難しい絵の模写に取り組んだのは、冬休みでした。

しなければいけない宿題などに対して、普通の子がそうするように、みずから取り組む姿勢が見えてきました。
時間がなければ、まず、宿題の方から取り組む・・・こういう当たり前のことが、当たり前となってきつつあります。

友達に対して、自分をおさえてゆずってあげたり、相手にあわせてあげたり、こういうことが普通になってきました。

ほんとにこの1週間の感触ですが、記憶力もあがっているような・・・

彼の大きな変化は、彼の中に芽生えている、よくなりたいというモチベーションです。もしかしたら、そういう思いは過去からあったのかもしれないけれど、行動と結びつき始めたのです。

こういう変化は、げんちゃんの生活をすごく大人っぽく変化させはじめています。(幼児っぽいからね~。そもそもが)
私の言動に矛盾があると、そこをついてくることもあります。
そのぶん面倒くさいこともあるけれど、ステップアップしたな~と思います。


そういう行動の変化は、脳のネットワークが、広がりを見せた結果なのだと思います。
その証拠に、絵がアップしただけではなく、先日書写の宿題をやっているときに、下の字をたどりながら書いていましたが、ほんとに、短時間で、的確にたどっていたので驚きました。自分で書く字は、まだまだ汚くいやになりますが、昔は、たどって書くことさえ、かなり難儀してました。漢字の宿題をするスピードも、なんだか、ぐっと早くなっています。

算数の理解力が前よりずっと上がっています。5年の内容ときたら、通分に比率に・・・げんちゃんの頭にどうやって入れたらいいのか、途方に暮れるような内容です。
秋までは、通分を教えるのをためらったり、先に進むのを躊躇してました。なんとか、ステップバックしてやってきたことがきいているのもあるけれど、げんちゃんの理解力は上がっていると感じますじます。


ひとつのことを仕掛けて、色んな順路をたどり、やっと結果が出るのは、やはり、1年やそこらはいるんでしょう。1月になって、一気にかわったといいうのではないけれど、カメレオンが、ゆ~っくり色を変えるような感じで、黄色、だんだん黄緑、黄緑、黄緑・・・・それが延々続き、気付けば、緑の強い黄色になり、最後には、黄色は全く感じられない緑になる。

そんな感じなんでしょうね。

まあ、緑になってしまうと、次は、青・・・といった風で、ここで終わるわけではないけれど、年明け、1つ抜けたな~・・・という手応えを感じているげんママでした。


by glow-gen | 2017-01-16 17:29 | まわりを読む | Trackback | Comments(2)

”つまめるつまみ”国語力がささえる能力

  先日、久しぶりに野球教室を見学しました。野球教室は、ホームスクールの夕方にあります。集団の中で行動しているげんちゃんを見るのは、ほんとに、色んな発見があって有意義です。

 げんちゃんは、5年生が所属する上級クラスではなく、初心者と低学年が属するクラスに入ってます。野球の技術的なレベルも初心者クラスが適しているげんちゃんですが、低学年の集団に入っていた方が、すべてが、自然です。友達とのやり取り、指示に従って動ける度合い。学年を2つくらい落としたら、なんとなく、しっくりいってます。
 技術は、それなりに上がって、投げる捕る打つ、どれも、入ったころより格段にうまくなって、しかたなく練習の相手をしていたげんママよりは、今ではましかな、と思われます。

しかし、いまだに打順がわかりません。もうわかるだろう、と思って見てましたが、あいかわらず、チームメートにうながされて、バッターボックスに立ってます。指示する子は、3~4年生です。やれやれ。

 A君が、
「1,2,3,4、5・・・」
と友達を指さし、打順を決めました。げんちゃんは4番目。
私は、そっとげんちゃんに呼びかけて、
「打順わかってる? あんたは何番目?」
と聞くと、
「4番目」
と答えました。でも、
「げんちゃんの前の人はどの子?」
と聞くと、返事がありません。やっぱり・・・・けっこう、色んなことができ始めているのに、こんな単純なことができないげんちゃんにがっかりです。

 それから、先日、チャレンジタッチの夏休み実力テストに取り組みました。1教科40分の選択問題だけの4教科のテストです。余談ですが、チャレンジタッチは、今のげんちゃんのホームスクールをする上でかかせないアイテムで、様々な工夫がこらしてあって、重宝しています。
 この実力テストも、楽しい工夫があって、げんちゃんは、自分からやりたいと言い出しました。算数以外は、自分で取り組みました。(これだけとっても、5年になっての快挙でしょう。)(夏休みに出すカリキュラムでしたが、やっと今、やってもいいかな、という段階になったのでしょうね。ま、社会は30点と悲惨だったけど・・・))

 すべて自分だけで取り組んだ国語でした。結果は70点。記述がないとはいえ、なかなかです。(平均は85点くらい・・)すぐさま、見返しをします。すると、5問のうち4個間違えている文章問題がありました。

 やり直してみると、なるほど、5年の国語とあって、やや、ちょっと複雑な心理描写があったり、比喩があったりする問題でした。
げんちゃんは、内容がよくつかめなかったようです。一つ一つ読んでいって、少し図におこしてやったりすると、げんちゃんは、自分の間違いに気づきました。

 そのあと、間違った問題と類似問題が出されて、それもやりましたが、やはり、少し抽象的な内容になってくると、なかなか自分では話の関係性が分解できないようです。

 でも、その問題も、少し図説してやると、正解にたどりつきました。

 国語は、げんちゃんの峰ですが、その部分でさえ、5年生レベルからは遠いです。しかも、文章を作るような出力になると、まだまだでたらめです。
 ちなみに、昨日持ち帰った国語のテストは、記述がたくさんあって、げんちゃんは、4分の1で撃沈してました。

 なるほど・・・その一連の出来事から、なんとなく、戦略が見えてきました。げんちゃんは、抽象的な言葉や文章がなかなかすっと理解できないんだな。とわかりました。耳で聞く指示も、文章題と同じで、分解して、関連づけが難しいのだろうと思います。

 「これをやって。」
そういう、極めてシンプルな声掛けなら、げんちゃんも、すっとわかります。しかし、いくつかの文章の層ができると、優先順位、関係性、結論・・・まあ、様々に調理する必要があるわけで、手ごわいのだとわかりました。


 しかし、テストの解説をしてあげて、導いてやると、わりと理解できることもわかりました。

 もしかしたら、算数の問題だって、国語と同じような段取りが、脳で行われているのかもな~、と推測できました。


 ならば、今は、国語の文章題が、げんちゃんの旬なんじゃないかな! 今までなら、解説だってすっと入らなかったわけだから・・・

 げんママのいつもの直感・・・取り組んでいる人間に見えてくる、”つまめるつまみ”を見つけた瞬間です。
つまめるつまみを見つけたときは、爪の先で、必死でそれをつまんで、少しずつ少しずつ引っ張り出す。
 マリアモンテッソーリ的に言うと、「敏感期」的なかんじかもしれませんね。


国語は、4年の夏休み明けから、今やっと、書写の時期が来たかも(つまみ見つけました。)・・・と思い、福嶋先生の200字メソッドを開始しました。それが、5年の夏休みくらいまでぼちぼち続きました。取り組んだ最初と後では、(1年近くかかっているからあたりまえかもですが。)別物というほど、書字能力があがり、闇の中にいた国語に、少し光があたったような状態になりました。その後は、しばらく、国語のピンポイント練習はお休みして、ひたすら、算数の方に軸をもってきています。今度は、文章を読み解く、頭の中で再構成する・・・そういうことをやるのがよさそうですね。

 作文も、ほんとに細々、ぽつんぽつんとやってますが、これも、息切れすることなく、続けましょう。

時間はどれだけあっても足りません・・・
 ”つまめるつまみ”
 みっけ~・・・げんママは、これを見つけた瞬間が好きです。
 


by glow-gen | 2016-10-21 19:26 | まわりを読む | Trackback | Comments(13)

げんちゃんの時間の把握がちょっと進化した。

  心配ごとも、去年までより少なくなったな~と思ったら、5年なんだから、あったりまえか~・・・という思いがよぎります。
でもまあ、完璧からは程遠いけれど、過去が過去だけに、いろんなことが進歩したと感じます。

4年の終わりから、支援クラスの2年生のR君と仲良くなってるげんちゃんです。(やっぱり、仲良しは常に精神年齢が一致する子ですね~)昨日の日曜も彼の家に遊びに行きました。
R君は、鉛筆もってしっかり字も書くし、計算もできる。ただ集団行動が苦手なだけ。R君が支援クラスに入っている理由のようです。
がっつりのげんちゃんを見てた私としては、この子はなんで、支援クラスにいるんだろう、と思ってしまいます。

 ここんとこ、毎日曜日遊びに行くので、5時くらいになったら、迎えに行ってました。昨日は、げんママ、ついうとうとして、はっと気づいたら、5時半。しまった、と思ったら、げんちゃんが帰ってきました。
「5時過ぎたから帰ってきた。お母さん、迎えに来てよ!」

と言うではありませんか。
「おばちゃんに、帰るように、時間を教えてもらったの?」
と不思議がる私。
「ううん。部屋に時計あるでしょ。見たら、過ぎてたから、自分で帰ってきた。」

へ~、時間軸が感じられるようになったんだ。普通の子は、低学年でできることですが、こういうことも、自然とできるようになったようです。

 先日、R君と外を歩いた時も、げんちゃんだけが、自転車でした。げんちゃんは、自転車を降りて、R君に歩調をあわせたようです。これもたいしたことじゃないように見えるけど、進歩だね。
普通のお子さんを持つお母さんなら、気にも留めないようなことで、ちょっとした感動を味わいます。
 まあ、こんなうれしいことの対極に、いつも、忘れ物をしてくる、連絡帳書いてこない。二つ指示したら、ひとつ抜ける。とんちんかんな行動もまだまだ多い。
 ”できない”から、”できる”への移行は、常に、まだら~です。

 げんちゃんは、よく勉強します。(正確に言うと、させられてます。)チャレンジタッチは、タブレットで配信されているベネッセの学習教材ですが、基礎的な問題が多く、算数以外ならげんちゃんも、歯が立つものもたくさんあります。やると、ご褒美の映像が見れたり、コイン集めができたりするものだから、最近は、勝手に自分でやる場面も出現してきました。もちろん、算数はさけてるようですが・・・笑

 でも、成績はぜんぜん普通の子にかすりもしません。(まだ、成績を競わせるようなレベルにないでしょう。テスト受けるのに、そもそも、時間切れとか・・・)必死に予習させて、いろいろ取り組ませていても、なんとか、普通のクラスに入って勉強してるのがやっとです。友達と成績を競うような話にはならない。なんだか、不憫なことです。
 普通のちょっと気の利いた子なんて、学校の授業だけで、たいして勉強もせずに、げんちゃんより、はるかにできるんだからね~。

 それにくらべて、げんちゃんは、努力に次ぐ努力をしています。なんだかな~。努力に見合う結果を出してあげたいな~。と不憫に思うげんママです。

ほんとに・・・もっと頭を良くしてあげたいな~。と思います。
学習した記憶の定着も悪いし、”はは~ん、これってこういうことなのね”、と推察する力も弱い。

 そもそもが、普通の子と違いますよね~。

がつがつ勉強させていくだけじゃなくて、もっともっと、多角的にやらなければね、と、げんちゃんを見つめます。

 まだまだ足りない物が、次から次へと見えてきます。
たとえば、指先の能力は低いです。やっとリボン結びを練習させ始めました。やっとそういうところに来たようですが、すでに、ほかの子は、できてます。
 それに体調により、出力がかなりばらつきます。調子の悪いときは、え?とあきれるほど、出てきません。
普通の子の、安定した出力状態からは、まったく別世界にいますよね。まさに、ここが前頭葉なのかな? それゆえ、処理能力がすこぶる遅い。
 脳、脳、脳

あとは、何をすればいいのかな~。

 そして、ひとつ、どうしても足りない物があります。それは、げんちゃんのモチベーションです。よくよく観察したら、モチベーションがないわけではありません。
 発達障害児、知的障害児、というポジションが、本人、ほんとコンプレックスになっている様子。
最近、
「ぼくは、自分が嫌いなんだ。障害児だから・・・」
と言ったことがありました。

へ~、そんなこと思ってんの?と、ちょっとびっくり。でもまあ、自分のことを、そういう風に、言葉にできてきたこと自体すごいと思います。
 私はすかさず言います。

「まあね~。昔はがっつりそうだったけど、今は、良くなってるんじゃない?かなり、いいせん来てるよ。
発達障害児は、天才の卵らしいよ。能力を開発したら、すごい力が出てきて、普通の人はかなわないんだって。世の中の天才は、みんなあんたの仲間だよ。あんたには、すごい宝の箱が隠されてるから、大丈夫だよ。・・・ママもそう思ってるから、やってるんだよ。ただのあほだったら、何にもしないよ。お金もったいないし。がはは・・・がんばって、みんなを抜かそうぜ~」

発達障害ゆえの強みもありますから、過度なコンプレックスもいらないです。ただただ、自分をきっちり等身大でとらえて、戦略を立てられる人間になってほしいと思います。


コンプレックスをばねに、絶対成績あげてやる~、みたいにならないものか。”はまるとすごい!”、という、彼らの良い特性をを、そこにフルに発揮してくれないものか、と思います。

ま、残念ながら、まだ、スパートはかかりません。がんばって取り組んでいることを、げんちゃんの”つぼ”にはめたいわけですが。


モチベーションがあがって、つぼにはまるには、やっぱり、ちょっとした成果を上げるという報酬回路が働かないとだめかな、と思います。

何かで、クラスのみんなを出し抜く成果をあげる。そういう演出を試みなければならんのかな、と思います。
う~ん、そうなると、戦略としては、・・・・

彼の好きな社会理科を、徹底的な早がけ勉強するというのはどうかな~、と思います。社会理科なんて、がりがりやる人いないでしょ。(幸い、ここは、田舎ののんびりした学校で、中学受験する子なんて、何人かしかいません。)・・関連事項までやって、博識君みたいにして、テストも絶好調。そういう夢のようなシナリオ。
ただね~。彼の現在の頭脳では、それも、かなりすさまじい努力でしょうね~。普通の子は、授業だけで、げんちゃんの何回分も覚えちゃいます・・・やれやれ。

ママの戦略だけで、必死でげんちゃんを引っ張っていくんじゃなくて、
5年生は、滑走路をす~っと離陸して私が下で手を振る。そんなシナリオにならないかな~。そういうの夢見る、げんママの今日この頃です~。

by glow-gen | 2016-04-18 20:26 | まわりを読む | Trackback | Comments(9)

実家での観察。注意欠陥はあるけれど・・・

 2泊3日の実家帰りは、げんちゃんにとっても、良い息抜きになりました。
6年生の男の子と4年の同級生の女の子のいとこがいる実家は、げんちゃんには、ほんとに楽しみに満ちているようです・・・

同級生の、超賢くて、大人びてるKちゃんは、あいかわらず、とっても気が利いていて、何をやっても、すぐれているので、なんだかくらくらしました。とりわけ、身体能力は兄より高く、高い鉄棒で難なく逆上がりをしたり、逆立ちをしたり、もうため息ものです。

 おっとりしている兄とは、対照的に、すばしっこく、気も強い。げんちゃんは、Kちゃんといると、少しうっとおしいけど、頼れると思っているようです。

 さて、今日の帰り、近くの大型商業施設で食事をして、少し買い物をした際のこと。
げんちゃんは、いとこといっしょにいると思っていたら、はぐれていました。探せど探せどいなくて、1時間以上離れ離れ。アナウンスをかけたり、みんなで各階を探索したり、もう大変でした。

結局、おもちゃ屋さんの、ちょうど死角になる段ボールの向こうの隅で、一人、好きなおもちゃに熱中していたようで、Kちゃんが探し出してくれました。何度も、おもちゃ屋さんは探したのですが、死角になっていたところに入っていたようで、最後まで大人たちは見つけることができなかったのです。そこは、アナウンスも、聞こえなかったのでしょうか。

げんちゃんは、見つけ出されてやっと、みんなに心配かけたこに気づき、自分をせめていました。
「あーもう!僕は絶対おもちゃ屋さんなんか行かない!この耳が悪いんだ。もっと聞こえるように、こうしてやる~。」
と、耳をほじくって、極端なところに、考えを振ってしまいました。

いやいや、そうじゃなくて、おもちゃ屋さんで、長い時間が過ぎたら、みんなが探しているかも、と、私たちの立場になって考える必要があるんだ、と何度も皆に諭されました。
でも、
「あー、僕は、だめだー。」
と今度は、パニックぎみになってました。

なんせ、1時間もの間、たった一人で、おもちゃ屋さんで、ただひたすらおもちゃのことだけに集中していたようで、私たちがいないことも、まったく気にもならなかったようです。

 よく考えてみたら、過去、こういう場面は1度や2度ではない気がします。

 この子たちは、シングルフォーカス。ひたすら、自分の興味のことだけに、意識がひらいているので、ママが探すことはあっても、向こうが探すことは少ないのでしょうね。しかも、自分の好きなおもちゃ屋さんにいるんですものね~・・・


 おばあちゃんも、私の妹も、まさかとは思うけど、悪い事態を想像して、ほんとに心配しました。
そして二人とも、げんちゃんは、やっぱり、かなり、サポートがいる子だと思ったと思います。

げんちゃんはげんちゃんで かなり落ち込んでいる様子です。
「僕はだめだ~」を連発してます。

「あのね、僕は、だめだ~とか、そんなことを考えるのではなく、どうしたら、良かったか、って考えて、次からなおせばいいのよ。」

と私もたんたんとフォローしんました。こっちの言うことを”はい、はい”、と聞くものの、視線は、私の目から、2~3割は、す~と離れていきます。

なるほどね~、と思います。
「ねえ、ママの目を見て、お話聞いてくれる?」

そういうと、必死で、ママの目を見ているのだけど、なんか、よくある賢いお子さんの、りんとした、射抜くような視線ではなく、なんとなく焦点があってないような、力のない、視線です。しかも、気を抜くと、すーっと、それも泳いでいく。

彼は、ことの重大さを感じて、動揺しているのが明らか。こんな時は、普段にもまして、私の言ってることや、私の目にフォーカスが合わせられないんでしょうね。

私は、なるほどな~と思います。げんちゃんの体って、やっぱり、脳の的確な支配を受けてないんだ、と思います。けっこう、会話もかんできてるし、各論ではいろんなことができてるけど、脳そのものの働きは、まだまだ未熟なんだと感じます。


 今続けているマッサージも、まだまだ、もっと長期間継続して、脳自体を変えなきゃな、と思います。

 夏休みの課題をして、とにかく、時間がかかってかかってしょうがないのも、こういうとこを見ると、当たり前だよね、と思いもします。

でもうまくは言えないけど、みんなが心配してたことを、ちゃんと受け止めていることや、私が言ってることを、100パーセントではないにしても、昔より、ずっと、受け止めている手ごたえはあります。確実に進化はしていますよ。

 そういえば、いとこたちと釣りに連れて行ってもらった時も、似たようなことがありました。途中カバンを紛失してしまったのです。結局、途中立ち寄った、親戚の家においてきてしまったようで、見つかったのですが、やれやれでした。でも、

「ママは、あのかばん、ずっと使っていて、お気に入りだったのよ。なくしてしまって悲しい。」
と、私が言ったら、また、少し、興奮して、悔やみながら即座に

「あ~、ママの好きなカバンを、ぼくがなくしてしまった~。」

と嘆きました。これも、ちょっとしたことだけど、共感という行動がきちんとできたと思いました。

昔は出なかったと思います。僕はだめだ~、とか、ただパニックになるだけ、とか、はあ??また買えばいいやん。とか、がっくりするような、リアクションも多かったように思います。


げんちゃんは、少しずつだけど、人並みのリアクションができる脳の大切な機能を、伸ばしていっているんだなと思いました。


ほんとに、少しずつ少しずつだけど、7月とは、違うげんちゃんを感じます。

どかっと、短期間に伸びていく手ごたえがほしいと思いますが、とりあえず、地道に上昇してることは認めます。

今、マッサージのほかに、あることを思いつき、明日からやってみようと考えています。これも、すぐに成果が出るとは思わないけど、継続したら、絶対にいける気がします。

明日からまたがんばりま~す。


さて、帰りに、げんちゃんのことをあまり知らない親戚に会いました。げんちゃんを見るなり

「わ~。がっちりしてるね。何のスポーツをやってる?・・・へ~、野球とサッカー。なるほど、将来楽しみだね。」
と声をかけられました。

確かに、げんちゃんは、姿勢も悪くない、体格も良い。何の遜色もないたたずまいになってます。あらためて確認しました。

 あせらず、地道にやっていこう、と、再決心しました。


by glow-gen | 2015-08-15 01:29 | まわりを読む | Trackback | Comments(12)

発達障害3年生をふりかえって。

 4月になりました。桜も福岡は全開です。げんママは、しばらく超多忙な仕事ライフに追われてました。

 さて、 げんちゃんの3年生生活を振り返って、色んなことがありましたが、学校からもらってきた ”あゆみ”の普通クラスの先生のコメントを読むと、げんちゃんの1年間の成長がわかります。
 
 ”クラスの窓や壁を飾る絵を描く時間に、妖怪ウオッチの絵を上手に描いて、「すごいね~。」って、友達にほめられていました。”
 そういうコメントがありました。考えれば、彼は、三角さえ描けない、絵の文盲(もんもう)だったわけで、妖怪ウオッチの絵をさらっと描くようになるなんて、誰が想像できたでしょうか。しかも、ほめられる絵なんて・・・・確かにげんちゃんの絵は、うまい!と思ったら、何かを見て描いただけ、というのもありますが、けっこう魅力的です。(欲目です)ただ左脳的な絵ではないです。(同級生は、構図や、バランスがずっと大人じみてます。)・・・
 
 げんママが、三角さえ描けないげんちゃんに、悲壮な思いでトレーニングしてきたことは、もう昔のこととなってます。先生は、げんちゃんが、普通に絵が描ける子だと疑わないけど、ここに来るまで、すさまじい努力を要しているのです。(ご興味のある方は、是非、昔のブログを見ていただけるとびっくりかもしれません。)

 ”2学期の後半からは、支援員さんがいなくても、クラスで落ち着いて課題に取り組めるようになり、成長に驚いています。”
それまでは、支援員さんが必要だったわけだね。と、ひいき目に見てしまう母としては、思うわけでありますが、まあ、成長ですよね~。
 先生の言うことを、メモしたり、課題をこなしながら、次の先生の指示を聞いてスタンバイする、などという芸当は、まだ高値の花ですが、この延長にできてくるような気持ちがしてます。

 でも、支援クラスの子どもたちを見ていると、低学年のありようと、高学年のありようが、そんなに変わっていない子も多いような気がします。ゼロから1に進めないこの子達にとっては、1になっていない項目が、ずっとそのままということもあり得るのです。

 一月ごとに、変化して進んでいってるげんちゃんに関しては、”成長に驚いています”という先生の感想を、素直に受け取ってもいいと思うげんママです。

 それでも、いつまでたってもなかなか手触りはかわりません。なぜ、そういう逆噴射をするの? と感じることも多々あります。マウンティングもよくしてます。本能的な行動原理が支配してるげんちゃんは、相手の強弱を読み取り、軽く見る相手と、そうでない相手を決めているようです。
 普通の子のように、周りの空気を読んで態度を決める、というのも、まだまだです。
彼は、何がやりたくなくて、何がやりたいのか、ということで、行動を決めています。しかし、普通の3年生なら、何をすべきか、何をすべきではないか、という行動原理で動いています。
 その行動規範を根本的に書き換えることは、本当に難しいです。けっこうできてきた、と思っても、ある時、自分の世界のスイッチが入った瞬間に、すべてのモードが、瞬時に変わってしまったりするのです。
  

 だから、きっと、何も知らないげんちゃんの学友のお母さんが
「親のしつけがなってない・・」
と、げんママを評価するようなことも多々あるに違いない。そういう、げんちゃんなのです。

 最近、げんちゃんは、妖怪ウオッチにはまりまくり、コロコロという漫画にはまってます。
げんママとしては、あまり良くないな、と感じてます。人気があるからといって、それが、子どもに良い影響を与えるとは思いません。どちらも、勝手なげんママの判断だけど、スピリチュアルなものに、そう良い影響は与えてないと感じます。
ただ、取り上げるというのではなく、良いもので置き換えたい、今は、色々と様子を見ながら思索を考えてるところです。ゲームも買って買ってとうるさいですが、与えてません。

 この子達は、スピリチュアルなものの影響を普通の人より強く受けます。良い物も悪い物も、より強く受ける。私はそう感じてます。ドラえもんははいいけど、コロコロ漫画の中にあるかなりの漫画はいやだな・・・みたいな、私の個人的見解は、賛同を求める気はさらさらないけど、げんママの直感で、もっと良いもので置き換えたい、そんな気がしてます。


 とりあえず、子どもに良い物も悪い物も、大量におしよせる現代。我が家はクリスチャンホームなので、彼の頭に手をおいて、日々、神様の祝福を祈る。

これも、大事な日々の習慣です。すべてを取捨選択できるわけではないので、悪いものから守られるように、祈りで防御・・・まじめにやってます。(笑)


by glow-gen | 2015-04-02 20:58 | まわりを読む | Trackback | Comments(5)

自我の芽生え 学校見学

  げんちゃんが、自我の固まりのように見えるこの頃ですが、前回のブログで、ギャングエイジと教えていただきました。検索してみると8歳から10歳と書いてあったので、今1年くらかしら、と思っていたげんちゃんは、もっと先に行ってるのかも・・・(変なとこで喜んだりして)
 
 でも、昨日久しぶりに学校見学をしました。げんちゃんは、普通クラスで音楽のコーラス練習をするところでした。近々ある音楽発表会に学年全体で出るらしく、課題曲を3クラス集まって練習してました。実はげんちゃん、このコーラスの時間が、とてもいやみたいで、前日から、
「音楽なんてなければいいのに、あ~いやだ!」
と言ってたました。

 のっけから、げんちゃんは、列に入ると、いやそうな顔で、隣の子に何か話しかけてます。音楽が始まると、下に落とした楽譜を、足で、ちょいとけったりもしてます。音量がマックスになると、耳をふさいで体中で抗議してるみたいです。私が見学に来てるので、先生は、げんちゃんの横に行って、楽譜を見せながら気分をもりたてますが、げんちゃんはかわりません。

 最初から最後までそんな感じでした。途中、私が廊下に呼んで、
「ここ歌ってごらんよ。げんちゃん、ピアノしてるから、楽譜見たら少しは歌えるよ。」
なんて、教育的指導に交えて言ってみましたが、効果は、当然のごとくありません。

 音楽が終わってから、支援クラスに移動しました。支援のH先生とクラス担任のT先生を交えて、私が、先頭に立ってお話ししました。

「げんちゃん。ちゃんとしないと、だめよ。歌うのいやなら、参加するのやめる?参加したいのなら、ちゃんとやって。でも、いやだったら、参加しなくてもいいよ。どうする?」
と私は、静かにげんちゃんに聞きました。耳をふさぐのが、感覚過敏によるものかも、ちょっと聞いてみましたが、そうでもなさそうでした。

 げんちゃんは、やりたくないと言っていたので、当然、参加しない、と言うと思っていたのですが、
「いやだ。出る。」
と言います。え? 何せ、去年は、教室にいたくない時は、さっさと保健室逃亡をして、さんざんみんなを困らせたげんちゃんです。やりたくない授業でも、出て参加する、という意識が芽生えているのでしょうか。ちょっと意外です。

 「ちゃんとできる?」
うなづくげんちゃん。私は耳をおさえるポーズで、
「ねえ、げんちゃん、こうやって、お歌歌わないのって、とても感じ悪いよ。もし、げんちゃんが、お話ししたりするとき、相手がそうしたら、どうかな?」
「いやだ! 」

まあ、こんな風です。

去年と違うげんちゃんは、目の前のおもしろくない忍耐の時間に対して、抵抗するものの、それは、クラスの行事で参加しなければいけないことは理解しています。ただ、忍耐の仕方、対処法に限界があるということなのでしょう。

 実際、コーラスの歌は、とても退屈な旋律でした。よく、他の3年生の子たちは、静かに、授業の趣旨に従って参加できてるな~と感心してしまいます。げんちゃんは、ホームスクールで参加できない時も多かったので、歌も覚えてないし、この授業がとてもいやだというのは、私もよく理解できました。

 定形の子で、げんちゃんと同じように感じてる子がいたとしたら、その子は、忍耐して、とりあえず、参加することによって、時間をまぎらすか、時々よそ見をしたり、まあ、ちょっと注意されるくらいのことですんでいるのだと思います。それは、今、何をしなければいけないか、という目的意識と、育ってきている社会性による成果だと思います。

 でも、げんちゃんだって、随分がんばってると言っていいでしょう。めだつ耳ふさぎという行為や、譜面を軽く蹴飛ばして床に放置する、という行為は、げんちゃんのオープンな性格にも裏付けされてるように思います。彼は、こもってないので、表現がストレートです。
 現状にたいする適応としては、これが、せいいっぱいなのでしょう。でも、結果的に最後まで、教室におとなしく座っていたのです。
 以前の抵抗スタイル(たとえば逃亡や、妨害行動)はげんちゃんの異常性を示していましたが、今回は、見方によると、ただの、お行儀の悪い子・・・かなり大目に見れば、そういう風にとれないこともありません。この違いは、私だけが感じるものかもしれないけど、大きな違いなのです。


 帰ってから、すぐさま、連絡帳に書きました。
彼なりに相当伸びていること、そして、今、コーラスの時間を忍耐させたり、退屈な譜面を歌えるようすることは、時間的に、余裕のないげんちゃんにはオミットしてもいいのではないか、ということ。かわりに、今してもらいたいことをさせるのが、よいのではないか、ということ。
 (もちろん、文面には、失礼なことは書きませんが、私の中でまとめるとそうなります。)コーラスの課題が終わるまで、今、げんちゃんが取り組んでいる、20までの加減計算より、ちょっと難しい計算のマス計算を、支援でさせてほしい旨を書きました。私がそのプリントを用意します。

 やっと、20までの計算が何とかなった今は、そこから、少しでも、先につながる計算力をつけること、それが、今の最優先課題としているのです。しかも、11月に向けて、3曲をひくピアノの発表会もあります。

 
 さて、有意義だった、普通クラスの見学を終えると、支援でのプログラム見学です。来週の親子レクリエーションでやる、お菓子作りの計画を皆で立てるということで、3つの支援クラス合同で、話し合いをするというものでした。担当の仕事を確認し、みんなで目当てを考えましょう。というものでした。げんちゃんは、
「てきぱきやる」
とさっさと目標を紙に書き黒板にはりました。支援クラスでは、他の子がのんびりしてる分、げんちゃんは、てきぱき、のびのびと、どんどん仕事をこなしていく感じです。

 昼休みは、支援クラスで、給食もご馳走になりました。アットホームな雰囲気で楽しかったですが、そこにいる子ども達の、食べる口が、閉じれないのが気になって、咬むトレーニングをさせてみました。やはり、発音がだめな子は、口を閉じて食べることができません。
先生方と話は、粗大運動と微細運動の話しになり、発音は、微細運動の最たる物で、上半身がだめで、口を閉じて食べれなければ、やはりまだまだだ、発音までいかないですね。というようなことを話しました。先生方は、いつも、好意的に接して下さるので、つい、母というより、その日ボランティアに入ったママといった感じです。とても、よい先生方です。

 ほんとに、支援クラスは、ゆるいです。一人一人、どこが問題点で、今、どういうステージにいて、どこからアプローチして、そのためにどういうプログラムを計画するか・・・・そういう、あたりまえとも言える、現状分析、目標設定、そのための戦略・・・・小さな目標と大きな目標・・・・そういう流れがないことがとても気になります。そもそも、そういうことを、個々の先生個人に丸投げしていることが、日本の遅れているところでしょうね。

 だから、発達障害児をかかえた親御さんは、しっかり家庭でそのあたりを補う必要があるし、学校に、そのあたりのプラン提供も可能な限りしていく方がいいように思います。そのためには、出来る限り、学校にも通って、先生方とも親しくなっていくのがいいのかもしれないですね。
 支援の子たちは、今のうちに、ここを伸ばすべきなのに・・・・口惜しくなる子ども達であふれてます。言うなれば、日本のシステムの不備とでも言うべきでしょうか。
 
 いつか、私の今までのノウハウを、勉強会など開いてもらって、みなさんにシェアしていただく機会を作りたいな、という思いがよぎりました。とにかく、こうしたい、とまずは、思うこと。チャンスがあれば、踏み出すこと。そういう小さな歩みが、大きなことにも通じていくのかもしれません。

 げんちゃんは、本番の親子レクレーションで、妖怪ウオッチを踊ると手挙げしたらしく、プログラムに入ってました。え~?大丈夫?と心配になって、帰りに妖怪ウオッチのダンスDVDを買いました。家でやらせると、ちゃんと歌って踊りました。へ~・・・やるね~。歌えるじゃん。(下手だけど・・・)

しかし、笑いますね~。コーラスはいやなくせに。まあ、確かに妖怪ウオッチの方が楽しいわな~。

 自分のやりたいことをやりたいと主張し、やりたくないことはやりたくないと主張する。

やっぱり君は、進化してるようですね。


 
by glow-gen | 2014-10-30 19:55 | まわりを読む | Trackback | Comments(44)

セルから組織へ・・・コーディネートする力

   先日、普通クラスの面談がありました。げんママは、最近のげんちゃんの伸びに、満足感を感じていたのですが、先生の話を聞いて、またまた、やらなくちゃね~と思いました。

 先生は、とても、親切で、笑顔をたやさない、かなり、ポイントの高い先生です。
 彼女が話すのは、げんちゃんが、普通クラスで、とても良い感じに、みんなのサポートを受けている・・・ということでした。
「まわりの子も、げんちゃんは、こういう子なんだ。って、普通に認めて受け入れてるようです。幾人かの子が、うまくリードしてあげたり、横で、ちょっと言葉をそえてあげたり、学習や、共同作業の時も、げんちゃんが、うまくできるように、手助けしてあげてます。だから、げんちゃんも、あまり、大きなトラブルなく、教室での生活をすごしてますよ。」
と言われました。

 げんママは、お礼を言いましたが、なるほど・・・げんちゃんは、やっぱり、サポートの対象なんだ、と思いました。すごく伸びてて、そこそこやってます。というのとは違ってました。

 よく考えてみれば、T先生は、3年で初めて、げんちゃんを見るわけで、げんちゃんが、幼稚園の時、、1年の時どうだったかなんて、知るわけではありません。少々げんちゃんが伸びてても、時系列で、彼を、分析できるわけではないんですよね。だから、目の前のげんちゃんは、単純に、支援から来る、支援を要する、子どもさんなわけです。
 
いかに、普通クラスで、ストレスなく過ごし、うまく、彼が、生活できるように、サポートしてあげるか、ということが、先生の課題なのだと思います。それを、上手に遂行して下さって、クラスも、とても良い感じにまとめていらして、その結果、げんちゃんの、優雅な学校での日々があるのだと思います。感謝なことです。

 でも、げんママは、この面談で、次にげんちゃんが必要な学校生活での課題が見えてきました。げんママは、早速、今までのげんちゃんの伸びとと、家庭での取り組みを、手短に話し、先生にお願いしました。

「先生、げんちゃんは、一つ一つの能力の、つまり、細胞の一つ一つは、まあまあできてきたんです。これからは、その一つ一つをどうアレンジして使っていくか、ということの、コーディネート力を伸ばすのが課題です。
 たとえば、プリントにしても、能力に見合ったものなら、100パーセントではないけど、指示すれば、指導者が席をたっても、言われたとこまで、やれるようになってきました。
 でも、自分は、今日、これをやらなきゃいけない・・・とか、自分でアレンジして、何かを段取りつけて取り組んでいく、ということは、まだまだ高峰の花です。

 これからは、そういう、生きた能力にをつけることが課題なのです。
 だから、先生にはお願いなんですが、普通クラスで、たまには、支援員の先生が、手を出さず、自分で気づかせて、ただ見守る中で、課題に取り組ませる、ということを、あえてやってほしいのです。

 テストも、普通クラスで、たまにはやらせる。花丸と、丸しか、今はもらってないけど、(自分でできたら花丸、やりかえや、教えてもらったとこは丸、にしてもらってます。×は、もらわないです。)げんちゃんが、少しは取り組める内容なら、ハンデなしで、取り組ませる。たぶん、それをやると、課題がまったく進んでない・・・という悲惨な時間も出てくるとは思いますが、それは、もう気にしないで下さい。
 内容をしっかりやらせる時と、自分でアレンジしてチャレンジする時・・・これらをはっきり分けて、取り組んでいこうと思うので、バックアップしていきます。
 普通クラスでは、主に、自分で気づいて、何をするのかアレンジする、というのを学ぶ。それを、主体にやっていただきたいのです。それは、普通クラスで、一番学べるものだと思っています。
 
 以前は、まだ、そういう学びが、時期尚早のステージもありました。その時は、ひたすら、取り出して、一つ一つの能力をアップすることに専念してました。でも、今、やっとその時期が来たと思っています。
 もちろん、その場の状況で、そうしない方が良いこともあると思いますし、まわりに迷惑がかかるようなこともあるので、すべては、先生の判断でやっていただきたいのですが、そういう課題を意識してもらいたいのです。

 もしかしたら、先生の目から見て、私の判断は、まだ早い、と思われるかもしれません。場合によっては、そうしない方が良い時もあるかもしれません。それも、すべて含めて、そういう視点で見て、コーディネートしていただけませんか?」

 このような、お話を先生にさせていただきました。

 先生は、なるほど、という顔をされて、げんちゃんの現状について、理解されたように見えました。

 そのあと、夏休みに入って行われた、サッカーの合宿の様子を、サッカーの先生にお聞きしました。げんちゃんは、前日、ちゃんと、お着替えや、あとの汚れ物の始末の仕方、荷造りなど、しっかり教えたにもかかわらず、下着は、前日の同じものを着て、荷造りは、ぐちゃぐちゃ。行って、そのまま帰ってきたようなありさまで、合宿からもどりました。

 先生のお話は、
 「前の日の練習着を着ようとしたので、僕が、注意して、新しいのを着るようにし向けました。それから、一つのことに入ると、周りが見えなくなるので、他のチームについて行こうとしたりしてましたね。」

ということでした。やはり、そうです。げんちゃんの、一つ一つの能力を考えると、もうちょっとできてもいいんじゃない、と思うのですが、だめです。
 本人が、そういう意識をまったく持ってない、ということもあるし、ワンウェイで、一つの道のみ掘り下げる脳の使い癖もあります。
 これからは、全体を見て、局所も見る。全体、時間軸、大きな大きな広がりの中で思考していく。そういうことが必要です。彼らにとって、もっとも苦手とするところです。

 だけど、一つ一つのセルができてきているのだから、絶対できない訳ではないでしょう。脳のシナプスは、シンプルな一つ一つが構築されて、ここからさらに、互いの関係性を作って行くわけだと思います。今の延長上に、必ず、良い感じのげんちゃんが待っています。

 でも、トレーニングの内容は、かなり、高度になっていくし、家庭で取り組むことだけは足りないことも出てきそうですね。多くの人の中にどんどんさらして、自分で色んなことをやらせることも必要です。ここからが、ある意味、本当に大変になっていくのかもしれませんね。

 まったく、常に、常に、課題が生まれてきます。教育とは、まことに、地道で、範囲は多岐にわたり、忍耐と愛情が必要ですね・・・やれやれ

by glow-gen | 2014-08-02 17:52 | まわりを読む | Trackback | Comments(15)



小学校6年生の息子。5歳の時に、発達障害とわかり、ママの格闘の記録。
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小学校6年になる息子げんちゃん。5歳の秋に、発達障害が発覚。最初はショックだったけれど、脳はまだまだ未知数。ママがなんとか素敵な子供に育ててみせるぞ~。最初はIQ60、・・コミュニケーションも微妙。身体もふらふら、はさみもにぎれず・・・もちろん絵もまったく描けず、5歳なのに、ほとんど2歳児みたいでした。いや、それ以下の機能もたくさんありました。
 「子供の脳に良いこと」を書かれた鈴木昭平先生が主催する、エジソンアインシュタインメソッドに出会って、ママが改善をさせることを学びました。そこを皮切りに、日々研究を積み重ね色々取り組み、相当改善してきました。、たまたま支援クラスができなくて、普通クラスの1年生に入学しました。2年の2学期から、支援クラスができて入ってます。算数の学習障害は、ひどく、相当苦労してますが、毎月毎月、必ず進化しています。日々はらはらどきどき。 天才ぼうやに育てるべく、奮闘中。パパと浪人生の娘と、医療関係に働くワーキングママ。
 近くに住む、お姑さんに手伝ってもらいつつ、がんばっています。
1年生の2学期から週に1.5日学校を休ませて、ママがおうちでホームスクールをやってます。4年からは週二日になりました。さらに、5年の9月からは、2.5日に増え、3学期からまた、週2日にもどし、今にいたってます。
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