げんちゃんの発達障害プロジェクト

カテゴリ:視覚機能障害( 6 )

発達障害と視覚の異常 ビジュアルスノウ bisual snow

 
これは、下で記した、犬さんの見え方に近い映像だそうです。情報をいただき貼り付けてみました。

げんちゃんは、毎日、Nちゃんと遊ぶ約束をしてきて、学研に遅れていったり、休んだり・・・の日々が続いています。どうも、自分から彼女をさそっているみたいです。前より、進歩しているのは、確信犯的に携帯をもたずに、飛び出して最後まで遊んだり、ちゃんと学研にもどってきたり、自分なりに、コントロールしていることです。
 まったく、制御不能でもなくなってきています。

 学習の忍耐がアップしてます。机についても、うわの空の時も多いですけどね。

 漢字も書けるようになってるし、計算力も、以前よりは、進歩してる。
まず、見え方はかなり改善しているように見えます。その証拠に、以前は、電気スタンドをつけると、まぶしいといやがってたのが、つけてやるようになってます。

 が、しかし、げんちゃんは、あいかわらず、バランス良く、漢字を書いたり、絵を模写したりすることが苦手です。大きさがちぐはぐです。マスのどこからはじめれば、マスの真ん中に字がおさまるか、なんてことがだめです。 
 げんママ思うに、まだ見え方が完全ではないんだと思います。さて、どうするかな?と思っているときに、ハンドルネーム犬さんの、こんな衝撃的なメッセージをいただきました。了解を得て、ご紹介します。

犬さん記
 はじめまして。今年の6月に発達障害【ADHD】と診断された25歳の女です。
最近まで、美容師として5年間働いていました。
小さな頃から、自分は何か違うと感じて生きていたのですが…

 視覚にも異常があり、ずっと調べていて、このページを見つけました。
発達障害に悩んでいる方の力になれたら…そう思いメールをさせて頂きました。
私の見えている世界は、小さな小さな砂のような粒の集合体で出来ています。
視界の所々に粒があるわけではなく、視界一面全部砂のような粒で構成されています。
この視界は、暗い部屋に行くと色が付き、ピンク、青、緑、黄色の色が付きチカチカしてきます。
なので、私は真っ暗な世界を見た事が一度もありません。

 この粒は、目を開けていても、閉じていても見えてしまいます。
光の残像とは違い、ずっと何時間たっても、消える事はありません。
最近まで、自分にはお化けが見えている…本気でそう思っていました。
だから、小さい時は夜がとても怖かったです。
視界がチカチカしているため、夜はすぐには眠れません。今も2時間くらいかかってしまいます。
幼稚園の頃からずっと頭が痛くて、痛くない日はほとんどありません。
本を読もうと思っても、字と字の間に小さな粒がたくさん見えてしまうため、気持ちが悪くなってしまいます。
小学生の頃も、黒板をずっと眺めていると、粒粒が気になってしまい、車酔いのような気持ち悪さに襲われました。

 あと、教卓に立っている先生と黒板が一体化して見えてしまい、距離感がわからず混乱してしまいました。
なので、同じ場所をずっと見つめると距離感が分からなくなるので、いつもキョロキョロしていました。
話を聞いていないように見えると怒られる事も多いのですが、同じ場所に焦点を合わせている事が本当に辛いです
 あと、関係あるかわからないんですが、漢字も思うように書けません。頭の中ではなんとなく浮かぶんですが、いつもどこか
間違っています。複雑な漢字は見ながらでも難しいです。山、川くらいなら書けますが…藤とか、画数が多くなると自信がなくなってきます。
高校生の時、漢字テストの追試も3回落ち、最後には大量の漢字の宿題を出されて、朝まで泣きながらやったのですが、覚える事は出来ませんでした。
あと、元素記号も3つくらいしか覚えられず、びっくりされた事があります。

 私は視覚の記憶力が悪い分、聴覚の記憶力は人よりすぐれていて、幼稚園くらいの記憶もわりと覚えていて、写真などを見ても、この写真撮った時こんな話してたな…とか
人に言われた事も何年でも記憶出来ます。なので、周りの人には、『記憶力すごい!そんなことまで覚えていてコワイ!』とまで言われます。
中学校の頃、英語などは、耳でおぼえているため、勉強しなくても英検準2級も持っていましたし、いつも上位でした。

 出来る教科と出来ない科目が極端なため、『やればすごく出来るのに、やらない。』と怒られていました。
今思えば、やらないのではなく、本当に出来ない…でした。
他にも、最近知ったのですが、車のライトなどの見え方が他の人と違うようなのです。
光の周りに虹色の層が見え、波長のような物?がはっきり見えていて、信号機などの光は地面の方まで伸びています。

 働くまでは、自分はちょっと人と感じ方が違うかな…くらいにしか思っていなかったのですが、働き始めて、美容師なので
タオルなどをたたんでいたのですが、何回やってもタオルが綺麗にたためない。どんなに一生懸命練習しても、カットがまっすぐに切れない。
人の動きをそのままマネする動作が出来ず、とても苦労しました。なんで出来ないの?といつも怒られていて辛かったです。

 物を作るのが好きだったため、我慢しながら働いていましたが、やはりみんなが簡単に出来る作業が出来ないと自分は駄目なんだと自分を責めるようになり、地獄でした。

 私の場合は、無理して本を読む場合でも、指で文字をなぞりながら、声に出して読むと内容がわかるのですが、声に出さないと内容が分からなくなってきてしまいます。
不思議な事に、パソコンの画面で文章を読む場合、気持ち悪くならずにすみます。

 私の視界の異常は海外で『VISUAL SNOW』という名前がついているようで、こちらも原因不明の脳の機能障害と言われています。
 ホームページが英語でしか出てこないんですが…同じような視覚障害と頭痛に皆悩んでいます。※ちなみに日本ではまだ知られていない病気です。

 『自閉症だった私へ』という本読まれた事ありますか?その著者の方も光も粒が見えると書いていました。
私は、きっと発達障害とこのVISUAL SNOWは関係があると思っています。

 これは、個人的な意見ですが、視界の情報を処理するのが後頭葉であると調べたのですが…私の場合いつも首から頭の後ろまで痛いので、後頭葉の働きがうまくいっていないのでは…
そう感じています。CTとMRIの他に、SPECTという血流を調べる機械があるようで、同じように視覚異常のある方が、後頭葉の血管が細く、血流が悪いと診断されたようです。

 まだ私はSPECTの検査までは出来ていないのですが、発達障害の場合も、血流まで調べるべきでは…?そしたら、頭痛に関してももう少し対処法が広がると考えています。
げんちゃんママさんの場合、目のトレーニングなどをおすすめしているそうですが、もし血流が問題だとしたら、目を普段より使う事で、機能がうまくいっていない脳を動かし鍛えられ、血流もよくなるので、
最初は辛いかもしれないですが、続けていれば頭痛も緩和されるような気がして試してみたいと思いました。
お子さんが発達障害なのですか?

 私は、小さい頃から出来ない事が多かったので、いろんな人に怒られながら今まで生きてきました。
耳からの記憶力が良いため、昔あの人にこんな事を言われて怒られた。これが出来なくて怒られた。などの記憶も鮮明に映像として記憶されています。
どんな些細な事でも、記憶を消す事ができません。そして、今でも寝る前に映像が突然フラッシュバックし、涙が出てくる日もあります。

 毎日、正直辛いです。なので、げんちゃんママさんのお子さんに同じ思いをしてほしくありません。
出来ないことは、工夫すると出来るようになります。理解できない事は、絵をつけて説明してあげる、出来ないことを理解して、一緒に考えてあげる。
それだけで、出来ないで怒られて終わるより、最後は出来るようになった!とでは心の楽さが違うと思います。
大変な事も多いとは思いますが、理解し、いつも味方でいてあげてください。

病院で働かれている様なので、なにかの役にたてば…そう思って、長文ですがコメントさせていただきました。
長々と勝手に話をしてしまい、申し訳ございません。

 以上

 すごいお話です。私も、げんちゃんの字をせめてました。絵が描けないのも。でも、違うんですよね。感覚の違うことが原点なんですよね。

 でも、頭蓋仙骨療法を知って、なるほど、頭蓋の骨ががちがちになって、ひずんでいたら、目の見え方にも異常がくる、とわかりました。今は、かなり確信をもって治せる、と思っています。
 
 ゆうゆうさんも治りました。もし、私が、そこにいたった経緯を読んでいない方がいらしたら、是非4回にわたるレポートを読んでくださるとありがたいです。 こちらです
 犬さん、ありがとうございます。感謝します!ビジュアルスノウ、という言葉も初めて知りました。きっと同じ見え方で悩んでいる方がいると思います。



これも参考になります。
犬さ、教えてくださってありがとうございます。
by glow-gen | 2013-11-11 19:14 | 視覚機能障害 | Trackback | Comments(88)

発達障害の子の視機能の開発は必須。げんちゃんの見え方

 げんちゃんの昨日のホームスクールはけっこうすごかったです。朝9時頃から、サッカーに出かける4時過ぎまで、休憩や運動をはさみながらも、ノルマをすべて果たし、さらに、ノルマに入れてなかった課題までやってしまいまいした。
 サッカーから帰ってからも、2時間近く、折り紙したり、プリントしたり、間違い探ししたり・・・と寝るまでやってたし・・・まあ、すごい集中とかではぜんぜんないんだけど。

 ざっと、ホームスクールの内容を書いて見ると、

 1、ピアノ
 2、絵日記(昨日半分やってた残り)字が最近うまくなったので、やっと、文章とかいうレベルに入りました。
 3、数、ドッツフラッシュ
 4、点つなぎ
 5、漢字
 6、右脳プリント
 7、折り紙
 8、国語文章題
 9、英語フラッシュ
 10、かけ算
 11、積み木の数6問(10個以上けっこう難しいもの、実際に積み木で再現)
 12、生活科の地図のプリント
 13、間違い探しの雑誌から問題
 14、数字の点つなぎ(1~120、絵が浮かび上がります)
 15、計算プリント

 合間にやったこと

  鉄棒(しり上がりができるようになった。でも、手を離して地面につけるとき、足がはずれて落ちる。)
  マット運動
  ボール投げ

 たぶん、今までで、もっとも多く取り組めた記念すべき日と言ってもいいでしょう。
げんちゃんの、前回のブログでの反抗的な態度は、伸びる前の”ため”だったんだわ、と理解しました。
 このカリキュラムって、ある意味、塾の合宿みたい。ちなみに、ホームスクールでは、彼にやらせたいことを、事前にピックアップしておいて、とにかく一個一個つぶしていきます。まあ、大体半分もできればいいとこだったかな。

 それを考えると、とにかく、げんちゃんは、夏休みから2段階くらい上がってます。頭蓋仙骨療法は、のべ20時間ほどになってきましたから、確実に成果をあげているといっていいと思います。先生は、40時間が目安だね、と言われたので、半分こえたくらいでしょうか・・・

 そして、げんママが研究してセレクトした、マッサージも確実に効果を上げていると思われます。

 具体的に、頭の生物学的アプローチによって、何がかわったか・・・・もちろん、頭の中のシステムが改善してることは間違いないのだけれど、げんちゃんの視機能が以前とまったく変化してきているのだと思います。
 今日はそこを書いてみます。

 げんちゃんの出発点は、1年生にして、ほとんど絵が描けなかったし、1年のはじめ、ラキューブロックの、大小のジョイントのブロックの見分けがつかなくて、まっすぐにつなげるだけでも、お手本と形が違ってました。おまけに、指もおぼつかなくて、すさまじい時間を要したし、まず、やりたがらなかったしね。字を書くのも、異常に汚く、四角の中におさまらないし、鉛筆も握れないか握れるか・・・という風でした。

 しかし、げんちゃんは、それから2年たたずして、2年の難しい漢字をまねてけっこうきれいに書くようになり、ラキューブロックで、好きなように、車や飛行機を作ります。ちゃんとそれが左右対称の形になってる。
 これは、少しずつそこへ到達してきていたのですが、やはり、夏以降、ぐっと機能に磨きがかかりました。

 げんちゃんは、なぜそこまで、以前はできなかったのか・・・今になってみれば、それは至極当然で、彼は、まともに、見えてなかったのだと思います。それがすべてではないけど、改善してきてる彼の、最近のこんなせりふを聞いたら、なるほどと思うのです。

 真っ白に黒いゴシックの字の問題を見て
「まぶしくて、見えない!」

 黄色に黒の漢字ドリルを見て
「まぶしい、見えにくい!」
 
 エクセルの表のような足し算表を見て
「線がゆがむ!」
そういって、線が、すべてぐにゃぐにゃしているゆがんだ図を描いて、こんな風に見える。と教えてくれた時は、ぶっとびそうでした。

 色鉛筆を短い順に並べだしたげんちゃんは、途中で四苦八苦・・・ママはショックを受けました。しばらくしてたずねると、
「ゆがむ!」
と言って、まるで、鉛筆の先がステッキのようにユーターンした図を描きました。

 「どうして、黒板の字を写さないの?」と連絡帳を書かないげんちゃんをせめたところ、
「黒板の字はでこぼこに見える!」

 と言った時も、あぜんとしました。

 げんちゃんは、見え方が良くなってきて、けっこうきちんと見える時が出てきたのです。そうすると、きちんと見えてない時のことを言葉で説明するようになりました。

その結果、彼のいた世界が、まるで、不思議の国のアリスみたいな、異空間だったことがわかりました。

 絵が書けないのも、シンプルな図形の点つなぎさえ四苦八苦したのも、字が書けないのも、字のトレースできないのも、すべてここに起因していたわけです。

 おばかだって、決め付けていたものの多くは、単なる知覚の異常だったと考えても言い過ぎではなかったのだと思います。

 そして、そこが、今改善してきている。だから、下から、押し上げてくる大波のように、すべてが底上げされようとしているのだと思います。

 だれだって、ぐにゃぐにゃ見える黒板なんて写せないし、目がつかれるまぶしい文字なんて読みたくありません。

 この見え方は、子供によって違うのだと思います。本読みに不利な見え方をする子だけが、読字障害と言われているだけで、げんちゃんみたいに、本がとりあえず読めると、まさか、こんなへんちくりんの見え方をしているとは、誰も思ってくれないのです。

 げんちゃんも、まともな見え方を経験するようになってはじめて、見え方のことを口にするようになりました。

 先月までは、ブルーライト遮断のめがねを好んで勉強中にかけてました。(パソコン用です)でも、先日のホームスクールは、あまり言わなかったです。字が、とにかくきれいになってました。

 想像ですが、見え方が良くなって、勉強しやすくなってる。このことが、ホームスクールの成果につながっている大きな成果の一つだと思います。


 この「見え方」に関しては、げんママが、先日アップした動画のエクスサイズも、比較的早期に改善の役にたちます。もちろん、頭蓋仙骨療法を受けるともっといいと思います。(マッサージをやる前は、首を大きくそらして、右後ろ左後ろに動かして頚椎の1番をリリースしてください。さらに、大きい口をあけて、脳幹を刺激し、肩の上げ下げをしてからはじめてください。)
 見え方を改善せずして、学習だけすすめていても、効率が悪いです。そして、ほぼすべての発達障害の子に見え方異常があると確信します。(ま、以前書いたことですが、あらためて声高に言いたいです。)そこを、とってあげて~。と・・・

また貼り付けてみました。ここから勉強中にできるものだけピックアップして頻繁にやるといいです。げんちゃんは、勉強中しつこいくらい目に注意してます。



 

by glow-gen | 2013-10-17 01:55 | 視覚機能障害 | Trackback | Comments(55)

絵を描く能力は、芸術性ではなく、思考能力に通じる

   げんちゃんは、スイミングをやめました。2年になって、時間的に無理になりました。
 
げんちゃんは、フリーの日ができたものだから、大喜びで、先日は帰るなり、友達のところに飛び出して行ったようです。
「帰ってこない、7時を過ぎても。」
とおばあちゃんから職場に連絡がきました。
 結局、彼は、その日、一人の男の子のとこに行き、帰るとすぐまた、仲良しの女の子のところへ行ったようです。

 結局帰ってきたのは、8時。・・・・やれやれ困ったものだ。遊び出すと、帰ることなど忘れてしまうらしい・・・
だけど、1年生の時は、友達のところに一人で行って、遊んで来るなんて、あんまりイメージできなかったので、すごいことだと思います。相手にしてくれる友達もいるということなのでしょう。
 
そして、日曜は、げんちゃんを良くお世話してくれるHちゃんが、遊びにきました。

 げんママは、その時ちょうど、宮沢賢治の「よだかの星」の一説を暗唱させるべく、げんちゃんに何度も読ませていたとこでした。せっ
かくHちゃんが来たので、Hちゃんもホームスクールに参加してもらいました。よたかの星を彼女にも読ませて、おもむろに、

「さあ、読んでイメージしたよだかの絵を描いてみようか~。」
と、お題をあたえました。

 二人とも嬉々として取り組みます。でも、二人の行動があまりにも対照的だったので、とてもおもしろかったです。

まず、Hちゃんは、大きな紙の真ん中に線を引っ張って、いきなりメモを書き始めました。

「よたか
みにくいとり
足がよぼよぼ
口が耳までさけている」

こんな感じです。は~、すごいね。的確にメモとってる・・・・・そして、左のスペースに、絵を描こうとして、う~ん、と
ちょっと考え込みます。それからしばらくして、ひよこのような小さな鳥を描きました。次に上に太陽を描き、その横に、ふき出
しを書いて、「こっちに来るな~」と描いて、仲間はずれのかわいそうなよたかを強調しました。
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上はHちゃんのよたか
 さて、げんちゃんはと言うと、Hちゃんとはまったく違いました。げんちゃんは、何のためらいもなく、もちろんメモなんて思
いつきもしないという様子で、(ま、書けんよね~どう考えても)いっきによたかを描き始めました。うれしそうに。・・・そして、次は、たくさんのマルをまわりにちりばめます。
「これは雨?」 とげんママ。
「そうだよ。」
げんちゃんは、うれしそうに答えます。
そして、雨と同じ水色で、よたかの羽を塗ります。よたかは、雨の中に一人たたずんで、雨の中に沈み込んでいます。地面の
中には、水タンクと菅が埋まってるのだそうです。なんだか不思議な絵です。
 
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上はげんちゃんのよたか

太陽と雨も対照的な二人。メモをとるHちゃんと、いきなり描き始めるげんちゃん。・・・

 普通、子供に絵のお題を与えると、多くの子は、ちょっとためらいます。何を描いていいか、瞬時に思い描く子は多くはあり
ません。大人だって同じです。でも、げんちゃんは、何度か読まされたよたかのイメージが、あざやかに右脳にシルエットを
作ったようです。出力はいっき。楽しそうです。

 これが、左脳と右脳の違いなんだな~。Hちゃんのおかげで色んな発見がありました。げんちゃんは一気に描いたけど、メモなんて取ってないから、口が耳までさけている、という条件を忘れていました。もちろんHちゃんは、条件をすべて網羅してます。

 げんちゃんの絵は、雨の中のよたかが、寂しげです。発想も詩的でユニークだな~。げんママは、ちょっと関心しました。

 あ~、これが、まったく絵を描かないげんちゃんだったとは、誰も信じないよね。

 とは言え、お絵かきは、すべてばんざ~い。ではありませんよ。七田のお絵かき(ミラクルアイトレーニング)ドリルの模写は、2クール目というのに、簡単なものでも、まだまだ大きさとバランスはひどいです。それに、たとえば、歯磨きポスターとか、手の写生とか、ある程度、知的に構築していくような絵は、まったくだめです。
ディテールにおいて、描写力も塗り方も、構成力も、同級生にかないません。
彼の詩心の表現は、なかなかユニークではありますが、このままほっといて、賞なんか取れるような絵ではありません。彼が、絵をかっちりきわめるには、まだまだ伸ばしてやらなければならないテーマが満載です。

 
 さて、絵に取り組んできて感じますが、絵を描く能力は、たとえば、国語力をつけることと同じくらい大事だと思います。
 国語力がつくと、色んな思考のもとになり、色んなことの探求の基となります。そのために、語彙力をふやしたり、文章を読み込んだり、書き取りしたり、漢字を覚えたりします。
だからといって、みんな、小説家にはなりません。

 絵も同じです。描写力、デッサン力、構成力などを鍛えることで、絵の能力があがって来て、そのことが、物事の思考の元になるのだと思います。絵を描く能力は、芸術性ではなく、視覚情報と言語情報の意味を深く見通すことに通じるのだと思います。
 言い換えれば、思考の足場となるのだと思います。絵が描けないことは、単に、芸術性がないということではなく、多くの分野にわたって、分断された能力があるということなのだと思います。
 
 だから、どの子にとっても、絵が描けないことは、大きな問題です。そして、げんちゃんで証明されたように、どの子もきちんとしたプログラムをやれば、ここは、確実に、伸ばしていける分野だと思うようになりました。しかも、右脳力のあるこの子たちは、かならず、予想外の結果を出すのではとも信じています。

 この頃、げんちゃんの絵がのびていくに従って、彼の他の能力が上がってきていると感じてます。ソーシャルにしても、言語力にしても、算数の計算力にしても・・・。(なんと、数日前から、二桁足し算、二桁引き算の正解率は、いっきに上がりました。)
 

ベティー・エドワーズという絵の先生の本によると、絵を描くという技能は、以下の5つの能力で構成されているといいます。

1、エッジを知覚する(一つのものが終わって、別のものが始まるところを見る)
2、スペースを知覚する(周囲や奥に広がっているものを見る)
3、相互関係を知覚する。(対象を遠近法によって、正しいプロポーションで見る。)
4、光と影(明部と暗部)を知覚する(対象を明暗の度合いによって見る。)
5、ゲシュタルトを知覚する。(全体像とその各部分を見る)つまり、ものそのものを”理解”する。

最初の4つがそなわっていった結果、5番目の理解ということが可能になると書いてありました。
ゆうゆうさんが、前回の映像で、絵が描けてくる、工作が出来てくる、ということと、他の能力ののびがリンクする話をしていましたが、これは、まさにそういうことだと思います。

絵が描けない子供さんのママ、そこを伸ばせば、伸び白は、絶大ですよ。

by glow-gen | 2013-06-17 20:37 | 視覚機能障害 | Trackback | Comments(18)

再考。視機能検査について

 眼について。げんちゃんは、今年の初め、ほとんど人と目をあわせて話すことができませんでした。
 ビジョントレーニング、という本をさがしあてて、眼の機能に問題があることが見落とされることがある、と知りました。棒の先に、キャラクターシールをつけて、追視の練習をしました。どんどん良くなって、そこそこ、あっぷっぷ、なんかができるようになりました。
 でも、やはり、かしこいお子さんのように、目に輝きがあって、しっかり見つめる、というところまではいきません。やっぱり視線は、常にうろうろです。
 
 ママが勉強して行動して、探した病院で、春に、視機能検査士さんに、何時間もかけて検査をしていただきました。(療育では、アドバイスはされませんでしたよ。)その結果、少し斜視があると言われました。それから、何ヶ月かたったら、もう一度検査に来るように言われました。
 なかなか忙しくて行けませんでしたが、そろそろ行かなくては、と思います。やはり、眼の機能は大切です。でも、発達障害と視機能、いろいろな機能がうまくなめらかに連携して働かない、という場合の指導、つまり、総合的に、アドバイスやトレーニングをしてくれるような、眼科も医療機関も、ママの今までの経験ではなかなかなさそうです。
 ま、要するに、医者も、公的機関も、研究者も、大学教授も、しっかり発達障害をみちびくにはお粗末のようです。とにかく、げんちゃんは、人まかせにできないんだ。自分で研究して、より良い方法を見つけて行かなくてはならない。発達がわかってから、この10ヶ月の間に、げんママが、、導き出した結論です。

 まさに、プロジェクト!

 でも、各分野の本や、ノウハウは、それぞれに、役に立つ物ばかりです。ただ、それは、げんちゃんに対する処方ではありませんから、ママが、げんちゃんをいかに見つめて、どこが問題で、どうやったら解決するのか・・・・それらをアレンジしていけるか、ママの肩に掛かっていると思います。

 だから、とってもおもしろいのです。愛するわが子と二人三脚のプロジェクト。げんママ、何にでも夢中になるたちなので、幼児教育、発達、そこから広がって、すべての障害児と言われる子供たち・・・何だか、新たなテーマを神様にいただいて、日々謎解きをしているようです。

 ちまたを見渡せば、本当にこれらの部門は、日本はまだまだ遅れています。だから、定説と言われることだってあてになりません。日々工夫をして考えて、前に進みましょう。この子たちの未来がすばらしくユニークで、ハッピーであるように。


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by glow-gen | 2011-08-11 19:52 | 視覚機能障害 | Trackback | Comments(2)

絵が描けないげんちゃんのポエム

 
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視覚機能に異常があるのか、よくわかりませんが、げんちゃんは絵が描けません。何しろ、まともな筆記用具の持ち方が何とかでき出したのだって、ほんのここ1~2週間くらいのもの。5歳半ですから、やっぱり変です。
 げんちゃんの大好きな”トミーのおもちゃ塗り絵”なるものを買ってきました。そばで、気分をもりたてながら、させてみました。でも、単純なパトカーの一部を、はみ出しながら塗ったら、もうやりたくなくなってしまったげんちゃん。
 集中もいまいち続かないんだよね。でも、色鉛筆は手から離す様子がなかったので、すかさず、ママは白い紙を差し出しました。
 あんのじょう、白い紙ならげんちゃんは自由に色鉛筆を動かします。ママも、そっとげんちゃんの好きなようにさせることにしました。
 げんちゃんは、両方の手で、2本の色鉛筆をもっていっぺんに色を乗せていきます。二つの色は、ジグザグに動いて、紙は、どんどん塗られていきます。
 「ママの顔描いてよ」
と言ってみましたが、
 「むつかしい、それは!」
と断られました。そう、げんちゃんは、形を捉えて描くのがまだまだ難しいようです。

 それでも、ちょっと前ではありえなかった筆圧でぐんぐん色をつけてきます。
左手、右手、重なっていく色。強いタッチさえ難しかった少し前を思い出し、ママはそれなりに満足していると、

 げんちゃんは、うれしそうに言います。
「色がけんかしてるよ!」
 左でもつ色鉛筆の青と、右手でもつオレンジが、場所をうばいあうようにして、色の領域を取り合いしている。

 ほう、けんかしてるか~・・・
ママは、とってもうれしくなりました。時々げんちゃんが詩人に感じます。この子って、やっぱりおもしろい。なんかほんわりしたママでした。


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by glow-gen | 2011-01-31 01:00 | 視覚機能障害 | Trackback | Comments(0)

追視のトレーニング

 げんちゃんは、じっと相手を見てコミュニケーションとるのが苦手です。
コミュニケーションだけでなく、たとえば、ズボンをはいたりするときも、目は上の空でなんとなく手足を動かしている感じです。だから、こら~さっさとはきなさーい、と怒られることになります。

 目を見て話なさい! ちゃんと見て作業しない!

これは、ちょっとやばい。はじめ私は、ひたすら、目をみてやりなさい、こっち見なさい、と怒ってばかりいました。でも、ビジョントレーニング(前の記事の本です)で、目の機能のトレーニング法というヒントを与えられてから、毎日少しずつ、追視トレーニングを始めました。

 棒の先に、キティちゃんのシールをつけて、右に左にげんちゃんの目の前を動かし、げんちゃんがそれを視て黒目を動かすようにやってみました。

 普通の子なら簡単なことですが、げんちゃんは、ほ~んとできません。
初日は、危ない占い師みたいに、部屋を暗くして、怖い顔して無理やりやらせました。げんちゃん終わった時にはいらいらしてたみたい。

 毎日少しずつやっていきました。
 すると、1週間もすると、なんと、すごい成果が出てきました。確実に最初より目を一つところにあわせることができるようになって来ました。
 驚くことに、それと同時に、コミュニケーションが、前よりよくなってきたのです。
相手が言った事に対して、まったく関係ないことを言って、相手が不愉快になってしまう回数が減ってきたのです。

 コミュニケーションは前頭葉に関係すると本に書いてありました。前頭葉は視覚からトレーニングする。ビジョントレーニングに書いてあった話は的を得ていたといえます。

 いとこのももちゃんとも、3ヶ月前に会ったときは、うまく遊べなかったのに、このたびの里帰りで、二人はよく遊んでいました。

 ももちゃんが車から降りるとき、ちょっとこけちゃったら、げんちゃんがももちゃんに、大丈夫?って優しく声をかけることもできました。

 このトレーニングはとっても有効です。

 で、ママはすっかり調子に乗って、運動能力もかなり低いげんちゃんに、ボクシングトレーニングが良いにちがいない、と気づいたのです。

 さっそく、子供用のグローブとトレーニング用の手につける的。2500円くらいでスポーツ用品店で見つけました。

 的をしっかり見つめてパンチ。うわ、私もやりたいくらい。本当はママがやりたかったのかも・・・と夫に言われても、否定はできません。でも、げんちゃんも、けっこうはまってやってます。
楽しいよ。
「行け、行くんだジョー・・・」
ママは明日のジョーの世代ですからね・・・たんげコーチになった気分。ああ、おもしろい!

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by glow-gen | 2011-01-03 15:03 | 視覚機能障害 | Trackback | Comments(4)



小学校5年生の息子。5歳の時に、発達障害とわかり、ママの格闘の記録。
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げんちゃんママの紹介 小学校5年になる息子げんちゃん。5歳の秋に、発達障害が発覚。最初はショックだったけれど、脳はまだまだ未知数。ママがなんとか素敵な子供に育ててみせるぞ~。最初はIQ60、70・・コミュニケーションも微妙。身体もふらふら、はさみもにぎれず・・・もちろん絵もまったく描けず、5歳なのに、ほとんど2歳児みたいでした。いや、それ以下の機能もたくさんありました。  「子供の脳に良いこと」を書かれた鈴木昭平先生が主催する、エジソンアインシュタインメソッドに出会って、ママが改善をさせることを学びました。そこを皮切りに、日々研究を積み重ね色々取り組み、相当改善してきました。、たまたま支援クラスができなくて、普通クラスの1年生に入学しました。2年の2学期から、支援クラスができて入ってます。算数の学習障害は、ひどく、相当苦労してますが、毎月毎月、必ず進化しています。。日々はらはらどきどき。 天才ぼうやに育てるべく、奮闘中。パパと髙3の娘と、医療関係に働くワーキングママ。 1年生の2学期から週に1.5日学校を休ませて、ママがおうちでホームスクールをやってます。4年からは週二日になりました。さらに、5年の9月からは、2.5日に増えました。  今年5年生は、算数以外、試験的に普通クラスにシフトという快挙です。発達の改善に取り組みはじめて6年の歳月は、子どもをどんどん改善していきました。
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