げんちゃんの発達障害プロジェクト

カテゴリ:ソーシャルスキル( 15 )

げんちゃんのモチベーション 4年生へいざ!

  げんちゃんの色々な能力は、どんどん伸びてます。
トランプなんぞをさせてみても、一生懸命、カードをくって、配って、7ならべをする。先日初めてやらせてみたときは、6の前のカードを出すのに、思わず、指出したのでのけぞったけどね。(笑)回数ごとに、札さばきもましになってくるし、負けたって、別に、パニックにはなりません。

 もう、勝負事でパニックになることは、ほぼなくなってます。このことも、できてしまうと、別段どうということはないけれど、よく考えれば、もとはカルタ一つ出来なかった子ですから驚きです。

小学校に上がってからでも、カルタは、いつもパニックでした。人がふだをとると、怒りわめきちらし、友達が、最後には、おこって帰ることもありました。

3年のいつの頃でしょうか。オセロができるようになり、カルタも、何のゲームでも、勝ち負けに異常にこだわることはなくなりました。(ゲームの技は、レベル低いですけど)
それにつれて、秋くらいからは、学校でも、お友達に衝動的に暴力をふるったり、というような報告が皆無です。

「ああ、それは、もう大丈夫ですよ。」
と、当然のように言う先生。

 やれやれ、こういう日が来るんですね・・・たぶん、発達障害の小さいお子さんを持つ親なら、こういうことって、大きな悩みの一つになってますよね。叱ってみても、なだめてみても、そう簡単に解消されたりしませんよね~。(ため息)  
 頭蓋仙骨療法や、サプリ、もろもろ、すべて、効いてるかもしれないけど、たくさんの積み重ねが日々積もり積もってこうなったと言う他はありません。
 
 とはいっても、他の色々なおってない性質はあります。げんちゃんの能力は、いっきに突き抜けて、というわけにはいきませんし、こういうよい内容のことを書いて、あれができるようになった、これもできるようになった、と言っても、それは、イルカに芸をしこむような感じなのは、否めないこともまだまだ事実です。

 新入りのイルカより、古参のイルカの方が、しこまれた芸は多いし、できることも多い。
 だけど、イルカが、自ら、来週のショーのために、新しい芸を考え出して練習することはありませんよね。なんだか、そんな感じです。げんちゃんは、なんかげんちゃんのまんま。そんな気がして、まだ大喜びできないげんママです。


 うまく言えないけど、単純に、しこまれた芸の域から出ない気がするげんちゃん。
算数や国語の問題にしても、少しひねったものだと、わかりません。ちょっとしたことでも、いちいちそこまで教えて、入力しないとだめですか?そういう感じです・・・

 進化したと言っても、げんちゃんは、ひたすら教え込まれた芸どまり。

 次なるステップは、自ら、能力を自己開発し、直面するひねりの多い問題さえも推理し、解いていく。周囲の状況も読んで、自分の持てる力をどう使うべきか考え、足りないところを考察さえしてくる。そういう段階じゃないのかな~。と、ため息が出そうです。

 げんママは、何と言われようと、彼に、こういう高みに入ってほしいのです。


 そう思い続けてます。

ピアノがひけた、計算ができた。サッカーをやった・・・それらは、単純に、入力された駒にすぎない。
あなたは、そこでは終わらない。まだまだいける。絶対もっといける。いつもそう思う。

そういう期待が、げんちゃんを追い詰めたりすることもあるでしょう。でも、そういう期待は、母親だからするとも言えます。
まあ、そういう中で、げんちゃんは、とりあえずがんばってます。

でも、ふと、この頃、げんちゃんの中に、新しい何かがおこってることを感じてます。 

それは、革命とも言うべき、何か。げんママの思い過ごしでしょうか・・・
げんちゃんは、明らかに、自分がよくなりたい、と思っている!

「僕は、自分のことが嫌いなんだ。バカだから。」
「へ~、ばかなの?」
「うん。」
「でもさあ、昔を考えたら、今は、すごく賢くなってるよ。」と、ママ。
「そうかな~。」
「ママはさ、時々、げんちゃんのこと、バカとか言っちゃって、意地悪しちゃうけどさ。誰より、期待してるんだよ。げんちゃんのことすごいと思ってる。
げんちゃんは、すばらしい子だよ。ママがひどいこと言ったって、そのことはかわらない。(すごいマッチポンプ 笑)
お姉ちゃんより、期待してる。応援してるよ。お姉ちゃんのことも、おいぬかせ~って、思ってるもん。
ここだけの話だけどね。・・」

「まあ、年はぬかせないけどね。」げらげら笑うげんちゃん・・・

(そういう落ちは、げんちゃんの峰ですね。)

学研休む、とだだをこねたときも、こういう会話のあと、やっぱり行く、と言って出て行きました。

 また、学校での話をしてくるのですが、彼が、自分を賢く見せたい、という意識の表れで、トラブってるような内容もあります。

げんちゃんは、ただ芸を教えられるだけのイルカではなく、自分をよくしていきたい。単純に言うと、成績上げて、他の子に負けたくない、という意識が、はっきりと芽生えているようです。これを革命と言わずして何と言おうぞ!

ちょっとした、春一番のように、ママの胸に、ざわめきがおこる。これは、何かきっとまたおこる。きっとまた進化する。
ママの胸にも、春の気配。・・・
 

 ちょっとやそっとのことで、絶対へこたれるな~。と、思います




by glow-gen | 2015-03-07 16:58 | ソーシャルスキル | Trackback | Comments(11)

ソーシャル(社会性)の進化

   考えてみれば、げんちゃんは、刻々と進化している。思ってるようになかなか行ってくれない・・・と悩んでいる時でさえ、振り返ってみると、すさまじい勢いで進化しているのだと思う。
 普通の子どもだって、ものすごい早さで進化をとげて、大人への道のりを突き進んでいるのだから、刻々と進化してなければ、発達障害の子どもと、普通の子どもとの間のギャップは、限りなく広がっていくのかもしれない。・・・・

 さて、10月、11月の変化は、それにしても大きかったように思います。ソーシャルだけが(いえ、計算の学習障害もです・・・とほほ)、思うように、ならない、と感じていたけれど、げんちゃんのソーシャルは、やっぱり次のステージに行ってるようです。
 前のブログに、自分の好き勝手にして、まわりを振り回すげんちゃんの振る舞いを書いたのだけど、げんちゃんは、明らかに、制御不能な反射行動が止められない子ではなくなっているようです。周囲の状況から反発を受ければ、自ら学習して、己のソフトを作り替えることのできる子なっているようです。

 はじけ飛んでいるようなげんちゃんを見ても、ソーシャルの教室に行くとか、ソーシャルのノウハウ本を読んで、計算のトレーニングみたいにしようと、即思わなかったのは、げんちゃんが、自分の力で、フィードバックできるはずだ、と、直感で感じていたからなんだろうな~、と今ならわかります。そのときは、あまり言葉にできなかったけど。

 ここへ来て、やっぱりそうだ、と言葉にできます。

いくつかの、できごとがありました。

6年生のS子ちゃん事件
 げんちゃんは、学研で一緒になる大好きなSちゃんに、学校で軽くハグしてしまう、という事件を起こしてしまいました。廊下ですれ違ったSちゃんに感極まってむぎゅ。
 
 学研で、ずいぶん注意され、Sちゃんからも、
「抱きついたりは、やめて! げんちゃんのこと嫌いになるからね!」
と、注意されました。学研の先生は、彼女の親に、げんちゃんのトラブルを説明して、理解していただこうか、と言ったのですが、私が、本人から、げんちゃんに、しっかりイエローカードを出してほしい、とお願いしました。

 げんちゃんは、必ず、そのショックな申し出に、フィードバックできるはずだ、と願いにも似た気持ちがありました。

 結果は、私の思った通りでした。げんちゃんの愛情表現は、手をふって、時に軽くタッチ、程度になりました。その後、女の子からの苦情はないので、やっぱり、改善したのだと思います。

 クラスのコーラスリハーサルの聴衆として、参加したときのできごと。
体育館で、げんちゃんは、
「この歌つまらない!」
とみんなに聞こえる独り言をもらしました。
 担任の先生に、叱られました。私も、報告を受けて、さとしました。その時のげんちゃんのバツの悪そうなことといったらなかったです。
 そして、翌日、学校のレクリエーション行事で、全校生徒交えてのコーラス発表会がありました。昨日と打って変わって、げんちゃんは、おとなしく、1時間半聴衆に徹していたようでした。

 さらに、それが終わって、各レクリエーション会場に5人のグループで回って行くというメニューでは、先生の心配はよそに、良い意味で、まったく目立たず、普通に、まわれたそうでした。順番もちゃんと守れて、友達が参加した輪投げのようなメニューでは、落とした輪を、拾って、その子に渡すなど、加点もつけてくれたようです。
 担任が、喜んで報告して下さいました。彼女も、少し驚いていました。

 それから、つい先日、プールに二人で行ったとき、親切なおばさんがげんちゃんに話しかけてこられて、長々と話したでしょうか。げんちゃんは、彼女の目から目をそらすことなく、最後まで頷きながら聞いて、さらに、的確な受け答えをしました。

 私は、完全に、げんちゃんが、次のステージに行ってることを確信しました。なぜなら、以前、このプールで、いくつものトラブルをおこしていたげんちゃんでした。2年の時でも、後ろからせまってきたおじさんに、いきなり水をかけて、こっぴどく私が叱られたこともありました。
 げんちゃんにしてみれば、ほとんど反射的な行為だったに違いありません。
 また、相手の話の途中から、自分の世界に入ってしゃべり出すことも、一般的でした。

 普通におばちゃんと話している、一見なんてことのない、このシーンが、発達障害の我が子たちには、きわめて劇的なことであるのは、わかってもらえると思います。ちょっとした感動を味わいました。なんせ、このプールでの私の過去のトラウマは枚挙にいとまがないのですから。

 まだ、いくつか、エピソードがありました。どのエピソードも、私のおぼろげながらの直感を、確信にかえるものでした。

 もちろん、波があります。ずどんと、前のステージにもどったかのように見えるげんちゃんが、明日は現れたりもするのでしょう。でも、新たな峰が出てきたと言うことだと思います。

 最初ぴくっと現れた峰は、やがて、当然の高さになることを知っています。
なんだか、がんばってきたげんちゃんが、本当にかわいいと思えました。

 ソーシャルは難しいです。まだまだ、これからも、大変なことだらけだと思います。

 ここまでの過程を自分なりにまとめてみると、私は結局ソーシャルのトレーニングをとくに受けさせたわけではありませんでした。もちろん、良い教室なり、先生が近くにあったら受けさせていたかもしれませんが、不幸にもなかったので、チャンスがありませんでした。
私がとった方法は、次のような物です。

 1,ソーシャルがあまりに未熟な時は、とにかく、ソーシャル力が必要な現場からは、むしろ遠ざけて、ひたすら、基礎能力をあげるべくトレーニングしました。
 2,少しましになってきたら、セーフティーネットを作って少し現場に出す。でもまだ、ひたすら、基礎能力アップが重点です。

 3,そして、やっと、ソーシャルの現場力がついてきた段階で、はじめて、少しずつ、でも、積極的に、現場トレーニングに出す。

今は、この現場トレーニングの時期だと感じています。自分の力で、感じ取り、社会性の動物である人間の行動を学んでいく。普通クラスでの、カリキュラムを少し増やすべき時期が来たと思います。

 これからは、むしろ、現場で、たくさんの失敗をやらかして、こっちもつらくなることが多々だろうな~と思います。


 ほんと、まだまだだけど、げんちゃん、がんばってほしいです。



by glow-gen | 2014-11-21 19:25 | ソーシャルスキル | Trackback | Comments(16)

げんちゃんの劣等感・・・・折り紙を折る

   日曜日に、1年生の子と4年生の子どもさんを2時間ばかりあずかったので、げんちゃんといっしょに、色々させてみました。まず、げんちゃんの2年生用の、右脳の問題を3人にやらせてみました。
 間違いさがしのような、単純な問題です。年齢にみあって、それぞれがんばってやってました。
 しかし、げんちゃんには、明らかに問題がありました。日々のトレーニングが効を奏して、げんちゃん一人、まったく問題ができないとか、そういうことはなかったのですが、げんちゃんの落ち着きのなさといったらないのです。

 隣でやってる1年の子に、闘士むき出しにし、彼のやることが気になってしかたないようです。自分が問題をするのも、
「あ~これは、・・・こう書いてやれ~。」
とか、わめくような感じでやってます。
げんママは、は~とため息をもらします。げんちゃんの気持ちが手にとるようにわかるのです。

げんちゃんは、劣等感のかたまりになってます。自分が、間違いなく、この中で一番できないだろう・・・と脳の非常事態回路がうなっているようです。それはまずい、それはまずい・・・と、また彼の脳が叫んでいるようです。考えようによっては、解くことが楽しい問題です。他の子は、解くことを楽しんでいます。

 でも、げんちゃんは、ひたすら、この非常事態をどう乗り切るか・・・ということに、全エネルギーを費やしているようです。

 それを見ながら、げんちゃんの、普通クラスでの行動が読み解けるようでした。
彼は、常に、劣等感のかたまりで、まわりの子に対して、虚勢をはるか、逃げようとするか・・・このどちらかの対応で、クラスの授業をやりすごしているのです。

 多くは、虚勢が多いかもしれません。かなり横柄な態度になって、隣の子にちょっかいをかけたり、先生に反抗的になったり・・・・と落ち着きがありません。先日、学校に用で行ったときに、10分くらい、げんちゃんをのぞきました。
 その時の様子が、理解できます。

 今の彼の、ソーシャルのトラブルの根源にあるのは、劣等感だと見ました。

 その劣等感は、私が植え付けた部分もあるでしょう。でも、彼が、社会に出て同級生達と交わる上においては、いくら大人が、君は、ちっとも劣ってないんだよ、と言ったって、現実を見れば、本人が一番感じていくでしょう。

 隣で、友達が、何のひっかかりもなく、色んなことを対処するのを見て、常に自分はできない・・・・そんな日々を送っているわけですからね~。

 解決法は単純です。できるようになればいいんだよね。と、私は感じます。できれば、自分が納得がいくし、劣等感とおさらばできます。

 そういうことなんだろうな~・・・と感じながら、げんちゃんを見つめてしまいました。

 それから、3人はプリントはもうしたくない、と言ったので、好きにすごしてていいよ。と言いました。1年の子は、折り紙を出してきて、夢中で折り始めました。二つのパーツを作り、しゅりけんを作ってます。その指先の動きを見て、げんママは驚嘆します。ぐねぐね、すべての指をコントロールして、複雑な折り方を難なくやっていきます。
 その夜、げんちゃんに、久しぶりにやらせてみました。
ため息が出るほど、彼とは、違います。左手を使うのがうまくないし、折り紙をリズミカルに方向転換して折りやすくすればいいのに、不自然なポジションのまま、無理矢理、折り込もうとします。とにかく、1年のその子とは、別物です。さらに、何度やっても、折り方を覚えない。もう、2年の夏休み何度も折ったというのに・・・

 げんちゃんの指先能力は、年長さんの時、2歳児か、3歳なりたて程度だったと考えれば、今、やっと5歳児程度なのかもしれないです。考えようによれば、伸びしろは絶大なのかもしれません。

 が、しかし、ことの根本に、げんちゃんが、指先能力を高める遊びには、いっこうにくいつかない、という恐ろしい現実が、横たわっています。絵が描けないげんちゃんに、何百枚もの模写をさせたように、彼の指先もまた、ゼロから1を必要としているのかもしれません。

 まあ、すでに、ゼロではなく、1には来てる折り紙。つべこべ言う前に、とにかくやらせなきゃ・・・と思うげんままでした。
それにしても、やらせなきゃいけないことが多すぎて、くらくらしそうです。ほんと、立ち止まってる暇がない!

 指先能力は、計算能力にもリンクするとふんでるげんままです。さっそく、500枚の達成カードを作りましょう。とりあえず、500枚やってみます。500枚折り紙キッドなるものを作りましょうか・・・


by glow-gen | 2014-06-23 15:05 | ソーシャルスキル | Trackback | Comments(51)

ソーシャルの伸び 峰と溝

  
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    真ん中のオレンジがげんちゃんです。
もうすぐ、2年生が終わります。げんちゃんの能力は、2年生でとてもアップしたと思います。とはいえ、私が期待しているところとは程遠いですが。まあ、母親というものは、他人より、いつも辛口で評価してるかもしれないです。他人より、高いとこに目標をおいてるのかもしれない。いやそれとも、一つ一つの能力は上がってきても、総合的に、自閉症スペクトラム特有の、融通のきかなさとか、パニックになりやすいとことか、理論的に考えていった結果、生まれてくる社会性なんかが、まだまだ欠如してる、という違和感が、最優先に気になってしまうので、改善されたとこは、あたりまえといういう評価になってしまうのかもしれないです。どちらにしても、げんママは、どこかいきづまったような感じがありますよ。

 もっとも改善したのは、げんちゃんのソーシャルだと思います。げんちゃんを、1年の夏休みに、無理やりサッカーに入れました。数ヶ月して、あまりについていけてないし、一人、はぐれ雲みたいだから、チームに迷惑をかける気がして、やめさせることにしました。それで、先生に言いに行きました。
 しかし、ありがたい先生です。やめさせないでください。絶対成長しますから。と引き止められました。そこまで言われて、やめさせる理由もないので、続けさせていました。しかし、げんちゃん、2年になって、合宿も、特に、心配することもなく送り出すようになっていて、気がつくと、彼は、サッカースクールが大好きになっていました。

 1年から6年までの混合チームなのに、いじめられることもなく、みんなよくしてくれたのでしょうね。先日少し練習を見に行ったら、まったく違和感無く走っていたので驚きました。もちろん、うまい、とかいうことはありませんが、サッカーの目的にかなった動きをしています。たぶん、事情を知らないお母さんが、練習を見ても、げんちゃんが、発達障害なんて、わからないでしょう。

 これは、まったく想像できない結果でした。私が、サッカーにぶちこんだ(まさにそんな感じ)のは、運動量をこなしてほしかったのと、サッカーに必要な、周囲を見て動くというバランス感覚を獲得してほしかったからです。その頃は、まさか、普通にげんちゃんが、サッカーをするなんて、想像できなかったです。
 先月から、そのお世話になった先生が、転勤となり、新しい先生が来られました。若いけど、なかなか子供思いの良さそうな方です。ゆっくり、話す機会がありました。彼は、
「ぼくは、げんちゃんを、特別扱いしたことはありませんよ。でも、特に問題ないですよ。」
と言われました。
げんちゃんの総合的な力はかなり、上がっているようです。
ただ、げんちゃんのソーシャルは、あくまでも、慣れた場面。慣れたメンバー。けっこう人の良いグループで構成される集団、その中で、慣れた段取りで行われる、という限定つきです。やはり、ちょっとマイペースなげんちゃんは、同年代の、ちょっと先行ってるような子供たちの中では浮いてしまうかもしれないと思います。また、新しい練習方法とか、ちょっと複雑な構成になったりすると、適応するのに、他よりヘルプやエネルギーがいると思います。

 学校からの、友達クレーム情報も、最近は、ほとんどありません。たぶん、多少のことは、現場で終わりにしてもらっているでしょうから、まったくないわけではないと思いますが、2年生前半は、毎週のように連絡帳に報告が上がってきてました。上級生のTシャツにマジックでいたずらしたとか・・・

 げんちゃんの溝は、ひたすら算数です。国語とソーシャルは、けっこう同じグループで、国語が算数よりましなげんちゃんは、算数より、ソーシャルは延びやすいのだと思います。

 言葉が、ピンポンのように、うまくからみあうようになり、ボキャブラリーも増えると同時に、どうも、ソーシャルがのびているのではないか、と思われます。

 そのぶん、計算に始まる、算数の学習障害は、多少ましになったといえども、まだまだほえ~っと、ママはため息をつくことが多いです。

 溝になってる能力とは、なんと、しつこいものかしら・・・と思います。峰があがれば、溝が、少し引っ張られて上がる。そういう感じですね。「ソーシャルと言葉、」が溝という、げんちゃんと反対のパターンの子をもつお母さん方の苦労がしのばれます。
 でも、げんちゃんの算数でさえ、やっぱり、伸びて行ってるから、あきらめずに、地道に取り組むしかないですね。峰があがる、そして、溝があがる・・・溝で行き詰ったら、峰を、延ばすことにちょっとエネルギーを費やすといいのかもしれないです。

 げんママの最近の気づきです。

でも、サッカーから得た収穫は大きかったです。虎の穴にも入れてみるべきですね。虎の穴というのは、現状の能力より、2個3個飛ばし上の段階ということですけどね。

by glow-gen | 2014-03-19 00:56 | ソーシャルスキル | Trackback | Comments(20)

げんちゃんのちょっとしたソーシャル

   げんちゃんと格闘する日々ですが、色んな学びをします。
先日、公園に行くと、お友達が、「げんちゃ~ん」遠くから呼んでくれました。
友達と、とにかく、最近は、遊びたがる。そういうげんちゃんなので、げんちゃんは大喜び。彼のところへ行くと、N君は、なんと、身をひるがえして逃げ出しました。げんちゃんは一生懸命追いかけますが、彼はとうとうげんちゃんを振り切って行ってしまいました。遊具のところで、げんちゃんが、なんとか彼の横に行き、フレンドリーに働きかけましたが、あとから聞いてみると、
「あっち行け~。」
と言われたようでした。
やれやれ、ついに仲間はずれか~??と思い、げんちゃんに、
「N君は、げんちゃんのこと、やまびこ組(支援クラス)だから、仲間じゃないと思ったのかしら? 不思議ね。まあ、いいじゃない。そういうこともあるわよ。」
と言って、さらっと流して、ママが相手をして遊びました。

 しかし、げんママは、そのN君の走る姿を見て、ちょっと驚愕でした。なんと、すごく足が速く、げんちゃんより、小柄なのに、軸の安定が半端ないのです。げんちゃんは、かなり、軸も安定して、運動能力も上がってる、と思いましたが、まだまだなんだな~と思い、すぐさま、山を切り崩して作った大きなその公園の斜面についてる階段に行って、頂上まで、インターバルトレーニングをさせました。
 行って帰って休憩まで入れて2分。それを5本。ぶーぶー言いながら、げんちゃんは、がんばりました。お~、やるじゃん。がんばったね。ちなみに、ママはできんな~。きつくて。・・・・で、終わったら、体を使ったせいか、N君とのからみは、どっか行ってしまったみたい。
 なるほど。くよくよ考えることがある時は、ぱ~っと運動させるのいいかもですね。

 しかし、体幹がまだまだだということを認識して、げんママは、また、さぼっていた草刈民代さんの、ピラティスを取り入れた体幹トレーニングDVDを時々始めました。せいぜい週に2回くらいだけど、やはり、1回目より、2回目、できにくいポーズも、少し良くなっています。継続は力です。

 翌日、学校の連絡帳にN君とのからみを書いて、先生に一応報告しました。そしたら、先生から、
「N君は、なぜかみんなにそういう風にする子なんです。げんちゃんだけじゃないので、気にされなくていいですよ。それに、げんちゃん、と最初に呼んだのは、仲間と思ってるからのようです。」
とコメントがありました。なるほど。げんちゃんだけじゃなく、2年生の男の子って、まだまだ幼稚なんだね。でも、普通の子、発達の子に限らず、そういう事例にもまれながら、人間大きくなります。無事にまっすぐに育ってほしいですよね。まさに祈ります。

 さて、昨日おもしろいことがありました。
 げんちゃんは、いつの頃から、まったくしなかった工作を少しはするようになりました。しかし、みずから作る物は、駐車場とトンネルのみ。あ~あ。やれやれ。と思っていました。
そしたら、昨日、お菓子の筒状の空き箱で、望遠鏡なるものを作っていました。ただくりぬいて、そこに絵を描いて、ひもをお姉ちゃんにつけてもらった単純なものです。しかし、私は大喜び、ほめまくりました。
 翌日朝、ちょっとおちゃめに、ぽつりと、
「僕ね、しょうがないから作ったんだ~。だって、駐車場とトンネルしか作らないって言われるから。」

と言いました。私はびっくりしました。だって、だって、わかるでしょう。これって、普通の子ならなんてことはないことですが、げんちゃんが、人が言うのを気にして、自分の趣味嗜好を変えてみる、なんてこと、ありえなかったのです。

 これは、周りの状況に自分からあわせようかな・・・という高度なわざです。ささやかな、でも、すごい。
 たぶん、発達に日々取り組んでる人にだけわかる、小さな、でも、大きなネタですね。(笑)

by glow-gen | 2014-03-10 15:24 | ソーシャルスキル | Trackback | Comments(46)

発達障害、空気読めるソーシャルスキルの完成は?

   また昨日もげんちゃんから職場へ電話です。・・・Nちゃんと遊んでいい?

家について来たNちゃんに、電話をかわってもらいました。

「げんちゃん、今日は学研あるのよ。Nちゃんもいっしょに、学研行ったら?。先生、友達もいっしょに来ていいって言ってたよ。」
と、学研の先生がそう言って下さるので、そのまま伝えました。

「あの、今から、HちゃんとK君ともいっしょに遊ぶので、私は行きません。」
まあ、やっぱり、普通の子は、受け答えがしっかりしてますね。

「そう、それなら、お願いがあるんだけど、げんちゃん、4時45分まで遊んでいいから、4時45分になったら、げんちゃんを家に帰してくれる?」
「はい、4時~・・・30分ですか?」
Nちゃん、時間の管理も、げんちゃんより、はるかに先行ってる・・・・すごい。ただ、45分はやや難しかったのか、30分すぎということでお願いしました。
げんちゃんは、携帯電話を持って遊びに行って、他の子とも合流したようです。

 もちろん、自力でさっさと帰ってくるというのは難しく、おばあちゃんが、携帯に度重なる連絡を入れて、彼は帰ってきました。帰る途中、友達の家に寄り道もしたみたいです。やれやれ。

まあ、しかし、進歩しましたよね。Nちゃんとは、比べものにならないとは言っても、1年生では、友達と約束して遊ぶなんて、私はあこがれのできごとでしたからね。

 とにかく、げんちゃんと遊んでくれる子なんて、ほんとありがたい、ありがたい。

 何たって、げんちゃんは、集団の中で見ると、けっこう、うっとおしいです。自分がしゃべりたいことを、しゃべりたいようにしゃべってる。、空気読めない・・・とひとことで言えばそういう感じです。それでも、自分が話したいことが終わると、とりあえず、聞いてる。

 そして、時々はやさしい。先日、Hちゃんのくつが脱げてしまったとき、げんちゃんが、くつをひろって、Hちゃんに、はかせてあげてたのを見ました。これ、別に教えこんだんではなく、げんちゃんの特性のようです。こういうとこで、かろうじて、げんちゃんと遊んでもいいかな、という子もいてくれるのでしょうね。

 しかし、そんなことできるのに、なぜ、あの行動?というソーシャルのひずみが厳然と横たわっています。

 ゆうゆうさんに、また愚痴ります。
「なんか、うっとおしいんだよね~。げんちゃんのあれ、何とかならないの?あれが、高学年まで続くと、いじめられてもしかたないよ。」

 ゆうゆうさんは、くすっと笑って言いました。
「とにかく、頭の中に、話したいストーリーがすべて完成するんだよね。それを、全部はき出すまでは、やめられないもんね。私たち・・・私もそうだった。」

ゆうゆうさんは、どちらかというと、すご~く聞き上手。誰でも好きになってしまうキャラクターです。その彼女が、そういう風になったのは、決して小さな頃ではなかったみたいです。
 げんママは、脳のはたらきのすべてがわかる本、の情動という項目から学んだことを、思い出して言います。

 「つまり、げんちゃんの変な突飛な行動は、生命危機に関する反射みたいなもので、たとえば、蛇がいる!という叫び声を聞くと、体が、一気に、それに反応して、身構えるようなものなのかな~・・・彼の意識とは関係なく、脳の低い次元で完成してしまう行動。それに対して、大脳辺縁系は、”いやいや、それは、嘘だよ。誰かが驚かせようとして言っただけじゃない? ちょっとおちついたらどう?・・・・” なんて、体全体に次の指令を出してきて、落ち着きをとりもどす。
 げんちゃんの突発的な行動は、刺激が、即 運動神経に命令を出してしまうことに起因する。
 げんちゃんは、大脳辺縁系からの、理性的な指令が、まったく届いてこないから、自分を抑制できない。そういうことかな?」


「なるほど、そうかもしれないね。」 とゆうゆうさん。

「じゃあ、いつになったら、そういう理性が働いてくるわけ?」
私は、せっかちに聞きます。

「私は、高校卒業してからだったかな、そういうのが、ちゃんと働いてきたの。それまでは、とんでもなかったね~。今でも、思い出すと少し恥ずかしい気持ちになる・・・」

ゆうゆうさんは、ゆうぜんとそんなことをおっしゃる。
「ほえ~。成人前ですか・・・・やれやれ。」

「でもね、自分で気づくのよ。そして、しっかり学習していく。あれ、これはおかしいぞ・・・じゃあ、どうすればいいんだ・・・と、算数を一つ一つ入力していったみたいに、一つ一つ自分でインプットするから、完成すると、かなり精巧な技術になってるんだよね。でも、」


なるほど、その成果が今のゆうゆうさんって訳か・・・

「あ、だけど、今、げんちゃんは、最高に詩が上手に書ける感性の中にいると思うよ。左脳が働いてきて、理性で色いろ抑制してくると、作文は、書けるけど、詩は書けなくなるよ。私も、昔の方がずっと詩が書けてた。今は、書けない。」

へ~・・・・難儀な物だね。マイナスとはちあわせの能力なんてね・・・・

 「げんちゃんの、良いところが、きちんと良いところとして、出力されて行くには、やはり、忍耐強く待つしかないのかね~。あたしゃ、気が、短いんだ・・・」

「あ、そうねえ、”ママがおしゃべりしてる間は、絶対にしゃべって入らない。聞いてるだけ。お話が終わって、自分が話すんだよ~” とかいう、トレーニングは有効だろうね。」

ということでした。

 まだまだ、気をもむとこらからは、解放させてはもらえないようですね。 でも、まあ、帰ってきて、お勉強にせいを出したから、めでたしめでたし・・・です。

by glow-gen | 2013-11-01 20:20 | ソーシャルスキル | Trackback | Comments(53)

友達と約束して遊ぶ・・・

   げんちゃんは、また今日、学研の先生のマンツーレッスンをさぼり、最近仲良しのNちゃんと遊びに行ったようです。最近しょっちゅうです。

 「あのね。今日は、あの~。Nちゃんと遊ぶ約束をしたんだ。それで~、学研休みたい。」
仕事中に、携帯に電話があります。おばあちゃんに、お母さんに電話して許可取りなさい、と言われるみたいです。
ママ 「え?今日は学研があるって、知らなかったの?」
げんちゃん 「いやあ・・・知ってた・・・・」
いつものげんちゃんイントネーション(いまいち理路整然としない。)で、しどろもどろ話します。

ママ 「今日が学研って知ってたのに、なんでNちゃんと約束するの?」とすごむと、

げんちゃん 「いや~、あの~。今日ね。学研行っても、ぼくやる気ないと思うんだ。お願い。遊ばせて、ちゃんと5時に帰ってくるから。ねっ、お願い!」(実際は、もっとしどろもどろ)
 げんちゃんにしては、まともな言いわけをけっこうすらすら言いました。それで、うそつけ~、6時過ぎて帰ってくるくせに、と思いながら許しました。

 よく遊んでくれるHちゃんもいっしょのこともあります。なぜか女の子の方が多いです。

 こういうのも、進歩なのでしょうね。どんどん遊ばせたいと思うところと、どんどん勉強もさせて伸ばしたい・・・というところのはざまになります。何しろ、普通の子が色んなことを、その時ごとに、のばしてきているのに対して、げんちゃんは、オミットしてきたわけだから、濃縮した時間の中に、それらを、ひとつづつこなしていかねばならないのです。

 先週は、こんなこともありました。

連絡帳をまじめに書いてる、と思って、読んでみると、最後に、今日の一口日記があって、
「今日は学校を逃げ出した。楽しかった。」
とあるではありませんか。もちろん、ひらがなだけで、でたらめですが、一応書いてます。逃げ出したあ???

先生の連絡帳を読んでわかりました。先生が目を離したすきに、中休みに校門から外へ逃げ出したそうです。ふらふらっと、出て行って、ふらふらっと帰ってきたみたい。やれやれ。
げんちゃんは、まだまだかなり個性的です。

このあたりの、ご乱行は、そう簡単にはやめられないみたいです。まだまだもう一人の自分を彼はかかえてます。逃げ出すことに、何の罪悪感も感じてないので、叱ったら、
「あ~、ぼくはまだばかだ~。どうして逃げ出すんだろう!」
とモードが切り替わったかのように、嘆きます。

 ゆうゆうさんにお聞きしたところ、そうなんだよね。別に誰かがきずつくわけでもなく、本人悪気も何にもないんだよね~。と言ってました。ふらふら~っと、野生の声が聞こえるんでしょうかね。

 それに、ちょっとした集団にいるときのげんちゃんの言動は、あ~、まだまだか~・・・というかんじ。ちょっと多動児っぽいとこもあるし、母の言うことなんざ、ことごとく無視。ゆうゆうさんに愚痴ってると、

「そうなんだよね。ここまで成長したんだ~って思った次の瞬間。あら~だめだ~。ってことがおきちゃうんだよね。まあ、いいときはいいんだけどね。悪い時がまたどっとくる。」

 ゆうゆうさんの言葉は一言一言するどいです。
こんな具合です。

 明日はまたホームスクール・・・なんかいやな予感がするな~・・・やっぱり、地道だよ。ほんと。たしかに、ステップアップしたけれど、母の希望とはほど遠い・・・悪魔のげんちゃんと、よい子のげんちゃんのはざまで、ママは振り回されてます。

 まさに、階段の踊り場。まだまだ先がある。

by glow-gen | 2013-10-28 20:03 | ソーシャルスキル | Trackback | Comments(36)

自己れんびん的反抗も、進化ですね。

  ピアノの達成感に酔う暇もなく、げんちゃんプロジェクトは、日々、けっこう疲れます。
学校からもらってくる宿題は、げんちゃんには、硬すぎる食べ物のようで、やらせるのに四苦八苦します。やっぱり、算数地獄も続いていて、二桁計算けたが、あと少しかな~、と思ったりしたけど、ここんとこ、まるで、ニッチモサッチモいかないのです。先日はできたことでも、さっぱり、という場面があったりします。やれやれ、算数さえなければ、もっとプロジェクトは、楽しいのになー・・・と思います。

 だいたい、普通の子たちは、宿題をげんちゃんより、とっととやってしまえるんだと思います。算数は、やっぱり、あんたこれは障害だべ。と叫びたくなるような感じです。昨日の宿題も気長に、色々工夫して取り組んでいました。あまり負荷がかからないように、答えをさっさと誘導したりして。ですが、げんちゃんは、算数をやると、すぐに睡魔に襲われます。
 それでも、必死でパフォーマンスしていると、

「もう、いやだ。僕はこのうちの子じゃない方がいい。出て行きたい!」

と、怒って叫んでわがまま放題です。

 やれやれ、ママがこんなに身も心もつぎこんでやってるのに、その言い方はないだろう!
ママも、ちょっとショックですね。

ママだけでしょうよ。あんたに、ここまでやってやるのは!

「げんちゃん、なんてこと言うのよ。げんちゃんが、ここまでがんばって、ピアノだって大成功して、字だって、こんなにきれいになって、サッカーだって、算数だって、どんどんできるようになったのは、ママががんばっていっしょに取り組んできたからだよ!

 げんちゃん! ママが一生懸命がんばってなかったら、幼稚園の時と同じ、ぜんぜん周りのお友達についていけなくて、げんちゃんすごくくやしい思いしてたと思うよ。げんちゃんは、幼稚園の時、小児科の先生に言われたんだよ。絶対に他のお友達と同じことをさせるのは、無理だと思います。って。
 だけど、今、げんちゃん、他のおともだちとちゃんと同ことやってるでしょう。それは、ママといっしょにがんばったからだよ。」

かなり、シビアなこと言いまくってます。

「小児科の先生は、ひどいよ~(泣)」
びえ~と泣き出すげんちゃん。ママはすかさず言っちゃいます。

「何言ってるの。先生はひどくありません。だって、ほんとのことだもん。」
「え~・・・」
「ほんとのことですよ!。げんちゃん、幼稚園の頃、お友達よりずっと何でもできませんでした!」
「ぐすっ・・(泣)」
 
「だけどさあ、げんちゃんは、ママがやらせた色んなことを、とにかくがんばったじゃない。だから、今は、どんどんお友達においついちゃってるし、抜かしそうじゃない。(いやいや、まだまだだけどね。とりあえず、リップサービス)すごい子になってるよ。
 きっと、小児科の先生もびっくりしてると思うよ。すばらしいって。」

「・・・~~」

「今げんちゃんが、どんどんすごい子になってるのはどうして? ママがげんちゃんは、絶対すごい子だってわかってたから、一生懸命げんちゃんを鍛えたからだよ。げんちゃんも、ほんとにがんばったしね。だから、今があるんでしょ。!」

「何でママが、げんちゃんはすごい子だと思ってがんばったと思う?」
「・・・・」
「げんちゃんが、大好きだからだよ。一番愛してるからだよ。わかる?」
「・・・うん。」
「じゃあさあ、そんなママに対して、うちの子じゃない方がいい、なんて言うの失礼でしょ。ママの他に、誰がそんなことしてくれんの?」
「・・・」
「一生懸命してくれる人のことを、いつも考えなきゃいけないでしょ。
ママだけじゃないからね。K先生だって、Y先生だって、みんなそうだよ。げんちゃんを信じてるの。この子はすごい子だって。

でもね。甘えてばかりの人は、自分のことばっかり考えて、回りで応援してる人のことなんて考えないんだよ。だから、うちの子じゃない方がいい、なんて言うんだよ。
それって、わがままで、ひどいことだよ。みんな悲しい。もちママも悲しい!」

「もうそんなこと言わないでよ。わかった!」

「・・・うん。わかった。」

げんちゃん泣きべそかいてました。

文章にしたためてみると、げんママ、しつこいね~。やれやれ。追い込んでからめとるようですね。ほんと。

でもさ、げんちゃんは、オリンピックめざす弱小アスリートみたいなもんでしょ。私はコーチ。
オリンピックで賞もらった選手は言うでしょう。

「支えて下さった方々のおかげです。」
なんて。そういうスタンスあってなんぼでしょう。と思う。ここまで来て、ちょっとのことでへこたれるなよ。甘えるな。ってね。げんママ、甘ったれて、自己憐憫的自己中なこと言うげんちゃんを見ると、つい熱くなっちゃいます。


 発達のトラブルがあっても、まったく、そういうことに取り組めない状況にある子もいるし、生まれる国もかわれば、能力開発どころじゃない、っていう子どもたちもいるんだよね。
 それを考えれば、あんたは、ママをはじめとして、多くのプロジェクトメンバーにそこまでやってもらって、めちゃくちゃ恵まれた状況にあるんだよ。だから、甘えるんじゃありません!

とママは、伝えたいです。

 大きくなったらげんちゃん、なんと言うのかな~。
「お母さんって、もうめちゃくちゃむごいこと言うよな~。」
とか言うかもです。何を言われても、でんとかまえてましょう。だって、全部ほんとのことだもん。ま、そういうことをぶつけてもいいと思えるようになったとも言えますね。自己憐憫的で、相手の痛いとこをついてくる反抗の仕方も、進化の過程ではありますね。

 日々こんな感じです。体力いるわ、ほんと。

 


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by glow-gen | 2013-04-18 19:05 | ソーシャルスキル | Trackback | Comments(28)

お友達来ました! ソーシャルスキル観察

   2連休はいいですね。げんママは土曜日仕事なので、月曜休みはうれしいです。げんちゃんも、あわただしい日曜ではなく、この日曜はは、近所の1年生と遊びました。
 実は、その子が家に来たのは初めてです。げんママが学校に行った時、そのT君が、

「おばちゃん、今度げんちゃんの家で遊びたい。」

と言ってきました。それで、今日は、げんちゃんが家を訪ねて、彼を連れてきました。今まで、近いのに、遊びに来ることはなかったのです。
 T君は、口数が少ない子ですが、なかなか賢い子で、なんだか、幼稚なげんちゃんと遊んでもつまんないんだろうな~、くらいに思ってました。
 どんな遊び方をするのかな?興味しんしんです。
 げんちゃんは、おしゃべりなので、T君を迎え入れると、とてもうれしそうに、勝手にしゃべってます。自慢のプラレールを二人で組み立てて、ラキューブロックも出して、遊んでいます。

 会話が飛び交うという感じではなく、めいめい遊んで、ぽつりぽつりと関係をきづく感じですが、まあ、別に違和感なく遊んでいました。げんちゃんが話しかけて、T君が答える、という流れが多かったですが、そればかりでもなく、別に、へんちくりんでもありません。けんかもせずに3時間ほど遊んで帰りました。
 途中いっしょに、外でサッカーボールを蹴りあいこしたのは、進歩です。そういうこと、夏はできなかったです。友達とボール遊びなんて、当たり前のように思えますけど、こういう子たちは、あまり得意なことではないのです。

 T君との相性も良かったのだと思います。

 で、ひとつ発見だったのは、げんちゃんのパズルにせよ、ブロックにせよ、T君が、げんちゃんより、すらすらやるわけではないということです。つまり、発達障害でもない子だから、母親が、私みたいに、がりがり何でも取り組ませてるわけではないのでしょう。
 初めてやることは、賢いT君でも、のっけからそうすらすら、いかないようです。
 げんちゃんの方ができると言いたいわけではなく、普通はパズルとかそういうのってがりがりやってないから、最初はやっぱり初心者の域のようです。T君は、何回かトライすると、あっという間にげんちゃんよりできるようになるのは間違いないけど、普通は、そういうことをピックアップしてトレーニングしたりすることはなく、もっとのんびり暮らしてるよね。と思いました。

 げんちゃんのトラブルに気づかなければ、私も、のんびり、子供にがりがりやるのはよくない。とか思って、(というより、ほったらかしで)何にもしなかっただろうな、と思いました。

 なんやかんやいいながら、げんちゃんのびてるし、ママのノウハウも蓄積されていってるし、このコンビネーションで手を抜かずに進んでいったら、絶対すごい子になるねー。(聞き流してくださいね、笑)
 そして、このT君、工作が抜群にうまい!。なんかげんちゃんで培った能力開発熱がむらむらと沸き立ってきます。色々この子にもさせてみたいなー・・・と思いました。今度遊びにきたら、彼が食いつくメニューを用意しておこうと思います。きっと、嬉々として食いついてくるだろうな~。それを見て、げんちゃんは、負けたくない、とパニックになるか、すっと、自分の世界にこもるか・・・そこも見てみたいな~。

 そして、今日、学校に行くと、T君は、前より、すごく親しげに、私ににっこり微笑みました。なんとかわいいこと。
「T君と、また遊ぶ約束した。」

とげんちゃんが言いました。ふ~ん。あんたも、やっぱ、進歩してるね。

  進歩ついでに言うと、”パズル”が変わりました。まず、普通の子がそうするように夢中になる。以前は、無理やりやらされてた。内容よりも何よりも、これは、モンテッソーリいわく、敏感期が到来してるんでしょうね。(自分で自分の能力をのばす時期)
 
 寝る前に、ママが体力アップのために買っておいた、草刈民代の、バレーエクスサイズ、”草刈メソッド”のDVDをやりました。このDVDは、草刈民代さんが、ピラティスを取り入れて作った20分くらいのエクスサイズで、ゆるいけど、体感や四肢の力を鍛えるのにいいです。ストレッチ効果も抜群です。

 げんちゃん、思ったよりできません。腹筋で足をささえて動かすエクスサイズなんて、ふらふらです。足上がりません。

 おやおや、げんちゃんけっこう体できてきたと思ったけど、まだまだ体感が弱いんでしょうね。インナーマッスルももっと鍛えなくてはね。
 先日の感覚統合の本によると、意外と、ゆっくりした動きが彼らは苦手なんだとか。なるほどね~。このDVDは、ゆっくりしたエクスサイズです。まあ、なかなか時間がないけど、これもアイテムに加えよう、と決めました。いっしょにやれば、私も美しくなりそうだしね。これママ、子ともにおすすめです。

 げんママ、エクスサイズビデオの収集がちょっとした趣味です。どこで何が役立つか、人生おもしろいね。


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by glow-gen | 2013-02-13 01:40 | ソーシャルスキル | Trackback | Comments(25)

発達育児を担ってくれるおばあちゃん入院!

  しばらくブログ更新ができませんでした。仕事が忙しいのと、げんちゃんの育児を、一手に引き受けていてくれた、お姑さんに病気が見つかって、今週緊急入院になってしまったのです。
 お舅さんも、介護がいるので、もう我が家はパニック状態でした。

 とりあえず、仕事を放棄するわけにいかないので、お舅さんがステイできる施設を緊急で見つけていただいて、ばたばた入所となってしまいました。
 げんちゃんも、9時すぎに帰る父母を、一人家で待つわけにもいかないので、こちらも、わたしの実家の母にお願いして、他県からはるばる来ていただくことになりました。

 ほんと、お姑さんに、いかに今まで甘えていたかわかります。1ヶ月は入院ということで、家族みんな、なんだか戦々恐々です。父の施設は遠く、家から離れることで、不安になってる父の面会にも足げく通わなければなりません。近くの施設は、いっぱいで、緊急に入れるところは、そこしかなかったのです。でも、あって良かった。・・・さすがに、今日からぱったり仕事をやめて介護と育児、と言うわけにはいきません。

 とりあえず、この体勢でいくと決めて、まだどうなることやら、わかりませんが、新しい問題の中で、げんちゃんの発達育児をやっていかなければならなくなってしまいました。。

 しかし、ほんと、今まで、お姑さんや、弱るまでは、お舅さんにもめいっぱいお世話になっていたことか・・・今の女性は、働かなきゃやっていけないような社会になってるけど、ほんと、おじいちゃん、おばあちゃんのささえがないと、けっこう仕事は難しいですね・・・。
 
 実家の母が動ける状態だったので、なんとかしばらくやっていけそうですが、もしこれが、なかったら、職場近くに居を移して、げんちゃんも転校させなきゃ・・・ということになったかもしれません。プロジェクトはまた1から作り直しになってしまいます。

 とりあえず、おばあちゃん、元気になってね。げんちゃんが、大活躍する日までは、しっかり元気でいてもらわなくっちゃ。その時は、功労者ですからね。

 しかし、それでなくても、仕事の合間をぬって、げんちゃんの発達プログラムをやっていたので、これから、お舅さんの施設に行ったり、おばあちゃんの病院に行ったりするので、ますますプロジェクトの時間はなくなります。げんちゃんにとって、そういうのも、人生の良い体験だとは思いますが、学習的なことは、やはり、時間が制限されます。


 ばたばたしてたら、げんちゃんにも問題が発生。女の子のフードを引っ張って、女の子が転んでけがをしたと、担任の先生から報告がありました。こうやって、1ヶ月に1回くらいの割合で、ソーシャルの問題が発生します。

 幸い、けがはたいしたことなかったようですが、前回も似たようなことがあって、叱られたあとは、かなり意気消沈していたのに、なかなか、一気にうまくいきません。

 でも、考えてみると、げんちゃんは、学校ではかなりいっぱいいっぱいでがんばって居るんだと思います。そもそも、自閉症スペクトラムと言われる子どもたちは、こだわりが強く、勝ち負け、成功失敗に異常にこだわるという特徴があります。もしかしたら、それって、恐怖麻痺反射などの原始反射のなごりなのかもしれません。(ここについても、納得のいくうまい説明を今まで見たことありません。)

 自分ができないといやだ~・・・というのが強いのに、学校では、色んなことが他の子より劣っているわけです。まあ、自分におきかえても、ちょっと落ちこぼれている状態で、学校生活を送るのは、かなりきついかもしれません。

 それで、俺だってできるんだよ~。なんて、色んなところで見栄を張ってるのではないかと思います。それで、友達をつきどばしてしまったり、ちょっかいをかけたり、という間接的なところに色々出てくるのかもしれません。

 げんちゃんだけにしぼって見れば、確かにどんどん進歩しているわけだけど、まだまだ、優秀児なんてとこからははるかに遠いわけで、そのことは、げんちゃんのソーシャルにも影響をおよぼしているんじゃないかと思います。

 ソーシャルを改善するのも色々やるべきだけど、げんちゃんが、学校で、何の遜色もなく、かっこいい子どもになれば、たぶん、げんちゃんの行動の色んなところがかわってくるんだろうね~。

 やっぱり、基本は能力開発だし、げんちゃんの秘められた才能をのばしてやることが色んなことの早道だと思います。

 この我が家のピンチ、げんちゃんもママもどう乗り越えていくのかなー・・人生はなかなか彩りが深いね・・・げんちゃんも、苦労してがんばって色いろ達成していくのだろうから、大きくなったら、人にやさしい人間に成長できると思います。がんばって、のりこえていきましょう。

 ピンチがあると、またどこからか、救いの手もあると信じましょう。


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by glow-gen | 2012-12-08 12:45 | ソーシャルスキル | Trackback | Comments(40)



小学校6年生の息子。5歳の時に、発達障害とわかり、ママの格闘の記録。
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小学校6年になる息子げんちゃん。5歳の秋に、発達障害が発覚。最初はショックだったけれど、脳はまだまだ未知数。ママがなんとか素敵な子供に育ててみせるぞ~。最初はIQ60、70・・コミュニケーションも微妙。身体もふらふら、はさみもにぎれず・・・もちろん絵もまったく描けず、5歳なのに、ほとんど2歳児みたいでした。いや、それ以下の機能もたくさんありました。
 「子供の脳に良いこと」を書かれた鈴木昭平先生が主催する、エジソンアインシュタインメソッドに出会って、ママが改善をさせることを学びました。そこを皮切りに、日々研究を積み重ね色々取り組み、相当改善してきました。、たまたま支援クラスができなくて、普通クラスの1年生に入学しました。2年の2学期から、支援クラスができて入ってます。算数の学習障害は、ひどく、相当苦労してますが、毎月毎月、必ず進化しています。日々はらはらどきどき。 天才ぼうやに育てるべく、奮闘中。パパと浪人生の娘と、医療関係に働くワーキングママ。
 近くに住む、お姑さんに手伝ってもらいつつ、がんばっています。
1年生の2学期から週に1.5日学校を休ませて、ママがおうちでホームスクールをやってます。4年からは週二日になりました。さらに、5年の9月からは、2.5日に増え、3学期からまた、週2日にもどし、今にいたってます。
近くに住む、主婦のK先生のおうちで、ママが仕事でできない日は、ホーム学習のお手伝いをしてもらっています。
 昨年5年生からは、算数以外、試験的に普通クラスにシフトという快挙です。発達の改善に取り組みはじめて6年の歳月は、子どもをどんどん改善していきました。
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