げんちゃんの発達障害プロジェクト

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脳を制御し、開発さえする意識の働き

  「意識をすることができるようになると、脳自体をコントロールすることができる。」
と、知り合いのセラピストの先生からお題を頂戴したげんママですが、わかったようなわからないような気持ちで、日々けっこうもんもんと過ごしていました。

ところが、今日、仕事していて、ふと、こんなことを考えました。

 例えば、脳こうそくで、同じ場所に同じような麻痺をおこしてしまった患者さんが、二人いるとします。一人は、病気だからしかたがないと、ぼちぼちリハビリしながら暮らしています。もう一人は、元気な頃を思い出して、もう一度、あの頃にもどりたい! と強い意志を持って、また、医者がなんと言おうと戻れると信じて、一生懸命、独自に考え、研究したハビリプログラムを、夜も日もおしんでこなし続けました。

さて、5年後、どちらの人がもとの生活に近いところへ、もどっていったでしょう。

そう、答えは簡単。なおると信じて、死に物狂いでリハビリした人でしょう。

この人が治った勝因は二つあります。一つは、彼は、治ると信じていたこと。もう一つは、心が行動をかえ、リハビリに必死にとりくんだことでしょう。

このことは、一般には、意識ではなく、意志と呼ばれる類のものかもしれません。でも、心が、脳を改善したわかりやすい例だといえるでしょう。人の脳は、自らの意志で作り変えることができるのです。

 そうか~。脳が、心の支配を受ける、というようなことを、彼が盛んに言っていたのは、こういうことかもしれない。

 ある日のげんちゃんを観察していました。最近では、げんちゃんの、ゼロに近い時間の感覚を改善していくためのトレーニングをやっています。寝るまでは何時間あるのか。その間に何と何をしないといけないのか。そのために、どういう時間配分で、何からやる・・・みたいなことを、少しずつ考えさせるように誘導しています。(まったく、彼は、それについてはゼロベースです。とほほ)
 その中で、たとえば、明日の理科に備えて、ちょっと家で予習した方がいいね、ということになったとします。時間は、ほとんどありません。チャレンジタッチでちょっとだけ予習することにしました。げんちゃんは、チャレンジタッチに手をのばします。そして、開いたとたん、タブレットが、今日のおすすめ学習を表示したとします。そのとたん、げんちゃんは、理科をやる、とい意識がぶっとんで、タッチが誘導した国語をやろうとしました。(チャレンジタッチは、発達障害のお供、とさえ言いたいくらい、必須アイテムです。)
 理科をやる、と、ひらいたその時までは、彼の意志ははっきりしていたのに、次の瞬間ふわっと、意識が飛んでしまいました。意識と脳の支配関係が逆転した瞬間です。

「あれ、君は何をしようと考えたのかな?」

意識を取り戻すための声掛けをします。げんちゃんは、しばらく、フリーズしましたが、あ・・・とつぶやいて、急いで理科に変えます。声掛けをしなければ、げんちゃんは、ふわふわと、地上から足が離れるようにして、意識の伴わない、目の前のことに吸い付けられて、飛んで行ったままだったでしょう。

脳こうそくの一人の患者さんが、なんとなく、リハビリをさせられているようなありさまに似ているように思います。

脳の上位に意識が来る、というのはこういうことなのかもしれません。


 げんちゃんたちのような子に、いつもつきまとう、このふらふら~っとした意識のない行動は、脳が制御されることを嫌って、好き勝手に発動しているような状態なのかもしれません。


 このふわふわした感じは、もう一つの場合にもおこります。彼が「ただいま~」と言って、帰ってきたとします。
なかなか顔が見えないので、
「いまどこ?」
と聞いたとします。げんちゃんは、答えます。
「家・・」

この時、げんちゃんは、玄関に入ってもたもたしていたとします。彼は、家に帰ってきたという認識はあるけど、しっかり、玄関にいる、という意識が薄い・・・
「今、家のどこにいるの?」
と聞いてあげます。
「あ、玄関だよ。」
と、げんちゃんは、玄関にいる自分をしっかり意識します。げんちゃんがちょっとした声掛けで、本来認識していなかったことに、意識が発動したのです。

もちろん、これはたとえで、げんちゃんの実際のエピソードではありませんが、似たようなことがありますよね。


 ただなんとなく、ふらふらした意識の中で、行動している状態では、行動の制御はむつかしいでしょう。時間の管理も、時間軸の感覚もないので、そのふらふら感はいっそうひどいものになります。

 私たちが、げんちゃんたちにストレスを感じるのは、この制御されていない脳の気まぐれさだったり、暴走状態だったりするのではないでしょうか。


意識とは、脳を制御する心の働きのようです。本来、人の人格とは、脳に支配されているものではなく、脳を支配下に置くものなのです。意識とは、その中枢部の心の働きのことを言うのかもしれません。
 だから、意識を変えていけば、つまり、脳の上位に意識をもっていくことができれば、脳の眠っていた能力を呼び覚ますことができるし、すでにある能力も、スムーズに使える、ってことではないでしょうか。
 IQさえ伸ばすのが可能かもしれない。

案外、難しくないのかもしれない・・・これを、彼に話すと、いいせんいってる・・と言われました。で、具体的な声掛けのこつを教えてもらいました。

 たとえば、夜のスケジュールを段取りするように促しているときに、彼は、日課表をそろえる、と言いながら、好きなことに熱中するばかりです。私は、「ねー。日課表はいいのかな~。」
と言いますが、なかなかです。セラピストの彼いわく、
 そういうときは、日課表をもってきてごらん、、と持ってこさせ、具体的に、明日は何があるのかな~と、時間表を見させて・・・しっかり準備して、気持ちよく授業を受けたいね。
と言うのだそうです。つまり、明日のことが身にせまってくるように、現実味を帯びるように、より具体的なイメージがわくようにもっていくのだそうです。

なるほどな~・・・彼らの制御されてない脳を制御するために、それより上位の意識、あるいは、心によりリアルに働きかけなくてはならないというわけです。彼の意識は、よりリアリティーや必要性を感じて、動き出し、暴走していた脳は、自由自在に整理されたり、覚醒されたりするのだそうです。


 わたしは、何度もくいついて、彼に質問しまくってましたが、なんとなく、わかってきたような気がします。これならできるかもしれない・・・。明るい光が見えてきた気になっています。


しかし、かたや、私は、連休中最悪の気分ですごしていました。なんせ、先日ウィスク検査の報告に行ってきて、げんちゃんのさんざんなIQ結果にぐれていました。笑。またそれは次に書くとしましょう。



 

by glow-gen | 2017-09-20 23:09 | Trackback | Comments(17)

6年生夏休み。支援のママ友に会いました。

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合宿出発朝。6年生なのに、一人小さい子のチームに入ってるげんちゃん。頭1つでかいのが彼。合宿中室長は4年の子だったそうです。まだ周りに配慮して、リーダーを務められるほどにはなってない。なんせ、「お母さん満塁って何?」とか言ってるので。笑い

支援クラスの3つ上のお子さんのママと、2つ下の子のママに久しぶりに会いました。先輩の方は、今は支援学校に行ってがんばっています。
「中学どうするの~?」
と聞かれました。彼女は、もっぱら、高校進学について悩んでいるところでした。
「けっこう伸びて、今はほとんど、支援クラスには行ってないのよ。中学は○○中学(みんなが行く公立中学)に行かせるつもりだよ。支援クラスもできるそうだし。」
と私が言うと、ママはびっくりされてました。

「げんちゃんすごいね~。」
と言われました。年下の子のママからは、
「げんちゃんが、目標だよね~。」
とも・・・

二人のお子さんといっしょだった時も、私はがつがつホームスクールだ何だと、がんばっていたので、最近のげんちゃんの様子を話すと、素直にびっくりされました。
中三の子の方も、聞くと、英検3級受かったと言ってました。彼は英語大好きで、ママも応援したのでしょう。支援学校では、生徒会長もやったそうです。なんか、とってもうれしく思いました。支援クラスで親しくなったママは、この二人くらいなのですが、たまに会うとうれしいです。げんちゃんの現実を聞くと、やれば、伸びる、という確信を持ったみたいです。

しかし、高校、就業・・・とせっぱ詰まっている中三のママは、やっぱり、たくさんの不安に悩んでいるのがわかります。障害枠の就職が有利な高校へ・・・そういう目線も持って高校のことを考えているようでもありました。

まだげんちゃんには、先の話なので、ひたすらそうなのか~・・思って聞いてました。
発達障害の子が入るのに良い学校は市内にもいくつかあるそうで、その枠は争奪戦らしいです。げんちゃんは、中学で伸びて、ミッションの私立・・・というのが私の筋書きなのだけど、だめなら、英語圏へ語学研修とかもいいな~・・・とか夢みたいなことを考えたりします。たぶん、3年先なので、好き勝手思い描けるんでしょうね。日本の枠の中で考えなくてもいいや、というのが結論にあって、だめなら、できるだけユニークな進路・・・と思います。まあ、これも、げんちゃんの能力がついた想定であって、ぜんぜんだめだと、やはり、どうサポートするか、という発想になるのかな、と思います。

でも、どっちにしても、みなと同じでなくてもいい。 と思います。

私が、小学校1年から週何日かホームスクールをやって、今のようなスタイルでげんちゃんを育てていることを友達の教師に話すと、ほんとにレアなケースだと笑われます。
「なかなかないんじゃない。」

と言われました。まず、学校がなかなか認めないかもしれないし、認めても、まず子どもがいやがるそうです。

なるほどな~と思います。学校の先生方は、すこぶる協力的だし、げんちゃんも別に平気そう。実際はなかなかそうはいかないのだそうです。そういえば、面談の時に、
「友達も作ってほしいし、そろそろホームスクールはやめて、学校に行かせた方がいいのでしょうかね~。」
と私が言うと、先生が、
「確かに、毎日学校に来れば、友達との距離ももっと縮まるでしょうが、今までげんちゃんが伸びてきたのは、ホームスクールのおかげ、というのは明らかなので、それも、考えものでしょう。」

と言われて、なんかうけてしまいました。なるほど、げんママとげんちゃんのスタイルは、なかなかないのかもしれませんね~。先生方にひたすら感謝。げんちゃんの鈍感力にも・・・

げんちゃんは、野球の合宿から帰ってきました。今回の合宿の用意は、まあ普通にできました。

「あ~、お母さんお風呂セットだけど、これでいい?」

「あ、それよりも、こっちの袋に入れといたら・・・」

私は、他のことをしながら、時々アドバイスする~。あ~・・・こういう日が来るのね。
げんちゃんが、1つに飛び抜けた才能は何もない、と言うけれど、タフで、どこでも、行かない、とは言わず、言われたら何でもチャレンジしてみるところは、最大の素晴らしいとこなんだろうな、と思います。合宿も、苦にすることもなく、さっさと行ってしまいました。

この夏のちょっとした変化。空いた時間に、自分で、近くの同級生の家に遊びに行って、K先生の時間までにさっさと帰ってくる。遅れる時は、K先生にキッズガラ携から電話を入れる。
皆、6年にもなると、けっこう塾だお習いごとで、なかなか遊べないのですが、1~2度遊んでいたようです。2学期は、クラスの仲間とももっとうち解けられるかもな~、と期待します。
そうこうするうちに、半分が終わりそうです。









by glow-gen | 2017-08-07 19:33 | Trackback | Comments(4)

くもんデビュー

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夏休みは、毎年、とくに何も予定がない日は、朝、3時間、昼からまた3時間、学習に取り組んでいます。

今年は、極力、私がげんちゃんを教えない方がいい、と思い、経済的にはかなり大変ですが、K先生にお願いするようにしています。でも、私がしないといけない時は、できるだけ、工作したり、本の音読させたり、学校の学習的メニューをさけています。

けっこう、伸びてきた、と思っているのに、学習させると、は~? まだ君は、そんなレベルなの? となって、私のメンタルにも悪いし、つい罵倒してしまったりして、今最も大切な、彼のメンタルの成長にマイナスになるな、と思われるからです。

K先生の報告にしても、たまにやる私のレッスンにしても、過去一番、時間内の効率は良くなっていますが、まあ、普通のお子さんに比べれば、まだまだ低いレベルです。

さて、夏休みから、また新しい試みが加わりました。くもんデビューをしました。
実は、K先生が予定が入って、一日何もできない日がけっこうあるので、どなたか、穴を埋めてくださる方はないか、家庭教師の業界とか、知り合いとか探してみたのですが、やたらに高かったり、ワンポイントリリーフではだめだったり、素人の学生アルバイトだったりして、どうもしっくりこないので、家から200メートルほどのところにあるくもん教室に電話してみました。

公文は、週に二日しかやってないので、あいた時間にアルバイトしてくれればいいや、と思って交渉してみました。昔より、少しは普通に学習に取り組めるステージになったので、普通に教えられるスキルと熱心さがあったら、誰でも問題ないかな、と思いました。

さて、アポをとってお話に行きました。中年のベテランの先生でした。ちょうど夏季の子供集めにビラとか配っておられたらしく、あいた時間のアルバイトは願ったりだったようです。
今までのげんちゃんの経緯をお話すると、
「こんなお母さん初めてお会いしました。私も、今まで、発達障害のお子さんは何人も教えています。座っておれなくて、時々、教室中ぐるぐる回りながらやるようなお子さんもいました。でも、お母さんが、ほんとによくやっておられるので、この私で満足がいくかどうか?」

謙遜されてました。でも、最終的に、やる気まんまんで引き受けてくださいました。

ついでに、公文の学習内容などもレクチャーされました。公文など考えてみたこともなかったのですが、自立学習システム、ってかんじで、その子にあったレベルの小さなプリントをどんどんやって行くそうです。おためしにやってみたら、げんちゃんのレベルいっぱいに落としたところから始めるので、げんちゃんは、ちょっとはまっていました。
なんたって、いつも、四苦八苦して学年のとこなどをやるので、できる喜びを味わっていたのでしょう。

げんちゃんには、今、自立、ということを最大のテーマに試行錯誤してます。あら、いいかも!

時間をどうするか・・・という問題も、公文は、3次から9時まであいていて、どの時間に行ってもいいらしく、K先生が終わってから、直行することになりました。夏休みは、昼からの部を公文教室ですりかえたり・・・なんせ、6年のことを教えたり、てんこもりやることがあるので、ひたすら、簡単な計算をたくさんやる、とか、簡単な文章題を、反復して解く、とか、普段は時間が取れないのが現実です。ちょうどいいかもしれません。

げんちゃんも、何かがびびっときたらしく、やりたい、と言いました。先生も、ベテランのくもん教師。げんちゃんという素材の扱いをけっこう心得ているようです。また、今までにはなかったアプローチでもあります。とにかく、自分でやる。K先生が休みの時、2度ほど、そのT先生にお願いしました。T先生は、普通に、自分で取り組むことを、げんちゃんに課したらしく、ほとんど夏休み帳がすすんでいなかったりしました。でも、新たなエッセンスになっていることは確かで、げんちゃんは、くもんをきっかけに、手ごたえがちょっとかわりました。

くもんの宿題も、簡単な問題の反復練習のような感じなので、もう私はノータッチで自分で時間を決めてやらせるようにしました。まあ、この時間を使ってやれば、とその時その時、声掛けはしないとだめですが。まるで、ピアノレッスンと同じように、レベルを落として、すべて自分でやる。ということにトライすることになったのです。期せずしてた。

少し進化したと言っても、まわりが下駄をはかせて持ち上げているだけで、彼一人で、生活全般段取りして、先を読んで、行動決定しているわけではないので、くもんに入れただけでも、進化と考えるべきなのでしょう。
自立のきっかけになってほしいです。

ここから先は、私はやれることをすべてやりつくし、なにもできない無力感で一杯です。何かがきっかけで、時限装置に火がつくのを、ただ祈るばかり。

化学変化をおこしてほしいです。



by glow-gen | 2017-08-02 02:21 | Trackback | Comments(5)

普通クラスで友達がいない。

先生と面談をしてきました。普通クラスの担任の先生は、とても親切で素敵な男性の先生で、学校でもママたちの評判が抜群です。忙しいのに、まめに、連絡帳でげんちゃんの様子をお知らせくださり、ほんとに1学期は、ありがたかったです。

 3か月の伸びは、先生も認めるところで、単元テストのできは、去年まで、テストを受けることさえむつかしかった子とは信じられないようでした。が、しかし、全部が全部、ハッピーハッピーとはいかず、いびつなげんちゃんの学校生活の様子が浮かび上がってきました。

まず、視覚処理に大部分を頼るげんちゃんは、ノートは、けっこう書けるようになり、少しはましな授業レスポンスになっているようですが、たとえば、口頭だけで指示するような課題は、あいかわらずだめで、何をしていいのかわからず、ぼ~っとしていることがよくあるようです。
 
 昔から、処理スピードというのも、なかなか早くならず、スピーディーでハイレベルな6年生の課題は、時間内にこなせないことも多々あるようです。

次に、大きな問題は、げんちゃんが普通クラスの子と、ほとんど話をしない、という点です。4年生の時は、私がクラスに見学に行ったとき、
「ぼくね~・・・」
と楽しそうに、一方的にではあるけれど、隣の女の子に話しかけていました。その頃は、逆に友達との距離感がつかめず、一部の子ではあるけれど、おれがおれが、といううっとおしいガキでした。それなのに、少し進化してくると、普通クラスでは、だんまりを決め込んでいるようです。

たとえば、こんなエピソードを話されていました。
英語の授業の時に、みんな教室をうろうろして、ばったりぶつかった友達に課題のフレーズを質問する、という内容だったそうです。げんちゃんは、うろうろするだけで、決して誰にも話しかけようとはしなかったそうです。先生やクラスメートも、げんちゃんを仲間に入れようと努力したりするときもあるのですが、
「ぼく、いい!」
とか言って、自分の世界にいるようなとこがあるそうです。

そして昼休みは、うってかわってさっさと支援クラスに行って、そこではホームグランドと思うのか、年下の一部の子に、ちょっかいを出してるそうです。最近げんちゃんが支援に行かないので、主に学校の様子は普通クラスの先生に聞くような感じですが、親切な支援の先生が、今回初めて、色んな成長してないげんちゃんの様子を教えて下さいました。

げんちゃんを見てると、そこそこ友達ともうまくやれるんじゃないかな、と思うのですが、集団になると、まったく輪に入っていこうとしないようです。

同級生コンプレックスのようにも見えます。家に遊びにくる子もあまりいないし、数人いる子も、すべて年下です。

なぜ?
というと、
「興味ないから。」
と言いました。まわりに自分から働きかけていくことがありません。もし、どの子かが、フレンドリーに我が家に遊びに来てくれれば、たぶん普通にレスポンス良く遊べると思うのですが。
学校では、なんとなくいびつです。コンプレックスなのか・・自分の世界の中で完結しているのか、私もよくわかりません。

ただ、野球の練習など見に行ってみると、特に孤立しているわけではなさそうで、ゲーム中、必要なレスポンスはしているし、浮いてる、というわけでもなさそうです。小さい子が多いクラスだからね~・・

一言でいうと、周りを邪魔してもいないけど、かかわろうともしてない。いじけているわけでもないけれど、関心もない。でも、やることは最低限やってる。
K先生の所の1年生のお子さんに優しくできたり、親しくなると、けっこう優しいし、相手に合わせたりできるのに、この集団での彼の行動は何なんだろう、と思います。好かれもしないけど、とくに嫌われることもない、からいいのかな~・・・
そのことを本人が気にしてないのなら、しばらくほっといてもいいのかな~、と思いつつ、様子を見てます。げんちゃんは、どう感じて、どうしたいのか。そのあたりを表現しないのでよくわかりません。たんたんと自分の世界で生きているようにも見えますが、支援に戻ったとき、下の子を、どこか下に見て、ちょっかいをかけているとこを見ると、やっぱり心配です。


もう一つの問題は、生活全般、まだ自立するには、しょうしょう意識をもっていくところが足りない感じです。

たとえば、学校の机の中はぐちゃぐちゃ、とか、なんでもかんでもやりっぱなし、とか。・・・上学年になってくると、少しこだわってくるようなことが、まだまだ優先順位の下の方に置かれている感じです。鉛筆で書いて、間違うと、消さずに平気でその上に書いて、ぐちゃぐちゃなプリントを提出したり・・・というのも、プリントを仕上げることが優先順位の上にきて、相手にわかる文字で・・・ということはまったく眼中にない。少し学年を下げると、そういう子はざらにいますから、まだまだ総じて、下の学年の感覚なんでしょうね。

それでも、その日のスケジュールを説明すると、、そこそこ段取りよく準備して、K先生のとこに行ったり、帰ったら、今度は、これを入れ替えて、ここに行く・・・みたいな段取りを、昔よりずっとこなせるようになってることは、明らかです。


げんちゃんの問題は、訓練できるところと、友達関係のように、忍耐して待つ、ということしかできない部分と、まだらになっています。

見守る必要がある部分が多くなっていて、まわりが、優しく説明したりして、納得すると先へ行く、そんな感じです。

げんちゃんの素地は、もっとフレンドリー、と思っている私です。

でも、その部分がいい形で現れるためには、もっともっとたくさんの時間と、乗り越えなければいけない山があるようです。

一人のがっつり知的な障害を持つ子を、ここまでもってくるにあたって、彼のメンタルに、たくさんついてきてしまってるチリやほこり、傷といった負の遺産を、少しずつ整理する必要があるんだろうな~・・・と感じてます。

今の、いびつさを受け入れて、少しずつ良い方に発酵させる、こちらの懐の深さがいるんだろうな~、と感じています。少し遠目にげんちゃんを見るようにしなければね、と自分に言い聞かせているこの頃です。




by glow-gen | 2017-07-27 00:34 | Trackback | Comments(5)

6年生、夏休み前のサマリー 

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比率・・・感覚ないんだろうな~・・・今やるのは、まだ早いのかも、と思ってた矢先・・・。何度か教えたら、半分近く正解してるなんて、奇跡みたいなげんちゃんです。ただ暗記だとしても、かすりもしない算数地獄にいるげんちゃん。適当に全部埋めただけでもすごいことなのに、丸がこんなにある! 右は、家でやり直ししました。最初はぜんぜん意味不明のことを書いてました。汗


夏休みが来ました。とうとう。
先日、学校に行った折りに、去年の支援の先生と中学への進路について立ち話をしました。
「げんちゃんは、来年中学は、支援クラスを希望しますか?」
私「そうですね~。でも、希望者が少なくて、げんちゃんの学年はできない、って以前聞いてましたけど。」
先生「もう一つの学校に、希望する方が2人出てきて、げんちゃんが希望すればできますよ。知的クラスは以前からあるんですが、情緒のクラスはげんちゃんが希望すれば、来年からできます。」

ほう! なんかシステムがよくわからないのですが、支援クラスというものは、知的なクラスと、情緒のクラスがあるようで、げんちゃんは2年生の半ばから,情緒クラスに、お世話になっていました。

げんちゃんは、そもそも、5歳のIQは60スタートの子で、私の感覚からすると、情緒、ではなくて、知的なんじゃないの?と思ってました。なんたって、何にもできない、わからない。 あきれるくらい、学校で学習するような内容は、すべてからっきしでした。
 情緒という名前通りなら、このクラスは、知的な障害は少ないけど、ソーシャルや生活に問題がある子、というイメージを持ちます。たとえばアスペルガーとか、ギフティッドみたいな子とか・・・

まあ、実際にクラスを眺めたら、確かにそういう子もいないこともないけれど、やっぱり、知的にも障害がありそうな子が多いです。どういう線引きなんでしょうね。私は、その頃、ママの私が、熱心にいろいろやっていたので、それに合わせて、情緒のクラスに配属された、くらいに考えていました。情緒の方が、学習が多いのか、くらいに思っていました。なんせ、知的のクラスには、げんちゃんより、明らかに、しっかりした子もいましたし。
 線引きは、あってないようなものなのかな、とか。

でも、ある本を見ていたら、IQ70を境に、それ以上あれば情緒のクラスに、それ以下だと知的のクラス、と書いているものがありました。

なるほど、それが正しいのなら、その頃のげんちゃんは、ウィスク検査が80になっていて、かろうじて、情緒のクラスに配属されたわけか~・・・と思いました。


 さて、ブログを更新する暇がありませんでしたが、夏休みに入る前に、げんちゃんの6年生の今までの変化をふりかえってみたいと思います。
4月のげんちゃんと、7月の彼、客観的になって分析してみると、ほんとに進化をとげてるようです。

ずっと、悶々としていたこと。それがは、げんちゃんが、いつまで経っても、意識を変えない、自分からやる気を出したり、自分から考えて行動しないことでした。

いきなり、ぐっと進んだということではないけれど、今振り返ると、あれ、昔はこんなことも、自分から自主的にやってなかった・・・と気づくことが多いです。

たとえば、ピアノの宿題(音符書きの宿題)も、いつのまにか、レッスンに間に合うようにやっていたり、クラスで、テスト中に、精いっぱい取り組んで、そこそこの点数をとってくることが普通になっていたり、いくつかの指示をすんなりこなせたり・・・完璧というわけではないけれど、4月に比べれば、完成度が上がっています。

あの鬼門になっている算数さえ、だめだ~と思っていたら、なんと、ほかの子と同じようにテストを受けて、40点も取ったりしてびっくりしました。しかも、難しい"比率"のとこですから、先生も驚かれていました。実感として比率がわかってるとは思いませんが、テクニックを駆使してとれたとしても、今までのげんちゃんでは、奇跡のようなものです。

少しずつしか進化しないな、と思っていますが、こうやってふりかえると、3か月の進歩は、もしかしたら、驚異的なのかもしれませんね~・・・だって、同じ支援の先輩たちは、決してこんなに変化はしてなかったと思います。何もやらなければ、決して得られない変化なのだと思います。

げんちゃんは、声変わりして、体もなんだかごつごつして、身長も、155センチを超えてきました。中身は、まだまだ幼稚ですが、今まではなかったような反論もしてくるようになってます。

今では、げんちゃんを、支援クラスに入れて一日中すごさせるのは、不自然だと、たぶん、誰もが思うようになっています。

4年のある時までは、支援クラスに置いておいてください。無理に普通クラスに行かせなくてもいいです。まだ早いです。的な、感覚でした。
発達障害、チャレンジしてますが、改善するんですね。相当に・・・
中学はどうなるのでしょう。3か月でこれだけの変化を感じるげんちゃんですから、中学のことを、今から語るのは、まだ早そうです。これは、やはり、ゴールデンエイジと呼ぶのかもしれません。

当然、すかすかのところもあるし、え~っと唖然とすることも多いですが、まあ、伸びていることは確かです。
そして、それとともに、反抗的な態度も、ちらつきだしています。次の段階に入ったのかもしれません。


by glow-gen | 2017-07-22 22:50 | Trackback | Comments(14)

発達障害と側わん症 その2、体のゆがみと脳

前回側弯症の記事を書いてから、げんちゃんの同級生のおうちにうかがって話をしていると、その子も側弯をチェックされたのだそうです。
女のお子さんで、その子は、ハードな体操教室に週4日も通う、ばりばりの体育女子です。バク転、側転、自由自在な子なのになぜ?
もちろん見た目ではまったく問題ありません。

私は、ちょっとその子にある動きをさせてみました。すると、左右で足の開き方にとても差がありました。聞いてみると、体操の練習も、左右のやりやすさにずいぶん差を感じる種目があるとか。
骨盤の状態をチェックすると、どうもゆがみがあるような感じです。寝かせて、足を見ると、なんと指先1つ、左右の長さに差がありました。

ちょっとびっくりしました。こんなにばりばりのお子さんでも、体のゆがみ、というのは、人ごとではないんだな、と思いました。
最近仕入れた、骨盤体操などを、おすすめしました。

プロが教える体操教室は、ストレッチも十分だし、筋肉を鍛えるのもしっかりやってます。

でも、ゆるめたり、ゆがみをそのままにせずにもどしたり・・・というようなところは、完璧にはいかないようです。

筋肉の弱さも側弯の引き金になるし、どこかでできてしまったちょっとしたゆがみも、やはり曲がって育ってしまう原因になるということのようです。筋力がある子は、一見問題が出にくいですが、もしかしたら、運動をやめた頃、色んな不具合を感じてくる危険性があるのかもしれません。

こんなことがあったので、体について、色々考えることになりました。

発達障害のげんちゃんのような子は、もとがふらふらしていて、まずは、とにかく、手当たり次第に、筋肉を鍛えることが緊急課題でした。他のお子さんができるようなこと、たとえばば、三輪車に乗る、とか、ぶら下がる、とか、そういう出来て当たり前のことができませんでした。私は、寸暇をおしんで、げんちゃんに運動をさせ、とにかく、スパルタのようなことをして、彼に筋肉をつけてきたわけです。

おかげで、スタミナはばっちり、水泳も、25メートルはすいすい。とりあえず、サッカーも野球も、まったくやってないどんくさいお子さんよりは、できる、くらいになっています。まあ、クラスのその他大勢のどこかに入るくらいにはなってる・・・・・そんな感じです。

でも、実際のところは、練習で底上げして、なんとか、おおざっぱにできるように見える、ということで、細かい点では、まだやることがたくさんあるんだな、と思います。関節の可動域という点では、まだ体が硬すぎるし、体も、側わんと言われるだけあって、ゆがみもある。

頭蓋仙骨療法の先生に言わせると、背骨のゆがみや、骨盤のゆがみは、頭蓋仙骨システムに弊害をおこすこともあるそうで、ないにこしたことはないようです。

体をしなやかに自分の思い通りに動かせる、というのは、小脳の働きなのかな? よくわからないけれど、まだまだげんちゃんには手の届かない到達点なんでしょうね~。

10分でも、20分でも、とにかく毎日取り組むことを目標に、いくつかの、ゆるいけれど、気持ちがよくて、ゆがみをとりつつ、関節の可動域を広げ、さらに鍛えてくれる、すぐれもののエクスサイズを続けようと思います。(前回貼り付けたエクスサイズに、いくつかプラスしてやってます。)

 さて、こういう体のぎこちなさと何か関係があるのか、げんちゃんは、色んなことが改善しているけれど、どんと、すっこぬけていることも多いです。

 2オクターブの音符をドから順番に書いていく、なんてことが、毎度毎度間違ってしまうとか、お誕生日のホールのケーキを、6等分できなかったとか、かかった時間を、ざっくり、40分とか30分とか、言い表せなかったり(時計はかろうじて読めるけど、頭の中に時間の数値化がまったくできてないみたいです。)・・・とか、お金を並べて、合計を言えない、とか(桁の感覚が、あいかわらずできてないみたいです。)・・・

 えっ? と思うような瞬間があります。
どの部分が、体と関係するのかは不明だけど、体を自由自在にあやつれるげんちゃんになったら、たぶん、色んなことがもっと伸びるかな、と期待して取り組んでみてます。

 

by glow-gen | 2017-07-15 17:32 | Trackback | Comments(12)

発達障害と側弯症

7月もまた10日が過ぎて、げんちゃんの6年生生活は、あっというまに夏休みを前にしています。
7月になって、げんちゃんの先生が、コメントしてくださるのを読むと、また、一歩進んだのかな、と思われます。

 ちょっとしたことがありました。学校検診で、げんちゃんは、側弯症でひっかかってきたのです。
「整形外科で診てもらって下さい。」の紙をもらってきました。

驚いて、シャツを脱がせて調べてみると、多少肩甲骨の左右の高さに差があるような気もします。あわてて、側湾症について調べました。

そうすると思ったとおり、整形外科では、ただ経過観察だけ。ひどくなってくると、コルセット、さらに、手術。~・・・お~・・・発達障害といっしょで、西洋医学はこういう類にはどうも弱いみたいです。

どうせ、整形に行っても、らちあかんな、と思い、整形にはいかず、エクスサイズを開始しました。

というのも、色々調べた結果、側弯症とは、どうも、抗重力筋(重力に抵抗する筋肉で、いくつかのものがあります。)が弱いために、思春期身長がぐんとのびる時期に、非対称に、骨が成長してしまうもののようです。左胸には心臓があり、それをさけるようにぐねっと曲がるので、重傷になると、背骨が三次元的に曲がってしまい、背中にこぶのようなでっぱりが出来ます。
もともと、抗重力筋の多くが育って行きにくい発達障害児は、側弯症はつきものなのかもしれません。

 まあ、整形外科では、原因不明・・・手術でなければ治らない・・・とされているような感じに受け取れました。

医療にたずさわっている直感を働かせて、常識的に考えても、筋肉を鍛えて、骨がバランス良く伸びることができれば、十分に予防できると思われました。

側弯症の診断基準は、骨のカーブをはかって、その程度を、軽症から重症と診断するわけですが、げんちゃんは、どう見ても、軽傷。まあよく見つけてくれたな、という感じでした。

しかし、この要注意プリントをもらったおかげで、げんちゃんの、まだ不完全な”抗重力筋”のことが明らかになり、私にとっては、すごくありがたかったです。

なんせ、体力はけっこうあるげんちゃん。
とりあえず、何でも、そこそここなしてきて、体の遅れをさして感じなくなってきたげんちゃんだったので、ちょと油断していました。

もちろん、まゆたん先生に、体の力が抜けてない、とか、足首が硬い、とか、先日アドバイスいただいたりして、充分、げんちゃんの体の仕上がりの不完全さは感じてはいました。
でも、このたび学ぶまでは、本質的なところを理解していなかったな、と思いました。

このたびの側弯症事件(?)で、色々調べたのは、「整体」と言われる分野でした。ここは、私にとって盲点で、体、というと、発達障害の子達の体についての記事ばかり捜すことが多かった私でした。

しかし、整体の世界は、新しい視点でした。

発達障害のこどもたちは、往々にして抗重力筋の働きが弱く、姿勢を保つことが難しく、長く座って勉強なんて、なかなか難しい子が多いです。ということは、それだけ、その筋肉に支えられている骨格自体もずれやすいということなのです。

一般に考えつくようなエクスサイズは、筋肉を鍛えますが、インナーマッスルと呼ばれるような部分に効いていないこともあるし、体のねじれに対しては、有効ではなかったりすることもあるでしょう。

また、ずれてしまった骨格が、そのままかたまらないように、ずれをなおし、さらに、関節を柔らかく保つという視点もいるでしょう。

もちろん、今までも、そういう視点はあったものの、整体の視点で見ると、より、細かく理解することができました。

何より、ヒットだったのは、多くの整体の先生方が、我こそは、とユーチューブにアップしているエクスサイズで、中に、これはと思うお宝動画がたくさん埋もれていました。
骨盤のずれをなおし、かつ、お腹周りの筋肉を鍛えたり、長年腰痛持ちの私が見ると、これだ!、という万能エクスサイズみたいなのにも行き当たります。

鍛える、という視点だけでなく、ずれを治す。日々、ゆるめる・・・という視点が、ごく普通にあって、びっくりしました。

早速、いくつかのお宝動画を見つけて、ぼちぼち取り組んでいます。まず、私自身がやっておりますが、数日やっただけで、私の腰や股関節の長年の悩みが、良い方向に向かっていくのを感じています。

いくつか、私がすごい!と思った方の動画を貼り付けてみます。


ストレッチは、あべこべ体操、と呼ばれる、けっこう知る人ぞ知るストレッチがおすすめです。
あべこべ体操の動画は100万回突破してるものもあって、やってみると、従来のストレッチよりずっといい。このあべこべシリーズは、ゆるいのに、効果抜群。

しかも、動画を毎回再生して、いっしょにやれるのが楽しいです。側湾症検査で、ひっかかったおかげで、お宝にありついた気分です。

鍛える、伸ばす。ずれをとる。ゆるめる・・・・げんちゃんの体がこれからどうなっていくか、とても楽しみです。

整体姿勢屋さんのエクスサイズも、群を抜いてる、と感じてます。

骨盤、背骨、ゆがみをなおしつつ、ゆるめる効果抜群と感じます。

その他に、いくつか私自身がやって、これはすごい!、と感じるものを登録しておいて、毎日はできなくても、心がけて、少しずつ取り組んでいます。

ただ、時間のやりくりをして取り組むので、数分しかできないこともありますが、継続したいと思います。



by glow-gen | 2017-07-11 20:54 | Trackback | Comments(7)

やさしい言葉で、はげまし、ゆっくり待つ。 何度も繰り返す。

 げんちゃんの意識の焦点が出力に向けて合わせられるように、色々取り組みを始めました。とは言っても、忙しい毎日の中で、何を優先してやるか、理想はあっても現実は企画倒れになることも多い毎日です。

そんなある日、脳梗塞で、高次脳機能障害になった60代の知り合いに、電話をすることがありました。私は、げんちゃんについて、

出力の焦点があわずに、なかなか持てる能力を出力できないこと。
覚えが悪いこと。
段取りが悪いこと。
わからなくても、質問もしないこと。
げんちゃんの悩みを話します。

私は、かねてから、彼女の症状が、げんちゃんととっても似ていることを聞いているので、たずねてみました。

「Iさんも、そういう症状って、理解できる?」
以前も、ブログで、彼女の発言を紹介したことがあるのですが、こんな風に言ってました。(もしかしたら、同じことを書いてるかもですが・・・)

「私も、いつも娘達に叱られてるのよ。お母さん、前に何回も言ったでしょ。どうしてわからないの? わからなかったら聞いてくれればいいじゃない・・・てね。でもね、聞いたときは、ちゃんと聞いてるのよ、瞬間、瞬間は、わかっても、記憶のページに残っていかないのよね。質問して、と言われても、質問することさえ思い浮かばないの。
 それに、叱られるとだめ。もう、わかりきってることも出てきませんよ。

 でも、やさしく何回も何回も教えてもらうと、覚えていけますよ。

だから、げんちゃんも、叱っちゃだめよ。大丈夫よ、大丈夫よ。あなたは大丈夫。ちゃんとわかるからね~って、・・・優しく教えてあげて。母は忍耐です。

 それから、私の主治医が言うのよ。私の同じ脳の場所をやられてしまった患者さんが、完全復帰してるらしいの。脳が、再生されない、というのは、昔の話。治っていくんです。とね。

ましてや、げんちゃんは子どもだよ。大丈夫ですよ。
 げんちゃんは、こういう状態をもって、勉強に果敢に挑戦してるなんて、ほんとにすごいことですよ。どれだけ大変なことか、わかってあげてね。 根性があるお子さんですよ。」

Iさんの話を聞くと、いつも納得します。 

しかし、げんちゃんが、母親だからといって、私を相手にすると、すぐになめた態度をとって私をおこらせてくるので、なかなかやさしくと言っても難しいときが多いです。とはいえ、原則、げんちゃんの頭は、静かに、やさしい声で、ゆっくりせかさず、学習させるのが、いいのだということは、よくわかりました。

いつもそうやって彼にのぞみたいけれど、どうしてどうして、母親に対しては、ヤツは、あーまで、勘違いした態度を取る。甘え、と言えばそれまでだけど、親子の難しさがつきまといます。

ホームスクールの初めは、儀式のように、げんちゃんが、むかつく態度をとって、修羅場に直行して、それをたてなおすのに、毎回何十分も時間を要する、あーいう無駄な時間が、ばかばかしい、ということも、自分の意識の中におさめてほしいな、と思います。

Iさんが言うような運びになるように、ママも考えなくちゃいけないけれど、げんちゃんも、もっと大人になってほしいです。
他人になら絶対しない態度、行動をしますからね~。

 まあ、しかし、いつも、彼女のおっしゃることは、深く頷くことばかりでした。


確かに、げんちゃんも素直になっていて、こっちもやさしく対応できる状況の時は、すごく出力もいいです。やさしく、待つ、励ます・・・できないといらいらしますが、テクニックとして、したたかにやっていかねばなりませんね。
 

by glow-gen | 2017-06-15 19:16 | Trackback | Comments(19)

さかのぼって、脳のつながっていない穴を埋めてあげる作業

 げんちゃんが、今取り組んでいることは、すべて、基本にもどして、1つ1つあらためて入力していくということです。

たとえば、ピアノを例にとるとわかりやすいのですが、今こんなことをしています。

とりあえず、ブルクミュラー(中級の入門くらいかな~)のアラベスクをひきこなした時点で、そのレベルの曲を新しく追加するのはお休みしてます。そのレベルの曲は、げんちゃんにとっては、譜読みをして自分でひきこなしたというより、ママが、横で、譜を読んでやって教えてやって、なんとか弾けるようになりました。

結局、そのレベルの曲は、4曲マスターしましたが、現在、その4曲を、指がなまったりしないように、何ヶ月も継続して弾くだけで、新しいのはストップです。

でも、その4曲については、けっこうすらすら弾けるのですが、毎回、お題が出されます。間違った部分に気付いて、あとからそこを、自分でもう一度練習する・・・とか、スラーや、アクセントを注意してひく、とか・・・

げんちゃんは、過去、自分が間違ったところとか、ぜんぜん意識することができなかったので、曲が終わった時に、自分が間違ったところを覚えている、ということは、新しい段階なのです。


そして、もう一つ、さらに、初心者の初心者がするような楽譜を加えています。これは、げんちゃんがすべて自力で練習します。譜読みをして、次のレッスンまでできるように練習して、練習した回数をノートに丸つけします。

先生曰く、「毎週次に進めますよ。」

それから、譜読みに関するドリルが少し宿題に出されます。これも、とても簡単です。(が、あぜんとするつまづきがあぶりだされます。)


母親にしてみれば、どんどん新しい曲を練習して、これだけひけるんだよ~と、なってほしいとろこですが、今は、そのステップバックが本当に大事だとわかっています。

たとえば、おたまじゃくしが5線譜の上の方に書いてあれば、鍵盤は右に進む、とか、あたりまえのことが理解できていないげんちゃんですから、唖然とするような穴が、出てきます。2オクターブの譜が自分で書けない・・・線の間と、線の上、ただ連続して書いていくだけなのに、・・。ため息

あれだけドリルで書いていたト音記号も、久々に書かせたらでたらめ、”ド”を表す、5線譜の下にある横棒を、好きな位置に書いています。つまり、ド、ドと続けて書いたときに、二つのドは、同じ高さにないわけです。まあ、これも、音符が上にあると、鍵盤は右に行く、というあたりまえのことを、意識できてないことの現れじゃないか、と思われます。書けばきりなく・・

とにかく、めいっぱい始めっから(汗)です。

しかし、やはり、そこを通過するスピードは速いです。埋めにくい穴もあって、手をかえ品をかえやるときもありますが、何度やってもだめ、という時期とは違って、やはり、わかっていくことができるようです。

穴をうめてやっていく作業ができていくと、色んなことがぽんと上がるような気がします。(だといいな~)

ピアノの先生も、前とは全然違う、ずいぶん、こっちも楽ですよ。と言われます。私も、ピアノに関してはもうノータッチ。宿題をしていかなければ叱られて、自分で気付いていくのを期待します。

最近、英語も、同じ作業をしようとしています。英語は、土曜の朝、預けるところがなくて、とりあえず、保育園代わりにいかせていたので、ただ、続けてると言う状態です。少しは聞き取れているか、と思いきや、"I"って何?、とか言っても、?だったりします。え~。な~んもわかってないやん! とパニックになりそうです。チャレンジタッチの英語は、けっこう正解を選べたりするのにね。ピアノと同じなのでしょう。

算数も同じです。2年3年の問題を平行してえっちら取り組む。国語は、ひとつひとつ、文におこさせて、え?と、唖然とする理解の仕方などを見つけては、修正する。

前回書いたところも、結局、こういう地道な作業で、少しはましになっていくといいな、と思います。

でも、げんちゃんって、一見何一つ、峰がないよな~と思います。・・・どの項目も、すべて、一つ一つ上げてきたんだよね~・・お子さんによっては、こういう作業がいらない子もいるのかもしれませんね。





by glow-gen | 2017-05-20 14:09 | Trackback | Comments(11)

注意欠陥、忘れ物って、改善してくる気がする・・・

 最近NHKでも、発達障害の特集はよくやっています。21日も、9時からあるみたいなので、私はスケジュール表に書き入れました。

きっと、発達障害って、昔からあったと思われるけど、ぜんぜん認知もされず、サポートの対象でもなかった時代もあるので、げんちゃんは、恵まれているんだろうな~・・・と思います。

 げんちゃんが、一見して、異常がすぐにはわからなくなってから、取り組んでいく内容も少しずつかわってきています。最近のげんちゃんを見ていると、
過去のことで、あれって、そういうことだったんだ、と納得することがよくあります。

昔接触のあった大人の方の幾人か、今考えると、その人はグレーゾーンだったんだろうな、と、今頃みょうに腑に落ちたりします。

たとえば、何度教えても、どうしても仕事が飲み込めない人、というのも思い出されます。初めの頃は、普通通り、まわりはさささっと、仕事の段取りを教えていました。納得したようなリアクションだったから、わかったのかな、と思っていると、失敗を繰り返します。何度も何度も・・・。色んな人が、そのたびに指導するのですが、ぜんぜんできるようになりません。

とうとう、周りは腹を立てて、声を荒げてしまいます。そうすると、ほんとに、平謝りしてくれるけれど、やっぱり同じ。叱ってみても、結果が同じなので、優しい子が、1つ1つ、段階ごとに、わかっていることを確認しながら、ゆっくり教えてみたら、その人は、なんか、根本的にまったくわかってないどころか、あぜんとするような方向性で理解していていました。

その他にも、パターン通りのことはなんとかできるけど少しも応用していけない。とか・・・・わからないのに、神妙な返事をしてしまう。わからないのなら、質問をしたり、メモをとったりしたらいいのでは、と思うけど、どうも、そのあたりもうまくできない。メモした紙をなくしてしまう・・・だとか。周りは、少しずつ、なんか、普通ではないんじゃないか・・・と、だんだん疑いはじめる。

性格が悪いわけでもなく、むしろピュアで、離れたところで見てると、すごく素直でやさしい人だったりします。だから、少し離れた部署の人からは、印象は悪くなく、まるで同じ部署の人がいじめているようにさえ見えたりすることさえあります。けれど、教育係に当たった人は、砂を咬むようなむなしさといらいらの連続です。

 なるほどな~と思います。

げんちゃんも、また、そういう状態にあります。一見わかったように見えて、まったく把握できていない、ということがよくあります。離れた他人は、素直でいい子、なんて言ってくれることもある。確かにまだ幼ないし。

学校から帰ると、K先生の所に、5つの物をそろえて持って行かなくてはなりません。連絡帳、宿題、一日日記、漢字帳、自主学習ノート。連絡帳と宿題はワンセットです。プリントだったり、ドリルだったりしますが、連絡帳を見て判断します。それ以外に漢字、日記、自主学習帳、の3つです。

毎回、何らかの物が抜けます。ある時は、宿題、ある時は、連絡帳・・・


大きな付箋に書かせて、行きがけに、おばあちゃんが付箋を見るように注意喚起した日もありましたが、やはりその日も何か忘れました。その日は、忘れたというより、意味不明の解釈をして、漢字帳をおいていきました。

え?なんで、そんな判断をするわけ? って唖然とする時もあります。

「ねえ、げんちゃん、K先生のとこに何持っていくの?」

と、昨日復習してやりましたが、たったこの5つをすらすらと言えません。何度も言わせる練習をして、やっと言えたかと思うと、
「全部で何個あるんだっけ~?」

の問いかけに、
「7つ」・・・
何も考えずに言ったりします。(ちょっと数えれば、5つとすぐわかるだろうに・・)わかってない・・・というより、何にも考えずに、ぱっと瞬間の印象で言ってるのでは、と私は思います。あるときは、突然 ”水筒!”とか、今までの内容に一度も入ってこなかった物を突然入れたりします。

普通の人が失敗するそれとは、なんとなく質が違うような失敗を繰り返しています。

わかったと返事をしても、あやしいな、と、私はわかっているけれど、知らない人が聞いたら、
「把握できたんだな。ちゃんとできるんだな。」

と思うでしょう。なのに、結果はまったくできない。

それでも、毎日毎日失敗を重ねながら、少しずつ、それらをそろえていくんだ、という意識ができていっている。そういう進歩はあるのです。以前なら、意識そのものがないからね~。

まあ、もう少ししたら、すべてそろえて持っていく日が来る感触はある。なんせ、日々変化する宿題を含めた5つだからね・・・、2年前なら、そういう課題自体、取り組むのはあほらしかったよね。

さらに、2階にピアノの練習にのぼっていって、帰りは、毎回、電気をすべてつけっぱなしで降りてくる。というのも、注意欠陥ゆえのものでしょう。

こういう特性が、治せずにずっといってしまうと、やっぱり、本人、周囲から誤解されたり、つらい目に合うと思います。

 耳で聴いたことを的確に処理して、行動決定するのがうまくいかない。目の前にあることだけにしか意識がいかない・・・・こういったことは、なかなか治りにくいと言われるところだと思うし、前述の方にしても、同様の特性があったわけですが、げんちゃんを見ている限りにおいては、失敗の内容も少しずつ変質していっているし、やっぱり、少しずつ良い徴候も出てきています。

一足飛びにいかないけれど、同じところで足ふみをしているというわけでもなさそうです。

最後まで残ると思われている、こういうトラブルも、げんちゃんに対峙しながら思うのは、やはり、治していけるんじゃないか、ということです。

げんちゃんの中に可能性を感じている最近の私です。
げんちゃんの脳は、過去一度も止まったままということはありませんでした。
楽観主義なのかもしれません・・・



by glow-gen | 2017-05-18 19:39 | Trackback | Comments(2)



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小学校6年になる息子げんちゃん。5歳の秋に、発達障害が発覚。最初はショックだったけれど、脳はまだまだ未知数。ママがなんとか素敵な子供に育ててみせるぞ~。最初はIQ60、・・コミュニケーションも微妙。身体もふらふら、はさみもにぎれず・・・もちろん絵もまったく描けず、5歳なのに、ほとんど2歳児みたいでした。いや、それ以下の機能もたくさんありました。
 「子供の脳に良いこと」を書かれた鈴木昭平先生が主催する、エジソンアインシュタインメソッドに出会って、ママが改善をさせることを学びました。そこを皮切りに、日々研究を積み重ね色々取り組み、相当改善してきました。、たまたま支援クラスができなくて、普通クラスの1年生に入学しました。2年の2学期から、支援クラスができて入ってます。算数の学習障害は、ひどく、相当苦労してますが、毎月毎月、必ず進化しています。日々はらはらどきどき。 天才ぼうやに育てるべく、奮闘中。パパと浪人生の娘と、医療関係に働くワーキングママ。
 近くに住む、お姑さんに手伝ってもらいつつ、がんばっています。
1年生の2学期から週に1.5日学校を休ませて、ママがおうちでホームスクールをやってます。4年からは週二日になりました。さらに、5年の9月からは、2.5日に増え、3学期からまた、週2日にもどし、今にいたってます。
近くに住む、主婦のK先生のおうちで、ママが仕事でできない日は、ホーム学習のお手伝いをしてもらっています。
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