げんちゃんの発達障害プロジェクト

普通クラスで、時間内にテストを仕上げる。

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朝、10分で、裏表一枚を仕上げます。今のげんちゃんには、ちょうどいい。

げんちゃんの意識を引き出して、出力の焦点に合わせたい。平たく言うと、げんちゃんのやる気が高められるにはどうしたらいいのか、と手探りで日々をすごしています。
そうこうしている間に、6月も終わりそうです。ちょっとブログに向かう時間がなく過ぎている間に、いろんな展開がありました。

 げんちゃんに、一つ始めたことは、自分用に「気づき、覚書ノート」を作ったことです。
何度も今まで説明したようなことを、毎回失敗するので、そのたびに、こちらが、辟易しながら説明をしてやって、当の本人は、当然のごとくふんぞり返っているので、頭にきて、かなりリピートした内容は、自分で、覚書ノートに書かせて、再度失敗したら、こっちが説明するんじゃなくて、自分で、ノート見て考えろ! ということにしました。

だいたい、いつも、ママやK先生が、一生懸命取り組んでいるのに、本人は、こっちのエネルギーの消耗など、どこふく風なので、ええかげんにせーよ、と思います。何度も何度も同じことを繰り返しても、
「あちゃー・・・そうだった。しっかり覚えておかなければ。」とか、「もっと、この問題、理解したい!」という心の動きがなければ、いつも同じことの繰り返しです。

もう、げんちゃんは、意識を入れれば、かなり覚えておけるステージに入っているとふんでいます。過去数年前とは、もう、ステージがかわっていると思っています。


できるだけ、ママが手取り足取りしてやるのをやめました。今までも、できるだけ、なんでも自力でやるように取り組んできましたが、そうすると、タイムロスがきわめて大きいので、つい手出しするようになりますが、手を出すにしても、自分でフィードバックするための手出しにするように気をつけています。

机も横に座らず、時には、ぜんぜん別のところに離れて、自力で問題を解かせて、持ってこさせるようにしたりしてます。

げんちゃんのトラブルは、なかなか手ごわいとはいっても、一月ごとに進歩しているのは間違いないようで、ここんとこ、学校で受けるテストは、普通クラスで、普通のお子さんと同じ時間内に仕上げて提出することも多くなってきています。
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なんせ、5年の終りに、普通クラスでテストは受け始めたものの、得意な理科社会でも、倍の時間をもらってやっていました。ちょっと記述の多い国語の問題などは、半分以上白紙の時も多かったです。ところが、先日、国語のテストで(確認テストで、難しいものではないけれど。)100点を取ってきていたのでびっくりしました。 しかも、算数のテストは、時間の限り、でたらめでもなんでも、すべて穴埋めして、提出するなんて、今までありえません。算数は、とくに、何問か適当にうめるだけでも、すごいことでした。
 小さな一歩を積み重ねていくことが、大きな進歩につながるということでしょうね。

授業中の聴覚処理は、あいかわらず悪いようだし、みんなでやる教材なども、処理スピードが間に合わなくて、授業で書き込むプリントなどは、まだまだ書き込んでいない部分が多いげんちゃんですが、こういうものも、一歩ずつきっと改善してくんだろうな・・・と、思います。

聴覚処理や視覚処理についても、ちょっと気づいたことがあって、最近また取り出して訓練しています。またそれは書くとして、

ここ一週間取り組み始めたことがあります。4年生の10分間ドリルを、朝、しょっぱなに、必ずやらせる、というチャレンジです。げんちゃんに、一人でさせるプリントは、4年生くらいがちょうどよくて、とくに算数は、4年でも、まだまだすらすらとはいきませんから、4年の漢字を5分、4年の算数を5分(10分かかったり、普通にしますが。)朝、取り組むのは、とても良いです。

始めは、ほんとに、バトルでしたが、1週間たったこの頃では、あまりストレスなく取り組むようになっています。

時が良くても悪くても、とにかく、コツコツ積み上げること、たんたんとこなせること。人生において、もっとも成功することだと私は思っています。コツコツやれること。それこそが、天才の条件なんじゃないかな、とさえ思っています。

折り紙で、鶴もぼちぼちですが、一日1枚折ろう・・・と、がんばっています。先日のブログで、折り方を覚えた、と書きましたが、昔より、すごく覚えている、というだけで、げんちゃんときたら、何枚も折っているのに、毎回すらすらとはいきません。最後の方で、必ずやりかたがわからなくなるのです。もちろん、不器用に、仕上がりも汚いです。 普通の子なら、何枚か折れば、あとはすらすらだと思うのですけどね。

まあ、これも、まずは、コツコツ100枚折ってみようと思っています。


# by glow-gen | 2017-06-21 18:15 | 普通クラスでの様子 | Trackback | Comments(12)

やさしい言葉で、はげまし、ゆっくり待つ。 何度も繰り返す。

 げんちゃんの意識の焦点が出力に向けて合わせられるように、色々取り組みを始めました。とは言っても、忙しい毎日の中で、何を優先してやるか、理想はあっても現実は企画倒れになることも多い毎日です。

そんなある日、脳梗塞で、高次脳機能障害になった60代の知り合いに、電話をすることがありました。私は、げんちゃんについて、

出力の焦点があわずに、なかなか持てる能力を出力できないこと。
覚えが悪いこと。
段取りが悪いこと。
わからなくても、質問もしないこと。
げんちゃんの悩みを話します。

私は、かねてから、彼女の症状が、げんちゃんととっても似ていることを聞いているので、たずねてみました。

「Iさんも、そういう症状って、理解できる?」
以前も、ブログで、彼女の発言を紹介したことがあるのですが、こんな風に言ってました。(もしかしたら、同じことを書いてるかもですが・・・)

「私も、いつも娘達に叱られてるのよ。お母さん、前に何回も言ったでしょ。どうしてわからないの? わからなかったら聞いてくれればいいじゃない・・・てね。でもね、聞いたときは、ちゃんと聞いてるのよ、瞬間、瞬間は、わかっても、記憶のページに残っていかないのよね。質問して、と言われても、質問することさえ思い浮かばないの。
 それに、叱られるとだめ。もう、わかりきってることも出てきませんよ。

 でも、やさしく何回も何回も教えてもらうと、覚えていけますよ。

だから、げんちゃんも、叱っちゃだめよ。大丈夫よ、大丈夫よ。あなたは大丈夫。ちゃんとわかるからね~って、・・・優しく教えてあげて。母は忍耐です。

 それから、私の主治医が言うのよ。私の同じ脳の場所をやられてしまった患者さんが、完全復帰してるらしいの。脳が、再生されない、というのは、昔の話。治っていくんです。とね。

ましてや、げんちゃんは子どもだよ。大丈夫ですよ。
 げんちゃんは、こういう状態をもって、勉強に果敢に挑戦してるなんて、ほんとにすごいことですよ。どれだけ大変なことか、わかってあげてね。 根性があるお子さんですよ。」

Iさんの話を聞くと、いつも納得します。 

しかし、げんちゃんが、母親だからといって、私を相手にすると、すぐになめた態度をとって私をおこらせてくるので、なかなかやさしくと言っても難しいときが多いです。とはいえ、原則、げんちゃんの頭は、静かに、やさしい声で、ゆっくりせかさず、学習させるのが、いいのだということは、よくわかりました。

いつもそうやって彼にのぞみたいけれど、どうしてどうして、母親に対しては、ヤツは、あーまで、勘違いした態度を取る。甘え、と言えばそれまでだけど、親子の難しさがつきまといます。

ホームスクールの初めは、儀式のように、げんちゃんが、むかつく態度をとって、修羅場に直行して、それをたてなおすのに、毎回何十分も時間を要する、あーいう無駄な時間が、ばかばかしい、ということも、自分の意識の中におさめてほしいな、と思います。

Iさんが言うような運びになるように、ママも考えなくちゃいけないけれど、げんちゃんも、もっと大人になってほしいです。
他人になら絶対しない態度、行動をしますからね~。

 まあ、しかし、いつも、彼女のおっしゃることは、深く頷くことばかりでした。


確かに、げんちゃんも素直になっていて、こっちもやさしく対応できる状況の時は、すごく出力もいいです。やさしく、待つ、励ます・・・できないといらいらしますが、テクニックとして、したたかにやっていかねばなりませんね。
 

# by glow-gen | 2017-06-15 19:16 | Trackback | Comments(19)

失敗したときのバックアップを考えることができない

 
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前後から、法則を見いだす、という思考は、げんちゃんたちは、ほんとに苦手ですよね。まあ、こういう能力を、ちまたでは、頭がいいと言うんだよね~。あ、これ、もちろん、ヒント出してます。汗

たとえば、宿題をメモってくる連絡帳を、学校に持っていくのを忘れたら、他のノートに宿題を書いて帰ってくる、とか、サッカーの練習に行ったら、誰もいなかったから、ああ、今週は、別のグランドであったんだったと思いだし、そこへ急いで向かう、とか。

 こういうしばしば日常でおこるつじつま合わせは、生活を潤滑に進めて行く上で、だれもが持っている能力です。人間は、誰しも、勘違いしたり、忘れたりするものなので、その時の被害を最小におさえるための工夫は、小さい時から積み重ねていく物です。

 でも、げんちゃんは、連絡帳を忘れれば、宿題もワンセットでわからないし、サッカーのグランドが誰もいなければ、何も考えずただ帰ってくるだけ。

こういうことがもっとも苦手なげんちゃんは、そこに関しては、ほんとに伸びてないんと違うかな~・・・と、ふと思ったりします。当然考えてするだろう、と期待することは、ことごとくはずしてきます。

 でも、
「ねえ、連絡帳持っていかなかったら、宿題書かないの?他に何かできたんじゃないの? 」
と言うと、しばらく考えて、

「・・・・う~ん・・・他の紙に書けばよかった・・・」

などと言ったりすることもあります。まあ、ぜんぜん進歩してないわけじゃないんだろうね。と思いたいです。・・・

 こういうのも、前回書いた意識と関係します。ルーティンなことを、何も意識せずぼ~っとこなしているように見えるげんちゃんは、意識をすれば、少しは、できることも多くなるような気がしてます。

明日の学校の支度をするのに、なんか、めちゃくちゃ早くて、あ、これは、ぜんぜんそろってないぞ、と思いました。(実際連絡袋など、机の上に入れ忘れているものが見えます。

「げんちゃん、ちゃんと支度しないと、忘れ物してると思うよ。」
「そんなことないよ。ぼく、ちゃんとしたよ。今日算数があったから、理科と社会を入れるだけでいいんだよ。」

と言い張ります。つまり、今日と明日の日課の違いは、社会理科・・・だから、社会と理科を入れるだけで終わり。と考えたようです。算数がちゃんと入っているか、確認する気はさらさらないようです。

今日と明日の違いを考えて、無いものを入れる。という発想は、昔ならなかったでしょうから、確かに進歩かもしれません。でも、K先生のところに、算数のドリルをランドセルから取り出して持っていったことは、ぜんぜん覚えていません。ドリルが入ってないと気付かないのはどうなのよ・・・・と思います。

 最近はこういう感じです。なるほど、前より、ちょっと考えてみたんだね。ということも見受けられるけど、とてつもなくすっこぬけてる・・・そういう感じです。

 げんちゃんが、明日の日課を自分でそろえることを、少しずつトライしはじめたのは、たぶん3年か4年くらいのものです。普通の子は、1年生だと考えると、色々試行錯誤して経験を積んできた時間は、まだまだ足りないと考えた方がいいのでしょうかね。

 普通の子の、せいぜい1-2年くらいのレベルのことが、生活のいたるところで繰り広げられているのかもしれない。

6年生と思うから、あほか、と思うけど、こういう”やれやれ”と思う、行動の試行錯誤は、行動が洗練されていくためのステップなんだ、と思えばいいのかもしれませんね~・・・

 少し進化すれば、ここももっとできるんじゃないの? と思うけど、子どもの成長というのは、いや、脳の成長というのは、決して、一段飛ばしにはいかないのかもしれませんね。
生活の中に出てくるこういうできそこないの部品みたいなものも、彼が今までやり残してきた歴史の中で、今やっと、一生懸命積み重ねていってるのかもしれませんね。

 もしげんちゃんが、1年生だったら・・・と考えれば、まだ、ほほえましく見守っているでしょう。コイツは、1~2年生でまだやってないことを、今経験して、獲得しているんだ~。と思う視点がいるのかもしれないね~。

 いや、こういうとこは、一生かわらないよ・・・なんて、耳に悪魔の声がささやいても、びしっと否定しましょう。進化している限り、普通のレベルのうっかりさん、程度には持って行けると思います。・・・笑












# by glow-gen | 2017-06-09 20:38 | 脳への考察 | Trackback | Comments(16)



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小学校6年になる息子げんちゃん。5歳の秋に、発達障害が発覚。最初はショックだったけれど、脳はまだまだ未知数。ママがなんとか素敵な子供に育ててみせるぞ~。最初はIQ60、70・・コミュニケーションも微妙。身体もふらふら、はさみもにぎれず・・・もちろん絵もまったく描けず、5歳なのに、ほとんど2歳児みたいでした。いや、それ以下の機能もたくさんありました。
 「子供の脳に良いこと」を書かれた鈴木昭平先生が主催する、エジソンアインシュタインメソッドに出会って、ママが改善をさせることを学びました。そこを皮切りに、日々研究を積み重ね色々取り組み、相当改善してきました。、たまたま支援クラスができなくて、普通クラスの1年生に入学しました。2年の2学期から、支援クラスができて入ってます。算数の学習障害は、ひどく、相当苦労してますが、毎月毎月、必ず進化しています。日々はらはらどきどき。 天才ぼうやに育てるべく、奮闘中。パパと浪人生の娘と、医療関係に働くワーキングママ。
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1年生の2学期から週に1.5日学校を休ませて、ママがおうちでホームスクールをやってます。4年からは週二日になりました。さらに、5年の9月からは、2.5日に増え、3学期からまた、週2日にもどし、今にいたってます。
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